JPH07191158A - 腕時計 - Google Patents
腕時計Info
- Publication number
- JPH07191158A JPH07191158A JP5348421A JP34842193A JPH07191158A JP H07191158 A JPH07191158 A JP H07191158A JP 5348421 A JP5348421 A JP 5348421A JP 34842193 A JP34842193 A JP 34842193A JP H07191158 A JPH07191158 A JP H07191158A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper case
- digital display
- lower case
- display member
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electric Clocks (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 デジタルおよびアナログの双方の表示と、薄
型化とを可能とする。 【構成】 下部ケース1にデジタル表示部材4を設け、
下部ケース1に開閉可能な上部ケース2にアナログ表示
部材10を設ける。上部ケース2の回転中心となるヒン
ジ部材8をデジタル表示部材4の配設部位に設け、デジ
タル表示部材4とアナログ表示部材10の並列配置を可
能として薄型化する。デジタル表示部材4は上部ケース
2の開き時における操作パネル16への操作で、時刻以
外のデータを表示する。
型化とを可能とする。 【構成】 下部ケース1にデジタル表示部材4を設け、
下部ケース1に開閉可能な上部ケース2にアナログ表示
部材10を設ける。上部ケース2の回転中心となるヒン
ジ部材8をデジタル表示部材4の配設部位に設け、デジ
タル表示部材4とアナログ表示部材10の並列配置を可
能として薄型化する。デジタル表示部材4は上部ケース
2の開き時における操作パネル16への操作で、時刻以
外のデータを表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は計算機能などの他の機能
を備えた腕時計に関する。
を備えた腕時計に関する。
【0002】
【従来の技術】腕時計では指針により時刻をアナログ表
示する本来の機能に加えて、計算機能や電話番号などの
記憶機能を備えることにより多機能化されたものが開発
されている。これらの腕時計では付加された機能をデジ
タル表示により表示するようになっており、このデジタ
ル表示部と時刻のアナログ表示部との2つの表示部を配
置する必要がある。
示する本来の機能に加えて、計算機能や電話番号などの
記憶機能を備えることにより多機能化されたものが開発
されている。これらの腕時計では付加された機能をデジ
タル表示により表示するようになっており、このデジタ
ル表示部と時刻のアナログ表示部との2つの表示部を配
置する必要がある。
【0003】このための従来構造の腕時計は、下部ケー
スに上部ケースを開閉自在に取り付けた2段構造となっ
ており、指針により時刻をアナログ表示するアナログ表
示面が上部ケースの上面に設けられている。また、他の
情報をデジタル表示するデジタル表示面は上部ケースの
下面に設けられており、上部ケースを回動によって開放
してデジタル表示面を表側にすることにより、デジタル
表示面の視認が可能となっている。かかるデジタル表示
面で表示する情報を操作するため、キーを多数配した操
作パネルが下部ケースの上面に配置されている。そして
回路基板,電池その他の部材がこの下部ケースの内部に
格納されている。
スに上部ケースを開閉自在に取り付けた2段構造となっ
ており、指針により時刻をアナログ表示するアナログ表
示面が上部ケースの上面に設けられている。また、他の
情報をデジタル表示するデジタル表示面は上部ケースの
下面に設けられており、上部ケースを回動によって開放
してデジタル表示面を表側にすることにより、デジタル
表示面の視認が可能となっている。かかるデジタル表示
面で表示する情報を操作するため、キーを多数配した操
作パネルが下部ケースの上面に配置されている。そして
回路基板,電池その他の部材がこの下部ケースの内部に
