JPH07190622A - 簡易型燃焼処理装置 - Google Patents
簡易型燃焼処理装置Info
- Publication number
- JPH07190622A JPH07190622A JP3316096A JP31609691A JPH07190622A JP H07190622 A JPH07190622 A JP H07190622A JP 3316096 A JP3316096 A JP 3316096A JP 31609691 A JP31609691 A JP 31609691A JP H07190622 A JPH07190622 A JP H07190622A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- end plate
- waste wood
- plate portion
- mounting hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/78—Recycling of wood or furniture waste
Landscapes
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Incineration Of Waste (AREA)
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的大型で,容易に設置することのできる
簡易型燃焼処理装置であって、廃棄木材や可燃性廃棄物
をその発生場所の近くで焼却処理をすることができ、同
時に炭焼き装置としても使用することのできるものを提
供すること。 【構成】 半割り筒状で,その軸方向の一端側が開放さ
れ他端側が閉塞された装置本体1と、この装置本体1の
前記一端側を閉塞する鏡板部2とを別体に形成し、前記
装置本体1の半割り面側の縁部1aを地面Gに臨ませて
装置本体1を据え置き、この装置本体1の前記一端側に
面して前記鏡板部2を設置した。
簡易型燃焼処理装置であって、廃棄木材や可燃性廃棄物
をその発生場所の近くで焼却処理をすることができ、同
時に炭焼き装置としても使用することのできるものを提
供すること。 【構成】 半割り筒状で,その軸方向の一端側が開放さ
れ他端側が閉塞された装置本体1と、この装置本体1の
前記一端側を閉塞する鏡板部2とを別体に形成し、前記
装置本体1の半割り面側の縁部1aを地面Gに臨ませて
装置本体1を据え置き、この装置本体1の前記一端側に
面して前記鏡板部2を設置した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、廃棄木材等を焼却あ
るいは炭焼きする,燃焼処理装置に関するものである。
るいは炭焼きする,燃焼処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、廃棄木材や可燃性廃棄物は、
焼却炉を用いて焼却処理が行なわれている。
焼却炉を用いて焼却処理が行なわれている。
【0003】ところで、これらの廃棄木材の焼却が行え
る焼却炉は、比較的大型であるため、従来固定設備とし
て設置されている。
る焼却炉は、比較的大型であるため、従来固定設備とし
て設置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、かかる従
来の焼却炉により廃棄木材等を焼却処理する場合、その
発生場所から焼却炉まで廃棄木材等を運搬することが必
要であり、一般にその運搬距離が長距離となることが多
いのが現状である。
来の焼却炉により廃棄木材等を焼却処理する場合、その
発生場所から焼却炉まで廃棄木材等を運搬することが必
要であり、一般にその運搬距離が長距離となることが多
いのが現状である。
【0005】また、とくに、廃棄木材が生じた場合に
は、その廃棄木材を原料として木炭を製造することによ
って再利用し、森林資源の有効活用を図ることも考えら
れるが、簡易な炭焼き装置が存在しないので発生した廃
棄木材は焼却処理されているのも現状である。
は、その廃棄木材を原料として木炭を製造することによ
って再利用し、森林資源の有効活用を図ることも考えら
れるが、簡易な炭焼き装置が存在しないので発生した廃
棄木材は焼却処理されているのも現状である。
【0006】この発明は、このような事情に基づいてな
されたもので、比較的大型で,容易に設置することので
きる簡易型燃焼処理装置であって、廃棄木材や可燃性廃
棄物をその発生場所の近くで焼却処理をすることがで
き、同時に炭焼き装置としても使用することのできるも
のを提供することを目的とするものである。
されたもので、比較的大型で,容易に設置することので
きる簡易型燃焼処理装置であって、廃棄木材や可燃性廃
棄物をその発生場所の近くで焼却処理をすることがで
き、同時に炭焼き装置としても使用することのできるも
のを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、半割り筒状で,その軸方向
の一端側が開放され他端側が閉塞された装置本体と、こ
の装置本体の前記一端側を閉塞する鏡板部とを別体に形
成し、前記装置本体の半割り面側の縁部を設置面に臨ま
せて装置本体を据え置き、この装置本体の前記一端側に
面して前記鏡板部を設置したものである。
に、請求項1記載の発明は、半割り筒状で,その軸方向
の一端側が開放され他端側が閉塞された装置本体と、こ
の装置本体の前記一端側を閉塞する鏡板部とを別体に形
成し、前記装置本体の半割り面側の縁部を設置面に臨ま
せて装置本体を据え置き、この装置本体の前記一端側に
面して前記鏡板部を設置したものである。
【0008】また、請求項2記載の発明は、前記鏡板部
に、バーナ用取付孔と煙突用取付孔とを形成したもので
ある。
