JPH07193547A - 非接触双方向通信用コネクタ - Google Patents
非接触双方向通信用コネクタInfo
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- JPH07193547A JPH07193547A JP33269693A JP33269693A JPH07193547A JP H07193547 A JPH07193547 A JP H07193547A JP 33269693 A JP33269693 A JP 33269693A JP 33269693 A JP33269693 A JP 33269693A JP H07193547 A JPH07193547 A JP H07193547A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部環境の悪影響を受けにくく、小型にし
て、4線又は2線のいずれにも接続可能なコネクタを提
供する。 【構成】 コネクタ本体1内に、平衡ブリッジ回路2
と、発光部がコネクタ本体1の分界面に臨んで配置され
た発光素子3と、受光部がコネクタ本体1の分界面に臨
んで配置された受光素子4とを備える。平衡ブリッジ回
路2は、4つの抵抗器R1,R2,R3,R4をもって構成
されており、相対向する2つの接続点A,C間に発光素
子3を、また他の相対向する2つの接続点B,D間に受
光素子4を接続する。平衡ブリッジ回路2の発光素子3
が接続された1つの接続点Aと受光素子4が接続された
他の1つの接続点Bとには、信号送受信用の2線式回線
5を接続する。前記発光素子3及び受光素子4と対向す
る位置に夫々受光素子14及び発光素子13が備えられ
た他方のコネクタと組み合わせることにより、非接触か
つ双方向のデータ通信を実現する。
て、4線又は2線のいずれにも接続可能なコネクタを提
供する。 【構成】 コネクタ本体1内に、平衡ブリッジ回路2
と、発光部がコネクタ本体1の分界面に臨んで配置され
た発光素子3と、受光部がコネクタ本体1の分界面に臨
んで配置された受光素子4とを備える。平衡ブリッジ回
路2は、4つの抵抗器R1,R2,R3,R4をもって構成
されており、相対向する2つの接続点A,C間に発光素
子3を、また他の相対向する2つの接続点B,D間に受
光素子4を接続する。平衡ブリッジ回路2の発光素子3
が接続された1つの接続点Aと受光素子4が接続された
他の1つの接続点Bとには、信号送受信用の2線式回線
5を接続する。前記発光素子3及び受光素子4と対向す
る位置に夫々受光素子14及び発光素子13が備えられ
た他方のコネクタと組み合わせることにより、非接触か
つ双方向のデータ通信を実現する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非接触かつ双方向の通
信を可能にする非接触双方向通信用コネクタに関する。
信を可能にする非接触双方向通信用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】データ通信を接触式のコネクタを介して
行うと、接点の劣化や異物の侵入などによる通信不良を
おこしやすく、メインテナンスに多大の費用や労力が必
要になる。したがって、例えば海底ケーブルなどのよう
に接点の劣化を生じやすい環境で使用されるコネクタあ
るいはメインテナンスが困難な環境で使用されるコネク
タについては、非接触式のコネクタを用いることが好ま
しい。
行うと、接点の劣化や異物の侵入などによる通信不良を
おこしやすく、メインテナンスに多大の費用や労力が必
要になる。したがって、例えば海底ケーブルなどのよう
に接点の劣化を生じやすい環境で使用されるコネクタあ
るいはメインテナンスが困難な環境で使用されるコネク
タについては、非接触式のコネクタを用いることが好ま
しい。
【0003】従来より、この非接触式のコネクタとして
は、2つのコイル間の電磁誘導作用を利用した所謂電磁
式のものと、発光素子と受光素子とを用い、電気信号を
光信号に変換して伝送する所謂光電式のものとがある。
は、2つのコイル間の電磁誘導作用を利用した所謂電磁
式のものと、発光素子と受光素子とを用い、電気信号を
光信号に変換して伝送する所謂光電式のものとがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、所謂電磁式
のコネクタは、近くでモータや蛍光灯など電磁波を放射
する電気機器が使用されると、その影響によって伝送信
号の信号対雑音比が劣化し、最悪の場合には通信不良を
おこすという問題がある。その上、データ通信用のコイ
ルは、帯域を低い周波数まで広げるためには大きなイン
ダクタンスが必要となるので、実用上充分な伝送特性を
得るためには大型のコイルを用いなくてはならず、コネ
クタの外形寸法が大型化するという問題もある。
のコネクタは、近くでモータや蛍光灯など電磁波を放射
する電気機器が使用されると、その影響によって伝送信
号の信号対雑音比が劣化し、最悪の場合には通信不良を
おこすという問題がある。その上、データ通信用のコイ
ルは、帯域を低い周波数まで広げるためには大きなイン
ダクタンスが必要となるので、実用上充分な伝送特性を
得るためには大型のコイルを用いなくてはならず、コネ
クタの外形寸法が大型化するという問題もある。
【0005】一方、所謂光電式のコネクタは、送信用及
び受信用に夫々2本、合計4本の信号線を必要とするの
で、電話回線のような2線式回線との間でデータ通信を
行う場合には、通信路の4線/2線変換を行なうハイブ
リッド回路を必要とするという問題がある。
び受信用に夫々2本、合計4本の信号線を必要とするの
で、電話回線のような2線式回線との間でデータ通信を
行う場合には、通信路の4線/2線変換を行なうハイブ
リッド回路を必要とするという問題がある。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、外部環境の悪影響を受けにく
く、小型にして、4線又は2線のいずれにも接続可能な
コネクタを提供することにある。
のであり、その目的は、外部環境の悪影響を受けにく
