JPH0719381B2 - フォーカス引き込み方式 - Google Patents

フォーカス引き込み方式

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JPH0719381B2
JPH0719381B2 JP1259018A JP25901889A JPH0719381B2 JP H0719381 B2 JPH0719381 B2 JP H0719381B2 JP 1259018 A JP1259018 A JP 1259018A JP 25901889 A JP25901889 A JP 25901889A JP H0719381 B2 JPH0719381 B2 JP H0719381B2
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誠 飯田
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
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    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
    • G11B7/08511Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head with focus pull-in only

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コンパクトディスク等の光ディスクのフォー
カス引き込み方式に関するものである。
従来の技術 近年、コンパクトディスクプレーヤ等の光ディスク関連
の製品が大量に市場に出回るようになってきた。光ディ
スクのデータはディスクの内周から外周へスパイラル状
にピットとして配列されており、ピットの有無によりデ
ータは確定される。光学サーボの役割は、ディスクのデ
ータを再生する際に光学装置からでた光の焦点を所定の
ピット列に整列させ、データが読み出し可能な状態にす
ることである。光学サーボにはディスク面に光学装置の
焦点をあわせる働きをするフォーカス制御と、ディスク
面上のピット列に焦点をあわせるトラッキング制御があ
る。制御手順としては、ディスクをモータで回転させた
後、光学装置をディスク面に垂直方向に駆動しフォーカ
ス引き込み動作を行う。フォーカス引き込みを説明する
ために、フォーカスエラー信号の生成について説明す
る。
第8図に示すように、フォーカスエラー信号はディスク
面上に焦点がある場合はゼロになり、焦点がディスク面
上から垂直方向に離れるに連れて絶対値が増加し、ピー
クを持った後は減少する。フォーカス制御はフォーカス
エラー信号がS字ピーク内にあるときにフォーカスエラ
ー信号の絶対値をゼロにし、ディスク面に焦点を結ぶよ
うに制御するが、フォーカス引き込みはフォーカス制御
を行う前段階の動作のことである。
以下に、従来のフォーカス引き込み方式について説明す
る。
第9図は、フォーカス引き込み方式を実施するフォーカ
ス引き込み回路の構成を示すブロック図であって、1は
情報記録媒体であるディスク、2はフォーカスエラー信
号を入力とするウインドコンパレータ、3はウインドコ
ンパレータ出力を入力とする立ち下がり検出手段であ
る。4は立ち下がり検出手段3の出力を制御信号とし、
フォーカスエラー信号をフィルタ5によりフィルタ処理
した信号と、サーチ信号9とを入力とするセレクタ、6
はセレクタ4の出力を入力とし、アクチュエータ24に電
流を供給するドライバ、7はアクチュエータ24に流れて
いる電流によりディスク面に対し垂直方向に駆動される
とともにフォーカスエラー信号を生成する光学装置、8
はディスク1を回転させるモータである。以上のように
構成された従来のフォーカス引き込み回路について、以
下その動作について説明する。
まず、モータ8によりディスク1を回転させる。次に、
ウインドコンパレータ2の動作はフォーカスエラー信号
の絶対値があるしきい値電圧を越えるとハイレベルを出
力し、それ以外のときはローレベルを出力する。ディス
ク1の面に対し光学装置7の焦点が大きくずれていると
きには、第8図に示すようにフォーカスエラー信号はゼ