格納されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した構造では、ア
ナログ表示面、デジタル表示面、操作パネルが積み重ね
状に配置されるため、腕時計が厚くなっている。このた
め、装着感が悪く、しかも取扱いも不便となる問題があ
る。
ナログ表示面、デジタル表示面、操作パネルが積み重ね
状に配置されるため、腕時計が厚くなっている。このた
め、装着感が悪く、しかも取扱いも不便となる問題があ
る。
【0005】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、アナログ表示およびデジタル表示の双方の表示
が可能であっても、薄型化ができ、これにより装着感が
向上し、取扱いも便利な構造を有した腕時計を提供する
ことを目的とする。
であり、アナログ表示およびデジタル表示の双方の表示
が可能であっても、薄型化ができ、これにより装着感が
向上し、取扱いも便利な構造を有した腕時計を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の腕時計は、所定
のデータをデジタル表示するデジタル表示部材が配置さ
れた下部ケースと、この下部ケースに開閉自在に取り付
けられた上部ケースと、この上部ケースに取り付けられ
時刻を指針により表示するアナログ表示部材と、前記下
部ケースにおけるデジタル表示部材の配置部位に設けら
れ上部ケースの開閉時の回転中心となるヒンジ部材とを
備えていることを特徴とする。
のデータをデジタル表示するデジタル表示部材が配置さ
れた下部ケースと、この下部ケースに開閉自在に取り付
けられた上部ケースと、この上部ケースに取り付けられ
時刻を指針により表示するアナログ表示部材と、前記下
部ケースにおけるデジタル表示部材の配置部位に設けら
れ上部ケースの開閉時の回転中心となるヒンジ部材とを
備えていることを特徴とする。
【0007】また本発明では、所定のデータをデジタル
表示するデジタル表示部材が配置された下部ケースと、
この下部ケースに配置され前記デジタル表示部材に表示
用信号を出力するためのキーが配設された操作パネル
と、前記下部ケースに開閉自在に取り付けられた上部ケ
ースと、この上部ケースに取り付けられ時刻を指針によ
り表示するアナログ表示部材と、前記下部ケースにおけ
るデジタル表示部材の配置部位に設けられ上部ケースの
開閉時の回転中心となるヒンジ部材と、前記上部ケース
の開閉作動に連動して前記デジタル表示部材の表示デー
タを切り換えるスイッチ部材とを備えていることをも特
徴とする。
表示するデジタル表示部材が配置された下部ケースと、
この下部ケースに配置され前記デジタル表示部材に表示
用信号を出力するためのキーが配設された操作パネル
と、前記下部ケースに開閉自在に取り付けられた上部ケ
ースと、この上部ケースに取り付けられ時刻を指針によ
り表示するアナログ表示部材と、前記下部ケースにおけ
るデジタル表示部材の配置部位に設けられ上部ケースの
開閉時の回転中心となるヒンジ部材と、前記上部ケース
の開閉作動に連動して前記デジタル表示部材の表示デー
タを切り換えるスイッチ部材とを備えていることをも特
徴とする。
【0008】
【実施例】図1ないし図6は本発明の一実施例を示し、
下部ケース1と、下部ケース1に開閉自在に取り付けら
れた上部ケース2とを備えている。下部ケース1は腕時
計の外郭を構成するものであり、その12時および6時
方向の端部には腕に巻回される時計バンド3が取り付け
られている(図2参照)。この下部ケース1の12時側
には時刻および/または他のデータをデジタルにより表
示するデジタル表示部材4が配置されている。
下部ケース1と、下部ケース1に開閉自在に取り付けら
れた上部ケース2とを備えている。下部ケース1は腕時
計の外郭を構成するものであり、その12時および6時
方向の端部には腕に巻回される時計バンド3が取り付け
られている(図2参照)。この下部ケース1の12時側
には時刻および/または他のデータをデジタルにより表
示するデジタル表示部材4が配置されている。
【0009】デジタル表示部材4は液晶表示装置からな
り、下部ケース1の12時側の取付凹部に嵌め込まれる
ことにより取り付けられている。このデジタル表示部材
4はフレキシブルな接続部材5を介して後述する回路基
板6に電気的に接続されて表示用信号が入力される(図
