JPH07198213A - 空気調和機の圧縮機制御装置 - Google Patents

空気調和機の圧縮機制御装置

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JPH07198213A
JPH07198213A JP5354097A JP35409793A JPH07198213A JP H07198213 A JPH07198213 A JP H07198213A JP 5354097 A JP5354097 A JP 5354097A JP 35409793 A JP35409793 A JP 35409793A JP H07198213 A JPH07198213 A JP H07198213A
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JP
Japan
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compressor
compressors
air conditioner
starting
unit
Prior art date
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Application number
JP5354097A
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English (en)
Inventor
Makoto Misawa
誠 三沢
Yukiyoshi Takiguchi
幸義 滝口
Hirobumi Yoshihara
博文 吉原
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/07Details of compressors or related parts
    • F25B2400/075Details of compressors or related parts with parallel compressors

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 起動時の負荷が複数のうち特定の圧縮機のみ
に偏ることなく、複数の圧縮機に平均的に負担させるこ
とにより、複数圧縮機システム全体としての耐久性を確
保する空気調和機の圧縮機制御装置を提供する。 【構成】 複数の圧縮機A,Bを備え、これらの圧縮機
A,Bの運転数を空調負荷に応じて制御する空気調和機
1の圧縮機制御装置において、駆動信号により複数の圧
縮機のうち全体数より少数の圧縮機を起動する駆動手段
15と、一つ前の起動の圧縮機番号を記憶する記憶手段
14と、記憶した圧縮機番号を除く圧縮機を起動優先さ
せる制御手段13とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の圧縮機を備
え、これらの圧縮機の運転数を空調負荷に応じて制御す
る空気調和機の圧縮機制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気調和機には、例えば特開平5−10
607号公報に開示されるように、複数の圧縮機を備え
るものがあり、このような複数の圧縮機のうち、運転率
の小さい圧縮機を優先的に運転し、複数の圧縮機の運転
率が均等になるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように運転率の少
ない圧縮機を優先的に運転可能にしているが、しかし、
圧縮機は起動時に大きな負荷が作用する。従って、単
に、運転率に基づいてのみ複数の圧縮機の運転制御をし
ても、複数圧縮機システム全体としての耐久性を確保
し、故障率を低く抑えて信頼性を向上させることができ
ない。
【0004】この発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、起動時の負荷が複数のうち特定の圧縮機のみに偏る
ことなく、複数の圧縮機に平均的に負担させることによ
り、複数圧縮機システム全体としての耐久性を確保する
空気調和機の圧縮機制御装置を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、複数の圧縮機を備え、これ
