JP4172948B2 - ばら物貯蔵設備のばら物搬出装置 - Google Patents

ばら物貯蔵設備のばら物搬出装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は置き場(ヤード)に搬入されてくるばら物を山積みし、複数列の積山を作って貯蔵するばら物貯蔵設備において、積山の列よりも少ない台数の払出機、一般には一台の払出機を用いてばら物を置き場から搬出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
石炭、石灰石、鉱石、精鉱などの大量のばら物を屋内または屋外の置き場に搬入して複数列の積山、一般には互いに平行な積山を作って貯蔵するばら物貯蔵設備において、積山のばら物を置き場から搬出する手段として、各積山の両側方に走行軌条を敷設するとともに一側方に搬出コンベヤを配備し、バケットホイルおよび中継コンベヤを搭載した門形の払出機を走行軌条に乗せ、バケットホイルを回転させながら積山横断方向へ往復移動させて積山からばら物を掻き取り、掻き取ったばら物を中継コンベヤを経て搬出コンベヤに移すことを積山長手方向へ順次移動して行なうようにしたものが知られている。
【0003】
即ち、この従来のばら物搬出手段は、例えば本発明の実施の形態を概略的に示した図1,図2に見られるように、互いに平行にばら物を山積みしてなる積山M,Mのそれぞれの両側方に走行軌条TA1,TA2,TB1,TB2を敷設するとともに一側方にベルトコンベヤからなる搬出コンベヤC,Cを配備しており、自走可能な門形の払出機Rが一つの積山Mの両側方の走行軌条TA1,TA2に乗っている。払出機RはバケットホイルBと中継コンベヤCとを搭載しており、バケットホイルBは鉛直面上で回転しながら積山Mを横断する方向へ往復移動してばら物を掻き取る。中継コンベヤCはバケットホイルBからばら物を受け取って搬出コンベヤCに移し、破砕、混合などを行なう次の設備に送る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
払出機Rは複数列の積山M,Mのそれぞれに配備すると、主に設備費面できわめて不利であるとともに一台当りの休止時間が著しく長く効率が低いので、通常は一台で全積山M,Mからのばら物の払出しを行なわせるようにしている。
【0005】
この場合、一つの積山Mの払出しを終ったとき払出機Rを置き場の端部まで移動させ、そこに待機させた移送車両に載せて次の払出しを行なう積山の前方位置に移送し、この積山の両側方の走行軌条に乗せる、という手順で払出機Rの移し替えを行なっている。
【0006】
従って、一台の払出機Rで全積山M,Mの払出しを行なわせることにより、それ自体の設備費面での有利と利用効率の向上とを図っても、稼動時間がきわめてわずかな移動車両を準備しておかなければならないとともに、その待機場所を確保しなければならないので、全体として設備費および利用効率面での不利を免れない。
【0007】
また、移送先での払出機Rの走行軌条への移し替え作業が面倒であるばかりか、払出機Rを移送車両に安定よく載せて移送し次の走行軌条に乗せる、という手順を踏むため一つの積山の払出し終了から次の積山の払出し開始までにかなり長い時間を要する、という問題がある。更に、積山M,Mの大きさ、殊に幅によっては払出機Rがきわめて大形で大重量となり、このような払出機Rを載せる移送車両として大形で大出力のものが必要になる。
【0008】
