JPH07195723A - サーマルヘッドの駆動装置 - Google Patents
サーマルヘッドの駆動装置Info
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- JPH07195723A JPH07195723A JP34928193A JP34928193A JPH07195723A JP H07195723 A JPH07195723 A JP H07195723A JP 34928193 A JP34928193 A JP 34928193A JP 34928193 A JP34928193 A JP 34928193A JP H07195723 A JPH07195723 A JP H07195723A
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- thermal head
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- strobe data
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダイレクトサーマル印字や熱転写印字等のサ
ーマルヘッドを利用する印字方式において、印字幅が広
くなるほど配線の影響から印字素子列の中央部での電位
降下が大きくなり、中央部の印字濃度が両端に比べ薄く
なるのを防止する。 【構成】 サーマルヘッドの発熱体を1ドットごとに順
にONすることにより印字するサーマルヘッドの駆動方
式において、サーマルヘッドのどの発熱体をONしてい
るかを確認する印字位置監視回路8と、エネルギーの印
加時間を変更するストローブデータシフト時間変更回路
9を備える。
ーマルヘッドを利用する印字方式において、印字幅が広
くなるほど配線の影響から印字素子列の中央部での電位
降下が大きくなり、中央部の印字濃度が両端に比べ薄く
なるのを防止する。 【構成】 サーマルヘッドの発熱体を1ドットごとに順
にONすることにより印字するサーマルヘッドの駆動方
式において、サーマルヘッドのどの発熱体をONしてい
るかを確認する印字位置監視回路8と、エネルギーの印
加時間を変更するストローブデータシフト時間変更回路
9を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はノンインパクト型プリン
タ装置に係り、特に熱エネルギーの印加により印字を行
うサーマルヘッドの駆動装置に関するものである。
タ装置に係り、特に熱エネルギーの印加により印字を行
うサーマルヘッドの駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一列に並ぶ発熱体にエネルギーを
印加するために、サーマルヘッドの両端から配線をのば
し各発熱体にエネルギーを供給する構造において、配線
抵抗のため中央部では両端部に比べ発色が薄くなる傾向
がある。これを防ぐために、発熱体の全領域で飽和濃度
を得るだけの十分なエネルギーを供給し、これと同時に
前ラインでの印字の影響を現ラインの印字で受けないよ
う印字周期を長くとっていた。また配線抵抗の影響を受
けないように配線抵抗を小さくするため配線パターンを
広くとったり、配線材料を抵抗値の低い金などの材料を
使用していた。
印加するために、サーマルヘッドの両端から配線をのば
し各発熱体にエネルギーを供給する構造において、配線
抵抗のため中央部では両端部に比べ発色が薄くなる傾向
がある。これを防ぐために、発熱体の全領域で飽和濃度
を得るだけの十分なエネルギーを供給し、これと同時に
前ラインでの印字の影響を現ラインの印字で受けないよ
う印字周期を長くとっていた。また配線抵抗の影響を受
けないように配線抵抗を小さくするため配線パターンを
広くとったり、配線材料を抵抗値の低い金などの材料を
使用していた。
【0003】また、この種のサーマルヘッド駆動装置と
しては、例えば、特開平3−82564号公報に記載さ
れているように、複数の発熱抵抗体を有し、その発熱抵
抗体に通電することより、印字を可能とするものがあ
る。また、例えば、特開平3−121864号公報に記
載されているように、サーマルヘッドにおける発熱抵抗
体の抵抗値とサーマルヘッドの温度に応じてサーマルヘ
ッド内部で駆動パルスの電圧を制御すると同時に、外部
から他の要因に応じて駆動パルスのパルス幅を制御する
ようにしたものもある。
しては、例えば、特開平3−82564号公報に記載さ
れているように、複数の発熱抵抗体を有し、その発熱抵