らの圧縮機の運転数を空調負荷に応じて制御する空気調
和機の圧縮機制御装置において、駆動信号により複数の
圧縮機のうち全体数より少数の圧縮機を起動する駆動手
段と、一つ前の起動の圧縮機番号を記憶する記憶手段
と、記憶した圧縮機番号を除く圧縮機を起動優先させる
制御手段とを備えることを特徴としている。
【0006】請求項2記載の発明は、複数の圧縮機を備
え、これらの圧縮機の運転数を空調負荷に応じて制御す
る空気調和機の圧縮機制御装置において、駆動信号によ
り複数の圧縮機のうち全体数より少数の圧縮機を起動す
る駆動手段と、起動回数を記憶する記憶手段と、起動回
数の少ない圧縮機を起動優先させる制御手段とを備える
ことを特徴としている。
【0007】請求項3記載の発明は、複数の圧縮機を備
え、これらの圧縮機の運転数を空調負荷に応じて制御す
る空気調和機の圧縮機制御装置において、駆動信号によ
り複数の圧縮機のうち全体数より少数の圧縮機を起動す
る駆動手段と、起動回数を記憶する記憶手段と、起動回
数の少ない圧縮機を起動優先させ安定状態後運転率の少
ない圧縮機を優先的に運転する制御手段とを備えること
を特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明では、駆動信号により複数
の圧縮機のうち全体数より少数の圧縮機を起動し、一つ
前の起動の圧縮機番号を記憶して運転する。そして、次
に起動する時には、記憶した圧縮機番号を除く圧縮機を
優先的に起動し、起動時の負荷が複数のうち特定の圧縮
機のみに偏ることなく、複数の圧縮機に平均的に負担さ
せることにより、複数圧縮機システム全体としての耐久
性を確保する。
【0009】請求項2記載の発明では、駆動信号により
複数の圧縮機のうち全体数より少数の圧縮機を起動し、
起動回数を記憶して運転する。そして、次に駆動する時
には、起動回数の少ない圧縮機を優先的に起動し、起動
時の負荷が複数のうち特定の圧縮機のみに偏ることな
く、複数の圧縮機に平均的に負担させることにより、複
数圧縮機システム全体としての耐久性を確保する。
【0010】請求項3記載の発明では、駆動信号により
複数の圧縮機のうち全体数より少数の圧縮機を起動し、
起動回数を記憶して運転する。そして、次に駆動する時
には、起動回数の少ない圧縮機を優先的に起動し、安定
状態後運転率の少ない圧縮機を優先的に運転し、起動時
の負荷が複数のうち特定の圧縮機のみに偏ることなく、
複数の圧縮機に平均的に負担させることにより、複数圧
縮機システム全体としての耐久性を確保する。
【0011】
【実施例】以下、この発明の空気調和機の圧縮機制御装
置の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】図1は空気調和機の圧縮機制御装置の概略
構成図である。空気調和機1には、エンジン部2、コン
プレッサシステム部3、ヒートポンプ部4が備えられ、
エンジン部2とヒートポンプ部4との間にエンジン部2
の冷却水を循環させる温水回路5が設けられ、またコン
プレッサシステム部3とヒートポンプ部4との間にフロ
ン等の冷媒を圧縮して循環させる冷媒回路6が設けられ
ている。これらのエンジン部2、コンプレッサシステム
部3、ヒートポンプ部4は、操作部7からの指示に基づ
いて制御部8により制御される。
【0013】エンジン部2にはアクチュエータ部9とセ
ンサ部10が備えられ、センサ部10からのエンジン情
報が制御部8へ送られ、制御部8からの指示によりアク
チュエータ部9を制御してエンジン2が運転される。エ
ンジン部2の吸気系から空気と燃料ガスの混合気を吸入
して燃焼し、排気系から排気ガスが排出される。このエ
ンジン部2の運転によりコンプレッサシステム部3が駆
動される。
【0014】コンプレッサシステム部3には、複数の圧
縮機が備えられ、制御部8からの指示に基づきコンプレ
ッサシステム部3の圧縮機の運転数を空調負荷に応じて
制御する。このコンプレッサシステム部3の運転で冷媒
回路6を介してヒートポンプ部4が駆動される。
【0015】ヒートポンプ部4にはアクチュエータ部1
1とセンサ部12が備えられ、センサ部12からのヒー
トポンプ情報が制御部8へ送られ、制御部8からの指示
