JPH07196196A - 封入封緘機の封筒搬送機構 - Google Patents
封入封緘機の封筒搬送機構Info
- Publication number
- JPH07196196A JPH07196196A JP33851893A JP33851893A JPH07196196A JP H07196196 A JPH07196196 A JP H07196196A JP 33851893 A JP33851893 A JP 33851893A JP 33851893 A JP33851893 A JP 33851893A JP H07196196 A JPH07196196 A JP H07196196A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- envelope
- belt
- fins
- enclosing
- stacker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スタッカに封筒が差し掛かっても、封筒の後
端を折り曲げないで、かつスタッカの前に排出手段を設
ける必要のない封入封緘機の封筒搬送機構。 【構成】 少なくとも、一対の回転ロ−ラに掛けられて
いるベルト面より起立する方向にフィンをフィンを設け
られたフィン付きベルトを有する封入封緘機の封筒搬送
機構において、前記回転ロ−ラの回転中心を垂直方向に
設け、フィンが封筒をストッカ−側に押し出すことを特
徴とし、また前記回転ロ−ラの回転中心が垂直方向でな
い方向に設けられていることを特徴とし、更に封筒の移
動平面と、この移動平面の一側端に設けられた少なくと
も一対の回転ロ−ラに巻き付けられたフィン付きベルト
と、他側面に設けられた側壁によって構成されているこ
とを特徴とする封入封緘機の封筒搬送機構。
端を折り曲げないで、かつスタッカの前に排出手段を設
ける必要のない封入封緘機の封筒搬送機構。 【構成】 少なくとも、一対の回転ロ−ラに掛けられて
いるベルト面より起立する方向にフィンをフィンを設け
られたフィン付きベルトを有する封入封緘機の封筒搬送
機構において、前記回転ロ−ラの回転中心を垂直方向に
設け、フィンが封筒をストッカ−側に押し出すことを特
徴とし、また前記回転ロ−ラの回転中心が垂直方向でな
い方向に設けられていることを特徴とし、更に封筒の移
動平面と、この移動平面の一側端に設けられた少なくと
も一対の回転ロ−ラに巻き付けられたフィン付きベルト
と、他側面に設けられた側壁によって構成されているこ
とを特徴とする封入封緘機の封筒搬送機構。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は封入封緘機の封筒搬送機
構に関する。
構に関する。
【0002】
【従来の技術】封入封緘機で封筒を搬送する機構として
は図3、及び図4に示すようなものが従来よく使用され
ている。この機構は、封筒に書類を封入することを目的
とした封入封緘機の封筒を搬送ベルト上に載せて移送す
るものであり、以下のような構成を有する。
は図3、及び図4に示すようなものが従来よく使用され
ている。この機構は、封筒に書類を封入することを目的
とした封入封緘機の封筒を搬送ベルト上に載せて移送す
るものであり、以下のような構成を有する。
【0003】すなわち、11はフィン付きベルト、11
aはベルト面より垂直に起立するフィン、12は水平軸
線を中心に回転可能とし、かつフィン付きベルト11を
掛け渡したロ−ラである。回転駆動手段(図示しない)
によってロ−ラ12が回転することによりフィン付きベ
ルト11が図3中A方向に回転する。この機構は、例え
ば周知の手段により上方から図3に記載のように封筒1
3が供給されて搭載され、搬送封筒検出手段Pが封筒1
3の図示位置への搭載を検出すると、前記回転駆動手段
によりロ−ラ12が回転して、フィン11aが封筒13
をA方向に搬送し、スタッカ15に移送し、その後フィ
ン11aが回転を続け、図3に記載の初期位置に戻る。
aはベルト面より垂直に起立するフィン、12は水平軸
線を中心に回転可能とし、かつフィン付きベルト11を
掛け渡したロ−ラである。回転駆動手段(図示しない)
によってロ−ラ12が回転することによりフィン付きベ
ルト11が図3中A方向に回転する。この機構は、例え
ば周知の手段により上方から図3に記載のように封筒1
3が供給されて搭載され、搬送封筒検出手段Pが封筒1
3の図示位置への搭載を検出すると、前記回転駆動手段
によりロ−ラ12が回転して、フィン11aが封筒13
をA方向に搬送し、スタッカ15に移送し、その後フィ
ン11aが回転を続け、図3に記載の初期位置に戻る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常は、スタッカ15