く、小型にして、4線又は2線のいずれにも接続可能な
コネクタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、非接触双方向通信用コネクタを、(A)平
衡ブリッジ回路(第1の平衡ブリッジ回路)と、該ブリ
ッジ回路の相対向する2つの接続点に接続され、発光部
がコネクタ本体(第1のコネクタ本体)の分界面に臨ん
で配置された発光素子(第1の発光素子)と、前記ブリ
ッジ回路の相対向する他の2つの接続点に接続され、受
光部がコネクタ本体の分界面に臨んで配置された受光素
子(第1の受光素子)と、前記発光素子が接続された1
つの接続点と前記受光素子が接続された他の1つの接続
点とに接続される2線式回線とを有する構成にした。
成するため、非接触双方向通信用コネクタを、(A)平
衡ブリッジ回路(第1の平衡ブリッジ回路)と、該ブリ
ッジ回路の相対向する2つの接続点に接続され、発光部
がコネクタ本体(第1のコネクタ本体)の分界面に臨ん
で配置された発光素子(第1の発光素子)と、前記ブリ
ッジ回路の相対向する他の2つの接続点に接続され、受
光部がコネクタ本体の分界面に臨んで配置された受光素
子(第1の受光素子)と、前記発光素子が接続された1
つの接続点と前記受光素子が接続された他の1つの接続
点とに接続される2線式回線とを有する構成にした。
【0008】また、(B)前記第1のコネクタ本体と、
前記第1の平衡ブリッジ回路と、前記第1の発光素子
と、前記第1の受光素子とを有する非接触双方向通信用
コネクタに、通信の開始及び停止に応じて自動的に通信
路をオン/オフする機能を付与すべく、2つのフックス
イッチ回路と、これら2つのフックスイッチ回路の夫々
に個別に接続され、発光部がコネクタ本体の分界面に臨
んで配置された2つのフッキング動作用の発光素子とを
付加した構成にした。
前記第1の平衡ブリッジ回路と、前記第1の発光素子
と、前記第1の受光素子とを有する非接触双方向通信用
コネクタに、通信の開始及び停止に応じて自動的に通信
路をオン/オフする機能を付与すべく、2つのフックス
イッチ回路と、これら2つのフックスイッチ回路の夫々
に個別に接続され、発光部がコネクタ本体の分界面に臨
んで配置された2つのフッキング動作用の発光素子とを
付加した構成にした。
【0009】
【作用】前記(A)のコネクタは、第2の平衡ブリッジ
回路と、該第2のブリッジ回路の相対向する2つの接続
点に接続され、発光部が前記第1の受光素子と対向する
位置で第2のコネクタ本体の分界面に臨んで配置された
第2の発光素子と、前記第2のブリッジ回路の相対向す
る他の2つの接続点に接続され、受光部が前記第1の発
光素子と対向する位置で第2のコネクタ本体の分界面に
臨んで配置された第2の受光素子と、前記発光素子が接
続された1つの接続点と前記受光素子が接続された他の
1つの接続点とに接続される2線式回線とを有する第2
のコネクタと組み合わせて使用することにより、2線式
回線どうしを結合して非接触かつ双方向のデータ通信を
行うことができる。また、前記(A)のコネクタは、4
線式回路を構成する4本の信号線のうちの2本に接続さ
れ、発光部が前記第1の受光素子と対向する位置で第2
のコネクタ本体の分界面に臨んで配置された第2の発光
素子と、前記4線式回路を構成する4本の信号線のうち
の他の2本に接続され、受光部が前記第1の発光素子と
対向する位置で第2のコネクタ本体の分界面に臨んで配
置された第2の受光素子とを有する第2のコネクタと組
み合わせて使用することにより、2線式回線と4線式回
線を結合して非接触かつ双方向のデータ通信を行うこと
ができる。
回路と、該第2のブリッジ回路の相対向する2つの接続
点に接続され、発光部が前記第1の受光素子と対向する
位置で第2のコネクタ本体の分界面に臨んで配置された
第2の発光素子と、前記第2のブリッジ回路の相対向す
る他の2つの接続点に接続され、受光部が前記第1の発
光素子と対向する位置で第2のコネクタ本体の分界面に
臨んで配置された第2の受光素子と、前記発光素子が接
続された1つの接続点と前記受光素子が接続された他の
1つの接続点とに接続される2線式回線とを有する第2
のコネクタと組み合わせて使用することにより、2線式
回線どうしを結合して非接触かつ双方向のデータ通信を
行うことができる。また、前記(A)のコネクタは、4
線式回路を構成する4本の信号線のうちの2本に接続さ
れ、発光部が前記第1の受光素子と対向する位置で第2
のコネクタ本体の分界面に臨んで配置された第2の発光
素子と、前記4線式回路を構成する4本の信号線のうち
の他の2本に接続され、受光部が前記第1の発光素子と
対向する位置で第2のコネクタ本体の分界面に臨んで配
置された第2の受光素子とを有する第2のコネクタと組
み合わせて使用することにより、2線式回線と4線式回
線を結合して非接触かつ双方向のデータ通信を行うこと
ができる。
【0010】一方、前記(B)のコネクタは、第2の平
衡ブリッジ回路と、該第2のブリッジ回路の相対向する
2つの接続点に接続され、発光部が前記第1の受光素子
と対向する位置で第2のコネクタ本体の分界面に臨んで
配置された第2の発光素子と、前記第2のブリッジ回路
の相対向する他の2つの接続点に接続され、受光部が前
記第1の発光素子と対向する位置で第2のコネクタ本体
の分界面に臨んで配置された第2の受光素子と、前記発
光素子が接続された1つの接続点と前記受光素子が接続
された他の1つの接続点とに接続された第2の2線式回
線と、該第2の2線式回線を構成する2本の信号線のい
ずれかに介設され、受光部が前記第1のコネクタ本体に
備えられた2つのフッキング動作用の発光素子のうちの
いずれか一方と対向する位置で第2のコネクタ本体の分
界面に臨んで配置された光電スイッチとを有する第2の
コネクタと組み合わせて使用することにより、2線式回
線どうしを結合して非接触かつ双方向のデータ通信を行
うことができる。また、前記(B)のコネクタは、4線
式回路を構成する4本の信号線のうちの2本に接続さ
れ、発光部が前記第1の受光素子と対向する位置で第2
のコネクタ本体の分界面に臨んで配置された第2の発光
素子と、前記2本の信号線のいずれかに介設され、受光
