JPH0719639Y2 - 金型潤滑剤の移動ノズル装置 - Google Patents

金型潤滑剤の移動ノズル装置

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JPH0719639Y2
JPH0719639Y2 JP1988153760U JP15376088U JPH0719639Y2 JP H0719639 Y2 JPH0719639 Y2 JP H0719639Y2 JP 1988153760 U JP1988153760 U JP 1988153760U JP 15376088 U JP15376088 U JP 15376088U JP H0719639 Y2 JPH0719639 Y2 JP H0719639Y2
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lever
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JP1988153760U
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JPH0276637U (ja
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安平 高田
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、鍛造プレス機における金型の表面に潤滑剤を
吹き付ける金型潤滑剤吹付装置に関し、特にプレススラ
イダの動作に連動して潤滑剤ノズルを上下金型間へ出入
させる金型潤滑剤用移動ノズル装置に関する。
(従来技術) 鍛造プレス等においては、金型から鍛造成形物を円滑に
取り出すため、並びに金型の冷却、洗浄のために、金型
へ被成形物を投入する前に、金型表面に潤滑剤を圧縮空
気との混合流体を吹き付けている。このための潤滑剤ノ
ズルは、潤滑剤導入管の側部に複数個形成され、プレス
動作の合間に上下金型間に出入して複数の金型に一度に
潤滑剤混合流体を吹き付ける。
従来、この種の潤滑剤ノズルを金型間に出入させる機構
としては、先端にノズルをもつ潤滑剤導入管を台車上に
設置してこの台車を駆動源の空・油圧力で前後進運動さ
せるようにしたもの、あるいはトランスファフィーダの
駆動軸にカム機構を介して連結し、該駆動軸に連動して
出入移動させるもの等が知られており、さらにプレスフ
レームに不等脚4角形リンク機構を介してノズルレバー
を連結し、該リンク機構を適当な駆動源にて反復動作さ
せるかあるいは該リンク機構の一端をプレススライダの
下降で押下させ、ノズルレバーを金型間に出入させるよ
うにしたもの(例えば特開昭59−47036号)、その他プ
レスフレームから垂下した長尺のレバーをその中間位置
でプレススライダにリンク連結し、該スライダの上下動
でこの垂下レバーの下端に係合させた水平なノズルレバ
ーを金型間に出入させるもの(例えば実願昭62−200823
号)等がある。
(考案が解決しようとする課題) 上述した従来の鍛造プレス機における金型潤滑剤のノズ
ル移動機構のうち、空・油圧源を駆動源として、ノズル
を保持した台車を前後進させるもの、あるいはトランス
ファフィーダ駆動源よりカム駆動によりノズル移動を行
う形式のものは、ノズルの往復運動にどうしても1.5〜
2秒前後の時間が必要である。したがって生産性を高め
るためプレス機の動作速度が速くなると、金型内でのノ
ズルの停止時間が長くとれず、有効な潤滑剤吹き付けが
できなくなる。またプレス機の動作に対しノズル移動動
作のタイミングがプレス機の反復動作中にくるってきた
り、ノズルのサイクルタイムが間に合わないため移動ノ
ズルを採用できなくなるといった欠点がある。また前述
の4角形リンク機構を採用したものは、ノズルレバーの
出入動作が水平直進運動をせず、円弧形の前後進動作を
行うのでプレス機周囲のスペースの点で問題があり、特
にプレススライダの往復動作が速くなると、リンク機構
の動作がスライダの上下動に同期しずらくなるという欠
点がある。長尺の垂下レバーをフレームから振子状に吊
り下げ、中間部分をスライダにリンク連結した前記実願
昭62−200823号の装置は、スライダの動作のみでノズル
レバーの水平出入動作を行い得、かつそのストローク
長、即ち垂下レバーのスイング角を大とし得る点では有
利であるものの、垂下レバーの長さが長いためにスライ
ダの近傍にコンパクトにまとめるのが難しく、また強度
の点でもやや問題があった。
本考案はプレスフレームから垂下する振子レバーを出来
るだけ短かくし、これによってレバー枢着部その他各部
の耐久性を高め、しかもレバーのスイング角の拡大、し
たがってノズルレバーのストローク長が長くとれ、プレ
ス動作に連動した高速動作が可能な金型潤滑剤の移動ノ
ズル装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る金型潤滑剤の移動ノズル装置は、鍛造機フ
レームに上端が枢着された振子レバーと、前記振子レバ
ーの上端枢着点から鍛造機スライダ側へ寄った位置で前
記フレームに枢着されたL形リンクと、前記L形リンク
はそのL形曲折部が前記フレームに枢着されており、前
記L形リンクの短辺部先端と前記スライダとを連結する
第1のリンクと、前記L形リンクの長辺部先端と前記振
子レバーの中途位置とを連結している第2のリンクと、
前記振子レバーの下端に係合して往復直進動作するよう