2参照)。かかるデジタル表示部材4は後述するよう
に、上部ケース2の閉じ状態では時刻を表示するが、上
部ケース2の開放状態では計算結果、電話番号その他の
時刻以外のデータを表示する。7はこのデジタル表示部
材4の上方に位置するように、下部ケース1に嵌められ
た時計ガラスである。
り、下部ケース1の12時側の取付凹部に嵌め込まれる
ことにより取り付けられている。このデジタル表示部材
4はフレキシブルな接続部材5を介して後述する回路基
板6に電気的に接続されて表示用信号が入力される(図
2参照)。かかるデジタル表示部材4は後述するよう
に、上部ケース2の閉じ状態では時刻を表示するが、上
部ケース2の開放状態では計算結果、電話番号その他の
時刻以外のデータを表示する。7はこのデジタル表示部
材4の上方に位置するように、下部ケース1に嵌められ
た時計ガラスである。
【0010】上部ケース2は下部ケース1に回転可能に
取り付けられ、この回転により下部ケース1に対して開
閉する。この上部ケース2の回転はヒンジ部材8を中心
にして行われる。ヒンジ部材8は図1および図2に示す
ように、下部ケース1におけるデジタル表示部材4の配
設部位下方に形成されたヒンジ穴8aと、上部ケース2
の対応位置に設けられヒンジ穴8aに挿入されるばね棒
などのヒンジピン8bとにより構成されている。
取り付けられ、この回転により下部ケース1に対して開
閉する。この上部ケース2の回転はヒンジ部材8を中心
にして行われる。ヒンジ部材8は図1および図2に示す
ように、下部ケース1におけるデジタル表示部材4の配
設部位下方に形成されたヒンジ穴8aと、上部ケース2
の対応位置に設けられヒンジ穴8aに挿入されるばね棒
などのヒンジピン8bとにより構成されている。
【0011】このヒンジ部材8を中心とした上部ケース
2の回転に対し、上部ケース2の閉じ状態を維持するた
め、フック部材9が設けられている。フック部材9は図
4に示すように、上部ケース2における5時および7時
方向の両側面に取り付けられて、下部ケース1方向に延
出している。このフック部材9は弾性体,金属などによ
り形成されると共に、下端部分には下部ケース1の側面
に係合するフック部9aが形成されており(図3参
照)、上部ケース2を閉じ方向に回転させることによ
り、フック部9aが下部ケース1に係合して上部ケース
2が閉じられる。一方、上部ケース2に反対方向の回転
操作力を作用させることにより、フック部9aの係合が
解除されて、上部ケース2が開方向に回転する。このフ
ック部材9の配設により上部ケース2が不用意に開くこ
とがなく、安定した閉じ状態を維持することができる。
本実施例において、フック部材9は後述するように、デ
ジタル表示部材4が表示する表示データを切り換える作
用片としても使用されるものである。
2の回転に対し、上部ケース2の閉じ状態を維持するた
め、フック部材9が設けられている。フック部材9は図
4に示すように、上部ケース2における5時および7時
方向の両側面に取り付けられて、下部ケース1方向に延
出している。このフック部材9は弾性体,金属などによ
り形成されると共に、下端部分には下部ケース1の側面
に係合するフック部9aが形成されており(図3参
照)、上部ケース2を閉じ方向に回転させることによ
り、フック部9aが下部ケース1に係合して上部ケース
2が閉じられる。一方、上部ケース2に反対方向の回転
操作力を作用させることにより、フック部9aの係合が
解除されて、上部ケース2が開方向に回転する。このフ
ック部材9の配設により上部ケース2が不用意に開くこ
とがなく、安定した閉じ状態を維持することができる。
本実施例において、フック部材9は後述するように、デ
ジタル表示部材4が表示する表示データを切り換える作
用片としても使用されるものである。
【0012】上部ケース2は中央部分が開口され、この
開口部分にアナログ表示部材10としてのアナログムー
ブメントが取り付けられている。アナログ表示部材10
は文字板11と、時針,分針および秒針からなる指針1
2とを備えており、時刻を指針12によりアナログ表示
する。図2および図3において、13はこのアナログ表
示部材10の上方に取り付けられた時計ガラス、14は
上部ケース2の下面に取り付けられた裏蓋である。
開口部分にアナログ表示部材10としてのアナログムー
ブメントが取り付けられている。アナログ表示部材10