ロ付近(フォーカスエラーS字の外)であり、ウインド
コンパレータ2の出力はローレベルになっている。ウイ
ンドコンパレータ2の出力はセレクタの制御信号になっ
ており、ローレベルの場合はサーチ信号9をセレクト
し、ドライバ6に出力する。このサーチ信号9は三角波
であり、光学装置7はディスク1の面の対し垂直方向に
振られており、ディスク1の面が焦点付近になるとフォ
ーカスエラー信号のS字が現れ始める。すると、フォー
カスエラー信号の絶対値があるしきい値電圧値を超え、
ウインドコンパレータ2はハイレベルを出力する。次
に、フォーカスエラー信号がS字のピークを越えてS字
ピーク内に入り、再びしきい値電圧値を横切りコンパレ
ータ2の出力はローレベルに立ち下がる。この立ち下が
った地点は、フォーカスエラー信号のS字ピーク内であ
り、ここでフォーカス制御、つまりフォーカスエラー信
号をゼロにするように制御すれば、ディスク1の面に光
学装置7の焦点を結ぶように制御される。よって、立ち
下がり検出手段3によりセレクタ4を切り換え、ドライ
バ6にフォーカスエラー信号を低減補償並びに位相補償
のフィルタ処理した信号を出し、フォーカスエラー信号
をゼロにする方向に光学装置7を駆動することにより、
フォーカス制御が行われる。なお、フローチャートで示
すと第10図のようになっており、引き込みの様子は第11
図に示している。第11図の数字は第10図の数字に対応し
ている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の方式では、ディスク面と光学装
置の相対速度が大きい場合、フォーカス制御に移っても
フォーカス制御回路の制御動作範囲を越えてしまい、フ
ォーカスエラーのS字内に安定させることができず、S
字の外にはずれてしまうという問題点を有していた。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、フォーカ
ス引き込み能力の高いフォーカス引き込み方式を提供す
ることを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明のフォーカス引き込み
方式は、フォーカスエラー信号のピークを検出し、その
ピーク検出後、検出された前記ピークが現れる方向に光
学装置に駆動力を印加し、フォーカスエラー信号の傾き
の極性が変化する変化点近傍か、または、フォーカスエ
ラー信号の傾きがゼロになるゼロ点近傍でフォーカス制
御へ移るという方式を有している。
作用 本発明は上記した構成により、フォーカスエラー信号の
ピークを検出し、そのピーク検出後、検出された前記ピ
ークの方向に光学装置に駆動力を印加することによりフ
ォーカスエラーのピークから強い制動力が加わり続け、
ディスクと光学装置の相対速度が小さくなった点で引き
込むため引き込み能力が向上する。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図〜第4図は本発明の第1の実施例を示すものであ
る。本実施例は、フォーカスエラー信号をADコンバータ
でサンプリングし、サンプリングしたエラー信号をもと
にしてマイコン制御する場合を示している。
第1図は本発明の実施例におけるフォーカス引き込み回
路の構成を示すブロック図である。1は情報記録媒体で
あるディスク、16はフォーカスエラー信号(アナログ)
を入力とし8ビットのデジタルデータに変換するA/Dコ
ンバータ、17はサンプリングされたデータをもとに演算
や判断等を行いPWM(パルス幅変調)データを出力する
マイコン、18はPWMデータを入力とするPWMコンバータ、
6はPWMコンバータ18出力を入力とするドライバ、24は
ドライバ6出力を入力とするアクチュエータ、7はアク
チュエータ24によってディスク面に対し垂直方向に駆動
されるとともに、フォーカスエラー信号を生成する光学
装置、8はディスク1を回転させるモータである。
第2図はマイコン17の内部構成を示すブロック図であ
り、19はサンプリングされたフォーカスエラー信号を入
力する入力ポート、20はマイコン17のプログラムを内蔵
しているメモリであるROM、21はROM20のプログラムに基
づき入力ポート19のデータを読み込んだり、RAM22にデ
ータを読み書きしたり、演算や判断をしたり、データを
