JPH07199632A - 現像剤充填済みの現像剤収納容器及び現像装置 - Google Patents

現像剤充填済みの現像剤収納容器及び現像装置

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JPH07199632A
JPH07199632A JP5353334A JP35333493A JPH07199632A JP H07199632 A JPH07199632 A JP H07199632A JP 5353334 A JP5353334 A JP 5353334A JP 35333493 A JP35333493 A JP 35333493A JP H07199632 A JPH07199632 A JP H07199632A
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bottle
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Hideo Ichikawa
秀男 市川
Sunao Ikeda
須那夫 池田
Nobuhiro Makita
信広 巻田
Hiroaki Sugiyama
広明 杉山
Tsunetaro Koide
恒太郎 小出
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホルダー3にセットされたトナーボトル2の
トナー排出口6を封止する栓11を自動的に取り外しボ
トルを回転させてトナーを排出させるトナー補給装置1
において、ボトルへのトナー充填量を従来より多くし
て、栓取外し直後の回転による多量のトナー排出を抑制
する。 【構成】 トナーボトル1に二成分現像剤のトナーを収
納させる場合には、トナー充填後に落ち着いた状態でボ
トル容積の4〜5割の容積に相当する分だけトナーを充
填する。また一成分系現像剤を収納させる場合には、ト
ナー充填後に落ち着いた状態でボトル容積の7〜8割の
容積に相当する分だけトナーを充填する。このように従
来よりも大目の充填を行うのにエアー吸引方式の充填を
行うことが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置の現像剤補給装置に用
いられる現像剤充填済みの現像剤収納容器及び該現像剤
補給装置を備えた現像装置に係り、詳しくは、該補給装
置において栓で封止されている現像剤収納容器の開口部
から該栓を取り外した直後の過剰な現像剤の吐出を防止
できる現像剤収納容器及び現像装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光導電性感光体に静電潜像を形成し、こ
の潜像を帯電している着色粒子によって現像し、得られ
た現像剤からなる像を転写紙へ転写する電子写真法を利
用する複写機、ファクシミリ、プリンターなどは広く使
用されている。この電子写真法を利用した画像形成装置
においては、現像剤槽から顕像剤が消費されてなくなる
と、これに現像剤を補給して継続使用される。従来、現
像剤を補給するための機構として、特開昭59−188
678号公報及び同60−146265号公報におい
て、現像剤粉体を収納し、一端側全面を開放して排出口
とした円筒状容器を回転させ、回転にともなって該排出
口から現像剤粉体を画像形成装置の現像剤槽へ供給する
装置が提案されている。この現像剤補給装置において
は、現像剤補給動作時には画像形成装置本体に水平に設
けられた容器載置ホルダーを、垂直状態となるように一
端部を軸として下方に揺動させ、その状態で現像剤が充
填されている新しい容器と交換した後に容器載置ホルダ
ーを運転位置である水平位置に戻す。この垂直状態での
容器交換は、その開口部を取り付けられているキャップ
を外し、内容物である現像剤粉体がこぼれないように開
口部を上方にしたまま新しい容器を前記載置ホルダーに
取り付けるためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この現像剤
補給装置においては、開口部を取り付けられているキャ
ップを外した後に、新しい容器を前記載置ホルダーに取
り付けるので、一般のユーザーがキャップを外した後に
新しい容器を該載置ホルダーに取り付けるまでの間に開
口部からトナーをこぼしてしまう恐れがあった。
【0004】そこで、本発明者らは、このような問題点
を解決すべく、容器載置ホルダーに現像剤容器を載置し
た状態で該容器の開口部を封止している栓の取り外せる
現像剤補給装置を提案した(例えば特願平4−3610
12号)。この現像剤補給装置は、現像部への現像剤導
入部と連通し、かつ現像剤収納容器を、その開口部が取
り外し可能な栓によって封止された状態で該開口部を該
現像剤導入部に向けて保持する容器保持手段と、該栓を
該開口部から取り外す栓取り外し手段と、該収納容器を
回転駆動する駆動手段とを有している。そして、現像剤
収納容器としては、その開口部を収納容器の一端壁に、
該一端壁における肩部内面の最大径よりも小さな径にな
