JPH0475347B2 - - Google Patents

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JPH0475347B2
JPH0475347B2 JP19227684A JP19227684A JPH0475347B2 JP H0475347 B2 JPH0475347 B2 JP H0475347B2 JP 19227684 A JP19227684 A JP 19227684A JP 19227684 A JP19227684 A JP 19227684A JP H0475347 B2 JPH0475347 B2 JP H0475347B2
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JP
Japan
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key
rotor
key rotor
tumbler
thin wall
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JP19227684A
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JPS6168983A (ja
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、例えばステアリングシリンダ錠等と
して用いられるキー装置に係り、特にキーロータ
のロツク解除を該キーロータに挿入するキープレ
ートによつて行なうタイプのキー装置に関する。
「従来技術およびその問題点」 第4図ないし第6図は、従来のこの種ステアリ
ングシリンダ錠の従来例を示すものである。キー
シリンダ10に嵌められたキーロータ11は、複
数の径方向のタンブラ溝12と、軸方向のキープ
レート挿入溝13とを有し、タンブラ溝12内に
はロツク用タンブラ14がそれぞれ移動可能に嵌
められている。13aはキープレート挿入口を示
す。キーシリンダ10にはロツク溝15が形成さ
れ、上記タンブラ14は図示しないばね手段によ
りこのロツク溝15内に突出するように付勢され
ている。したがつて常時は、タンブラ14とロツ
ク溝15の係合によりキーロータ11はキーシリ
ンダ10にロツクされ、回動させることができな
い。
キープレート20は、キーロータ11のキープ
レート挿入口13aから挿入溝13内に挿入され
たとき、タンブラ14の中央部の連動孔16と係
合してタンブラ14をばね手段に抗しキーロータ
11内に後退させる。したがつてキーロータ11
を回動することができ、キーロータ11が回動す
ると、キーロータ11の先端のスイツチ突起17
がイグニツシヨンスイツチ18を作動させてエン
ジンが始動する。
キーシリンダ10には、ロツキングレバー21
がピン22で枢着されており、このロツキングレ
バー21の先端ロツク部23がステアリングロツ
ク装置24と係脱する。このロツキングレバー2
1の後端操作部25は、キーロータ11の縦案内
溝26に昇降可能に挿入したスライドピース27
と係合している。圧縮ばね28は、常時このスラ
イドピース27と操作部25を接触させる。スラ
イドピース27は伏コ字状をしていて、その内側
をキープレート20の挿入溝29としており、キ
ープレート20が挿入されると、これにより押上
げられる。
この従来装置は、キーロータ11にキープレー
ト20を挿入しない状態では、スライドピース2
7が圧縮ばね28の力により下降しており、この
ときロツキングレバー21の先端ロツク部23は
ステアリングロツク装置24をロツクする位置に
保持される。これに対し、キープレート20を挿
入してスライドピース27を押し上げると、先端
ロツク部23がステアリングロツク装置24のロ
ツクを解除する。したがつてステアリングの操作
が可能となり、その後キーロータ11を回動させ
れば、上述のようにエンジンが始動する。
ところがこの従来のキー装置では、例えばマイ
ナスドライバDを第4図に鎖線で示すようにキー
プレート挿入溝13に挿入してスライドピース2
7を押し上げると、ステアリングロツクが解除さ
れてしまう。このためこの状態でさらに、マイナ
スドライバDによつて無理にキーロータ11を回
動させると、一般的にマイナスドライバDよりタ
ンブラ14の方が強度が弱いのでタンブラ14が
破壊され、イグニツシヨンスイツチ18をオンす
ることが可能となる。そこでこのようなキー装置
の構造上の弱点につけ込んだ自動車の盗難事件が
現実に多発している。
「発明の目的」 本発明は、このようなキー装置の弱点をなく
し、ドライバ等による上記のような盗難を防止で
きるキー装置を得ることを目的とする。
「発明の概要」 本発明のキー装置は、マイナスドライバ等、正
規のキープレート以外の手段でキーロータを回動
させようとする際には、タンブラを破断するため
キーロータに正規解鍵時には加わらないねじり力
が加わるという事実に着目してなされたもので、
キーロータの中間部分に、該キーロータのロツク
状態においてこれをキープレート挿入口側から回
動させ、一定以上の回動力が加わつたときに破断
される薄肉部を形成したことを特徴としている。
つまり、不正解鍵時には、キーロータが破断され
るようにして、キーロータの回動、すなわち例え
ばエンジンの始動ができないようにしたものであ
る。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。第
1図、第2図は本発明の第一の実施例を示すもの
で、第3図ないし第5図の従来装置と異なる点
は、キーロータ11の中間部分、タンブラ溝12
よりキープレート挿入口13a側に、環状の薄肉
部30と抜け止め溝31とを形成した点、および
キーシリンダ10に、この抜け止め溝31に嵌ま
る径方向の抜け止めピン32を固定した点であ
る。これ以外の点はすべて従来装置と同一であ
り、同一部分には、同一の符号を付している。
薄肉部30は、キーロータ11をこの薄肉部3
0を境にして前後に分け、ロツク状態においてそ
の前後間にねじり力を加えたとき、タンブラ14