部が前記第1のコネクタ本体に備えられた2つのフッキ
ング動作用の発光素子のうちのいずれか一方と対向する
位置で第2のコネクタ本体の分界面に臨んで配置された
第1の光電スイッチと、前記4線式回路を構成する4本
の信号線のうちの他の2本に接続され、受光部が前記第
1の発光素子と対向する位置で第2のコネクタ本体の分
界面に臨んで配置された第2の受光素子と、前記他の2
本の信号線のいずれかに介設され、受光部が前記第1の
コネクタ本体に備えられた2つのフッキング動作用の発
光素子のうちの他方と対向する位置で第2のコネクタ本
体の分界面に臨んで配置された第2の光電スイッチとを
有する第2のコネクタと組み合わせて使用することによ
り、2線式回線と4線式回線を結合して非接触かつ双方
向のデータ通信を行うことができる。
衡ブリッジ回路と、該第2のブリッジ回路の相対向する
2つの接続点に接続され、発光部が前記第1の受光素子
と対向する位置で第2のコネクタ本体の分界面に臨んで
配置された第2の発光素子と、前記第2のブリッジ回路
の相対向する他の2つの接続点に接続され、受光部が前
記第1の発光素子と対向する位置で第2のコネクタ本体
の分界面に臨んで配置された第2の受光素子と、前記発
光素子が接続された1つの接続点と前記受光素子が接続
された他の1つの接続点とに接続された第2の2線式回
線と、該第2の2線式回線を構成する2本の信号線のい
ずれかに介設され、受光部が前記第1のコネクタ本体に
備えられた2つのフッキング動作用の発光素子のうちの
いずれか一方と対向する位置で第2のコネクタ本体の分
界面に臨んで配置された光電スイッチとを有する第2の
コネクタと組み合わせて使用することにより、2線式回
線どうしを結合して非接触かつ双方向のデータ通信を行
うことができる。また、前記(B)のコネクタは、4線
式回路を構成する4本の信号線のうちの2本に接続さ
れ、発光部が前記第1の受光素子と対向する位置で第2
のコネクタ本体の分界面に臨んで配置された第2の発光
素子と、前記2本の信号線のいずれかに介設され、受光
部が前記第1のコネクタ本体に備えられた2つのフッキ
ング動作用の発光素子のうちのいずれか一方と対向する
位置で第2のコネクタ本体の分界面に臨んで配置された
第1の光電スイッチと、前記4線式回路を構成する4本
の信号線のうちの他の2本に接続され、受光部が前記第
1の発光素子と対向する位置で第2のコネクタ本体の分
界面に臨んで配置された第2の受光素子と、前記他の2
本の信号線のいずれかに介設され、受光部が前記第1の
コネクタ本体に備えられた2つのフッキング動作用の発
光素子のうちの他方と対向する位置で第2のコネクタ本
体の分界面に臨んで配置された第2の光電スイッチとを
有する第2のコネクタと組み合わせて使用することによ
り、2線式回線と4線式回線を結合して非接触かつ双方
向のデータ通信を行うことができる。
【0011】なお、平衡ブリッジ回路の相対向する2つ
の接続点に発光素子を接続すると共に、該平衡ブリッジ
回路の相対向する他の2つの接続点に受光素子を接続す
ると、前記発光素子が接続された1つの接続点と前記受
光素子が接続された他の1つの接続点とに接続された2
線式回線に伝送された送信信号は、平衡ブリッジ回路を
介して発光素子に伝送され、光信号に変換される。一
方、受信側の第2のコネクタでは、送信側の第1のコネ
クタから送信された光信号が受光素子によって受信さ
れ、電気信号に変換されて、2線式回線又は4線式回線
に伝送される。このとき、受信側の第2のコネクタで
は、平衡ブリッジ回路の発光素子が接続された接続点の
電位が同電位になるため、発光素子への受信信号の回り
込みが防止され、送信信号が送信側のコネクタに逆戻り
して発振するなどのトラブルを起こすことがない。よっ
て、非接触による双方向通信が実現できる。
の接続点に発光素子を接続すると共に、該平衡ブリッジ
回路の相対向する他の2つの接続点に受光素子を接続す
ると、前記発光素子が接続された1つの接続点と前記受
光素子が接続された他の1つの接続点とに接続された2
線式回線に伝送された送信信号は、平衡ブリッジ回路を
介して発光素子に伝送され、光信号に変換される。一
方、受信側の第2のコネクタでは、送信側の第1のコネ
クタから送信された光信号が受光素子によって受信さ
れ、電気信号に変換されて、2線式回線又は4線式回線
に伝送される。このとき、受信側の第2のコネクタで
は、平衡ブリッジ回路の発光素子が接続された接続点の
電位が同電位になるため、発光素子への受信信号の回り
込みが防止され、送信信号が送信側のコネクタに逆戻り
して発振するなどのトラブルを起こすことがない。よっ
て、非接触による双方向通信が実現できる。
【0012】
〈第1実施例〉図1に第1実施例に係るコネクタの構成
を示す。本例のコネクタは、同図の左側に示すように、
コネクタ本体1と、コネクタ本体1内に設けられた平衡
ブリッジ回路2と、発光部がコネクタ本体1の分界面に
臨んで配置された発光素子3と、受光部がコネクタ本体
1の分界面に臨んで配置された受光素子4とからなる。
平衡ブリッジ回路2は、4つの抵抗器R1,R2,R3,
R4をもって構成されており、相対向する2つの接続点
A,C間に前記発光素子3が接続されると共に、他の相
対向する2つの接続点B,D間に前記受光素子4が接続
されている。なお、R1 に関しては、回線インピーダン
スをもって代えることができる。すなわち、R2 ,R
3 ,R4 が例えば600Ωであるとき、回線インピーダ
ンスが600ΩあればR1 は省略することができる。こ
のコネクタには、前記発光素子3が接続された1つの接
続点Aと前記受光素子4が接続された他の1つの接続点
Bとに、信号送受信用の2線式回線5が接続される。
を示す。本例のコネクタは、同図の左側に示すように、
コネクタ本体1と、コネクタ本体1内に設けられた平衡
ブリッジ回路2と、発光部がコネクタ本体1の分界面に
臨んで配置された発光素子3と、受光部がコネクタ本体
1の分界面に臨んで配置された受光素子4とからなる。
平衡ブリッジ回路2は、4つの抵抗器R1,R2,R3,
R4をもって構成されており、相対向する2つの接続点
A,C間に前記発光素子3が接続されると共に、他の相