によりアクチュエータ部11を制御して暖房と冷房との
空気調和か行われる。
【0016】制御部8には、制御手段13、記憶手段1
4及び駆動手段15が備えられ、制御手段13では操作
部7からの指示や記憶手段14に記憶された情報、さら
にセンサ部10からのエンジン情報、センサ部12から
のヒートポンプ情報に基づき駆動手段15を制御し、こ
の駆動手段15によりエンジン部2のアクチュエータ部
9、コンプレッサシステム部3及びヒートポンプ部4の
アクチュエータ部11を駆動する。
【0017】操作部7には、スイッチ部16や表示部1
7が備えられ、オペレータがスイッチ部16を操作する
ことで制御部8に指示信号が送られて空気調和機1の運
転が行われ、その運転状態が表示部17に表示される。
【0018】次に、空気調和機1の詳細な構成を図2及
び図3に基づいて詳細に説明する。図2は空気調和機の
冷房運転時の概略構成図、図3は空気調和機の暖房運転
時の概略構成図である。
【0019】図において、符号1は空気調和機であり、
この空気調和機1は室外ユニット21、室内ユニット2
2から構成されている。エンジン部2、コンプレッサシ
ステム部3、温水回路5及び冷媒回路6が室外ユニット
21に設けられ、ヒートポンプ部4は室外ユニット21
の一部及び室内ユニット22により構成される。
【0020】エンジン部2にはエンジン23が備えら
れ、このエンジン23に吸気管24を介してミキサー2
5及びエアクリーナ26が接続され、このエアクリーナ
26から空気をミキサー25に供給する。また、ミキサ
ー25には配管27を介して流量制御弁28、ガバナ2
9及び電磁弁30が接続され、これらの作動により燃料
ガスがミキサー25に供給される。ミキサー25ではパ
ルスモータ31によるスロットルの作動で燃料ガスと空
気を混合してエンジン23に供給する。
【0021】また、エンジン23にはオイル配管32を
介して電磁弁33及び上方位置にオイルタンク34が接
続され、オイル量が減少時自動的に電磁弁33が開とさ
れ、このオイルタンク34からオイルが重力によりエン
ジン23に供給される。また、エンジン23には排気管
35を介して排気熱交換器36、排気サイレンサ37及
びミストセパレータ38が接続されている。エンジン2
3からの排気が排気熱交換器36と排気サイレンサ37
を流れる時に冷却されて、排気から分離されて酸性分の
あるドレン水が生じる。ミストセパレータ38において
も、排気から分離されて酸性分のあるドレン水が生じ
る。これらのドレン水はそれぞれ配管39を介してドレ
ン水処理装置40に導かれ、このドレン水処理装置40
でドレン水を中和して排水する。エンジン部2にはヒー
タ41が設けられ、このヒータ41によりエンジン23
のオイルパン内オイル温度調節を行う。
【0022】コンプレッサシステム部3には、2個の圧
縮機A,Bが備えられ、この2個の圧縮機A,Bはそれ
ぞれ電磁クラッチ43を介してエンジン23の出力軸4
4に接続される。このそれぞれの電磁クラッチ43は不
図示のクラッチ駆動部材で接続したり、切り離したりの
制御が行われる。45は圧縮機A,B内のオイル温度調
整用のヒータであり、低温起動に際して発熱される。
【0023】冷媒回路6は、冷媒を圧縮して循環させ、
気化、液化することによりヒートポンプ機能を果たすも
のである。この冷媒回路6は、コンプレッサシステム部
3の圧縮機A,Bから四方弁46までの回路を形成する
基部回路47と、室内ユニット22に配置される室内回
路48と、基部回路47と室内回路48との間に配置さ
れる室外回路49とにより構成されている。
【0024】基部回路47は圧縮機A,Bの吐出口側に
接続され、四方弁46の第1のポート46aに連通する
吐出側回路50と、四方弁46の第2のポート46bか
ら圧縮機A,Bの吸込口側に連通する吸込側回路51と
により構成されている。吐出側回路50にはオイルセパ
レータ52が設置され、このオイルセパレータ52には
ヒータ53が設けられ、このヒータ53によりオイルセ
パレータ52の温度調節を行う。オイルセパレータ52
によりオイルがストレーナ54を介して毛細管55によ
りサブアキュームレータ56の上流側に戻され、またサ
クション弁57を介してアキュームレータ58の上流側
に戻される。サクション弁57は主に起動後、圧縮機
