JPH0719126B2 - ダイヤ作成装置 - Google Patents

ダイヤ作成装置

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JPH0719126B2
JPH0719126B2 JP62145079A JP14507987A JPH0719126B2 JP H0719126 B2 JPH0719126 B2 JP H0719126B2 JP 62145079 A JP62145079 A JP 62145079A JP 14507987 A JP14507987 A JP 14507987A JP H0719126 B2 JPH0719126 B2 JP H0719126B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はダイヤ作成方法およびその装置に係り、特に、
計算機および画像表示手段を用い、ダイヤ作成上の諸制
約条件を目視できる形で与えることができてダイヤを作
成するマンマシン性を向上させたダイヤ作成装置に関す
る。
〔従来の技術〕
直角座標の一方向に時間、垂直方向に路線上の駅位置を
表示し、この座標上に車両の運行形態を線等で表示した
車両ダイヤの作成は、1日の輸送計画,配車計画,乗務
員の運用等全般的な検討が必要である。
そこで1日を複数の時間帯に区切り、この一区切りの時
間帯における部分ダイヤを各時間帯毎に作り、各部分ダ
イヤを接続して1日のダイヤを作成しているが、この部
分ダイヤの接続はかなり面倒な作業である。
特開昭60−113280号公報で計算機を用いたダイヤ作成方
法が紹介されているが、部分ダイヤの作成方法を紹介す
るにとどまつている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
部分ダイヤは、始発から朝ラツシユ開始前までの早朝
時,朝ラツシユ時,昼間,夕ラツシユ時,夕ラツシユ後
から終業時までの夜間というように1日を車両の運転ヘ
ツド(路線を1車両が1往復する間に端末駅を出発する
複数の車両の時間間隔)または車両本数がほぼ一定の時
間帯に区切つて作成される。
従来、計算機,CRTなどの画像表示手段などを用いてマン
マシン対話形式で部分ダイヤを形成することが行われて
いるが、それで形成された各部分ダイヤはX−Yプロツ
ターでハードコピーとして出力し、複数の部分ダイヤを
持ち寄り、各部分ダイヤを接続して1日のダイヤとして
いた。
車両は、路線端末駅で対向車両と進路競合を発生しない
こと、また、端末駅で充分な折返し時間を持つことが必
要である。そして、各時間帯では運行される車両の本数
が異なつている。
従つて、部分ダイヤの接続に当つては接続部近傍の車両
の運行計画をずらしたり、折返すように接続できない時
は、端末駅で入庫させてしまつたり、出庫させたりする
必要がある。
このような一部のダイヤの修正は他の車両の運行に支障
があつてはならず、従つて各部分ダイヤを手書きで修正
しつつ接続することは熟練者をもつてしても多大な時間
を必要とし、ダイヤ改正は急激な要求に即応できるもの
ではなく、従来は、路線周辺における各種行事等に徴し
てダイヤ改正作業を何週間も前から開始していた。
従つて、本発明の目的は、マンマシン対話形式により短
時間でダイヤを作成することができるダイヤ作成装置を
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明ダイヤ作成装置は、1日を車両の運転ヘツドまた
は車両本数がほぼ一定となるような複数の時間帯に区切
り、これら時間帯毎に車両が運行される路線の折り返し
駅間両方向の車両運行ダイヤである複数の部分ダイヤを
記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された部分ダ
イヤのうち時間帯が連続した少なくとも2個の部分ダイ