るように形成し、かつ該肩部内面の一部を、該開口部の
径よりも大きい径の該肩部内面部分から該開口部の縁ま
で迫り出した迫り出し形状にしたものを用いる。
【0005】この現像剤補給装置には次のような利点が
ある。 現像剤収納容器交換者が現像剤収納容器の開口部の開
栓を行った後に現像剤補給装置の容器保持手段上に現像
剤収納容器を載置する場合と異なり、開口部開栓後であ
って容器保持手段への載置完了までの間に開口部から現
像剤が漏れる恐れがない。 前述の特開昭60−146265号公報(同公報中の
第9図参照)の現像剤容器のように一端壁の肩部内面の
最大径とほぼ同径の開口部を形成する場合に比して開口
部への付着現像剤量が少なく、また開口部を介しての不
測の現像剤の飛散や落下を少ない。 上記のように開口部が比較的小さいので、封止用の
栓も小さなものを使用でき、小型の栓取り外し手段を採
用できる。 現像剤収納容器の肩部内面の一部を所定の迫り出し形
状にしたので、小径の開口部を収納容器の一端壁に形成
しているにも拘らず、現像剤収納容器内の現像剤を最後
まで使い切りことができる。
【0006】ところが、本発明者らのその後の研究によ
れば、新しい現像剤収納容器を容器保持手段に保持させ
た直後の該容器回転による現像剤補給時(以下、新容器
補給スタート時という)に、過剰な現像剤が容器の開口
部から排出され、この排出現像剤を受け入れる上記現像
剤導入部などで現像剤を受け入れきれずに外部に現像剤
が飛散する恐れがあることが判明した。このような新容
器補給スタート時の現像剤漏れを防止するために新容器
補給スタート時の現像剤排出量に合わせて該現像剤導入
部の大きさを設定することも考えられるが、新容器補給
スタート時のみの大量排出対策のためだけに上記現像剤
導入部を大型化するのは装置全体の小型化のためにも好
ましくない。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、現像剤補給装置の容
器保持手段に現像剤収納容器を保持させた状態でその開
口部を封止している栓を取り外すして良好な現像剤補給
が行えるとともに、新容器補給スタート時における該開
口部からの大量の現像剤排出を抑えられる現像剤収納容
器及び現像装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、現像部への現像剤導入部と連通し、かつそ
の開口部が栓で封止された状態の現像剤充填済みの現像
剤収納容器を、該開口部を該現像剤導入部に向けて保持
する容器保持手段と、該開口部から該栓を取り外す栓取
外し手段と、該収納容器を回転駆動する駆動手段とを有
する現像剤補給装置に用いる、現像剤充填済の現像剤収
納容器おいて、該開口部を、該収容器の一端壁に、該一
端壁における肩部内面の最大径よりも小さな径になるよ
うに形成し、かつ該開口部の径よりも大きい径の該肩部
内面部分上の現像剤を該容器の回転により該開口部の縁
まで持ち上げ得るように、該開口部の径よりも大きい径
の該肩部内面部分から該縁まで迫り出した形状の持ち上
げ用迫り出し内面部分を形成した。
【0009】そして、この現像剤収納容器に充填する現
像剤量を従来に比して多くした。具体的には、二成分系
現像剤のトナーを収納する場合には、充填後充分に落ち
着いた状態で該容器容積の4〜5割の容積分に相当する
量だけ充填した。また、一成分系現像剤を収納する場合
には、充填後充分に落ち着いた状態で該容器容積の7〜
8割の容積分に相当する量だけ充填した。
【0010】
【実施例】図2は実施例に係るトナー補給装置を用いた
電子写真複写機の平面図である。本実施例に係るトナー
補給装置1は、複写機の前面側の上部に設けられ、現像
剤収納容器としてのトナーボトル2をほぼ水平な状態に
保持するための容器保持手段としてのボトルホルダー3
を有している。このボトルホルダー3は、トナー補給装
置右端部の回転軸部4の回転中心Zの回りで、ほぼ水平
面内でほぼ90度の範囲で回動自在に構成され、図中A
で示すようにトナー補給装置左端部側が複写機の手前に
引き出されたトナーボトル2を載置するためのボトル載
置用位置Aと、図中Bで示すようにトナー補給装置全体
が複写機前面に並行になったトナー補給用位置Bとを取
り得るようになっている。少なくともこのトナー補給用
位置Bでは、ボトルホルダー3下壁に形成されたトナー
落下用の開口が、複写機内の現像器内に設定されたホッ
パー部に連通し複写機手前側板よりも手前側まで延在す
るトナー受け部5上に位置するようになっている。な
お、このトナー補給装置1は複写機前面を覆う図示しな
い前カバーよりも内側に設けられ、この前カバーを開い
た状態で、トナー補給装置1をボトル載置用位置Aに引
き出せるようになっている。
【0011】図1はトナー補給用位置Bにあるときのト
ナー補給装置1の概略構成を示す正面図、図3はトナー
補給装置の斜視図、図4(a),(b)はトナー補給装
置1がトナー補給位置Bにあるときのトナー排出口近傍
の説明図、図5(a),(b)はトナー補給装置1がボ
