JPH0597540A - 養生室内へのコンクリート搬入・搬出装置 - Google Patents
養生室内へのコンクリート搬入・搬出装置Info
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- JPH0597540A JPH0597540A JP18761491A JP18761491A JPH0597540A JP H0597540 A JPH0597540 A JP H0597540A JP 18761491 A JP18761491 A JP 18761491A JP 18761491 A JP18761491 A JP 18761491A JP H0597540 A JPH0597540 A JP H0597540A
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- Japan
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- concrete
- carriage
- child
- curing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 養生室内へのコンクリートブロックの搬入・
搬出作業を迅速かつ確実に行なえるようにすること。 【構成】 養生室内に、左右幅方向に伸延形成したコン
クリート載置部を、前後幅方向に一定の間隔を開けて複
数個設け、同載置部に型枠内に充填したコンクリートを
搬入・搬出する養生室内へのコンクリート搬入・搬出装
置であって、養生室の左右側方に、それぞれ台車移動路
を養生室の前後幅方向に向けて形成し、各台車移動路に
それぞれ自走可能なコンクリート移送用親台車を配置
し、各移送用親台車上に自走可能なコンクリート移送用
子台車を載置して、各子台車をコンクリート載置部に沿
って養生室内を左右幅方向に移動可能とした。
搬出作業を迅速かつ確実に行なえるようにすること。 【構成】 養生室内に、左右幅方向に伸延形成したコン
クリート載置部を、前後幅方向に一定の間隔を開けて複
数個設け、同載置部に型枠内に充填したコンクリートを
搬入・搬出する養生室内へのコンクリート搬入・搬出装
置であって、養生室の左右側方に、それぞれ台車移動路
を養生室の前後幅方向に向けて形成し、各台車移動路に
それぞれ自走可能なコンクリート移送用親台車を配置
し、各移送用親台車上に自走可能なコンクリート移送用
子台車を載置して、各子台車をコンクリート載置部に沿
って養生室内を左右幅方向に移動可能とした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、養生室内へ型枠内に充
填したコンクリートを搬入・搬出する装置に関するもの
である。
填したコンクリートを搬入・搬出する装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば、ボックスカルバートのよ
うな比較的大きなコンクリートブロックを製造するため
の養生作業は、ボックスカルバート製造用の型枠内に流
動コンクリートを充填した後、同型枠の周囲に簡易な養
生室を組立て、同養生室内に蒸気を流入させて行なって
いる。
うな比較的大きなコンクリートブロックを製造するため
の養生作業は、ボックスカルバート製造用の型枠内に流
動コンクリートを充填した後、同型枠の周囲に簡易な養
生室を組立て、同養生室内に蒸気を流入させて行なって
いる。
【０００３】そして、養生後は養生室を解体し、その
後、型枠より製品としてのボックスカルバートを脱型し
て回収するようにしている。
後、型枠より製品としてのボックスカルバートを脱型し
て回収するようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な養生の仕方では、逐一養生室を組立てたり、養生室を
解体したりする作業に手間を要し、しかも製造するボッ
クスカルバートの数が多い場合には、全体的に製造効率
が悪くなるという問題があった。
な養生の仕方では、逐一養生室を組立てたり、養生室を
解体したりする作業に手間を要し、しかも製造するボッ
クスカルバートの数が多い場合には、全体的に製造効率
が悪くなるという問題があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、養
生室内に、左右幅方向に伸延形成したコンクリート載置
部を、前後幅方向に一定の間隔を開けて複数個設け、同
載置部に型枠内に充填したコンクリートを搬入・搬出す
る養生室内へのコンクリート搬入・搬出装置であって、
養生室の左右側方に、それぞれ台車移動路を養生室の前
