JPH0719895Y2 - 車両用テーブル - Google Patents

車両用テーブル

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JPH0719895Y2
JPH0719895Y2 JP1988161915U JP16191588U JPH0719895Y2 JP H0719895 Y2 JPH0719895 Y2 JP H0719895Y2 JP 1988161915 U JP1988161915 U JP 1988161915U JP 16191588 U JP16191588 U JP 16191588U JP H0719895 Y2 JPH0719895 Y2 JP H0719895Y2
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JP
Japan
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cup holder
cup
holder body
fixed case
lock pin
Prior art date
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JP1988161915U
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JPH0282631U (ja
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正信 川元
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Nifco Inc
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Nifco Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、テーブルの内、特にカップ類を保持するため
の車両用テーブルに関する。
[従来の技術] この種のテーブルには、実開昭56-162061号公報などに
開示される如く、座席などに組み込まれる固定ケースに
対して、カップホルダー本体が引出し収納可能に配置し
たものがある。
このような引出し式のテーブル構造では、カップホルダ
ー本体に突起などのストッパー(簡易なロック手段)を
付設して、カップホルダー本体がそのストッパーにより
固定ケースから不用意に抜け落ちないようになってい
る。また、カップホルダー本体には複数のカップホール
ド孔が設けられて、そのホールド孔に応じた数だけカッ
プ類を保持できる。なお、複数のカップホールド孔は、
通常、カップホルダー本体の幅寸法の制約から前後方向
に沿って設けられることが多い。
[考案が解決しようとする課題] このような、従来における引出し式のテーブル構造で
は、カップホルダー本体は固定ケースから不用意に引出
されたり、抜け落ちないようにするため簡易なロック手
段が付設されているものの、任意の引出し量でロックで
きず、途中まで引出した状態で使用すると車体振動など
により前後に摺動して安定性が得られない。
したがって、例えば、1個のカップ類だけを保持したい
場合にも、カップホルダー本体を完全に引出さなくては
ならなかった。ところが、乗員にとっては車室内にカッ
プホルダー本体が完全に引出されると、突出量も大きく
なることからカップ数を複数保持する場合以外は邪魔に
なり、しかも狭い車室内であることから危険性も増大す
る。
本考案の目的は、以上の欠点を解消し、引出し式のテー
ブルにおいて、使い勝手をより向上するとともに、車室
内における危険性も緩和できるようにした車両用テーブ
ルを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本考案は、固定ケースに対し
引出し収納可能に配置されるカップホルダー本体を有
し、このカップホルダー本体に複数のカップホールド孔
を前後方向に沿って設けてなる車両用テーブルにおい
て、前記固定ケース内からカップホルダー本体を引出し
方向へ常に付勢している付勢手段と、固定ケース内に設
けられたロックピンと、前記カップホルダー本体側に固
定されてロックピンと複数箇所で係合するカム溝付きの
ロックプレートとを備え、前記カップホルダー本体が、
付勢手段の付勢力に抗して収納方向へ押されることによ
り、前記ロックピンと係合するカム溝の軌跡に応じ多段
式に引出されて、固定ケースからそのカップホールド孔
を任意の数だけ露出可能であることを要旨とする。
[作用] 以上の構成によれば、例えば、1個のコップ類を保持し
たいときは、カップホルダー本体を押して、固定ケース
から初めのカップホールド孔が露出した状態にセットす
る。また、2個のコップ類を保持したい場合は、カップ
ホルダー本体を押して、固定ケースから2個のカップホ
ールド孔が露出した状態にセットする。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
第1図ないし第5図はこの考案に係る車両用テーブルの
構成例を示すものである。
図において、1はセンターアームレストである。
周知のように、このセンターアームレスト1は第1図に
示すように、後部座席2のシートバック3の中央に傾倒
可能に収納され、必要に応じて前倒しすることによって
シートクッション4の座面の中央に位置し、左右に座っ
ている人の肘掛けなどとして使用できる。
このアームレスト1の内部は第4図に示すように中空状
となっており、その開口部をアームレスト1の回動端側
に覗かせている。この中空内部には二段自動引出し式の
テーブル、すなわちカップホルダー10が収装されてい
る。
カップホルダー10は、偏平矩形状の固定ケース12と、ケ
ース12内に引出し収納可能な配置されたカップホルダー
本体14およびこのカップホルダー14を自動引出しするた
めの各種機構部品とからなっている。
前記固定ケース12の上部両側には複数のブラケット16が
設けられ、この各ブラケット16は、アームレスト1の中
空内部の天井面に配置されたフレーム18にビスBを介し
て固定される。
また、固定ケース12の開口部周縁は前記アームレスト1
の開口部周縁に嵌め付けられた額縁20によって縁取られ
ている。
前記カップホルダー本体14は、第2図、第3図に示すよ
うに、先端にプッシュボタン兼用のリッド22aを一体化
したプレート22と、プレート22の後部に一体化されたロ
ックプレート24と、プレート22の前後方向にに開口形成
した2個のカップホールド孔26、28と、これらカップホ
ールド孔26,,28の下部において、それぞれ両端をプレー
ト22の両側に傾倒可能に軸支されたカップ受け30、32
と、各カップ受け30、32の枢支軸30a,32aの外周に介在
され、カップ受け30、32を常時下降方向に回動付勢する
巻ばね34、36からなっている。
前記ロックプレート24の上面にはハートカムロックを構
成するカム溝38が知られ、固定ケース12に設けたロック
ピン40に係合している。
このカム溝38の溝形状は、第5図に示す形状となってお
り、カップホルダー本体14の引出しおよび収納するとき
にロックピン40はカム溝38の軌跡に追随する結果、プレ
ート22の全没状態、全突出状態にロックするとともに、
全突出状態から半分だけ没入した状態でロックするサイ
クルを繰り返す。
また、前記ロックプレート24の後端部には付勢手段とし
てのコンスタンバネ42のリール42aが回転可能に設けら