トル載置用位置Aにあるときのトナー排出口近傍の説明
図である。
【0012】この例のトナー補給装置1は、トナーボト
ル2を保持しこれを回動させてその内部に収納されたト
ナーを順次そのトナー吐出口6から上記トナー受け部5
へ供給するように構成されている。このトナー受け部5
は、上部が開口し樋形状をしており、ここに上記ホッパ
ー部内からトナー搬送スクリュー7が延在して、トナー
ボトル2のトナー吐出口6から落下したトナーをホッパ
ー部内に移送するようになっている。
【0013】そして、この例のトナー補給装置1は、上
記ボトルホルダー3、該ボトルホルダー3上でトナーボ
トル2を軸方向に位置決めするためのボトル係止部材
8、該ボトルホルダー3に保持されたトナーボトル2を
回転駆動するためのボトル回転駆動用モータ9、このボ
トル回転駆動用モータ9からの駆動をトナーボトル2に
伝達するための筒状回転伝達部材10、該ボトルホルダ
ー3上のトナーボトル2の栓11を挾持するためのコレ
ットチャック12、コレットチャック12に摺動自在に
取り付けられた中子13、該コレットチャック12を進
退移動するためのカム装置14などを有している。
【0014】上記ボトルホルダー3は、可動ブラケット
15上に取り付けられ、この可動ブラケット15が、複
写機の前側板に固定された固定ブラケット16の下ピン
17部で回動自在に支持され、かつ、ボトルホルダー3
上部が固定ブラケット16の上ピン18で回動自在に係
止され、これにより、上下ピン17を結ぶほぼ鉛直な直
線(Z−Z)回りで回動自在にされている。
【0015】また、上記ボトルホルダー3は、トナーボ
トル2のトナー吐出口6側である頭部を覆う蓋状のカバ
ー部19を備えておき、このカバー部19内には、トナ
ーボトル2の頭部を気密に覆う筒状の筒状ストッパ20
が収容されている。この筒状ストッパ20には、上記筒
状回転伝達部材10を回動自在に収容するリンク収容部
と、上記中子13を収容する中子収容部とが形成されて
いる。この中子収容部の下壁にはトナー落下用開口21
が形成され、端壁には上記コレットチャック12を摺動
自在に支持する孔部及びボス部22が形成されている。
また該中子収容部内には中子13を常時トナーボトル2
側に付勢する竹の子状の中子スプリング23も収容され
ている。
【0016】上記ボトル係止部材8は、基端部が上記筒
状ストッパ20に回動自在に軸支され、かつ、先端がト
ナーボトル2外周面に形成された突出リンク状の係合部
分(以下、突出リング状部という)24に係合するよう
に付勢されている。
【0017】上記筒状回転伝達部材10は、外周面にボ
トル回転駆動用モータ9側の歯車25と噛み合うギヤ歯
26が形成され、また、トナーボトル2の吐出口カラー
27が貫通し得る孔部が形成された端壁の内面には、ト
ナーボトル2の端壁に形成された突出部(以下、ボトル
リブという)28と係合する突出部(以下、伝達部材リ
ブという)29が形成されている。なお、図示の例で
は、上記可動ブラケット15上に取り付けられているボ
トル回転駆動用モータ9側の歯車25が上記筒状回転伝
達部材10外周のギヤ歯26に係合できるように、該回
転伝達部材10を収容している筒状ストッパ20の周壁
下部にギヤ噛み合い用の開口が形成されている。
【0018】上記コレットチャック12は、複数の切り
割れを有し、外力が加えられていない状態で、例えば図
3(b)に示すように先端の挾持部30の開きが上記栓
11の摘み部31の最大径よりも大きくなるように形成
されている。
【0019】上記中子13は、上記栓11の鍔部32と
当接し得る鍔部33とコレットチャック12がスライド
する円筒状のスライダー部34とを有している。
【0020】上記カム装置14は、ボトルホルダー3
が、トナー補給用位置Bからボトル載置用位置Aに移動
されるのに連動して上記コレットチャック12をトナー
ボトル2から離れるように退避させる一方、ボトルホル
ダー3が、ボトル載置用位置Aからトナー補給用位置B
に移動されるのに連動して上記コレットチャック12を
トナーボトル2に近づくように進行させるためのもので
ある。本実施例においては、例えば上記固定ブラケット
16を介して複写機の前側板に取り付けられた図4に示
すような板カム部材35と、上記コレットチャック12
の後端に固定されるチャックシャフト36に回動自在に
取り付けられたコロ37とで構成されている。この板カ
ム部材35は、図4(a),(b)に示すように、ボト
ルホルダー3の回転中心Z側から上記コロ37をガイド
する第1カム面部38と、回転中心Zとは反対側から上
記コロ37をガイドする第2カム面部39とを有してい
る。
【0021】以上の構成において、トナー補給装置1の
ボトルホルダー3は、通常の複写動作中にはトナー補給
用位置Bに位置させる。このトナー補給用位置Bでは、
図1に示すように、ボトルホルダー3上のトナーボトル
2は、上記ボトル係止部材8で位置決めされ、そのトナ
ー吐出口6側端壁のボトルリブ28が上記筒状回転伝達
部材10の伝達部材リブ29に係合し得るようになって