後幅方向に向けて形成し、各台車移動路にそれぞれ自走
可能なコンクリート移送用親台車を配置し、各移送用親
台車上に自走可能なコンクリート移送用子台車を載置し
て、各子台車をコンクリート載置部に沿って養生室内を
左右幅方向に移動可能としたことを特徴とする養生室内
へのコンクリート搬入・搬出装置を提供せんとするもの
である。
生室内に、左右幅方向に伸延形成したコンクリート載置
部を、前後幅方向に一定の間隔を開けて複数個設け、同
載置部に型枠内に充填したコンクリートを搬入・搬出す
る養生室内へのコンクリート搬入・搬出装置であって、
養生室の左右側方に、それぞれ台車移動路を養生室の前
後幅方向に向けて形成し、各台車移動路にそれぞれ自走
可能なコンクリート移送用親台車を配置し、各移送用親
台車上に自走可能なコンクリート移送用子台車を載置し
て、各子台車をコンクリート載置部に沿って養生室内を
左右幅方向に移動可能としたことを特徴とする養生室内
へのコンクリート搬入・搬出装置を提供せんとするもの
である。
【０００６】また、本発明は、下記の構成にも特徴を有
する。
する。
【０００７】コンクリート移送用子台車に、養生室の前
後幅方向に回転駆動するベルトコンベアを上下昇降自在
に設けたこと。
後幅方向に回転駆動するベルトコンベアを上下昇降自在
に設けたこと。
【０００８】養生室内の前後方向に隣接するコンクリー
ト載置部間に、子台車移動路を形成すると共に、同子台
車移動路の床面をコンクリート移送用親台車の上面と略
面一となし、同親台車と子台車移動路との間で各子台車
を移動可能としたこと。
ト載置部間に、子台車移動路を形成すると共に、同子台
車移動路の床面をコンクリート移送用親台車の上面と略
面一となし、同親台車と子台車移動路との間で各子台車
を移動可能としたこと。
【０００９】子台車移動路とコンクリート移送用親台車
には、それぞれ子台車移動用レールを敷設し、各レール
上にてコンクリート移送用子台車を移動可能としたこ
と。
には、それぞれ子台車移動用レールを敷設し、各レール
上にてコンクリート移送用子台車を移動可能としたこ
と。
【００１０】
【作用】型枠内に充填した流動コンクリートを養生する
際には、同コンクリートをコンクリート搬入・搬出装置
により養生室内に搬入すると共に、同養生室内に設けた
コンクリート載置部に載置して養生し、養生後は、同搬
入・搬出装置によりコンクリート載置部に載置したコン
クリートを搬出することができる。
際には、同コンクリートをコンクリート搬入・搬出装置
により養生室内に搬入すると共に、同養生室内に設けた
コンクリート載置部に載置して養生し、養生後は、同搬
入・搬出装置によりコンクリート載置部に載置したコン
クリートを搬出することができる。
【００１１】この際、コンクリート搬入・搬出装置は、
養生室の一側方に養生室の前後幅方向に向けて台車移動
路を形成し、同台車移動路上にてコンクリート移送用親
台車を前後方向に移動させると共に、養生室内のコンク
リート載置部間に形成した子台車移動路の側方位置で停
止させ、子台車移動路上にて同親台車上に載置したコン
クリート移送用子台車を左右幅方向に移動させて、同子
台車上に載置したコンクリートをコンクリート載置部に
載置することができる。
養生室の一側方に養生室の前後幅方向に向けて台車移動
路を形成し、同台車移動路上にてコンクリート移送用親
台車を前後方向に移動させると共に、養生室内のコンク
リート載置部間に形成した子台車移動路の側方位置で停
止させ、子台車移動路上にて同親台車上に載置したコン
クリート移送用子台車を左右幅方向に移動させて、同子
台車上に載置したコンクリートをコンクリート載置部に
載置することができる。
【００１２】しかも、コンクリート移送用子台車に、養
生室の前後幅方向に回転駆動するベルトコンベアを上下
昇降自在に設けることにより、同ベルトコンベアにより
同子台車上へのコンクリートの載置作業を楽に行なうこ
とができると共に、同ベルトコンベアを上下昇降動作さ
せてコンクリート載置部へのコンクリートの載置作業も
迅速かつ確実に行なうことができる。
生室の前後幅方向に回転駆動するベルトコンベアを上下
昇降自在に設けることにより、同ベルトコンベアにより
同子台車上へのコンクリートの載置作業を楽に行なうこ
とができると共に、同ベルトコンベアを上下昇降動作さ
せてコンクリート載置部へのコンクリートの載置作業も
迅速かつ確実に行なうことができる。
【００１３】さらには、子台車移動路の床面をコンクリ
ート移送用親台車の上面と略面一となし、かつ子台車移
動路とコンクリート移送用親台車にそれぞれ子台車移動
用レールを敷設し、各レール上にて子台車を移動させる
ことにより、コンクリートの養生室内への搬入作業を迅
