JPH07191665A - 鍵盤楽器 - Google Patents

鍵盤楽器

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Publication number
JPH07191665A
JPH07191665A JP5347216A JP34721693A JPH07191665A JP H07191665 A JPH07191665 A JP H07191665A JP 5347216 A JP5347216 A JP 5347216A JP 34721693 A JP34721693 A JP 34721693A JP H07191665 A JPH07191665 A JP H07191665A
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JP
Japan
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hammer
string
striking
strings
keyboard
Prior art date
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Application number
JP5347216A
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English (en)
Inventor
Toshio Tajima
利雄 田島
Shinya Koseki
信也 小関
Kiyoshi Kawamura
潔 河村
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常演奏時と非打弦演奏時の何れにおいても
良好な鍵タッチ感を得るようにする。 【構成】 ハンマーアッセンブリ13の上方に阻止手段
61を配設する。阻止手段61は、非打弦演奏時にハン
マーシャンク25の運動範囲内に介装されることによ
り、ハンマー38が打弦する直前にハンマーシャンク2
5の回動を停止させる。さらに、第1の減音手段63と
第2の減音手段64を弦3の上下に配設し、非打弦演奏
時のこれらを弦3に当接させ、弦3の振動を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鍵盤に連動して動作
し弦を打撃するアクション機構を備えた鍵盤楽器に関
し、特にハンマーによって弦を打撃する通常演奏と、打
弦直前にハンマーを停止させ弦を打撃しない非打弦演奏
を選択的に切り替えることができるようにした鍵盤楽器
に関する。
【0002】
【従来の技術】鍵盤の押鍵操作に連動して動作するアク
ション機構によって弦を打撃するグランドピアノ、アッ
プライトピアノ等の鍵盤楽器においては、演奏音量が大
きいことから、演奏音量を選択的に小さくする弱音機構
を備えている。この弱音機構は、グランドピアノの場
合、ペダル操作によってアクション機構全体を鍵盤筬と
共に鍵盤の並設方向に移動させ、ハンマーが打撃する弦
の本数を減ずることで演奏音の弱音化を図っている。一
方、アップライトピアノにおいてはペダル操作によって
マフラーフェルトを弦とハンマーとの間に選択的に介在
させるかもしくはハンマーアッセンブリを初期位置に係
止するハンマーレールを弦側に移動させて弦とハンマー
との距離を短縮することにより、ハンマーの弦に対する
打撃力を弱め、演奏音の弱音化を図っている。
【0003】また、最近では楽器の多様化に伴い、例え
ば米国特許第2,250,065号に記載されているよ
うに打弦音を完全に発生させないようにする鍵盤楽器が
提案されている。この鍵盤楽器は、グランドピアノにお
いて、打弦音を発生させない非打弦演奏時にハンマーア
ッセンブリを予め持ち上げておき、押鍵操作時にジャッ
クがハンマーアッセンブリを突き上げないようにするこ
とにより、ハンマーが弦を打撃せず、打弦音を発生させ
ない演奏(消音演奏)を実現できるようにしたものであ
る。そして、このような鍵盤楽器に、自動演奏ピアノに
用いられるキーセンサ、ハンマーセンサ等のセンサを組
み込んでおくことにより、消音しない通常演奏時(弱音
演奏時も含む)においては自然ピアノの演奏を楽しむこ
とができ、非打弦演奏時にはセンサによって楽音制御回
路を制御し電子音を発生させる電子ピアノの演奏を楽し
むことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た米国特許第2,250,065号による鍵盤楽器は非