が破断する前に、キーロータ11がこの薄肉部3
0部で破断するようにその厚さを設定する。
抜け止め溝31と抜け止めピン32は、キーロ
ータ11が薄肉部30部分から破断したとき、キ
ープレート挿入口13a側のキーロータ11がキ
ーシリンダ10から脱落しないようにするための
ものである。このため抜け止め溝31は、キーロ
ータ11の回動範囲をカバーする周方向溝であれ
ば足りる。
上記構成の本キー装置は、タンブラ溝12にキ
ープレート20を挿入して行なう正常解鍵時に
は、キープレート20とキーロータ11とが一体
に回動するため、キーロータ11に特別なねじり
力が加わることはなく、したがつて従来装置と全
く同様にステアリングロツク解除およびエンジン
始動を行なうことができる。
ところがマイナスドライバD等の異物により不
正にキーロータ11を回動させようとすると、マ
イナスドライバDは薄肉部30よりキープレート
挿入口13a側のキーロータ11に回動力を与え
ることができるだけあるから、キーロータ11に
は、タンブラ14を保持した側との間に大きなね
じり力が加わり、その結果、キーロータ11は薄
肉部30部分で破断する。よつてタンブラ14を
保持しているキーロータ11をそれ以上回動させ
ることはできず、イグニシヨンスイツチ18を作
動させることはできない。
なおキーロータ11が破断しても、キープレー
ト挿入口13a側のキーロータ11は、抜け止め
溝31および抜け止めピン32によつて抜け止め
られるため、これを抜き取つてさらに残存するキ
ーロータ11を回動させることは不可能である。
抜け止めピン32は、上記実施例ではキーロー
タ11の半径方向ピンとしたが、第3図に示すよ
うに、半径方向と平行な抜け止めピン33を抜け
止め溝31に挿入しても、同様の抜け止め効果が
得られる。
なお上記実施例および従来例は、いずれもステ
アリングロツクを兼ねたキー装置に本発明を適用
したものであるが、本発明は、ステアリングロツ
ク機構を持たないキー装置、つまり、ロツキング
レバー21を持たないキー装置、あるいはドア用
キー装置等に対しても同様に適用可能である。
「発明の効果」 以上のように本発明によれば、キーロータのロ
ツク状態において、キーロータのキープレート挿
入口側に不正の回動力を与えた場合には、キーロ
ータ自体が薄肉部で破断してしまうので、それ以
上キーロータを回動させることができず、よつて
不正解鍵による自動車の盗難事故を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のキー装置の実施例を示す解鍵
状態の縦断面図、第2図は同抜け止め溝と抜け止
めピンの関係を示す要部の斜視図、第3図は同抜
け止め溝と抜け止めピンの他の実施例を示す要部
の斜視図、第4図は従来のキー装置の実施例を示
す縦断面図、第5図、第6図は同要部の斜視図で
ある。 10……キーシリンダ、11……キーロータ、
13……キープレート挿入溝、13a……キープ
レート挿入口、14……タンブラ、15……ロツ
ク溝、18……イグニシヨンスイツチ、20……
キープレート、30……薄肉部、31……抜け止
め溝、32,33……抜け止めピン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 キーロータの径方向に突出するロツク用タン
    ブラを、該キーロータに挿入するキープレートに
    よりキーロータ内に後退させて該キーロータのキ
    ーシリンダに対するロツクを解除するキー装置に
    おいて、上記キーロータのタンブラ配設位置によ
    りキープレート挿入口側に薄肉部を形成し、該キ
    ーロータをそのロツク状態においてキープレート
    挿入口側位置から回動させたとき、上記タンブラ
    が破断されるより先にこの薄肉部でキーロータが
    破断されるようにしたことを特徴とするキー装
    置。 2 特許請求の範囲第1項において、キーロータ
    には、薄肉部よりキープレート挿入口側に周方向
    の抜け止め溝が形成され、キーシリンダには、こ
    の抜け止め溝に嵌まる抜け止めピンが支持されて
    いるキー装置。
JP19227684A 1984-09-13 1984-09-13 キ−装置 Granted JPS6168983A (ja)

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JP19227684A JPS6168983A (ja) 1984-09-13 1984-09-13 キ−装置

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JP19227684A JPS6168983A (ja) 1984-09-13 1984-09-13 キ−装置

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Publication Number Publication Date
JPS6168983A JPS6168983A (ja) 1986-04-09
JPH0475347B2 true JPH0475347B2 (ja) 1992-11-30

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ID=16288580

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JP19227684A Granted JPS6168983A (ja) 1984-09-13 1984-09-13 キ−装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0220659U (ja) * 1988-07-20 1990-02-09

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JPS6168983A (ja) 1986-04-09

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