JPH0719534A - 冷温水の流量制御装置を備えた空調装置 - Google Patents

冷温水の流量制御装置を備えた空調装置

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JPH0719534A
JPH0719534A JP5157269A JP15726993A JPH0719534A JP H0719534 A JPH0719534 A JP H0719534A JP 5157269 A JP5157269 A JP 5157269A JP 15726993 A JP15726993 A JP 15726993A JP H0719534 A JPH0719534 A JP H0719534A
Authority
JP
Japan
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heating
flow rate
hot water
cooling
rate during
Prior art date
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Pending
Application number
JP5157269A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Fujimoto
正之 藤本
Yoji Hiuga
陽児 日向
Toshiya Okano
俊也 岡野
Kazuhiro Tajima
一弘 田島
Shozo Kato
昇三 加藤
Yasuo Takase
保夫 高瀬
Tetsuo Miyamoto
哲雄 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd, Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH0719534A publication Critical patent/JPH0719534A/ja
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕冷暖房を行う放熱器の冷房時の流量に比べ、暖
房時の流量を少なくし、暖房能力の不足を招くことな
く、調和の取れた冷暖房を可能とする。 〔構成〕循環ポンプを有する熱源器で発生させた冷温水
を室内機に循環供給するようにした空調装置において、
暖房時の通常最大流量を冷房時の通常最大流量よりも少
なくなるように自動的に制御する流量制御弁50を設け
た構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は循環ポンプを有する熱源
器で発生させた冷温水を室内機に循環供給するようにし
た空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、冷温水による冷暖房の放熱器等の
利用部において、冷房時の流量と暖房時の流量を別々に
制御することなく単純に流すのみとしていたことが一般
的であったし、また、制御を行っても通常の最大負荷時
には、冷房時も暖房時も全開にされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記において、一般的
には冷房時の水温は7℃、暖房時の水温は80℃を採用
することが多く、仮に室温は冷房28℃、暖房時18℃
とすると、冷房能力は(28−7)=21に比例し、暖
房能力は(80−18)=62に比例する。
【0004】また、冷房負荷は室外温度基準を冷房35
℃、暖房5℃としたとき、冷房能力は(35−28)=
7に比例し、暖房負荷は(18−5)=13に比例す
る。
【0005】従って、冷暖房を同一流量で行うと、暖房
能力/負荷の場合には冷房の場合にに比べて1.6倍も
の値を示す。従って暖房能力は余剰の傾向がある。
【0006】また、最近の空調では、床暖房や浴室暖房
や温風乾燥にも、温水を利用する傾向があり、温水利用
(暖房水)の方が多く使用される。従って、同一の冷温
水源から冷温水を供給する場合に、従来方式の放熱器を
採用すると暖房時に流量不足の傾向を示している。ま
た、暖房時に併せた設計をした場合には、冷温水の循環
ポンプの能力を大きなものとする必要があり、冷房時に
は余ることになる。
【0007】以上より、この発明の目的は冷暖房を行う
放熱器の冷房時の流量に比べ、暖房時の流量を少なくし
て、暖房能力の不足を招くことなく、調和の取れた冷暖
房が可能となるように構成した冷温水の流量制御装置を
備えた空調装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、循環ポ
ンプを有する熱源器で発生させた冷温水を室内機に循環
供給するようにした空調装置において、暖房時の通常最
大流量を冷房時の通常最大流量よりも少なくなるように
自動的に制御する流量制御弁を設けたことを特徴とする
冷温水の流量制御装置を備えた空調装置である。
【0009】更に本発明は、暖房の始動時、一定時間ま
たは室内が一定の室温以下の間、暖房時の通常最大流量
に比較して暖房時の通常最大流量を多くなるように制御
し、暖房立上がりを早めるようにしてなるものである。
【0010】
【作用】上記した構成により、熱源機の冷温水循環ポン
プも冷房も、暖房時も同等の能力でよく、大きなポンプ
を必要としないで済むことになる。また、上記従来のよ
うに暖房時と冷房時に同一の流用を流していた場合には
暖房能力は余っていたが、暖房時の流量を少なくするこ
とにより、冷暖房の能力不足などを起こさず、かえって
調和が取れる結果となるものである。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】本発明による吸収式冷凍機(熱源機)27
は、図1に示すように、下側にバーナ2を備えた再生器
1を有している。再生器1の上部には連通する凝縮器3
が配設されており、凝縮器3には冷媒配管4を介して冷
媒タンク6が接続されている。冷媒タンク6の上方には
蒸発器5が配設されており、蒸発器5の図1左方には吸
収器7が配設されている。吸収器7には冷却水管30が
接続されており、冷却水管30の途中には流量弁31が
設けられている。また、吸収器7には、前記再生器1か
ら配管したUシール管構成となる濃溶液流路8が接続さ
れており、濃溶液流路8の途中には溶液熱交換器9が設
けられている。また、濃溶液流路8には真空弁24を介
して溶液タンク12が設置されている。溶液タンク12
は稀溶液配管13を介して前記再生器1に接続されてお
り、稀溶液配管13の途中にはポンプ25、真空弁26
及び前記溶液熱交換器9が設けられている。また、再生
器1の図1左方には、下側にバーナ17を備えた温水熱
交換器16が並設されており、これら再生器1及び温水
熱交換器16の上側には排気フード18が冠着されてい
る。更に、温水熱交換器16の図1下方には、外気温度
を検出する温度センサ10が設けられており、温度セン
サ10は制御装置19に接続されている。また、凝縮器