出力ポート23に出力したりするCPUである。
第3図は本発明の実施例におけるフォーカス引き込み方
式のフローチャートである。10はフォーカスエラー信号
が正負どちらの方向から現れ始めたかを検出するS字突
入方向検出工程、11は正方向からS字に突入した場合に
ピークを検出する正ピーク検出工程、12は負方向からS
字に突入した場合にピークを検出する負ピーク検出工
程、13は正ピーク検出工程11終了後、エラー信号の傾き
がゼロか正になるまで正ピークの方向に光学装置7を駆
動する正方向ブレーキ工程、14は負ピーク検出工程12終
了後、エラー信号の傾きがゼロか負になるまで負ピーク
の方向に光学装置7を駆動する負方向ブレーキ工程、15
はブレーキ終了後、フォーカスエラー信号の絶対値をゼ
ロにするように制御するフォーカス制御である。
第4図はフォーカス引き込み動作を示す波形図であり、
フォーカスエラー信号のS字に突入するのが正方向から
のときを(A)で、負方向のときを(B)で示してい
る。なお、図中の数字は、第3図のフローチャートに示
す各工程の数字に対応している。
以上示した図をもとに、本実施例の説明をする。
まずフォーカスエラー信号をA/Dコンバータ16でサンプ
リングするが、サンプリングされたデータは8ビット、
サンプリング周波数は44.1KHzとしている。第3図のS
字突入検出工程10では、サーチ駆動後、エラー信号をサ
ンプリングし、フォーカスエラー信号がしきい値を越え
るかどうかを判断している。サーチ駆動は、マイコン17
からPWMコンバータ18に駆動データを出し、光学装置7
を動かす。サーチ駆動は三角波で行っており、フォーカ
スエラー信号のS字が現われるのをモニタしている。フ
ォーカスエラー信号がしきい値を越えるとフォーカスエ
ラーS字内に入ったとして次の正負ピーク検出工程へ移
る。第2図のマイコン17内部では入力ポート19からフォ
ーカスエラー信号のデータをCPU21に入れるとともに、R
OM20のプログラムの中にあるしきい値データをCPU21に
入れ、2つのデータを比較し、比較した結果によりROM2
0のアドレスを選択する。負のしきい値を定数B、正の
しきい値を定数Aとしている。ここで、正負のしきい値
を設定しているのは、フォーカスエラーのS字の現れ方
が2通りあるためである。それは第8図を見ればわかる
ように、ディスク1の面に対し光学装置7の焦点がどち
らの方向から近づくかによりピーク時のフォーカスエラ
ー信号の極性が異なるためである。なお、定数A並びに
Bは絶対値の等しいものを用いる。
次に、ピーク検出であるが正のしきい値を越えた場合を
考えることにする。第3図において、フォーカスエラー
信号が正の定数である定数Aを越えると正ピーク検出工
程11のフローへ移る。正ピーク検出工程11ではサーチ駆
動後フォーカスエラー信号をA/Dコンバータ16でサンプ
リングし、入力ポート19よりCPU21にいれる。そして、
サンプリングしたエラー信号と最大値の大小を比較す
る。最大値の初期値はゼロにしてRAM22に格納してお
く。正ピーク検出工程11を実行しているときは、フォー
カスエラー信号は正のピークを越えるまでは単調増加し
ているため、最大値より小さいエラー信号が来ない限り
最大値を更新し、RAMに格納し続ける。このピーク検出
工程は第4図でいえば11にあたり、最大値を検出してい
る。フォーカスエラー信号のピークを越えると、エラー
信号が最大値より小さくなり、正ピーク検出工程11を抜
けて次の正方向ブレーキ工程13のフローにはいる。
正方向ブレーキ工程13の動作について説明すると次のよ
うになる。まず、フォーカスエラー信号をサンプリング
し、CPU21に入れるとともにRAM22に格納する。次に、1
サンプル前のフォーカスエラーのデータと現サンプルの
フォーカスエラー信号のデータとを大小比較する。正ブ
レーキ動作に移った時点では、エラー信号はS字のピー
クを越え減少しているため、1サンプル前のエラーより
現サンプルのエラーの方か小さくなっているので、次の
正のピーク方向駆動へ移る。正のピーク方向駆動では、
フォーカスエラーS字ピーク内でエラー信号が増加する
方向、つまり正のピーク方向に駆動する。このことによ
り、エラー信号が減少する方向の速度が弱まる。エラー
信号が減少を続けている間は、このブレーキ動作が継続