にガイドされるノズルレバーとを有し、前記振子レバー
の下端には該振子レバーの長手方向に沿った長溝が形成
され、前記ノズルレバーに軸支されたローラが前記長溝
に係合し、これによって前記振子レバーの揺動で前記ノ
ズルレバーが往復直進動作するようになっており、前記
スライダの下降位置で前記第2のリンクが略水平な後退
位置をとるようにしたものである。
(実施例) 次に、本考案を実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案の実施例に係る移動ノズル装置の側面断
面図、第2図は第1図のA−A線に沿った正面断面図、
また第3図は第1図のB−B線に沿った平面断面図であ
る。上下動作してプレス作業を行うプレススライダ1の
近傍でプレス機の本体即ちプレスフレーム2に、揺動動
作する振子レバー12がその上端で枢軸15によりレバー支
持フレーム24を介して枢着されている。この振子レバー
12とプレススライダ1との間の位置でプレスフレーム2
に、短辺側と長辺側のレバー長さの異なるL形レバー8
がそのL形曲折部の箇所を枢軸9で枢着されている。こ
の実施例では第1図および第4図、第6図、第8図に示
すように、L形レバー8のL形曲折部がフレーム2に回
転可能に枢軸9で軸支されている。枢軸9にはまた長さ
の短かい安全レバー6の一端が固着され、該安全レバー
6の中途部とL形レバー8の短辺部先端が一対の安全ボ
ルト10によって互いに固着されている。そしてこのL形
レバー8と安全レバー6とで本考案に係るL形リンクを
構成している。安全ボルト10は第6図および第7図に明
示する如く、その中途部に切込み部10aが形成され、ト
ラブルにより振子レバー12あるいはノズルレバー16が制
止されておりスライダ1が上昇するときに折損し、これ
によってL形リンクがそのリンク機能を消失するように
なっている。プレススライダ1にはブラケット3および
ピン5を介して第1のリンク4の上端が連結され、該第
1のリンク4の下端は、第1図および第5図で示すよう
に、安全レバー6の他端にピン7を介して連結されてい
る。
L形レバー8の長辺部先端はピン13,14および第2のリ
ンク11を介して振子レバー12の中途部にリンク連結され
ている。ここでL形レバー8に固着された枢軸9と該レ
バー長辺部先端の第2リンク連結ピン13との距離lは、
枢軸9と安全レバー6の他端の第1リンク連結ピン7と
の距離l′よりも大となっている。
第1図および第2図を参照すれば、振子レバー12の下半
部分に昇降シリンダ22が設けられており、該シリンダの
ピストンロッド先端に、下端が2肢に分岐した伸縮作動
部材即ちフォークエンド20が枢着されている。フォーク
エンド20の下端分岐部はシリンダ軸方向にのびた挾持溝
26を形成しており、水平なノズルレバー16の基部近くに
横方向に貫通して軸支されたローラ21が前記挾持溝26内
に挿通され、これによって振子レバー12とノズルレバー
16が係合されている。前記レバー支持フレーム24にはそ
の下部にノズルレバー16を支持する下部フレーム24aが
設けられている。この下部フレーム24aにノズルレバー1
6の両横側部および上下側部を挾持してノズルレバー16
の水平移動をガイドするガイドローラ17,18が軸支され
ている。ノズルレバー16の基部および下部フレーム24a
の端部にそれぞれストッパ部16′,24′が形成され、ノ
ズルレバーが後退したとき両ストッパ部16′,24′が当
接して該レバーの最後退位置が定まるようになってい
る。下部フレーム24aの下部にはまたノズルレバー後退
用シリンダ23が取り付けられ、フォークエンド20をロー
ラ21より外したときに前記シリンダ23によってプレスス
ライダ2の動作とは別にノズルレバー16を前記ストッパ
部16′,24′の当接位置まで後退させ得るようになって
いる。なおノズルレバー16の先端には潤滑剤ノズルが取
り付けられている。
上述の構成でプレススライダ1が上昇位置にあるときは
第1のリンク4、前記L形リンク、第2のリンク11およ
び振子レバー12が第1図の実線位置にあり、振子レバー
12に係合しているノズルレバー16は金型内に入るように
前進している。これからスライダ2が下降すると、第1
のリンク4によって前記L形リンクは枢軸9を中心にし
て破線位置へ回転し、第2のリンク11を介して振子レバ
ー12はピン15を中心に破線位置へ揺動し、したがってノ
ズルレバー16は金型から離れた退避位置へ水平移動す
る。この状態では、前述したL形リンクの回転支点と第
1、第2リンク4,11との連結点との寸法関係(l>
l′)および第2のリンク11と振子レバー12との連結位
置の関係から第2のリンク11は破線図示のように略水平
にのびきった状態となり、金型位置から最も離れた位置
をとる。このようにしてプレススライダ1の所定ストロ
ークに対して振子レバー12は大きなスイング角θで反復
回転動作(揺動)し、ノズルレバーは充分な移動量で金
型内に出入する。
潤滑剤ノズルを使用せずにプレス動作させるときは、昇
降シリンダ22によりフォークエンド20を上昇させてロー
ラ21との係合を外し、ノズルレバー後退用シリンダ23に
よってノズルレバー16をストッパ部16′,24′が当接す
る位置まで後退させる。なおフォークエンド20とノズル
レバー16との係合はこのストッパ部16′,24′の当接位
置で行われる。スライダ1の上昇途中でノズルレバー16
や振子レバー12が制止されたときは、前述の如く安全ボ