打弦演奏時に予めハンマーアッセンブリを持ち上げてお
くので、押鍵操作してもジャックがハンマーアッセンブ
リを突き上げず、また、ジャックがハンマーアッセンブ
リから脱進することがないため、通常演奏時の鍵タッチ
感が得られないという欠点があった。
【0005】そこで、本出願人は通常演奏時にはハンマ
ーによる打弦を阻止せず、非打弦演奏時にハンマーが打
弦する直前にハンマーシャンクの回動を阻止する阻止手
段を設けることにより、通常演奏と、非打弦演奏の切り
替えを可能にした鍵盤楽器を提案した(特願平4−21
5400号)。しかしながら、このような鍵盤楽器にお
いては鍵のタッチをある程度犠牲にしなければならない
という問題があった。すなわち、打弦音を完全に発生し
ないようにするためには、ストッパにおいてハンマーの
回動が停止された時点におけるハンマーと弦との距離
は、部材の撓み等を考慮すると、例えば10mm程度必
要であり、言い換えると、ハンマーと弦との距離が10
mm程度になった時にハンマーの回動を阻止するように
ストッパが設けられていた。このとき、ハンマーの「接
近」(ハンマーがジャックからの突上げ力を受けなくな
り自由回転運動を始めるときのハンマーの打弦面と弦と
の間の距離)を従来のピアノと同じ(低音域3mm、中
音域2.5mm、高音域2mm)にした場合、ジャック
がバットの下部から脱進する前に、ジャックおよびスト
ッパによってバットが挟み込まれて止まってしまい、ピ
アノ的な演奏(例えば連打)ができなくなる。これを防
止するためにはジャック小とレギュレチングボタンとの
距離を短縮してジャックの脱進時期を早めに調整し、ハ
ンマーの接近を通常より広く、例えば10mm以上にし
なければならない。すると、鍵のタッチが少し浅く感じ
るようになる。また、早めの脱進によりジャックのバッ
トに対する供給エネルギが減少するため、通常演奏時の
ハンマーの衝撃力も弱くなり、打弦による音色がややソ
フトになってしまう。
【0006】したがって、この発明は上記したような従
来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とすると
ころは、従来のピアノと等と同様の良好な鍵タッチ感を
得ることができる非打弦演奏可能な鍵盤楽器を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、弦を打撃するハンマーアッセンブリ、
打弦動作時にハンマーアッセンブリを突き上げるジャッ
ク、打弦動作途中でジャックをハンマーアッセンブリか
ら脱進させるレギュレチングアッセンブリ等からなり、
鍵盤の押鍵操作に連動して動作することによりハンマー
が弦を打撃するアクション機構を備えた鍵盤楽器におい
て、通常演奏時にはハンマーによる打弦を阻止せず、非
打弦演奏時にハンマーが打弦する直前にアクション機構
のハンマーシャンクの回動を阻止する阻止手段と、弦に
対して当接・離間自在に配設され、非打弦演奏時に弦の
ハンマーによって打撃される部位に当接される第1の減
音手段と、同じく非打弦演奏時に前記弦に前記第1の減
音手段とは反対側から、かつ前記ハンマーによって打撃
される部位とは異なった部位に当接される第2の減音手
段と、を備えたものである。
【0008】
【作用】この発明において、阻止手段は非打弦演奏時に
ハンマーが打弦する直前にハンマーシャンクの回動を阻
止する。この場合、ハンマーの接近を通常演奏時の接近
と略等しくしておくと、鍵のタッチ感を通常演奏時と同
じにすることができる反面、ハンマーの撓みによりハン
マーが弦を打撃するおそれがある。そこで、非打弦演奏
時に第1の減音手段を弦に当接させておくと、ハンマー
が弦を直接打撃せず、また、第1,第2の減音手段が弦
の振動を阻止し、非打弦演奏を可能にする。
【0009】
【実施例】以下、この発明を図面に示す実施例に基づい
て詳細に説明する。図1はこの発明をグランドピアノに
適用した場合の一実施例を示すアクション機構部の側断
面図、図2は阻止手段とその切替手段の斜視図、図3は
阻止手段の取付構造を示す斜視図、図4は第1の減音手
段の取付構造を示す側面図、図5は要部側断面図であ
る。図1において、棚板1上には鍵盤筬2が配設されて
おり、その上に各音高の弦3に対応する、白鍵4Aと黒
鍵4Bとからなる88鍵全ての鍵盤4が、その略中央部
をバランスキーピン5により上下揺動自在に支持されて
配設されている。各音高の弦3は、鍵盤4の上方に配設
