JPH07195352A - レジンコンクリート管製造方法及びその製造装置 - Google Patents

レジンコンクリート管製造方法及びその製造装置

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JPH07195352A
JPH07195352A JP33812793A JP33812793A JPH07195352A JP H07195352 A JPH07195352 A JP H07195352A JP 33812793 A JP33812793 A JP 33812793A JP 33812793 A JP33812793 A JP 33812793A JP H07195352 A JPH07195352 A JP H07195352A
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JP
Japan
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zone
demolding
trolley
curing
mold
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JP33812793A
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Inventor
Kenji Matsuo
研治 松尾
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TEIHIYUU KK
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TEIHIYUU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】材料投入,一次硬化,二次硬化および脱型を一
連の連続作業にて行い、各工程への型枠運搬作業が不要
なレジンコンクリート管製造方法およびその製造装置の
提供にある。 【構成】型枠回転機構6を備えた台車2…を無端状に複
数個連結して平面略円形状の台車群を構成すると共に、
該台車2…を一定時間毎に間欠作動するよう調整された
駆動モーター4により、一定ピッチ毎に間欠移動可能に
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レジンコンクリート管
製造方法およびその製造装置、詳しくは筒状型枠内に生
レジンコンクリートを投入し、遠心力によって連続成形
するレジンコンクリート管製造方法およびその製造装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レジンコンクリート管は一般に、
いわゆるチェーンコンベヤ式あるいはバッチ式等の製造
装置にて連続形成されるものが知られており、チェーン
コンベヤ式は、チェーン,ベルト等で無端状に構成され
て上下方向に回転往復運動するものに、型枠を乗せて回
転させる受動ローラーユニットを所定のピッチ毎に取付
けて構成されているもので、その連続移動するユニット
上に型枠を順次載置せしめ、そして所定スピードで順に
連続移動する型枠内に生レジンコンクリートを投入し、
そして一次硬化(高速遠心成形),二次硬化(加熱養
生,低速回転)せしめて順次連続成形するものである。
【0003】またバッチ式の場合には、まず一次硬化工
程にて所定数の型枠を回転させながら生レジンコンクリ
ートを投入して遠心成型し、そして一次硬化後は一旦装
置を停止させ、その型を今度は二次硬化工程へと運搬
し、そして次に二次硬化工程にて加熱養生せしめて成形
し、そしてその後一旦その二次硬化装置を停止させ、二
次工程終了した型を脱型工程へと運搬し、そして該型内
で成型された製品を脱型して完成し、その脱型された空
の型枠は再度一次硬化工程まで運搬し、この一連の作業
を繰り返し行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
は下記のような問題点を抱えていた。チェーンコンベヤ
方式の場合、コンベヤー上では一次硬化,二次硬化せし
める所までしか行わず、上記二次硬化が済んだ後の型枠
は作業者によって脱型スペースへと運搬されて脱型作業
に付され、その脱型後の空型枠は繰り返し使用されるた
め作業者によってコンベヤの搬入域へと運搬する必要が
あり、またいわゆるバッチ式の場合には、一次硬化工
程,二次硬化工程,及び脱型工程が全て別工程を採り、
型枠は各工程間、すなわち一次硬化工程終了後、二次硬
化工程へと、そして二次硬化工程終了後、脱型工程へ