対向する2つの接続点B,D間に前記受光素子4が接続
されている。なお、R1 に関しては、回線インピーダン
スをもって代えることができる。すなわち、R2 ,R
3 ,R4 が例えば600Ωであるとき、回線インピーダ
ンスが600ΩあればR1 は省略することができる。こ
のコネクタには、前記発光素子3が接続された1つの接
続点Aと前記受光素子4が接続された他の1つの接続点
Bとに、信号送受信用の2線式回線5が接続される。
【0013】次に、この第1実施例に係るコネクタ(第
1のコネクタ)と組み合わせて使用される他方のコネク
タ(第2のコネクタ)の構成について説明する。
1のコネクタ)と組み合わせて使用される他方のコネク
タ(第2のコネクタ)の構成について説明する。
【0014】図1の右側に示すのは、その第1例であっ
て、この第2のコネクタは、コネクタ本体11と、コネ
クタ本体11内に設けられた平衡ブリッジ回路12と、
発光部が前記一方のコネクタ本体1に備えられた受光素
子4と対向する位置でコネクタ本体11の分界面に臨ん
で配置された発光素子13と、受光部が前記一方のコネ
クタ本体1に備えられた発光素子3と対向する位置でコ
ネクタ本体11の分界面に臨んで配置された受光素子1
4とからなる。平衡ブリッジ回路12は、4つの抵抗器
R5,R6,R7,R8をもって構成されており、相対向す
る2つの接続点E,G間に前記発光素子13が接続され
ると共に、他の相対向する2つの接続点F,H間に前記
受光素子4が接続されている。この第2のコネクタに
は、前記発光素子13が接続された1つの接続点Eと前
記受光素子14が接続された他の1つの接続点Fとに、
信号送受信用の2線式回線15が接続される。
て、この第2のコネクタは、コネクタ本体11と、コネ
クタ本体11内に設けられた平衡ブリッジ回路12と、
発光部が前記一方のコネクタ本体1に備えられた受光素
子4と対向する位置でコネクタ本体11の分界面に臨ん
で配置された発光素子13と、受光部が前記一方のコネ
クタ本体1に備えられた発光素子3と対向する位置でコ
ネクタ本体11の分界面に臨んで配置された受光素子1
4とからなる。平衡ブリッジ回路12は、4つの抵抗器
R5,R6,R7,R8をもって構成されており、相対向す
る2つの接続点E,G間に前記発光素子13が接続され
ると共に、他の相対向する2つの接続点F,H間に前記
受光素子4が接続されている。この第2のコネクタに
は、前記発光素子13が接続された1つの接続点Eと前
記受光素子14が接続された他の1つの接続点Fとに、
信号送受信用の2線式回線15が接続される。
【0015】コネクタ本体1とコネクタ本体11との間
には、例えばねじ結合部やスナップ結合部などの図示し
ない結合手段と、例えば突起と該突起を挿通可能な凹溝
などからなる図示しない位置決め手段とが設けられてい
る。したがって、双方の位置決め手段を合致し、双方の
結合手段を係合することによって、コネクタ本体1に備
えられた発光素子3とコネクタ本体11に備えられた受
光素子14、それにコネクタ本体1に備えられた受光素
子4とコネクタ本体11に備えられた発光素子3とを相
対向に結合できる。
には、例えばねじ結合部やスナップ結合部などの図示し
ない結合手段と、例えば突起と該突起を挿通可能な凹溝
などからなる図示しない位置決め手段とが設けられてい
る。したがって、双方の位置決め手段を合致し、双方の
結合手段を係合することによって、コネクタ本体1に備
えられた発光素子3とコネクタ本体11に備えられた受
光素子14、それにコネクタ本体1に備えられた受光素
子4とコネクタ本体11に備えられた発光素子3とを相
対向に結合できる。
【0016】コネクタ本体1に接続された2線式回線5
に送信信号(発光素子3及び受光素子4を駆動するため
の直流電流が重畳される)を送信すると、その送信信号
は、平衡ブリッジ回路2の抵抗器R2 を介して発光素子
3に伝達され、光信号に変換される。受信側の第2のコ
ネクタでは、送信側の第1のコネクタから送信された光
信号が受光素子14によって受信され、電気信号に変換
される。そして、この電気信号は、平衡ブリッジ回路1
2の抵抗器R8 を介して2線式回線15に伝送される。
このとき、第2のコネクタにおいては、平衡ブリッジ回
路12の接続点E,Gにおける電位が同電位になるた
め、発光素子13への受信信号の回り込みが防止され、
送信信号が送信側の第1のコネクタに逆戻りして発振す
るなどのトラブルを起こすことがない。第2のコネクタ
本体11側から信号を送信する場合にも、前記とまった
く同様にして信号の伝送が行われる。したがって、2線
式回線間の非接触による双方向通信が実現できる。
に送信信号(発光素子3及び受光素子4を駆動するため
の直流電流が重畳される)を送信すると、その送信信号
は、平衡ブリッジ回路2の抵抗器R2 を介して発光素子
3に伝達され、光信号に変換される。受信側の第2のコ
ネクタでは、送信側の第1のコネクタから送信された光
信号が受光素子14によって受信され、電気信号に変換
される。そして、この電気信号は、平衡ブリッジ回路1
2の抵抗器R8 を介して2線式回線15に伝送される。
このとき、第2のコネクタにおいては、平衡ブリッジ回
路12の接続点E,Gにおける電位が同電位になるた
め、発光素子13への受信信号の回り込みが防止され、
送信信号が送信側の第1のコネクタに逆戻りして発振す
るなどのトラブルを起こすことがない。第2のコネクタ
本体11側から信号を送信する場合にも、前記とまった
く同様にして信号の伝送が行われる。したがって、2線
式回線間の非接触による双方向通信が実現できる。
【0017】図2の右側に、前記第1実施例に係るコネ
クタ(第1のコネクタ)と組み合わせて使用される他方
のコネクタ(第2のコネクタ)の第2例を示す。
クタ(第1のコネクタ)と組み合わせて使用される他方
のコネクタ(第2のコネクタ)の第2例を示す。
【0018】図2に示すように、本例のコネクタは、コ
ネクタ本体21と、4線式回路22を構成する4本の信
号線のうちの2本22a,22bに接続され、発光部が
前記第1のコネクタに備えられた受光素子4と対向する
位置でコネクタ本体21の分界面に臨んで配置された発