はフィン付きベルト11とほぼ同じ高さもしくはその高
さより低く設けられているので、フィン付きベルト11
が次の図4に示すように封筒をスタッカ15上に押し出
した後フィン付きベルト11がロ−ラ12に沿って移動
すると、フィン11aにより封筒13の後端13cが下
方に押圧され、封筒3の後端13cが破れたり折れ曲が
ったり、あるいは封筒13の搬送詰まり(通常、紙ジャ
ムと言われている。)が発生していた。
はフィン付きベルト11とほぼ同じ高さもしくはその高
さより低く設けられているので、フィン付きベルト11
が次の図4に示すように封筒をスタッカ15上に押し出
した後フィン付きベルト11がロ−ラ12に沿って移動
すると、フィン11aにより封筒13の後端13cが下
方に押圧され、封筒3の後端13cが破れたり折れ曲が
ったり、あるいは封筒13の搬送詰まり(通常、紙ジャ
ムと言われている。)が発生していた。
【0005】その為、従来は封筒を排出する排出手段に
よってフィンのはたきを回避していたが、機械も大きく
なり、かつコスト高となっていた。本考案は以上に鑑
み、搬送封筒を排出する排出手段を必要としない封入封
緘機の封筒搬送機構に関する。
よってフィンのはたきを回避していたが、機械も大きく
なり、かつコスト高となっていた。本考案は以上に鑑
み、搬送封筒を排出する排出手段を必要としない封入封
緘機の封筒搬送機構に関する。
【0006】
【課題を解決するための手段】従って本発明では、少な
くとも一対の回転ロ−ラに掛けられいるベルト面より起
立する方向にフィンを設けられたフィン付きベルトを有
する封入封緘機の封筒搬送機構において、前記回転ロ−
ラの回転中心を垂直方向に設け、フィンが封筒をスタッ
カ−側に押し出すことを特徴とする請求項1記載の封筒
搬送機構と、前記回転ロ−ラの回転中心が垂直方向でな
い方向に設けえられている請求項2記載の封筒搬送機構
と、封筒の移動平面と、この移動平面の一側端に設けら
れた少なくとも一対の回転ロ−ラに巻き付けられた請求
項1記載のフィン付きベルトと、他側面に設けられた側
壁によって構成されていることを特徴とする請求項3に
記載の封筒搬送機構を採用した。
くとも一対の回転ロ−ラに掛けられいるベルト面より起
立する方向にフィンを設けられたフィン付きベルトを有
する封入封緘機の封筒搬送機構において、前記回転ロ−
ラの回転中心を垂直方向に設け、フィンが封筒をスタッ
カ−側に押し出すことを特徴とする請求項1記載の封筒
搬送機構と、前記回転ロ−ラの回転中心が垂直方向でな
い方向に設けえられている請求項2記載の封筒搬送機構
と、封筒の移動平面と、この移動平面の一側端に設けら
れた少なくとも一対の回転ロ−ラに巻き付けられた請求
項1記載のフィン付きベルトと、他側面に設けられた側
壁によって構成されていることを特徴とする請求項3に
記載の封筒搬送機構を採用した。
【0007】
【作用】従来は搬送封筒を排出する排出手段によってフ
ィンのはたきを回避していたが、この考案にある構成を
採用すれば、排出手段を設けないで封筒搬送フィンのは
たきを回避することができる。
ィンのはたきを回避していたが、この考案にある構成を
採用すれば、排出手段を設けないで封筒搬送フィンのは
たきを回避することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面に示す実施例に従い本願考案を詳
細に説明する。図1に本考案の構成を図示する。1はフ
ィン付きベルト、1aはフィン、2は封筒、3は垂直軸
線を中心に回転可能とし、かつフィン付きベルト1を掛
け渡したロ−ラであり、4は側壁、5が移動平面であ
る。従来例と同様に、フィン付きベルト1はロ−ラ3に
巻き付けられているので、図外の回転駆動手段によりロ
−ラ3が回転するとフィン付きベルト1が回転する。ま
た、フィン1aはフィン付きベルト1に対して起立し、
封筒の長手方向の長さ以上に間隔を置き、1個または複
数個設けられている。従来と異なり、本構成ではフィン
付きベルトの回転中心軸が垂直方向になっている。
細に説明する。図1に本考案の構成を図示する。1はフ
ィン付きベルト、1aはフィン、2は封筒、3は垂直軸
線を中心に回転可能とし、かつフィン付きベルト1を掛
け渡したロ−ラであり、4は側壁、5が移動平面であ
る。従来例と同様に、フィン付きベルト1はロ−ラ3に
巻き付けられているので、図外の回転駆動手段によりロ
−ラ3が回転するとフィン付きベルト1が回転する。ま
た、フィン1aはフィン付きベルト1に対して起立し、
封筒の長手方向の長さ以上に間隔を置き、1個または複
数個設けられている。従来と異なり、本構成ではフィン
付きベルトの回転中心軸が垂直方向になっている。
【0009】以上の構成において、図外の搬送封筒搭載
手段により図1に記載のように封筒2の長手方向が図中
矢印Y方向に一致するような位置に封筒2が搭載される