と、そして脱型工程終了後空になった型枠を投入工程へ
と運搬しなければならなかったため、上記夫々の場合に
おける型枠運搬作業が大変な労力を要するばかりか、面
倒かつ煩わしいものであったため作業能力を低下せしめ
ていたものであった。
【0005】また、連続成形せしめるためには、上記両
方式共に一次硬化工程の搬入側に常に所望数の空型枠を
ストックしておかなければならず、その為の型枠ストッ
クスペースの確保が必要であった。また連続成形せしめ
るため、チェーンコンベヤ方式における型枠搬入域、搬
出域及び運搬域、あるいはバッチ方式における各工程間
の型枠搬入、搬出及び運搬には高価な自動搬送設備を設
けるか、搬送の担当作業者を配置する必要があった。
【0006】さらにもう一つ上記チェーンコンベヤ方式
によれば、コンベヤが搬入域から搬出域まで移動し、該
搬出域から下側に回って搬入域へと戻る復路側にあっ
て、上記コンベヤ(下側)は何等機能しておらず単に遊
んでいる状態で再び往路側に戻るだけであったため、無
駄が多く設備費がかさんでいたものである。
【0007】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、材料投入,一次硬化,二次硬化および脱型を一連の
連続作業にて行い、各工程への型枠運搬作業が不要なレ
ジンコンクリート管製造方法およびその製造装置の提供
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明がなした技術的手段は、無端状に連結した夫々
の台車の型枠回転機構に型枠を載置せしめて、まず一次
硬化域で型枠内に材料投入して一次硬化せしめ、次に上
記一次硬化後の型枠を載せた台車が二次硬化域へと移動
して二次硬化され、そしてその二次硬化後の型枠を載せ
た台車が脱型域へと移動した後に脱型され、そしてその
脱型後の型枠は取り外されることなく台車に載置された
まま再び一次硬化域へと移動して上記一次硬化,二次硬
化,脱型までを繰り返し行うことである。
【0009】上記方法に使用される装置は、型枠回転機
構を備えた台車を無端状に配置すると共に、駆動機構に
より一定ピッチ毎に間欠移動可能に構成し、上記台車の
移動方向にて夫々順に一次硬化域,二次硬化域,脱型域
を構成する。
【0010】上記台車配置箇所の一次硬化域における外
側空間位置には材料投入機が、そして台車配置箇所の脱
型域における内側空間位置には脱型機が夫々備えられ、
該脱型機と相対向する外側空間位置に製品搬送機構を備
えたことである。
【0011】また、台車移動方向における一次硬化域と
二次硬化域との間、二次硬化域と脱型域との間、および
脱型域と一次硬化域との間で夫々絶縁され、一次硬化域
は高速回転、二次硬化域は低速回転、そして脱型域は回
転停止となるように型枠回転機構が給電制御されること
である。
【0012】上記型枠駆動機構への給電機構がトロリー
とトロリーダクトであり、型枠回転機構が、台車上に配
され型枠を載置支持する駆動ローラーと受動ローラー、
その駆動ローラーの駆動源となるモーター及び給電機構
とで構成されていることである。
【0013】
【作用】上記技術的手段により、台車進行方向における
脱型域の隣には一次硬化域が隣接され、各台車上に備え
た型枠回転機構に夫々型枠を載置せしめて駆動せしめる
と、型枠は台車上に回転可能に載置されたまま、台車の
間欠的な進行(移動)にしたがって一次硬化域,二次硬
化域,脱型域、そして再び一次硬化域へと循環される。
【0014】まず、一次硬化域に備えられた材料投入機
にて生レジンコンクリートが所望量型枠内に投入され、
そして一定時間経過後台車が一定距離だけ間欠的に移動
し、順に次の型枠へ生レジンコンクリートが投入される
と共に高速回転され、そして台車の間欠移動により順に
二次硬化域へと移動された型枠は、加熱室内を低速回転
しつつ間欠移動する間に型枠中の生レジンコンクリート
は完全に固化する。そして、その二次硬化域に隣接する
脱型域に移動してきた型枠は、脱型機と相対向する位置
に来た時に上記脱型機により固化した製品が型枠内から
脱型される。そして脱型後の空型枠は、台車上に載置さ
れたまま隣の一次硬化域へと移動して再び材料を投入さ
れて上記同一工程を再度繰り返す。
【0015】
【実施例】以下、本発明レジンコンクリート管製造方法
およびその製造装置の一実施例を図に基づいて説明す
る。図1乃至図6は第一実施例、そして図7乃至図9は
第二実施例を夫々示し、以下詳述するが、単に一実施例
を示すにすぎず何等これに限定されるものではなく本発
明の範囲内における変更は適宜可能である。
【0016】まず第一実施例について説明すると、図中
