JPH07192171A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】表示画面を用いて商品コードを入力でき、もっ
てスキャナを用いてバーコードを読取りした場合と同様
に商品登録を迅速かつ正確に行える取扱簡単で低コスト
の商品販売登録データ処理装置を提供する。 【構成】画面入力選択データを編集作成するために備え
た作成宣言手段２０Ｍと，画面入力データーテブル１３
ＩＤと，編集作成制御手段１１，１２と，画面入力選択
データ記憶制御手段１１，１２とを設けるとともに、画
面入力により商品登録するために備えた画面入力宣言手
段２０Ｉと，画面入力選択データ表示制御手段１１，１
２と，画面入力データ特定手段２０Ｓと，商品コード読
出制御手段１１，１２と，画面入力商品登録制御手段１
１，１２とを設け、各商品についてのバーコードを一度
だけ読取って商品コードを入力しかつ画面入力選択デー
タを編集作成しておく。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、商品コードを入力して
商品登録を行う商品販売登録データ処理装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】例えば、電子キャッシュレジスタ型の商
品販売登録データ処理装置は、制御部，商品コード入力
手段，表示器，プリンタ，ドロワ等を含み、商品販売登
録業務が実行可能に形成されている。

【０００３】この商品販売登録業務は、次のようにして
行われる。キャッシャーが顧客買上商品に係る商品コー
ドを商品コード入力手段によって入力する（図６のＳＴ
３０１）。すると、制御部（ＣＰＵ）は、商品データフ
ァイル（ＲＡＭ）を検索（ＳＴ３０２）して商品コード
に対応する商品データ（商品名，単価等）を読取り登録
ファイル（ＲＡＭ）に商品登録する（ＳＴ３０３）。こ
の商品データは、売上登録データとして、プリンタによ
ってレシート用紙に印字されかつ表示器に表示される
（ＳＴ３０４）。この商品登録は、顧客買上品の全てに
ついて実行される（ＳＴ３０５）。

【０００４】その後は、キーボード上の小計キーを押下
操作する。すると、合計金額等が求められ、これらも表
示器に表示されかつプリンタによってレシート用紙に印
字される。その後に、預り／現計キーを押下操作するこ
とにより釣銭等が算出され、自動開放されたドロワを用
いて金銭授受を含む精算が行われる。この際、プリンタ
からレシートが発行され、当該顧客に手渡される。

【０００５】ところで、上記商品コード入力手段は、ス
キャナまたはキーボードから形成されている。スキャナ
は、商品またはその包装に印刷や貼付けされたバーコー
ドをスキャニングして商品コードを読取り入力するもの
であるから、ワンタッチ式の簡単な操作で迅速に商品コ
ードを入力できる。一方、キーボードは、商品コードを
多数回のキー操作によって行うものであるから、熟練を
要しかつ比較的に多くの手間と時間を必要とし煩わし
く、ミス入力の発生も多い。したがって、スキャナを用
いて商品コードを入力するのが一般的でかつ有利であ
る。

【０００６】しかしながら、特売品や単価変更の頻繁な
商品を販売する場合、さらには例えば宅配便を取扱う場
合等々にあっては、予め各商品等にバーコードを印刷し
たり貼付したりすることが難しいケースが多々に生ず
る。だからと言って、かかる場合にその全てをキーボー
ドを用いての入力に切替えると、上記問題点がさらに拡
大しかつ業務能率が著しく低下してしまう。

