JP3459860B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP3459860B2
JP3459860B2 JP07713796A JP7713796A JP3459860B2 JP 3459860 B2 JP3459860 B2 JP 3459860B2 JP 07713796 A JP07713796 A JP 07713796A JP 7713796 A JP7713796 A JP 7713796A JP 3459860 B2 JP3459860 B2 JP 3459860B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、レーザプリンタ等の画像形成装置の現像装置に関
し、特に当該現像装置にトナーを補給し、劣化した現像
剤を回収する機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、粉体を収容した容器を、画像形成
装置本体に着脱自在に設け、この容器から粉体を装置本
体の現像装置に補給する構成が知られている。この収容
容器に収められる粉体としては、1成分現像装置、2成
分現像装置ともに、トナーが一般的であるが、2成分現
像装置にあっては、スタータとしてトナー及び磁性キャ
リアを収容したり、初期剤や交換剤として磁性キャリア
のみを収容することもある。
【0003】そして、内面に螺旋状の案内部を有する筒
状のトナー収容容器と、現像部へのトナー導入部と連通
し且つ上記収容容器をその開口部をトナー導入部に向け
ほぼ水平に保持する手段と、当該保持手段に保持された
上記収容容器をその軸回りに回転駆動する手段とを備え
てなるトナー補給装置が知られ、また上記開口部が取外
し可能な栓によって封止した状態で上記容器保持手段に
保持された収容容器の当該栓を、当該開口部から取り外
す栓取外し手段を設けるようにした構成も公知となって
いる。
【0004】しかしながら、上記のような構成において
は、開口部からのトナー吐出量が容器内のトナー残量に
よって変化してしまい、吐出量を安定化することができ
ない問題がある。
【0005】そこで本出願人は特開平7−5759号に
おいて、トナー収容容器として、容器の一端壁に開口部
を形成し、当該開口部に栓を着脱自在に取り付け、容器
保持手段に保持された容器の開口部から栓を取り外す栓
取外し手段と、取り外した栓を、開口部との間でトナー
の吐出量を規制し得る位置に保持する栓保持手段とを設
けることを提案した。このような構成によって、容器内
のトナー残量によらず、一定の吐出量を実現することが
でき、トナー導入部や現像部へ必要以上のトナーを吐出
してトナーを吹き出したり、トナー搬送手段に過剰の負
荷をかけたり、トナー移動経路中でブロッキング現象を
起こしたり、容器内にトナーが残っている段階で容器保
持手段から容器を取り出して残トナーが飛散したりする
ことを防止できることとなった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成は、容器からのトナー供給だけに着目したも
のにすぎない。最近では、トナー補給の自動化の他に、
経時的に劣化した現像剤を回収することについても自動
化することが考慮されている。例えば、特開平2−69
78号公報では、トナー補給容器と現像剤回収容器を一
体構造とし、現像装置に着脱自在な構成とした一体型容
器が開示されている。ただ、この容器では区切られた回
収現像剤収納部で現像剤の回収を行うので、トナー補給
容器としては回収部という無駄なスペースを追加的に設
けていることとなり、装着されるべき装置を大型化する
とともに、在庫スペース的にも無駄な空間を必要とす
る。そこで本出願人は先に、スペース的に有利で、機構
が簡単にも拘らず、確実な補給・回収を実現する2成分
現像剤の補給・回収のための構成を提案した(特願平7
−171157号)。これは、トナーと現像剤をそれぞ
れ収容し内周壁に傾斜した凸状螺旋部を備えた2つの容
器からなり、環状部分を有した容器の中央空間に、当該
容器と同心状の円筒形容器が嵌まり込んで一体化したカ
ートリッジであり、このようなカートリッジとともに、
各容器に収容されそれぞれの開口部から排出される内容
物のいずれをも現像装置へガイド搬送する共通供給装置
と、現像装置からオーバーフローする現像剤を上記2つ
の容器の少なくともいずれか一方に回収する回収装置と
を有する補給・回収装置である。しかしこのような構成
