JPH11177505A - 赤外線通信方法及び装置 - Google Patents

赤外線通信方法及び装置

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JPH11177505A
JPH11177505A JP9363293A JP36329397A JPH11177505A JP H11177505 A JPH11177505 A JP H11177505A JP 9363293 A JP9363293 A JP 9363293A JP 36329397 A JP36329397 A JP 36329397A JP H11177505 A JPH11177505 A JP H11177505A
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JP
Japan
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terminal device
light
receiving unit
infrared
emitting unit
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JP9363293A
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English (en)
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Ryohei Sato
良平 佐藤
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全二重通信を可能とする赤外線伝送装置を提
供する。 【解決手段】 端末装置6は発光部8及び受光部9をそ
れぞれ異なる筐体面に配置し、端末装置1は、端末装置
6を収納可能な凹部5を有し該凹部5の異なる筐体面に
受光部及び発光部を配置する。通信時には各端末装置
1、6を接触乃至接近配置させることにより、各端末装
置1、6の発光部及び受光部が互いに対向させて信号の
送受信を行う。送受信における相互干渉を防止すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末装置間の赤外
線通信に関し、特に、通信用の発光部と受光部とを異な
る筐体面において対向して配置するようにした端末装置
を有する赤外線を用いた全二重通信方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のパーソナルコンピュータ間
又は据置型端末装置と携帯型コンピュータ、携帯電話機
等の携帯機器との間で行われるいわゆる端末装置間の通
信手段としてはケーブルや端末間の電気的直接接続によ
るものが一般的である。また、このような電気的接続に
よるものはケーブルの切断、接点の磨耗や不良、静電気
障害等の難点を有し、これらを回避できる赤外線通信と
しては、赤外線の発光部及び受光部は隣接して配置する
構成としており、赤外線を交互に発光、受光する半二重
通信方式を採用するものが一般的である。
【0003】図7は、このような半二重通信方式による
赤外線を用いた端末装置の構成例を示す図である。
【0004】複数の端末装置61、64はそれぞれ端末
装置本体の側面の一部等に隣接配置した赤外線の発光部
62、65及び受光部63、65を備えるように構成さ
れている。このような端末装置間における赤外線通信
は、端末装置61から端末装置64へのデータ伝送は、
発光部62より受光部66に対して行い、また、端末装
置64から端末装置61へのデータ伝送は、発光部66
より受光部63に対して行う。このような赤外線通信に
おいては、同一端末装置に設けられた発光部から受光部
に対する赤外線の回り込み又は発光部周囲又は近傍の物
体からの反射等により生じる本来の赤外線以外の反射赤
外線信号等による干渉を避けるために半二重通信方式が
採用される。
【0005】また、この種の伝送装置において発光部と
受光部との間の回り込み等に対処するようにした伝送装
置も知られているが(特開平3−58637号公報)、
このような伝送装置においては、発光部及び受光部を干
渉防止を行うため汎用の発光部及び受光部の構成を採用
することが困難であり専用の構造を備えるものが用いら
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の端末装置間の赤
外線通信を行う伝送装置は、半二重通信を行う必要があ
り端末装置間を電気的に接続した全二重通信と比較する
と伝送効率の面で劣るものであった。
【0007】また、この種の伝送装置において、同時に
赤外線を送受する全二重通信方式を採用するには、発光
部及び受光部をそれぞれの赤外線の指向性等を配慮した
干渉防止の特殊構造とする必要があり、製造上、コスト
上のみならず使用時の調整等の難点がある。また、発光
部及び受光部間又はその近傍に障害物があるような環境
においては、障害物等から反射された赤外線による干渉
を回避することは困難であるという問題点を有する。
【0008】このようなことから従来の伝送装置におい
ては、全二重通信を行うようにすると、赤外線の干渉を