されたフレーム6に不図示のチューニングピンとフレー
ムピンを介して略水平に張設されている。弦3の下方に
は全ての弦3に対して共通に延在するサポートレール7
が鍵盤4の後端部上方に位置して横断延設されており、
このサポートレール7に鍵盤4に連動して動作し対応す
る弦3を打撃するアクション機構8が配設され、またそ
の後方には通常弦3の自由振動を阻止し、打弦時に弦3
を解放するダンパー機構9が配設されている。前記サポ
ートレール7は、棚板1上に不図示のアクション台を介
して鍵盤4の配列方向に並設された複数個、例えば3〜
4つのブラケット10の後端部上面に略水平に設置固定
されることにより、全てのブラケット10を連結してい
る。また、これらのブラケット10は、その前端部上面
に同じく全ての鍵盤4に対して共通に延在するよう横断
延設されたシャンクレール11によっても互いに連結さ
れている。そして、このブラケット10は、鍵盤筬2と
共に左右方向に移動可能とされており、弱音演奏時に楽
器本体の下部に配設されたシフトペダル(図示せず)の
踏み込み操作によって前記鍵盤筬2と一体に鍵盤4の並
設方向に移動されるよう構成されている。
【0010】前記アクション機構8は、鍵盤4の押鍵操
作によって回動されるウイペン12と、弦3を打撃する
ハンマーアッセンブリ13と、押鍵操作に伴いウイペン
12と共に上昇し前記ハンマーアッセンブリ13を突き
上げ回動させるジャック14と、打弦動作後ハンマーア
ッセンブリ13を受け止め初期位置に復帰させるレペテ
ィションレバー15と、打弦動作時に前記ジャック14
をハンマーアッセンブリ13から一時的に脱進させるレ
ギュレチングアッセンブリ16等で構成されている。
【0011】前記ウイペン12は、前記サポートレール
7に固定されたサポートフレンジ17の上端に基端部
(後端)がピンを介して上下方向に回動自在に軸支され
ており、遊端(前端)側下面に一体的に設けられたウイ
ペンヒール12Aが鍵盤4の後端部上面に植設されたキ
ャプスタン19上に載置されることにより通常略水平に
保持されている。そして、ウイペン12の基端部上面に
はハンマーシャンクストップフェルト20がサポート付
木21を介して配設されている。
【0012】前記ジャック14は、側面視L字状に屈曲
形成されて、その下端屈曲部がウイペン12の前端にピ
ン22を介して前後方向に回動自在に軸支されると共
に、レペティションスプリング23によって図1反時計
方向の回動習性を付与されている。ジャック14の上方
に向かって延在する一腕14Aは、前記レペティション
レバー15の前端部にその上下面に貫通して形成された
長孔24に下方から挿入されており、その上端面が前記
ハンマーアッセンブリ13を構成するハンマーシャンク
25の基部側下面に配設されたハンマーローラ26の下
面に当接している。ジャック14のもう一方の腕14B
は前方に向かって略水平に伸び、その前端部が前記レギ
ュレチングアッセンブリ16の下方に位置してジャック
小27を形成している。そして、ジャック14は、一腕
14Aの中間部に取り付けられたレペティションボタン
28がウイペン12上に植設されたジャックストップ2
9に前記レペティションスプリング23のばね力により
通常圧接されることにより、反時計方向の回動を制限さ
れ初期位置に保持されている。
【0013】前記レペティションレバー15は、ウイペ
ン12の略中央部に突設されたレペティションレバーフ
レンジ31の上端にセンターピン32を介して中央部が
上下方向に回動自在に軸支されると共に、前記レペティ
ションスプリング23により図1反時計方向の回動習性
を付与されている。レペティションレバー15の後端部
には通常前記レペティションスプリング23のばね力に
よってウイペン12の基部側上面に圧接されるレペティ
ションボタン33が配設されており、これによってレペ
ティションレバー15の反時計方向の回動を制限してい
る。
【0014】前記ハンマーアッセンブリ13は、前記シ
ャンクレール11の上面に固定されたシャンクフレンジ
36の後端に基端部がピンを介して上下方向に回動自在
に軸支された前記ハンマーシャンク25と、このハンマ
ーシャンク25の遊端に配設された、ハンマーウッド3
8Aおよびハンマーヘッド38Bとからなるハンマー3
8と、前記ハンマーシャンク25の基端部下面に配設さ
れた前記ハンマーローラ26等で構成されており、通常
ハンマーローラ26がレペティションレバー15の前端
部上面に載置されることで初期位置に係止されている。
