JPH0719069Y2 - ディジタルスイッチ - Google Patents

ディジタルスイッチ

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JPH0719069Y2
JPH0719069Y2 JP1988019215U JP1921588U JPH0719069Y2 JP H0719069 Y2 JPH0719069 Y2 JP H0719069Y2 JP 1988019215 U JP1988019215 U JP 1988019215U JP 1921588 U JP1921588 U JP 1921588U JP H0719069 Y2 JPH0719069 Y2 JP H0719069Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
character wheel
return spring
digital switch
operating member
coil spring
Prior art date
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Application number
JP1988019215U
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JPH01124623U (ja
Inventor
雅志 礒部
Original Assignee
和泉電気株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この考案は、制御パネル等に取り付けて用いられるディ
ジタルスイッチに関し、特に操作部材の押圧により文字
車を回転させるようにしたディジタルスイッチに関す
る。
(b)従来の技術 一般に、操作部材の操作によって文字車を回転するよう
にしたディジタルスイッチは、第2図に示すように操作
部材21の下方に円筒形コイルバネによって構成された復
帰バネ22を備えている。これによって操作部材21が矢印
A方向に操作され、突起部23がギア24との係合により文
字車25を所定角度だけ回転させた後、復帰バネ22の弾性
力により操作部材21を元の位置に復帰させるようにして
いた。
また、第3図(A)および(B)に示すように、ケース
36の内部下方にねじりコイルバネによって構成された復
帰バネ32を備え、この復帰バネ32の両端部32a,32aを操
作部材31の下方に当接させるようにしたものがあった。
同図に示すように構成したデジタルスイッチにおいて操
作部材31を矢印A方向に操作すると、復帰バネ32の一端
32bは図中二点鎖線で示すように拡張方向に変形を生
じ、このとき突起33はギア34との係合により文字車35を
所定角度だけ回転させる。こののち矢印A方向の押圧力
が解除されると、復帰バネ32の一端32bは図中実線で示
す状態に収縮方向に復帰しようとし、操作部材31を元の
位置に復帰させる。
(c)考案が解決しようとする課題 しかしながら、第2図に示した円筒形コイルバネを用い
た従来のデジタルスイッチでは、操作部材21の移動方向
に伸縮する円筒形コイルバネにより構成された復帰バネ
22を操作部材21の下方に配置しているため、ケース26の
形状は操作部材21の操作方向に長くなり、コントロール
パネル内部にデッドスペースが生じる欠点があった。
また、第3図(A)および(B)示した従来のディジタ
ルスイッチでは、操作部材31を操作した際にねじりコイ
ルバネによって構成された復帰バネ32の端部に拡張方向
の変形が生じるため、復帰バネ32の疲労が激しく、ディ
ジタルスイッチの寿命が短縮化する問題があった。ま
た、ケース36の内部において文字車35の内側に対向する
位置に復帰バネ32を備えているため、ケース36の操作部
材31の操作方向の長さは短縮することができるが、第3
図(A)に示すように操作部材31が操作された際には復
帰バネ32の端部は文字車35の外周よりも外側に突出する
ため、復帰バネ32の巻回方向の一部を文字車35の凹部35
a内に収納させることができず、第3図(B)に示すよ
うにケース36は幅方向について大型化し、コントロール
パネル内にデッドスペースが生じる問題があった。
この考案の目的は、ねじりコイルバネによって構成され
た復帰バネを半径方向において常時文字車の内周部に位
置させ、軸方向においてその一部を文字車の凹部内に収
納するようにし、幅方向および操作部材の操作方向につ
いてケースを小型化してコントロールパネル内における
デッドスペースの発生を防止するとともに、操作部材の
