JPH07195799A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH07195799A
JPH07195799A JP35546793A JP35546793A JPH07195799A JP H07195799 A JPH07195799 A JP H07195799A JP 35546793 A JP35546793 A JP 35546793A JP 35546793 A JP35546793 A JP 35546793A JP H07195799 A JPH07195799 A JP H07195799A
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JP
Japan
Prior art keywords
paper
insulation member
noise insulation
noise
sound insulation
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Pending
Application number
JP35546793A
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English (en)
Inventor
Akinori Muranaka
晃憲 村中
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙の出入口部で遮音し、騒音を低下させる
ことを目的としている。 【構成】 2つの遮音部材を用紙の厚さ程度はなして対
面させ用紙の出入口部に設ける。遮音部材の対面する面
には卵型の凹凸を多数設けるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷装置に係り、さらに
詳しくは、印刷動作あるいは印刷用紙の搬送時に騒音を
発生させない構造を有する遮音機構を備えた印刷装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタに代表されるように印
刷用紙が入口部から外カバー内に一旦挿入され、外カバ
ー内で印刷され、出口部から再び外カバー外に送出され
る構造を有する印刷装置においては、印刷装置の動作
中、開口部からの騒音もれが生じている。
【0003】図3は従来の印刷装置としてプリンタをと
りあげ、その外観図を示し、図4は図3A−Bにおける
縦断面図を示している。用紙7は用紙入口10からトラ
クタ6により搬入され、プラテン3に巻回され、ヘッド
5により印刷動作をうける。さらに、排出口1から外カ
バー4の外へ排出される。防音カバー2は外カバー4に
ヒンジ9により回動可能のように設置されており、その
他端は用紙7と接しカッターの役目も行なう。
【0004】ヘッド5によって印刷される時発生する印
字音あるいはトラクタ6により用紙7が搬送された時発
生する用紙のバタツキによるバタツキ音などは、印刷装
置の開口部、特に用紙入口10、用紙排出口1より外カ
バーの外へ漏れ、周囲に騒音となって伝搬し印刷装置の
使用者などに不快感を与えるという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような状態に対し
て、特公平5−58907号広報に開示されているよう
に、スダレ状の吸音材あるいは振動減衰材を設けること
も提示されているが、吸音材と用紙との接触摩擦による
搬送時の負荷増加や用紙を逆方向に搬送しようとした時
の吸音材が逆手に曲げられることによる用紙への過大な
圧接力が生じること、さらに、吸音材を上向きに取り付
けたい時、吸音材がたおれやすく用紙との接触が困難に
なり、すきまがあいてしまうなどが生じ、騒音を防止す
るという目的に対して最も効果的な形態をとれない場合
が起きていた。
【0006】さらに別の方法として、用紙排出口や用紙
入口を狭くすることも考えられるが、単に狭いだけでは
共鳴が起き騒音が拡大されるという逆効果が生じる場合
もあり、又、搬送される用紙に対して搬送通路を長い間
狭いすきまとすることも考えられるが、設計上、長い搬
送通路を狭く設けることはなかなか困難であった。
【0007】本発明は用紙への圧力をさけ用紙の搬送方
向にとらわれずコンパクトな構成をもって、印刷装置内
部の発生音を外部に伝搬されることを防ぎ、又、用紙の
バタツキによるバタツキ音をなくし、さらに、正逆両方
向への安定搬送を可能とした印刷装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は印刷用紙が入口
部かわ外カバー内に一旦挿入され外カバー内で印刷され
出口部から再び外カバー外に送出される構造を有する印
刷装置において、前記入口部あるいは出口部に、前記印
刷用紙を通過させ凹凸部を多数有し凸部は前記印刷用紙
の片面あるいは両面と接するよう構成した遮音部材から
なる遮音機構を設けた。
【0009】
【作用】用紙の裏表には卵型の凹凸部を多数有しスポジ
等の弾性変形する遮音部材を設け、用紙の通過すきまを
用紙厚程度とした。従って、用紙排出口あるいは用紙入
口は遮音部材と用紙で塞がり、さらに、遮音部材を透過
する音は減衰されることとなる。
【0010】用紙の通過すきまには多数の凹凸部が用紙
に面して設けられているため吸音効果が上がることにな
る。凹凸部が卵型であれば、用紙が通過する際、その方
向性は変化なく安定しており用紙との接触圧が生じても
卵型の形状によって分散されることになる。
【0011】用紙が間欠的に高速搬送される時には用紙
のバタツキが生じるが、遮音部材がクッションの役目を
はたし用紙が安定走行してバタツキ音の発生を防ぐこと
ができることとなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0013】図1は本発明に係わるインパクトプリンタ
の断面図である。図において、用紙7は用紙入口10に