【０００７】そこで、従来は図７に示すように台紙１０
０上に、販売対象とする商品名とそのバーコードＢＣと
を対応させて印刷または貼付しておき、そのバーコード
ＢＣをスキャナで読取って当該商品コードを入力（図６
のＳＴ３０１）していた。これによれば、商品またはそ
の包装に付されたバーコードを読取る場合に比較してよ
り迅速かつ容易に商品コード入力できる。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】しかし、この台紙方式
によると、短期的には問題が少いが、長期的かつ安定的
に商品コードを入力することができないとの指摘があ
る。すなわち、店内繁忙期を過ぎるとバーコードが汚れ
たりその一部が欠落したりするので読取りミスが生じる
という問題である。台紙１００が折れてしまったり、台
紙１００上に商品から流れ出た液汁等が付着した場合も
同様である。さらに、大規模店舗では、同一バーコード
を貼付けた多数枚の同一台紙１００を調達するためのコ
ストが増大し、かつその保管管理が難しい。

【０００９】本発明の目的は、表示画面を用いて商品コ
ードを入力でき、もってスキャナを用いてバーコードを
読取りした場合と同様に商品登録を迅速かつ正確に行え
る取扱簡単で低コストの商品販売登録データ処理装置を
提供することにある。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明は、商品コード入
力手段としてスキャナが具備されていることに着目し、
各商品についてのバーコードを一度だけ読取りして記憶
させかつこれら画面入力データを表示可能で選択特定便
宜な画面入力選択データに編集作成して記憶させてお
き、商品登録の際はその画面入力選択データを表示器に
表示させ、簡単な操作で元の画面入力データを選択特定
する。つまり、画面入力をバーコードをスキャンした場
合と同様に取扱って商品コードを入力できるように構成
し、前記目的を達成する。

【００１１】すなわち、本発明に係る商品販売登録デー
タ処理装置は、商品ファイルを検索して入力された商品
コードに対応する商品データを求め、この商品データを
用いて商品登録するように形成された商品販売登録デー
タ処理装置において、画面入力選択データを作成する旨
の宣言を行う作成宣言手段と、画面入力選択データ作成
の宣言がなされていることを条件に順次に各バーコード
を読取って入力された各商品コードを含む複数の画面入
力データを記憶する画面入力データテーブルと，この画
面入力データテーブルに記憶されている複数の画面入力
データを検索読出して表示器に表示可能で選択特定便宜
な画面入力選択データに編集作成する編集作成制御手段
と，編集作成された画面入力選択データを画面入力選択
データファイルに記憶する画面入力選択データ記憶制御
手段とを設けるとともに、画面入力する旨のを宣言する
画面入力宣言手段と，画面入力宣言がなされていること
を条件に該画面入力選択データファイルから読出した画
面入力選択データを該表示器に表示する画面入力選択デ
ータ表示制御手段と，表示された画面入力選択データの
中から任意の画面入力データを選択特定する画面入力デ
ータ特定手段と，該画面入力データテーブルを検索して
選択特定された画面入力データに対応する商品コードを
読出す商品コード読出制御手段と，読出された商品コー
ドを用いて前記商品登録を行う画面入力商品登録制御手
段とを設けた、ことを特徴とする。

【００１２】

【作用】上記構成による本発明の場合、まず画面入力選
択データを編集作成記憶する。すなわち、作成宣言手段
を用いてその宣言をしてから、バーコードを読取って商
品コードを入力し、その画面入力データを画面入力デー
タテーブルに記憶する。画面入力データには、商品コー
ド（バーコード）の他に例えば商品名等の識別符号が含
まれる。商品コード入力が終了すると、編集作成制御手
段が働き、画面入力データテーブルに記憶されていた画
面入力データを編集して表示器に表示可能で選択特定便
宜な画面入力選択データを作成する。すると、画面入力
選択データ記憶制御手段が、編集作成された画面入力選
択データを画面入力選択データファイルに記憶する。

【００１３】かくして、画面入力宣言手段を用いて画面
入力を宣言することにより商品コードを入力することが
できる。すなわち、画面入力宣言があると、画面入力選
択データ表示制御手段が画面入力選択データファイルか
ら読出した画面入力選択データを表示器に表示する。こ
こに、キャッシャーが画面入力データ特定手段を用いて
表示された画面入力選択データの中から任意の画面入力
データを選択特定する。すると、商品コード読出制御手
段が、画面入力データテーブルを検索して選択特定され
た画面入力データに対応する商品コードを読取る。ま
た、画面入力商品登録制御手段は、読出された商品コー
ドを用いて、スキャナ等を用いて商品登録する場合と同
様に取扱い、商品登録する。