速に行なうことができる。
ート移送用親台車の上面と略面一となし、かつ子台車移
動路とコンクリート移送用親台車にそれぞれ子台車移動
用レールを敷設し、各レール上にて子台車を移動させる
ことにより、コンクリートの養生室内への搬入作業を迅
速に行なうことができる。
【００１４】また、養生室の他側方に養生室の前後幅方
向に向けて台車移動路を形成し、同台車移動路上にて台
車移動路を形成し、同台車移動路上にてコンクリート移
送用親台車を移動させ、同親台車上に載置したコンクリ
ート移送用子台車を養生室内でコンクリート載置部に沿
って左右幅方向に移動させ、同子台車上に養生後のコン
クリートを載置して、同コンクリートを養生室より搬出
することができる。
向に向けて台車移動路を形成し、同台車移動路上にて台
車移動路を形成し、同台車移動路上にてコンクリート移
送用親台車を移動させ、同親台車上に載置したコンクリ
ート移送用子台車を養生室内でコンクリート載置部に沿
って左右幅方向に移動させ、同子台車上に養生後のコン
クリートを載置して、同コンクリートを養生室より搬出
することができる。
【００１５】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
【００１６】図１〜図３に示すＡは、コンクリートブロ
ックとしてのボックスカルバートの製造、回収を自動的
に行なうことができるようにしたボックスカルバート製
造用のプラントであり、同プラントＡに本発明に係るコ
ンクリート搬入・搬出装置Ｂを設けている。
ックとしてのボックスカルバートの製造、回収を自動的
に行なうことができるようにしたボックスカルバート製
造用のプラントであり、同プラントＡに本発明に係るコ
ンクリート搬入・搬出装置Ｂを設けている。
【００１７】まず、ボックスカルバート製造のプラント
Ａについて、図１〜図３を参照して説明する。
Ａについて、図１〜図３を参照して説明する。
【００１８】かかるプラントＡは、ボックスカルバート
製造用の型枠１（図５参照）を組立てる型枠組立装置２
と、同型枠組立装置２により組立てた型枠１内にコンク
リートを投入（打設）するコンクリート投入装置３と、
同コンリート投入装置３によりコンクリートを投入、打
設した型枠１を横転させる横転装置４と、同横転装置４
により横転してコンクリート中の気泡抜きを行なった型
枠１中に、コンクリートを補充するコンクリート補充装
置５と、同コンクリート補充装置５によりコンクリート
を補充した型枠１中のコンクリートを蒸気により硬化・
養生する養生室６と、同養生室６より搬出した型枠１よ
り製品としてのボックスカルバートを脱型する脱型装置
７とを具備している。
製造用の型枠１（図５参照）を組立てる型枠組立装置２
と、同型枠組立装置２により組立てた型枠１内にコンク
リートを投入（打設）するコンクリート投入装置３と、
同コンリート投入装置３によりコンクリートを投入、打
設した型枠１を横転させる横転装置４と、同横転装置４
により横転してコンクリート中の気泡抜きを行なった型
枠１中に、コンクリートを補充するコンクリート補充装
置５と、同コンクリート補充装置５によりコンクリート
を補充した型枠１中のコンクリートを蒸気により硬化・
養生する養生室６と、同養生室６より搬出した型枠１よ
り製品としてのボックスカルバートを脱型する脱型装置
７とを具備している。
【００１９】そして、プラントＡには、脱型装置７→型
枠組立装置２→コンクリート投入装置３→横転装置４→
コンクリート補充装置５への移送ラインとして型枠移送
コンベア８を配設し、コンクリート補充装置５と養生室
６の搬入口6a側との間に搬入トラバーサ９を配設し、養
生室６の搬出口6b側と型枠移送コンベア８の始端との間
に搬出トラバーサ10を配設し、脱型装置７の近傍には脱
型後の製品としてのボックスカルバートを回収する回収
コンベア11の始端部を配置している。
枠組立装置２→コンクリート投入装置３→横転装置４→
コンクリート補充装置５への移送ラインとして型枠移送
コンベア８を配設し、コンクリート補充装置５と養生室
６の搬入口6a側との間に搬入トラバーサ９を配設し、養
生室６の搬出口6b側と型枠移送コンベア８の始端との間
に搬出トラバーサ10を配設し、脱型装置７の近傍には脱
型後の製品としてのボックスカルバートを回収する回収
コンベア11の始端部を配置している。
【００２０】また、図１〜図３中、12はコンクリートミ
キサーであり、同コンクリートミキサー12にはコンクリ
ート供給機13を設け、同供給機13を、コンクリート補充
装置５に設けたコンクリート投入ホッパー5aの直上方位
置、さらには、コンクリート投入装置３に設けたコンク
リート投入ホッパー3aの直上方位置までガイドレール14