A,Bから多量に流出するオイルがオイルセパレータ5
2に溜ると開となり、その他の場合は閉とされる。
【0025】サブアキュームレータ56及びアキューム
レータ58は吸込側回路51に備えられている。このア
キュームレータ58内には冷媒の液体と気体が内蔵さ
れ、気体は回路51cから毛細管60及び回路51d,
51e、51fにより、またストレーナ61及び毛細管
62、回路51d、51e、51fにより、サブアキュ
ームレータ56に送られる。また、アキュームレータ5
8内には冷媒の液体はストレーナ63及び毛細管64、
回路51d、51e、51fにより、サブアキュームレ
ータ56に送られる。ヒータ59は両毛細管62,6
4、ストレーナ61,63まわりの温度調整を行う。な
お、アキュームレータ58内の下部からオイルと液体の
冷媒が、回路51g、ストレーナ77及び制御弁78及
びオリフィス79を通って、回路51e,51fを得て
サブアキュームレータ56に送られる。
【0026】サブアキュームレータ56にはヒータ65
が設けられ、このヒータ65でサブアキュームレータ5
6の温度調節が行われる。サブアキュームレータ56内
の冷媒の気体は、それぞれ圧縮機A,Bの駆動によって
回路51h,51i及び一方向弁67を介して吸引され
る。サブタンク56内に溜るオイル及び液体の冷媒はオ
リフィス66から少しづつ圧縮機A,Bに吸引される。
また、吐出側回路50はストレーナ68、圧力が異常に
高い時開とされる電磁弁69により吸込側回路51と連
結され、圧力の異常な上昇を防止する。
【0027】四方弁46の第3のポート46cには室外
回路49を構成する回路49aが接続されており、この
回路49aには室外熱交換器70が設置されている。こ
の室外熱交換器70と室内回路48の室内熱交換器71
との間には、アキュームレータ58に設けた熱交換器7
2、ストレーナ73、手動弁74を配置した回路49b
と、ジョイント75及び電子膨張弁76が接続されてい
る。
【0028】また、室内回路48には室内での熱交換を
行なう室内熱交換器71が接続されており、この室内熱
交換器71は接続配管(ジョイント)80及び室外回路
49を構成する回路49c及びその途中に配置される手
動弁81を介して基部回路47と、室外回路48の中間
に配置される四方弁46の第4のポート46dと連通し
ている。
【0029】また、吸込側回路51は、室外回路49を
構成する回路49bと制御弁90及びストレーナ91を
介して接続され、さらに吐出側回路50は回路49bと
ストレーナ92、電磁弁93及び毛細管94を介して接
続されている。
【0030】温水回路5は、温水の熱源となるエンジン
23に熱交換器82を有し、温水はサーモスタットを有
する切替弁83、三方弁84、放熱器85、ポンプ8
6、排気熱交換器36、ポンプ87を介して循環する。
始動時には、サーモスタットを有する切替弁83の作動
で、温水が所定の温度になるまでポンプ87を介して温
水を熱交換器82に戻して循環させる。また、三方弁8
4の作動により温水がアキュムレータ58の熱交換器8
8に供給され、アキュームレータ58の温度調節を行
う。
【0031】従って、このように構成された空気調和機
1は、図2に示すように、冷房として運転する場合には
四方弁46を操作して、第1のポート46aと第3のポ
ート46cとを連通させ、同時に第4のポート46dと
第2のポート46bとを連通させた状態とする。
【0032】これによって、エンジン23により圧縮機
A,Bを駆動し、冷媒を圧縮し、この圧縮され、高温、
高圧になった冷媒ガスは室外ユニット21の室外熱交換
器70で、外気によって冷却され液化する。この液化し
た冷媒は電子膨張弁76の作動で減圧され、低圧となっ
た冷媒液は室内ユニット22の室内熱交換器71で室内
空気から熱を奪って蒸発する。この時の蒸発熱により冷
却効果が生じて室内の冷房を行なう。蒸発した冷媒ガス
は再び圧縮機A,Bに戻り、同様なサイクルを繰返す。
【0033】また、暖房として運転する場合には、図3
に示すように、四方弁46を操作して、第1のポート4
6aを第4のポート46dに連通させるとともに、第3
のポート46cを第2のポート46bに連通させた状態
とする。
【0034】これによって、エンジン23により圧縮機
A,Bを駆動し、冷媒を圧縮し、この圧縮され、高温、
