JPH0719502B2 - キ−装置 - Google Patents

キ−装置

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JPH0719502B2
JPH0719502B2 JP60058731A JP5873185A JPH0719502B2 JP H0719502 B2 JPH0719502 B2 JP H0719502B2 JP 60058731 A JP60058731 A JP 60058731A JP 5873185 A JP5873185 A JP 5873185A JP H0719502 B2 JPH0719502 B2 JP H0719502B2
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JP
Japan
Prior art keywords
rotor
key
rotor portion
main
main rotor
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60058731A
Other languages
English (en)
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JPS61218018A (ja
Inventor
英行 大城
洋悦 長坂
Original Assignee
白木金属工業株式会社
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Publication date
Application filed by 白木金属工業株式会社 filed Critical 白木金属工業株式会社
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えばステアリングシリンダ錠等として用い
られるキー装置に関し、更に詳しくは、キープレートを
キーロータ内に差し込み前記キーロータを回動させる構
成のキー装置に関する。
(従来の技術) この種のキー装置として、例えば第3図乃至第5図で示
したステアリングシリンダ錠がある。これらの図におい
て、1はキーシリンダ、2はキープレートである。4は
キーシリンダ1内に回転自在に保持されているキーロー
タで、その端面中央部にはキー挿入孔3が開設されてい
る。更にキーロータ4にはロックタンブラ5が係合遊動
する溝6が形成されている。7は前記キーシリンダ1に
ピン8によって枢支されているロッキングレバーで、該
ロッキングレバー7の先端9はステアリングロック装置
(図示せず)と係合するよう突出しており、後端10はキ
ーシリンダ1内に位置している。このロッキングレバー
7は、キープレート2をキーロータ4より抜いたとき
に、圧縮ばね11による反発力でキーロータ4の縦案内溝
12内に後端10が落ち込むと共に、先端9が上方に旋回し
てステアリングロック装置と係合して、ステアリングの
ロックを行い、又、キープレート2をキーロータ4に差
し込むと、キープレート2で後端10が押し上げられ先端
9が下方に旋回してステアリングのロックを解除するよ
うになっている。ここで、ロッキングレバー7の後端10
とキープレート2との連動接触部分のキーロータ4の縦
案内溝12内には、スライドピース13が昇降動自在に嵌挿
されている。このスライドピース13はキープレート2が
摺接する割溝14が設けられた伏コ字状を呈している。
又、15はイグニッションスイッチで、該スイッチ15は前
記キーロータ4の旋回に応じて作動するようになってい
る。16はキーロータ4に取付けられたリングである。
(発明が解決しようとする問題点) こうしたキー装置では、キープレート2の代わりにマイ
ナスドライバ等を押し込んでもスライドピース13が上昇
し、ステアリングロックを解除できる。従って、このロ
ック解除の状態で無理矢理マイナスドライバ等を回転さ
せ、ロックタンブラ5を破壊すれば、当然キーロータ4
も回動し、イグニッションスイッチ15がンとなりエンジ
ンの始動が可能になる。そこで、このようなキー装置の
構造上の弱点につけ込んだ自動車の盗難事件が現実に多
発している。
又、キーロータ4に前側からネジを立て、これを利用し
てキーロータ4全体をキーシリンダ1から引き抜き、残
った機構部分の操作によりエンジンを始動させ、自動車
を盗む事件も発生している。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたもので、その目的
は、上記のマイナスドライバ等を用いてなされる自動車
の盗難やネジ立てによる自動車の盗難等を防止できるキ
ー装置を実現することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決する本発明は、キープレートをキーロ
ータ内に差し込み前記キーロータを回動させる構成のキ
ー装置において、前記キープレートの基部に係合する前
記キーロータのフロントロータ部分を前記キーロータの
メインロータ部分から切離し、このフロントロータ部分
とメインロータ部分の嵌合を、フロントロータ部分の凹
部又は凸部とメインロータ部分の凸部又は凹部を用いて
行い、両者間に所定以上の回動トルクが働くと、両者の
嵌合を司る前記凸部がせん断力により破壊され、フロン
トロータ部分がメインロータ部分に対して空転できるよ
うに構成すると共に、前記キープレートの先端部に係合
する前記キーロータのリヤロータ部分を前記キーロータ
のメインロータ部分から切離し、このリヤロータ部分と
メインロータ部分の嵌合を、リヤロータ部分の凹部又は
凸部とメインロータ部分の凸部又は凹部を用いて行い、
両者間に所定以上の回動トルクが働くと、両者の嵌合を
司る前記凸部がせん断力により破壊され、メインロータ
部分がリヤロータ部分に対して空転できるように構成し
たことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。第1図
及び第2図は本発明の一実施例を示す図で、第3図乃至
第5図と同一部分には同一符号を付し、以下の説明では
同一部分の説明は省略する。尚、第1図は第5図の断面
と直交する断面に相当する断面図である。このキー装置
では、キープレート2の先端部と係合するキーロータ4
のリヤロータ部分4aをメインロータ部分4bから切離し、
両者の嵌合を、リヤロータ部分4aの凹部4a1とメインロ
ータ部分4bの凸部4b1を用いて行っている。従って、両
者間に所定以上の回動トルクが働くと、凸部4b1がせん
断力により破壊され、リヤロータ部分4aに対してメイン
ロータ部分4bは空転できることになる。尚、リヤロータ
部分4aはメインロータ部分4bから軸方向に分離しないよ
うにイグニッションスイッチ15側にて支持されている。
この実施例におけるリング16は第1図左方向のリヤロー
タ部分4aの動きを規制する働きをし、メインロータ部分
4bの第1図の左方向への抜け止めは、ノックピン21を用
いてキーシリンダ1に取り付けられたキャップ22が行っ
ている。
更にこのキー装置では、キーロータ4のフロントロータ
部分4cをメインロータ部分4bから切離し、両者の嵌合
を、フロントロータ部分4cの凹部4c1とメインロータ部
分4bの凸部4b2とを用いて行っている。従って、両者間
に所定以上の回動トルクが働くと、凸部4b2がせん断力