に沿って往復移動可能として、コンクリートミキサー12
により生成されたコンクリートを、コンクリート供給機
13によりコンクリート補充装置５及びコンクリート投入
装置３の各コンクリート投入ホッパー5a,3a 内にそれぞ
れ供給することができるようにしている。
キサーであり、同コンクリートミキサー12にはコンクリ
ート供給機13を設け、同供給機13を、コンクリート補充
装置５に設けたコンクリート投入ホッパー5aの直上方位
置、さらには、コンクリート投入装置３に設けたコンク
リート投入ホッパー3aの直上方位置までガイドレール14
に沿って往復移動可能として、コンクリートミキサー12
により生成されたコンクリートを、コンクリート供給機
13によりコンクリート補充装置５及びコンクリート投入
装置３の各コンクリート投入ホッパー5a,3a 内にそれぞ
れ供給することができるようにしている。
【００２１】搬入トラバーサ９と搬出トラバーサ10は、
基本構造を同じくしており、図４を参照して搬入トラバ
ーサ９について説明すると、コンクリート補充装置５と
養生室６の搬入口6aとの間に台車移動用レール60を敷設
し、同レール60上に自走可能な搬入台車61を往復移動自
在に載置し、同搬入台車61上に往復移動方向と直交する
方向に回転するベルトコンベア62を設けている。63は走
行輪、64は走行輪駆動モーター、65はコンベア正逆回転
駆動用モーター、66は出力軸、67は出力プーリー、68は
伝動ベルト、69は駆動プーリー、70は従動プーリー、71
は駆動軸、72は従動軸である。
基本構造を同じくしており、図４を参照して搬入トラバ
ーサ９について説明すると、コンクリート補充装置５と
養生室６の搬入口6aとの間に台車移動用レール60を敷設
し、同レール60上に自走可能な搬入台車61を往復移動自
在に載置し、同搬入台車61上に往復移動方向と直交する
方向に回転するベルトコンベア62を設けている。63は走
行輪、64は走行輪駆動モーター、65はコンベア正逆回転
駆動用モーター、66は出力軸、67は出力プーリー、68は
伝動ベルト、69は駆動プーリー、70は従動プーリー、71
は駆動軸、72は従動軸である。
【００２２】また、養生室６は、図１、図５、及び図７
に示すように、左右幅方向に伸延形成した凸条のコンク
リート載置部73を、前後幅方向に一定の間隔を開けて多
数個設けて、前後方向に隣接する各載置部73,73 間に子
台車移動路74を形成し、同子台車移動路74の床面上に子
台車移動用レール82,82 を敷設し、各載置部73の上面中
央部には隔壁75を立設して、養生室６内を前後方向に多
数個区画した個室76を形成している。
に示すように、左右幅方向に伸延形成した凸条のコンク
リート載置部73を、前後幅方向に一定の間隔を開けて多
数個設けて、前後方向に隣接する各載置部73,73 間に子
台車移動路74を形成し、同子台車移動路74の床面上に子
台車移動用レール82,82 を敷設し、各載置部73の上面中
央部には隔壁75を立設して、養生室６内を前後方向に多
数個区画した個室76を形成している。
【００２３】そして、かかる養生室６の各個室76内に、
図５及び図７に示すように、型枠１内に充填されたコン
クリートを載置台77を介して前後幅方向に隣接する各載
置部73,73 間に架設状に載置して、養生を行なうことが
できるようにしている。
図５及び図７に示すように、型枠１内に充填されたコン
クリートを載置台77を介して前後幅方向に隣接する各載
置部73,73 間に架設状に載置して、養生を行なうことが
できるようにしている。
【００２４】次に、本発明に係るコンクリート搬入・搬
出装置Ｂについて、図５〜図９を参照しながら説明す
る。
出装置Ｂについて、図５〜図９を参照しながら説明す
る。
【００２５】すなわち、コンクリート搬入・搬出装置Ｂ
は、養生室６の左右側方にそれぞれ断面凹条の台車移動
路78,78 を養生室６の前後幅方向に向けて形成し、各移
動路78,78 にそれぞれ台車移動用レール79,79 を敷設し
て、各レール79,79 上にそれぞれ自走可能なコンクリー
ト移送用親台車80,80 を配置し、各親台車80,80 上に子
台車移動用レール81,81 を敷設し、各レール81,81 上に
自走可能なコンクリート移送用子台車83,83 を載置して
いる。
は、養生室６の左右側方にそれぞれ断面凹条の台車移動
路78,78 を養生室６の前後幅方向に向けて形成し、各移
動路78,78 にそれぞれ台車移動用レール79,79 を敷設し
て、各レール79,79 上にそれぞれ自走可能なコンクリー
ト移送用親台車80,80 を配置し、各親台車80,80 上に子
台車移動用レール81,81 を敷設し、各レール81,81 上に