ヤを、同一の駅が互いに一致するように画面上に表示す
る手段と、これら画面に表示された部分ダイヤの少なく
とも一方の部分ダイヤの折り返し駅における発時刻若し
くは着時刻の部分に設定禁止区域を表示する手段と、入
力手段の指示によって前記表示された部分ダイヤを移動
させる手段とを備えるものである。
〔作用〕
本発明によれば、接続しようとする2個の部分ダイヤと
両部分ダイヤを連続させたものが同時に一画面に画像表
示されるため、部分ダイヤ相互の関係を確認しつつ他方
の部分ダイヤの移動・修正を行うことができる。
一方の部分ダイヤに設定禁止区域の表示が行われること
により、操作者は、部分ダイヤを接続するに際して、接
続可能ダイヤと不可能ダイヤの判別を容易に行うことが
でき、例えば、折り返し車両と車庫に入る車両とを容易
に区別することができる。
〔実施例〕
以下、図面に示す一実施例とともに本発明を説明する。
第1図は本発明ダイヤ作成方法のフローチヤートであ
り、第2図は第1図に示すダイヤ作成方法を実現する本
発明ダイヤ作成装置の構成図である。
第2図において、ダイヤ作成装置200は記憶部と演算部
を有する計算機210,予備記憶手段であるフロツピーデイ
スク(以下、FDDと略記)装置220,X−Yプロツタ230,画
像表示手段であるCRT240,データの入力手段である操作
卓250とマウス260から構成される。
ダイヤを作成するため、列車を例にとつて説明すると、
第1図に示すように、データ入力工程110で、以下のデ
ータを第2図の計算機210に操作卓250から入力して記憶
させる。
ダイヤを作成するためには、基本データ,定数データお
よび変数データの3種のデータが必要である。
第1の基本データはCRT240への出力フオーマツト等のシ
ステム構築のための基本情報で、以下に列挙するものが
含まれる。
a.CRT画面フオーマツト b.X−Yプロツタ出力フオーマツト c.各種の基準駅(一方の端末駅)からの距離 d.駅番−駅コード変換表(駅番は基準駅から順次各駅に
付けられた番号であり、駅コードはコード化した駅名
で、当変換表はデータを計算210に記憶させるために用
いられる) e.駅番−駅名変換表(当変換表はCRTに駅名を表示させ
るために用いられる) f.時間(X軸)−距離(Y軸)に変換比率(これはX−
Yプロツタに出力させるダイヤの大きさを変えたい時に
用いられる) 第2の定数データは車両が一方の端末駅から他方の端末
駅まで運行される間の運行パターン(所謂)スジと称さ
れるもの)に係わる情報で、普通列車,特急列車といつ
た列車の種別毎に運行パターンを安定化しておくことが
有効であり、以下に列挙するもの等が含まれる。
a.停車時分パターン(パターン対応の各駅での停車時
分) b.走行時分パターン(パターン対応の各駅間の走行時
分) c.折返しパターン(折返しルートやルート毎の最小折返
し時分) d.端末駅,制御駅の路線状態(行先駅となりうる駅の番
線毎にある方向から入場または出管できるかの情報やあ
る駅の番線から行先駅の番線に直接行けるかの情報) e.進路鎖錠時分 f.入出庫所要時分(入出庫に必要な時間または最小入出
庫間隔) 第3は各部分ダイヤ特有の列車運行に係り、その都度入
力する変数データで、以下のもの等である。
a.列車の運転ヘツド b.停車時分パターン番号 c.走行時分パターン番号 d.発駅,発番線,着駅,着番線 e.列車種別 f.始発駅発時刻 g.端末駅の番線使用状況 h.入出庫指定 i.運休,増発,回送等の特種列車の運行パターン(所謂
影スジと称されるもの) j.ダイヤシフト(特定の列車のダイヤの移動) k.ダイヤスクロール(特定の時間帯におけるダイヤ全体
の一括移動) 尚、以上の各データは修正や追加を伴うことが多いの
で、操作卓250から入力したら、一旦FDD装置220によりF
DDに記憶させておく。修正や追加を生じた場合、FDDよ