Aは、本発明レジンコンクリート管製造装置の一実施例
を示し、該レジンコンクリート管製造装置Aは、平面環
状(円形状)に配されたレール1,1上に台車2…を無
端状に複数配置すると共に、上記台車2…の移動方向に
て夫々順に一次硬化域a,二次硬化域b,脱型域cが構
成されているもので、上記台車2…環状配置箇所の一次
硬化域aにおける外側空間位置dには材料投入機15
が、そして台車2…環状配置箇所の脱型域cにおける内
側空間位置eには脱型機16が夫々備えられ、該脱型機
16と相対向する外側空間位置dに製品搬送機構18を
備えてある。
【0017】台車2は、上記せるように平面環状(円形
状)に配されたレール1,1上にて、前後に隣接する台
車2,2同士が順次連結されて平面環状(円形状)の台
車群を構成しており、該台車2は、本実施例では1/8
円に分割されたその一の本体3毎に型枠回転機構6を備
えると共に、夫々の本体3毎に備えられる駆動機構4に
より間欠移動される。
【0018】台車2は、本体3の下面側に上記レール
1,1を摺動するレール摺動部材(車輪)5を設け、該
摺動部材5は駆動機構(駆動モーター)4に連係されて
回転可能に構成され、また上面側には型枠回転機構6,
6が備えられており、型枠回転機構6は、台車2の本体
3上に配され、型枠19を載置支持する駆動ローラー7
と受動ローラー8、その駆動ローラー7の駆動源となる
モーター9及びその駆動モーター9に連係する給電機構
10とで構成されている。尚、本実施例では一つの台車
2に型枠回転機構6を二箇所設けるものとしてたが、そ
の配設数は一箇所あるいは複数箇所であってもよく任意
である。
【0019】尚、本実施例にて使用される型枠19は、
前後面を開放した筒体19aの外周に摺接支持部20,
20を突状に周設するものとし、台車2上の駆動ローラ
ー7と受動ローラー8とをその摺接支持部20に合致さ
せて沿わせることで回転支持されるものである。
【0020】上記台車2の間欠移動構造は、従来周知の
間欠移動構造が採用可能で限定されるものではないが、
本実施例では例えば駆動モーター4を一定時間毎に間欠
作動するように制御せしめ、台車2…が一定ピッチ毎に
間欠移動するように制御するものとした。尚、その台車
移動サイクルおよび移動時間は任意であり適宜調整され
るものである。例えば、一定時間毎に全台車2…が、夫
々前方の型枠が位置していた場所まで間欠的に移動し、
台車2はその移動した場所にて一定時間停止した後再び
一定距離だけ移動するもの等任意に調整される。間欠移
動構造は、上記駆動モーター4によるものに代えて、シ
リンダー(油圧,エアー等)、チェーン,ワイヤー等の
巻き掛け等任意手段を採用するも任意である。
【0021】また、台車移動方向(矢印xにて示す)に
おける一次硬化域aと二次硬化域bとの間、二次硬化
域bと脱型域cとの間、および脱型域cと一次硬化域
aとの間で夫々絶縁されるものとして、一次硬化域a
での型枠19…を高速回転、二次硬化域bでの型枠19
…を低速回転、そして脱型域cでの型枠19…を回転停
止となるように型枠回転機構6が給電制御される。
【0022】上記給電制御(給電機構10)の一例を示
すと、本実施例では、台車2の下位の空間21における
台車移動方向(矢印xにて示す)の脱型域cを除く全域
(一次硬化域a及び二次硬化域b)にわたってトロリー
ダクト(トロリー線)12を配すると共に、上記トロリ
ーダクト12から電気を取出し通電せしめるトロリー1
1…を全台車2…の本体3…下面に取り付けるものとし
て構成し、さらに一次硬化域aと二次硬化域bとの間
、二次硬化域bと脱型域cとの間、および脱型域c
と一次硬化域aとの間で夫々絶縁するものとしたた
め、各域a,b,cにて、夫々の域a,b,cにある各
型枠19…を別個作動とすることができる。
【0023】従って、一次硬化域aでは、例えば50Hz
程度としてモーター9を高速回転せしめ、その回転を駆
動ローラー7を介して型枠19に伝達せしめて型枠19
を高速回転せしめ、二次硬化域bでは10Hz程度として
低速回転させ、そして脱型域cでは型回転機構6のモー
ター9へはまったく通電されないものとして型枠19を
回転停止状態とするものとしても、各域間,,で
絶縁するため上記異回転可能である。
【0024】また、本実施例では一の台車2に備えられ
る摺動部材5駆動用の駆動モーター4が任意の一つの摺
動部材5にのみ連係されるものとしているが、二以上の
摺動部材5…に夫々駆動モーター4…を設けるものとし
てもよく適宜変更可能であり、また各台車2…を導電性
の良い材質にて構成すれば、本実施例のようにトロリー