起こすため赤外線を交互に発光及び受光する半二重通信
を行わざるを得なかった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の赤外線通信方法
は、筐体の側面に発光部及び受光部を設けた2つの端末
装置間の赤外線通信方法において、前記各端末装置は発
光部及び受光部をそれぞれ異なる筐体面に配置し、通信
時に各端末装置を接触乃至接近配置させることにより、
一方の端末装置の発光部及び受光部がそれぞれ他方の端
末装置の受光部及び発光部と異なる筐体面において対向
させてそれぞれの送受信を行うようにしたことを特徴と
する。
【0010】また、本発明の端末装置は、発光部及び受
光部をそれぞれ異なる筐体面に配置した第1の端末装置
と、第1の端末装置と接触乃至接近配置させたとき前記
第1の端末装置の前記異なる筐体面と対向し、前記発光
部及び受光部と赤外線結合が行われるそれぞれ受光部及
び発光部を配置した異なる筐体面を有する第2の端末装
置とからなる。前記第1の端末装置は携帯用端末装置と
し、第2の端末装置は据置型端末装置とすることができ
る。
【0011】更に、本発明の端末装置は、他の端末装置
と接触乃至接近配置させたとき、前記他の端末装置と異
なる筐体面においてそれぞれ赤外線結合が行われ信号の
送信及び受信が行われるように発光部及び受光部を配置
したことを特徴とする。そして、発光部及び受光部間の
赤外線の遮蔽用に発光部及び受光部間に凸部又は他の端
末装置の凸部が嵌挿される凹部を設けたり、段差を設け
ると好適である。
【0012】(作用)端末装置の異なる筐体面において
赤外線結合を行うように発光部及び受光部を配置するこ
とにより、端末装置間の全二重通信を可能とする。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の赤外線通信方法及
びその伝送装置の一実施の形態について説明する。
【0014】図1は、第1の端末装置及び第2の端末装
置として、例えば、据置型の端末装置と携帯型の端末装
置を用いる本発明の一実施の形態を示す図である。ま
た、同図は、各端末装置の発光部及び受光部等を有する
部分の断面図の構成を示す図である。
【0015】端末装置1の筐体は、携帯型端末装置6を
収納乃至近接配置が可能なように凹部5を有し、筐体内
に端末本体部2と前記凹部の筐体側壁の2面にそれぞれ
通信用の発光部3と受光部4とが配置される。
【0016】携帯型端末装置6は、端末装置1の筐体の
凹部5に嵌挿可能な形状の筐体形状を有し、内部に端末
本体部7と筐体側壁の2面にそれぞれ通信用の発光部8
及び受光部9とが配置され、端末装置1が収納乃至近接
して配置されたときに前記発光部8と受光部9は、それ
ぞれ据置型端末装置1の前記受光部4及び発光部3と対
向する位置になるように構成される。
【0017】端末装置1及び携帯型端末装置6は、何れ
も独立して操作することが可能であり通常は切り離して
使用できる。また、両端末装置間で相互に情報交換を行
う場合は、図1に示すように携帯型端末装置6を端末装
置1に収納乃至近接して配置する。この状態ではそれぞ
れの発光部と受光部が相互に対向し赤外線結合が可能で
ある。この状態では、各端末装置の発光部と受光部とは
筐体の異なる側面に設けられているために赤外線の相互
結合を生じることがない。
【0018】つまり、各端末装置1、6は、筐体の2側
面に発光部と受光部が設けられているので、それぞれの
発光部と受光部同士での赤外線の相互結合を生じること
がなく、また、両端末装置1、6を収納乃至近接して配
置した状態では、携帯型端末装置6の筐体の2側面の交
わる角部が各端末装置1、6の発光部と受光部との間を
遮蔽するので、赤外線の結合が防止される。
【0019】従って、各端末装置の発光部と受光部との
間の端末間の双方向の通信を同時に行う全二重通信を実
施することが可能である。
【0020】次に、図2は、本発明の第2の実施の形態
を示す図である。本実施の形態の伝送装置は、図1に示
す伝送装置と同様な第1の端末装置11と第2の端末装
置15とからなり、端末装置11は、筐体の上側に赤外
線の遮蔽用の凸部19を有し、また、端末装置15は、
端末装置11と赤外線通信を行う状態に配置したとき前
記凸部19が嵌挿可能な凹部20を一側面に備える。ま
た、各端末装置11、15には、前記凸部及び凹部を隔
てた同一側面側に発光部13、17と受光部14、18
とを配置する構成を備える。
【0021】本実施の形態においては、各端末装置1
1、15の相互通信を可能に配置した状態において、前
記筐体の凸部19及び凹部20が同一筐体内の発光部と
受光部の間の赤外線の回り込み等を防止するように機能
するので、端末間の全二重通信により発光部及び受光部
間の干渉を防止することが可能である。
【0022】図3〜図5は、本発明の赤外線を用いた端
末装置の第3〜第5の実施の形態を示す図である。
【0023】図3は、筐体の一側面にそれぞれ発光部と
受光部を配置した2つの凸部27を有する端末装置21
と、前記凸部27が嵌挿されるような2つの凹部28を
有する端末装置24とからなり、各端末装置の嵌挿状態
において、それぞれ発光部と受光部とが結合し、その中
間部の凹凸部29が赤外線の相互干渉を防止する構成を
備える。