高圧になった冷媒ガスは室内ユニット22の室内熱交換
器71で、室内空気によって冷却され液化する。この
時、室内空気は凝縮熱によって暖められ、暖房効果を生
じる。この液化した冷媒は電子膨張弁71の作動で減圧
され、低圧となった冷媒液は室外ユニット21の室外熱
交換器70で外気の熱を奪と同時に温水回路5から三方
弁84を通して温水熱交換器88と熱交換し、蒸発した
冷媒ガスは再び圧縮機A,Bに戻り、同様なサイクルを
繰返す。
【0035】次に、空気調和機の圧縮機制御装置の構成
を詳細に説明する。まず、第1実施例について図1乃至
図4に基づいて説明する。図4は空気調和機の圧縮機制
御装置の第1実施例のフローチャートである。
【0036】この第1実施例の空気調和機の圧縮機制御
装置は、複数の圧縮機の運転数を空調負荷に応じて制御
し、この実施例では図2及び図3に示すように2個の圧
縮機A,Bが備えられている。制御部8には、駆動信号
により複数の即ち2個の圧縮機A,Bのうち全体数より
少数の圧縮機を起動する駆動手段15と、一つ前の起動
の圧縮機番号を記憶する記憶手段14と、記憶した圧縮
機番号を除く圧縮機を起動優先させる制御手段13とを
備えている。
【0037】従って、操作部7を操作すると、制御手段
13を介して駆動手段15を制御し、この駆動手段15
からの駆動信号により複数の圧縮機A,Bのうち全体数
より少数の圧縮機を起動し、一つ前の起動の圧縮機番号
を記憶手段14に記憶して運転する。そして、次に起動
する時には、記憶した圧縮機番号を除く圧縮機を優先的
に起動し、起動時の負荷が複数のうち特定の圧縮機のみ
に偏ることなく、複数の圧縮機に平均的に負担させるこ
とにより、複数圧縮機システム全体としての耐久性を確
保する。
【0038】この第1実施例の空気調和機の圧縮機制御
装置の作動を、図4に基づいて説明する。この実施例で
は、説明の便宜上2個の圧縮機A,Bを制御する場合に
ついて説明する。ステップa1で運転開始信号が入力さ
れると、前回駆動の圧縮機Aか否かの判断が行われ(ス
テップb1)、圧縮機Aでない場合には圧縮機Aを起動
し(ステップc1)、次に圧縮機Bを起動する(ステッ
プd1)。
【0039】ステップe1で容量制御により圧縮機A,
Bの1台を停止する場合には、圧縮機Aの運転時間と圧
縮機Bの運転時間を比較し(ステップf1)、圧縮機A
の運転時間が多い場合には圧縮機Aの運転を停止し、圧
縮機Bの運転を継続する(ステップg1)。そして、ス
テップh1で制御部からの停止信号が入力されると、圧
縮機Bの運転が停止される(ステップi1)。
【0040】一方、ステップf1で圧縮機Bの運転時間
が多い場合には圧縮機Bの運転を停止し、圧縮機Aの運
転を継続する(ステップj1)。そして、ステップk1
で制御部からの停止信号が入力されると、圧縮機Aの運
転が停止される(ステップL1)。
【0041】次に、第2実施例について図1乃至図3及
び図5に基づいて説明する。図5は空気調和機の圧縮機
制御装置の第2実施例のフローチャートである。
【0042】この第2実施例の空気調和機の圧縮機制御
装置は、複数の圧縮機の運転数を空調負荷に応じて制御
し、この実施例では図2及び図3に示すように2個の圧
縮機A,Bが備えられている。制御部8には、駆動信号
により複数の即ち2個の圧縮機A,Bのうち全体数より
少数の圧縮機を起動する駆動手段15と、起動回数を記
憶する記憶手段14と、起動回数の少ない圧縮機を起動
優先させる制御手段13とを備えている。
【0043】従って、操作部7を操作すると、制御手段
13を介して駆動手段15を制御し、この駆動手段15
からの駆動信号により複数の圧縮機A,Bのうち全体数
より少数の圧縮機を起動し、一つ前の起動の圧縮機番号
を記憶手段14に記憶して運転する。そして、次に起動
する時には、起動回数の少ない圧縮機を優先的に起動
し、起動時の負荷が複数のうち特定の圧縮機のみに偏る
ことなく、複数の圧縮機に平均的に負担させることによ
り、複数圧縮機システム全体としての耐久性を確保す
る。
【0044】この第2実施例の空気調和機の圧縮機制御
装置の作動を、図5に基づいて説明する。この実施例で
は、説明の便宜上2個の圧縮機A,Bを制御する場合に
ついて説明する。ステップa2で運転開始信号が入力さ
