JPH0719943U - 車輌用灯具のバルブ - Google Patents

車輌用灯具のバルブ

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JPH0719943U
JPH0719943U JP5533693U JP5533693U JPH0719943U JP H0719943 U JPH0719943 U JP H0719943U JP 5533693 U JP5533693 U JP 5533693U JP 5533693 U JP5533693 U JP 5533693U JP H0719943 U JPH0719943 U JP H0719943U
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JP
Japan
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bulb
headlamp
color temperature
coating film
lamp
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Pending
Application number
JP5533693U
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English (en)
Inventor
剛 井澤
恭芳 沼尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 点灯時に色温度がヘッドランプと極端に差が
無いようにしてその視認性を高める。 【構成】 ハロゲンバルブ7を光源として備えたヘッド
ランプ1のヘッドランプ部8に隣接して該ヘッドランプ
内に設けられたクリアランス用の車輌用灯具のバルブ9
であって、そのガラス球10の表面にブルーのコーティ
ング膜11を形成し、点灯時に上記コーティング膜を透
過した光の色温度を上記ヘッドランプの光源の色温度に
近づける様にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は新規な車輌用灯具のバルブに関する。詳しくは、メタルハライドバル ブ、ハロゲンバルブ等色温度の高い光源を備えたヘッドランプに隣接して位置し たクリアランス用のバルブであって、点灯時に色温度がヘッドランプと極端に差 が無いようにしてその視認性を高めるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車用の高性能化及び道路の整備につれて、自動車用のヘッドランプにあっ ては、光源にメタルハライドバルブやハロゲンバルブのように高性能のバルブが 使用されるようになって来ている。
【0003】 それに対し、ヘッドランプに隣接して位置するクリアランス用のバルブには普 通の白熱バルブが使用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ヘッドランプに使用されるバルブは、例えば、欧州規格のH4サブバルブ(す れ違いビーム用)でその色温度が約3100Kであるのに対し、クリアランス用 に通常使用される欧州規格の白熱バルブの色温度は約2550Kであり、キセノ ン(Xe)バルブでも2750Kであり、ヘッドランプに比較して黄色っぽく見 え、歩行者や対向車(の運転者)には暗く見え、特に薄暮時には視認性が著しく 悪くなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案車輌用灯具のバルブは、上記した課題を解決するために、そのガラス球 の表面にブルーのコーティング膜を形成し、点灯時に上記コーティング膜を透過 した光の色温度を上記ヘッドランプの光源の色温度に近づける様にしたものであ る。
【0006】
【作用】
従って、本考案車輌用灯具のバルブにあっては、点灯時には該バルブから発す る光はコーティング膜を透過することによってその色温度がヘッドランプの色温 度に近づくので、その視認性が著しく向上する。
【0007】
【実施例】
以下に本考案車輌用灯具のバルブの詳細を図示した実施例に従って説明する。
【0008】 図1乃至図3は本考案車輌用灯具のバルブの第1の実施例を示すものであり、 本考案をヘッドランプ部と一体に設けられたクリアランス部のバルブに適用した ものである。
【0009】 図中1は自動車用の前照灯装置であり、2はそのランプボデイである。
【0010】 ランプボデイ2には前方から見て横長の長方形を為し前方に向かって凹部状に されたリフレクタ部3と該リフレクタ部3の一方の側部の開口縁に一体に連設さ れた平坦部4とが設けられている。そして、リフレクタ部3の内面には反射面が 形成されている。
【0011】 更に、ランプボデイ2の周縁部には前方に開口した据付溝5が形成されている 。
【0012】 6は透明な材料で形成されたレンズであり、ランプボデイ2の全面を略覆う大 きさの前面部6aと該前面部6aの周縁部から略後方へ向けて突出された側壁部 6bとが一体に形成されて成る。そして、該レンズ6の側壁部6bの後端部が上 記ランプボデイ2の据付溝5内に嵌合され、かつ、接着等により固定される。
【0013】 7はランプボデイ2のリフレクタ部3の略中央に取着されたヘッドランプ用バ ルブであり、例えば、HB1タイプのハロゲンバルブである。しかして、このヘ ッドランプ用バルブ7とランプボデイ2のリフレクタ部3とレンズ6のリフレク タ部3前方に位置する部分とによってヘッドランプ部8が構成される。
【0014】 9はランプボデイ2の平坦部4の略中央に取着されたクリアランス用バルブで あり、通常の白熱電球又はキセノンバルブが使用されている。そして、該クリア ランス用バルブ9のガラス球10の表面にはブルーのコーティング膜11が形成 されている。
【0015】 尚、ブルーのコーティング膜11は点灯時における色温度を上げるために形成 されるものであるが、その濃度及び色調は点灯時の色温度が2850Kから29 50Kの範囲内となる程度のものが好ましい。2850K以下であると、ヘッド ランプ用バルブ7として使用されているハロゲンバルブと比較して色温度が低す ぎ、2950K以上にしようとすると、非点灯時にレンズ越しに見えるコーティ ング膜11のブルー色が目立ってしまうという問題がある。
【0016】 しかして、このクリアランス用バルブ9とランプボデイ2の平坦部4とレンズ 6の平坦部4前方に位置する部分とによってクリアランス部12が構成される。
