JPH0719753Y2 - 食肉スライサの当て板支持装置 - Google Patents

食肉スライサの当て板支持装置

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JPH0719753Y2
JPH0719753Y2 JP11117789U JP11117789U JPH0719753Y2 JP H0719753 Y2 JPH0719753 Y2 JP H0719753Y2 JP 11117789 U JP11117789 U JP 11117789U JP 11117789 U JP11117789 U JP 11117789U JP H0719753 Y2 JPH0719753 Y2 JP H0719753Y2
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JP
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meat
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slicer
plate
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JP11117789U
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JPH0352094U (ja
Inventor
哲夫 江幡
Original Assignee
株式会社日立工機原町
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、食肉スライサにおいて、肉箱から送り出され
る肉塊が当接する当て板の支持装置に関する。
〔従来の技術〕
第2図は従来の食肉スライサの正面図、第3図は第2図
の左側面図で、機台1の端部には丸刃ベース2が設けら
れ、丸刃ベース2には回転駆動される丸刃3が装着され
ている。また、機台1の上部には肉箱4が配設され、肉
箱4はレール5を案内としてクランク装置6により往復
駆動される。
当て板7は機台1上に設けたホルダ8により保持され、
丸刃3の刃面に対してほぼ平行に配設される。
肉箱4内に収容された肉箱9は肉箱4の送り機構により
順次、当て板7に送られ回転する丸刃3によりスライス
されてスライス片は丸刃3と当て板7の隙間より送り出
される。
第4図は当て板支持装置を示す第3図の一部断面部分図
で、当て板7の下部には当て板7をホルダ8に連結する
結合部10が設けられ、結合部10には当て板7面に対して
垂直に突出するボス10aとガイドバー10cが固着されてい
る。
ボス10aはホルダ8内に設けたピニオン軸11と噛合する
ラック部10bを有し、割り部8bを設けたホルダ8の嵌合
孔8aに遊嵌する。ガイドバー10cはホルダ8の嵌合孔8c
に遊嵌し、当て板7がボス10aの中心にして回転するの
を阻止している。
ピニオン軸11の一端はピニオン軸11がスラスト方向(図
中、矢印C方向)に移動しないようにストッパワッシャ
12でホルダ8の側壁8dに固定され、他端はホルダ8の側
壁8eより突出し、ノブ13が端部に嵌着されている。ピニ
オン軸11の突出部にはスリーブ14が遊嵌し、スリーブ14
の端部にピニオン軸11と螺合するロックノブ15が挿着さ
れている。
上記当て板7の支持構造において、ロックノブ15を締め
付け方向に回すことによりピニオン軸11を図の矢印C方
向に移行させ、その締付力で割り部8bを有する嵌合孔8a
に遊嵌するボス10aを固定して当て板7をホルダ8に固
定する。
なお、ノブ13を回すと当て板7が移動し、当て板7と肉
箱4の間隔が調整される。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来技術では、当て板は肉箱から送られる肉塊が当接す
るので充分の強度と剛性が要求され、従ってそのホルダ
には鋳鉄が使用されている。
そのため、ロックノブを回して嵌合孔の割り部を強く締
め付けるには大きなトルクを必要とするが、作業者が握
りやすくするためロックノブの径は50〜60mm程度のもの
が用いられ、これでは充分な締付力が得られなかった。
また、当て板のボス外径とホルダの嵌合孔の径の差は、
嵌合孔の割り部のたわみ量に見合うように小さく押える
必要があるが、その加工は困難であり、高価であった。
一方、ロックノブの締め付けに工具を用いる方法がある
が、使用頻度が高いため工具は面倒であり、使いにく
い。
さらに、ロックノブの代りに棒状のハンドルを設ける方
法もあるが、肉塊をスライスする際に生じる肉屑を掃除
するとき、ハンドルが邪魔になり肉箱やレール周辺の部
品を取り外しにくいといった欠点があった。
本考案は、従来技術の欠点を解消し、当て板と、それを
支持するホルダの嵌合部における締め付け力を強化し、
当て板を確実にホルダに固定して、安定したスライス作
業を行なうことができる食肉スライスの当て板支持装置