本発明はばら物の積山が複数列作られるばら物貯蔵設備からばら物を搬出する装置であって、それぞれの積山の両側方に走行軌条を敷設するとともに一側方に搬出コンベヤを配備し、バケットホイルと中継コンベアとを搭載した門形の払出機を走行軌条に乗せてバケットホイルを回転させながら積山横断方向へ往復移動させて積山からばら物を掻き取り、掻き取ったばら物を中継コンベヤを経て搬出コンベヤに移すことを積山長手方向へ順次移動して行ない、払出しを終ったとき次の積山に移動してその払出しを行なうものとした前記従来のものがもっている、払出機の積山間移し替えについての前記課題を解決するためになされたものであって、移送車両を用いることなく僅かな設備増設で払出機を容易且つ短時間で所定の積山に移動させることができるものとすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、台車のそれぞれに設けた円筒形の案内柱体に前記車体の前後左右に設けた案内筒体を嵌装し、これらの間にそのいずれかに対して回転自由とした油圧ジャッキを嵌装したことにより、前記車体を前記台車に上下可動に支持させて前記台車を前記車体にそれぞれ回転自由としており、更に、前記各台車には各車輪を駆動する電動機、減速機および制動機が装備されており、且つ前記転機には旋回用原動機が路面から掘り下げて形成した機械室に収容した。
【0010】
或る積山の払出しを終ったとき、払出機を延長軌条上に移動させ各車輪を転てつ軌条に乗せて停止させる。次に、転車機を旋回させると台車が一体に回転し、転てつ軌条が横行軌条と一致したとき払出機を次の払出しを行なう積山に向かって走行させると、台車は横向きで車輪を横行軌条に乗せ車体はそのままの姿勢で走行することとなる。所定の積山の前方に到着して各車輪が転てつ軌条に乗ったとき転車機を旋回させて転てつ軌条を延長軌条と一致させ、払出機を積山に向かって移動させて払出しを開始する。
【0011】
このことにより、走行軌条の延長軌条、横行軌条および転車機を設置するという僅かな設備増設で、払出機がもっている自走機能を利用して移送車両を用いることなく容易且つ短時間で所定の積山に移動させる、という目的が達成される。
【0012】
ばら物貯蔵設備においては、ばら物を山積みさせる地表面から上方に突出して設けられた走行軌条、ばら物散乱防止壁などが存在しており、また払出機のバケットホイルは掻き取り残しを最小限とするため地上面に接近した個所を通るようにしている。このため、払出機を次の積山に向かって移動させるとき、前記の突出構造物にバケットホイルが衝突して移動できなくなる。しかし、車体を台車に上下可動に支持させているので、払出しを終ったとき突出構造物に衝突する前に車体を上昇させ、次の積山の突出構造物を越えた後に車体を下降させることにより、払出機を安全に所定の積山に移動させ、本発明の目的を確実に達成させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施の形態を説明すると、先ず、図1,図2,図3を参照して本実施の形態に係る払出機Rは、積山Mを横断する方向へ延びる車体11の前後左右に台車15を有し、これらの台車15は走行軌条TA1,TA2に乗った車輪14をそれぞれ具えているとともに、一部または全部の台車15には図5(A)に示すように車輪14を駆動する電動機16,減速機17および制動器18が装備されている。
【0014】
バケットホイルBは環体20の外側周面に多数個のバケット21を取り付けてなり、車体11を囲み且つこれに載った状態で図示しない横行用原動機によって車体11の長手方向へ往復移動させられる支持枠体22に設けた図示しない複数の支持ローラに環体20の内側周面を接触させることにより、鉛直面上で支持され、且つ支持枠体22に設けた図示しない回転用原動機によって回転させられるようになっている。尚、積山Mの幅が大きい場合は二基以上のバケットホイルBを左右に並べて設けることがある。
【0015】
中継コンベヤCはベルトコンベヤであって車体11の上面に敷設されており、バケットホイルBの頂部でバケット21から放出されたばら物を受け取って搬出コンベヤCに移すように図示しない原動機によって駆動される。
【0016】