と、図示しない搬送封筒検出手段が封筒2を検出して、
その検出結果により図示しない回転駆動手段がフィン付
きベルト1を回転させ、ロ−ラ3の回転中心軸が垂直方
向となっているためにフィン1aがその回転により封筒
2の端部2bを押し出すように搬送する。この場合、図
1のように端部2bに力が加えられるので、封筒2には
反時計回りのモ−メントが発生するので、力が加えられ
ている端部2bと対角線方向の別の端部2bからモ−メ
ントの作用が側壁4に対して加えられる。その作用に対
して側壁4の反作用が働くので図1中のY方向に移動平
面5上を封筒2が搬送される。図2からも分かるよう
に、フィン付きベルト1の回転面が水平面内にあるため
に、スタッカ6に封筒2が差し掛かっても、フィン1a
が封筒2の後端3cを水平方向にスタッカ6に押し出す
ので、封筒2をはたかない。従って、このように実施す
ると排出手段を設ける必要がない。
手段により図1に記載のように封筒2の長手方向が図中
矢印Y方向に一致するような位置に封筒2が搭載される
と、図示しない搬送封筒検出手段が封筒2を検出して、
その検出結果により図示しない回転駆動手段がフィン付
きベルト1を回転させ、ロ−ラ3の回転中心軸が垂直方
向となっているためにフィン1aがその回転により封筒
2の端部2bを押し出すように搬送する。この場合、図
1のように端部2bに力が加えられるので、封筒2には
反時計回りのモ−メントが発生するので、力が加えられ
ている端部2bと対角線方向の別の端部2bからモ−メ
ントの作用が側壁4に対して加えられる。その作用に対
して側壁4の反作用が働くので図1中のY方向に移動平
面5上を封筒2が搬送される。図2からも分かるよう
に、フィン付きベルト1の回転面が水平面内にあるため
に、スタッカ6に封筒2が差し掛かっても、フィン1a
が封筒2の後端3cを水平方向にスタッカ6に押し出す
ので、封筒2をはたかない。従って、このように実施す
ると排出手段を設ける必要がない。
【0010】以上の実施例では、フィン付きベルトを掛
け渡すロ−ラの回転中心を垂直方向とし、そのフィン付
きベルトを片側に設けるように実施したが、両側に設け
ても構わない。ただし、両フィン付きベルトの回転速度
は同一で、かつフィンが対向するように回転しなければ
ならない。
け渡すロ−ラの回転中心を垂直方向とし、そのフィン付
きベルトを片側に設けるように実施したが、両側に設け
ても構わない。ただし、両フィン付きベルトの回転速度
は同一で、かつフィンが対向するように回転しなければ
ならない。
【0011】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、封筒を排
出する排出手段を必要としない封入封緘機の封筒搬送機
構が実現でき、フィン付きベルトのフィンで封筒をはた
くことを回避することができ、封入封緘機の機構構成が
簡素化されて機械的信頼性が向上する。また、フィン付
きベルトの回転軸の中心方向を垂直方向にしたので、ベ
ルト交換作業が簡単になる。
出する排出手段を必要としない封入封緘機の封筒搬送機
構が実現でき、フィン付きベルトのフィンで封筒をはた
くことを回避することができ、封入封緘機の機構構成が
簡素化されて機械的信頼性が向上する。また、フィン付
きベルトの回転軸の中心方向を垂直方向にしたので、ベ
ルト交換作業が簡単になる。
【図1】本発明の実施例に係る封筒搬送機構を表す斜視
図
図
【図2】図1の略平面図
【図3】従来の封筒搬送機構を表す斜視図
【図4】図3中のX−X’部分の略断面図(排出ピンチ
ロ−ラを除く。)
ロ−ラを除く。)
1 フィン付きベルト 1a フィン 2 封筒 2b 封筒の端部 2c 封筒の一辺(後端部) 3 ロ−ラ 4 側壁 5 移動平面 6 スタッカ
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも一対の回転ロ−ラに掛けられ
いるベルト面より起立する方向にフィンを設けられたフ
ィン付きベルトを有する封入封緘機の封筒搬送機構にお
いて、前記回転ロ−ラの回転中心を垂直方向に設け、フ
ィンが封筒をスタッカ−側に押し出すことを特徴とする
封入封緘機の封筒搬送機構。 - 【請求項2】 前記回転ロ−ラの回転中心が垂直方向で
ない方向に設けえられている請求項1記載の封入封緘機
の封筒搬送機構。 - 【請求項3】 封筒の移動平面と、この移動平面の一側
端に設けられた少なくとも一対の回転ロ−ラに巻き付け
られた請求項1記載のフィン付きベルトと、他側面に設
けられた側壁によって構成されていることを特徴とする
