JPH0260299A

JPH0260299A - ボタン電話装置

Info

Publication number: JPH0260299A
Application number: JP21141788A
Authority: JP
Inventors: Fumio Hino; 日野　文夫; Tomoya Mitsuishi; 三石　智也
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-08-25
Filing date: 1988-08-25
Publication date: 1990-02-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は、ボタン電話装置に関し、より詳しくは、複数
のボタン電話装置システムの主装置相互間でデータ信号
の送受信を行うようにしたボタン電話装置に関する。

（従来の技術）従来、ボタン電話装置として、例えば同機種あるいは異
機種の複数のボタン電話装置システムを備え、それらの
各システムの主装置をそれぞれ同一の電話回線に接続可
能としたものがある。ただし、システム相互間の秘話性
を維持し且つ回線の使用効率を上げるため、ある主装置
がある回線に接続されているときには、そのある回線が
使用中であることを使用状態信号等のデータ信号により
他の主装置に知らせると共に、例えば他の主装置はその
ある回線には接続されないようにしている。

第２図は、このように構成されたボタン電話装置の一例
を示すものである。同図は、電話回線１に対して２つの
ボタン電話装置システムを接続したものを示す。即ち、
同図において、２Ａ、２Ｂは２つのボタン電話装置シス
テムの主装置を示す。

各主装置２Ａ、２Ｂはそれぞれ主装置間データインタフ
ェイス回路３Ａ、３Ｂを備える。それらのインタフェイ
ス回路３Ａ、３Ｂは、主装置間データ送受回路４Ａ、４
Ｂ及び主装置間データ線５゜６を介して接続されている
。例えば、主装置２Ａが電話回線１に接続された場合に
は、そのことを示すデータ信号が主装置２Ａから他の主
装置２Ｂに伝えられる。即ち、インクフェイス回路３Ａ
から前記データ信号がデータ送受回路４Ａの増幅器９Ａ
、データ線５、データ送受回路４Ｂのフォトカプラ（絶
縁素子）１０Ｂにおける発光素子１１Ｂ及びデータ線５
を介してデータ送受回路４Ａのアース１３Ａに流れる。

発光素子１１Ｂからの光によって受光素子１２Ｂがオン
し、電源Ｖから抵抗１４Ｂ及び受光素子１２Ｂに電流が
流れる。これにより、受光素子１２Ｂのコレクタ側の電
位が変化し、その変化が増幅器１５Ｂを介してインタフ
ェイス回路３Ｂに伝えられる。その変化がインクフェイ
ス回路３Ｂに伝えられると、主装置２Ｂは回線１が使用
中であることを認識する。

上記とは逆に、主装置３Ｂが電話回線１に接続されてい
る場合には、上記とほぼ同様にして、主装置２Ｂから主
装置２Ａにその回線１が使用中であることを示すデータ
信号が伝えられる。その際に動作する回路構成要素には
、先の説明で述べた回路構成要素に付した符号のうちの
Ａ、ＢＩＢ。

Ａと逆にしたものを付して説明を省略する。

従来の装置は上記第２図の如く構成されていた。

即ち、従来のこの種の装置においては、将来の客先の要
求による、システムの拡張を考慮して、ボタン電話装置
システムの開発段階より２つのシステム間のデータ送受
回路４Ａ、４Ｂを主装置に設けていた。

（発明が解決しようとする課題）上記第２図のボタン電話装置には、各主装置２Ａ、２Ｂ
にそれぞれデータ送受回路４Ａ、４Ｂが実装されていた
。そのため、主装置が大形で高コストなものになるのが
避けられない。このことは、各データ送受回路４Ａ、４
Ｂがフォトカブラ１０Ａ、ＩＯＢ等の絶縁素子を必要と
することからより顕著に表われる。即ち、各主装置２Ａ
。