り計算機210の記憶部にデータを移し、CRT240に表示さ
せつつ操作卓250を用いて修正・追加を行い、再びFDDに
記憶させておく。
基本データ,定数データは各部分ダイヤの作成に共通の
ものであり、変数データは各部分ダイヤの作成のたびに
入力することになる。
ここで、端末駅の番線使用状況について説明する。これ
は、折返しモードとも云われ、所謂片番どり,交互ど
り,前どり,奥どりの4種がある。
片番どりとは、列車が折返す時、駅の片方の番線のみを
用いるものであり、交互どりは、折返しを順次番線を変
えて行うものであり、前どりは、折返し駅の手前の転て
つ機を介して相手側番線に入つていくもの、そして、奥
どりは、乗客を降してから一旦、入出庫線に入つてしま
つてから改めて駅に出て乗客を載せて発車するものであ
る。
第3図はある時間帯Aにおける片番どりの場合のダイヤ
の一部を示し、第4図はある時間帯Bにおける端末駅
(1)で交互どり、端末駅(n)で奥どりの場合のダイ
ヤの一部を示している。
両図で横方向は左から右に向つて時間の進行方向となつ
ており、縦方向は上から下に向つて端末駅(1)から端
末駅(n)、および、下から上に向つて端末駅(n)か
ら端末駅(1)に向う列車の進行方向を示している。ま
た、斜めに引かれた線はスジであり、これが一点鎖線で
示されると影スジとなる。更に、端末駅(1),(n)
のところで弧状に示した線RLが列車の折返しの接続状況
(折返しモード)を示している。
次に、第1図における部分ダイヤの作成工程120につい
て詳細に説明する。
先ず、路線のダイヤ種別毎に予め検討されている運転計
画に従つて時間帯毎の運転ヘツドを設定する。そしてこ
の工程120では、操作卓250から、時間帯,運転ヘツド,
停車時分パターン番号,走行時分パターン番号,折返し
モード等の変数データ入力する。
これらの変数データを入力し、部分ダイヤ作成の指令を
操作卓250から入力すると、CRT240の画面に、計算機210
の演算部における基本データ,定数データの組合せの結
果として、第3図や第4図に示すような部分ダイヤが表
示される。
この時、端末駅(1)から端末駅(n)に向う列車の端
末駅(1)における発時刻、端末駅(2)における着時
刻の部分に設定禁止区域を表示させる。この設定禁止区
域は最小折返し時分と着発が競合する場合に考慮すべき
進路鎖錠時分から決められるもので、この設定禁止区域
を表示することで、端数駅(n)から端末駅(1)に向
う列車がこの設定禁止区域に入らぬようにスジの移動を
行う。このスジの移動は操作卓250よりスジ移動開始の
指令を入力し、マウス260を用いて移動させて(ダイヤ
シフト)からスジ移動終了の指令を入力することで達成
できる。
これは、計算機210の記憶部の変数データの操作修正と
なつており、CRT240の画面上のスジはマウス260の動き
に合せて移動する。
このようにしてできた部分ダイヤは工程130で一旦FDDに
記録し、全時間帯の部分ダイヤについて以上の作業を繰
返し、全ての部分ダイヤを作成する。
設定禁止区域はダイヤ作成者が、表示しなくてもCRT画
面上で確認できる場合はCRT240の画面上に表示する必要
はない。また、ダイヤが細かくて、設定禁止区域を認識
できない時はカラー表示のCRTを用い、設定禁止区域の
部分を異なる色で表示させてもよい。
設定禁止区位の表示の形式は、ダイヤ作成者が自由に選
択できる。
第5図に設定禁止区域を表示した部分ダイヤの例を示
す。この例では、端末駅(1),(n)における列車の
発時刻の部分だけに設定禁止区位表示EXを表示させてい
る。図中の矢印はダイヤシフトを示しており、A方向へ
のシフトはダイヤを早めることになり、B方向へのシフ
トはダイヤを遅らすことになる。第5図は第3図と同
様、片番どりとなつている。
全部分ダイヤが作成されたら、次にダイヤ接続工程140
に移る。