抗体に通電することより、印字を可能とするものがあ
る。また、例えば、特開平3−121864号公報に記
載されているように、サーマルヘッドにおける発熱抵抗
体の抵抗値とサーマルヘッドの温度に応じてサーマルヘ
ッド内部で駆動パルスの電圧を制御すると同時に、外部
から他の要因に応じて駆動パルスのパルス幅を制御する
ようにしたものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式では、パタ
ーンを広くとるためにサーマルヘッドが大きくなった
り、抵抗値の低い材料の採用により製造コストが高くな
ったり、媒体の飽和濃度を得るだけのエネルギーを供給
するために印字周期を長くとらなければならないため印
字速度が遅くなるという問題があった。本発明はかかる
問題を解決するためになされたもので、サーマルヘッド
の電源供給配線のパターンを狭くすることによる小型化
と材料コストの低減または印字エネルギー無駄を省くこ
とによる印字周期の短縮を可能にするサーマルヘッドの
駆動装置を得ることを目的とする。
ーンを広くとるためにサーマルヘッドが大きくなった
り、抵抗値の低い材料の採用により製造コストが高くな
ったり、媒体の飽和濃度を得るだけのエネルギーを供給
するために印字周期を長くとらなければならないため印
字速度が遅くなるという問題があった。本発明はかかる
問題を解決するためになされたもので、サーマルヘッド
の電源供給配線のパターンを狭くすることによる小型化
と材料コストの低減または印字エネルギー無駄を省くこ
とによる印字周期の短縮を可能にするサーマルヘッドの
駆動装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のサーマルヘッド
の駆動装置は、ダイレクトサーマル印字や熱転写印字等
のサーマルヘッドを利用する印字方式において、印字幅
が広くなるほど配線の影響から印字素子列の中央部での
電位降下が大きくなり、中央部の印字濃度が両端に比べ
薄くなるのを防ぐ駆動手段を備えるものである。また、
この駆動手段は、サーマルヘッドのどの発熱体をONし
ているかを確認し、このサーマルヘッドの配線抵抗など
の構造的影響により発生する1個のサーマルヘッド内部
の発色性の差をエネルギーの供給量を変更することによ
り均一化するようにしたものである。
の駆動装置は、ダイレクトサーマル印字や熱転写印字等
のサーマルヘッドを利用する印字方式において、印字幅
が広くなるほど配線の影響から印字素子列の中央部での
電位降下が大きくなり、中央部の印字濃度が両端に比べ
薄くなるのを防ぐ駆動手段を備えるものである。また、
この駆動手段は、サーマルヘッドのどの発熱体をONし
ているかを確認し、このサーマルヘッドの配線抵抗など
の構造的影響により発生する1個のサーマルヘッド内部
の発色性の差をエネルギーの供給量を変更することによ
り均一化するようにしたものである。
【0006】また、サーマルヘッドの発熱体を1ドット
ごとに順にONすることにより印字するサーマルヘッド
駆動方式において、サーマルヘッドのどの発熱体をON
しているかを確認する確認手段と、この確認手段の出力
を入力としエネルギーの印加時間を変更する変更手段を
備え、サーマルヘッドの印字部分によって印加エネルギ
ーを変更するようにしたものである。また、確認手段は
ラッチ信号を入力とし印字位置を監視する印字位置監視
回路からなり、変更手段はこの印字位置監視回路の出力
を入力としストローブデータシフト時間を変更するスト
ローブデータシフト時間変更回路からなるものである。
ごとに順にONすることにより印字するサーマルヘッド
駆動方式において、サーマルヘッドのどの発熱体をON
しているかを確認する確認手段と、この確認手段の出力
を入力としエネルギーの印加時間を変更する変更手段を
備え、サーマルヘッドの印字部分によって印加エネルギ
ーを変更するようにしたものである。また、確認手段は
ラッチ信号を入力とし印字位置を監視する印字位置監視
回路からなり、変更手段はこの印字位置監視回路の出力
を入力としストローブデータシフト時間を変更するスト
ローブデータシフト時間変更回路からなるものである。
【0007】また、上記の発明において、印字位置監視
回路の出力を入力としストローブデータを発生するスト
ローブデータ発生回路と、ストローブデータシフト時間
変更回路の出力を入力としストローブデータシフト信号
を発生するストローブデータシフト信号発生回路と、ス
トローブデータとストローブデータシフト信号を入力と
するストローブデータシフトレジスタを備えるものであ
る。
回路の出力を入力としストローブデータを発生するスト