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案では、当て板下部の結合部に設けたボスを割り部
を有するホルダの嵌合孔に遊嵌する一方、上記ホルダ内
に、上記ボスのラック部の噛合するピニオン軸を設け、
該ピニオン軸の一端を上記ホルダの第1側壁に固定し、
他端を該第1側壁に対向する第2側壁より、突出させ、
その突出部に、スリーブを介してロックノブを螺着し、
上記スリーブが上記ホルダの第2側壁に当接する部分に
スラスト軸受を設けた。
〔作用〕
本考案では、ホルダ側壁とスリーブが当接する部分にス
ラスト軸受を設けたので、ロックノブを回して締め付け
たとき、ロックノブ座面に発生する摩擦抵抗を極めて小
さくすることができ、当て板とホルダの嵌合部における
締め付け力を強化することができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の一実施例について説明す
る。
第1図は本実施例による当て板支持装置を示す食肉スラ
イサの一部断面部分図で、本実施例は第4図に示す従来
装置のスリーブ14がホルダ8の側壁8eに当接する部分に
スラスト軸受16を設けたものである。
実験結果では、ロックノブ15に同じトルクを与えると従
来装置と比較して約2倍の締め付け力が得られた。
本実施例によれば、ロックノブを回して締め付けたと
き、ロックノブ座面に発生する摩擦抵抗を極めて小さく
することができ、当て板とホルダの嵌合部における締め
付け力を強化することができる。
よって、当て板を確実にホルダに固定して、安定したス
ライス作業を行なうことができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、従来技術の欠点を解消し、当て板と、
それを支持するホルダの嵌合部における締め付け力を強
化し、当て板を確実にホルダに固定して、安定したスラ
イス作業を行なうことができる食肉スライスの当て板支
持装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による当て板支持装置を示す
食肉スライサの一部断面部分図、第2図は従来の食肉ス
ライサの正面図、第3図は第2図の左側面図、第4図は
当て板支持装置を示す第3図の一部断面部分図である。 1は機台、2は丸刃ベース、3は丸刃、4は肉箱、7は
当て板、8はホルダ、8d、8eは側壁、9は肉塊、10は結
合部、11はピニオン軸、12はストップワッシャ、13はノ
ブ、14はスリーブ、15はロックノブ、16はスラスト軸
受。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動される丸刃と、機台上に配置さ
    れ、上記丸刃に向けて往復駆動される肉箱と、上記機台
    上に設けられたホルダにより支持されて上記丸刃の刃面
    に対して平行に配設され、上記肉箱より送られる肉塊が
    当接するようにした当て板とを有する食肉スライサにお
    いて、上記当て板下部の結合部に設けたボスを割り部を
    有する上記ホルダの嵌合孔に遊嵌する一方、上記ホルダ
    内に、上記ボスのラック部と噛合するピニオン軸を設
    け、該ピニオン軸の一端を上記ホルダの第1側壁に固定
    し、他端を該第1側壁に対向する第2側壁より突出さ
    せ、その突出部に、スリーブを介してロックノブを螺着
    し、上記スリーブが上記ホルダの第2側壁に当接する部
    分にスラスト軸受を設けたことを特徴とする食肉スライ
    サの当て板支持装置。
JP11117789U 1989-09-22 1989-09-22 食肉スライサの当て板支持装置 Expired - Lifetime JPH0719753Y2 (ja)

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JP11117789U JPH0719753Y2 (ja) 1989-09-22 1989-09-22 食肉スライサの当て板支持装置

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JPH0352094U JPH0352094U (ja) 1991-05-21
JPH0719753Y2 true JPH0719753Y2 (ja) 1995-05-10

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JP2002239981A (ja) * 2001-02-02 2002-08-28 Senrei Zen 食肉スライサ
KR101923370B1 (ko) * 2017-01-18 2018-11-29 (주)매크로 졸 고체연료캔

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JPH0352094U (ja) 1991-05-21

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