【0017】 そして、クリアランス用バルブ9が点灯すると、その光はブルーのコーティン グ膜11を透過することによってその色温度が高くされ、ヘッドランプ用バルブ 7の発光色に近い白色光となる。
【0018】 図4及び図5は本考案車輌用灯具のバルブの第2の実施例を示すものであり、 ヘッドランプに隣接して設けられるコーナリングアンドクリアランスランプのバ ルブに適用したものである。
【0019】 13はヘッドランプであり、14はそのランプボデイである。
【0020】 ランプボデイ14は前方に向かって凹部状に形成され、その内面は反射面に形 成されている。そして、該ランプボデイ14の周縁部には前方に向かって開口し た据付溝15が形成されている。
【0021】 16は透明な材料で形成されたレンズであり、ランプボデイ14の略全面を覆 う前面部16aと該前面部16aの周縁から略後方に向かって突出した側壁部1 6bとが一体に形成されて成る。そして、側壁部16bの後端部がランプボデイ 14の据付溝15内に嵌合され、C字状のクリップ17、17、・・・によって ランプボデイ14とレンズ16とが結合されている。
【0022】 18はランプボデイ14の略中央に取着されたヘッドランプ用バルブであり、 例えば、HB1タイプのハロゲンバルブが用いられる。
【0023】 19はコーナリングアンドクリアランスランプであり、上記ヘッドランプ13 に隣接して稍側方に廻り込むように設けられている。
【0024】 20はランプボデイ、21はランプボデイ20の前方及び一の側方を覆うよう にランプボデイ21に取着されたレンズである。
【0025】 22はランプボデイ20に取着されたコーナリングアンドクリアランスバルブ であり、そのガラス球23の表面にはブルーのコーティング膜24が形成されて いる。このコーナリングアンドクリアランスバルブ22には通常の白熱電球又は キセノンバルブが使用され、図示は省略するが、35W(ワット)定格のコーナ リング用フィラメントと5W(ワット)定格のクリアランス用フィラメントとを 備えている。また、ブルーのコーティング膜24の濃度及び色調は点灯時の色温 度が2850Kから2950Kの範囲内となる程度のものが好ましいことは上記 第1の実施例におけると同様である。
【0026】 しかして、コーナリングアンドクリアランスバルブ22のコーナリング用フィ ラメント又はクリアランス用フィラメントが点灯すると、その光はブルーのコー ティング膜24を透過することによってその色温度が高くされ、ヘッドランプ用 バルブ18の発光色に近い白色光となる。
【0027】
【考案の効果】
以上に記載したところから明らかなように、本考案車輌用灯具のバルブは、そ のガラス球の表面にブルーのコーティング膜を形成し、点灯時に上記コーティン グ膜を透過した光の色温度を上記ヘッドランプの光源の色温度に近づける様にし たものである。
【0028】 従って、本考案車輌用灯具のバルブにあっては、点灯時には該バルブから発す る光はコーティング膜を透過することによってその色温度がヘッドランプの色温 度に近づくので、その視認性が著しく向上する。
【0029】 尚、上記した第2の実施例においては、ヘッドランプに隣接したランプとして コーナリングアンドクリアランスランプを示したが、これはクリアランス専用の 、即ち、クリアランスランプとしても良いことは勿論である。
【0030】 また、上記各実施例に示した各部の形状及び構造は、何れも本考案を実施する に際しての具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本考案の 技術的範囲が限定的に解釈されてはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2及び図3と共に本考案車輌用灯具のバルブ
の第1の実施例を示すものであり、本図は正面図であ
る。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図5と共に本考案車輌用灯具のバルブの第2の
実施例を示すものであり、本図は正面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 前照灯装置(ヘッドランプ) 8 ヘッドランプ部 9 クリアランス用バルブ(車輌用灯具のバルブ) 10 ガラス球 11 コーティング膜 13 ヘッドランプ 19 コーナリングアンドクリアランスランプ(クリア
ランスランプ) 22 コーナリングアンドクリアランスバルブ(車輌用
灯具のバルブ) 23 ガラス球 24 コーティング膜

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メタルハライドバルブ、ハロゲンバルブ
    等色温度の高い光源を備えたヘッドランプのヘッドラン
    プ部に隣接して該ヘッドランプ内に設けられたクリアラ
    ンス用の車輌用灯具のバルブであって、そのガラス球の
    表面にブルーのコーティング膜を形成し、点灯時に上記
    コーティング膜を透過した光の色温度を上記ヘッドラン
    プの光源の色温度に近づける様にしたことを特徴とする
    車輌用灯具のバルブ。
  2. 【請求項2】 メタルハライドバルブ、ハロゲンバルブ
    等色温度の高い光源を備えたヘッドランプに隣接して設
    けられたクリアランスランプ内に設けられた車輌用灯具
    のバルブであって、そのガラス球の表面にブルーのコー
    ティング膜を形成し、点灯時に上記コーティング膜を透
    過した光の色温度を上記ヘッドランプの光源の色温度に
    近づける様にしたことを特徴とする車輌用灯具のバル
    ブ。
JP5533693U 1993-09-20 1993-09-20 車輌用灯具のバルブ Pending JPH0719943U (ja)

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JPH0719943U true JPH0719943U (ja) 1995-04-07

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005088856A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005088856A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具

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