いる。また、コレットチャック12は図4(a),
(b)に示すように、中子スプリング23によって付勢
された中子13で狭められている挾持部30で、栓11
の摘み部31を挾持して栓11を保持した状態で、トナ
ーボトル2から最も退避した位置にあり、トナーボトル
2のトナー吐出口6は開口している。そして、筒状スト
ッパ20のトナー落下用開口21の下方に、複写機本体
側のホッパー16のトナー受け部5が位置している。
【0022】図示しないトナー濃度センサーの出力信号
により現像器内のトナー補給ローラが回転を始めるのに
連動して上記ボトル用モータ9が回転を始め、その駆動
が歯車25及び筒状回転伝達部材10を介してトナーボ
トル2に伝えられ、トナーボトル2が回転する。このト
ナーボトル2の内面には螺旋状に突条40(図3参照)
が設けられているため、内部に収納されているトナーは
徐々にトナー吐出口6に送り出されて該トナー吐出口6
から落下し、筒状ストッパ20のトナー落下用開口21
を経てホッパー16のトナー受け部5に受けられ、トナ
ー搬送スクリュー7により、複写機前側板より奥側のホ
ッパー部へ搬送される。この動作は、例えば現像器内の
トナー濃度が所定の値になって上記トナー補給ローラが
再び停止するまで続けられる。
【0023】トナーボトル2の交換などのために、上記
ボトルホルダー3上からトナーボトル2を取り出すとき
には、まず、ボトルホルダー3を、トナー補給用位置B
からボトル載置用位置Aへ移動させる。このボトルホル
ダー3の移動中に、カム装置14の第1カム面でコロ3
7をガイドしながら、栓11を保持しているコレットチ
ャック12をトナーボトル2トナー吐出口6に向けて移
動させ、中子13の鍔部33を栓11の鍔部32を介し
てトナーボトル2の吐出口カラー27の縁に当接させ
る。これにより中子13の移動が規制された後も、ボト
ルホルダー3の移動に伴ってカム装置14の第2カム面
部39でコロ37をガイドして、更にコレットチャック
12を移動させ、中子13のコレットチャック12との
係合を外して、コレットチャック12の復元力で挾持部
30を開かせて、栓11の摘み部31の挾持を解除す
る。これまでのコレットチャック12の移動により、ト
ナーボトル2の吐出口カラー27内に栓11を挿入して
トナー吐出口6を封止する。そして、ボトルホルダー3
のボトル載置用位置Aへの移動が完了したときには、図
5(a),(b)に示すように、コレットチャック12
の挾持部30が栓11の摘み部31よりも大きく拡がっ
た状態になる。
【0024】次に、このボトル載置用位置Aにボトルホ
ルダー3がある状態で、トナーボトル2の交換者が、上
記ボトル係止部材8を上方に引き上げ、トナーボトル2
を筒状ストッパ20内から抜き出してボトルホルダー3
からトナーボトル2を取り出す。そして、ボトルホルダ
ー3の筒状ストッパ20内に、トナーで満たされかつト
ナー吐出口6が栓11で封止された新たなトナーボトル
2の頭部を差し込む。この差し込み動作の途中で、ボト
ル係止部材8による位置決もされる。
【0025】次に、ボトルホルダー3をボトル載置用位
置Aからトナー補給用位置Bへ移動させる。このボトル
ホルダー3の移動中に、カム装置14の第1カム面でコ
ロ37をガイドしながら、栓11を保持しているコレッ
トチャック12をトナーボトル2トナー吐出口6から離
れるように移動させる。コレットチャック12は、この
コレットチャック12の移動の初期に挾持部30が狭め
栓11の摘み部31を挾持して栓11を保持する。その
後の移動中も中子スプリング23の付勢力で中子13と
コレットチャック12との係合を維持して栓11を保持
し続け、該トナー吐出口6から栓11を取り外して該ト
ナー吐出口6を開放させ、図2及び図4(a),(b)
に示すように、ボトルホルダー3のトナー補給用位置B
への移動を完了する。これにより前述のようにトナーボ
トル2回転によるトナー吐出口6からのトナーの排出が
可能になる。 (以下、余白)
【0026】以上のように本実施例のトナー補給装置1
によれば、ボトルホルダー3の移動操作及びボトルホル
ダー3上のトナーボトル2の取替えのみで、トナーボト
ル2のトナー吐出口6からのトナー漏れを生じさせるこ
となくトナーボトル2の交換を行うことができる。
【0027】次に、本実施例のトナー補給装置1に使用
するトナーボトル2について説明する。本実施例のトナ
ーボトル2は、例えば図3に示すように円筒状の本体部
の径よりも小さな径のトナー吐出口6が一端壁に形成さ
れている。またボトル本体部の周壁内面にはトナー送り
のための螺旋状の突条40が形成されている。そして、
上記トナー補給装置17のボトルホルダー3上に上記ト
ナー吐出口6が横を向くようにほぼ水平に保持された状
態で、円筒状本体部の周壁内面よりも高い位置になるト
ナー吐出口6を介して収納トナーを良好に排出させるた
めに、トナーボトルの回転により円筒状本体下部の周壁
内面上に存在するトナーをトナー吐出口6まで持ち上げ
て排出できるようにされている。
【0028】図6及び図7は、実施例に係るトナーボト