11は一つでよいが、各モーター9に独立して通電する
トロリー11を設けるものとしてもよく任意である。
【0025】次に、上記本実施例レジンコンクリート管
製造装置Aによる製造方法について説明する。
【0026】上記構成により台車2の進行方向(図中矢
印xにて示す)における脱型域cの隣には一次硬化域a
が隣接され、各台車2…上に備えた型枠回転機構6…に
夫々型枠19…を載置せしめて駆動せしめると、型枠1
9は台車2上に回転可能に載置されたまま、台車2の駆
動モーター4による間欠的な進行(移動)にしたがって
一次硬化域a,二次硬化域b,脱型域c、そして再び一
次硬化域aへと循環される。
【0027】まず、一次硬化域aにおける外側空間位置
dに備えられた材料投入機15にて生レジンコンクリー
トが所望量型枠19内に投入され、そして一定時間経過
後台車2が一定距離(前方の型枠19が位置していた場
所までの距離)だけ間欠的に移動し、順に次の型枠19
へ生レジンコンクリートが投入されると共に、トロリー
11をトロリーダクト12に接触せしめて給電されたモ
ーター9により高速回転(例えば50HZ)する駆動ロー
ラー7と受動ローラー8とで高速回転されて遠心成形さ
れ、そして台車2の間欠移動により順に二次硬化域bへ
と移動された型枠19は、一旦両域a,b間にて絶縁
され、そしてその二次硬化域b内にてトロリー11をト
ロリーダクト12に接触せしめて今度は上記モーター9
が低速回転(例えば10Hz)され駆動ローラー7にその
低速回転を伝達し、低速回転しつつ加熱室17内を間欠
移動しながら固化、そしてその二次硬化域bに隣接する
脱型域cに移動してきた型枠19は、脱型域cにおける
内側空間域eに備えられた脱型機16と相対向する位置
に来た時に、上記脱型機16により製品が型枠19内か
ら脱型される。また、脱型域cにはトロリーダクト12
を設けず給電されないため、モーター9への給電はされ
ずこの脱型域cに入った型枠19は、回転作動しない。
【0028】そして脱型後の空型枠19は、台車2上に
載置されたまま隣の一次硬化域aへと移動して再び材料
を投入されて順次上記同一工程を再度繰り返す。また、
上記脱型された製品21は、脱型機16と相対向する外
側空間位置dに配設された製品搬送機構(搬送レール)
18へと移されて搬送される。
【0029】次に、本発明の第二実施例を説明すると、
平面略矩形状(競技場のトラック型)の無端状(エンド
レス)に配したレール1,1の中間にチェーン13を無
端状に配設し、該チェーン13に一定間隔で台車2を固
定し、油圧シリンダー等で矢印y方向に移動可能に構成
し、全体が平面略矩形状を構成しているものである。
【0030】この第二実施例における台車2…は、本体
3の下面側にレール摺動部材(車輪)5を設け、また上
面側には型枠回転機構6,6が備えられており、型枠回
転機構6は、台車2の本体3上に配され、型枠19を載
置支持する駆動ローラー7と受動ローラー8、その駆動
ローラー7の駆動源となるモーター9及びそのモーター
9に連係する給電機構10とで構成されている。そし
て、本実施例ではその本体3の下面にトロリー11と共
に、係止部14を垂設し、該係止部14を上記チェーン
13に係止せしめてチェーン13の移動に連動せしめ
る。
【0031】尚、この実施例にて採用される型枠回転機
構6は、上記第一実施例にて詳述した構成と同様であ
り、その説明は省略する。また、給電機構10,間欠移
動構造も任意であり上記第一実施例と同様制御するもの
であってもよい。
【0032】また、上記詳述した第一実施例および第二
実施例は本発明の一実施態様にすぎず、例えば上記第一
実施例の全体平面形状を第二実施例のように平面略矩形
状としてもよく、またその反対に第二実施例の全体平面
形状を第一実施例のように平面円形状となるように、レ
ール敷設および台車配列を考えてもよく、無端状の平面
環状であればその全体平面形状はありふれた形状または
複雑な形状であってもよく任意であり、また第一実施例
と第二実施例の台車駆動機構、すなわち駆動モーター4
によるもの(第一実施例)と、チェーン13,油圧シリ
ンダーによるもの(第二実施例)とを入れ替えて使用す
るものとしてもよく適宜変更可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明は上記構成とし、一次硬化,二次
硬化および脱型が一連の連続作業にて繰り返し行えるレ
ジンコンクリート管製造方法およびその製造装置が提供
できるため、従来のように型枠を各工程毎に移動運搬せ
しめるものとは異なり、型枠移動時の手間および煩わし
さが解消されて作業能力の向上が図れる。
【0034】また、上記せるように材料投入から脱型ま