は文字板11と、時針,分針および秒針からなる指針1
2とを備えており、時刻を指針12によりアナログ表示
する。図2および図3において、13はこのアナログ表
示部材10の上方に取り付けられた時計ガラス、14は
上部ケース2の下面に取り付けられた裏蓋である。
【0013】このような本実施例は上部ケース2の回転
中心となるヒンジ部材8が下部ケース1のデジタル表示
部材4の配設部位に設けられることから、下部ケース1
に設けられたデジタル表示部材4と、上部ケース2に設
けられたアナログ表示部材10とを図1に示すように並
列状態で配設することができる。従って、双方の表示部
材4,10の表示内容を同時に視認できるため、使用上
便利となる。また、デジタル表示部材4とアナログ表示
部材10とが段状に上下に設けられていないため、薄く
することができ、装着感が向上して取扱いも容易とな
る。また、本実施例において、下部ケース1における上
部ケース1の対応部分には、図2に示すように、凹部1
5が形成され、この凹部15に上部ケース1の大部分が
収納されるようになっている。これにより上部ケース1
の厚みの大部分が凹部15によって吸収されるため、さ
らに薄型化が可能となっている。
中心となるヒンジ部材8が下部ケース1のデジタル表示
部材4の配設部位に設けられることから、下部ケース1
に設けられたデジタル表示部材4と、上部ケース2に設
けられたアナログ表示部材10とを図1に示すように並
列状態で配設することができる。従って、双方の表示部
材4,10の表示内容を同時に視認できるため、使用上
便利となる。また、デジタル表示部材4とアナログ表示
部材10とが段状に上下に設けられていないため、薄く
することができ、装着感が向上して取扱いも容易とな
る。また、本実施例において、下部ケース1における上
部ケース1の対応部分には、図2に示すように、凹部1
5が形成され、この凹部15に上部ケース1の大部分が
収納されるようになっている。これにより上部ケース1
の厚みの大部分が凹部15によって吸収されるため、さ
らに薄型化が可能となっている。
【0014】下部ケース1におけるかかる凹部15の底
面部分には図2および図3に示すように、操作パネル1
6が取り付けられている。操作パネル16は数字入力,
アルファベット入力,四則計算入力等の各種のキー(図
示省略)が上面に配されており、対応するキーへの押圧
操作により、デジタル表示部材4へ表示用信号が出力さ
れる。この出力を行うため、下部ケース1内には回路基
板6が取り付けられると共に、この回路基板6と操作パ
ネル16とがフレキシブルな接続基板17を介して電気
的に接続され、回路基板6とデジタル表示部材4とが接
続基板5を介して電気的に接続されている。
面部分には図2および図3に示すように、操作パネル1
6が取り付けられている。操作パネル16は数字入力,
アルファベット入力,四則計算入力等の各種のキー(図
示省略)が上面に配されており、対応するキーへの押圧
操作により、デジタル表示部材4へ表示用信号が出力さ
れる。この出力を行うため、下部ケース1内には回路基
板6が取り付けられると共に、この回路基板6と操作パ
ネル16とがフレキシブルな接続基板17を介して電気
的に接続され、回路基板6とデジタル表示部材4とが接
続基板5を介して電気的に接続されている。
【0015】かかる回路基板6の側面との対応部位には
スイッチ部材20が抜け止め状態で配置されている(図
2参照)。スイッチ部材20は図3に示すように、回路
基板6と対応する下部ケース1の側面部分を貫通するよ
うに設けられている。このスイッチ部材20における下
部ケース1内の端部との対応部位には可動接点(図示省
略)が設けられると共に、可動接点と対向する回路基板
6の側面には固定接点(図示省略)が設けられ、スイッ
チ部材20の押し込みによりこれらの接点が接触して、
スイッチングが行われる。かかるスイッチ部材20はデ
ジタル表示部材4における表示データの切り換えを上部
ケース2の開閉作動と連動して行うスイッチング手段と
して作用する。本実施例において、上部ケース2の閉じ
状態ではデジタル表示部材4が時刻をデジタル表示する
一方、上部ケース2の開き状態では時刻以外の他のデー
タをデジタル表示するように、スイッチ部材20が作動
する。このため本実施例では、スイッチ部材20が下部
ケース1から所定長さ抜き出されるようにばね(図示省