ル2を示すものであり、図6(a)は同トナーボトル2
の斜視図、図6(b)は同トナーボトル2を同図(a)
中の矢印A方向から見た部分図、図6(c)は同トナー
ボトル2の平面図、図7(a)は同トナーボトル2の部
分断面図、図7(b)はトナー吐出口7近傍の説明図で
ある。このトナーボトル2は、トナー吐出口6が形成さ
れている頭部側端壁41近傍の周壁部分である肩部内面
の一部を、ボトル内部空間の上記トナー補給装置1にお
ける回転方向Kにおける上流側の位置で該方向Kにほぼ
垂直な内壁面、すなわちほぼ半径方向に立った周壁内面
を形成するように、該周壁内面部分から該吐出口カラー
27内面の縁まで迫り出させて、トナー持ち上げ用の迫
り出し面部(以下、持ち上げ迫り出し面という)42を
形成している(図中の符号42aは該迫り出し面42に
対応する容器外面を示している)。
【0029】しかも、図示の例ではこの持ち上げ迫り出
し面42を、軸線周りで互いに対称になるように軸線周
りで180度間隔をおいて一対形成している。更に、図
示の例では、この持ち上げ迫り出し面42を、例えば図
7(a)で明らかなように、トナー吐出口6の縁よりも
回転軸線方向に迫り出させて、ボトル内のトナー残量が
多ときなどにボトル内のトナーが一度に多量に吐出され
るのを規制する規制部52を形成している。この規制部
52により、例えば図7(b)中に符号6aのハッチン
グ領域に相当する実質的な開口面積を狭めている。ここ
で、図示の例とは異なり、持ち上げ迫り出し面42を1
個のみ形成する場合には、該迫り出し面42をトナー吐
出口6の縁よりも回転軸線方向に迫り出させて上記規制
部52を形成しても良いし、これに代え、又はこれに加
え、該迫り出し面42とは別に頭部側端壁41近傍の周
壁部分である肩部内面の一部を、トナー吐出口6の縁よ
りも回転軸線方向に迫り出させて上記規制部52を形成
しても良い。なお、同図では上記トナー補給ユニット1
本体の筒状回転伝達部材10と係合するボトルリブ28
は図示を省略している。
【0030】このトナーボトル2によれば、持ち上げ迫
り出し面42によって大径の周壁内面上のトナーを、こ
れより上方に位置するトナー吐出口6まで持ち上げて排
出させることができる。しかも、図示のトナーボトル2
によれば、トナーボトル20が一回転する間に、一対の
持ち上げ迫り出し面42によりトナー吐出口6へのトナ
ーの案内が合計二回行われるため、トナーボトル2内の
トナー残量が少なくなった段階でもトナー吐出口6から
良好にトナーを排出させることができる。
【0031】ところが、以上のトナーボトル2を上記ト
ナー補給ユニット1にセットしてトナー補給を行ったと
ころ、前述の新容器補給スタート時にトナーが一度に多
量にトナー吐出口6から排出されてしまい、トナー受け
部5(図1参照)で受けきれずにトナー漏れや飛散を生
じてしまった。そこで対策を鋭意研究した結果、トナー
ボトル2へのトナー充填量を従来に比して多くすること
により、新容器補給スタート時のトナー吐出量を従来に
比して少なく抑えることができることを見出した。
【0032】図8(a)は実施例に係るトナー充填量の
ボトルをある環境で保管した後のトナー吐出量変化を示
すグラフ、同図(b)は同充填量の同ボトルを他の環境
で保管した後のトナー吐出量変化を示すグラフ、同図
(c)は従来の充填量の同ボトルを上記他の環境で保管
した後のトナー吐出量変化を示すグラフ、図9(a)は
実施例に係るトナー充填量の図8のものとは長さなどが
異なるのボトルをある環境で保管した後のトナー吐出量
変化を示すグラフ、同図(b)は同充填量の同ボトルを
他の環境で保管した後のトナー吐出量変化を示すグラ
フ、同図(c)は従来の充填量の同ボトルを上記他の環
境で保管した後のトナー吐出量変化を示すグラフであ
る。上記グラフに示す実験での上記実施例に係るトナー
充填量とは、充填後充分に落ち着いた状態で該容器容積
に対する割合が、図8(a),(b)では0.43(重
さは315g分)、図9(a),(b)では0.4(重
さは730g分)であり、従来の充填量とは充填後充分
に落ち着いた状態で該容器容積の約3割の容積分に相当
する充填量である。また図8(a)及び図9(a)につ
いてのある環境とは室温43°Cであり、図8(b)及
び図9(b)につての他の環境とは室温23°Cであ
る。また図8(a)〜(c)のトナーボトル2の例えば
長さは180mmであり、図9(a)〜(c)のトナーボ
トル2の例えば長さは294mmである。そして、これら
のグラフ中に符号aは、横軸の各トナー残量時点でボト
ルを1回転させたときのトナー吐出量の計測結果を示
し、符号bは横軸の各トナー残量時点でボトルをほぼ2
/3回転(所要時間で1秒)させたときのトナー吐出量
の計測結果を示す。
【0033】従来例の充填量である図8(c)や図9
(c)から明らかなように、このような従来の充填量で
は、新容器補給スタート時に前記トナー受け部5の容積
などで決まるトナー吐出量の適正範囲をはるかに越えた
量のトナーが一度に排出されている。一方、実施例に係
