JPH08230673A - 列車ダイヤ作成装置 - Google Patents
列車ダイヤ作成装置Info
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- JPH08230673A JPH08230673A JP3394895A JP3394895A JPH08230673A JP H08230673 A JPH08230673 A JP H08230673A JP 3394895 A JP3394895 A JP 3394895A JP 3394895 A JP3394895 A JP 3394895A JP H08230673 A JPH08230673 A JP H08230673A
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 効率的に列車ダイヤを作成すると共に、その
作成した列車ダイヤを効率的に利用しうる列車ダイヤ作
成装置を提供すること。 【構成】 条件設定データを読み込むデータ入力部
(3)と、予め必要とされるデータが保存されているデ
ータ記憶部(5)と、そのデータと条件設定データとか
ら列車ダイヤを作成しデータ記憶部に保存するダイヤ作
成部(4)と、列車ダイヤを表示する列車ダイヤ表示装
置(6)と、列車ダイヤを帳票形式に変換して駅時刻表
に出力する帳票出力部(9)と、列車ダイヤから旅客案
内文章と進路制御情報とを作成するデータ編集部(7)
とを備えている。
作成した列車ダイヤを効率的に利用しうる列車ダイヤ作
成装置を提供すること。 【構成】 条件設定データを読み込むデータ入力部
(3)と、予め必要とされるデータが保存されているデ
ータ記憶部(5)と、そのデータと条件設定データとか
ら列車ダイヤを作成しデータ記憶部に保存するダイヤ作
成部(4)と、列車ダイヤを表示する列車ダイヤ表示装
置(6)と、列車ダイヤを帳票形式に変換して駅時刻表
に出力する帳票出力部(9)と、列車ダイヤから旅客案
内文章と進路制御情報とを作成するデータ編集部(7)
とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は計算機による列車ダイヤ
の作成に関する。
の作成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、列車ダイヤの作成作業は、列車ダ
イヤ作成の専門家に依頼して作成してもらい、その専門
家に作成したもらった列車ダイヤを計算機に入力すると
いうように、手作業が中心であった。
イヤ作成の専門家に依頼して作成してもらい、その専門
家に作成したもらった列車ダイヤを計算機に入力すると
いうように、手作業が中心であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような列車ダイヤ
を作成する作業を効率的に行うために、列車ダイヤを自
動作成する試みも行われているが、完全に自動作成する
ことはできず、未だ作成者のノウハウに依存している現
状にある。もちろん、自動化された部分で効率化されて
いる所もあるが、列車が高密度化しかつ列車の種別が多
くなり更に他社の列車との相互乗り入れが増加している
最近では、列車ダイヤ作成業務はますます複雑化する傾
向にあるため、その自動化された部分だけで十分な効率
化とはいえない。また、最近列車ダイヤ改正の頻度が高
くなっていることもあり、列車ダイヤ作成の効率化はま
すます必要となっている。
を作成する作業を効率的に行うために、列車ダイヤを自
動作成する試みも行われているが、完全に自動作成する
ことはできず、未だ作成者のノウハウに依存している現
状にある。もちろん、自動化された部分で効率化されて
いる所もあるが、列車が高密度化しかつ列車の種別が多
くなり更に他社の列車との相互乗り入れが増加している
最近では、列車ダイヤ作成業務はますます複雑化する傾
向にあるため、その自動化された部分だけで十分な効率
化とはいえない。また、最近列車ダイヤ改正の頻度が高
くなっていることもあり、列車ダイヤ作成の効率化はま
すます必要となっている。
【0004】更に、列車ダイヤ作成業務自体の他に、列
車ダイヤ作成後の付帯作業が必要とされる。例えば、特
に旅客案内装置や進路制御装置等を導入している電鉄会
社において、列車ダイヤ改正の度に、旅客案内装置に表
示される旅客案内文章の内容を変更したり列車進路制御
に必要とされる進路制御情報を変更する必要がある。そ
れに加えてそれら各種データを手動で入力し、その確認
・検証を行う等の作業が必要になる。これらの付帯作業
の時間を確保するため、列車ダイヤ作成の時期は列車ダ
イヤ改正日よりかなり以前に行う必要がある。そのた
め、列車ダイヤ作成後に誤りが発見される場合に備え
て、列車ダイヤ改正日よりかなり前に改正作業が完了し
ていなければならず、列車ダイヤ作成自体の検討時間が
十分確保できない状況にある。
車ダイヤ作成後の付帯作業が必要とされる。例えば、特
に旅客案内装置や進路制御装置等を導入している電鉄会
社において、列車ダイヤ改正の度に、旅客案内装置に表
示される旅客案内文章の内容を変更したり列車進路制御
に必要とされる進路制御情報を変更する必要がある。そ
れに加えてそれら各種データを手動で入力し、その確認
・検証を行う等の作業が必要になる。これらの付帯作業
の時間を確保するため、列車ダイヤ作成の時期は列車ダ
イヤ改正日よりかなり以前に行う必要がある。そのた
め、列車ダイヤ作成後に誤りが発見される場合に備え
て、列車ダイヤ改正日よりかなり前に改正作業が完了し
ていなければならず、列車ダイヤ作成自体の検討時間が
十分確保できない状況にある。
【0005】そこで、本発明の目的は効率的に列車ダイ
ヤを作成すると共に、その作成した列車ダイヤを効率的