【００１４】したがって、表示された画面入力選択デー
タの中から任意の画面入力データを、例えばキー操作に
よりその識別符号を選択特定するだけで、バーコードを
スキャニングした場合と同様に、商品コードを迅速かつ
正確に入力して商品登録をすることができる。

【００１５】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本商品販売登録データ処理装置は、図１に示す如
く、基本的構造が電子キャッシュレジスタ１０とされ、
かつ画面入力選択データを編集作成するために備えた作
成宣言手段２０Ｍと，画面入力データーテブル１３ＩＤ
と，編集作成制御手段（１１，１２）と，画面入力選択
データ記憶制御手段（１１，１２）とを設けるととも
に、画面入力により商品登録するために備えた画面入力
宣言手段２０Ｉと，画面入力選択データ表示制御手段
（１１，１２）と，画面入力データ特定手段２０Ｓと，
商品コード読出制御手段（１１，１２）と，画面入力商
品登録制御手段（１１，１２）とを設け、各商品につい
てのバーコードを一度だけ読取って商品コードを入力し
かつ画面入力選択データを編集作成しておけば、後に表
示した画面入力選択データの中から任意の画面入力デー
タを簡単な操作で選択特定するだけで各商品コードを画
面入力できかつそれによりスキャナ１９でバーコードを
スキャニングした場合と同様に商品登録できるように構
成されている。

【００１６】図１において、電子キャッシュレジスタ１
０は、ＣＰＵ１１，ＲＯＭ１２，ＲＡＭ１３，時計回路
１４，スキャナ１９（スキャナ回路１５），キーボード
２０（キーボード回路１６），表示器２１（表示制御回
路１７），入出力ポート（Ｉ／Ｏ）１８を介して接続さ
れたプリンタ２２（プリンタ駆動回路２４）およびドロ
ワ２３（ドロワ開放装置２５），データ通信用のインタ
ーフェース２９等を含み、商品コード入力手段（スキャ
ナ１９，キーボード２０）を用いて従来例（図６）と同
じ商品登録（図４のＳＴ３０）と精算とを含む商品販売
登録業務を行える。

【００１７】ＲＡＭ１３の一部記憶エリアには、商品フ
ァイル１３Ｆと登録ファイル１３Ｒとが形成されてい
る。インターフェース２９は、データ通信回線１を介し
て、他の複数の電子キャッシュレジスタ（図示省略）お
よび上位機器（例えば、ストアコントローラ）と相互に
データ通信可能に接続するものである。また、キーボー
ド２０上の画面入力表示要求キー２０Ｄを押下操作（図
４のＳＴ１０のＹＥＳ）すると、図５（Ａ）に示した
〔（＊画面入力＊）と（１．商品登録業務）と（２．画
面入力選択データ作成）〕とが、表示器２１の画面２１
Ｓ上に表示（ＳＴ１１）されるものと形成されている。
この段階では、図５（Ａ）中の（ａ，Ｇ１），（ｂ，Ｇ
２），…等は、未だ表示されない。

【００１８】さて、画面入力選択データ作成のために設
けられた作成宣言手段２０Ｍは、キーボード２０上に設
けられ、この実施例の場合は、図５（Ａ）に示す画面２
１Ｓに表示された（２．画面入力選択データ作成）の項
目（“２．”）を選択して、その宣言を行う（図４のＳ
Ｔ１２のＹＥＳ）。この画面入力選択データの作成宣言
は、ＣＰＵ１１によってＲＡＭ１３のワークエリアに一
部記憶される。