ローブデータ発生回路と、ストローブデータシフト時間
変更回路の出力を入力としストローブデータシフト信号
を発生するストローブデータシフト信号発生回路と、ス
トローブデータとストローブデータシフト信号を入力と
するストローブデータシフトレジスタを備えるものであ
る。
【0008】
【作用】本発明においては、中央部の印字濃度が両端に
比べ薄くなるのを防ぐ。また、サーマルヘッドの印字部
による発色性の違いを発熱体に供給する印加エネルギー
を調整することにより均一化する。また、サーマルヘッ
ドのどの発熱体をONしているかを確認し、エネルギー
の印加時間を変更する。
比べ薄くなるのを防ぐ。また、サーマルヘッドの印字部
による発色性の違いを発熱体に供給する印加エネルギー
を調整することにより均一化する。また、サーマルヘッ
ドのどの発熱体をONしているかを確認し、エネルギー
の印加時間を変更する。
【0009】
【実施例】つぎに本発明を図面を参照して説明する。図
1は本発明によるサーマルヘッドの駆動装置の一実施例
を示すブロック図である。この図1において、1はサー
マルヘッドの発熱体、2はこの発熱体1を駆動するドラ
イバ、5は印字データdとクロックeを入力とするシフ
トレジスタ、4はこのシフトレジスタ5の出力を入力と
するラッチ回路で、このラッチ回路4はラッチ信号cを
入力とし出力はドライバ2に供給されるように構成され
ている。
1は本発明によるサーマルヘッドの駆動装置の一実施例
を示すブロック図である。この図1において、1はサー
マルヘッドの発熱体、2はこの発熱体1を駆動するドラ
イバ、5は印字データdとクロックeを入力とするシフ
トレジスタ、4はこのシフトレジスタ5の出力を入力と
するラッチ回路で、このラッチ回路4はラッチ信号cを
入力とし出力はドライバ2に供給されるように構成され
ている。
【0010】6は印字を行うドットと発熱体に電流を通
電する時間を決定するストローブデータaを発生するス
トローブデータ発生回路、7はストローブデータシフト
信号bを発生するストローブデータシフト信号発生回路
で、このストローブデータシフト信号発生回路7からの
ストローブデータシフト信号bおよびストローブデータ
発生回路6よりのストローブデータaはストローブデー
タシフトレジスタ3に入力され、このストローブデータ
シフトレジスタ3の出力はドライバ2に供給されるよう
に構成されている。
電する時間を決定するストローブデータaを発生するス
トローブデータ発生回路、7はストローブデータシフト
信号bを発生するストローブデータシフト信号発生回路
で、このストローブデータシフト信号発生回路7からの
ストローブデータシフト信号bおよびストローブデータ
発生回路6よりのストローブデータaはストローブデー
タシフトレジスタ3に入力され、このストローブデータ
シフトレジスタ3の出力はドライバ2に供給されるよう
に構成されている。
【0011】8はラッチ信号cを入力とし印字位置を監
視する印字位置監視回路で、サーマルヘッドのどの発熱
体をONしているかを確認する確認手段を構成してい
る。9はこの印字位置監視回路8の出力とストローブデ
ータシフト信号発生回路7の出力を入力としストローブ
データシフト時間を変更するストローブデータシフト時
間変更回路で、エネルギーの印加時間を変更する変更手
段を構成している。
視する印字位置監視回路で、サーマルヘッドのどの発熱
体をONしているかを確認する確認手段を構成してい
る。9はこの印字位置監視回路8の出力とストローブデ
ータシフト信号発生回路7の出力を入力としストローブ
データシフト時間を変更するストローブデータシフト時
間変更回路で、エネルギーの印加時間を変更する変更手
段を構成している。
【0012】そして、ストローブデータシフトレジスタ
3とストローブデータシフト発生回路6およびストロー
ブデータシフト信号発生回路7ならびに印字位置監視回
路8とストローブデータシフト時間変更回路9は、ダイ
レクトサーマル印字や熱転写印字等のサーマルヘッドを
利用する印字方式において、印字幅が広くなるほど配線
の影響から印字素子列の中央部での電位降下が大きくな
り、中央部の印字濃度が両端に比べ薄くなるのを防ぐ駆
動手段を構成している。また、この駆動手段はサーマル
ヘッドのどの発熱体をONしているかを確認し、このサ
ーマルヘッドの配線抵抗などの構造的影響により発生す
る1個のサーマルヘッド内部の発色性の差をエネルギー
の供給量を変更することにより均一化するように構成さ
れている。
3とストローブデータシフト発生回路6およびストロー