部分ダイヤ同志を全て都合良く接続することは不可能で
あるため、できるだけ拘束条件(調整の負担)が片方の
部分ダイヤにかかるようにする。
そのため、例えば、第6図に示すように5個の時間帯に
優先度を付ける。朝ラツシユ時を優先度第1位としたの
は、この時間帯に乗客が最も多いからであり、始発から
朝ラツシユ開始前までの早朝時を第2位,夕ラツシユ後
から終業時までの夜間を第3位としたのは各々乗務員の
勤務の都合から、また夕ラツシユ時を第4位,昼間を第
5位としたのは乗客の数の順である。
ここで、優先度のより高い時間帯を含む組合せから接続
を行う。即ち、先ず朝ラツシユ時と早朝時の接続を行
い、次に夜間と夕ラツシユの接続、続いて朝ラツシユと
昼間の接続、最後に夕ラツシユと昼間の接続を行う。
異なる時間帯の接続に際しては、必ず入出庫あるいは、
留置の操作を伴う。それは、時間帯が異なると、運行す
る列車本数が異なるためである。
入出庫列車の決定は、後で行い、先ず、入出庫の対象と
なる列車のスジを決定する。入庫車は端末駅まで運行
し、そこで消滅するものとし、また出庫車は端末駅で現
われ、そこから運行するものとして取扱う。
以下、部分ダイヤの接続と、入出庫車の決定について説
明する。
第7図はダイヤ接続中におけるCRT240の画面を示してい
る。
第7図で画面BRには、例えば、朝ラツシユ時の部分ダイ
ヤD1と昼間の部分ダイヤD2の接続要部と両ダイヤを同一
ダイヤ上に表わした連続ダイヤD3が同時に表示されてい
る。この表示は、操作卓250から時間帯を選択して表示
させる指令とダイヤ接続の指令を入力することにより簡
単に行える。
連続ダイヤD3は、最初、部分ダイヤD1,D2を離して表示
される。
第8図でt0は部分ダイヤD1の時間帯Iと部分ダイヤD2の
時間帯IIの相対距離である。t1,t2は折返し時分に相当
する相対距離、t3,t4発時刻,着時刻の相対距離であ
る。
先ず、部分ダイヤD2全体を操作卓250から指令を入力し
て図中左方向にダイヤスクロールさせ、相対距離t1が折
返し条件を満足するように相対距離t0を設定する。
次に、相対距離t2が折返し条件を満足するように相対距
離t3あるいはt4を設定する。この設定は図示していない
設定禁止区域にスジがかからないようにスジ(ダイヤ)
をシフトさせることで行われる。勿論ダイヤのスクロー
ル,シフトは、操作卓250,マウス260を用いて行うこと
になり、移動は、計算機210の記憶部の変数データの修
正にもなつている。
ダイヤシフトは、第7図に示すCRTの画面BR上で、シフ
トされるスジが個別ダイヤD1またはD2と連続ダイヤD3の
双方が同時に連動して移動されるようにすることで、ダ
イヤ相互の関係を明瞭に確認できる。従つて、部分ダイ
ヤ接続に際して、スジを逐一移動・修正する必要はな
く、スジの調整が容易である。
ダイヤスクロールは、運転ヘッドの小さい方または列車
本数の多い方の部分ダイヤを固定し、運転ヘッドの大き
い方、または列車本数の少ない方の部分ダイヤを移動さ
せるとよい。それは、列車本数の小さい方の部分ダイヤ
の方が列車間隔が大きくて、スジの移動に余裕があるか
らである。
ダイヤスクロール後において、相対距離を調整する時に
は、必要に応じて運転ヘッドの小さい方の部分ダイヤの
スジの移動はさしつかえない。
部分ダイヤD1,D2の接続を相対距離t1,t2を決めること
で第7図の連続ダイヤD3が得られたら、次に列車の折返
し条件を決める。
時間帯Iを時間帯IIの運転ヘツドの比がm:n(m,nは整数
でn>m)の時、部分ダイヤの継目において、n本の列
車に対し、m本の列車が端末駅で折返すことになり、
(n−m)本が入庫車となる。そこで、m本が折返しと
なるよう、端末駅(1)(n)が各列車の着時刻,発時
刻の間を第3図,第4図に示すような弧状線RLで接続す
る。
弧状線RLの表示は、操作卓250からの指示で行う。ここ