光素子23と、前記4線式回路22を構成する4本の信
号線のうちの他の2本22c,22dに接続され、受光
部が前記第1のコネクタに備えられた発光素子3と対向
する位置でコネクタ本体21の分界面に臨んで配置され
た受光素子24とからなる。
ネクタ本体21と、4線式回路22を構成する4本の信
号線のうちの2本22a,22bに接続され、発光部が
前記第1のコネクタに備えられた受光素子4と対向する
位置でコネクタ本体21の分界面に臨んで配置された発
光素子23と、前記4線式回路22を構成する4本の信
号線のうちの他の2本22c,22dに接続され、受光
部が前記第1のコネクタに備えられた発光素子3と対向
する位置でコネクタ本体21の分界面に臨んで配置され
た受光素子24とからなる。
【0019】コネクタ本体1とコネクタ本体21との間
には、前出のコネクタ本体1とコネクタ本体11との間
と同様に、図示しない結合手段と位置決め手段とが設け
られている。したがって、双方の位置決め手段を合致
し、双方の結合手段を係合することによって、コネクタ
本体1に備えられた発光素子3とコネクタ本体21に備
えられた受光素子24、それにコネクタ本体1に備えら
れた受光素子4とコネクタ本体21に備えられた発光素
子23とを相対向に結合できる。
には、前出のコネクタ本体1とコネクタ本体11との間
と同様に、図示しない結合手段と位置決め手段とが設け
られている。したがって、双方の位置決め手段を合致
し、双方の結合手段を係合することによって、コネクタ
本体1に備えられた発光素子3とコネクタ本体21に備
えられた受光素子24、それにコネクタ本体1に備えら
れた受光素子4とコネクタ本体21に備えられた発光素
子23とを相対向に結合できる。
【0020】コネクタ本体1に接続された2線式回線5
に直流電流が重畳された送信信号を送信すると、その送
信信号は、前記と同様にして発光素子3に伝達され、光
信号に変換される。受信側の第2のコネクタでは、送信
側の第1のコネクタから送信された光信号が受光素子2
4によって受信され、電気信号に変換されて、4線式回
路22を構成する4本の信号線のうちの2本22c,2
2d間に伝送される。一方、コネクタ本体21に接続さ
れた4線式回線22を構成する4本の信号線のうちの他
の2本22a,22b間に直流電流が重畳された送信信
号を送信すると、その送信信号は発光素子23にて光信
号に変換される。受信側の第1のコネクタでは、送信側
の第2のコネクタから送信された光信号が受光素子4に
よって受信され、電気信号に変換される。そして、その
電気信号は、平衡ブリッジ回路2の抵抗器R4 を介して
2線式回線5に伝送される。このとき、受信側の第1の
コネクタにおいては、平衡ブリッジ回路12の接続点
A,Cにおける電位が同電位になるため、発光素子3へ
の受信信号の回り込みが防止され、送信信号が送信側の
第2のコネクタに逆戻りして発振するなどのトラブルを
起こすことがない。したがって、2線式回線と4線式回
線間の非接触による双方向通信が実現できる。
に直流電流が重畳された送信信号を送信すると、その送
信信号は、前記と同様にして発光素子3に伝達され、光
信号に変換される。受信側の第2のコネクタでは、送信
側の第1のコネクタから送信された光信号が受光素子2
4によって受信され、電気信号に変換されて、4線式回
路22を構成する4本の信号線のうちの2本22c,2
2d間に伝送される。一方、コネクタ本体21に接続さ
れた4線式回線22を構成する4本の信号線のうちの他
の2本22a,22b間に直流電流が重畳された送信信
号を送信すると、その送信信号は発光素子23にて光信
号に変換される。受信側の第1のコネクタでは、送信側
の第2のコネクタから送信された光信号が受光素子4に
よって受信され、電気信号に変換される。そして、その
電気信号は、平衡ブリッジ回路2の抵抗器R4 を介して
2線式回線5に伝送される。このとき、受信側の第1の
コネクタにおいては、平衡ブリッジ回路12の接続点
A,Cにおける電位が同電位になるため、発光素子3へ
の受信信号の回り込みが防止され、送信信号が送信側の
第2のコネクタに逆戻りして発振するなどのトラブルを
起こすことがない。したがって、2線式回線と4線式回
線間の非接触による双方向通信が実現できる。
【0021】かように、前記第1実施例のコネクタによ
れば、2線式回線に接続されたコネクタとの間で信号の
伝送を行うこともできるし、4線式回線に接続されたコ
ネクタとの間で信号の伝送を行うこともできるので、い
ずれか一方のコネクタとの間でしか信号の伝送を行えな
いコネクタに比べて、汎用性を格段に向上することがで
きる。
れば、2線式回線に接続されたコネクタとの間で信号の
伝送を行うこともできるし、4線式回線に接続されたコ
ネクタとの間で信号の伝送を行うこともできるので、い
ずれか一方のコネクタとの間でしか信号の伝送を行えな
いコネクタに比べて、汎用性を格段に向上することがで
きる。
【0022】〈第2実施例〉図3に、第2実施例に係る
コネクタの構成を示す。本例のコネクタは、同図の左側
に示すように、図1に示した第1のコネクタの2線式回
線5に、送信信号に重畳される直流電流の符号を揃える
ための整流器6を付加すると共に、コネクタ本体1内に
2つのフックスイッチ回路7,8を引込み、これら2つ
のフックスイッチ回路7,8の夫々に、発光部がコネク
タ本体1の分界面に臨んで配置された2つのフッキング
動作用の発光素子7a,8aを個別に接続した構成にな
っている。その他の部分については、前記第1のコネク
タと同じであるので、対応する部分に同一の符号を表示
して説明を省略する。
コネクタの構成を示す。本例のコネクタは、同図の左側
に示すように、図1に示した第1のコネクタの2線式回
線5に、送信信号に重畳される直流電流の符号を揃える
ための整流器6を付加すると共に、コネクタ本体1内に
2つのフックスイッチ回路7,8を引込み、これら2つ
のフックスイッチ回路7,8の夫々に、発光部がコネク
タ本体1の分界面に臨んで配置された2つのフッキング
動作用の発光素子7a,8aを個別に接続した構成にな
っている。その他の部分については、前記第1のコネク