に利用しうる列車ダイヤ作成装置を提供することにあ
る。
ヤを作成すると共に、その作成した列車ダイヤを効率的
に利用しうる列車ダイヤ作成装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による列車ダイヤ
作成装置は、列車ダイヤを作成するための条件設定デー
タを読み込むデータ入力手段と、列車ダイヤを作成する
ために予め必要とされるデータが保存されている第1の
データ記憶手段と、条件設定データ及び第1のデータ記
憶手段に保存されているデータから列車ダイヤを作成す
るダイヤ作成手段と、その作成された列車ダイヤが保存
される第2のデータ記憶手段と、条件設定データ及び第
2のデータ記憶手段に保存された列車ダイヤを表示する
列車ダイヤ表示手段とを有するものである。
作成装置は、列車ダイヤを作成するための条件設定デー
タを読み込むデータ入力手段と、列車ダイヤを作成する
ために予め必要とされるデータが保存されている第1の
データ記憶手段と、条件設定データ及び第1のデータ記
憶手段に保存されているデータから列車ダイヤを作成す
るダイヤ作成手段と、その作成された列車ダイヤが保存
される第2のデータ記憶手段と、条件設定データ及び第
2のデータ記憶手段に保存された列車ダイヤを表示する
列車ダイヤ表示手段とを有するものである。
【0007】更に、本発明による列車ダイヤ作成装置
は、第2の記憶手段に保存された列車ダイヤから各駅の
各番線毎に列車の着発時刻及び行先のデータを帳票形式
に変換して駅時刻表として出力する帳票出力手段と、第
2のデータ記憶手段に保存された列車ダイヤから各駅毎
の旅客案内文章及び進路制御情報を編集するデータ編集
手段と、旅客案内文章及び進路制御情報を駅構内で案内
表示する旅客案内装置及び該当路線内で列車進路制御を
行う進路制御装置にそれぞれ出力するデータ出力手段と
を有するものである。
は、第2の記憶手段に保存された列車ダイヤから各駅の
各番線毎に列車の着発時刻及び行先のデータを帳票形式
に変換して駅時刻表として出力する帳票出力手段と、第
2のデータ記憶手段に保存された列車ダイヤから各駅毎
の旅客案内文章及び進路制御情報を編集するデータ編集
手段と、旅客案内文章及び進路制御情報を駅構内で案内
表示する旅客案内装置及び該当路線内で列車進路制御を
行う進路制御装置にそれぞれ出力するデータ出力手段と
を有するものである。
【0008】また本発明による旅客案内文章は列車種
別、行先、着発番線、編成両数、及び乗換情報を含むも
のであることを特徴とする。
別、行先、着発番線、編成両数、及び乗換情報を含むも
のであることを特徴とする。
【0009】また本発明による進路制御情報は列車着発
順、各列車の着発時刻、番線、進入・進出ルート、及び
行先を含むものであることを特徴とする。
順、各列車の着発時刻、番線、進入・進出ルート、及び
行先を含むものであることを特徴とする。
【0010】更に本発明によるデータ出力手段は、旅客
案内文章及び進路制御情報を直接オンラインにより又は
補助記憶装置を介して旅客案内装置及び進路制御装置に
それぞれ出力するものであることを特徴とする。
案内文章及び進路制御情報を直接オンラインにより又は
補助記憶装置を介して旅客案内装置及び進路制御装置に
それぞれ出力するものであることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明による列車ダイヤ作成装置は、列車ダイ
ヤを自動的に作成すると共に、この作成した列車ダイヤ
から各周辺装置に必要とされる旅客案内文章、進路制御
情報情報、及び駅時刻表を抽出・編集して出力する。
ヤを自動的に作成すると共に、この作成した列車ダイヤ
から各周辺装置に必要とされる旅客案内文章、進路制御
情報情報、及び駅時刻表を抽出・編集して出力する。
【0012】これによって、効率的に列車ダイヤを作成
すると共に、その作成した列車ダイヤを効率的に利用す
ることができる。
すると共に、その作成した列車ダイヤを効率的に利用す
ることができる。
【0013】また本発明による列車ダイヤ作成装置の旅
客案内文章は列車種別、行先、着発番線、編成両数、及
び乗換情報を含み、進路制御情報は列車着発順、各列車
の着発時刻、番線、進入・進出ルート、及び行先を含
む。
客案内文章は列車種別、行先、着発番線、編成両数、及
び乗換情報を含み、進路制御情報は列車着発順、各列車
の着発時刻、番線、進入・進出ルート、及び行先を含
む。
【0014】これによって、作成した列車ダイヤから各
駅毎に必要とされるデータが自動的に抽出・編集される
ため、列車ダイヤを効率的に利用することができる。
駅毎に必要とされるデータが自動的に抽出・編集される
ため、列車ダイヤを効率的に利用することができる。
【0015】また本発明による列車ダイヤ作成装置のデ
ータ出力手段は、旅客案内文章及び進路制御情報を直接
オンラインにより又は補助記憶装置を介して旅客案内装
置及び進路制御装置にそれぞれに出力する。
ータ出力手段は、旅客案内文章及び進路制御情報を直接
オンラインにより又は補助記憶装置を介して旅客案内装
置及び進路制御装置にそれぞれに出力する。
【0016】これによって、オンライン用の通信設備等
を付設する工事を省略でき、列車ダイヤを効率的に利用
することができる。
を付設する工事を省略でき、列車ダイヤを効率的に利用
することができる。
【0017】
【実施例】本発明による列車ダイヤ作成装置の一実施例
を図1に示す。図1は、本実施例のブロック図である。
を図1に示す。図1は、本実施例のブロック図である。
【0018】図示するように、列車ダイヤ作成装置2
は、入力装置1からダイヤグラム(以下、ダイヤと称す
る)を自動作成するために必要とされる初期条件データ
や作成者からの例えばダイヤを表示させる等の各種指示