で、折返しモードは、運転ヘッドの大きい方の折返しモ
ードに一致させて、m本の列車が全て折返し条件を満足
するようにする。弧状線RLの表示入力は計算機210の記
憶部にも、データとして格納される。この時、スジが設
定禁止区域からかかるものであれば、マウス260により
スジを移動させて(ダイヤシフト)、列車が競合を生じ
ないようにするとともに、折返し時分を充分なものとす
る。
ダイヤシフトにより設定禁止区域から外れたものは、m
本の内に数えて、弧状線RLで接続する。そして、ダイヤ
シフトがうまくいかないものはそのまま、設定禁止区域
にかかつたままの表示としておく。そして、設定禁止区
域にかかつた本数が(n−m)本であれば、その数を入
庫車数とする。もし、入庫車数以上に設定禁止区域にか
かるようであれば、2個の部分ダイヤ間の調整だけでは
折返し条件を満足させられないので、更に他の部分ダイ
ヤとの調整を条件に、この2個の部分ダイヤの接続は一
旦中止する。
ここまできたら、2個の部分ダイヤの接続はほぼ完成し
たものとして、一旦、この状態をFDD装置220によりFDD
に記録する。
第6図で、接続順1〜4までの接続を順次行い、全ての
接続結果は工程150でFDDに記録させておく。
部分ダイヤの接続は、できるだけ2個の部分ダイヤ同志
の間で完了させることが望ましいが、上記のようにどう
しても、入出庫車の他に設定禁止区域にかかるものがあ
る場合には、接続順の上位の組合せに遡つて再調整を行
う。これは、優先度の下位の部分ダイヤにしわ寄せがか
かるように優先度の高い方の部分ダイヤの接続を余裕を
もつて行つており、この余裕をも持たせぎたために、下
位の部分ダイヤの接続が困難になつたのであるから、こ
の余裕をせばめて、下位の部分ダイヤの接続を容易にす
るものである。
操作卓250やマウス260を用いての部分ダイヤの接続、ス
ジの移動はただCRT240の画面に表示されるだけでなく、
計算機210の記録部の記憶データ,FDDの記憶データの修
正,更新になつているので,再調整は必要とする上位の
部分ダイヤの接続部分をCRT240の画面に表示されてマン
マシン対話形式によりダイヤシフトを行うだけでよい。
設定禁止区域にスジがかかつて、入出庫車とするものに
ついては、全ての部分ダイヤの接続が終つてから、上記
の再調整とともに第1図の工程160のダイヤ確認で設定
禁止区域にかからぬような手当をする。
即ち、部分ダイヤが全て接続されたことで連続ダイヤの
最初の時間帯の部分からCRT画面上で計算機の記憶内容
(データ)は修正することなく表示内容のみをずらして
いくスクロール表示を行い、設定禁止区域にかかるスジ
のものについて、例えば、基地が端末駅間に存在する場
合は基地の最寄の駅(出入庫駅)を行先あるいは始発駅
とした上で入庫車あるいは出庫車として、回送のための
影スジを作成追加する。
入出庫車の決定に当つては、列車の運用効率を考慮する
と良い。例えば、一旦出庫した列車が一回の走行のみで
入庫することは運用効率が非常に悪い。そこで、一列車
は何回か走行してから入庫車となることが良い。そのた
めには、例えば部分ダイヤ接続に当り、優先度の低い方
の部分ダイヤの先頭から2番目あるいは3番目当りの列
車から優先度の高い方の部分ダイヤの列車と接続される
ようにして、優先度の低い方の部分ダイヤの先頭あるい
は2番目の列車の運行を止めるように接続する。優先度
の低い方の部分ダイヤの列車を省略することで、その省
略された列車の設定禁止区域の表示もなくなるので、接
続に余裕ができることになる訳である。ここで優先度の
低い方の部分ダイヤは時間が前倒しされた形でダイヤス
クロールされたことになるので、後続の部分ダイヤとの
接続を円滑にするため、優先度の低い方の部分ダイヤの
末尾の列車、および/または後続の部分ダイヤの先頭の
列車を互いに時間的に接近するようダイヤをシフトさせ
るとよい。
入出庫車の選択に当つては、上記の運用効率の他に基地