設けられた遮音部材11と遮音部材12のすきまを通り
トラクタ6に達し、トラクタ6によってプラテン3方向
へ搬送される。ここで遮音部材11と遮音部材12は用
紙7の厚さ程度のすきまがあいており、用紙の搬入が安
易に行なわれる。又、その対抗面には卵型の凹凸部が多
数設けられている。尚、凸部と凸部が対面しているが、
かならずこの状態にしなければならないということはな
い。
【0014】また、遮音部材12の詳細は図2のように
なり、卵型の凸部と凹部が曲線をもってつながってい
る。このような遮音材としてはポリウレタン等からなる
発泡材により形成され、凹凸部は弾性変形が可能となり
表面積を広げることで吸音特性を向上させる。凹凸部の
形状は発泡金型によって形成できる為、凹凸形状を卵型
以外にすることも可能であり、凹凸形状を小さく多数に
することで遮音部材をうすくすることもできる。
【0015】プラテン3に巻回されヘッド5により印字
動作をうけた後、用紙7は遮音部材13と遮音部材14
のすきまを通り、まっすぐ用紙排出口1から外カバー4
の外へ搬出される。ここでも遮音部材13と遮音部材1
4は用紙7の厚さ程度のすきまがあいており、用紙が摩
擦抵抗を受けずにまっすぐ排出される。
【0016】遮音部材14は外カバー4の外形形状に沿
って形成され外カバー4に接着材ではりあわされてい
る。凹凸部も遮音部材13と対面する部分しかついてい
ないが、前述した遮音部材12と同様の材料、製法で作
れる為、その形状は最も効果的な形態とすることができ
る。
【0017】遮音部材13は防音カバー2の内側に接着
されている。防音カバー2は外カバー4にヒンジ9によ
り回動可能のように設置されており、その他端は用紙7
と接しカッターの役目を行ない用紙7を必要に応じて切
りはなすことが可能となる。遮音部材13の遮音部材1
4と対面する部分には遮音部材12と同様の卵型の凹凸
部が設けられ、用紙7がパタツキを起して遮音部材13
側に押しつけられようとしても卵型の凹凸部が弾性変形
し圧力が分散され防音カバー2がもち上がるようなこと
はなくなる。
【0018】上述した実施例では用紙をはさむように遮
音材を2つ使用したが、1つの場合は効果が減る場合も
ある。又、インパクトプリンタの場合に関して示した
が、複写機やプロッタ等の印刷用紙が出入りする機構部
を有する装置においても出入口部、及びその近傍に設け
ることで同様の効果が得られる。
【0019】
【発明の効果】用紙の正逆両方向への搬送を安定して行
ないながら、遮音、及び用紙のバタツキの押えを効果的
に行なうことができる。又、遮音部材をシート状にうす
くでき、狭い場所に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるインパクトプリンタの断面図
【図2】遮音部材の斜視図
【図3】従来のインパクトプリンタの外観図
【図4】従来のインパクトプリンタの断面図
【符号の説明】
1 用紙排出口 11 遮音部材 2 防音カバー 12 遮音部材 3 プラテン 13 遮音部材 4 外カバー 14 遮音部材 5 ヘッド 6 トラクタ 7 用紙 8 ヒンジ 10 用紙入口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷用紙が入口部から外カバー内に一旦
    挿入され、外カバー内で印刷され、出口部から再び外カ
    バー外に送出される構造を有する印刷装置において、前
    記入口部あるいは出口部に、前記印刷用紙を通過させ凹
    凸部を多数有し凸部は前記印刷用紙の片面あるいは両面
    と接するよう構成した遮音部材からなる遮音機構を設け
    たことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 凹凸部を卵型にした請求項1の印刷装
    置。
JP35546793A 1993-12-28 1993-12-28 印刷装置 Pending JPH07195799A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35546793A JPH07195799A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35546793A JPH07195799A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 印刷装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07195799A true JPH07195799A (ja) 1995-08-01

Family

ID=18444123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35546793A Pending JPH07195799A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 印刷装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH07195799A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006193289A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Ricoh Co Ltd 自動原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006193289A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Ricoh Co Ltd 自動原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置

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