を入力して、列車ダイヤを作成する。作成されたダイヤ
は列車ダイヤ作成装置2の内部で編集され、列車ダイヤ
表示装置6、旅客案内装置10、進路制御装置11、及
び駅時刻表12にそれぞれ出力される。
は、入力装置1からダイヤグラム(以下、ダイヤと称す
る)を自動作成するために必要とされる初期条件データ
や作成者からの例えばダイヤを表示させる等の各種指示
を入力して、列車ダイヤを作成する。作成されたダイヤ
は列車ダイヤ作成装置2の内部で編集され、列車ダイヤ
表示装置6、旅客案内装置10、進路制御装置11、及
び駅時刻表12にそれぞれ出力される。
【0019】列車ダイヤ作成装置2は、入力装置1から
データを入力するデータ入力部3と、データ入力部3に
入力されたデータと後述する予めデータ記憶部5内の第
1のデータ記憶部51に保存されているデータとから列
車ダイヤを作成するダイヤ作成部4と、作成された列車
ダイヤを保存するデータ記憶部5内の第2のデータ記憶
部52と、第2のデータ記憶部52に保存された列車ダ
イヤのデータから所定のデータを抽出し編集するデータ
編集部7と、データ編集部7で編集されたデータを旅客
案内装置10及び進路制御装置11に出力するデータ出
力部8と、第2のデータ記憶部52に保存された列車ダ
イヤのデータから必要なデータを抽出し時刻表の形式に
変換し駅時刻表12に出力する帳票出力部9とを有す
る。
データを入力するデータ入力部3と、データ入力部3に
入力されたデータと後述する予めデータ記憶部5内の第
1のデータ記憶部51に保存されているデータとから列
車ダイヤを作成するダイヤ作成部4と、作成された列車
ダイヤを保存するデータ記憶部5内の第2のデータ記憶
部52と、第2のデータ記憶部52に保存された列車ダ
イヤのデータから所定のデータを抽出し編集するデータ
編集部7と、データ編集部7で編集されたデータを旅客
案内装置10及び進路制御装置11に出力するデータ出
力部8と、第2のデータ記憶部52に保存された列車ダ
イヤのデータから必要なデータを抽出し時刻表の形式に
変換し駅時刻表12に出力する帳票出力部9とを有す
る。
【0020】データ入力部3は、入力装置1から設定条
件データや表示条件を読みとり、それらをダイヤ作成部
4に出力したり、また列車ダイヤを作成する条件や作成
に必要とされる駅、種別、及び時隔データ等の変更入力
があった場合には、データ記憶部5のデータを書き換え
る。更に、帳票出力部9へ駅時刻表12への帳票出力指
定を行い、データ編集部7へデータの抽出・編集を指示
する。
件データや表示条件を読みとり、それらをダイヤ作成部
4に出力したり、また列車ダイヤを作成する条件や作成
に必要とされる駅、種別、及び時隔データ等の変更入力
があった場合には、データ記憶部5のデータを書き換え
る。更に、帳票出力部9へ駅時刻表12への帳票出力指
定を行い、データ編集部7へデータの抽出・編集を指示
する。
【0021】ダイヤ作成部4は、データ入力部3から入
力した設定条件により、予め第1のデータ記憶部51に
保存されている列車ダイヤを作成するためのデータを読
みだして列車ダイヤを自動作成を行うか、又はもし作成
者が手動で列車ダイヤの作成することを希望するならば
その作業を支援する。
力した設定条件により、予め第1のデータ記憶部51に
保存されている列車ダイヤを作成するためのデータを読
みだして列車ダイヤを自動作成を行うか、又はもし作成
者が手動で列車ダイヤの作成することを希望するならば
その作業を支援する。
【0022】データ記憶部5は、列車ダイヤ作成のため
に必要とされる予め保存されているデータを記憶する第
1のデータ記憶部51及びダイヤ作成部4によって作成
された列車ダイヤを記憶する第2のデータ記憶部52を
備えるものである。ここで予め保存されているデータと
して、駅関係のデータ、列車種別データ、及び時隔デー
タがあり、更に自動作成のためのルールデータもある。
に必要とされる予め保存されているデータを記憶する第
1のデータ記憶部51及びダイヤ作成部4によって作成
された列車ダイヤを記憶する第2のデータ記憶部52を
備えるものである。ここで予め保存されているデータと
して、駅関係のデータ、列車種別データ、及び時隔デー
タがあり、更に自動作成のためのルールデータもある。
【0023】駅関係のデータとしては、全路線の駅数、
駅名、駅の番線数、番線の使用可能種別(主本線/副本
線の別、どの列車種別の列車の使用が可能であるか)、
使用方向(上下)、及び駅線形データ(待避線がある
か、各走行ルートの支障関係)がある。列車種別データ
としては、各列車種別ごとの各駅間の走行時間、停車時
間、各駅間での余裕時間、及びどの駅に停車するか/通
過するかの停車パターンがある。時隔データとしては、
各列車種別間での各駅の運転ルートに基づく最小運転時
隔(追い込み、交差、開通の各時隔)及び折り返し駅で
の最小折り返し時間がある。また、自動作成のためのル
ールデータとしては、例えば、「特急、急行、快速、普
通の列車においては、この順に優先度が高く、またこの
順に追い越されるときは、その駅で待避をする」とか、
「ある駅の折り返しは1番、2番の番線交互に使用する
か又は1番線をメインとして空いてないときのみ2番線
を使用する」とか、「各番線で折り返していく列車種別
により固定とする」などがある。更に、データ記憶部5
2には作成者が手動で作成した個別のダイヤデータも保
存されている。
駅名、駅の番線数、番線の使用可能種別(主本線/副本
線の別、どの列車種別の列車の使用が可能であるか)、
使用方向(上下)、及び駅線形データ(待避線がある
か、各走行ルートの支障関係)がある。列車種別データ
としては、各列車種別ごとの各駅間の走行時間、停車時
間、各駅間での余裕時間、及びどの駅に停車するか/通