ブデータシフト信号発生回路7ならびに印字位置監視回
路8とストローブデータシフト時間変更回路9は、ダイ
レクトサーマル印字や熱転写印字等のサーマルヘッドを
利用する印字方式において、印字幅が広くなるほど配線
の影響から印字素子列の中央部での電位降下が大きくな
り、中央部の印字濃度が両端に比べ薄くなるのを防ぐ駆
動手段を構成している。また、この駆動手段はサーマル
ヘッドのどの発熱体をONしているかを確認し、このサ
ーマルヘッドの配線抵抗などの構造的影響により発生す
る1個のサーマルヘッド内部の発色性の差をエネルギー
の供給量を変更することにより均一化するように構成さ
れている。
【0013】図2は図1におけるドライバ周辺回路の構
成例を示す部分図である。この図2において図1と同一
符号のものは相当部分を示し、ラッチ回路4における印
字データは図1のシフトレジスタ5から送られる印字デ
ータである。
成例を示す部分図である。この図2において図1と同一
符号のものは相当部分を示し、ラッチ回路4における印
字データは図1のシフトレジスタ5から送られる印字デ
ータである。
【0014】つぎに図1に示す実施例の動作である印字
の手順について説明する。まず、シフトレジスタ5に印
字データdを入力する。そして、1ライン分のデータ入
力終了後ラッチ信号cによりラッチ回路4に印字データ
dを移す。つぎに、印字を行うドットと発熱体に電流を
通電する時間を決定するストローブデータaの入力につ
いて説明する。ここでは、図2に示すように、印字は印
字データdとストローブデータaの関係により発熱体に
通電されるか否かの判定が行われ、ここでは両有が有効
(以後、有効時間を「H」、無効時間を「L」と呼称す
る)なときに発熱体1に通電が行われるものとする。
の手順について説明する。まず、シフトレジスタ5に印
字データdを入力する。そして、1ライン分のデータ入
力終了後ラッチ信号cによりラッチ回路4に印字データ
dを移す。つぎに、印字を行うドットと発熱体に電流を
通電する時間を決定するストローブデータaの入力につ
いて説明する。ここでは、図2に示すように、印字は印
字データdとストローブデータaの関係により発熱体に
通電されるか否かの判定が行われ、ここでは両有が有効
(以後、有効時間を「H」、無効時間を「L」と呼称す
る)なときに発熱体1に通電が行われるものとする。
【0015】そして、ストローブデータaはサーマルヘ
ッドの最大同時印字可能ドット数より小さい「H」と
「L」の信号で構成され、同時印字ドット数、つまり、
「H」のドット数はサーマルヘッドの性能と印字条件に
よって適当に決定する。ここでは、同時印字可能ドット
数を128ドット、サーマルヘッドのドット数を102
4ドット、各データはサーマルヘッドのドット「1」か
ら入力されるものとする。まず、ストローブデータ発生
回路6から「H」のストローブデータaをストローブデ
ータシフトレジスタ3に入力する。ここで、ストローブ
データシフトレジスタ3の各データの初期値は「L」と
する。これにより、ドット「1」の印字データが「H」
の場合ドット「1」は電流の通電が行われ印字される。
ッドの最大同時印字可能ドット数より小さい「H」と
「L」の信号で構成され、同時印字ドット数、つまり、
「H」のドット数はサーマルヘッドの性能と印字条件に
よって適当に決定する。ここでは、同時印字可能ドット
数を128ドット、サーマルヘッドのドット数を102
4ドット、各データはサーマルヘッドのドット「1」か
ら入力されるものとする。まず、ストローブデータ発生
回路6から「H」のストローブデータaをストローブデ
ータシフトレジスタ3に入力する。ここで、ストローブ
データシフトレジスタ3の各データの初期値は「L」と
する。これにより、ドット「1」の印字データが「H」
の場合ドット「1」は電流の通電が行われ印字される。
【0016】そして、所定の時間の後ストローブデータ
信号発生回路7からストローブデータシフト信号bを発
生し、ストローブデータaを次のドットにシフトする。
これと同時に、ストローブデータ発生回路6から新たな
データを出力する。このストローブデータ発生回路6か
ら出力されるストローブデータaは印字周期のはじめか
ら所定の128ドット分は「H」を出力し、その後は
「L」を出力する。ストローブデータ発生回路6から1
28ドット分の「H」データが出力されると前述の通
り、次のドット「1」のストローブデータaは「L」と
なりドット「1」の通電は終わる。
信号発生回路7からストローブデータシフト信号bを発
生し、ストローブデータaを次のドットにシフトする。
これと同時に、ストローブデータ発生回路6から新たな