し、ディスク1の面と光学装置7の相対速度を止める方
向に駆動力が加わり続ける。次に、1サンプル前のフォ
ーカスエラーに現サンプルのフォーカスエラーが等しい
か大きくなると、ディスク1の面と光学装置7の相対速
度がゼロ付近であると判断し、正方向ブレーキ工程13を
抜けフォーカス引き込みを終了して、通常のフォーカス
制御工程15へ移る。通常のフォーカス制御工程15はフォ
ーカスエラー信号の絶対値をゼロにするようにするが、
この場合フォーカスエラー信号の絶対値が減少から増加
に変わったところでフォーカス制御に移るため、ディス
ク1の面と光学装置7の相対速度がゼロ付近であり、容
易に引き込むことができる。
次に、フォーカスエラー信号が負のしきい値を越えた場
合の引き込み動作について説明する。第3図のS字突入
方向検出工程10において、サンプリングされたフォーカ
スエラー信号が負の定数である定数Bを下回ると負ピー
ク検出工程12のフローへ移る。負ピーク検出工程12では
サーチ駆動後フォーカスエラー信号をサンプリングし、
サンプリングしたエラー信号と最小値の大小を比較す
る。最小値の初期値はゼロにしておくと、この場合エラ
ー信号は負のため最小値より大きいエラー信号が来ない
限り、最小値を更新し続ける。この負ピーク検出工程12
は第4図(B)でいえば12にあたり、最小値を検出して
いる。フォーカスエラー信号の負のピークを越えると、
エラー信号が最小値より大きくなり、負ピーク検出工程
12を抜けて次の負方向ブレーキ工程14にはいる。
負方向ブレーキ工程14の動作について説明すると次のよ
うになる。まず、フォーカスエラー信号をサンプリング
し、RAM22に格納する。次に、1サンプル前のフォーカ
スエラーのデータと現サンプルのフォーカスエラー信号
のデータとを大小比較する。負方向ブレーキ動作に移っ
た時点では、エラー信号はS字のピークを越え増加して
いるため、1サンプル前のエラーより現サンプルのエラ
ーの方が大きくなっているので、次の負のピーク方向駆
動へ移る。負のピーク方向駆動では、フォーカスエラー
S字ピーク内でエラー信号が減少する方向、つまり負の
ピーク方向に駆動する。このことにより、エラー信号の
増加する方向の速度が弱まる。つまり、エラー信号が増
加を続けている間は、このブレーキ動作が継続し、ディ
スク1の面と光学装置7の相対速度を止める方向に駆動
力が加わり続ける。次に、1サンプル前のフォーカスエ
ラーに対し、現サンプルのフォーカスエラーが等しいか
小さくなると、ディスク1の面と光学装置7の相対速度
がゼロ付近であると判断し、負方向ブレーキ工程14を抜
けフォーカス引き込みを終了して、通常のフォーカス制
御工程15へ移る。通常フォーカス制御工程15はフォーカ
スエラー信号の絶対値をゼロにするようにするが、この
場合フォーカスエラー信号の絶対値が増加から減少に変
わったところでフォーカス制御に移るためディスク1の
面と光学装置7の相対速度がゼロ付近であり、容易に引
き込むことができる。
以上のように本実施例によれば、フォーカスエラー信号
のピークを検出し、そのピーク検出後、検出されたピー
クが現れる方向に光学装置に駆動力(ブレーキ力)を印
加し、フォーカスエラー信号の傾きの極性が変化する変
化点か、または、フォーカスエラー信号の傾きがゼロに
なるゼロ点でフォーカス制御へ移ることにより、ディス
クの面振れ方向の速度と光学装置のディスク面に垂直な
方向の速度との速度差(ディスクと光学装置の相対速
度)が大きい場合でも引き込むことができる。
第5図は本発明の第2の実施例を示すフォーカス引き込
み方式のフローチャートである。フォーカス引き込み回
路の構成は第1図と同様である。第5図の第3図に対す
る違いは、フォーカス引き込みスタート直後、S字突入
方向検出を行う工程10前にS字外検出工程26を付加した
点である。
上記のように構成されたフォーカス引き込み回路につい
て、以下その動作を説明する。S字外検出工程26につい
て説明すると、まず、サーチ駆動後エラー信号をサンプ
リングする。サーチ駆動については第1の実施例と同様
である。次に、サンプリングしたエラー信号の絶対値が
定数Cより小さいかどうか判断している。小さければカ
ウンタに1を足し、そうでなければカウンタを0にクリ
アする。カウンタはマイコン17で構成し、CPU21で加算