により破壊され、メインロータ部分4bに対してフロント
ロータ部分4cが空転できることになる。上記フロントロ
ータ部分4cは硬質材料(焼結合金.セラミック等)で構
成され、その前面側にはフロントカバー23が嵌合配置さ
れ、該フロントカバー23がキャップ22に押され、第1図
の左方向の抜け止めがなされている。
ここで、リヤロータ部分4aのリヤ側先端はイグニッショ
ンスイッチ15側に嵌め込まれ、所定のポジション(回動
方向)にとどまるように節度をもって支持されている。
このため、リヤロータ部分4aはそれに所定以上の操作ト
ルクを与えない限り回動しないようになっている。そし
て、これを回動させるに要するトルクは、凸部4b1をせ
ん断破壊させるトルクより大きくなるように選ばれてい
る。又、ロックタンブラ5を破壊しメインロータ部分4b
を回動させるトルクよりも、凸部4b2をせん断破壊させ
るトルクの方が小さくなるように選ばれている。
この構成において、キープレート2の代わりにマイナス
ドライバを押し込んでも、その先端はリヤロータ部分4a
には到達しない。従って、上記状態で無理矢理マイナス
ドライバを回転させても、その先端がメインロータ部分
4bに到達している場合には、ロックタンブラ5が破壊さ
れメインロータ部分4bが回動するものの、凸部4b1も破
壊されるため、リヤロータ部分4aを回動させることはで
きない。又、マイナスドライバの先端がフロントロータ
部分4cにしか到達してない場合には、それを回転させて
も、凸部4b2が破壊されフロントロータ部分4cが回動す
るだけとなる。従って、何れの場合も、イグニッション
スイッチ15をオンにできない。
又、上記構成のキー装置の場合、キーロータ4にネジを
立てようとしても、ネジ立て時のトルクによって凸部4b
2が破壊されフロントロータ部分4cが回動するため、ネ
ジ立てが難しく、特にフロントロータ部分4cが硬質材料
で構成されている本発明では、ネジ立てが困難である。
尚、リヤロータ部分4aにおけるキープレート2の挿入口
をキープレート2の断面形状に合致させておけば、仮に
リヤロータ部分4aにまで先端が到達し得るような特殊な
道具を用いてキーロータ4を回動させようとしても、リ
ヤロータ部分4aへの挿入は困難になり、その回動が難し
く、より効果的である。
ところで、上記説明においては、各ロータ部分4a,4b,4c
の相対的な位置決めを行うため、凸部4b1,4b2及び凹部
4a1,4c1を設けたが、これらは通常状態における位置決
めを行うものであるから、各ロータ部分4a,4b,4c間に通
常状態で位置ずれが生じないような構成であればよく、
上記実施例の構成に限る必要はない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、マイナスドライ
バ等を用いてイグニッションスイッチをオンしようとし
てもそれが不可能なキー装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略断面図、第2図は
第1図実施例の主要部を示す斜視図、第3図は従来のス
テアリングシリンダ錠の斜視図、第4図は第3図に用い
られているキーロータ及びロッキングレバー部分の分解
斜視図、第5図は第3図のAA線における概略断面図であ
る。 1…キーシリンダ、2…キープレート 4…キーロータ、4a…リヤロータ部分 4b…メインロータ部分 4c…フロントロータ部分 5…ロックタンブラ、7…ロッキングレバー 13…スライドピース 15…イグニッションスイッチ 21…ノックピン、22…キャップ 23…フロントカバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キープレートをキーロータ内に差し込み前
    記キーロータを回動させる構成のキー装置において、 前記キープレートの基部に係合する前記キーロータのフ
    ロントロータ部分を前記キーロータのメインロータ部分
    から切離し、このフロントロータ部分とメインロータ部
    分の嵌合を、フロントロータ部分の凹部又は凸部とメイ
    ンロータ部分の凸部又は凹部を用いて行い、両者間に所
    定以上の回動トルクが働くと、両者の嵌合を司る前記凸
    部がせん断力により破壊され、フロントロータ部分がメ
    インロータ部分に対して空転できるように構成すると共
    に、 前記キープレートの先端部に係合する前記キーロータの
    リヤロータ部分を前記キーロータのメインロータ部分か
    ら切離し、このリヤロータ部分とメインロータ部分の嵌
    合を、リヤロータ部分の凹部又は凸部とメインロータ部
    分の凸部又は凹部を用いて行い、両者間に所定以上の回
    動トルクが働くと、両者の嵌合を司る前記凸部がせん断
    力により破壊され、メインロータ部分がリヤロータ部分
    に対して空転できるように構成したことを特徴とするキ
    ー装置。
  2. 【請求項2】フロントロータ部分を硬質材料で構成した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のキー装
    置。
JP60058731A 1985-03-22 1985-03-22 キ−装置 Expired - Lifetime JPH0719502B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP60058731A JPH0719502B2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22 キ−装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60058731A JPH0719502B2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22 キ−装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61218018A JPS61218018A (ja) 1986-09-27
JPH0719502B2 true JPH0719502B2 (ja) 1995-03-06

Family

ID=13092645

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60058731A Expired - Lifetime JPH0719502B2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22 キ−装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55105919A (en) * 1979-02-09 1980-08-14 Giichi Tada Ignition switch for sutomobile
JPS6021137U (ja) * 1983-07-20 1985-02-14 株式会社 フジソク キ−スイツチ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61218018A (ja) 1986-09-27

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