データを出力する。このストローブデータ発生回路6か
ら出力されるストローブデータaは印字周期のはじめか
ら所定の128ドット分は「H」を出力し、その後は
「L」を出力する。ストローブデータ発生回路6から1
28ドット分の「H」データが出力されると前述の通
り、次のドット「1」のストローブデータaは「L」と
なりドット「1」の通電は終わる。
【0017】さらに、サーマルヘッドのドット数102
4ドット分のストローブデータaが出力され、ドット1
024の通電が終了した時点で1ライン分の印字が終了
し、次ラインの印字周期に移り上記の動作を繰り返す。
そして、ストローブデータaは印字周期中に各発熱体に
通電するためシフトするが、その通電位置によって次の
ドットにシフトする時間が印字の均一化のため変更され
る。
4ドット分のストローブデータaが出力され、ドット1
024の通電が終了した時点で1ライン分の印字が終了
し、次ラインの印字周期に移り上記の動作を繰り返す。
そして、ストローブデータaは印字周期中に各発熱体に
通電するためシフトするが、その通電位置によって次の
ドットにシフトする時間が印字の均一化のため変更され
る。
【0018】ここで、この実施例の場合、サーマルヘッ
ド中央部が両端部に比べ発色性が悪いとすると、印字位
置監視回路8の情報によりストローブデータaの「H」
データの位置が中央部に近づくにつれてストローブデー
タシフト時間変更回路9はストローブデータシフト信号
発生回路7に対し、印字位置により予め決定した時間だ
けストローブデータaの発生周期を遅らせるようにす
る。さらに中央部をすぎドット1024に近づくにつれ
シフトの時間を早くする。
ド中央部が両端部に比べ発色性が悪いとすると、印字位
置監視回路8の情報によりストローブデータaの「H」
データの位置が中央部に近づくにつれてストローブデー
タシフト時間変更回路9はストローブデータシフト信号
発生回路7に対し、印字位置により予め決定した時間だ
けストローブデータaの発生周期を遅らせるようにす
る。さらに中央部をすぎドット1024に近づくにつれ
シフトの時間を早くする。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、サーマル
ヘッドの印字部による発色性の違いを発色体に供給する
エネルギーを調整することにより均一化するようにした
ので、サーマルヘッドの電源供給配線パターンを狭くす
ることによる小型化と材料コストの低減また印加エネル
ギー無駄を省くことによる印字周期の短縮を可能にする
という効果を有する。また、印字幅が広くなるほど配線
の影響から印字素子列の中央部での電位降下が大きくな
り、中央部の印字濃度が両端に比べ薄くなるのを防止す
ることができる効果がある。
ヘッドの印字部による発色性の違いを発色体に供給する
エネルギーを調整することにより均一化するようにした
ので、サーマルヘッドの電源供給配線パターンを狭くす
ることによる小型化と材料コストの低減また印加エネル
ギー無駄を省くことによる印字周期の短縮を可能にする
という効果を有する。また、印字幅が広くなるほど配線
の影響から印字素子列の中央部での電位降下が大きくな
り、中央部の印字濃度が両端に比べ薄くなるのを防止す
ることができる効果がある。
【図1】本発明によるサーマルヘッドの駆動装置の一実
施例を示すブロック図である。
施例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるドライバ周辺回路の構成例を示す
部分図である。
部分図である。
3 ストローブデータシフトレジスタ 6 ストローブデータ発生回路 7 ストローブデータシフト信号発生回路 8 印字位置監視回路 9 ストローブデータシフト時間変更回路
Claims (5)
- 【請求項1】 ダイレクトサーマル印字や熱転写印字等
のサーマルヘッドを利用する印字方式において、印字幅
が広くなるほど配線の影響から印字素子列の中央部での
電位降下が大きくなり、中央部の印字濃度が両端に比べ
薄くなるのを防ぐ駆動手段を備えることを特徴とするサ
ーマルヘッドの駆動装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のサーマルヘッドの駆動装
置において、駆動手段は、サーマルヘッドのどの発熱体
をONしているかを確認し、このサーマルヘッドの配線
抵抗などの構造的影響により発生する1個のサーマルヘ
ッド内部の発色性の差をエネルギーの供給量を変更する
ことにより均一化するようにしたことを特徴とするサー