での検査,洗浄等の入出庫車処理能力,禁止時間(昼休
み)帯や連続して2本の列車を入庫させないようにする
こと(運転ヘツドが大きくあいてしまい、乗客が駅で長
く持つことになる)等も考慮すると良い。
このようにして、最後の時間帯の部分までスクロール表
示をしつつ入出庫を含めてダイヤの接続を完成させる。
また、各駅での使用番線,端末駅での折返しモードの表
示等も入力しておくと良い。
部分ダイヤを接続することで、部分ダイヤは計算機の演
算部で連続化したものとなつているから、これをFDDに
記憶させておくとともに、X−Yプロツタ230によりハ
ードコピーとして出力させることができる。
1日の時間帯が2個位のダイヤでは、部分ダイヤを一々
FDDに記憶させずに、CRT画面に個別部分ダイヤと連続部
分ダイヤを同時に表示させてダイヤ接続を行つてもさし
つかえない。
また、時間帯数が少ない場合には、部分ダイヤ及び連続
部分ダイヤを計算機内の記憶エリア上に全て格納するこ
とにより、入出力の高速化を図ることができる。
本発明によれば、以前、人手により、数週間かかつてい
たダイヤ作成が数日程で作成できるようになり、ダイヤ
改正に即応できることが確認された。また、記憶させた
多数の部分ダイヤを組合せることで、各種のダイヤを作
ることもできる。
〔発明の効果〕
本発明では、画像表示手段に接続したい部分ダイヤとこ
れを連続化させたダイヤを表示しているので、接続が容
易でマンマシン対話形式により短時間に接続を完了さ
せ、ダイヤを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ダイヤ作成装置の一実施例を示すフロー
図、第2図は第1図の一実施例で使用されるダイヤ作成
装置を示すブロック図、第3図は片番どりのダイヤの一
部を示す図、第4図は交互どりのダイヤの一部を示す
図、第5図は設定禁止区域を表示させた部分ダイヤを示
す図、第6図はダイヤの接続の順を示す図、第7図は部
分ダイヤの接続工程中におけるCRT画面を示す図、第8
図は部分ダイヤの接続を説明する図である。 210…計算機、220…FDD装置、230…X−Yプロツタ、24
0…CRT、250…操作卓、260…マウス、EX…設定禁止区
域、D1,D2…部分ダイヤ、D3…連続ダイヤ、BR…CRT画
面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1日を車両の運転ヘッドまたは車両本数が
    ほぼ一定となるような複数の時間帯に区切り、これら時
    間帯毎に車両が運行される路線の折り返し駅間両方向の
    車両運行ダイヤである複数の部分ダイヤを記憶する記憶
    手段と、 この記憶手段に記憶された部分ダイヤのうち時間帯が連
    続した少なくとも2個の部分ダイヤを、同一の駅が互い
    に一致するように画面上に表示する手段と、 これら画面に表示された部分ダイヤの少なくとも一方の
    部分ダイヤの折り返し駅における発時刻若しくは着時刻
    の部分に設定禁止区域を表示する手段と、 入力手段の指示によって前記表示された部分ダイヤを移
    動させる手段とを備えたダイヤ作成装置。
JP62145079A 1987-06-12 1987-06-12 ダイヤ作成装置 Expired - Lifetime JPH0719126B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60113280A (ja) * 1983-11-25 1985-06-19 株式会社日立製作所 自動ダイヤ作成装置
JPS6170574A (ja) * 1984-09-14 1986-04-11 近畿日本鉄道株式会社 列車ダイヤの作成装置

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