【００１９】また、画面入力データテーブル１３ＩＤ
は、ＲＡＭ１３の一部記憶エリアから形成され、図２に
示すように複数の画面入力データを記憶する。すなわ
ち、宣言をした後にキャッシャーがスキャナ１９を用い
て対象商品に対応するバーコードをスキャニング（読取
り）して商品コードを入力（ＳＴ１３のＹＥＳ）する
と、ＣＰＵ１１が商品コード（バーコード）を含む画面
入力データを図２に示す画面入力データテーブル１３Ｉ
Ｄに記憶する（ＳＴ１４）。

【００２０】ここに、画面入力データとは、上記の通り
商品コード（バーコード）の他に、いわゆる見出しとし
ての識別符号（商品名等）を含む。つまり、詳細後記の
画面入力選択データから画面入力データを選択特定する
ための便宜上のデータである。すなわち、この実施例で
は、グループ名（Ｇ）を特定してからスキャニングによ
り商品コード（バーコード）を入力（ＳＴ１３のＹＥ
Ｓ）すると、ＣＰＵ１１は商品ファイル１３Ｆを検索し
てその商品コードに対応する商品データ（商品名，単
価）を読出しつつ画面入力データ〔バーコード（商品コ
ード）と識別符号としての商品名および単価〕を作成し
て画面入力データテーブル１３ＩＤに記憶（ＳＴ１４）
するとともに、表示器２１（２１Ｓ）に表示する（ＳＴ
１５）。表示形態としては、図５（Ａ）に〔 〕で囲っ
たようにそのグループＧ（例えば、ａ，Ｇ１）に対応さ
せた右側に表示する。

【００２１】かくして、例えば、グループＧ１を指定し
てから、商品名Ａ１，Ｂ１，Ｃ１，Ｄ１，Ｅ１，Ｆ１に
ついての６個の商品コード（バーコード）を入力終了
（ＳＴ１３のＹＥＳ，ＳＴ１６のＹＥＳ）した時点にお
ける画面入力データテーブル１３ＩＤには、図２に示す
如く、グループ名（Ｇ１），商品数（６）および複数
（６つ）の画面入力データ〔（バーコード，商品名Ａ
１，単価１００）、（バーコード，商品名Ｂ１，単価６
００）、……〕が記憶される。以下、グループ名Ｇ２，
Ｇ３，Ｇ４，…等についても同様である。入力終了（Ｓ
Ｔ１６のＹＥＳ）は、キーボード２０上の終了キー２０
Ｅによる。

【００２２】次に、編集作成制御手段は、画面入力デー
タテーブル１３ＩＤに記憶されている複数の画面入力デ
ータを検索読出して前記表示器２１（画面２１Ｓ）に表
示可能で選択特定便宜な画面入力選択データを編集作成
する手段で、ＣＰＵ１１とＲＯＭ１２とから形成され図
４のＳＴ１７，１８で作成される。この実施例では、各
グループＧごとに行う。

【００２３】すなわち、例えば、グループＧ１について
の複数（６つ）の商品コードの入力が終了（ＳＴ１６の
ＹＥＳ）すると、ＣＰＵ１１は図２に示す画面入力デー
タテーブル１３ＩＤからその画面入力データを読取り
（ＳＴ１７）して、図３，図５（Ｂ）に示すような画面
入力選択データを編集作成する。この実施例では、商品
数（６）を基に図５（Ｂ）に示すように画面２１Ｓに２
段３列の６ブロックとなるように区画し、かつ各ブロッ
ク内にその識別符号としての商品名（例えば、Ａ１）お
よび単価（１００）と、その特定番号（１．）とを表示
できるように編集している。このようにして編集作成さ
れた画面入力選択データは、図３に示すＲＡＭ１３の一
部記憶エリアに形成された画面入力選択データファイル
１３ＳＤに、画面入力選択データ記憶制御手段（ＣＰＵ
１１，ＲＯＭ１２）によって記憶される（ＳＴ１９）。