２Ｂのデータ送受回路４Ａ、４Ｂにおいては、互いの主
装置からの信号線を引き込むようにしている。しかしな
がら、電気回路構成上、２つのシステム間を電気的に分
離するため、フォトカプラ１０Ａ、ＩＯＢ等の絶縁素子
をデータ送受回路４Ａ、４Ｂ内に設けている。フォトカ
ブラ１０Ａ。

１０Ｂ等を設けることにより、各主装置２Ａ２Ｂにおけ
る回路実装部の面積が拡大し、コストが上昇する。即ち
、主装置２Ａ、２Ｂが大形化及び高コスト化する。

本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的は、
ボタン電話装置システムの主装置の内部に実装される回
路装置を、小形で安価なものとした、複数のボタン電話
装置システム相互間で各種のデータ信号を送受可能なボ
タン電話装置を提供することにある。

（課題を解決するための手段）本発明のボタン電話装置は複数のボタン電話装置システ
ムの主装置相互間でデータ信号の送受信を行うようにし
たボタン電話装置において、前記主装置相互間を接続す
る別体の外部ユニットを備え、前記外部ユニットは、前
記主装置のあるものから前記データ信号を受けるデータ
信号受信回路と、そのデータ信号受信回路と電気的に絶
縁されており、そのデータ信号受信回路から伝達される
前記データ信号を、前記主装置のうちの他のものに伝え
るデータ信号出力回路と、を有するものとして構成され
る。

（作　用）あるボタン電話装置システムの主装置からのデータ信号
が、それと別体の外部ユニットに伝えられる。外部ユニ
ットにおいては、データ信号をデータ信号受信回路が受
ける。そのデータ信号は、データ信号受信回路からそれ
と電気的に絶縁されているデータ信号出力回路に伝えら
れる。データ信号出力回路は、そのデータ信号を他のボ
タン電詰装置システムの主装置に伝える。外部ユニット
は、データ信号受信回路とデータ信号出力回路とを電気
的に絶縁する手段を備えるとはいえ、ボタン電話装置の
主装置とは別体に構成されているので、各主装置の回路
部材は小形で安価なものとして構成される。

（実施例）第１図は本発明の一実施例の回路図である。この第１図
には、第２図の従来例の場合と同様に、１つの電話回線
２１に、２つのボタン電話装置システムの主装置２２Ａ
、２２Ｂを並列に接続したボタン電話装置を示す。主装
置２２Ａ、２２Ｂは主装置間データインタフェイス回路
２３Ａ。

２３Ｂを有する。それらのインタフェイス回路２３Ａ、
２３Ｂは、データ線２４Ａ、２４Ｂ及び主装置間データ
送受外部ユニット２５によって接続されている。この外
部ユニット２５は、主装置２２Ａ、２２Ｂのうちのいず
れか一方が電話回線２１に接続されている場合に、その
ことを示すデータ信号を他方に伝えるためのものである
。即ち、例えば、主装置２２Ａが電話回線２１に電気的
に接続されているとする。この場合には、そのことを示
すデータ信号がインクフェイス回路２３Ａからデータ線
２４Ａを介して外部ユニット２５に伝えられる。外部ユ
ニット２５においては、そのデータ信号がインバータ２
６Ａを介してリレー２７Ａに伝えられる。これにより、
リレー２７Ａに電流が流れて作動し、接点２８Ａを閉じ
る。これにより、電源２４Ｖ１からの電流が接点２８Ａ
を介してフォトカブラ３０Ａ、３０Ｂの発光索子３１Ａ
、３１Ｂに流れる。このうち発光素子３１Ｂからの光は
受光素子３２Ｂをオンする。このオンにより抵抗３３Ｂ
及び受光素子３２Ｂに電流が流れる。これによる受光素
子３２Ｂのコレクタ側の電位変化が増幅器３４Ｂ及びデ
ータ線２４Ｂを介して主装置２２Ｂのインクフェイス回
路２３Ｂに伝えられる。インタフェイス回路２３Ｂに上
記電位変化（信号）が伝えられると、主装置２２Ｂにお
いて、回線２１が使用中であることが認識される。