【0015】鍵盤4の押鍵操作に伴いウイペン12がキ
ャプスタン19により突き上げられて反時計方向に上昇
回動すると、ジャック14がハンマーローラ26を下か
ら突き上げてハンマーアッセンブリ13を時計方向に上
昇回動させ、これによってハンマー38が押鍵操作され
た鍵盤4に対応する弦3を打撃する。打弦動作途中にお
いて、ジャック14は、ジャック小27がレギュレチン
グアッセンブリ16に当接してその上昇運動を阻止され
ることにより、レペティションスプリング23に抗して
時計方向に回動され、これによってジャック14の上端
がハンマーローラ26の下部から一時的に脱進する。な
お、本実施例においては、非打弦演奏時においても脱進
させる必要があるため、その脱進時期は従来のピアノと
略同じ(例えば5mm程度;この距離を脱進距離と定義
する)に設定されるものである。
【0016】そして、打弦動作後、弦3の反発力および
自重によって回動復帰するハンマーアッセンブリ13
は、ハンマーローラ26がレペティションレバー15に
よって受け止められることにより初期位置へと復帰す
る。この時、レペティションレバー15は、ハンマーア
ッセンブリ13の落下衝撃によりセンターピン32を中
心としてレペティションスプリング23に抗して時計方
向に回動されることにより、前記落下衝撃を吸収緩和
し、ハンマーローラ26の跳ね返りを防止すると共に同
一鍵による早い連打を可能にしている。また、前記ジャ
ック14は、ハンマー38による打弦動作後鍵盤4の復
帰動作に伴うウイペン12の回動下降に連動して回動復
帰することにより、上端が再びハンマーローラ26の下
部に入り込み、次の打弦動作を可能にする。
【0017】前記レギュレチングアッセンブリ16は、
前記シャンクレール11に88鍵のアクション機構8を
複数個のアクション機構にグループ化した複数のセクシ
ョン毎に延在するよう横断延設されたレギュレチングレ
ール40と、各アクション機構8のジャック14のジャ
ック小27に対応して前記レギュレチングレール40の
下面側に配設された複数個の前記レギュレチングボタン
42とで構成されている。レギュレチングボタン42と
前記ジャック小27との距離dは、ハンマー38が弦1
に5mm程度まで接近した際にジャック14がハンマー
ローラ26の下部から脱進する距離に設定されている。
レギュレチングボタン42を回すと、レギュレチングボ
タン42が上下して前記距離dを微調整することがで
き、距離dを大きくすると、ジャック14の脱進時期が
遅くなり、反対に小さくすると早くなる。
【0018】なお、前記鍵盤4の後端部上面には打弦動
作後弦3の反発力およびハンマーアッセンブリ13の自
重により回動復帰するハンマー38を弾性的に受け止め
るバックチェック43がバックチェックワイヤ44を介
して配設されている。
【0019】前記ダンパー機構9は、ダンパーレバーレ
ール50に配設されたダンパーレバーフレンジ51に後
端が上下方向に回動自在に軸支され、前端が鍵盤4の後
端部上方に延在するダンパーレバー53と、このダンパ
ーレバー53の前端側に配設されたダンパーブロック5
4と、このダンパーブロック54にダンパーワイヤ55
を介して配設されたダンパー56等で構成されている。
ダンパー56は通常前記弦3を上方から押圧することに
より、弦3の自由な振動を阻止しており、鍵盤4の押鍵
操作時にダンパーレバー53が鍵盤4によって反時計方
向に回動されると、上昇して弦3から離間するよう構成
されている。そして、このダンパー56の離間後、前記
ハンマー38が弦3を打撃することで、通常演奏を可能
にしている。なお、上記したアクション機構8およびダ
ンパー機構9は、従来のグランドピアノのアクション機
構およびダンパー機構と全く同様である。
【0020】さて、この発明においては、上記した通常
演奏時の鍵タッチ感を阻害しないで打弦音を発生させな
い非打弦演奏を可能にする装置、すなわち消音装置60
を備えている。この消音装置60は、弦3とアクション
機構8との間の空間に配設され、通常演奏時にはハンマ
ー38による打弦を阻止せず、非打弦演奏時にハンマー
38が打弦する直前にハンマーシャンク25の回動を阻
止する阻止手段61と、この阻止手段61を通常演奏状
態と非打弦演奏状態に切り替える切替手段62と、弦3
の真下に上下方向に回動自在に配設され、非打弦演奏時
に弦3の下面でハンマー38によって打撃される部位に
当接されることにより、その振動を阻止する第1の減音
手段63と、弦3の上方に上下動自在に配設され、非打