れると、記憶手段14の起動順序メモリより、前回運転
時の起動した圧縮機の圧縮機番号Aを読み取る(ステッ
プb2)。そして、ステップc2でA=A+1して次の
圧縮機Bを駆動する。但し、A>2の場合にはA=1と
して、最初の圧縮機番号1の圧縮機を駆動する。A>2
の2は圧縮機の数によって設定される。
【0045】ステップd2でタイマを駆動して、次の圧
縮機Bを所定時間駆動させ、Xの条件を満たすか否かの
判断が行われ(ステップe2)、このXの条件は、所定
時間経過後、あるいは高圧側の冷媒温度が所定値以上、
あるいは低圧側の冷媒温度が所定値以下に、あるいは所
定箇所の潤滑油温度が所定値以上である。このXの条件
を満足していると、安定運転状態であり、起動状態が終
了したと判断し、ステップf2で記憶手段14の積算時
間メモリより各圧縮機A,Bの積算時間データを読み取
り、最小値の圧縮機番号Bを選択する。ステップg2
で、選択された最小値の圧縮機番号Bと、圧縮機番号A
が一致しない場合には、圧縮機Bを起動すると共に、圧
縮機Aを停止する(ステップh2)。
【0046】そして、ステップi2で、起動順序メモリ
に圧縮機Aの値を記憶し、次にステップj2でタイマの
値を積算時間メモリ中の圧縮機Aについての時間に加算
し、タイマをクリアし、再スタートする。
【0047】一方、ステップg2で、選択された最小値
の圧縮機番号Bと、圧縮機番号Aが一致している場合に
は、ステップk2で起動順序メモリに圧縮機Aの値を記
憶する。
【0048】次に、ステップl2で、運転停止信号が入
力されているか否の判断を行い、運転停止信号が入力さ
れると、圧縮機Bを停止する(ステップm2)。そし
て、ステップn2で、タイマの値を積算時間メモリ中の
圧縮機Bについての時間に加算し、タイマをクリアす
る。
【0049】次に、第3実施例について図1乃至図3及
び図6に基づいて説明する。図6は空気調和機の圧縮機
制御装置の第3実施例のフローチャートである。
【0050】この第3実施例の空気調和機の圧縮機制御
装置は、複数の圧縮機の運転数を空調負荷に応じて制御
し、この実施例では図2及び図3に示すように2個の圧
縮機A,Bが備えられている。制御部8には、駆動信号
により複数の即ち2個の圧縮機A,Bのうち全体数より
少数の圧縮機を起動する駆動手段15と、起動回数を記
憶する記憶手段14と、起動回数の少ない圧縮機を起動
優先させ安定状態後運転率の少ない圧縮機を優先的に運
転する制御手段13とを備えている。
【0051】従って、操作部7を操作すると、制御手段
13を介して駆動手段15を制御し、この駆動手段15
からの駆動信号により複数の圧縮機A,Bのうち全体数
より少数の圧縮機を起動し、起動回数を記憶手段14に
記憶して運転する。そして、次に駆動する時には、起動
回数の少ない圧縮機を優先的に起動し、安定状態後運転
率の少ない圧縮機を優先的に運転し、起動時の負荷が複
数のうち特定の圧縮機のみに偏ることなく、複数の圧縮
機に平均的に負担させることにより、複数圧縮機システ
ム全体としての耐久性を確保する。
【0052】この第3実施例の空気調和機の圧縮機制御
装置の作動を、図6に基づいて説明する。この実施例で
は、説明の便宜上2個の圧縮機A,Bを制御する場合に
ついて説明する。ステップa3で運転開始信号が入力さ
れると、記憶手段14の起動回数メモリより、各圧縮機
A,Bの起動回数データを読み取り最小値の圧縮機番号
Aを選択する(ステップb3)。そして、ステップc3
で圧縮機番号Aの圧縮機Aを起動し、タイマを起動する
起動回数メモリに圧縮機Aの圧縮機番号Aのデータに1
を付加し、運転中メモリCに圧縮機Aを記憶する。
【0053】ステップd3では、図5のステップd2と
同様にして安定運転状態になったか否かの判断が行わ
れ、安定運転状態になり起動状態が終了したと判断する
と、ステップe3で負荷により圧縮機の使用台数Nを算
出する。例えば負荷大であると、圧縮機の使用台数Nを
大くする。
【0054】ステップf3で、積算メモリより各圧縮機
A,Bの積算データを読み取り最小値からN番目までの
圧縮機No.B1…No.BNを選択する。ステップg3
で、メモリCと比較し、運転中のものを除きNo.B1
…No.BNの圧縮機を起動すると共に、No.B1…N
o.BNにない圧縮機を停止する。そして、ステップh