自走可能なコンクリート移送用子台車83,83 を載置して
いる。
【００２６】そして、コンクリート移送用親台車80の上
面は、養生室６内の子台車移動路74の床面と面一とし、
上記親台車80上に敷設した子台車移動用レール81,81 と
子台車移動路74上に敷設した子台車移動用レール82,82
とを左右幅方向に整合可能として、両レール81,82 上に
てコンクリート移送用子台車83を移動可能としている。
面は、養生室６内の子台車移動路74の床面と面一とし、
上記親台車80上に敷設した子台車移動用レール81,81 と
子台車移動路74上に敷設した子台車移動用レール82,82
とを左右幅方向に整合可能として、両レール81,82 上に
てコンクリート移送用子台車83を移動可能としている。
【００２７】コンクリート移送用親台車80は、車体フレ
ーム84の前部左右側に従動輪85,85を従動軸86を介して
取付け、車体フレーム84の後部左右側に駆動輪87,87 を
駆動軸88を介して取付け、同駆動軸88と、車体フレーム
84上に搭載した正逆回転駆動用モーター89とをそれぞれ
プーリー90,91 を介して、伝動ベルト92により連動連結
している。
ーム84の前部左右側に従動輪85,85を従動軸86を介して
取付け、車体フレーム84の後部左右側に駆動輪87,87 を
駆動軸88を介して取付け、同駆動軸88と、車体フレーム
84上に搭載した正逆回転駆動用モーター89とをそれぞれ
プーリー90,91 を介して、伝動ベルト92により連動連結
している。
【００２８】そして、車体フレーム84には位置決め用ス
トッパー93を設けており、同ストッパー93は、油圧シリ
ンダ94により上下方向に伸退可能として、台車移動路78
に設置した親台車停止位置決め用ストッパー受け体95中
に進出動作して嵌入することにより、上記親台車80を子
台車移動路74の側方位置に停止させて、同親台車80と同
子台車移動路74とにそれぞれ設けた子台車移動用レール
81,82 を整合させることができるようにしている。96
は、油圧シリンダ94の進出停止用リミットスイッチ、97
は、油圧シリンダ94の後退停止用リミットスイッチであ
る。
トッパー93を設けており、同ストッパー93は、油圧シリ
ンダ94により上下方向に伸退可能として、台車移動路78
に設置した親台車停止位置決め用ストッパー受け体95中
に進出動作して嵌入することにより、上記親台車80を子
台車移動路74の側方位置に停止させて、同親台車80と同
子台車移動路74とにそれぞれ設けた子台車移動用レール
81,82 を整合させることができるようにしている。96
は、油圧シリンダ94の進出停止用リミットスイッチ、97
は、油圧シリンダ94の後退停止用リミットスイッチであ
る。
【００２９】コンクリート移送用子台車83は、車体フレ
ーム100 の左側前後部に従動輪101,101 を従動軸（図示
せず）を介して取付け、右側前後部に駆動輪102,102 を
駆動軸103 を介して取付け、同駆動軸103 と車体フレー
ム100 上に搭載した正逆回転駆動用モーター104 とを連
動機構（図示せず）を介して連動連結している。
ーム100 の左側前後部に従動輪101,101 を従動軸（図示
せず）を介して取付け、右側前後部に駆動輪102,102 を
駆動軸103 を介して取付け、同駆動軸103 と車体フレー
ム100 上に搭載した正逆回転駆動用モーター104 とを連
動機構（図示せず）を介して連動連結している。
【００３０】そして、上記子台車83の車体フレーム100
上には前後方向に向けて回転するベルトコンベア105 を
前後左右側四本の昇降油圧シリンダ106,106,106,106 に
より上下昇降自在に取付けており、107 は駆動プーリ
ー、108 は従動プーリー、109は駆動軸、110 は従動
軸、111 はベルト本体、112 は駆動用モーター、113 は
モーター出力軸、114 は出力プーリー、115 は伝動ベル
トである。
上には前後方向に向けて回転するベルトコンベア105 を
前後左右側四本の昇降油圧シリンダ106,106,106,106 に
より上下昇降自在に取付けており、107 は駆動プーリ
ー、108 は従動プーリー、109は駆動軸、110 は従動
軸、111 はベルト本体、112 は駆動用モーター、113 は
モーター出力軸、114 は出力プーリー、115 は伝動ベル
トである。
【００３１】しかも、上記昇降油圧シリンダ106 は、ベ
ルトコンベア105 をコンクリート載置部73の上面よりも
上方位置に上昇させることができると共に、同ベルトコ
ンベア105 を、同載置部73の上面よりも下方位置に下降
させることができるようなストロークをもたせている。