した値をRAM22に入れ、再びRAM22のデータをCPU21に入
れ加算を行うことによりカウント動作が行われる。スタ
ート時にはカウンタは0にクリアされている。サンプリ
ングされたデータは8ビット、サンプリング周波数は4
4.1KHzとしている。カウンタの値が定数Dになるとフォ
ーカスエラーS字外にいるとして次のS字突入方向検出
工程10にはいる。フォーカスエラーS字外というのは、
第8図のフォーカスエラーS字という範囲以外のところ
である。フォーカス引き込みを行う場合、フォーカス引
き込み開始時点で、必ず光学装置7の焦点が、フォーカ
スエラーS字の範囲(第8図参照)の外にあるという保
証はない。そのため、光学装置7の焦点が、フォーカス
エラーS字の範囲の外にあると判断した後に、第1の実
施例で示したフォーカス引き込み動作を行う。この判断
が必要なことを説明するため、次に例を用いて説明す
る。例えば、偶然に光学装置7の焦点がディスク1の面
付近にあるときにフォーカス引き込みがスタートしたと
すると、正負いずれかのピークを検出した後、第8図に
示すフォーカスエラーS字の範囲内の、フォーカスエラ
ーS字ピーク内以外の範囲で、光学装置7に制動力を印
可する。この場合、制動力を印可した後のフォーカスエ
ラー信号は、絶対値が減少しS字の外になってしまう。
つまり、光学装置7の焦点がディスク1の面付近にある
ときにフォーカス引き込みがスタートした場合に、フォ
ーカス引き込み動作は失敗する(正常な動作を行えな
い)ことを示している。第2の実施例ではこのようなS
字内からフォーカス引き込みを開始した場合の誤動作を
防いでいる。なお、S字外検出工程26後の動作は第1の
実施例と同様である。
以上のように本実施例によれば第1の実施例にS字外検
出工程26を付加することにより、フォーカスエラーS字
ピーク内からフォーカス引き込み動作がスタートした場
合の引き込み誤動作をなくすことができる。
第6図は本発明の第3の実施例を示すフォーカス引き込
み方式のフローチャートである。フォーカス引き込み回
路の構成は第1図と同様である。第6図の第3図に対す
る違いは、正負のブレーキ動作終了後フォーカス制御工
程15に移る際に、ブレーキとは逆方向に駆動するという
逆方向駆動工程27を付加した点である。逆方向駆動工程
27の前までは第1の実施例と同一であり、説明は省略す
る。ここで、逆方向に駆動するのは、ブレーキ動作によ
り一定方向に力が加わっており相対速度がゼロ付近で
も、ディスク1の面と光学装置7はブレーキ方向の加速
度を持っており、引き込むことを考えるとオーバーシュ
ートぎみになる場合があるので、ブレーキとは逆方向に
駆動しディスク1の面と光学装置7の加速度をキャンセ
ルし、引き込み安定性を上げる。
以上のように本実施例によれば第1の実施例に逆方向駆
動工程27を付加することにより、引き込み安定性を上げ
ることができる。
第7図は本発明の第4の実施例を示すフォーカス引き込
みのフローチャートである。フォーカス引き込み回路の
構成は第1図と同様である。第7図の第3図に対する違
いは、フォーカスエラー信号のノイズにより誤ってブレ
ーキ動作に移らないようにノイズ判別工程28を付加した
点である。ピーク検出を抜けブレーキに移る条件として
は、フォーカスエラー信号にノイズが含まれている場合
を考慮して、エラー信号の絶対値より正の定数Eを引い
た値より小さくなったときに次のブレーキに移るように
する。このことによりピーク検出はエラー信号にノイズ
がある場合でも正確にピークを越えたことを検出する。
定数Eはノイズをカバーするようにピーク値の絶対値よ
り小さく設定する。なお、ノイズ判別工程28後は第1の
実施例と同様であるので説明は省略する。
以上のように本実施例によれば第1の実施例にノイズ判
別工程28を付加することにより、フォーカスエラー信号
のノイズにより誤ってブレーキ動作に移らないようにす
ることができる。
なお、各実施例ではフォーカスエラー信号をサンプリン
グしてマイコン制御で行ったが、アナログ回路で構成し
てもよい。
発明の効果 以上のように本発明は、フォーカスエラー信号のピーク
を検出し、そのピーク検出後、検出された前記ピークが
現れる方向に光学装置に駆動力を印加し、フォーカスエ
ラー信号の傾きの極性が変化する変化点近傍か、また
