JPH07198145A - 温風暖房機のフィルタ構造 - Google Patents

温風暖房機のフィルタ構造

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JPH07198145A
JPH07198145A JP35088593A JP35088593A JPH07198145A JP H07198145 A JPH07198145 A JP H07198145A JP 35088593 A JP35088593 A JP 35088593A JP 35088593 A JP35088593 A JP 35088593A JP H07198145 A JPH07198145 A JP H07198145A
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Toyotomi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温風暖房機の対流用フアンの吸い込み側にメ
ッシュの細かい金網状フィルタを設けて、ゴミ・ホコリ
の捕集性能を良くし、金網状フィルタの変形を防止する
構造とする。 【構成】 枠体1内に熱源部と、該熱源部に室内空気を
送る対流用フアン2を設ける。対流用フアン2の吸い込
み側には、メッシュの細かい金網状フィルタ3を設け、
この金網状フィルタ3の端面全周を樹脂枠4内に鋳込
み、また樹脂枠4の複数個所に突部4aを設けて、突部
4a内にも金網状フィルタ3を鋳込んでなるフィルタ構
造である。この為、金網状フィルタ3の変形或いは金網
状フィルタ3による怪我を防止するものであり、更に金
網状フィルタ3を強固にし、開口面積が多く取れる。ま
た金網状フィルタ3の複数個所をプレス加工して線材の
交差部分をつぶして偏平部分を形成すると一層効果が上
がるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス・石油等を燃焼す
る燃焼部で構成する熱源部に、対流用フアンの風をあて
て温風を得る温風暖房機のフィルタ構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の温風暖房機の対流空気の通過部
に設けた対流用フアンの吸い込み側には、幼児の手・指
が入らない程度の大きさの空気流通孔をパンチングメタ
ルや太い線材で形成したフアンガード、もしくは細かい
網目でフィルタを兼用する金網製のフアンカバーがつい
ている。
【0003】パンチングメタルや太い線材で形成したフ
アンガードは2〜4個所をネジ止めすれば良い。しか
し、0.5mm程度の細い線材を用いた金網製のフアン
カバーは、デコボコになったり、菱形に変形しやすいた
めに、細かいピッチで多数個所ネジ止めしたり、図4に
示すようにフアンカバーの周縁全体を折返し、さらに曲
げて強度を持たせたり、他の部品で保護して固定する方
法が用いられていた。
【0004】このように強度補強をしたフアンカバーは
メッシュの細かい網にすることにより、室内に浮遊する
ゴミなどの通過を防止し、対流用フアンへゴミを付着さ
せない効果が得られるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】対流用フアンの吸い込
み側は室内の空気が流入するところであるから、フアン
カバーの目を細かくして金網状フイルタとすると、綿ホ
コリなどの細かいゴミがフアンカバーを通過させないの
でフィルタの役目をさせることができる。しかし、金網
状フイルタの端面に触れると痛いし、金網の端面がバラ
バラになりやすく、また強度が弱いので、実際の製品で
は金網状フイルタを深絞りしたり、端面部を折返し・曲
げしたり、他の材料で補強するなどの多数の工程や、型
費、加工費、材料費がかかるものである。
【0006】また、補強の実施例として金網状フィルタ
の周縁を樹脂枠内に鋳込む方法が考えられるが、金網状
フィルタと樹脂枠との融着をしっかりするには、網目の
多くを融着すれば良いが、余り融着部分を多くとれば、
共用するために外寸を同じにする時の有効開口面積が少
なくなり、多機種に共用することが困難となったり、樹
脂枠の体積を多く要して材料費高になるという問題点が
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するため、以下の提案をするものである。即ち、枠
体1内に設けた熱源部と、熱源部に対向する対流フアン
2を有し、対流用フアン2の吸い込み側には、メッシュ
の細かい金網状フィルタ3を設け、対流用フアン2で室
内空気を熱源部に送り、熱源部と熱交換して得られた温
風を枠体1の前方室内に吹き出すフィルタ付温風暖房機
において、金網状フィルタ3の端面を、全周にわたって
樹脂枠4内に鋳込み、かつ樹脂枠4の複数個所に内方へ
の突部4aを設け、突部4a内にも金網状フィルタ3を
鋳込んでなる温風暖房機のフィルタ構造としたものであ
る。
【0008】また、金網状フィルタ3の複数個所には、
適宜形状のプレス加工をして線材の交差部をつぶし、偏
平部分3aを設けると、細い線材の位置ずれがなくな
り、強度が向上するものである。
【0009】また、金網状フィルタ3の端部全周を、プ
レスして線材をつぶし偏平にし、樹脂枠4および突部4
a内に鋳込めば、鋳込み部分が狭くとも、強度が向上す
るものである。
【0010】
【作用】本発明の使用に当たっては、予め燃焼をして熱
源部を加熱しておき、対流用フアン2を回転させると、
対流用フアン2の吸い込み側から室内空気を取り入れて
熱源部で熱交換して室内空気を温風とし、枠体1の前面
の温風吹き出口から室内に放出するものである。
【0011】そして、使用する室内の状況が、乳幼児が
多いとか、衣料関係の手内職をする等により、ホコリ・
ゴミが多く浮遊していると、対流用フアン2の作動によ
り、ゴミ・ホコリが金網状フィルタ3に付着滞積するの
で、定期的に金網状フィルタ3を、掃除機で吸引した
り、雑巾等で拭くことにより、ゴミ・ホコリを取り除
き、正常運転を継続するものである。