操作時にねじりコイルバネの端部が収縮方向に変形する
ようにして復帰バネの疲労を軽減し、長寿命化を図るこ
とができるディジタルスイッチを提供することにある。
(d)課題を解決するための手段 この考案のディジタルスイッチは、本体内部の略中心部
に軸支され側面に全周にわたって凹部を形成した文字車
と、上下方向に往復移動自在にされ下降時に文字車を互
いに反対方向に所定角度だけ回転させる一対の操作部材
と、操作部材を上昇方向に付勢する復帰バネと、を備え
てなるディジタルスイッチにおいて、 前記復帰バネが、側面全面が常時文字車の側面であって
回転軸より上側の側面に対向する位置に、その巻回軸方
向の一部を凹部内に収納して支持され、両端部において
拡張方向の弾性力を一対の操作部材のそれぞれに作用さ
せるねじりコイルバネであることを特徴とする。
(e)作用 この考案においては、ねじりコイルバネにより一対の操
作部材を上方に付勢する復帰バネが構成され、このねじ
りコイルバネの側面全面が常時文字車の側面に対向して
位置し、文字車の凹部内に軸方向の一部を収納して支持
される。このため、操作部材に対してその操作方向の位
置に復帰バネが設けられることがなく、操作部材の操作
方向における本体の長さは短くなる。また、文字車の側
面に形成された凹部に軸方向の一部が収納されるため、
文字車の回転軸方向についても本体の長さは短くなる。
さらに、ねじりコイルバネの端部の拡張方向の弾性力が
操作部材に作用するため、操作部材の操作時にねじりコ
イルバネの端部は収縮方向に変形する。また、ねじりコ
イルバネは、文字車の側面において回転軸より上側の側
面に対向するため、ねじりコイルバネの両端部の下方に
は、変位のための十分なスペースが文字車の側面に確保
されており、操作部材が下方に移動した際にねじりコイ
ルバネの両端部が文字車に当接することがない。
(f)実施例 第1図(A)および(B)は、この考案の実施例である
ディジタルスイッチのそれぞれ正面断面図および側面断
面図である。
本体のケース6に対して操作部材1a,1bは矢印Aおよび
B方向に往復移動自在にされている。操作部材1a,1bの
それぞれには突起3a,3b、係止部9a,9b、長孔10a,10bお
よびストッパ11a,11bが一体に形成されている。操作部
材1a,1bはケース6に形成された突起8a,8bと長孔10a,10
bとの係合および、ケース6に形成された長孔7a,7bと操
作部材1a,1bに形成された図示しない突起との係合によ
ってケース6の内部に位置決めされている。
ケース6の内部中央部には軸部5bが突出して形成されて
いる。この軸部5bに文字車5が回転自在にされている。
文字車5にはギア4が同心状に形成されている。さら
に、ケース6には軸体2cが突出して形成されている。こ
の軸体2cにはねじりコイルバネによって構成された復帰
バネ2が支持されている。この復帰バネ2の両端部2a,2
bのそれぞれは操作部材1a,1bの係止部9a,9bに係合して
いる。また、文字車5においてギア4が形成されている
側面にはギア4の外側に全周にわたって凹部5aが形成さ
れている。軸体2cおよび復帰バネ2の軸方向の一部はこ
の凹部5a内に収納されている。これは、復帰バネ2の両
端部2a,2bが第1図(C)の平面図に示す状態で操作部
材1a,1bの係止部9a,9bに係合することによって可能にさ
れている。
以上のように構成されたディジタルスイッチにおいて操
作部材1aが矢印A方向に操作されると、突起3aがギア4
に係合し、これを矢印C方向に回転させる。このときの
ギア4の矢印C方向の回転量はストッパ11bによって1
ピッチ分に規制される。操作部材1aが矢印A方向に移動
するにともない。復帰バネ2の端部2aは係止部9aにより
下方に押圧される。これによって復帰バネ2の端部2aは
その収縮方向に変形を生じるが、文字車5の外周から外
に出ることはない。操作部材1aから矢印A方向の押圧力
が解除されると、操作部材1aは復帰バネ2の端部2aが第
1図(A)中に実線で示す位置に復帰する際に復帰バネ
2に生じる弾性力により矢印B方向に付勢され、同図中
に示す状態に復帰する。以上の動作は操作部材1bについ
ても同様であり、操作部材1bが矢印A方向に操作された
際には文字車5はギア4とともに矢印D方向に回転す
る。
以上のようにしてこの実施例によれば、復帰バネ2を文
字車5の側面に対向する位置に支持させることができる
ため、ケース6の形状を操作部材1a,1bの移動方向につ
いて短く形成することができる。また、復帰バネ2の端
部2a,2bは操作部材1a,1bの移動によっても文字車5の外