封入封緘機の封筒搬送機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33851893A JPH07196196A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 封入封緘機の封筒搬送機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33851893A JPH07196196A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 封入封緘機の封筒搬送機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07196196A true JPH07196196A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=18318920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33851893A Pending JPH07196196A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 封入封緘機の封筒搬送機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07196196A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104528422A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-04-22 | 苏州格林电子设备有限公司 | 一种硅片推片装置用推送机构 |
JP2016528058A (ja) * | 2013-05-06 | 2016-09-15 | シクパ ホルディング ソシエテ アノニムSicpa Holding Sa | 文書を読み取り、文書にマークを印刷するための機器および方法 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP33851893A patent/JPH07196196A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016528058A (ja) * | 2013-05-06 | 2016-09-15 | シクパ ホルディング ソシエテ アノニムSicpa Holding Sa | 文書を読み取り、文書にマークを印刷するための機器および方法 |
CN104528422A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-04-22 | 苏州格林电子设备有限公司 | 一种硅片推片装置用推送机构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07196196A (ja) | 封入封緘機の封筒搬送機構 | |
US8651483B2 (en) | Sheet inverting device and method of inverting a folded sheet | |
JP3298399B2 (ja) | 媒体搬送装置における斜行修正装置 | |
JP3085909B2 (ja) | 画像形成装置の排紙装置 | |
JP4540867B2 (ja) | 搬送装置 | |
JPH1045306A (ja) | 印刷済み製品を別の処理箇所まで搬送するための装置 | |
JP3186026B2 (ja) | 薬袋フィーダ | |
JPH0238506B2 (ja) | Fukushakinoyoshikyokyusochi | |
JP2549922Y2 (ja) | 用紙ガイド機構 | |
JPH08310625A (ja) | 薬剤の搬送ローラ及び搬送装置 | |
JP2000063005A (ja) | 搬送補助部材、媒体処理装置 | |
JPH1081419A (ja) | アキュームレートコンベア装置 | |
JP2004262659A (ja) | シート状のエレメントを搬送するための装置 | |
JPH0986726A (ja) | 用紙搬送位置補正装置 | |
JPH06171825A (ja) | 用紙スタックガイド機構 | |
JPS626037Y2 (ja) | ||
KR200362498Y1 (ko) | 용지후단 정렬장치 | |
JP2623574B2 (ja) | シート材反転装置 | |
KR100580916B1 (ko) | 용지후단 정렬장치 | |
JP2000344364A (ja) | 紙葉類供給装置 | |
JPH09100058A (ja) | 板材のパイリング装置及び搬送装置 | |
JPH09301554A (ja) | シート材供給装置 | |
JP4114023B2 (ja) | 感光材料排出装置 | |
JPH03293247A (ja) | 用紙搬送装置 | |
JPH07277572A (ja) | シートパイラー |