過するかの停車パターンがある。時隔データとしては、
各列車種別間での各駅の運転ルートに基づく最小運転時
隔(追い込み、交差、開通の各時隔)及び折り返し駅で
の最小折り返し時間がある。また、自動作成のためのル
ールデータとしては、例えば、「特急、急行、快速、普
通の列車においては、この順に優先度が高く、またこの
順に追い越されるときは、その駅で待避をする」とか、
「ある駅の折り返しは1番、2番の番線交互に使用する
か又は1番線をメインとして空いてないときのみ2番線
を使用する」とか、「各番線で折り返していく列車種別
により固定とする」などがある。更に、データ記憶部5
2には作成者が手動で作成した個別のダイヤデータも保
存されている。
【0024】列車ダイヤ表示装置6は、列車ダイヤを作
成するために入力装置1の設定条件や作成された列車ダ
イヤを表示をしたり、個別のダイヤデータを表示する。
成するために入力装置1の設定条件や作成された列車ダ
イヤを表示をしたり、個別のダイヤデータを表示する。
【0025】データ編集部7は、第2のデータ記憶部5
2に保存された列車ダイヤから各駅での列車種別、行
先、着発番線、編成両数、及び乗換情報を含む旅客案内
文章を作成し、その旅客案内文章をデータ入力部3を介
して手動で修正させる。またデータ編集部7は、第2の
データ記憶部52に保存された列車ダイヤから列車着発
順、各列車の着発時刻、番線、進入/進出ルート、及び
行先を含む進路制御情報を編集する。
2に保存された列車ダイヤから各駅での列車種別、行
先、着発番線、編成両数、及び乗換情報を含む旅客案内
文章を作成し、その旅客案内文章をデータ入力部3を介
して手動で修正させる。またデータ編集部7は、第2の
データ記憶部52に保存された列車ダイヤから列車着発
順、各列車の着発時刻、番線、進入/進出ルート、及び
行先を含む進路制御情報を編集する。
【0026】データ出力部8は、データ編集部7で作成
された旅客案内文章及び進路制御情報を駅構内で案内表
示する旅客案内装置10及び該当路線内で列車進路制御
を行う進路制御装置11にそれぞれ出力する。データ出
力部8は直接オンラインによりデータを出力する以外に
例えばフロッピィディスク等の補助記憶装置を介して出
力することも可能である。
された旅客案内文章及び進路制御情報を駅構内で案内表
示する旅客案内装置10及び該当路線内で列車進路制御
を行う進路制御装置11にそれぞれ出力する。データ出
力部8は直接オンラインによりデータを出力する以外に
例えばフロッピィディスク等の補助記憶装置を介して出
力することも可能である。
【0027】ここで本実施例の動作を説明する。
【0028】まず、作成者は入力装置1より列車ダイヤ
作成するための設定条件データを入力する。入力された
設定条件データは、データ入力部3及びダイヤ作成部4
を介して、列車ダイヤ表示装置6に表示される。これに
より、作成者は入力データを確認することが可能にな
る。作成者は入力データを確認した後で、更に作成開始
を指示入力すると、データ入力部3が先に入力されたデ
ータをダイヤ作成部4に出力する。ダイヤ作成部4は、
もし作成者が列車ダイヤの自動作成を希望するならば列
車ダイヤ作成条件を基にデータ記憶部5から前述した駅
関係のデータ、列車種別データ、時隔データ、及びルー
ルデータを読みだし、列車ダイヤを作成する。もし、列
車ダイヤの手動作成を希望するならば、列車ダイヤ表示
装置6に先に入力したデータを表示させながら、作成者
が列車ダイヤを手動で作成する。
作成するための設定条件データを入力する。入力された
設定条件データは、データ入力部3及びダイヤ作成部4
を介して、列車ダイヤ表示装置6に表示される。これに
より、作成者は入力データを確認することが可能にな
る。作成者は入力データを確認した後で、更に作成開始
を指示入力すると、データ入力部3が先に入力されたデ
ータをダイヤ作成部4に出力する。ダイヤ作成部4は、
もし作成者が列車ダイヤの自動作成を希望するならば列
車ダイヤ作成条件を基にデータ記憶部5から前述した駅
関係のデータ、列車種別データ、時隔データ、及びルー
ルデータを読みだし、列車ダイヤを作成する。もし、列
車ダイヤの手動作成を希望するならば、列車ダイヤ表示
装置6に先に入力したデータを表示させながら、作成者
が列車ダイヤを手動で作成する。
【0029】ここで自動的に作成される列車ダイヤは、
上り下り方向のダイヤと折り返しダイヤである。この作
業によって各列車種別や列車番号や運用番号などの情報
のほかに、各駅の着発時刻、番線、ルート、行先、及び
列車間の待避関係が設定される。列車ダイヤを作成した
後は、その作成データをデータ記憶部5に保存すると共
に列車ダイヤ表示装置6に表示する。作成者は列車ダイ
ヤ表示装置6に表示された列車ダイヤを見て、承認する
か又は一部変更入力して列車ダイヤ作成作業を終了す
る。ただ、列車の入出庫及び、車両の割付については、
作成者が手動で他の条件を入力することにより、列車ダ
イヤの修正を行う。
上り下り方向のダイヤと折り返しダイヤである。この作
業によって各列車種別や列車番号や運用番号などの情報
のほかに、各駅の着発時刻、番線、ルート、行先、及び
列車間の待避関係が設定される。列車ダイヤを作成した
後は、その作成データをデータ記憶部5に保存すると共
に列車ダイヤ表示装置6に表示する。作成者は列車ダイ
ヤ表示装置6に表示された列車ダイヤを見て、承認する
か又は一部変更入力して列車ダイヤ作成作業を終了す
る。ただ、列車の入出庫及び、車両の割付については、
作成者が手動で他の条件を入力することにより、列車ダ
イヤの修正を行う。
【0030】データ編集部7は、データ記憶部5より列
車ダイヤのデータを取得し、その中から当該駅での列車
着発順、各列車の列車種別、行先、着発時刻、番線、及