タと同じであるので、対応する部分に同一の符号を表示
して説明を省略する。
【0023】フックスイッチ回路7,8は、図示しない
電源部及び送信開始時にオン動作するスイッチ部に接続
されており、この図示しないスイッチ部がオン動作され
たときに、前記フッキング動作用の発光素子7a,8a
を共に発光するようになっている。
電源部及び送信開始時にオン動作するスイッチ部に接続
されており、この図示しないスイッチ部がオン動作され
たときに、前記フッキング動作用の発光素子7a,8a
を共に発光するようになっている。
【0024】次に、この第2実施例に係るコネクタ(第
1のコネクタ)と組み合わせて使用される他方のコネク
タ(第2のコネクタ)の構成について説明する。
1のコネクタ)と組み合わせて使用される他方のコネク
タ(第2のコネクタ)の構成について説明する。
【0025】図3の右側に示すのはその第1例であっ
て、図1の右側に示したコネクタの2線式回線15に、
送信信号に重畳される直流電流の符号を揃えるための整
流器16を付加すると共に、第2の2線式回線15を構
成する2本の信号線のいずれかに、フォトFET(電界
効果型フォトトランジスタ)などの光電スイッチ17を
介設し、その受光部を前記第2実施例に係るコネクタに
備えられた発光素子7aに臨ませた構成になっている。
その他の部分については、前記第1のコネクタと同じで
あるので、対応する部分に同一の符号を表示して説明を
省略する。
て、図1の右側に示したコネクタの2線式回線15に、
送信信号に重畳される直流電流の符号を揃えるための整
流器16を付加すると共に、第2の2線式回線15を構
成する2本の信号線のいずれかに、フォトFET(電界
効果型フォトトランジスタ)などの光電スイッチ17を
介設し、その受光部を前記第2実施例に係るコネクタに
備えられた発光素子7aに臨ませた構成になっている。
その他の部分については、前記第1のコネクタと同じで
あるので、対応する部分に同一の符号を表示して説明を
省略する。
【0026】図3に示される2つのコネクタは、図示し
ない結合手段及び位置決め手段によって、発光素子3と
受光素子14、受光素子4と発光素子13、それにフッ
キング動作用の発光素子7aと光電スイッチ17とが夫
々相対向して結合される。したがって、フックスイッチ
回路7,8がオン状態に切替られると、発光素子7aが
発光し、その光が光電スイッチ17によって受光され
る。これによって、2線式回線15が導通状態になり、
信号の送受信が可能になる。信号の送受信は、前記第1
実施例と同じ原理に基づいて行われる。
ない結合手段及び位置決め手段によって、発光素子3と
受光素子14、受光素子4と発光素子13、それにフッ
キング動作用の発光素子7aと光電スイッチ17とが夫
々相対向して結合される。したがって、フックスイッチ
回路7,8がオン状態に切替られると、発光素子7aが
発光し、その光が光電スイッチ17によって受光され
る。これによって、2線式回線15が導通状態になり、
信号の送受信が可能になる。信号の送受信は、前記第1
実施例と同じ原理に基づいて行われる。
【0027】図4の右側に、前記第2実施例のコネクタ
と組み合わせて使用される他方のコネクタの第2例を示
す。
と組み合わせて使用される他方のコネクタの第2例を示
す。
【0028】図4に示すように、このコネクタは、図2
の右側に示したコネクタの発光素子23が接続された2
本の信号線22a,22b間に送信信号に重畳される直
流電流の符号を揃えるための整流器25を付加し、かつ
受光素子24が接続された2本の信号線22c,22d
間に送信信号に重畳される直流電流の符号を揃えるため
の整流器26を付加すると共に、信号線22aにフォト
FETなどの光電スイッチ27を介設してその受光部を
前記第2実施例に係るコネクタに備えられた発光素子7
aに臨ませ、また、信号線22cに同様の光電スイッチ
28を介設してその受光部を前記第2実施例に係るコネ
クタに備えられた発光素子8aに臨ませた構成になって
いる。その他の部分については、図2の右側に示した第
2のコネクタと同じであるので、対応する部分に同一の
符号を表示して説明を省略する。
の右側に示したコネクタの発光素子23が接続された2
本の信号線22a,22b間に送信信号に重畳される直
流電流の符号を揃えるための整流器25を付加し、かつ
受光素子24が接続された2本の信号線22c,22d
間に送信信号に重畳される直流電流の符号を揃えるため
の整流器26を付加すると共に、信号線22aにフォト
FETなどの光電スイッチ27を介設してその受光部を
前記第2実施例に係るコネクタに備えられた発光素子7
aに臨ませ、また、信号線22cに同様の光電スイッチ
28を介設してその受光部を前記第2実施例に係るコネ
クタに備えられた発光素子8aに臨ませた構成になって
いる。その他の部分については、図2の右側に示した第
2のコネクタと同じであるので、対応する部分に同一の
符号を表示して説明を省略する。
【0029】図4に示される2つのコネクタは、図示し
ない結合手段及び位置決め手段によって、発光素子3と
受光素子24、受光素子4と発光素子23、フッキング
動作用の発光素子7aと光電スイッチ27、それにフッ
キング動作用の発光素子8aと光電スイッチ28とが夫
々相対向して結合される。したがって、フックスイッチ
回路7,8がオン状態に切替られると、発光素子7a,
8aが発光し、その光が光電スイッチ27,28によっ
て受光される。これによって、4線式回線22の送信側
の信号線22a,22b及び受信側の信号線22c,2
2dが共に導通状態になり、信号の送受信が可能にな
る。信号の送受信は、前記第2実施例と同じ原理に基づ
いて行われる。
ない結合手段及び位置決め手段によって、発光素子3と
受光素子24、受光素子4と発光素子23、フッキング
動作用の発光素子7aと光電スイッチ27、それにフッ
キング動作用の発光素子8aと光電スイッチ28とが夫
々相対向して結合される。したがって、フックスイッチ
回路7,8がオン状態に切替られると、発光素子7a,
8aが発光し、その光が光電スイッチ27,28によっ
て受光される。これによって、4線式回線22の送信側
の信号線22a,22b及び受信側の信号線22c,2
