JPH0719269U - 糸・紐類巻取器 - Google Patents

糸・紐類巻取器

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JPH0719269U
JPH0719269U JP5006393U JP5006393U JPH0719269U JP H0719269 U JPH0719269 U JP H0719269U JP 5006393 U JP5006393 U JP 5006393U JP 5006393 U JP5006393 U JP 5006393U JP H0719269 U JPH0719269 U JP H0719269U
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JP
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string
thread
frame
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winder
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Withdrawn
Application number
JP5006393U
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English (en)
Inventor
俊治 三浦
Original Assignee
株式会社グアムエ・ビ・シーインターナショナル
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 軸1が挿通される軸挿通部2と、軸挿通部か
ら径方向に延びるフレーム3と、フレームから周方向に
延び糸・紐類4が巻回される周設溝部5と、糸・紐類を
巻包し糸・紐類を引出す孔7を有する弾性巻包帯8とか
らなり、弾性巻包帯は、糸・紐類上で回転させるための
摘み9を備え、軸挿通部はフレームで雄端21と雌端2
2とに二分され、雄端は外方に向って広がり、雌端は、
複数個の糸・紐類巻取器を軸を共有して連結使用すると
きに、他の糸・紐類巻取器の雄端が旋回自在に遊嵌連結
されるよう外方に向って狭まり、外方に向って広がった
雄端が外方に向って狭まった雌端に嵌挿されるよう切込
み23を備えている。 【効果】 弾性巻包帯の摘みを摘んで弾性巻包帯を回す
ことにより、繰り出し過ぎた糸・紐類が容易に巻戻され
る。また、所望の巻取器のみが回転して他の糸・紐類を
巻回した糸・紐類巻取器に影響が及ばず作業がしやすく
なる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は糸・紐類巻取器に係り、特に糸・紐類の巻き戻しが容易な糸・紐類巻 取器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、釣糸を巻き取るスプールと呼ばれる巻取器60は、図5(a)、(b)に示 すように、軸1が挿通され軸方向に延びる軸挿通部20と、軸挿通部20から径 に方向に延びるフレーム3と、フレーム3から周方向に延びて設けられ糸・紐類 4が巻回される周設溝部5(図1(c))とからなる。
【0003】 軸挿通部20はフレーム3で雄端2Mと雌端2Fとに二分され、複数個の巻取 器を軸1を共有して連結使用するときに、図5(c)、(d)に示すように、他 の巻取器の雄端2Mが雌端2Fに嵌着されるよう、雄端2Mおよび雌端2Fの内 径が設定されている。 所望の材質および径で選択された釣糸4は周設溝部5に巻回される。
【0004】 一つの軸1に太さの異なる複数種の釣糸を並べて取付けることも頻繁に行われ る。このときには一の巻取器の雄端2Mが、他の巻取器の雌端2Fに嵌着され、 一の巻取器の釣糸を繰り出すと他の巻取器も同時に軸1の外周を回転する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の巻取器では、巻回された釣糸4は剥き出し状態なので、釣糸4の繰り出 しは容易であるが、繰り出し過ぎた場合に、周設溝部5の縁を回して軸1を中心 に逆回転させることになり、巾の狭い周設溝部5にきちんと巻戻すことは困難で 、一応巻戻した後で、次に釣糸4を繰り出すときスムーズに繰り出せなくなると いう難点があった。また、複数個の巻取器を軸を共有して連結使用すると全ての 巻取器が一緒に軸1の外周を回転するため、それぞれの巻取器に巻回されている 糸の端が乱れやすいという難点があった。釣糸に限らず、例えば、商店でパッケ ージ用に各色リボン類が使用されるとき、繰り出し過ぎたリボンを巻戻す際に他 のリボンの巻取器も一緒に回ってしまい複数並べたリボンの整理が繁雑であった 。
【0006】
【考案の目的】
本考案は、これらの難点に鑑みなされたもので、繰り出し過ぎた糸・紐類の巻 戻しが容易で、かつ、複数個の巻取器を連結使用しやすい糸・紐類巻取器を提供 せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために本考案の糸・紐類巻取器は、軸が挿通され軸 方向に延びる軸挿通部と、軸挿通部から径に方向に延びるフレームと、フレーム から周方向に延びて設けられ糸・紐類が巻回される周設溝部と、周設溝部に巻回 される糸・紐類を巻包し糸・紐類を引出す孔を有する弾性巻包帯とからなり、弾 性巻包帯は、糸・紐類の巻戻しにあたり巻回された糸・紐類上で回転させるため の摘みを備えている。
【0008】 軸挿通部はフレームで雄端と雌端とに二分され、雄端は外方に向って広がり、 雌端は、複数個の糸・紐類巻取器を軸を共有して連結使用するときに、他の糸・ 紐類巻取器の雄端が旋回自在に遊嵌連結されるよう外方に向って狭まり、外方に 向って広がった雄端が外方に向って狭まった雌端に嵌挿されるよう切込みを備え ているものである。
【0009】
【作用】
本考案の糸・紐類巻取器によれば、周設溝部に巻回される糸・紐類を巻包し糸 ・紐類を引出す孔を有する弾性巻包帯を有し、弾性巻包帯は、糸・紐類の巻戻し にあたり巻回された糸・紐類上で回転させるための摘みを備えているので、周設 溝部の外縁を軽く押え弾性巻包帯の摘みを摘んで巻包帯を回すことにより、繰り 出し過ぎた糸・紐類の巻戻しが容易に行える。
【0010】 更に、フレームで雄端と雌端とに二分された軸挿通部の雄端は外方に向って広 がり、雌端は、複数個の糸・紐類巻取器を軸を共有して連結使用するときに、他 の糸・紐類巻取器の雄端が旋回自在に遊嵌連結されるよう外方に向って狭まり、 外方に向って広がった雄端が外方に向って狭まった雌端に嵌挿されるよう切込み を備えているので、複数個の巻取器を連結使用するときに所望の巻取器のみが回 転して他の糸・紐類に影響が及ばない。
【0011】
【考案の実施例】