更に、支持枠体22はバケットホイルBの前方に前上方へ傾斜させて配置した均し器24を傾斜角度可調節に支持している。この均し器24は枠体に多数の爪杆を突設したものであって、バケットホイルB前方の積山Mに爪杆が刺し込まれてばら物をほぐすとともに、バケット22が大量に掻き取ることができるようにバケットホイルBに向かって斜めに流下させる。この状況は図3に示されており、均し器24は農業機械における砕土整地作業用のハローと同様の機能をもつものである。
【0017】
次に、前記の払出機RがバケットホイルBを回転させながら積山Mの横断方向へ往復移動させてばら物を掻き取って中継コンベヤC,搬出コンベヤCにより搬出することを、積山Mの長手方向へ順次移動して行なうことにより積山Mからのばら物の払出しを終ったとき、この払出機Rを次の払出しを行なう積山に移動させるために本発明が講じた手段の実施の形態を図1,図4,図5を参照して説明する。
【0018】
図5を参照して、払出機Rの前後左右に配置されている台車15は鉛直上方へ突出した円筒形の案内柱体26をそれぞれ有しており、車体11に固結した案内筒体27をほぼ隙間なく嵌装させている。案内筒体27の頂壁には油圧ジャッキ28のバレル29が下向きに固着されており、それより突出したラム30の先端は案内柱体26の頂面にスラスト軸受を挟んで接触している。案内柱体27,油圧ジャッキ28は同一中心軸線上に配置されている。このことにより、車体11は油圧ジャッキ28を介在させて台車15に載り油圧ジャッキ28を伸縮させることによって上下動させられ、また台車15は案内柱体26と一体に前記の中心軸線上で回転可能である。
【0019】
尚、図5(A)に示す油圧ジャッキ28を収縮させた状態で案内筒体27が台車15に載って車体11を最も低い位置に置き、このときバケットホイルBはばら物を山積みさせている地表面Lから僅かに離れた上方を通り、バケット21を地表面Lに衝突させないと同時に掻き取り残しを最小限とする。
【0020】
図1を参照して、各積山M,Mの両側方に敷設されている走行軌条TA1,TA2,TB1,TB2は互いに平行であり、且つ積山M,Mの一端から積山領域外にそのまま延びる延長軌条EA1,EA2,EB1,EB2を有している。また、払出機Rの前後の台車15の回転中心間隔と等しい間隔をもって延びる横行軌条F,Fが延長軌条EA1・・・と直交して敷設されている。
【0021】
延長軌条EA1・・・と横行軌条F,Fとはそれぞれの交叉個所において不連続となっている。この不連続部分には車輪14を乗せるのに充分な長さの転てつ軌条GAF1,GAR1,GAF2,GAR2,GBF1,GBR1,GBF2,GBR2を有する転車機32が配備されており、これらの転てつ軌条GAF1・・・は延長軌条EA1・・・および横行軌条F,Fのいずれかを連続させるように旋回する。
【0022】
旋回機構である転車機32の実施の形態を、一つの延長軌条EA1とこれに直交する一つの横行軌条Fとの交互個所に設置されているものについて説明する。即ち、図4を参照して、転てつ軌条GAF1は旋回中心となる支軸34を下方に突設した受台33の上面に設けられており、支軸34は基台35に回転可能に保持されているとともに、旋回用原動機である液圧シリンダ36のピストン杆38を放射方向に設けた腕板34aに連結させている。受台33,支軸34,基台35,液圧シリンダ36は各軌条FA1・・・が敷設されている路面から掘り下げ形成した機械室39に収容され、その側壁に液圧シリンダ36のシリンダ筒37が回動自由に取り付けられている。
【0023】
図4は転てつ軌条GAF1が横行軌条Fを連続させる位置に置かれているときの様子を示しており、ピストン杆38を引っ込めることによって受台33,支軸34,転てつ軌条GAF1が一体に図示時計方向へ旋回し、90度旋回させることによって転てつ軌条GAF1は延長軌条EA1を連続させる。ほかの交叉個所に設けられた転てつ軌条GAR1・・・も同様の手段で旋回させるようになっている。
【0024】
尚、旋回用原動機として電動機を使用することもでき、また、各転車機32は車輪14を乗せて方向を変えるとき或いは乗せる準備をするとき、一斉にまたはばらばらのタイミングで旋回動作させることができる。