2dが共に導通状態になり、信号の送受信が可能にな
る。信号の送受信は、前記第2実施例と同じ原理に基づ
いて行われる。
【0030】なお、本発明のコネクタは、例えばコンピ
ュータ相互間の接続やコンピュータと電話回線との間の
接続に使用されるほか、適当な増幅回路を組み込むこと
によって、電話回線の中継器として使用することもでき
る。
ュータ相互間の接続やコンピュータと電話回線との間の
接続に使用されるほか、適当な増幅回路を組み込むこと
によって、電話回線の中継器として使用することもでき
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
発光素子と受光素子との間でデータの送受信を行うの
で、非接触によるデータ通信を実現できる。また、コネ
クタ本体内に備えられる発光素子及び受光素子を、平衡
ブリッジ回路を介して2線式回線に接続したので、2線
による双方向通信を実現できる。さらに、コネクタ本体
内に備えられる発光素子及び受光素子を平衡ブリッジ回
路を介して2線式回線に接続したことから、相手方コネ
クタの2線式回線又は4線式回線に、当該コネクタ本体
内に備えられた発光素子及び受光素子との間でデータの
授受が可能な発光素子及び受光素子を備えることによっ
て、2線式回線相互間のデータ通信にも、また2線式回
線と4線式回線との間のデータ通信にも適用できる。
発光素子と受光素子との間でデータの送受信を行うの
で、非接触によるデータ通信を実現できる。また、コネ
クタ本体内に備えられる発光素子及び受光素子を、平衡
ブリッジ回路を介して2線式回線に接続したので、2線
による双方向通信を実現できる。さらに、コネクタ本体
内に備えられる発光素子及び受光素子を平衡ブリッジ回
路を介して2線式回線に接続したことから、相手方コネ
クタの2線式回線又は4線式回線に、当該コネクタ本体
内に備えられた発光素子及び受光素子との間でデータの
授受が可能な発光素子及び受光素子を備えることによっ
て、2線式回線相互間のデータ通信にも、また2線式回
線と4線式回線との間のデータ通信にも適用できる。
【図1】第1実施例に係るコネクタの構成と、2線式回
線を有する他方のコネクタとの接続方法を示す回路図で
ある。
線を有する他方のコネクタとの接続方法を示す回路図で
ある。
【図2】第1実施例に係るコネクタの構成と、4線式回
線を有する他方のコネクタとの接続方法を示す回路図で
ある。
線を有する他方のコネクタとの接続方法を示す回路図で
ある。
【図3】第2実施例に係るコネクタの構成と、2線式回
線を有する他方のコネクタとの接続方法を示す回路図で
ある。
線を有する他方のコネクタとの接続方法を示す回路図で
ある。
【図4】第2実施例に係るコネクタの構成と、4線式回
線を有する他方のコネクタとの接続方法を示す回路図で
ある。
線を有する他方のコネクタとの接続方法を示す回路図で
ある。
1,11 コネクタ本体 2,12 平衡ブリッジ回路 3,13 発光素子 4,14 受光素子 5,15 2線式回線 22 4線式回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/06 H01L 31/12 G 7210−4M
Claims (6)
- 【請求項1】 平衡ブリッジ回路と、該ブリッジ回路の
相対向する2つの接続点に接続され、発光部がコネクタ
本体の分界面に臨んで配置された発光素子と、前記ブリ
ッジ回路の相対向する他の2つの接続点に接続され、受
光部がコネクタ本体の分界面に臨んで配置された受光素
子と、前記発光素子が接続された1つの接続点と前記受
光素子が接続された他の1つの接続点とに接続される2
線式回線とを有することを特徴とする非接触双方向通信
用コネクタ。 - 【請求項2】 第1及び第2のコネクタを接続すること
によって、非接触かつ双方向の通信を可能にする非接触
双方向通信用コネクタにおいて、 前記第1のコネクタが、第1の平衡ブリッジ回路と、該
第1のブリッジ回路の相対向する2つの接続点に接続さ
れ、発光部が第1のコネクタ本体の分界面に臨んで配置
された第1の発光素子と、前記第1のブリッジ回路の相
対向する他の2つの接続点に接続され、受光部が第1の
コネクタ本体の分界面に臨んで配置された第1の受光素
子と、前記発光素子が接続された1つの接続点と前記受
光素子が接続された他の1つの接続点とに接続される2
線式回線とを有し、 前記第2のコネクタが、第2の平衡ブリッジ回路と、該
第2のブリッジ回路の相対向する2つの接続点に接続さ
れ、発光部が前記第1の受光素子と対向する位置で第2
のコネクタ本体の分界面に臨んで配置された第2の発光
素子と、前記第2のブリッジ回路の相対向する他の2つ
の接続点に接続され、受光部が前記第1の発光素子と対
向する位置で第2のコネクタ本体の分界面に臨んで配置
された第2の受光素子と、前記発光素子が接続された1
つの接続点と前記受光素子が接続された他の1つの接続
点とに接続される2線式回線とを有することを特徴とす
る非接触双方向通信用コネクタ。 - 【請求項3】 第1及び第2のコネクタを接続すること
によって、非接触かつ双方向の通信を可能にする非接触
双方向通信用コネクタにおいて、 前記第1のコネクタが、4つの抵抗器からなる第1の平
衡ブリッジ回路と、該第1のブリッジ回路の相対向する
2つの接続点に接続され、発光部が第1のコネクタ本体
の分界面に臨んで配置された第1の発光素子と、前記第
1のブリッジ回路の相対向する他の2つの接続点に接続
され、受光部が第1のコネクタ本体の分界面に臨んで配
置された第1の受光素子と、前記発光素子が接続された
1つの接続点と前記受光素子が接続された他の1つの接
続点とに接続される2線式回線とを有し、 前記第2のコネクタが、4線式回路を構成する4本の信
号線のうちの2本に接続され、発光部が前記第1の受光
素子と対向する位置で第2のコネクタ本体の分界面に臨
んで配置された第2の発光素子と、前記4線式回路を構
成する4本の信号線のうちの他の2本に接続され、受光
部が前記第1の発光素子と対向する位置で第2のコネク
タ本体の分界面に臨んで配置された第2の受光素子とを