でタイマの値を停止した圧縮機番号の積算時間に加算す
る。ステップi3で、タイマを一度クリアし、再スター
トする。ステップj3で、運転中メモリCを一度クリア
し、現在運転中圧縮機番号を記憶する。
【0055】ステップk3で運転停止信号が入力されな
い時にはステップe3に移行するが、運転停止信号が入
力されると、圧縮機を停止すると共に、メモリCの各圧
縮機の積算時間データにタイマの値を加算してタイマを
クリアする(ステップl3)。
【0056】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明
は、駆動信号により複数の圧縮機のうち全体数より少数
の圧縮機を起動し、一つ前の起動の圧縮機番号を記憶し
て運転し、次に起動する時には、記憶した圧縮機番号を
除く圧縮機を優先的に起動するから、起動時の負荷が複
数のうち特定の圧縮機のみに偏ることなく、複数の圧縮
機に平均的に負担させることにより、複数圧縮機システ
ム全体としての耐久性を確保することができる。
【0057】請求項2記載の発明は、駆動信号により複
数の圧縮機のうち全体数より少数の圧縮機を起動し、起
動回数を記憶して運転し、次に駆動する時には、起動回
数の少ない圧縮機を優先的に起動するから、起動時の負
荷が複数のうち特定の圧縮機のみに偏ることなく、複数
の圧縮機に平均的に負担させることにより、複数圧縮機
システム全体としての耐久性を確保することができる。
【0058】請求項3記載の発明は、駆動信号により複
数の圧縮機のうち全体数より少数の圧縮機を起動し、起
動回数を記憶して運転し、次に駆動する時には、起動回
数の少ない圧縮機を優先的に起動し、安定状態後運転率
の少ない圧縮機を優先的に運転するから、起動時の負荷
が複数のうち特定の圧縮機のみに偏ることなく、複数の
圧縮機に平均的に負担させることにより、複数圧縮機シ
ステム全体としての耐久性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気調和機の圧縮機制御装置の概略構成図であ
る。
【図2】空気調和機の冷房運転時の概略構成図である。
【図3】空気調和機の暖房運転時の概略構成図である。
【図4】空気調和機の圧縮機制御装置の第1実施例のフ
ローチャートである。
【図5】空気調和機の圧縮機制御装置の第2実施例のフ
ローチャートである。
【図6】空気調和機の圧縮機制御装置の第3実施例のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 空気調和機 13 制御手段 14 記憶手段 15 駆動手段 A,B 圧縮機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の圧縮機を備え、これらの圧縮機の
    運転数を空調負荷に応じて制御する空気調和機の圧縮機
    制御装置において、駆動信号により複数の圧縮機のうち
    全体数より少数の圧縮機を起動する駆動手段と、一つ前
    の起動の圧縮機番号を記憶する記憶手段と、記憶した圧
    縮機番号を除く圧縮機を起動優先させる制御手段とを備
    えることを特徴とする空気調和機の圧縮機制御装置。
  2. 【請求項2】 複数の圧縮機を備え、これらの圧縮機の
    運転数を空調負荷に応じて制御する空気調和機の圧縮機
    制御装置において、駆動信号により複数の圧縮機のうち
    全体数より少数の圧縮機を起動する駆動手段と、起動回
    数を記憶する記憶手段と、起動回数の少ない圧縮機を起
    動優先させる制御手段とを備えることを特徴とする空気
    調和機の圧縮機制御装置。
  3. 【請求項3】 複数の圧縮機を備え、これらの圧縮機の
    運転数を空調負荷に応じて制御する空気調和機の圧縮機
    制御装置において、駆動信号により複数の圧縮機のうち
    全体数より少数の圧縮機を起動する駆動手段と、起動回
    数を記憶する記憶手段と、起動回数の少ない圧縮機を起
    動優先させ安定状態後運転率の少ない圧縮機を優先的に
    運転する制御手段とを備えることを特徴とする空気調和
    機の圧縮機制御装置。
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