弦演奏時に弦3の上面に当接され、その振動を阻止する
第2の減音手段64とを備えている。
【0021】前記阻止手段61は、図2〜図5に示すよ
うに、低音側と中,高音側に2分割形成され、弦3とハ
ンマーシャンク25との間に略同軸に配設される2つの
回動軸66(66A,66B)を備え、これらの回動軸
66A,66Bの一部周面には緩衝台67を介して緩衝
部材68がそれぞれ固着されている。低音側回動軸66
Aは、その一端が楽器本体の側面を構成する曲錬支柱6
9の低音側内側面に固定された取付金具に軸受(いずれ
も図示せず)を介して回転自在に軸支され、他端が前記
フレーム6(図1)の天狗の鼻70に固定された軸受取
付金具71に軸受72を介して同じく回転自在に軸支さ
れ、さらに中間部が前記フレーム6の下面および中框7
3に配設された保持部材74,75に軸受クロス76を
介して回転自在に軸支されている。同様に、中,高音側
の回動軸66Bは、その一端が前記軸受取付金具71に
軸受78を介して回転自在に軸支され、他端が曲錬支柱
69の高音側内側面に固定された取付金具79に軸受8
0を介して回転自在に軸支され、中間部が前記フレーム
6および中框73に配設された保持部材に軸受クロス
(いずれも図示せず)を介して回転自在に軸支されてい
る。
【0022】前記各回動軸66A,66Bに緩衝台67
を介して配設される前記緩衝部材68は、図3に示すよ
うに積層固定された比較的硬い第1の緩衝材68A、こ
れより柔らかい第2の緩衝材68Bおよび第2の緩衝材
68Bを覆う皮革、樹脂製フィルム等の保護材68Cと
で構成されている。緩衝台67の材質としては、木材、
アルミニウム合金、鉄等が用いられる。
【0023】前記阻止手段61を通常演奏状態と非打弦
演奏状態に切り替える前記切替手段62は、前記棚板1
(図1)の前端部下面適宜箇所にホルダ84を介して配
設された摘み85と、各回動軸66A,66Bと摘み8
5を連結するワイヤ86(86A,86B)等で構成さ
れている。高音側(低音側も同様)のワイヤ86Aは、
図2に示すようにその一端が前記摘み85に連結され、
他端側が前記曲錬支柱69の高音側内側面に配設された
金具90に着脱可能に配設されたワイヤケース91によ
って摺動自在に保持され、その先端が前記高音側回動軸
66Bに配設されたワイヤ連結板92に連結保持されて
いる。
【0024】前記回動軸66A,66Bは、通常演奏状
態において、緩衝部材68が図1実線で示すようにアク
ション機構8の前方を指向し、下面がピン板93の下面
線より上方に位置するよう設定保持されており、この状
態においては、緩衝部材68をハンマーシャンク25の
運動範囲より上方に位置させている。したがって、鍵盤
4の押鍵操作によってアクション機構8が回動しても、
ハンマーシャンク25は阻止手段61に当接して回動を
阻止されることはなく、ハンマー13による打弦を可能
にしている。この状態から摘み82を演奏者側に引いて
非打弦演奏状態に切り換えると、回動軸66A,66B
は図3時計方向に略90°回動されて、緩衝部材68を
図1二点鎖線で示すように鉛直下方を指向させ、ハンマ
ーシャンク25の運動範囲内に移動させる。また、通常
演奏状態において緩衝部材68をピン板93の下面線よ
り上方に位置させておくと、調整等のために鍵盤4およ
びアクション機構8を楽器本体から引き出す際、邪魔に
ならない。
【0025】ここで、本実施例においては、ハンマーと
弦との距離を、例えば5mm程度になったときにハンマ
ーの回動を阻止するように阻止手段61が設けられてい
る。なお、本実施例においては阻止手段61によってハ
ンマーの回動が阻止された時点におけるハンマーと弦と
の距離(阻止距離)と脱進距離が一致しているが、本実
施例のようなグランドピアノにおいては正確に調整する
ため非打弦演奏状態においても脱進が起こる。脱進距離
を阻止距離よりも大きくしておく、すなわち阻止距離が
5mmであれば、脱進距離を5mm以上にしておけば、
正確に脱進が起こる。
【0026】なお、阻止手段61の切替手段62として
は、摘み85とワイヤ86に限らず種々の変更が可能で
あり、例えばペダル操作によって阻止手段61を直接回
動させたり、駆動モータ、ソレノイド等によって回動さ
せたり、あるいはまた緩衝部材68をアクション割りで
櫛歯状に形成し、弦3の並設方向にスライドさせる構成
を採るなどの変更が可能である。駆動モータを使用する
場合は、モータの回転をギヤ等によって回動軸66A,