る充填量である図8(a),(b)、図9(a),
(b)から明らかなように、充填量を従来に比して高め
ることにより、新容器補給スタート時のトナー吐出量を
上記適正範囲内に抑えることができた。
【0034】上記図8や図9以外にも充填量を異ならせ
て同様の実験を行った結果、以上のような二成分系現像
剤のトナーについては、充填後充分に落ち着いた状態で
ボトル容器容積の4〜5割の容積分に相当する量だけ充
填すれば、上記効果が得られることが判った。また一成
分系現像剤については、充填後充分に落ち着いた状態で
ボトル容器容積の7〜8割の容積分に相当する量だけ充
填すれば、上記効果が得られることが判った。
【0035】ここで、上記のように充填後に落ち着いた
状態で所定の容積分に相当する量のトナーは、ボトル内
に充填された瞬間にはトナー間に空気が介在するので嵩
としては、該容積以上になるため、通常の充填方法で高
速充填しようとする場合、所望量の一部だけ充填させた
後に所定時間放置して充填済みトナーを落ちつかせ、そ
の後再度充填を行うというように、充填作業時間を従来
に比して長くしてしまう恐れがある。例えば図12
(b)において、仮に通常のトナー充填方法での充填直
後に高さH0まで充填トナーの嵩が達していたとして
も、放置によりトナーが落ち着くと図中H1で示すとこ
ろまで嵩が少なくなる。従って、本実施例のトナーボト
ル2のように、この落ち着いた状態で、所定の容積分
(嵩)にするためには、充填の際にはそのを越える嵩分
だけ充填する必要があり、容器入りきれずに上記のよう
に所定時間の放置が必要になる恐れがある。
【0036】そこで、本発明者らは、本実施例のトナー
ボトル2のように従来に比して充填量を多くする場合に
好適なトナー充填方法も開発したので、以下、それにつ
いても説明する。図10(a)は本実施例のトナーボト
ル2へのトナー充填に適したトナー充填方式を実施する
のに好適なトナー充填装置の概略構成図、同図(b)は
変形例に係るトナー充填装置の概略構成図である。また
図11(a)及び図11(b)はそれぞれ本実施例のト
ナーボトル2へのトナー充填に適したトナー充填方式の
工程図である。
【0037】図10(a)において、トナーボトル2を
載置する部分は上下動加振装置131になっている。こ
の加振装置131の上方に、エアーシンダ101及びピ
ストンロッド102により上下移動可能な充填用ホッパ
ー125が配設されている。この充填用ホッパー125
の下部にはトナーボトル2のトナー吐出口6に進入可能
なトナー投入口125aが形成され、該トナー投入口1
25aの上方にシール用のガスケットが取り付けられて
いる。また上記充填用ホッパー125には該ホッパーの
トナー投入口125a内を通って下方に伸びるエアー吸
引管104が取り付けられており、該ホッパー外に伸び
出た部分が三方弁105により減圧源108及び加圧空
気源109に接続されている。なお、エアー吸引管10
4下端のエアー吸引部にはフィルター103が取り付け
られている。そして、上記ホッパー125の上部開口内
に位置するように、計量ホッパー122、供給コンベヤ
123、コンベヤ用モータ124などからなるトナー供
給装置121が配設されている。なお、この例では、エ
アー吸引管104を充填用ホッパー125に取り付けて
一体的に上下動できるようにしたが、図10(b)に示
すように、充填ホッパー125とエアー吸引管104と
を別々に設けても良い。
【0038】図11(a)を用いて上記図10(a),
(b)の充填装置によるトナー充填の手順を説明する
と、まず(I)上記実施例のトナーボトル2を充填用ホ
ッパー125の真下にセットし、(II)そのトナー投入
口125aがトナーボトル2の上部トナー吐出口内に進
入するように充填用ホッパー125を降下させ上記ガス
ケットをボトル上面に圧接させてシールし、(III)ト
ナー供給装置121を駆動して充填ホッパー125内を
介してボトル内にトナーを充填し、(IV)充填後にエア
ー吸引管103をボトル内の投入して充填トナー内のエ
アーを吸引し、(V)エア吸引管103や充填用ホッパ
ー125を上方に退避された後にトナーボトルのトナー
吐出口を栓で封止する。なお、図11(b)の(I)及
び(II)に示すようにエア吸引管103のボトル内への
挿入は充填用ホッパー125のトナー投入口125をボ
トル内に挿入するの同時に行っても良いし、先行させて
行っても良い。更にエアー吸引もトナー供給装置121
によるトナー供給と同時に行っても良い。また図11
(b)の(III)〜(VI)に示すように、このようなエ
アー吸引を伴うトナー充填後に、更にエアー吸引を伴わ
ない、またエアー吸引を伴った追加のトナー充填を行っ
ても良い。
【0039】以上のようなエアー吸引を伴ったトナー充
填によれば、トナーボトル内のトナー間にある空気をエ
アー吸引によって除去できるので、長時間の放置によっ
てトナーを落ち着かせた状態とほぼ同様の嵩み密度状態
に充填できる。従って、短時間で従来に比して多くのト
ナーを充填できる。例えば、図12(a)は、このエア