【0025】
本実施の形態では、図1,図2,図3に示されているように置き場の積山構築領域は四周が壁Mで囲まれた軌条敷設面よりも低い地表面Lによって規定されており、ばら物が散乱して搬出歩留りを悪くしたり、走行軌条TA1・・・に接触堆積して払出機Rの移動を妨げたりすることがないようにされている。
【0026】
そこで、例えば図1における積山Mの払出しを終って次の積山Mの払出しを行なう場合、先ず各油圧ジャッキ28を同時に伸長させて図5(B)に示すように車体11を上昇させ、地表面Lの上方に設けられた突出構造物である壁Mおよび各軌条TA1・・・,EA1・・・F,Fよりも上方にバケットホイルBの下端を位置させる。
【0027】
次に、払出機Rを図5(A)に示す走行軌条TA1,TA2に乗った状態からそれらの延長軌条EA1,EA2の上に移動させ、前部左右の車輪14が図5(B)に示すように転てつ軌条GAF1,GAF2に乗り後部左右の車輪14が転てつ軌条GAR1,GAR2に乗ったとき停止させる。そして、各転車機32を作動させて受台33を90度旋回させると、転てつ軌条GAF1,GAF2が横行軌条Fを連続させ、転てつ軌条GAR1,GAR2が横行軌条Fを連続させるようになり、これらに乗って一緒に回動した台車15の車輪14は左右方向へ向けられる。このときの状態は図5(C)に示されている。
【0028】
このように、車体11は前後方向へ向き各台車15は左右方向へ向いた状態となったとき、払出機Rを次の積山Mの前方へ向かって横行軌条F,F上を移動させ、前部左右の車輪14が転てつ軌条GBF1,GBF2に乗り後部左右の車輪14が転てつ軌条GBR1,GBR2に乗ったとき停止させる。そして、各転車機32を作動させて受台33を90度旋回させ、転てつ軌条GBF1,GBR1が延長軌条EB1を連続させ転てつ軌条GBF2,GBR2が延長軌条EB2を連続させたとき払出機Rを積山Mに向かって移動させる。
【0029】
バケットホイルBが積山Mを作っている地表面Lの端末の壁Mの上方を通過したとき、払出機Rを停止して各油圧ジャッキ28を同時に収縮させ車体11を下降させる。このことにより、バケットホイルBの下端が地表面Lに接近するので、積山Mを作っているばら物の払出しを開始する。
【0030】
本実施の形態によると、台車15のそれぞれに設けた円筒形の案内柱体26に車体11の前後左右に設けた案内筒体27を嵌装し、これらの間にそのいずれか、本実施の形態では案内柱体26に対して回転自由とした油圧ジャッキ28を設置して車体11を台車15に上下可動に支持させるとともに台車15のそれぞれを車体11に回転自由としたので、各油圧ジャッキ28を同時に伸縮させることにより車体11を傾けることなく安定した姿勢で上下動させることができ、且つ転車機32を同時に作動させなくても移動方向を変えることができる。
【0031】
また、本実施の形態によると、転車機32の転てつ軌条GAF1・・・を旋回中心となる支軸34を有する受台33の上面に設け、液圧シリンダ36によって所定角度の往復旋回を行なわせるようにしたので、電動機により旋回させるようにした場合に比べて減速機などを用いない簡単な機構で正確に所定角度の旋回を行なわせることができる。
【0032】
更に、本実施の形態によると、各積山M,Mの走行軌条TA1・・・およびそれらの延長軌条EA1・・・が互いに平行であるとともに、横行軌条F,Fをこれらと直交させたので、払出機Rを最短距離で所定の積山に移動させ、短時間で次の積山の払出しを開始して払出し作業能率を高めることができる。
【0033】