66Bに伝達すればよい。ソレノイドの場合はリンクを
用いればよい。
【0027】前記第1の減音手段63は、図4に示すよ
うに前記中框73の前面に配設されたブラケット98の
上端に一端が上下方向に回動自在に保持されたフェルト
等からなるマフラー99を備えている。このマフラー9
9は上記した阻止手段61と同様に、低音側と中,高音
側もしくはアクション割り毎に分割されて配設されてお
り、通常演奏時においては二点鎖線で示すように垂下し
た状態に保持され、非打弦演奏時に図示を省略した摘
み、駆動モータ、ソレノイド等の適宜な切替手段によっ
て図4反時計方向に上昇回動され弦3の下面に当接され
るよう構成されている。この場合、第1の減音手段63
は前記阻止手段61と独立に操作されるものに限らず、
連動して動作されるものであってもよいことは勿論であ
る。
【0028】図6(a)〜(d)はそれぞれマフラー9
9の他の実施例を示す側面図である。(a)はフェルト
100と人工皮革101を積層してマフラー99を構成
した例、(b)はフェルト,クロス等の繊維系材料10
2、粘弾性体103および人工皮革,樹脂含浸紙,金属
薄板,合成樹脂シート等からなる支持体104とでマフ
ラー99を構成した例を示す。粘弾性体103として
は,ハンマー38の打撃力を弱め、弦振動を吸収し、音
となるはずであったエネルギを熱エネルギに変換するも
の、例えばゲル状ウレタン樹脂,ゴム系材料,発泡樹
脂,立体織物等が用いられる。(c)は繊維系材料10
2、ゴムマグネット等の磁性体105、粘弾性体103
および支持体104とでマフラー99を構成した例、
(d)は磁性体105をさらに強力にして支持体を廃し
たもので、繊維系材料102、磁性体105および粘弾
性体103とでマフラー99を構成することにより、薄
型化を図った例を示す。磁性体105は弦3とマフラー
99を密着させるのに用いられる。また、粘弾性体10
3は比較的重いものが多いので、支持体104のみでは
マフラー99全体の形状、位置を保つことが困難な場合
に、磁性体105を用いると好都合である。この他、マ
フラー99としては種々の変形が可能である。なお、1
07はマフラー99の軸、108はマフラー99を軸1
07を回動自在に配設する羽根である。
【0029】図7は前記第2の減音手段64の一部破断
正面図である。この減音手段64は、鉄,鉛等の重量体
110、粘弾性体111および保護層112を積層して
構成され、非打弦演奏時に保護層112を弦3の上面に
載置されることにより弦3の振動を抑制するようにした
ものである。粘弾性体111としては、上記したマフラ
ー99の粘弾性体103と同様な材料が用いられる。保
護層112としては、繊維系材料、人工皮革等が用いら
れる。なお、このような減音手段64は、適宜本数の弦
3毎に分割形成されている。
【0030】次に、上記構成において非打弦演奏時の動
作について説明する。図1において、通常演奏時におい
ては、摘み82が棚板1の下面側に引っ込んでおり、こ
の状態において阻止手段61は上記した通り図1実線で
示すように略水平に設定保持され、ハンマーシャンク2
5の運動範囲より上方に位置している。したがって、こ
の状態で鍵盤4を押鍵操作し、ジャック14がハンマー
アッセンブリ13を突上げ回動させても、ハンマーシャ
ンク25が阻止手段61の緩衝部材68に当接してそれ
以上の回動を阻止されることがなく、ハンマー38によ
り弦3を打撃することができる。この時、第1,第2の
減音手段63,64も弦3から離間しており、したがっ
て、通常演奏を行うことができる。
【0031】次に、摘み82を手前側に引いてワイヤ8
3を引っ張ると、阻止手段61の回動軸66A,66B
が図2時計方向に略90°回動して緩衝部材68を下方
に指向させ、ハンマーシャンク25の運動範囲内に介挿
させる。また、第1,第2の減音手段63,64を弦3
の上下面に当接させ、これによって通常演奏状態から非
打弦演奏状態に切り替わる。
【0032】この非打弦演奏状態において、鍵盤4を押
鍵操作し、これに連動してアクション機構8が動作し、
ジャック14の上昇移動に伴いハンマーローラ26が突
き上げられると、ハンマーアッセンブリ13は時計方向
に回動飛翔する。そして、ジャック14は打弦動作途中
においてレギュレチングボタン42に当接して上昇を阻
止されることにより時計方向に回動してハンマーローラ
26の下部から脱進する。この脱進時期は、上記した通
りハンマー38が弦3に5mm程度まで接近したときと
される。したがって、この時のハンマーアッセンブリ1