【００２４】なお、図３では、各画面入力選択データを
理解容易化および説明便宜のために図５（Ｂ）に示す表
示状態と対応させて記載してあるが、その記憶方法は限
定されない。例えば、ビットデータでもよい。要は、表
示器２１の画面２１Ｓに図５（Ｂ）に示すように表示で
きればよい。

【００２５】次に、画面入力によって商品登録するため
に備えられた画面入力宣言手段２０Ｉは、キーボーッド
２０上に設けられ、この実施例の場合は図５（Ａ）に示
す画面２１Ｓに表示された（１．商品登録業務）の項目
（１．）を選択して画面入力宣言を行う（図４のＳＴ２
０のＹＥＳ）。なお、この宣言を行わない場合（ＳＴ２
０のＮＯ）は、スキャナ１９またはキーボード２０を用
いた従来例（図６）の場合と同様な商品登録処理（ＳＴ
３０）ができる。

【００２６】また、画面入力選択データ表示制御手段
は、画面入力宣言がなされていることを条件（ＳＴ２０
のＹＥＳ）に、図３に示す画面入力選択データファイル
１３ＳＤから読出した画面入力選択データを表示器２１
（画面２１Ｓ）に表示する制御手段で、ＣＰＵ１１，Ｒ
ＯＭ１２とから形成され図４のＳＴ２２，２３で実行さ
れる。特定されたグループごと（ＳＴ２１のＹＥＳ）に
表示される。

【００２７】画面入力データ特定手段２０Ｓは、キーボ
ード２０上に設けられ、図５（Ｂ）に示すように表示さ
れた画面入力選択データの中から任意の画面入力データ
を特定する（ＳＴ２４のＹＥＳ）。例えば、商品名Ａ１
を特定する場合は、図５（Ｂ）で左上側の画面入力デー
タ〔（１．），（商品名Ａ１），（単価１００）〕をそ
の項目（“１”）を選択して特定する。

【００２８】商品コード読出制御手段は、画面入力デー
ターテブル１３ＩＤを検索（ＳＴ２５）して選択特定
（ＳＴ２４のＹＥＳ）された画面入力データに対応する
商品コード（バーコード）を読出す手段で、ＣＰＵ１１
とＲＯＭ１２とからなり図４のＳＴ２５で実行される。
丁度スキャナ１９を用いてバーコードをスキャンして商
品コードを入力したと同様に取扱ってＲＡＭ１３のワー
クエリアに一時記憶する。

【００２９】ここに、画面入力商品登録制御手段は、こ
のようにして読出された商品コードを用いて商品登録す
る手段で、ＣＰＵ１１とＲＯＭ１２とから形成され図４
のＳＴ２６で実行される。これによる登録データとして
の商品データ（例えば、商品名Ａ１，単価１００）は表
示器２１（２１Ｓ）に表示される（ＳＴ２７）。同一グ
ループ（Ｇ１）について終了する場合は、終了キー２０
Ｅを押下操作（ＳＴ２８のＹＥＳ）すればよい。

【００３０】次に、この実施例の作用を説明する。 （画面入力選択データの作成）キーボード２０上の画面
入力表示要求キー２０Ｄを押下操作（図４のＳＴ１０の
ＹＥＳ）すると、ＣＰＵ１１は図５（Ａ）に示す表示器
２１の画面２１Ｓに入力画面〔（＊画面入力＊）と
（１．商品登録業務）と（２．画面入力選択データ作
成）〕を表示する（ＳＴ１１）。そこで、作成宣言手段
２０Ｍを用いてその項目（“２”）を選択して作成宣言
を行う（ＳＴ１２のＹＥＳ）。