れている。コンスタンバネ42の先端は固定ケース12の内
底面前部側に固定されており、カップホルダー本体14の
全没状態では最大限引き伸ばされ、常時これらを突出方
向に付勢している。
また、ロックプレート24の後端底部と固定ケース12の内
底面前部側との間には複数の平リンクの組合せからなる
パントグラフ44が設置され、カップホルダー本体14の摺
動ガイドを行っている。
また、その中点、すなわち不動点の上部にはラック46が
設置されており、このラック46はロックプレート24の下
面に設けた油圧ダンパー48のピニオン48aに噛合してい
るとともに、前記プレート22の後端下部に設けたガイド
溝22bに摺動可能に挿通され、左右の振れを防止するよ
うになっている。
以上の構成において、第2図に示すカップホルダー本体
14の収納状態では、その先端に一体化されたリッド22a
でアームレスト1の開口部を閉鎖している。
この状態から、リッド22aを押圧すると、ハートカムロ
ックが掛け外され、コンスタンバネ42の付勢圧によって
カップホルダー本体14は突出方向へ摺動され、第4図
(a)に示すようにプレート22の全体を突出させる。こ
の時、油圧ダンパー48の緩衝作用によってプレート22は
急速にではなく、やや緩衝で均一な突出速度を保って突
出することになり、動作状態での高級な品質感を得られ
るようになっている。
また、プレート22が突出するに従い、プレート22の底面
に折り畳み状態で、配置されたカップ受け30、32は、バ
ネ圧によって、下降方向に回動し、各々のカップホルダ
ー孔26、28の下部に位置する。
従って、プレート22の全突出状態では二つのカップホー
ルド孔26、28にカップCを差し込めば、その底面を各々
のカップ受け26、28にとって支持されることになる。
次にプレート22の全突出状態からプレート22を押し込め
ば、まず後部側カップ受け30を折り畳んだ状態で後部側
カップホールド孔28の部分は固定ケース12内に入り込
む。その状態で押しを止めると、ロックピン40はカム溝
38の軌跡に応じてプレート22の半没入位置で再度ロック
され、第4図(b)に示すように、プレート22の前部側
カップホールド孔26およびカップ受け30を露出した状態
で固定する。この場合には一つのカップCをカップホル
ダー本体14に保持できる。
さらに、カップホルダー本体14が不必要になった場合に
はさらに押し込むことにより、再び第2図に示すように
カップホルダー本体14は前部側カップ受け30を折り畳ん
だ状態で固定ケース12内に全没し、コンストバネ42の付
勢圧に抗して、ロックピン40とカム溝38とのロック作用
により、収納状態に保持されることになるのである。
尚、前記実施例では最初の操作でカップホルダー本体14
ないしはプレート22を全突出、次に押すことによって半
突出状態に保持するようにしたが、最初に半突出、次に
全突出するように構成することもできる。
[考案の効果] 以上実施例によって詳細に説明したように、本考案の車
両用テーブルにあっては、従来の引出し式のものに対
し、カップホルダー本体がロックピンと係合するカム溝
の軌跡に応じ多段式に引出されて、固定ケースからその
カップホールド孔を任意の数だけ露出可能であることか
ら、保持したいコップ類の数に合わせて、カップホルダ
ー本体を引出して使用しても振動などによって摺動せず
に安定した状態に保持できる。したがって、車室内には
カップホルダー本体を必要とする最小量だけ突出させて
使用できることから、乗員にとっては邪魔になることが
なく、危険性も緩和されるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るテーブルの設置例を示す斜視図、
第2図は前記テーブルの縦断面図、第3図は第2図のII
I-III線断面図、第4図(a)はテーブルの全突出状態
を示す部分断面図、第4図(b)はテーブルの半突出状
態を示す部分断面図、第5図はハートカムロックのカム
溝形状とロックピンとの係合位置関係を示す部分平面図
である。 1……センターアームレスと 10……カップホルダー(テーブル) 12……固定ケース 14……カップホルダー本体 22……プレート 24……ロックプレート 26,28……カップホールド孔 38……カム溝 40……ロックピン 42……コンスタンバネ(付勢手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定ケースに対し引出し収納可能に配置さ
    れるカップホルダー本体を有し、このカップホルダー本
    体に複数のカップホールド孔を前後方向に沿って設けて
    なる車両用テーブルにおいて、 前記固定ケース内からカップホルダー本体を引出し方向
    へ常に付勢している付勢手段と、固定ケース内に設けら
    れたロックピンと、前記カップホルダー本体側に固定さ
    れてロックピンと複数箇所で係合するカム溝付きのロッ
    クプレートとを備え、 前記カップホルダー本体が、付勢手段の付勢力に抗して
    収納方向へ押されることにより、前記ロックピンと係合
    するカム溝の軌跡に応じ多段式に引出されて、固定ケー
    スからそのカップホールド孔を任意の数だけ露出可能で
    あることを特徴とする車両用テーブル。
JP1988161915U 1988-12-15 1988-12-15 車両用テーブル Expired - Lifetime JPH0719895Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988161915U JPH0719895Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15 車両用テーブル

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JP1988161915U JPH0719895Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15 車両用テーブル

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Publication Number Publication Date
JPH0282631U JPH0282631U (ja) 1990-06-26
JPH0719895Y2 true JPH0719895Y2 (ja) 1995-05-10

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ID=31445272

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JP1988161915U Expired - Lifetime JPH0719895Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15 車両用テーブル

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JPS56162061U (ja) * 1980-05-07 1981-12-02

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JPH0282631U (ja) 1990-06-26

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