ー吸引を伴う充填したトナーボトルについて10分後に
測定した嵩密度(図中しろたきの丸印で示す。またこの
丸印から上下に伸びた矢印は嵩密度のバラツキ範囲を示
す)と、1週間後に測定した嵩密度(図中黒塗の丸印で
示す)とを示すものである。ここで縦軸に示す嵩密度
は、上記容器容積に対するトナー溜り容積の比率で表し
ている。この図からも明らかなように、エアー吸引を伴
ったトナー充填によれば、10分後には、それ以上はほ
とんど嵩が減少しない1週間後の嵩と同程度の嵩にでき
る。なお、同図中の直線Pは充填率の値と上記嵩密度の
値が等しくなるところを参考に示したものである。
【0040】以上、本実施例の従来に比して高密度に充
填したトナーボトル2によれば、新容器補給スタート時
のトナー吐出量を上記適正範囲内に抑えることができ
る。
【0041】なお、上記実施例のトナーボトル2におい
ては、ボトル本体の周壁内面に螺旋状の突条を設けてト
ナー排出口側へのトナー送りを行わせたが、例えば実開
昭48−2943号公報に開示のように、トナーボトル
2自体を吐出口側が若干低くなるように傾斜させたり、
又は実開昭61−24756号公報に開示のように、ト
ナーボトル2自体をトナー吐出口側をほど次第に拡開し
た円錐体形状にするなどして、ボトル内のトナーがトナ
ー吐出口側に寄るようにすれば、該突条を省略すること
も可能である。
【0042】
【発明の効果】請求項1あるいは2の発明によれば、開
口部を、該収容器の一端壁に、該一端壁における肩部内
面の最大径よりも小さな径になるように形成し、かつ該
開口部の径よりも大きい径の該肩部内面部分上の現像剤
を該容器の回転により該開口部の縁まで持ち上げ得るよ
うに、該開口部の径よりも大きい径の該肩部内面部分か
ら該縁まで迫り出した形状の持ち上げ用迫り出し内面部
分を形成したので、前述の特願平4−361012号の
現像剤補給装置に用いる現像剤収納容器と同様に、次の
ような効果がある。すなわち、前述の特開昭60−14
6265号公報(同公報中の第9図参照)の現像剤容器
のように一端壁の肩部内面の最大径とほぼ同径の開口部
を形成する場合に比して開口部への付着現像剤量が少な
く、また開口部を介しての不測の現像剤の飛散や落下を
少ない。また現像剤収納容器の肩部内面の一部を所定の
迫り出し形状にしたので、小径の開口部を収納容器の一
端壁に形成しているにも拘らず、現像剤収納容器内の現
像剤を最後まで使い切りことができる。また開口部が比
較的小さいので、封止用の栓も小さなものを使用でき、
現像剤補給装置本体側で小型の栓取り外し手段を採用で
きるという効果がある。
【0043】更に、収納する現像剤の充填量を従来に比
して高い所定の充填量にしたので、新容器補給スタート
時における該開口部からの大量の現像剤排出を抑えるこ
とができるという効果がある。
【0044】また、請求項3あるは4現像装置によれ
ば、現像部への現像剤導入部と連通し、かつ現像剤収納
容器を、その開口部が取り外し可能な栓によって封止さ
れた状態で該開口部を該現像剤導入部に向けて保持する
容器保持手段と、該栓を該開口部から取り外す栓取り外
し手段と、該収納容器を回転駆動する駆動手段とを有し
ているので、特願平4−361012号の現像剤補給装
置と同様に、現像剤補給装置の容器保持手段に現像剤収
納容器を保持させた状態でその開口部を封止している栓
を取り外すして良好な現像剤補給が行えるという効果が
ある。また現像剤収納容器交換者が現像剤収納容器の開
口部の開栓を行った後に現像剤補給装置の容器保持手段
上に現像剤収納容器を載置する場合と異なり、開口部開
栓後であって容器保持手段への載置完了までの間に開口
部から現像剤が漏れる恐れがない。
【0045】更に、現像剤収納容器として請求項1ある
いは2の現像剤収納容器を用いているので、収納する現
像剤の充填量を従来に比して高い所定の充填量にしたの
で、新容器補給スタート時における該開口部からの大量
の現像剤排出を抑えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るトナー補給装置の概略構成を示す
正面図。
【図2】同トナー補給装置を用いた複写機の平面図。
【図3】同トナー補給装置の斜視図。
【図4】(a)及び(b)はそれぞれ同トナー補給装置
のコレットチャックの説明図。
【図5】(a)及び(b)はそれぞれ同トナー補給装置
のコレットチャックの他の説明図。
【図6】(a)は実施例に係るトナーボトルのトナー排
出口近傍の斜視図。(b)は同ボトルをトナー排出口側
から見た図。(c)は上記(a)中のY−Y縦断面図。
【図7】(a)は同ボトルの部分断面図。(b)は同ボ
トルのトナー吐出口近傍の説明図。
【図8】(a)は実施例に係るトナー充填量のボトルを
ある環境で保管した後のトナー吐出量変化を示すグラ
フ。(b)は同充填量の同ボトルを他の環境で保管した
後のトナー吐出量変化を示すグラフ。(c)は従来の充
填量の同ボトルを上記他の環境で保管した後のトナー吐
出量変化を示すグラフ。