【００３１】今、グループＧ１を指定して商品名Ａに係
るバーコード（商品コード）をスキャナ１９を用いて入
力（ＳＴ１３のＹＥＳ）すると、ＣＰＵ１１は商品ファ
イル１３Ｆを検索してその識別符号（商品名Ａ１，単価
１００）を求め、画面入力データ〔バーコード，商品名
Ａ１，単価１００〕を生成するとともにこの画面入力デ
ータを図２に示す画面入力データテーブル１３ＩＤに記
憶する（ＳＴ１４）。この段階では、グループ名欄に
“Ｇ１”が記憶され、画面入力データ欄に“バーコー
ド，商品名Ａ１，単価１００”が記憶される。商品数欄
は、“１”である。また、ＣＰＵ１１は、この識別符号
（商品名Ａ１，単価１００）を図５（Ａ）のグループ
（ａ，Ｇ１）の右側に表示する（ＳＴ１５）。確認便宜
のためである。

【００３２】以下、同様にして、商品名Ｂ〜商品名Ｆま
での残り５個のバーコードをスキャナ１９を用いて順次
に入力する（ＳＴ１３〜１６）。したがって、終了キー
２０Ｅを押下操作（ＳＴ１６のＹＥＳ）した時点におけ
る画面入力データテーブル１３ＩＤには、図２に示す如
く、グループ名欄に“Ｇ１”、商品数欄“６”、画面入
力データ欄に〔“バーコード，商品名Ａ１，単価１０
０”、“バーコード，商品名Ｂ１，単価２００”、…
…〕が記憶されている。

【００３３】ここに、編集作成制御手段（１１，１２）
は、図２に示す画面入力データテーブル１３ＩＤを検索
してグループＧ１内の商品数（“６”）と各画面入力デ
ータ（ここでは、各商品名と各単価）とを読出（ＳＴ１
７）し、表示器２１（２１Ｓ）に表示可能で選択特定便
宜な画面入力選択データに編集作成する（ＳＴ１８）。
すると、画面入力選択データ記憶制御手段（１１，１
２）が、編集作成されたグループＧ１の画面入力選択デ
ータを図３に示す画面入力選択データファイル１３ＳＤ
に記憶する（ＳＴ１９）。

【００３４】以下、各グループＧ１，Ｇ２，…について
も同様に作成する。

【００３５】（画面入力による商品登録業務）画面入力
表示要求キー２０Ｄを押下操作（図４のＳＴ１０のＹＥ
Ｓ）して図５（Ａ）に示す入力画面が表示された状態
（ＳＴ１１）において、画面入力宣言手段２０Ｉを用い
て画面入力宣言を行う（ＳＴ２０のＹＥＳ）。そして、
キーボード２０を用いて例えばグループＧ１を特定する
（ＳＴ２１のＹＥＳ）。

【００３６】すると、画面入力選択データ表示制御手段
（１１，１２）が、図３に示す画面入力選択データファ
イル１３ＳＤから当該グループＧ１の画面入力選択デー
タを読出（ＳＴ２２）して、表示器２１の画面２１Ｓに
表示する（ＳＴ２３）。図５（Ｂ）に示すように表示さ
れる。

【００３７】かくして、画面入力データ特定手段２０Ｓ
を用いて表示された画面入力選択データの中から任意の
画面入力データ、例えば商品名Ａ１，単価１００を選択
特定する。その項目（“１”）を選択して行う（ＳＴ２
４のＹＥＳ）。

【００３８】これにより、商品コード読出制御手段（１
１，１２）は、図２に示す画面入力データテーブル１３
ＩＤを検索して選択特定された画面入力データ（商品名
Ａ１，単価１００）に対応する商品コード（バーコー
ド）を読出す（ＳＴ２５）。つまり、スキャナ１９を用
いて当該バーコードを読取った場合と同様に、当該商品
コードをＲＡＭ１３のワークエリアに一時記憶する。