でを無端状(環状)に配置した台車上にて行えるものと
したため、型枠は台車上に一旦セットした一定の数量の
みで繰り返し使用される。従って、余分な型枠を近傍に
ストックしておく必要もなく、ストックスペースの確保
も要さないため、省スペース化が図れる。
【0035】さらに、従来のように各工程が分かれてい
たり、型枠運搬作業が必要であったりという不都合が解
消されたため、上記運搬作業等に必要であった人員が削
減でき人的コストの低廉化が図れる。
【0036】また、従来のチェーンコンベヤのように遊
んでいる部位がなく、全体有効に使用されるため無駄が
なく設備費も押えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す全体平面図
【図2】一部切り欠いて示す部分拡大平面図
【図3】図2のIII-III 線断面図
【図4】図3の側面図
【図5】図2のV-V 線断面図
【図6】図5の側面図
【図7】本発明の第二実施例を示す全体平面図
【図8】台車の縦断正面図
【図9】一部切り欠いて示す側面図
【符号の説明】
A:レジンコンクリート管製造装置 a:一次硬化
域 b:二次硬化域 c:脱型域 1:レール 2:台車 4:駆動モーター 6:型枠回転
機構 7:駆動ローラー 8:受動ロー
ラー 9:モーター 10:給電機
構 11:トロリー 12:トロリ
ーダクト 13:チェーン 15:材料投
入機 16:脱型機 17:加熱室 18:製品搬送機構 19:型枠 :一次硬化域と二次硬化域との間 :二次硬化域と脱型域との間 :脱型域と一次硬化域との間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無端状に連結した夫々の台車の型枠回転機
    構に型枠を載置せしめて、まず一次硬化域で型枠内に材
    料投入して一次硬化せしめ、次に上記一次硬化後の型枠
    を載せた台車が二次硬化域へと移動して二次硬化され、
    そしてその二次硬化後の型枠を載せた台車が脱型域へと
    移動した後に脱型され、そしてその脱型後の型枠は取り
    外されることなく台車に載置されたまま再び一次硬化域
    へと移動して上記一次硬化,二次硬化,脱型までを繰り
    返し行うことを特徴とするレジンコンクリート管製造方
    法。
  2. 【請求項2】型枠回転機構を備えた台車を無端状に配置
    すると共に、該夫々の台車は駆動機構により一定ピッチ
    毎に間欠移動可能に構成し、上記台車の移動方向には夫
    々順に一次硬化域,二次硬化域,脱型域が構成されてい
    ることを特徴とするレジンコンクリート管製造装置。
  3. 【請求項3】台車配置箇所の一次硬化域における外側空
    間位置に材料投入機が、そして台車配置箇所の脱型域に
    おける内側空間位置には脱型機が夫々備えられ、該脱型
    機と相対向する外側空間位置に製品搬送機構を備えたこ
    とを特徴とする請求項2記載のレジンコンクリート管製
    造装置。
  4. 【請求項4】台車移動方向における一次硬化域と二次硬
    化域との間、二次硬化域と脱型域との間、および脱型域
    と一次硬化域との間で夫々絶縁され、一次硬化域は高速
    回転、二次硬化域は低速回転、そして脱型域は回転停止
    となるように型枠回転機構が給電制御されることを特徴
    とする請求項2あるいは3記載のレジンコンクリート管
    製造装置。
  5. 【請求項5】給電機構がトロリーとトロリーダクトから
    なることを特徴とする請求項4記載のレジンコンクリー
    ト管製造装置。
  6. 【請求項6】型枠回転機構が、台車上に配され型枠を載
    置支持する駆動ローラーと受動ローラー、その駆動ロー
    ラーの駆動源となるモーター及び給電機構とで構成され
    ていることを特徴とする請求項2乃至5記載のいずれか
    であることを特徴とするレジンコンクリート管製造装
    置。
JP33812793A 1993-12-28 1993-12-28 レジンコンクリート管製造方法及びその製造装置 Pending JPH07195352A (ja)

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Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4943095A (ja) * 1972-06-02 1974-04-23
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