ルトコンベア105 をコンクリート載置部73の上面よりも
上方位置に上昇させることができると共に、同ベルトコ
ンベア105 を、同載置部73の上面よりも下方位置に下降
させることができるようなストロークをもたせている。
【００３２】このようにして、昇降油圧シリンダ106 を
伸長動作させることにより、図８に示すように、ベルト
コンベア105 上に載置した型枠１内に充填したコンクリ
ートを、コンクリート載置部73よりも上方に位置させて
コンクリート移送用子台車８３を移動させ、昇降油圧シ
リンダ１０６ を短縮動作させることにより、図８及び
図９に示すように、型枠１中のコンクリートをコンクリ
ート載置部73上に載置台77を介して載置し、同状態にて
コンクリート移送用子台車83を移動させて親台車80に戻
すことができるようにしている。
伸長動作させることにより、図８に示すように、ベルト
コンベア105 上に載置した型枠１内に充填したコンクリ
ートを、コンクリート載置部73よりも上方に位置させて
コンクリート移送用子台車８３を移動させ、昇降油圧シ
リンダ１０６ を短縮動作させることにより、図８及び
図９に示すように、型枠１中のコンクリートをコンクリ
ート載置部73上に載置台77を介して載置し、同状態にて
コンクリート移送用子台車83を移動させて親台車80に戻
すことができるようにしている。
【００３３】また、型枠１内に充填したコンクリートの
搬出動作は、上記とは反対の動作を行なわせるものであ
る。
搬出動作は、上記とは反対の動作を行なわせるものであ
る。
【００３４】そして、本実施例では、搬入トラバーサ９
と接続する台車移動路78上のコンクリート移送用親・子
台車80,83 によりコンクリートの養生室６内への搬入作
業を行ない、また、搬出トラバーサ10と接続する台車移
動路78上のコンクリート移送用親・子台車80,83 により
養生したコンクリートブロックの養生室６内からの搬出
作業を行なうことができるようにして、コンクリート搬
入・搬出作業の効率性を高めている。
と接続する台車移動路78上のコンクリート移送用親・子
台車80,83 によりコンクリートの養生室６内への搬入作
業を行ない、また、搬出トラバーサ10と接続する台車移
動路78上のコンクリート移送用親・子台車80,83 により
養生したコンクリートブロックの養生室６内からの搬出
作業を行なうことができるようにして、コンクリート搬
入・搬出作業の効率性を高めている。
【００３５】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果が得
られる。
られる。
【００３６】すなわち、養生室の左右側方に形成した台
車移動路上にてそれぞれコンクリート移送用親台車を自
走可能とすると共に、各親台車上に自走可能なコンクリ
ート移送用子台車を載置して、両子台車をそれぞれ養生
室内のコンクリート載置部に沿って子台車移動路上を移
動可能とし、さらに、各子台車にはコンクリートの積降
し用のコンベアを上下昇降自在に設けているために、例
えば、ボックスカルバートのような大型のコンクリート
ブロックでも、迅速かつ確実に養生室内への搬入作業と
搬出作業とが行なえる。
車移動路上にてそれぞれコンクリート移送用親台車を自
走可能とすると共に、各親台車上に自走可能なコンクリ
ート移送用子台車を載置して、両子台車をそれぞれ養生
室内のコンクリート載置部に沿って子台車移動路上を移
動可能とし、さらに、各子台車にはコンクリートの積降
し用のコンベアを上下昇降自在に設けているために、例
えば、ボックスカルバートのような大型のコンクリート
ブロックでも、迅速かつ確実に養生室内への搬入作業と
搬出作業とが行なえる。
【００３７】そして、養生室内のコンクリート搬入スペ
ースを大きく確保しておくことにより、大量のコンクリ
ートの搬入・搬出作業が行なえて、コンクリートブロッ
ク製造効率を著しく高めることができる。
ースを大きく確保しておくことにより、大量のコンクリ
ートの搬入・搬出作業が行なえて、コンクリートブロッ
ク製造効率を著しく高めることができる。
【図１】本発明に係るコンクリート搬入・搬出装置を具
備するプラントの平面図。
備するプラントの平面図。
【図２】同側面図。
【図３】図１のＸ矢視図。
【図４】搬入トラバーサの側面図。
【図５】コンクリート搬入・搬出装置の側面図。
【図６】同装置の拡大側面図。
【図７】同装置の搬入動作説明図。
【図８】同装置の搬入動作説明図。
【図９】同装置の搬入動作説明図。