では、トナー補給時と現像剤回収時で回収用搬送部材が
異なる位置をとる必要があり、そのために回収用搬送部
材の移動が必要となる。
【0007】このような回収機構に関する問題を改善す
るために、本出願人は更に、収容容器から排出されるト
ナー又は現像剤を受け取って回転動作によって当該トナ
ー又は現像剤を現像部へ送り出す供給部と、現像部から
送られてくる現像剤を回転動作によって持ち上げる回収
部とを備えてなるトナー/現像剤補給装置において、ト
ナー/現像剤収容容器の開口を開閉し且つ現像剤回収用
斜面を有した閉鎖栓を設けることを提案した(特願平7
−262984号)。
【0008】しかしながら、このような構成において
も、閉鎖栓のとりうる位置は、トナー収容容器からトナ
ーを補給する時と劣化現像剤を回収する時とで同一であ
り、開放時の栓位置を、トナー補給性能を優先した位置
にすると現像剤回収性能に不利となり、その両性能を十
分に満足させていない。
【0009】そこで本発明は、同一の容器でトナー補給
と現像剤回収を行う場合に、補給性能と回収性能のいず
れにも優れた現像装置の構成を提案することを課題とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】当該課題を解決するため
に、本発明にしたがって、内周面に螺旋状のひれを有
し、略水平に設置されてその軸線回りに回転することで
収容トナーを排出する筒状トナー補給容器を備える現像
装置にして、トナー排出完了後に空となった当該容器へ
劣化現像剤を導き回収する現像装置において、前記容器
の一端壁に形成された開口部を開閉する栓が錐面を有
し、当該錐面が回収現像剤の案内部を構成するようにな
っており、現像剤回収時には上記錐面を介して現像剤回
収を行い得るような引き出し位置を上記栓がとり、トナ
ー補給時には上記栓が一段と引き出されて上記開口部か
ら完全に出て上記錐面がトナー補給を妨げないようにな
っている。
【0011】また上記トナー補給容器に対して、同心状
で中央部分が貫通した環状容器が一体的に嵌め込まれ、
補給容器と環状容器の各開口を上記栓が同時に閉じうる
ように構成されていれば、機構が簡素化し、好都合であ
る。更に栓が補給容器を閉じた状態で環状容器の開口を
開放可能になっていれば、現像剤供給とトナー補給を別
のタイミングで行うことでき、一層好ましい。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の詳細を、図に示された実施
例に基づいて、説明する。図1において、トナー収納ボ
トル1は内周面に螺旋状のひれを有し、不図示の駆動装
置により回転して、収納している不図示のトナーを搬送
部材3へ排出して、現像器へと供給するものである。稼
働前には、当該ボトル1は栓2によって封止され、閉鎖
状態にある。図2に、このボトル1と開口部封止のため
の栓3とを斜視図で示す。栓2は中くりの円錐状に形成
されており、錐面2b上には等角に仕分け羽根2aが付
けられている。
【0013】図3において、不図示のチャック部材によ
って、トナー収納ボトル1を封止していた栓2の中くり
側の突起部2cが把持され、距離Aだけ引き出され、ト
ナー収納ボトル1の開口部を開放状態とする。開放され
たボトルは、トナー補給信号を受けて回転し、開口部よ
りトナー4を排出する。排出されたトナーは搬送部材3
により不図示の現像器へ搬送される。これを繰り返すこ
とで、トナー補給を行うと、やがてボトル内のトナーは
すべて排出され、ボトル内が空となって排出が完了す
る。通常はこれに伴ってトナー信号が発せられ、トナー
収納ボトル1はユーザーによって交換されるが、本実施
例においては、現像器内で使用された現像剤の一部を、
ボトル交換の度に自動交換する構成となっている。
【0014】収納したトナーを全て排出したボトル1に
対して、図4に示されるように、現像器内で劣化した現
像剤が回収部材5を介して送り込まれる。その際、回収
部材5を落下する劣化現像剤は、栓2の錐面2bを伝わ
って滑り落ちる。この栓2は不図示のチャック部材によ
って、トナー補給時の開放位置(距離A)から錐面がボ
トル開口に入り込む回収位置(距離B)まで位置をずら
される。この回収時には、トナー収納ボトル1が停止し
ているか、トナー補給時とは逆の方向に回転する。
【0015】図5に示された構成は、トナー収納ボトル
1に対して、これと同心状で中央部分が貫通した環状容
器7が一体的に嵌め込まれてなるものである。環状容器