【0024】図4は、筐体の一側面に互いに嵌挿可能な
段差37、38を有する第1及び第2の端末装置31、
34からなり、各端末装置の結合状態において、前記段
差が互いにかみ合う構成を備える。赤外線の遮蔽は前記
段差により実現される。
【0025】図5は、端末装置41、44がそれぞれ凸
部47と凹部48を有する筐体構造を有し前記凸部と凹
部の各側面部の異なる側面にそれぞれの発光部42、4
5と受光部43、46とを対向して設けた構成を備え
る。この配置構成では発光部45及び受光部46の指向
方向が互いに一致しないように、例えば直交するような
側面において受光部46及び発光部45と結合するよう
に配置するとより好適である。
【0026】図6は、例えば図1に示す端末装置7にお
ける具体的構成を示すブロック図である。端末装置の端
末本体部は、中央処理装置CPU55と各種メモリRO
M、RAM等からなるデータ処理回路を有するととも
に、該データ処理回路とインターフェース53、54を
介して赤外線発光部及び受光部にそれぞれ接続された通
信情報を送受するための変調部51、復調部52とを有
する。
【0027】
【発明の効果】本発明の端末装置によれば、端末装置を
接触乃至接近配置したときそれぞれの異なる筐体面が赤
外線の送信及び受信のための赤外線結合を形成するよう
に構成しているので、端末装置に配置した発光部及び受
光部の相互干渉を効果的に回避することができるので全
二重通信を実施することが可能であるとともに、電気的
接続による通信と比較して、伝送効率の点で遜色のない
効率の良い通信を可能とし、また、電気的接続に起因す
る各種の障害を回避することが可能である。
【0028】
【図面の簡単な説明】 【符号の説明】
【図1】本発明の端末装置の第1の実施の形態を示す図
である。
【図2】本発明の端末装置の第2の実施の形態を示す図
である。
【図3】本発明の端末装置の第3の実施の形態を示す図
である。
【図4】本発明の端末装置の第4の実施の形態を示す図
である。
【図5】本発明の端末装置の第5の実施の形態を示す図
である。
【図6】本発明の端末装置の具体的なブロック図を示す
図である。
【図7】従来の赤外線を用いた全二重通信の端末装置を
示す図である。
【符号の説明】
1 据置型端末装置 2、7、12、16 端末本体部 3、8、13、17、22、25、32、35、42、
45、62、65 発光部 4、9、14、18、23、26、33、36、43、
46、63、66 受光部 5、20、28、48 凹部 6 携帯型端末装置 11、15、21、24、31、34、41、44、6
1、64 端末装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の側面に発光部及び受光部を設けた
    2つの端末装置間の赤外線通信方法において、前記各端
    末装置は発光部及び受光部をそれぞれ異なる筐体面に配
    置し、通信時に各端末装置を接触乃至接近配置させるこ
    とにより、一方の端末装置の発光部及び受光部がそれぞ
    れ他方の端末装置の受光部及び発光部と異なる筐体面に
    おいて対向させてそれぞれの送受信を行うようにしたこ
    とを特徴とする赤外線通信方法。
  2. 【請求項2】 発光部及び受光部をそれぞれ異なる筐体
    面に配置した第1の端末装置と、第1の端末装置と接触
    乃至接近配置させたとき前記第1の端末装置の前記異な
    る筐体面と対向し、前記発光部及び受光部と赤外線結合
    が行われるそれぞれ受光部及び発光部を配置した異なる
    筐体面を有する第2の端末装置とからなる赤外線通信端
    末装置。
  3. 【請求項3】 第1の端末装置は携帯用端末装置であ
    り、第2の端末装置は据置型端末装置であることを特徴
    とする請求項2記載の赤外線通信端末装置。
  4. 【請求項4】 他の端末装置と接触乃至接近配置させた
    とき、前記他の端末装置と異なる筐体面においてそれぞ
    れ赤外線結合が行われ信号の送信及び受信が行われるよ
    うに発光部及び受光部を配置したことを特徴とする端末
    装置。
  5. 【請求項5】 前記異なる筐体面に配置した発光部及び
    受光部間に赤外線の遮蔽用の凸部又は他の端末装置の赤
    外線遮蔽用の凸部が嵌挿される凹部を有することを特徴
    とする請求項4記載の端末装置。
  6. 【請求項6】 前記異なる筐体面の間に赤外線遮蔽用の
    段差を有することを特徴とする請求項4記載の端末装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004065712A (ja) * 2002-08-08 2004-03-04 Olympia:Kk 遊技機及び遊技機ユニットの検査治具
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JP2006217165A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Sanyo Electric Co Ltd 通信端末
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