Ａ ボックスカルバート製造用のプラント Ｂ コンクリート搬入・搬出装置 １ 型枠 ２ 型枠組立装置 ３ コンクリート投入装置 3a コンクリート投入ホッパー ５ コンクリート補充装置 ６ 養生室 ７ 脱型装置 ８ 型枠移送コンベア ９ 搬入トラバーサ 10 搬出トラバーサ 11 回収コンベア 12 コンクリートミキサー 13 コンクリート供給機
Claims (4)
- 【請求項１】 養生室内に、左右幅方向に伸延形成した
コンクリート載置部を、前後幅方向に一定の間隔を開け
て複数個設け、同載置部に型枠内に充填したコンクリー
トを搬入・搬出する養生室内へのコンクリート搬入・搬
出装置であって、 養生室の左右側方に、それぞれ台車移動路を養生室の前
後幅方向に向けて形成し、各台車移動路にそれぞれ自走
可能なコンクリート移送用親台車を配置し、各移送用親
台車上に自走可能なコンクリート移送用子台車を載置し
て、各子台車をコンクリート載置部に沿って養生室内を
左右幅方向に移動可能としたことを特徴とする養生室内
へのコンクリート搬入・搬出装置。 - 【請求項２】 コンクリート移送用子台車に、養生室の
前後幅方向に回転駆動するベルトコンベアを上下昇降自
在に設けたことを特徴とする請求項１記載の養生室内へ
のコンクリート搬入・搬出装置。 - 【請求項３】 養生室内の前後方向に隣接するコンクリ
ート載置部間に、子台車移動路を形成すると共に、同子
台車移動路の床面をコンクリート移送用親台車の上面と
略面一となし、同親台車と子台車移動路との間で各子台
車を移動可能としたことを特徴とする請求項２記載の養
生室内へのコンクリート搬入・搬出装置。 - 【請求項４】 子台車移動路とコンクリート移送用親台
車には、それぞれ子台車移動用レールを敷設し、各レー
ル上にてコンクリート移送用子台車を移動可能としたこ
とを特徴とする請求項３記載の養生室内へのコンクリー
ト搬入・搬出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18761491A JPH0597540A (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 養生室内へのコンクリート搬入・搬出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18761491A JPH0597540A (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 養生室内へのコンクリート搬入・搬出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0597540A true JPH0597540A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=16209193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18761491A Pending JPH0597540A (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 養生室内へのコンクリート搬入・搬出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0597540A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108340479A (zh) * | 2018-01-24 | 2018-07-31 | 有利华建筑预制件（深圳）有限公司 | 流水式混凝土养护系统 |
| CN110027100A (zh) * | 2019-05-30 | 2019-07-19 | 南京钜力智能制造技术研究院有限公司 | 一种混凝土预制桩的蒸汽养护装置 |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP18761491A patent/JPH0597540A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108340479A (zh) * | 2018-01-24 | 2018-07-31 | 有利华建筑预制件（深圳）有限公司 | 流水式混凝土养护系统 |
| CN110027100A (zh) * | 2019-05-30 | 2019-07-19 | 南京钜力智能制造技术研究院有限公司 | 一种混凝土预制桩的蒸汽养护装置 |
| CN110027100B (zh) * | 2019-05-30 | 2024-02-02 | 南京钜力智能制造技术研究院有限公司 | 一种混凝土预制桩的蒸汽养护装置 |
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