マルヘッドの駆動装置。 - 【請求項3】 サーマルヘッドの発熱体を1ドットごと
に順にONすることにより印字するサーマルヘッド駆動
方式において、サーマルヘッドのどの発熱体をONして
いるかを確認する確認手段と、この確認手段の出力を入
力としエネルギーの印加時間を変更する変更手段を備
え、サーマルヘッドの印字部分によって印加エネルギー
を変更するようにしたことを特徴とするサーマルヘッド
の駆動装置。 - 【請求項4】 請求項3記載のサーマルヘッドの駆動装
置において、確認手段はラッチ信号を入力とし印字位置
を監視する印字位置監視回路からなり、変更手段はこの
印字位置監視回路の出力を入力としストローブデータシ
フト時間を変更するストローブデータシフト時間変更回
路からなることを特徴とするサーマルヘッドの駆動装
置。 - 【請求項5】 請求項4記載のサーマルヘッドの駆動装
置において、印字位置監視回路の出力を入力としストロ
ーブデータを発生するストローブデータ発生回路と、ス
トローブデータシフト時間変更回路の出力を入力としス
トローブデータシフト信号を発生するストローブデータ
シフト信号発生回路と、前記ストローブデータと前記ス
トローブデータシフト信号を入力とするストローブデー
タシフトレジスタを備えることを特徴とするサーマルヘ
ッドの駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34928193A JP2730473B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | サーマルヘッドの駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34928193A JP2730473B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | サーマルヘッドの駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07195723A true JPH07195723A (ja) | 1995-08-01 |
JP2730473B2 JP2730473B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=18402703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34928193A Expired - Lifetime JP2730473B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | サーマルヘッドの駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2730473B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0336052A (ja) * | 1989-07-04 | 1991-02-15 | Canon Inc | 記録装置 |
JPH03292160A (ja) * | 1990-04-10 | 1991-12-24 | Ricoh Co Ltd | 感熱記録装置 |
JPH05293994A (ja) * | 1992-04-17 | 1993-11-09 | Nagano Japan Radio Co | サーマルヘッドの記録濃度補正方法 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP34928193A patent/JP2730473B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0336052A (ja) * | 1989-07-04 | 1991-02-15 | Canon Inc | 記録装置 |
JPH03292160A (ja) * | 1990-04-10 | 1991-12-24 | Ricoh Co Ltd | 感熱記録装置 |
JPH05293994A (ja) * | 1992-04-17 | 1993-11-09 | Nagano Japan Radio Co | サーマルヘッドの記録濃度補正方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2730473B2 (ja) | 1998-03-25 |
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