略)により付勢されており、この抜き出し先端部がフッ
ク部材9と当接する構造となっている。このような構造
により、上部ケース2の閉じ状態ではフック部材9がス
イッチ部材20を押し込み、可動接点と固定接点とが接
触してデジタル表示部材が時刻表示を行うが、上部ケー
ス2の開き状態では、スイッチング部材20がばね力で
押し出されて接点相互の接触がなくなり、これによりデ
ジタル表示部材4が他のデータ表示を行う。従って、操
作パネル16に対するキー操作を行うことにより、所定
のデータを表示あるいは変更することができる。このよ
うな構造では、上部ケース2の開閉に連動してデジタル
表示部材4の表示内容が自動的に切り換えられるため、
使用上便利となる。
スイッチ部材20が抜け止め状態で配置されている(図
2参照)。スイッチ部材20は図3に示すように、回路
基板6と対応する下部ケース1の側面部分を貫通するよ
うに設けられている。このスイッチ部材20における下
部ケース1内の端部との対応部位には可動接点(図示省
略)が設けられると共に、可動接点と対向する回路基板
6の側面には固定接点(図示省略)が設けられ、スイッ
チ部材20の押し込みによりこれらの接点が接触して、
スイッチングが行われる。かかるスイッチ部材20はデ
ジタル表示部材4における表示データの切り換えを上部
ケース2の開閉作動と連動して行うスイッチング手段と
して作用する。本実施例において、上部ケース2の閉じ
状態ではデジタル表示部材4が時刻をデジタル表示する
一方、上部ケース2の開き状態では時刻以外の他のデー
タをデジタル表示するように、スイッチ部材20が作動
する。このため本実施例では、スイッチ部材20が下部
ケース1から所定長さ抜き出されるようにばね(図示省
略)により付勢されており、この抜き出し先端部がフッ
ク部材9と当接する構造となっている。このような構造
により、上部ケース2の閉じ状態ではフック部材9がス
イッチ部材20を押し込み、可動接点と固定接点とが接
触してデジタル表示部材が時刻表示を行うが、上部ケー
ス2の開き状態では、スイッチング部材20がばね力で
押し出されて接点相互の接触がなくなり、これによりデ
ジタル表示部材4が他のデータ表示を行う。従って、操
作パネル16に対するキー操作を行うことにより、所定
のデータを表示あるいは変更することができる。このよ
うな構造では、上部ケース2の開閉に連動してデジタル
表示部材4の表示内容が自動的に切り換えられるため、
使用上便利となる。
【0016】図1,図3,図4において21は上部ケー
ス2の側面に取り付けられ、アナログ表示部材10の指
針12の調整を行う調整ダイヤルである。図2および図
3において、22は下部ケース1の下面に取り付けられ
た裏蓋であり、アラーム表示を行うアラーム素子23が
取り付けられている。
ス2の側面に取り付けられ、アナログ表示部材10の指
針12の調整を行う調整ダイヤルである。図2および図
3において、22は下部ケース1の下面に取り付けられ
た裏蓋であり、アラーム表示を行うアラーム素子23が
取り付けられている。
【0017】図5および図6は本実施例の使用状態を示
し、図5における上部ケース2の閉じ状態では、デジタ
ル表示部材4およびアナログ表示部材10を同時に視認
できると共に、これらの表示部材4,10が並列に配置
されるため薄くなり、装着性が良好となっている。一
方、図6における上部ケース2の開き状態では、下部ケ
ース1のデジタル表示部材4による表示データが自動的
に切り換わると共に、操作パネル16が露出し、このパ
ネル16へのキー操作を行うことにより、デジタル表示
部材4が表示する必要のデータを視認することができ
る。
し、図5における上部ケース2の閉じ状態では、デジタ
ル表示部材4およびアナログ表示部材10を同時に視認
できると共に、これらの表示部材4,10が並列に配置
されるため薄くなり、装着性が良好となっている。一
方、図6における上部ケース2の開き状態では、下部ケ
ース1のデジタル表示部材4による表示データが自動的
に切り換わると共に、操作パネル16が露出し、このパ
ネル16へのキー操作を行うことにより、デジタル表示
部材4が表示する必要のデータを視認することができ
る。
【0018】本発明は上記実施例に限定されることなく
種々変形が可能であり、例えばデジタル表示部材の表示
データの切り換えを上部ケースの開閉と独立して行うよ