び列車接続情報を抽出し旅客案内文章を編集する。更に
作成者が、その他の情報を入力装置1より入力し、デー
タ入力部3を介して列車ダイヤ表示装置6にデータ表示
しながら手動で編集する。更にデータ編集部7は、第2
のデータ記憶部52より列車ダイヤのデータを取得し、
その中から当該駅での列車着発順、各列車の列車種別、
行先、着発時刻、番線、及び列車接続情報を抽出し進路
制御情報を編集する。
車ダイヤのデータを取得し、その中から当該駅での列車
着発順、各列車の列車種別、行先、着発時刻、番線、及
び列車接続情報を抽出し旅客案内文章を編集する。更に
作成者が、その他の情報を入力装置1より入力し、デー
タ入力部3を介して列車ダイヤ表示装置6にデータ表示
しながら手動で編集する。更にデータ編集部7は、第2
のデータ記憶部52より列車ダイヤのデータを取得し、
その中から当該駅での列車着発順、各列車の列車種別、
行先、着発時刻、番線、及び列車接続情報を抽出し進路
制御情報を編集する。
【0031】データ出力部8は旅客案内文章の編集が終
了すると、その旅客案内文章を旅客案内装置10に出力
する。同様にデータ出力部8は進路制御情報の編集が終
了すると、進路制御装置11にその進路制御情報を出力
する。データ出力部8から旅客案内装置10及び進路制
御装置11への出力方法は、それぞれとの接続形式によ
ってオンラインでデータファイルとして出力する方法と
例えばフロッピィディスク等の補助記憶媒体によって出
力する方法とがある。
了すると、その旅客案内文章を旅客案内装置10に出力
する。同様にデータ出力部8は進路制御情報の編集が終
了すると、進路制御装置11にその進路制御情報を出力
する。データ出力部8から旅客案内装置10及び進路制
御装置11への出力方法は、それぞれとの接続形式によ
ってオンラインでデータファイルとして出力する方法と
例えばフロッピィディスク等の補助記憶媒体によって出
力する方法とがある。
【0032】このように、フロッピィディスク等の補助
記憶装置を使用することによって、オンライン用の通信
設備等を付設する工事を省略できる。
記憶装置を使用することによって、オンライン用の通信
設備等を付設する工事を省略できる。
【0033】帳票出力部9は、第2のデータ記憶部52
より列車ダイヤのデータを取得し、その中から当該駅で
の列車着発順、各列車の列車種別、行先、出発時刻、番
線、及び列車接続情報を抽出し帳票形式に編集し駅時刻
表を作成し、当該駅の駅時刻表12に出力する。
より列車ダイヤのデータを取得し、その中から当該駅で
の列車着発順、各列車の列車種別、行先、出発時刻、番
線、及び列車接続情報を抽出し帳票形式に編集し駅時刻
表を作成し、当該駅の駅時刻表12に出力する。
【0034】ここで、図2のフローチャートを基に、上
り下り方向のダイヤ作成の動作を説明する。
り下り方向のダイヤ作成の動作を説明する。
【0035】まず、入力装置1より列車ダイヤ作成する
ための設定条件を入力する。入力する設定条件として
は、列車種別ごとの本数とその発車間隔、各列車種別の
始発駅、終着駅、及び第1のデータ記憶部51に予め保
存されている走行/停車パターンと異なる番線指定等が
ある(図2のステップ101)。次に、入力した設定条
件がOKであるかどうか確認する(図2のステップ10
2)。OKであれば承認し、そうでなければ元にもどる
(図2のステップ102,101)。承認されたなら
ば、この設定条件データはデータ入力部3に読み込まれ
(図2のステップ103)、データ入力部3はダイヤ作
成部4にこのことを通知し、上り下り方向のダイヤを自
動作成する作業が開始される(図2のステップ10
4)。
ための設定条件を入力する。入力する設定条件として
は、列車種別ごとの本数とその発車間隔、各列車種別の
始発駅、終着駅、及び第1のデータ記憶部51に予め保
存されている走行/停車パターンと異なる番線指定等が
ある(図2のステップ101)。次に、入力した設定条
件がOKであるかどうか確認する(図2のステップ10
2)。OKであれば承認し、そうでなければ元にもどる
(図2のステップ102,101)。承認されたなら
ば、この設定条件データはデータ入力部3に読み込まれ
(図2のステップ103)、データ入力部3はダイヤ作
成部4にこのことを通知し、上り下り方向のダイヤを自
動作成する作業が開始される(図2のステップ10
4)。
【0036】次に、優先度順に1つのダイヤを作成する
ために、列車種別を選択する(図2のステップ10
5)。次に、これから作成するダイヤの始発駅及び始発
時刻を設定し、その列車種別の走行時分で次駅までのダ
イヤを作成する(図2のステップ106,107)。こ
の後、他のダイヤと交差するか又は同一方向の列車との
追い込み時隔が確保できないかを判定して(図2のステ
ップ108)、不可の場合には手前の駅までもどり(図
2のステップ109)、可の場合にはステップ107に
もどる。次にその駅で差時間分ずらし、出発時に先行列
車との開通時隔及び競合ルートを走行する列車がある場
合の交差時隔を見込んでダイヤを次駅まで作成する(図
2のステップ110)。このダイヤにつき最後の駅まで
ステップ107〜110の手順により作成する(図2の
ステップ111)。更に、その列車種別全てのダイヤが
作成されるまで、ステップ106〜111の手順を繰り
返す(図2のステップ112)。また、ステップ101
で設定された列車種別全ての列車ダイヤを作成するまで
ステップ105〜112の手順を繰り返す(図2のステ
ップ113)。最後に上り下りの条件が設定されていた
場合には上り下りとも引き終わったかをチェックし、引
き終わっていない時はステップ105以降を繰り返す
(図2のステップ114)。すべての作成条件によりダ
イヤが作成された場合には、自動作成を終了する(図2
