JPH07193304A - 半導体レーザ駆動回路 - Google Patents

半導体レーザ駆動回路

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JPH07193304A
JPH07193304A JP33287093A JP33287093A JPH07193304A JP H07193304 A JPH07193304 A JP H07193304A JP 33287093 A JP33287093 A JP 33287093A JP 33287093 A JP33287093 A JP 33287093A JP H07193304 A JPH07193304 A JP H07193304A
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transistor
semiconductor laser
current
bias current
circuit
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Masashi Sakukai
正志 朔晦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体レーザ駆動回路の構成の簡単化。 【構成】 半導体レーザ4はトランジスタ1のコレクタ
負荷として接続される。トランジスタ2はトランジスタ
1と差動対を構成し、この差動対の電流源としてトラン
ジスタ3が接続されている。トランジスタ3は半導体レ
ーザ4の駆動電流を制御しており、トランジスタ3のベ
ースには電流制御回路4が接続されている。トランジス
タ1のコレクタと電源との間に容量と抵抗を直列に接続
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体レーザ駆動回路に
関し、特に、半導体レーザに流すバイアス電流の駆動回
路を簡素化し、回路規模の縮小と回路電流の削減が可能
となる半導体レーザ駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体レーザ駆動回路は、例えば
図8に示すような回路により構成されている。すなわ
ち、半導体レーザ14をコレクタ負荷とする第1のトラ
ンジスタ8と、第1のトランジスタ8と差動対構成をと
る第2のトランジスタ9と差動対の電流源となるトラン
ジスタ10と、この電流源となるトランジスタ10を制
御する駆動電流制御回路13と、半導体レーザ7にバイ
アス電流を流すバイアス供給トランジスタ11と、この
バイアス供給トランジスタ11を制御する制御回路12
とから構成される。
【0003】この従来の半導体レーザ駆動回路では、使
用される半導体レーザ7が図5に示すように温度の変化
によって発振閾電流値Ithやスロープ効率dQEが大
きく変化するため、一定の光出力を得るには半導体レー
ザ7の駆動電流Iopおよびバイアス電流Ibを制御す
る必要がある。このため、従来では、光出力の変化を検
出し動作する駆動電流制御回路やバイアス電流制御回路
を付加している。
【0004】一方、ここ数年,劣悪な温度環境下での動
作を必要とする光加入者系への適用を可能にするため半
導体レーザの特性が改善されており、最近のQuant
umWell レーザでは、図6に示すように、閾電流
値Ithの変化が非常に小さいものが開発されてきてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな温度に対する閾値電流Ithの変化が小さい半導体
レーザを駆動する場合、従来の半導体レーザ駆動回路で
は制御回路が複雑であり、回路規模の縮小、消費電力の
削減が必要な光加入者系への適用には不向きであるとい
う問題がある。
【0006】本発明の目的は上述した問題を解決した半
導体レーザ駆動回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の半導体レーザ駆動回路は、半導体レーザを
コレクタ負荷とする第一のトランジスタと、該第一のト
ランジスタと差動対構成をとる第2のトランジスタと、
前記差動対の電流源となる第3のトランジスタと、該第
3のトランジスタを制御する駆動電流制御回路とから構
成される半導体レーザ駆動回路において、前記第1のト
ランジスタのコレクタと電源との間に容量と抵抗を直列
に負荷している。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1は本発明の半導体レーザ駆動回路の回
路図で、図2は本発明の半導体レーザ駆動回路における
半導体レーザに流れる電流を示した図、図3は本発明の
半導体レーザ駆動回路における第1のトランジスタに流
れる電流を示した図、図4は本発明の半導体レーザ駆動
回路における容量と抵抗に流れる電流を示した図であ
る。
【0010】半導体レーザ4はトランジスタ1のコレク
タ負荷として接続される。トランジスタ2はトランジス
タ1と差動対を構成し、この差動対の電流源としてトラ
ンジスタ3が接続されている。トランジスタ3は半導体
レーザ4の駆動電流Iopを制御しており、トランジス
タ3のベースには電流制御回路が接続されている。この
電流制御回路4によって半導体レーザ4の光出力を設定
する。
【0011】半導体レーザ4のバイアス電流Ibはトラ
ンジスタ1のコレクタに接続された容量5と抵抗6を通
じて流す。電流値は半導体レーザ4の発光/非発光時の
トランジスタ1のコレクタの電位差△Vと抵抗6によっ
て決定される。半導体レーザ4が発光時のコレクタ電位
をV(t0)、半導体レーザ4が非発光時のコレクタ電
位をV(t0)とすると、容量5と抵抗6に流れる電流
Ibは
【0012】
【0013】となる。バイアス電流Ibが流れ時間はC
R時定数によって決まる。
【0014】ここでV(t0)は半導体レーザ4の発光
時のVFであり、V(t1)はVCCとなるため、△V
は半導体レーザ4の発光時のVFと等しくなる。よっ
て、温度上昇による光出力劣化を補正するために駆動電
流を増やせば、電流増加分だけVFが増加し、△Vは大
きくなる。従って、バイアス電流Ibは駆動電流の増減
に追従して変化する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体レ
ーザ駆動回路では、トランジスタ1のコレクタに付加し
た容量5と抵抗6によって半導体レーザ4のバイアス電
流Ibを流すことにより、従来必要であったバイアス電
流用のトランジスタやバイアス電流制御回路が不要とな
り、回路の簡素化、低消費電力化を図ることができると
いう効果を有す。また、駆動電流の制御のみでバイアス
電流値をも制御できるため、個別にバイアス電流を制御
しなくても駆動電流に合わせてバイアス電流の増減が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例の半導体レーザ駆動回
路の回路図。
【図2】図2は本発明の半導体レーザ駆動回路における
半導体レーザに流れる電流を示す図。
【図3】図3は本判明の半導体レーザ駆動回路における
第1のトランジスタに流れる電流を示す図。
【図4】図4は本発明の半導体レーザ駆動回路における
容量と抵抗に流れる電流を示す図。
【図5】図5は従来の半導体レーザの光−電流特性。
【図6】図6は最近の半導体レーザの光−電流特性。
【図7】図7は本発明の駆動電流とバイアス電流の関係
を示す図。
【図8】図8は従来の半導体レーザ駆動回路の回路図。
【符号の説明】
1 第1のトランジスタ 2 第2のトランジスタ 3 第3のトランジスタ 4 半導体レーザ 5 容量 6 抵抗 7 駆動電流制御部 8 第1のトランジスタ 9 第2のトランジスタ 10 第3のトランジスタ 11 第4のトランジスタ 12 バイアス電流制御部 13 駆動電流制御部 14 半導体レーザ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザをコレクタ負荷とする第一
    のトランジスタと、該第一のトランジスタと差動対構成
    をとる第2のトランジスタと、前記差動対の電流源とな
    る第3のトランジスタと、該第3のトランジスタを制御
    する駆動電流制御回路とから構成される半導体レーザ駆
    動回路において、前記第1のトランジスタのコレクタと
    電源との間に容量と抵抗を直列に接続したことを特徴と
    する半導体レーザ駆動回路。
JP33287093A 1993-12-27 1993-12-27 半導体レーザ駆動回路 Expired - Lifetime JP2682419B2 (ja)

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Effective date: 19970708