は、フォーカスエラー信号の傾きがゼロになるゼロ点近
傍でフォーカス制御へ移ることにより、ディスクと光学
装置の相対速度が大きい場合でも引き込むことが可能な
引き込み能力の高いフォーカス引き込みが実現でき、そ
の実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例におけるフォーカス引き込み回
路の構成を示すブロック図、第2図は本実施例における
フォーカス引き込み回路のマイコンの内部構成を示すブ
ロック図、第3図は本発明の第1の実施例におけるフォ
ーカス引き込み方式のフローチャート、第4図は本実施
例におけるフォーカス引き込み方式の概念図、第5図は
本発明の第2の実施例におけるフォーカス引き込み方式
のフローチャート、第6図は本発明の第3の実施例にお
けるフォーカス引き込み方式のフローチャート、第7図
は本発明の第4の実施令におけるフォーカス引き込み方
式のフローチャート、第8図は光学装置の焦点位置と、
フォーカスエラー信号の関係を示す図、第9図は従来の
フォーカス引き込み回路の構成図、第10図は従来のフォ
ーカス引き込み方式のフローチャート、第11図は従来の
フォーカス引き込み方式の概念図である。 1……ディスク、6……ドライバ、7……光学装置、8
……モータ、9……サーチ信号、10……S字突入方向検
出工程、11……正ピーク検出工程、12……負ピーク検出
工程、13……正方向ブレーキ工程、14……負方向ブレー
キ工程、15……フォーカス制御工程、16……A/Dコンバ
ータ、17……マイコン、18……PWMコンバータ、19……
入力ポート、20……ROM、21……CPU、22……RAM、23…
…出力ポート、24……アクチュエータ、26……S字外検
出工程、27……逆方向駆動工程、28……ノイズ判別工
程。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フォーカスエラー信号のピークを検出し、
    そのピーク検出後、検出された前記ピークが現れる方向
    に光学装置に駆動力を印加し、前記フォーカスエラー信
    号の傾きの極性が変化する変化点近傍か、または、前記
    フォーカスエラー信号の傾きがゼロになるゼロ点近傍で
    フォーカス制御へ移ることを特徴とするフォーカス引き
    込み方式。
  2. 【請求項2】一定時間以上フォーカスエラー信号の絶対
    値がある値より小さかった後、前記フォーカスエラー信
    号のピークを検出し、そのピーク検出後、検出された前
    記ピークが現れる方向に光学装置に駆動力を印加し、前
    記フォーカスエラー信号の傾きの極性が変化する変化点
    近傍か、または、前記フォーカスエラー信号の傾きがゼ
    ロになるゼロ点近傍でフォーカス制御へ移ることを特徴
    とするフォーカス引き込み方式。
  3. 【請求項3】フォーカスエラー信号のピークを検出し、
    そのピーク検出後、検出された前記ピークが現れる方向
    に光学装置に駆動力を印加し、前記フォーカスエラー信
    号の傾きの極性が変化する変化点近傍か、または、前記
    フォーカスエラー信号の傾きがゼロになるゼロ点近傍で
    逆方向に光学装置に駆動力を印加した後、フォーカス制
    御へ移ることを特徴とするフォーカス引き込み方式。
  4. 【請求項4】フォーカスエラー信号のピークを検出し、
    前記フォーカスエラー信号の絶対値が前記フォーカスエ
    ラー信号のピーク値の絶対値から一定値を引いた値より
    小さくなると、検出された前記ピークが現れる方向に光
    学装置に駆動力を印加し、前記フォーカスエラー信号の
    傾きの極性が変化する変化点近傍か、または、前記フォ
    ーカスエラー信号の傾きがゼロになるゼロ点近傍でフォ
    ーカス制御へ移ることを特徴とするフォーカス引き込み
    方式。
JP1259018A 1989-10-04 1989-10-04 フォーカス引き込み方式 Expired - Lifetime JPH0719381B2 (ja)

Priority Applications (5)

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