のステップ115)。
ために、列車種別を選択する(図2のステップ10
5)。次に、これから作成するダイヤの始発駅及び始発
時刻を設定し、その列車種別の走行時分で次駅までのダ
イヤを作成する(図2のステップ106,107)。こ
の後、他のダイヤと交差するか又は同一方向の列車との
追い込み時隔が確保できないかを判定して(図2のステ
ップ108)、不可の場合には手前の駅までもどり(図
2のステップ109)、可の場合にはステップ107に
もどる。次にその駅で差時間分ずらし、出発時に先行列
車との開通時隔及び競合ルートを走行する列車がある場
合の交差時隔を見込んでダイヤを次駅まで作成する(図
2のステップ110)。このダイヤにつき最後の駅まで
ステップ107〜110の手順により作成する(図2の
ステップ111)。更に、その列車種別全てのダイヤが
作成されるまで、ステップ106〜111の手順を繰り
返す(図2のステップ112)。また、ステップ101
で設定された列車種別全ての列車ダイヤを作成するまで
ステップ105〜112の手順を繰り返す(図2のステ
ップ113)。最後に上り下りの条件が設定されていた
場合には上り下りとも引き終わったかをチェックし、引
き終わっていない時はステップ105以降を繰り返す
(図2のステップ114)。すべての作成条件によりダ
イヤが作成された場合には、自動作成を終了する(図2
のステップ115)。
【0037】なお、1つのダイヤを作成する場合や既に
作成されているダイヤに対して更にダイヤを挿入/追加
する場合でも、列車種別、開始駅/始発時刻、及び走行
/停車のパターン設定があれば、上記ステップ106〜
111によりダイヤを作成することができる。
作成されているダイヤに対して更にダイヤを挿入/追加
する場合でも、列車種別、開始駅/始発時刻、及び走行
/停車のパターン設定があれば、上記ステップ106〜
111によりダイヤを作成することができる。
【0038】次に、図3のフローチャートを基に折り返
しダイヤ作成の動作を説明する。
しダイヤ作成の動作を説明する。
【0039】まず入力装置1より折り返し駅、折り返し
を自動で作成する時間帯、及びこれから作業を開始する
列車のダイヤを指定し、設定条件(折り返し条件)を入
力する(ステップ201)。次に入力された設定条件が
OKか判断し(ステップ202)、もしOKならば次の
ステップ203に進み、そうでなければステップ201
にもどる。次に入力装置1から入力された設定条件をデ
ータ入力部3が読み込み(ステップ203)、データ入
力部3からの通知によりダイヤ作成部4が起動される
(ステップ204)。ダイヤ作成部4は、折り返し接続
を行うダイヤを2本選択する(ステップ205)。選択
の基準は、最小の折り返し時間を満たす逆方向のダイヤ
同士でありかつまだ設定されていない折り返しダイヤの
中で一番近いものを選択する。次に、ステップ205で
選択されたダイヤを接続する(ステップ206)。この
時の折り返し番線は、第1のデータ記憶部51で予め保
存されたその駅での折り返しルールに従う。例えば、専
用番線で行うルールの場合はその番線に割り付け、複数
の番線を交互使用するというルールの場合で交互に列車
種別による番線指定がある時には、出発する列車の種別
に従った番線を割り付けるというように指定する。次
に、ステップ206で作成された折り返しダイヤにより
支障が生じる他のルートのダイヤがないかをチェックし
(ステップ207,208)、ある場合にはステップ2
05に移り、ない場合にはその時隔分だけづらして折り
返すダイヤを作成し、更にダイヤをずらして引いたこと
による支障関係をチェックする(ステップ209)。次
に図2のステップ106からステップ111で作成した
ダイヤ作成の手順で作成していく(ステップ210)。
次に設定された折り返し作成の時間帯を経過したかチェ
ックして、経過した場合にはステップ212で自動作成
を終了する(ステップ211)。経過していない場合に
は、再度、ステップ205以降の手順を繰り返すことに
より折り返しダイヤを作成する。
を自動で作成する時間帯、及びこれから作業を開始する
列車のダイヤを指定し、設定条件(折り返し条件)を入
力する(ステップ201)。次に入力された設定条件が
OKか判断し(ステップ202)、もしOKならば次の
ステップ203に進み、そうでなければステップ201
にもどる。次に入力装置1から入力された設定条件をデ
ータ入力部3が読み込み(ステップ203)、データ入
力部3からの通知によりダイヤ作成部4が起動される
(ステップ204)。ダイヤ作成部4は、折り返し接続
を行うダイヤを2本選択する(ステップ205)。選択
の基準は、最小の折り返し時間を満たす逆方向のダイヤ
同士でありかつまだ設定されていない折り返しダイヤの
中で一番近いものを選択する。次に、ステップ205で
選択されたダイヤを接続する(ステップ206)。この
時の折り返し番線は、第1のデータ記憶部51で予め保
存されたその駅での折り返しルールに従う。例えば、専
用番線で行うルールの場合はその番線に割り付け、複数
の番線を交互使用するというルールの場合で交互に列車
種別による番線指定がある時には、出発する列車の種別
に従った番線を割り付けるというように指定する。次
に、ステップ206で作成された折り返しダイヤにより
支障が生じる他のルートのダイヤがないかをチェックし
(ステップ207,208)、ある場合にはステップ2
05に移り、ない場合にはその時隔分だけづらして折り
返すダイヤを作成し、更にダイヤをずらして引いたこと
による支障関係をチェックする(ステップ209)。次
に図2のステップ106からステップ111で作成した
ダイヤ作成の手順で作成していく(ステップ210)。
次に設定された折り返し作成の時間帯を経過したかチェ