3に伝達される鍵盤4の押鍵操作力は、従来のピアノと
略等しい。一方、ハンマーアッセンブリ13は、ジャッ
ク14の脱進後も上昇回動し続けようとするが、ハンマ
ー38が弦3を打撃する直前にハンマーシャンク25が
阻止手段61の緩衝部材68に当接してそれ以上の回動
を阻止されるため、ハンマー38が弦3を打撃すること
なく跳ね返され、初期位置に回動復帰する。また、ジャ
ック14もウイペン12に連動して下降し、上端面がハ
ンマーローラ26の下部に再び入り込み、初期位置に復
帰する。この結果、打弦音を発しない非打弦演奏を行う
ことができる。
【0033】この場合、ハンマー38の接近は上記した
通り従来のピアノと同じ値(5mm程度)に設定保持さ
れているので、強,中打鍵時においてはハンマーシャン
クの撓み等によりハンマー38が弦3を打撃するおそれ
がある。しかし、この発明においては弦3のハンマー3
8によって打撃される部位に第1の減音手段63を当接
させているので、ハンマー38は減音手段63を介して
弦3を打撃することになる。したがって、減音手段63
はハンマー38の打撃力を吸収し、弦3の振動を抑制す
る。また、第2の減音手段64が弦3に当接してその振
動を抑制しているので、たとえハンマー38に弦3を打
撃しても、その音高感をもつ楽音の発音はきわめて小さ
くあるいはすぐに減衰してしまい、実質的に打弦音を発
しない非打弦演奏を行うことができる。また、ハンマー
38の接近を殆ど変える必要がないので、従来のピアノ
と同様、良好な鍵タッチ感を得ることができる。なお、
この発明においては脱進距離を従来のピアノと全く同じ
にすることも可能であり、従来のピアノと同様の良好な
鍵タッチ感を得つつ実質的に打弦音を発しない演奏が可
能となる。
【0034】また、この発明においては図1に示すよう
に鍵盤筬2の前端部上面にキーセンサ121を各鍵盤4
に対応して配設すると共に、ハンマーシャンク25の上
方にハンマーセンサ122を各アクション機構8に対応
して配設し、これらセンサによって鍵盤4およびアクシ
ョン機構8の動きを検出し、その検出信号によって楽音
制御回路を制御し、電子音源から電子音を発生させるよ
うにしているので、グランドピアノのタッチ感を損なう
ことなく電子ピアノの演奏を楽しむことができ、またこ
の時の電子音をヘッドホンで聞いたり、スピーカから小
さな音量で発音させると、日中、夜間を問わず近隣居住
者への騒音公害となることがない。
【0035】なお、キーセンサ121およびハンマーセ
ンサ122については、特開昭59−24894号公報
等により開示されているので、ここではこれ以上の詳細
な説明を省略する。また、図1において123は自動ピ
アノとして使用する際に用いられる鍵駆動用のアクチェ
ータである。
【0036】図8は第2の減音手段64の他の実施例を
示す一部破断正面図である。この実施例は、重量体11
0、粘弾性体111、磁性体113および保護層112
を積層して構成し、非打弦演奏時に保護層112を弦3
の上面に当接させるようにしたものである。磁性体11
3を用いると、弦3の上の任意の位置に載置した際、そ
の磁気力によって弦3に吸着するため位置ズレが少な
く、取扱い易いという利点を有する。また、振動の比較
的大きなところへ選択的に配置することができる。粘弾
性体111としては、上記したマフラー99の粘弾性体
103と同様な材料が用いられる。保護層112として
は、繊維系材料、人工皮革等が用いられる。
【0037】図9および図10は第2の減音手段64の
取付構造を示す図である。図7および図8は第2の減音
手段64を非打弦演奏時に手で弦3の上に載置するよう
にしたものであるのに対し、図9および図10は第2の
減音手段64をフレーム6のリブ6A間に回動自在に配
設したものである。このため、減音手段64は、重量体
110側に偏心した軸115を有し、その軸端が前記リ
ブ6Aに配設された金具116に軸受117を介して回
動自在に軸支されている。そして、第2の減音手段64
は、上記した阻止手段61および第1の減音手段63の
切替手段と同様、図示を省略した摘みにワイヤを介して
連結されており、通常演奏時においては図10二点鎖線
で示すように水平に設定保持されることにより、保護層
112が弦3から離間されており、非打弦演奏時に図1
0反時計方向に略90°回動されることにより鉛直下方
を指向し、保護層112が弦3に当接されるよう構成さ
れている。保護層112は、弦3との当接を円滑にする