周部にはみ出すことがなく、復帰バネ2の巻回軸方向の
一部を文字車5の凹部5a内に位置させることができ、幅
方向についてもケース6の形状を小型化することができ
る。さらに、操作部材1a,1bの操作時に復帰バネ2の端
部2a,2bは収縮方向に変形するため、復帰バネ2の疲労
を軽減することができる。
(g)考案の効果 この考案によれば、復帰バネを構成するねじりコイルバ
ネがその側面全面を文字車の側面に対向して配置される
ため、操作部材の移動方向について本体の形状が大型化
することがない。また、復帰バネの巻回軸方向の一部は
文字車の凹部内に収納されるため、幅方向についても本
体の形状を小型化できる。さらに、拡張方向の弾性力が
操作部材に作用し、操作部材の移動によってねじりコイ
ルバネは収縮方向に変形するため、これに生じる疲労を
軽減して長寿命化を図ることができる。また、ねじりコ
イルバネの両端部の下方には、変位のための十分なスペ
ースが文字車の側面に確保されており、操作部材が下方
に移動した際にねじりコイルバネの両端部が文字車に当
接することがなく、文字車の動作不良や破損を生じるこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)および(B)はこの考案の実施例であるデ
ィジタルスイッチのそれぞれ正面断面図および側面断面
図、第1図(C)は同ディジタルスイッチの要部の平面
図である。また第2図は従来のディジタルスイッチの構
成を示す正面断面図であり、第3図(A)および(B)
は別の従来のディジタルスイッチの構成を示すそれぞれ
正面断面図および側面断面図である。 1a,1b…操作部材、2…復帰バネ、5…文字車、6…ケ
ース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体内部の略中心部に軸支され側面に全周
    にわたって凹部を形成した文字車と、上下方向に往復移
    動自在にされ下降時に文字車を互いに反対方向に所定角
    度だけ回転させる一対の操作部材と、操作部材を上昇方
    向に付勢する復帰バネと、を備えてなるディジタルスイ
    ッチにおいて、 前記復帰バネが、側面全面が常時文字車の側面であって
    回転軸より上側の側面に対向する位置に、その巻回軸方
    向の一部を凹部内に収納して支持され、両端部において
    拡張方向の弾性力を一対の操作部材のそれぞれに作用さ
    せるねじりコイルバネであることを特徴とするディジタ
    ルスイッチ。
JP1988019215U 1988-02-16 1988-02-16 ディジタルスイッチ Expired - Lifetime JPH0719069Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988019215U JPH0719069Y2 (ja) 1988-02-16 1988-02-16 ディジタルスイッチ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988019215U JPH0719069Y2 (ja) 1988-02-16 1988-02-16 ディジタルスイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01124623U JPH01124623U (ja) 1989-08-24
JPH0719069Y2 true JPH0719069Y2 (ja) 1995-05-01

Family

ID=31234530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988019215U Expired - Lifetime JPH0719069Y2 (ja) 1988-02-16 1988-02-16 ディジタルスイッチ

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS575782Y2 (ja) * 1977-07-27 1982-02-03
JPS5460471A (en) * 1977-10-24 1979-05-15 Omron Tateisi Electronics Co Digital switch

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01124623U (ja) 1989-08-24

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