有することを特徴とする非接触双方向通信用コネクタ。 - 【請求項4】 平衡ブリッジ回路と、該ブリッジ回路の
相対向する2つの接続点に接続され、発光部がコネクタ
本体の分界面に臨んで配置された発光素子と、前記ブリ
ッジ回路の相対向する他の2つの接続点に接続され、受
光部がコネクタ本体の分界面に臨んで配置された受光素
子と、前記発光素子が接続された1つの接続点と前記受
光素子が接続された他の1つの接続点とに接続された2
線式回線と、2つのフックスイッチ回路と、これら2つ
のフックスイッチ回路の夫々に個別に接続され、発光部
がコネクタ本体の分界面に臨んで配置された2つのフッ
キング動作用の発光素子とを有することを特徴とする非
接触双方向通信用コネクタ。 - 【請求項5】 第1及び第2のコネクタを接続すること
によって、非接触かつ双方向の通信を可能にする非接触
双方向通信用コネクタにおいて、 前記第1のコネクタが、第1の平衡ブリッジ回路と、該
第1のブリッジ回路の相対向する2つの接続点に接続さ
れ、発光部が第1のコネクタ本体の分界面に臨んで配置
された第1の発光素子と、前記第1のブリッジ回路の相
対向する他の2つの接続点に接続され、受光部が第1の
コネクタ本体の分界面に臨んで配置された第1の受光素
子と、前記発光素子が接続された1つの接続点と前記受
光素子が接続された他の1つの接続点とに接続された第
1の2線式回線と、2つのフックスイッチ回路と、これ
ら2つのフックスイッチ回路の夫々に個別に接続され、
発光部がコネクタ本体の分界面に臨んで配置された2つ
のフッキング動作用の発光素子とを有し、 前記第2のコネクタが、第2の平衡ブリッジ回路と、該
第2のブリッジ回路の相対向する2つの接続点に接続さ
れ、発光部が前記第1の受光素子と対向する位置で第2
のコネクタ本体の分界面に臨んで配置された第2の発光
素子と、前記第2のブリッジ回路の相対向する他の2つ
の接続点に接続され、受光部が前記第1の発光素子と対
向する位置で第2のコネクタ本体の分界面に臨んで配置
された第2の受光素子と、前記発光素子が接続された1
つの接続点と前記受光素子が接続された他の1つの接続
点とに接続された第2の2線式回線と、該第2の2線式
回線を構成する2本の信号線のいずれかに介設され、受
光部が前記第1のコネクタ本体に備えられた2つのフッ
キング動作用の発光素子のうちのいずれか一方と対向す
る位置で第2のコネクタ本体の分界面に臨んで配置され
た光電スイッチとを有することを特徴とする非接触双方
向通信用コネクタ。 - 【請求項6】 第1及び第2のコネクタを接続すること
によって、非接触かつ双方向の通信を可能にする非接触
双方向通信用コネクタにおいて、 前記第1のコネクタが、第1の平衡ブリッジ回路と、該
第1のブリッジ回路の相対向する2つの接続点に接続さ
れ、発光部が第1のコネクタ本体の分界面に臨んで配置
された第1の発光素子と、前記第1のブリッジ回路の相
対向する他の2つの接続点に接続され、受光部が第1の
コネクタ本体の分界面に臨んで配置された第1の受光素
子と、前記発光素子が接続された1つの接続点と前記受
光素子が接続された他の1つの接続点とに接続された第
1の2線式回線と、2つのフックスイッチ回路と、これ
ら2つのフックスイッチ回路の夫々に個別に接続され、
発光部がコネクタ本体の分界面に臨んで配置された2つ
のフッキング動作用の発光素子とを有し、 前記第2のコネクタが、4線式回路を構成する4本の信
号線のうちの2本に接続され、発光部が前記第1の受光
素子と対向する位置で第2のコネクタ本体の分界面に臨
んで配置された第2の発光素子と、前記2本の信号線の
いずれかに介設され、受光部が前記第1のコネクタ本体
に備えられた2つのフッキング動作用の発光素子のうち
のいずれか一方と対向する位置で第2のコネクタ本体の
分界面に臨んで配置された第1の光電スイッチと、前記
4線式回路を構成する4本の信号線のうちの他の2本に
接続され、受光部が前記第1の発光素子と対向する位置
で第2のコネクタ本体の分界面に臨んで配置された第2
の受光素子と、前記他の2本の信号線のいずれかに介設
され、受光部が前記第1のコネクタ本体に備えられた2
つのフッキング動作用の発光素子のうちの他方と対向す
る位置で第2のコネクタ本体の分界面に臨んで配置され
た第2の光電スイッチとを有することを特徴とする非接
触双方向通信用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33269693A JPH07193547A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 非接触双方向通信用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33269693A JPH07193547A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 非接触双方向通信用コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07193547A true JPH07193547A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18257863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33269693A Withdrawn JPH07193547A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 非接触双方向通信用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07193547A (ja) |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33269693A patent/JPH07193547A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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