【００３９】すると、画面入力商品登録制御手段（１
１，１２）が読出された商品コードを用いて、つまりそ
のバーコードをスキャンした場合と同様に、商品登録す
る（ＳＴ２６）。この際、この実施例では画面入力デー
タテーブル１３ＩＤに商品コードのみならず識別符号と
しての商品名，単価も記憶されているので、商品ファイ
ル１３Ｆを検索しなくとも商品データ（商品名Ａ１，単
価１００）を求められるから、一段と迅速に商品登録で
きる。

【００４０】この商品データは、表示（ＳＴ２７）され
る。終了キー２０Ｅを押下操作（ＳＴ２８のＹＥＳ）す
ることにより、グループＧ１内の任意商品についての商
品登録が終了する。他のグループについて行う場合は、
ＳＴ２１でそのグループを特定してから同様に行う。

【００４１】また、画面入力宣言手段２０Ｉを押下操作
（ＳＴ２０）しなければ、スキャナ１９乃至キーボード
２０を用いての通常の商品登録ができる（ＳＴ３０）。
なお、画面入力を選択しない場合（ＳＴ１０のＮＯ）
は、他の処理（ＳＴ４０）となる。

【００４２】しかして、この実施例によれば、画面入力
選択データを編集作成するために備えた作成宣言手段２
０Ｍと，画面入力データーテブル１３ＩＤと，編集作成
制御手段（１１，１２）と，画面入力選択データ記憶制
御手段（１１，１２）とを設けるとともに、画面入力に
より商品登録するために備えた画面入力宣言手段２０Ｉ
と，画面入力選択データ表示制御手段（１１，１２）
と，画面入力データ特定手段２０Ｓと，商品コード読出
制御手段（１１，１２）と，画面入力商品登録制御手段
（１１，１２）とを設け、各商品についてのバーコード
を一度だけ読取って商品コードを入力しかつ画面入力選
択データを編集作成しておけば、後に表示した画面入力
選択データの中から任意の画面入力データを選択特定す
るだけで各商品コードを画面入力できかつそれによりス
キャナ１９でバーコードをスキャニングした場合と同様
に商品登録できるように構成されているので、バーコー
ドが貼付けられていない商品について従来台紙１００を
用いなくともかつその都度にスキャナ１９を用いてバー
コードをスキャニングしなくとも、簡単な操作による画
面入力により商品コードの入力とその商品登録を迅速か
つ正確に行え、かつ低コストで具現化できる。

【００４３】また、画面入力データは、スキャナ１９を
用いて実際のバーコードを読取って作成されるので、商
品コードを正確かつ迅速に入力できかつ各商品について
は一度だけ読取ればよいので利用性が広い。

【００４４】また、画面入力データには、画面入力選択
データの編集作成に備えその識別符号（商品名，単価）
を含めたものとされているので、表示可能で選択特定便
宜な画面入力選択データを簡単に作成できる。

【００４５】また、編集作成制御手段（１１，１２）が
画面入力データの商品数を勘案して画面入力選択データ
を編集作成するものと形成されているので、画面入力に
よる商品登録をより迅速かつ正確に行える。

【００４６】また、画面入力データテーブル１３ＩＤ
は、複数のグループごとの画面入力データを記憶可能と
されているので、適用性が広い。

【００４７】また、画面２１Ｓに表示された画面入力選
択データの項目を選択特定するだけで当該バーコードを
読取った場合と同様に取扱うので、商品コードの入力が
より簡単である。

【００４８】また、画面入力表示要求をした場合に、図
５（Ａ）に示すように（１．商品登録業務）と（２．画
面入力選択データ作成）とが表示されるものと形成され
ているので、取扱いが容易である。

【００４９】さらに、電子キャッシュレジスタ１０がデ
ータ通信回線１を介して他の電子キャッシュレジスタ
（１０）および上位機器（ストアコントローラ）と接続
されているので、入力した画面入力データおよび編集作
成した画面入力選択データを他機においてもそのまま利
用することが可能となる。