ルト10の破断で前記L形リンクはリンク機能をしなくな
るのでノズルレバー16や振子レバー12の損傷が防止され
る。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、レバー長さを異な
らせたL形リンクの中間部をプレスフレームに枢着し、
該リンクの短辺部をプレススライダにリンク連結し、長
辺部を振子レバーの略中間部にリンク連結したので、振
子レバーの枢着部の強度、耐久性が向上し、また振子レ
バーのスイング角度の拡大が図られ、これによって金型
潤滑剤ノズルの十分な移動量が確保できるという効果が
もたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る金型潤滑剤用移動ノズル
装置の側面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3
図は第1図のB−B線平面断面図、第4図は第1図のC
−C線断面図、第5図は第1図のD−D線断面図、第6
図は第4図のE−E線断面図、第7図は第6図のF−F
線断面図、第8図は第6図のG−G線断面図である。 1…プレススライダ、2…プレスフレーム、4…第1の
リンク、5,7,13,14,15…ピン、6…安全レバー、8…L
形レバー、9…枢軸、10…安全ボルト、11…第2のリン
ク、12…振子レバー、16…ノズルレバー、20…フォーク
エンド、21…ローラ、22…昇降シリンダ、26…挾持溝。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鍛造機フレームに上端が枢着された振子レ
    バーと、前記振子レバーの上端枢着点から鍛造機スライ
    ダ側へ寄った位置で前記フレームに枢着されたL形リン
    クと、前記L形リンクはそのL形曲折部が前記フレーム
    に枢着されており、前記L形リンクの短辺部先端と前記
    スライダとを連結する第1のリンクと、前記L形リンク
    の長辺部先端と前記振子レバーの中途位置とを連結して
    いる第2のリンクと、前記振子レバーの下端に係合して
    往復直進動作するようにガイドされるノズルレバーとを
    有し、前記振子レバーの下端には該振子レバーの長手方
    向に沿った長溝が形成され、前記ノズルレバーに軸支さ
    れたローラが前記長溝に係合し、これによって前記振子
    レバーの揺動で前記ノズルレバーが往復直進動作するよ
    うになっており、前記スライダの下降位置で前記第2の
    リンクが略水平な後退位置をとることを特徴とする金型
    潤滑剤の移動ノズル装置。
  2. 【請求項2】前記L形リンクは、L形レバー部材および
    安全レバー部材を有し、前記L形レバー部材のL形曲折
    部が枢軸を介して前記鍛造機フレームに枢着されるとと
    もに該枢軸に回転支持さた安全レバー部材を介して前記
    第1のリンクと連結され、前記L形レバー部材と前記安
    全レバーとが不慮の過大負荷で破断可能な安全ボルトで
    固着されてL形リンクを構成していることを特徴とする
    請求項第1項記載の金型潤滑剤の移動ノズル装置。
  3. 【請求項3】前記振子レバーの下端に前記長溝を備えた
    伸縮作動部材が設けられ、該伸縮作動部材の長溝を介し
    て前記振子レバーが前記ノズルレバーに係合し、該伸縮
    作動部材の収縮動作で該係合が離脱することを特徴とす
    る請求項第1項記載の金型潤滑剤の移動ノズル装置。
JP1988153760U 1988-11-26 1988-11-26 金型潤滑剤の移動ノズル装置 Expired - Lifetime JPH0719639Y2 (ja)

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JP1988153760U JPH0719639Y2 (ja) 1988-11-26 1988-11-26 金型潤滑剤の移動ノズル装置

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Publication Number Publication Date
JPH0276637U JPH0276637U (ja) 1990-06-12
JPH0719639Y2 true JPH0719639Y2 (ja) 1995-05-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3230095A1 (de) * 1982-08-13 1984-02-16 Eumuco Aktiengesellschaft für Maschinenbau, 5090 Leverkusen Vorrichtung zum ausblasen und bespruehen von gesenken von schmiedepressen, insbesondere gesenkschmiedepressen
JPH05265Y2 (ja) * 1985-09-30 1993-01-06
JPH0227959Y2 (ja) * 1986-03-17 1990-07-27

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JPH0276637U (ja) 1990-06-12

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