うにしても良く、この場合は、そのためのキーを操作パ
ネルに配置することにより可能となる。
種々変形が可能であり、例えばデジタル表示部材の表示
データの切り換えを上部ケースの開閉と独立して行うよ
うにしても良く、この場合は、そのためのキーを操作パ
ネルに配置することにより可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上のとおり本発明は、デジタル表示部
材とアナログ表示部材とを上下に設けることなく、並列
に配置することかできるため、薄型化が可能であり、装
着感が向上し、取扱いも容易となる。
材とアナログ表示部材とを上下に設けることなく、並列
に配置することかできるため、薄型化が可能であり、装
着感が向上し、取扱いも容易となる。
【図1】本発明の一実施例の正面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1のB−B線断面図。
【図4】裏蓋の装着前後の底面図。
【図5】使用状態の側面図。
【図6】使用状態の側面図。
1 下部ケース 2 上部ケース 4 デジタル表示部材 8 ヒンジ部材 10 アナログ表示部材
Claims (3)
- 【請求項1】 所定のデータをデジタル表示するデジタ
ル表示部材が配置された下部ケースと、この下部ケース
に開閉自在に取り付けられた上部ケースと、この上部ケ
ースに取り付けられ時刻を指針により表示するアナログ
表示部材と、前記下部ケースにおけるデジタル表示部材
の配置部位に設けられ上部ケースの開閉時の回転中心と
なるヒンジ部材とを備えていることを特徴とする腕時
計。 - 【請求項2】 所定のデータをデジタル表示するデジタ
ル表示部材が配置された下部ケースと、この下部ケース
に配置され前記デジタル表示部材に表示用信号を出力す
るためのキーが配設された操作パネルと、前記下部ケー
スに開閉自在に取り付けられた上部ケースと、この上部
ケースに取り付けられ時刻を指針により表示するアナロ
グ表示部材と、前記下部ケースにおけるデジタル表示部
材の配置部位に設けられ上部ケースの開閉時の回転中心
となるヒンジ部材と、前記上部ケースの開閉作動に連動
して前記デジタル表示部材の表示データを切り換えるス
イッチ部材とを備えていることを特徴とする腕時計。 - 【請求項3】 前記上部ケースまたは下部ケースのいず
れか一方のケースから他方のケースに係脱自在に係合し
て上部ケースを閉じ状態とするフック部材が設けられ、
前記スイッチ部材はこのスイッチ部材との係脱により前
記デジタル表示部材の表示データを切り換えることを特
徴とする請求項2記載の腕時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5348421A JPH07191158A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 腕時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5348421A JPH07191158A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 腕時計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07191158A true JPH07191158A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18396901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5348421A Pending JPH07191158A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 腕時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07191158A (ja) |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP5348421A patent/JPH07191158A/ja active Pending
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