ックして、経過した場合にはステップ212で自動作成
を終了する(ステップ211)。経過していない場合に
は、再度、ステップ205以降の手順を繰り返すことに
より折り返しダイヤを作成する。
【0040】以上の手順により折り返しダイヤ作成を行
う。更に手動設定で列車の入出庫やその他の情報を付加
することにより、折り返しダイヤの作成作業が完了す
る。
う。更に手動設定で列車の入出庫やその他の情報を付加
することにより、折り返しダイヤの作成作業が完了す
る。
【0041】次にデータ編集部7によって行われるデー
タ編集の動作を図4及び図5を基に説明する。
タ編集の動作を図4及び図5を基に説明する。
【0042】図4は、ダイヤ作成部4で作成されたダイ
ヤを説明するために、各列車T1,T3,T5、及びT
7のダイヤを表示したものである。図示するように、各
列車のA〜D駅における着発順が示されている。
ヤを説明するために、各列車T1,T3,T5、及びT
7のダイヤを表示したものである。図示するように、各
列車のA〜D駅における着発順が示されている。
【0043】図5(a)は、図4に示したダイヤから、
旅客案内装置10及び進路制御装置11とに出力される
旅客案内文章及び進路制御情報を編集するために必要と
されるデータの一部を抽出したものである。図示するよ
うに、A駅での列車の着発順データが示されている。A
駅での着発順に関しては、列車T5と列車T7の発順が
変わるため(図4参照)、データ編集部7は新たに接続
情報として、「列車T7は列車T5に抜かれる(を待避
する)」という情報を編集する。
旅客案内装置10及び進路制御装置11とに出力される
旅客案内文章及び進路制御情報を編集するために必要と
されるデータの一部を抽出したものである。図示するよ
うに、A駅での列車の着発順データが示されている。A
駅での着発順に関しては、列車T5と列車T7の発順が
変わるため(図4参照)、データ編集部7は新たに接続
情報として、「列車T7は列車T5に抜かれる(を待避
する)」という情報を編集する。
【0044】図5(b)は、B駅での着発順データと接
続情報を抽出したものである。B駅では、着発順として
は列車T3と列車T1の着発順が変わるため(図4参
照)、データ編集部7は、接続情報として「列車T3は
列車T1に抜かれる(を待避する)」という情報を編集
する。更に、前方駅である「A駅で列車T7は列車T5
に抜かれる」という情報を編集する。同様に各列車ごと
の列車種別データ、着発番線データ、着発ルートデー
タ、着発時刻データ、及び行先データも同様に抽出し編
集する。そのほかに必要な情報があれば、作成者が図1
の入力装置1より入力してその情報を付加する。
続情報を抽出したものである。B駅では、着発順として
は列車T3と列車T1の着発順が変わるため(図4参
照)、データ編集部7は、接続情報として「列車T3は
列車T1に抜かれる(を待避する)」という情報を編集
する。更に、前方駅である「A駅で列車T7は列車T5
に抜かれる」という情報を編集する。同様に各列車ごと
の列車種別データ、着発番線データ、着発ルートデー
タ、着発時刻データ、及び行先データも同様に抽出し編
集する。そのほかに必要な情報があれば、作成者が図1
の入力装置1より入力してその情報を付加する。
【0045】進路制御装置11に対する進路制御情報と
して、上記と同様のデータの他に、同一番線への進入/
進出のルートが複数ある場合に、制御する信号が異なる
ため、その進入ルートと進出ルートの情報も自動的に編
集する。
して、上記と同様のデータの他に、同一番線への進入/
進出のルートが複数ある場合に、制御する信号が異なる
ため、その進入ルートと進出ルートの情報も自動的に編
集する。
【0046】以上のように、列車ダイヤを自動的に作成
することによって作成時間の短縮、省力化が図れる。ま
た、列車ダイヤの作成ルールを計算機上で実現すること
により、今までと同じ考え方で適正な列車ダイヤを作成
することができる。更に、列車ダイヤ改正後の付帯作業
としての旅客案内装置や進路制御装置用のデータ作成、
その入力作業、及び入力後のチェック作業の効率化が図
れる。
することによって作成時間の短縮、省力化が図れる。ま
た、列車ダイヤの作成ルールを計算機上で実現すること
により、今までと同じ考え方で適正な列車ダイヤを作成
することができる。更に、列車ダイヤ改正後の付帯作業
としての旅客案内装置や進路制御装置用のデータ作成、
その入力作業、及び入力後のチェック作業の効率化が図
れる。
【0047】その他の効果として、駅時刻表作成のため
の作業時間の削減ができ印刷経費等も削減でき、付帯業
務の作業時間が短縮できるため、列車ダイヤ作成日から
列車ダイヤ改正日までの時間が短縮できる。
の作業時間の削減ができ印刷経費等も削減でき、付帯業
務の作業時間が短縮できるため、列車ダイヤ作成日から
列車ダイヤ改正日までの時間が短縮できる。
【0048】
【発明の効果】本発明により効率的に列車ダイヤを作成
すると共に、その作成した列車ダイヤを効率的に利用し
うる列車ダイヤ作成装置を提供することができる。
すると共に、その作成した列車ダイヤを効率的に利用し
うる列車ダイヤ作成装置を提供することができる。
【図1】本発明による列車ダイヤ作成装置の一実施例を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図2】上り下り方向のダイヤ作成の動作を説明するた
めのフローチャート。
めのフローチャート。
【図3】折り返しダイヤ作成の動作を説明するためのフ
ローチャート。
ローチャート。
【図4】ダイヤ作成部により作成される列車ダイヤを説
明するための図。
明するための図。
【図5】本発明によるデータ編集部の動作を説明するた
めの図表。
めの図表。