以下、本考案の好ましい実施例を図面に基づき説明する。 本考案の糸・紐類巻取器6は、図1(a)、(b)、(c)、(d)に示すように 、軸1が挿通され軸方向に延びる軸挿通部2と、軸挿通部2から径に方向に延び るフレーム3と、フレーム3から周方向に延びて設けられ糸・紐類4が巻回され る周設溝部5と、周設溝部5に巻回される糸・紐類4を巻包し、糸・紐類4を引 出す孔7を有する弾性巻包帯8(図4(a))とからなり、弾性巻包帯8は、糸・ 紐類4の巻戻しにあたり周設溝部5に沿って回転させるための摘み9を備えてい る。
【0012】 弾性巻包帯8は、図4に示すように、その端部を折畳み、孔7のある固定金具 で固定された摘み9を有している。この摘み9としては別素材を弾性巻包帯8に 固定しても好適である。更に、孔7も実施例に限定されず別法で穿設しても好適 である。 フレームから周方向に延びて設けられ糸・紐類4が巻回される周設溝部5は、 図1(e)に示すように、糸・紐類4が巻回される巻回面52、フレーム3の延 長部31および延長部31に並行な壁部51で構成されている。周設溝部5の巻 回面52に糸・紐類4が巻回され、糸・紐類4の上を、弾性を有する素材で作ら れた弾性巻包帯8が巻包し、図1(c)に示すように、糸・紐類4の終端が弾性 巻包帯8の孔7から引出される。
【0013】 軸1が挿通され軸方向に延びる軸挿通部2は、図1(f)に示すように、フレ ーム3で雄端21と雌端22とに二分され、雄端21は、フレーム3から外方に 向って広がった形状に成形され、雌端22はフレーム3から外方に向って狭まっ た形状で、複数個の糸・紐類巻取器を軸1を共有して連結使用するときに、旋回 自在に遊嵌連結されるよう成形されている。また、フレーム3の中心で軸1が挿 通される中心部32(図1(b)、(d))は、軸1の嵌着に適するよう雄端2 1の基部および雌端22の基部より径が小さい。
【0014】 更に、複数個の糸・紐類巻取器61、62、…6Nを軸1を共有して連結使用 するとき(図2)、巻取器61の口が広がった形状の雄端は、口が狭まった形状 の巻取器62の雌端に嵌挿可能なよう、巻取器6の雌端には切込み23が設けら れている(図1(a)、(b)、(f))。 本考案の糸・紐類巻取器では、巻回された糸・紐類4の上を弾性巻包帯8(図 4)が巻包している。弾性巻包帯8は弾性を有する素材、例えば周設溝部5に適 した巾のゴムひもで作られているので、巻回された糸・紐類4の上に弾性巻包帯 8を巻包するのは容易である。また、弾性巻包帯8は孔7を有するので、糸・紐 類4の終端をこの孔7に挿通し、図4(b)の矢印方向に糸・紐類4を必要な長 さ引出すことができる。
【0015】 一般に必要な長さ以上に糸・紐類4が引出されてしまうことが多い。そのまま にしておくと、捩れたり、汚れたり、他の糸・紐類とからまったりするので巻戻 す必要がある。巻戻すには、フレーム3の延長部31または延長部31に並行な 壁部51を軽く押えながら、摘み9を持ち、図4(c)の矢印方向に弾性巻包帯 8を周設溝部5に沿って回転させるだけでよい。
【0016】 更に軸挿通部2は、フレーム3から外方に向って広がった雄端21と、フレー ム3から外方に向って狭まり切込み23を備えた雌端22からなり、雌端22は 雄端21が旋回自在に遊嵌される構造なので、複数個の糸・紐類巻取器を軸を共 有して連結使用するとき、所望の巻取器の雄端は遊着した他の巻取器の雌端内を 回転し、所望の巻取器の雌端内では遊着された他の巻取器の雄端を回転させるの で、所望の巻取器のみが回転して孔7から所望の糸・紐類を繰り出しあるいは巻 き戻し、他の糸・紐類を巻回した糸・紐類巻取器には影響が及ばない。このため 複数個の糸・紐類巻取器を軸を共有して連結使用でき、各種糸・紐類は常時きち んと整理される。
【0017】 本考案の糸・紐類巻取器は、釣糸の巻き取りのみならず、太さ、材質、巾等が 釣糸とは異なる他の糸・紐類、例えば、荷造ひも、荷造テープ、ニクロム線等の ワイヤ類、光ファイバ、はんだ用線、包帯、装飾用リボン等、広範囲の糸・紐類 の巻取器として有用である。 巻き取られる糸・紐類の素材が釣糸のときには、弾性巻包帯8としてはゴムひ もが好適であるが、ゴムひもの代りにメリヤス織の繊維を使用する等、巻き取ら れる糸・紐類の素材に適した弾性のある材質が選択される。また、布リボンや包 帯等、すべりの悪い素材の場合には、ゴムひも等の内側にすべりを促す素材でコ ーティングを施すことが望ましい。
【0018】 また、包帯、リボンのような巾広の紐類を巻き取る際には、図3に示すように 、孔7も紐類の巾に合わせ広く形成され、従って、巻き取られる紐類の巾より広 巾の弾性巻包帯8が巻包されるため、巾広の紐類の繰り出し巻戻しに適するよう 周設溝部5には段差を設け、巻包帯巻包面80が形成される。 このように本考案の糸・紐類巻取器を使用すると、太さの異なる釣糸のスプー ルの連結だけでなく、ワイヤ類、光ファイバ、商店でパッケージ用に使用される 各色リボン類、荷造紐類、病院内における各種包帯等、多種類の糸・紐類を使用 する場において、作業効率の向上が計られる。
【0019】
【考案の効果】
以上の実施例からも明らかなように、本考案の糸・紐類巻取器によれば、糸・ 紐類を引出す孔を有し、周設溝部に沿って糸・紐類を巻包し、摘みを備え弾性を 有する弾性巻包帯が糸・紐類の上に巻包されるので、糸・紐類の巻戻しにあたり 弾性巻包帯の摘みを摘んで弾性巻包帯を回すことにより、繰り出し過ぎた糸・紐 類が容易に巻戻される。
【0020】 更に軸挿通部が、フレームから外方に向って広がった雄端と、フレームから外 方に向って狭まり切込みを備えた雌端からなり、雌端は雄端が旋回自在に遊嵌さ れる構造なので、複数個の糸・紐類巻取器を軸を共有して連結使用するとき、所 望の巻取器のみが回転して他の糸・紐類を巻回した糸・紐類巻取器に影響が及ば ず作業がしやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(c)とも、本考案における糸・紐類巻
取器の斜視図、(b)、(c)はそれぞれの正面図、
(e)は側面図、(f)はその要部を説明する図であ
る。
【図2】本考案における糸・紐類巻取器を複数個連結使
用する状態を説明する図である。
【図3】本考案における糸・紐類巻取器の他の実施例を
示す図である。
【図4】(a)は、本考案における糸・紐類巻取器の弾性
巻包帯の斜視図、(b)、(c)はその作用を示す図であ
る。
【図5】(a)、(b)は、従来の糸・紐類巻取器の斜視
図、(c)は側面図、(d)その要部を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1…軸 2…軸挿通部 21、2M…雄端 22、2F…雌端 23…切込み 3…フレーム 31…延長部 32…中心部 4…糸・紐類 5…周設溝部 51…壁部 52…巻回面 6、60…糸・紐類巻取器 7…孔 8…弾性巻包帯 80…巻包帯巻包面 9…摘み