【００５０】

【発明の効果】本発明によれば、画面入力選択データを
編集作成するために備えた作成宣言手段と，画面入力デ
ーターテブルと，編集作成制御手段と，画面入力選択デ
ータ記憶制御手段とを設けるとともに、画面入力により
商品登録するために備えた画面入力宣言手段と，画面入
力選択データ表示制御手段と，画面入力データ特定手段
と，商品コード読出制御手段と，画面入力商品登録制御
手段とを設け、各商品についてのバーコードを一度だけ
読取って商品コードを入力しかつ画面入力選択データを
編集作成しておけば、後に表示した画面入力選択データ
の中から任意の画面入力データを選択特定するだけで各
商品コードを画面入力できかつそれによりスキャナでバ
ーコードをスキャニングした場合と同様に商品登録でき
るように構成されているので、バーコードが貼付けられ
ていない商品について従来台紙を用いなくともかつその
都度にスキャナを用いてバーコードをスキャニングしな
くとも、簡単な操作による画面入力により商品コードの
入力とその商品登録を迅速かつ正確に行え、かつ低コス
トで具現化できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例を示す全体構成図である。

【図２】同じく、画面入力データテーブルを説明するた
めの図である。

【図３】同じく、画面入力選択データファイルを説明す
るための図である。

【図４】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。

【図５】同じく、入力画面と画面入力選択データとの各
表示状態を説明するための図である。

【図６】従来の商品登録動作を説明するためのフローチ
ャートである。

【図７】従来例によるバーコード読取りとその問題点を
説明するための図である。

【符号の説明】

１ データ通信回線 １０ 電子キャッシュレジスタ（商品販売登録データ処
理装置） １１ ＣＰＵ（編集作成制御手段，画面入力選択データ
記憶制御手段，画面入力選択データ表示制御手段，商品
コード読出制御手段，画面入力商品登録制御手段） １２ ＲＯＭ（編集作成制御手段，画面入力選択データ
記憶制御手段，画面入力選択データ表示制御手段，商品
コード読出制御手段，画面入力商品登録制御手段） １３ ＲＡＭ １３Ｆ 商品ファイル １３Ｒ 登録ファイル １３ＩＤ 画面入力データテーブル １３ＳＤ 画面入力選択データファイル １９ スキャナ ２０ キーボード ２０Ｍ 作成宣言手段 ２０Ｉ 画面入力宣言手段 ２０Ｓ 画面入力データ特定手段 ２０Ｅ 終了キー ２１ 表示器 ２１Ｓ 画面 ２２ プリンタ ２３ ドロワ １００ 台紙

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 商品ファイルを検索して入力された商品
   コードに対応する商品データを求め、この商品データを
   用いて商品登録するように形成された商品販売登録デー
   タ処理装置において、 画面入力選択データを作成する旨の宣言を行う作成宣言
   手段と，画面入力選択データ作成の宣言がなされている
   ことを条件に順次に各バーコードを読取って入力された
   各商品コードを含む複数の画面入力データを記憶する画
   面入力データテーブルと，この画面入力データテーブル
   に記憶されている複数の画面入力データを検索読出して
   表示器に表示可能で選択特定便宜な画面入力選択データ
   に編集作成する編集作成制御手段と，編集作成された画
   面入力選択データを画面入力選択データファイルに記憶
   する画面入力選択データ記憶制御手段とを設けるととも
   に、画面入力する旨のを宣言する画面入力宣言手段と，
   画面入力宣言がなされていることを条件に該画面入力選
   択データファイルから読出した画面入力選択データを該
   表示器に表示する画面入力選択データ表示制御手段と，
   表示された画面入力選択データの中から任意の画面入力
   データを選択特定する画面入力データ特定手段と，該画
   面入力データテーブルを検索して選択特定された画面入
   力データに対応する商品コードを読出す商品コード読出
   制御手段と，読出された商品コードを用いて前記商品登
   録を行う画面入力商品登録制御手段とを設けた、ことを
   特徴とする商品販売登録データ処理装置。