3と吸収器7の近傍には送風ファン21が、これら凝縮
器3及び吸収器7を冷却し得る形で設置されている。
【0013】一方、熱源機27の図1右方には冷暖房の
室内機に相当する複数の放熱器(利用部)40が設置さ
れている。これらの放熱器40と、前記蒸発器5及び前
記温水熱交換器16などを含む熱源機27とは冷温水管
で接続されている。
【0014】図2において、これら複数の放熱器40
は、例えば2個の冷温水用放熱器41,42と、温水用
の放熱器43、床暖房装置(温水)44と、浴室乾燥機
(温水)45とを有している構成とする。これらの放熱
器41−45は上記の通り前記室外機に相当する熱源機
27と接続され往路配管には夫々遮断弁46,47,4
8,49を設け、戻りは図示のとおり夫々の放熱器から
熱源機27に配管されている。ここまでの構成について
はこの発明の要旨では無く、従来技術と大同小異であ
る。
【0015】この発明の特徴は次の通りである。即ち、
冷温水用放熱器41,42と熱源機27とを接続してい
る冷温水配管の遮断弁46,46と冷温水放熱器41,
42との間に夫々流量制御弁50,50を配設してなる
ものである。
【0016】図3に示す上記流量制御弁の動作に関して
説明すると次の通りである。まず、流量制御弁50の制
御なしに弁を全開の状態にて流している。これがステッ
プS1の状態である。ここで、実際の室温Tが例えば
18℃となって切換ポイントの温度T(例えば17
℃)よりも高くなり、T>Tであることが判断され
ると、ステップS3に移行し流量制御弁50を制御する
ことになるが、その際の制御は弁の上限を制限すると共
に比例制御を行う。逆に、室温の目標の温度に達しない
>TがNOの場合には、そのまま弁全開による暖
房運転を行い、必要に応じて急速暖房(ホットダッシ
ュ)を行って流量を増大させる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
暖房時の最大流量を冷房時の最大流量に比べて自動的に
少なくする流量制御弁を設けた構成として双方の流量の
差を無くしたので、熱源機の冷温水循環ポンプも冷房
時、暖房時ともに同等の能力でよいことになり、従って
ポンプの能力を大きなものとする必要は無い。また、暖
房時の流量を少なくすることにより、冷房と暖房との能
力のバランスを平衡なものとすることができると共に、
暖房能力の不足を招くことなく、調和の取れた冷暖房が
可能となる。また、暖房時において、他の負荷が無い場
合には流量制御弁を全開として、暖房能力を運転中のユ
ニットに集中させ、急速暖房(ホットダッシュ)により
急速に室内温度を上昇させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による吸収式冷凍装置に一実施例を示
す概略図である。
【図2】 熱源器と冷温水用放熱器との間の冷温水配管
に流量制御弁を取り付
【図3】 流量制御弁の動作を示すフローチャートであ
る。けた本発明に実施例を示す図である。
【符号の説明】
1……再生器 2……バーナ 3……凝縮器 5……蒸発器 6……冷媒タンク 7……吸収器 14……冷水管 16……温水熱交換器 21……送風ファン 25……溶液供給ポンプ 27……室外機としての熱源機 30……冷却水管 40……放熱器 41,42……冷温水用放熱器 43……温水用放熱器 44……床暖房装置 45……浴室乾燥機 46……遮断弁 50……流量制御弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田島 一弘 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 加藤 昇三 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 高瀬 保夫 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 宮本 哲雄 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 循環ポンプを有する熱源器で発生させた
    冷温水を室内機に循環供給するようにした空調装置にお
    いて、暖房時の通常最大流量を冷房時の通常最大流量よ
    りも少なくなるように自動的に制御する流量制御弁を設
    けたことを特徴とする冷温水の流量制御装置を備えた空
    調装置。
  2. 【請求項2】 暖房の始動時、一定時間または室内が一
    定の室温以下の間、暖房時の通常最大流量に比較して暖
    房時の通常最大流量を多くなるように制御し、暖房立上
    がりを早めるようにしてなる請求項1の冷温水の流量制
    御装置を備えた空調装置。
JP5157269A 1993-06-28 1993-06-28 冷温水の流量制御装置を備えた空調装置 Pending JPH0719534A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5157269A JPH0719534A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 冷温水の流量制御装置を備えた空調装置

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JP5157269A JPH0719534A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 冷温水の流量制御装置を備えた空調装置

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JPH0719534A true JPH0719534A (ja) 1995-01-20

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JP5157269A Pending JPH0719534A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 冷温水の流量制御装置を備えた空調装置

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JP (1) JPH0719534A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016176660A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 株式会社コロナ 冷温水冷暖房システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016176660A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 株式会社コロナ 冷温水冷暖房システム

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