ため前記軸115を中心として円弧状に湾曲している。
【0038】図11は第2の減音手段64の配置位置を
示す図である。図に示すように、低音弦3aについては
その振動エネルギが大きいため、第2の減音手段64を
弦3aの長手方向2箇所に設けることが望ましい。な
お、図中、130は長駒、131は短駒、132は響板
である。
【0039】図12は第2の減音手段64の他の取付構
造を示す図である。この実施例はグランドピアノ140
の屋根板141の下面に第2の減音手段64を固定し、
非打減演奏時に屋根板141を閉じて減音手段64を弦
押し付けるように構成したものである。
【0040】なお、上記実施例はグランドピアノに適用
した場合について説明したが、この発明はこれに特定さ
れるものではなく、アップライトピアノ、さらにはチェ
ンバロ、クラブサン等にも実施することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係る鍵盤
楽器は、弦とハンマーアッセンブリの間に阻止手段を配
設し、非打弦演奏時にこの阻止手段によってハンマーシ
ャンクの回動を阻止すると同時に、第1,第2の減音手
段を弦に当接し、その振動を抑制するように構成したの
で、ハンマーの接近を従来の鍵盤楽器と略同一にでき、
したがって、鍵タッチ感を損なうことなく打弦音を発生
させない非打弦演奏を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明をグランドピアノに適用した場合の一
実施例を示すアクション機構部の側断面図である。
【図2】阻止手段とその切替手段の斜視図である。
【図3】阻止手段の取付構造を示す斜視図である。
【図4】第1の減音手段の取付構造を示す側面図であ
る。
【図5】要部側断面図である。
【図6】(a)〜(d)はそれぞれ第1の減音手段の他
の例を示す側面図である。
【図7】第2の減音手段の一部破断正面図である。
【図8】第2の減音手段の他の実施例を示す一部破断正
面図である。
【図9】第2の減音手段の取付構造を示す一部破断正面
である。
【図10】図9のX−X線断面図である。
【図11】第2の減音手段の配置位置を示す図である。
【図12】第1の減音手段の他の取付構造を示す正面図
である。
【符号の説明】
1 棚板 3 弦 4 鍵盤 7 サポートレール 8 アクション機構 9 ダンパー機構 12 ウイペン 13 ハンマーアッセンブリ 14 ジャック 14B ジャック小 16 レギュレティングアッセンブリ 25 ハンマーシャンク 38 ハンマー 60 消音装置 61 阻止手段 63 第1の減音手段 64 第2の減音手段 68 緩衝部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弦を打撃するハンマーアッセンブリ、打
    弦動作時にハンマーアッセンブリを突き上げるジャッ
    ク、打弦動作途中でジャックをハンマーアッセンブリか
    ら脱進させるレギュレチングアッセンブリ等からなり、
    鍵盤の押鍵操作に連動して動作することによりハンマー
    が弦を打撃するアクション機構を備えた鍵盤楽器におい
    て、 通常演奏時にはハンマーによる打弦を阻止せず、非打弦
    演奏時にハンマーが打弦する直前にアクション機構のハ
    ンマーシャンクの回動を阻止する阻止手段と、 弦に対して当接・離間自在に配設され、非打弦演奏時に
    弦のハンマーによって打撃される部位に当接される第1
    の減音手段と、 同じく非打弦演奏時に前記弦に前記第1の減音手段とは
    反対側から、かつ前記ハンマーによって打撃される部位
    とは異なった部位に当接される第2の減音手段と、 を備えたことを特徴とする鍵盤楽器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008233642A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Korg Inc 電子楽器、電子楽器用消音装置

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JP2008233642A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Korg Inc 電子楽器、電子楽器用消音装置

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