7内には供給用現像剤が収容されている。この一体容器
が回転すると、トナー4とともに現像剤9も搬送部材3
へ排出される。ボトル1と環状容器7のそれぞれの開口
部を同時に閉鎖する閉鎖栓8は、トナー及び現像剤を供
給する際には、不図示のチャック部材によって図示の位
置まで引き出される。これに対して、例えば現像器のト
ナー濃度が所定以上あって、トナー補給を要しない場合
には、図6に示されるように、閉鎖栓10を不図示のチ
ャック部材によって僅かだけ引き出され、当該栓と環状
容器7の間に距離Cだけすき間を生じ、これによって現
像剤9が容器7から搬送部材3へ排出される。この際、
トナー収納ボトル1の開口部は、閉鎖栓10によって閉
鎖されている。これは、閉鎖栓10がボトル1と環状容
器7をそれぞれ閉鎖するに当たり、その蓋としての深さ
に差をもたせることによって実現する。その後、トナー
補給が必要になった場合には、閉鎖栓10を更に引き出
すことによってボトル1の開口部を開放して、トナー補
給を行う。これら図5及び図6に示された構成におい
て、劣化現像剤を回収する際には、上記図4の例と同じ
く、不図示のチャック部材によって、閉鎖栓8,10
が、トナー補給時の開放位置よりもボトル側によった回
収位置に変位し、送り込まれた現像剤が閉鎖栓8,10
の錐面を伝わり、ボトル1内に回収されることとなる。
【0016】
【発明の効果】請求項1に記載の現像装置では、トナー
補給と現像剤回収のための容器の開口部に付けられた栓
が、トナー補給時と現像剤回収時とで、異なる開放位置
をとるようになっているので、補給性能と回収性能のい
ずれにも優れることとなり、トナー補給量を一定にでき
るともに、現像剤の回収を効率良く行うことができて、
回収時間の短縮化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトナー補給ボトルの概略端面図で
ある。
【図2】ボトルと栓の斜視図である。
【図3】図1のボトルでトナー補給する際の様子を示す
概念図である。
【図4】図1のボトルで現像剤回収する際の様子を示す
概念図である。
【図5】環状容器がボトルに嵌め込まれた構成のもの
で、トナー補給する際の様子を示す概念図である。
【図6】環状容器がボトルに嵌め込まれた構成のもの
で、現像剤回収する際の様子を示す概念図である。
【符号の説明】
1 トナー補給ボトル 2 栓 3 搬送部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面に螺旋状のひれを有し、略水平に
    設置されてその軸線回りに回転することで収容トナーを
    排出する筒状トナー補給容器を備える現像装置にして、
    トナー排出完了後に空となった当該容器へ劣化現像剤を
    導き回収する現像装置において、前記容器の一端壁に形
    成された開口部を開閉する栓が錐面を有し、当該錐面が
    回収現像剤の案内部を構成するようになっており、現像
    剤回収時には上記錐面を介して現像剤回収を行い得るよ
    うな引き出し位置を上記栓がとり、トナー補給時には上
    記栓が一段と引き出されて上記開口部から完全に出て上
    記錐面がトナー補給を妨げないようになっていることを
    特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記トナー補給容器に対して、同心状で
    中央部分が貫通した環状容器が一体的に嵌め込まれ、補
    給容器と環状容器の各開口を前記栓が同時に閉じうるよ
    うに構成されたことを特徴とする請求項1に記載の現像
    装置。
  3. 【請求項3】 前記栓が補給容器を閉じた状態で環状容
    器の開口を開放可能であることを特徴とする請求項2に
    記載の現像装置。
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JP5845696B2 (ja) * 2011-06-06 2016-01-20 株式会社リコー 粉体容器、画像形成装置及び粉体容器発注システム
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JP6435935B2 (ja) * 2015-03-13 2018-12-12 コニカミノルタ株式会社 トナー補給装置および画像形成装置

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