上記とは逆に、主装置２２Ｂが回線２１に接続されてい
る場合には、上記とほぼ同様にして、主装置２２Ｂから
主装置２２Ａにその回線２１が使用中であることを示す
データ信号が伝えられる。

その際に動作する回路構成要素には、先の説明で述べた
回路構成要素に付した符号のうちのＡ、　　ＢをＢ、Ａ
と逆にしたものを付して説明を省略する。

主装置２２Ａ、２２Ｂ間では、上記回線が使用中である
ことを示すデータ信号のほか、他のデータ信号が送受さ
れる。

上記実施例では、共用の電話回線２１に対して並列に接
続されるボタン電話装置システムの主装置２２Ａ、２２
Ｂ間のデータ送受回路Ｉ、　ＩＩが主装置外に設けるよ
うに構成されている。つまり、主装置２２Ａ、２２Ｂ内
には、外部のデータ送受回路１．　　ＩＩは設けられず
、その回路Ｉ、　　ＩＩの制御電気回路部のみが設けら
れている。この制御電気回路部は低電圧電気回路部であ
るため、主装置２２Ａ、２２Ｂ電気回路設計上の特に大
きな制約を受けることはない。

第１図には、電話回線が１本で、同一のボタン電話装置
システム（主装置）が２系統の場合について説明したが
、システムが３系統以上の場合やシステムが異なるシス
テムであってもよく、また電話回線が２本以上の場合で
あってもよい。即ち、ボタン電話装置システムが例えば
３系統になった場合には、データ送受回路をもう１つ追
加すればよい。ただし追加する３番目の接点は接点２８
Ａ。

２８Ｂに並列に接続し、３番目のフォトカブラの発光素
子は発光素子３１Ａ、３１Ｂに並列に接続する。また、
電話回線が例えば２本になったときには、その回線の増
加数に合わせて外部ユニット２５をもう１つ追加すれば
よい。

本発明の実施例によれば、ボタン電話機の主装置間でデ
ータを送受するデータ送受回路を、各主装置に設けるこ
となく、別体の外部ユニットに設けるようにしたので、
先に述べた効果のほかに、以下の効果が得られる。

（１）　ボタン電話装置システムの主装置内の回路構成
が、基本的な構成で済み、製品全体の小形化が達成され
る。

（２）　外部ユニットの制御ボートに汎用性を持たせれ
ば、他の外部オプションユニットの制御ポートとして使
用することができる。

（３）　データ送受回路を外部ユニットに設けるように
したので、主装置のコストを上げることなく、将来顧客
が出すであろうシステム拡大に関する要求を満たすこと
ができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ボタスミ詰装置システムの主装置相互
間でデータ信号を送受するための回路手段として、それ
らと別体の外部ユニットを設け、その外部ユニットを介
してボタン電話装置システム相互間を接続するようにし
たので、主装置を回路構成要素が少なく、小形且つ安価
なものとして得ることができる。

２１・・・電話回線、２２Ａ、２２Ｂ・・・主装置、２
３Ａ、２３Ｂ・・・インタフェイス回路、２４Ａ、２４
Ｂ・・・データ線、２７Ａ、２７Ｂ・・・リレー、２８
Ａ、２８Ｂ・・・接点、３０Ａ、３０Ｂ・・・フォトカ
ブラ、３１Ａ、３１Ｂ・・・発光素子、３２Ａ、３２Ｂ
・・・受光素子、Ｉ、　　ＩＩ・・・データ送受回路。

Claims

【特許請求の範囲】複数のボタン電話装置システムの主装置相互間でデータ
信号の送受信を行うようにしたボタン電話装置において
、前記主装置相互間を接続する別体の外部ユニットを備
え、前記外部ユニットは、前記主装置のあるものから前記データ信号を受けるデー
タ信号受信回路と、そのデータ信号受信回路と電気的に絶縁されており、そ
のデータ信号受信回路から伝達される前記データ信号を
、前記主装置のうちの他のものに伝えるデータ信号出力
回路と、を有するものであることを特徴とするボタン電話装置。