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸(1)が挿通され軸方向に延びる軸挿通
    部(2)と、前記軸挿通部から径に方向に延びるフレー
    ム(3)と、前記フレームから周方向に延びて設けられ
    糸・紐類(4)が巻回される周設溝部(5)と、前記周
    設溝部に巻回される前記糸・紐類を巻包し前記糸・紐類
    を引出す孔(7)を有する弾性巻包帯(8)とからな
    り、前記弾性巻包帯は、前記糸・紐類の巻戻しにあたり
    巻回された前記糸・紐類上で回転させるための摘み
    (9)を備えていることを特徴とする糸・紐類巻取器。
  2. 【請求項2】前記軸挿通部(2)は前記フレーム(3)
    で雄端(21)と雌端(22)とに二分され、前記雄端
    は外方に向って広がり、前記雌端は、複数個の前記糸・
    紐類巻取器を前記軸を共有して連結使用するときに、他
    の糸・紐類巻取器の前記雄端が旋回自在に遊嵌連結され
    るよう外方に向って狭まり、前記外方に向って広がった
    雄端が前記外方に向って狭まった雌端に嵌挿されるよう
    切込み(23)を備えていることを特徴とする請求項1
    記載の糸・紐類巻取器。
JP5006393U 1993-09-14 1993-09-14 糸・紐類巻取器 Withdrawn JPH0719269U (ja)

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JP5006393U JPH0719269U (ja) 1993-09-14 1993-09-14 糸・紐類巻取器

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JP5006393U JPH0719269U (ja) 1993-09-14 1993-09-14 糸・紐類巻取器

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JPH0719269U true JPH0719269U (ja) 1995-04-07

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980305