【0012】金網状フィルタ3の端面全周は樹脂枠4に
てサンドイッチするように鋳込んでおる上に突部4aに
てもサンドイッチしているので、掃除の際離脱したり変
形することもなく、線材の端面にて皮膚を傷付けること
もないものである。
【0013】また、金網状フィルタ3の複数個所には、
適宜形状のプレス加工をして線材の交差部をつぶし、偏
平部分3aを設けると、細い線材でも位置ずれがなく、
ペコペコしなくなり、更に、周辺をプレス加工をすれば
鋳込み部分が少なくても強度が向上するものである。
【0014】
【実施例】次に実施例を示す図により構成を説明する
と、1は本発明の一実施例である石油温風暖房機の枠体
で、該枠体1の内部に燃焼部や熱源部を有している。2
は枠体1の背面等に取着して熱源部と対向した対流用フ
アンで、室内空気を取り入れて熱源部に吹き当て、燃焼
熱を温風に変え、枠体1の前面等に設けた温風吹き出口
より室内へ温風対流させ、暖房に供するものである。
【0015】3は対流用フアン2の吸い込み側に対向し
て設けた金網状フィルタで、図では略四角形状である
が、丸形でも良く、線材も出来るだけ細く、網目も12
〜20メッシュの細かい金網が良い。そして、この金網
状フィルタ3は全周あるいは中央部に適当な間隔を置い
てプレスすることにより、線材と線材の交差部分がつぶ
れ、偏平部分3aが作られると、線材が位置ずれした
り、ペコペコと変形し難くなるもので、このプレス部分
は、金網状フィルタ3に丸形、角形、菱形等の適宜形状
を適当間隔ごとに加工すると、強度を保つのに有効であ
る。
【0016】4は金網状フィルタ3の端面全周をサンド
イッチするように鋳込んだ幅5mm・高さ5mm程度の
樹脂枠で、金網の1目〜2目くらいが樹脂枠4内にかか
る程度で良く、かつ、樹脂枠4の中間部に、角形であれ
ば一つの辺に2個所位、丸形であれば5〜8個所位の適
当間隔をおいて内方へ向けての突部4aを設け、この突
部4a内にても金網状フィルタ3の2〜3目位を鋳込め
ば、金網状フィルタ3を樹脂枠4に強固に保持できるも
のである。また、金網状フィルタ3の端面を切り放しの
まま鋳込んでも、線材の端部により怪我をする心配もな
い。
【0017】また、金網状フィルタ3の端部の全周にプ
レス加工して扁平部分3aを形成する時には、金網状フ
ィルタ3の全周の1目位を樹脂枠4内に鋳込んだだけで
も、充分強度があり、開口面積を大きく取ることも出来
るものである。
【0018】5は樹脂枠4で端面処理した金網状フィル
タ3を枠体1に取り付けるネジであり、また、樹脂枠4
には上下或いは左右に固定用つめ部4bなどを同時成形
しておけば、ネジ5による固定時の仮止めとなる。ま
た、つめ部4bを長めに設定した時には枠体1の背面に
つめ部4bの引っ掛け部を設けておくだけでも良く、簡
単に着脱できるもので、ホコリの滞積が多い時には、金
網状フィルタ3を外して水洗い等も出来、また枠体1内
の掃除も簡単に行なえるもので、形状については応用が
可能なものである。
【0019】
【発明の効果】本発明の金網状フィルタ3の端面は、全
周にわたって樹脂枠4内に鋳込まれたので、金網状フィ
ルタ3の端面の鋭い切り端は樹脂枠4でおおわれてお
り、皮膚に突きささる等の傷を負わせる心配のないもの
であり、樹脂枠4が金網状フィルタ3の骨格となり、容
易に変形しないし、着脱の容易な形状とすることが出来
るものである。
【0020】また、樹脂枠4に設けた複数個所の突部4
aにより、金網状フィルタ3を一定間隔の突部4a内に
網目の多くを保持するので、全体に多くの網目を樹脂枠
4で埋める必要がないから樹脂枠4を細く出来、有効開
口面積を多く取ることができるようになった。
【0021】また、金網状フィルタ3をプレス加工して
線材の交差部をつぶしたので、線材同士が移動しにくく
なり、金網自身が歪んだり、ペコペノたわむような現象
がなくなった。更に金網状フィルタ3の端部もプレスし
ておけば、樹脂枠4の肉厚も薄くて済むものであり、線
材も樹脂から抜けにくいもので、細い線材で実用化が出
来たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す温風暖房機の要部背面図
である。
【図2】本発明に係る部品の拡大平面図である。
【図3】同上部品の断面図である。
【図4】従来例の一つを示す断面図である。
【符号の説明】
1 枠体 2 対流用フアン 3 金網状フィルタ 3a 偏平部分 4 樹脂枠 4a 突部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体1内に設けた熱源部と、熱源部に対
    向する対流フアン2を有し、対流用フアン2の吸い込み
    側には、メッシュの細かい金網状フィルタ3を設け、対
    流用フアン2で室内空気を熱源部に送り、熱源部と熱交
    換して得られた温風を枠体1の前方室内に吹き出すフィ
    ルタ付温風暖房機において、金網状フィルタ3の端面
    を、全周にわたって樹脂枠4内に鋳込み、かつ樹脂枠4
    の複数個所に内方への突部4aを設け、突部4a内にも
    金網状フィルタ3を鋳込んでなる温風暖房機のフィルタ
    構造。
  2. 【請求項2】 金網状フィルタ3の複数個所には、適宜
    形状のプレス加工をして線材の交差部をつぶし、偏平部
    分3aを形成してなる請求項1記載の温風暖房機のフィ
    ルタ構造。
  3. 【請求項3】 金網状フィルタ3の端部全周を、プレス
    して線材をつぶし偏平にし、樹脂枠4および突部4a内
    に鋳込んでなる請求項1或いは2記載の温風暖房機のフ
    ィルタ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018164592A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 株式会社富士通ゼネラル フィルタユニット及び空気清浄機

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