【図9】(a)は実施例に係るトナー充填量の図8のも
のとは長さなどが異なるボトルをある環境で保管した後
のトナー吐出量変化を示すグラフ。(b)は同充填量の
同ボトルを他の環境で保管した後のトナー吐出量変化を
示すグラフ。(c)は従来の充填量の同ボトルを上記他
の環境で保管した後のトナー吐出量変化を示すグラフ。
【図10】(a)はトナー充填装置の概略構成図。
(b)は変形例に係るトナー充填装置の概略構成図。
【図11】(a)はトナー充填方法の工程図。(b)は
他のトナー充填方法の工程図。
【図12】(a)はトナーボトル内の経時での嵩変化の
計測結果を示すグラフ。(b)はトナー充填によるトナ
ーボトル内の嵩変化の説明図。
【符号の説明】
1 トナー補給装置 2 トナーボトル 3 ボトルホルダー 6 トナー吐出口 8 ボトル係止部材 9 ボトル用モータ 10 筒状回転伝達部材 11 栓 12 コレットチャック 13 中子 14 カム装置 19 カバー部 20 筒状ストッパ 21 トナー落下用開口 23 中子スプリング 27 吐出口カラー 31 摘み部 42 持ち上げ迫り出し面 A ボトル載置用位置 B トナー補給用位置 Z 回転中心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 広明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 小出 恒太郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二成分系現像剤を用いる現像部への現像剤
    導入部と連通し、かつその開口部が栓で封止された状態
    の現像剤充填済みの現像剤収納容器を、該開口部を該現
    像剤導入部に向けて保持する容器保持手段と、該開口部
    から該栓を取り外す栓取外し手段と、該収納容器を回転
    駆動する駆動手段とを有する現像剤補給装置に用いる、
    現像剤充填済の現像剤収納容器おいて、 該開口部を、該収容器の一端壁に、該一端壁における肩
    部内面の最大径よりも小さな径になるように形成し、か
    つ該開口部の径よりも大きい径の該肩部内面部分上の現
    像剤を該容器の回転により該開口部の縁まで持ち上げ得
    るように、該開口部の径よりも大きい径の該肩部内面部
    分から該縁まで迫り出した形状の持ち上げ用迫り出し内
    面部分を形成した容器に、 二成分系現像剤のトナーを、充填後充分に落ち着いた状
    態で該容器容積の4〜5割の容積分に相当する量だけ充
    填したことを特徴とする現像剤充填済みの現像剤収納容
    器。
  2. 【請求項2】一成分系現像剤を用いる現像部への現像剤
    導入部と連通し、かつその開口部が栓で封止された状態
    の現像剤充填済みの現像剤収納容器を、該開口部を該現
    像剤導入部に向けて保持する容器保持手段と、該開口部
    から該栓を取り外す栓取外し手段と、該収納容器を回転
    駆動する駆動手段とを有する現像剤補給装置に用いる、
    現像剤充填済の現像剤収納容器おいて、 該開口部を、該収容器の一端壁に、該一端壁における肩
    部内面の最大径よりも小さな径になるように形成し、か
    つ該開口部の径よりも大きい径の該肩部内面部分上の現
    像剤を該容器の回転により該開口部の縁まで持ち上げ得
    るように、該開口部の径よりも大きい径の該肩部内面部
    分から該縁まで迫り出した形状の持ち上げ用迫り出し内
    面部分を形成した容器に、 一成分系現像剤を、充填後充分に落ち着いた状態で該容
    器容積の7〜8割の容積分に相当する量だけ充填したこ
    とを特徴とする現像剤充填済みの現像剤収納容器。
  3. 【請求項3】二成分系現像剤を用いる現像部への現像剤
    導入部と連通し、かつその開口部が栓で封止された状態
    の現像剤充填済みの現像剤収納容器を、該開口部を該現
    像剤導入部に向けて保持する容器保持手段と、該開口部
    から該栓を取り外す栓取外し手段と、該収納容器を回転
    駆動する駆動手段とを有する現像剤補給装置を備えた現
    像装置おいて、 該現像剤充填済みの現像剤収納容器として請求項1の現
    像剤充填済みの現像剤収納容器を用いることを特徴とす
    る現像装置。
  4. 【請求項4】一成分系現像剤を用いる現像部への現像剤
    導入部と連通し、かつその開口部が栓で封止された状態
    の現像剤充填済みの現像剤収納容器を、該開口部を該現
    像剤導入部に向けて保持する容器保持手段と、該開口部
    から該栓を取り外す栓取外し手段と、該収納容器を回転
    駆動する駆動手段とを有する現像剤補給装置を備えた現
    像装置おいて、 該現像剤充填済みの現像剤収納容器として請求項2の現
    像剤充填済み現像剤収納容器を用いることを特徴とする
    現像装置。
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