尚、本発明は一つの置き場の複数列の積山M,Mに対して一台の払出機Rのみを準備したものに限られるものではなく、複数台の払出機Rを準備させたものにも適用される。この場合、転車機32を横行軌条F,Fが連続する位置としておくことにより、払出しを行なわない積山の前方を通過して所要の積山の前方に移動させ所要の複数列の積山からばら物を同時に払出すなど、払出しに対する多様な要求に対処させることができる。加えて、殊に積山M,Mが多数列である大規模置き場において、払出機Rを過度に稼動させ或いは利用効率を著しく低下させることなく使用することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明によると、払出機を乗せる軌条を増設する、という簡単な手段で移送車両を用いることなく所要の積山に自力で移動し、容易且つ短時間で次の積山の払出しを開始することができる。また、バケットホイルの下端よりも上方に突出した構造物を乗り越えさせることができるため、置き場の地上設備に邪魔されることなく自由に移動させて少ない台数の払出機を有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す平面概略部分図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】図1のB−B線に沿う拡大断面図。
【図4】図1の実施の形態における転車機の(A)は平面図、(B)は正面図。
【図5】図1に示した実施の形態における払出機の車体上下動と台車回転とを説明する縦断面図。
【符号の説明】
11 車体,14 車輪,15 台車,26 案内柱体,27 案内筒体,28 ジャッキ,32 転車機,33 受台,34 支軸,36 液圧シリンダ,B バケットホイル,M,M 積山,TA1,TA2,TB1,TB2 走行軌条,EA1,EA2,EB1,EB2 延長軌条,F,F 横行軌条,GAF1,GAR1,GAF2,GAR2,GBF1,GBR1,GBF2,GBR2 転てつ軌条,

Claims (2)

  1. 複数列の積山のそれぞれの両側方に敷設された走行軌条および一側方に配備された搬出コンベヤと、バケットホイルおよび中継コンベヤを搭載していて前記走行軌条に乗った門形の払出機とを具えており、前記バケットホイルが回転しながら積山横断方向へ移動することによって積山から掻き取ったばら物を前記中継コンベヤによって前記搬出コンベヤに移すことを、前記払出機を積山長手方向へ順次移動させて行ない、払出しを終ったとき前記払出機を次の積山に移動させてその払出しを行なうとともに、前記払出機は前後左右に配置した車輪を台車に個別に装備し、前記バケットホイルおよび中継コンベヤを装備した車体を前記台車に上下可動に支持させるとともに、前記台車を前記車体にそれぞれ回転自由としたものとされており、前記走行軌条は各積山の端末から延出させた延長軌条を有するとともに、前記台車の前後間隔と等しい間隔をもって延びる横行軌条が前記延長軌条と交叉させて敷設されており、そして前記延長軌条と横行軌条とは交叉個所でそれぞれ不連続とされていて、それらのいずれかを連続させる転てつ軌条を有する転車機が前記交叉個所に設置されているばら物貯蔵設備のばら物搬出装置において、前記台車のそれぞれに設けた円筒形の案内柱体に前記車体の前後左右に設けた案内筒体を嵌装し、これらの間にそのいずれかに対して回転自由とした油圧ジャッキを嵌装したことにより、前記車体を前記台車に上下可動に支持させて前記台車を前記車体にそれぞれ回転自由としており、更に、前記各台車には各車輪を駆動する電動機、減速機および制動機が装備されており、且つ前記転機には旋回用原動機が路面から掘り下げて形成した機械室に収容されていることを特徴とするばら物貯蔵設備のばら物搬出装置。
  2. 前記転車機は、旋回中心となる支軸を下方に突設した受台の上面に前記転てつ軌条を設け、液圧シリンダによって前記支軸に所定角度の往復旋回を行なわせることにより、前記転てつ軌条が前記延長軌条と横行軌条のいずれかを連続させることを特徴とする請求項1に記載したばら物貯蔵設備のばら物搬出装置。
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