1 入力装置 2 列車ダイヤ作成装置 3 データ入力部 4 ダイヤ作成部 5 データ記憶部 6 列車ダイヤ表示装置 7 データ編集部 8 データ出力部 9 帳票出力部 10 旅客案内装置 11 進路制御装置 12 駅時刻表
フロントページの続き (72)発明者 平 野 薫 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内
Claims (5)
- 【請求項1】列車ダイヤを作成するための条件設定デー
タを読み込むデータ入力手段と、前記列車ダイヤを作成
するために予め必要とされるデータが保存されている第
1のデータ記憶手段と、前記条件設定データ及び前記第
1のデータ記憶手段に保存されているデータから前記列
車ダイヤを作成するダイヤ作成手段と、その作成された
列車ダイヤが保存される第2のデータ記憶手段と、前記
条件設定データ及び前記第2のデータ記憶手段に保存さ
れた列車ダイヤを表示する列車ダイヤ表示手段とを有す
る列車ダイヤ作成装置。 - 【請求項2】請求項1記載の列車ダイヤ作成装置におい
て、 前記第2の記憶手段に保存された列車ダイヤから各駅の
各番線毎に列車の着発時刻及び行先のデータを帳票形式
に変換して駅時刻表として出力する帳票出力手段と、前
記第2のデータ記憶手段に保存された列車ダイヤから各
駅毎の旅客案内文章及び進路制御情報を編集するデータ
編集手段と、前記旅客案内文章及び進路制御情報を駅構
内で案内表示する旅客案内装置及び該当路線内で列車進
路制御を行う進路制御装置にそれぞれ出力するデータ出
力手段とを有する列車ダイヤ作成装置。 - 【請求項3】請求項2記載の列車ダイヤ作成装置におい
て、 前記旅客案内文章は列車種別、行先、着発番線、編成両
数、及び乗換情報を含むものであることを特徴とする列
車ダイヤ作成装置。 - 【請求項4】請求項2又は請求項3記載の列車ダイヤ作
成装置において、 前記進路制御情報は列車着発順、各列車の着発時刻、番
線、進入・進出ルート、及び行先を含むものであること
を特徴とする列車ダイヤ作成装置。 - 【請求項5】請求項2及至請求項4のいずれかに記載の
列車ダイヤ作成装置において、 前記データ出力手段は、前記旅客案内文章及び前記進路
制御情報を直接オンラインにより又は補助記憶装置を介
して前記旅客案内装置及び前記進路制御装置にそれぞれ
出力するものであることを特徴とする列車ダイヤ作成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3394895A JPH08230673A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 列車ダイヤ作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3394895A JPH08230673A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 列車ダイヤ作成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08230673A true JPH08230673A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=12400735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3394895A Pending JPH08230673A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 列車ダイヤ作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08230673A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004051053A (ja) * | 2002-07-24 | 2004-02-19 | Hitachi Ltd | 運転時隔算出装置 |
JP2009119929A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Ns Solutions Corp | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
JP2022162004A (ja) * | 2017-09-13 | 2022-10-21 | 株式会社日立システムズ | 比較装置、比較方法、及びプログラム |
-
1995
- 1995-02-22 JP JP3394895A patent/JPH08230673A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004051053A (ja) * | 2002-07-24 | 2004-02-19 | Hitachi Ltd | 運転時隔算出装置 |
JP2009119929A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Ns Solutions Corp | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
JP2022162004A (ja) * | 2017-09-13 | 2022-10-21 | 株式会社日立システムズ | 比較装置、比較方法、及びプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040326 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040806 |