に、バーナ用取付孔と煙突用取付孔とを形成したもので
ある。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によれば、燃焼処理装置が
半割り筒状の装置本体と別体に形成された鏡板部とで構
成されているので、運搬が容易である。
半割り筒状の装置本体と別体に形成された鏡板部とで構
成されているので、運搬が容易である。
【0010】また、大型部品である装置本体は設置面に
据え置くだけでよいので、燃焼処理装置の設置を極めて
容易に行なうことができる。
据え置くだけでよいので、燃焼処理装置の設置を極めて
容易に行なうことができる。
【0011】したがって、この燃焼処理装置は比較的簡
単に移動して設置することのできる簡易型燃焼処理装置
であって、廃棄木材等の発生場所の近傍等に随時設置す
ることも可能となる。
単に移動して設置することのできる簡易型燃焼処理装置
であって、廃棄木材等の発生場所の近傍等に随時設置す
ることも可能となる。
【0012】さらに、請求項2記載の発明によれば、こ
の燃焼処理装置の鏡板部にバーナ用の取付孔と煙突用の
取付孔とが設けられているので、この燃焼処理装置の内
部が気密となるように設置することによって内部を蒸焼
き状態にすることができ、炭焼き処理を行なうことがで
きる。
の燃焼処理装置の鏡板部にバーナ用の取付孔と煙突用の
取付孔とが設けられているので、この燃焼処理装置の内
部が気密となるように設置することによって内部を蒸焼
き状態にすることができ、炭焼き処理を行なうことがで
きる。
【0013】
【実施例】以下、図面に示す一実施例により、この発明
を説明する。
を説明する。
【0014】なお、図示の状態は廃棄木材を炭焼き処理
する場合を示すものである。
する場合を示すものである。
【0015】図面において、Sは燃焼処理装置を示し、
装置本体1と鏡板部2とからなる。
装置本体1と鏡板部2とからなる。
【0016】装置本体1は、概ね全体的形状として半円
筒状に形成されたもので、半割り面側の縁部1aと,鏡
板部2側となる一端部(以下、前端部という)1bは開
放状態に形成され、前記前端部1bの逆側となる他端部
(以下、後端部という)1cは一体的に形成された壁部
で閉止されている。なお、前記他端部1cには、開閉絞
り弁からなる空気ダンパ1dを備えた通気口が形成され
ている。
筒状に形成されたもので、半割り面側の縁部1aと,鏡
板部2側となる一端部(以下、前端部という)1bは開
放状態に形成され、前記前端部1bの逆側となる他端部
(以下、後端部という)1cは一体的に形成された壁部
で閉止されている。なお、前記他端部1cには、開閉絞
り弁からなる空気ダンパ1dを備えた通気口が形成され
ている。
【0017】この装置本体1は、図4に示すように、鋼
板3の内側表面に発泡コンクリート等の断熱材を張り付
けて断熱層4を形成したもので、前記前端部1b側の縁
部には全体に渡って段部5が形成されている。
板3の内側表面に発泡コンクリート等の断熱材を張り付
けて断熱層4を形成したもので、前記前端部1b側の縁
部には全体に渡って段部5が形成されている。
【0018】この段部5は、前記鋼板3の内側に断熱層
4が配置されているので、十分な剛性を有し、この段部
5を損傷するおそれも少ない。
4が配置されているので、十分な剛性を有し、この段部
5を損傷するおそれも少ない。
【0019】この段部5には、耐熱ゴムからなるホース
6を装着し、このホース6の内部に水7を充填すること
によって、鏡板部2との間の隙間を閉じ、燃焼処理装置
Sの内部での燃焼が適切に行なわれるようになってい
る。
6を装着し、このホース6の内部に水7を充填すること
によって、鏡板部2との間の隙間を閉じ、燃焼処理装置
Sの内部での燃焼が適切に行なわれるようになってい
る。
【0020】このように形成された装置本体1は、設置
面としての地面G上に据え置かれるが、この地面Gには
浅いピット11が形成され、このピット11内には水7
を入れ、装置本体1の半割り面部分,すなわち縁部1a
は全体に渡って、このピット11内の水中に没した状態
で据え置かれている(図5)。
面としての地面G上に据え置かれるが、この地面Gには
浅いピット11が形成され、このピット11内には水7
を入れ、装置本体1の半割り面部分,すなわち縁部1a
は全体に渡って、このピット11内の水中に没した状態
で据え置かれている(図5)。
【0021】これは、地面G上に据え置いて設置した装
置本体1の縁部1aと地面Gとの間に隙間が形成される
と、この装置本体1内部での廃棄木材の炭焼き処理とし
ての燃焼を適切に行なわせることが困難となるからであ
る。
置本体1の縁部1aと地面Gとの間に隙間が形成される
と、この装置本体1内部での廃棄木材の炭焼き処理とし
ての燃焼を適切に行なわせることが困難となるからであ
る。
【0022】このピット11は、図1における装置本体
1の後方に形成されたピット主部11aと、燃焼処理装
置Sの底部Fとなる地面の両側でピット主部11aから
鏡板部2側に延びる溝部11bとを有するものである
(図2参照)。
1の後方に形成されたピット主部11aと、燃焼処理装
置Sの底部Fとなる地面の両側でピット主部11aから
鏡板部2側に延びる溝部11bとを有するものである
(図2参照)。
【0023】そして、これらの溝部11bの間には、炉
床としての底部Fが地面Gと同一の高さのまま形成され
ている。
床としての底部Fが地面Gと同一の高さのまま形成され
ている。
【0024】前記溝部11bは、装置本体1が底部Fの
上方を覆った状態(以下、前進位置という)の場合に、
装置本体1の縁部1aでの気密性を確保するものであ
る。
上方を覆った状態(以下、前進位置という)の場合に、
装置本体1の縁部1aでの気密性を確保するものであ
る。
【0025】また、前記ピット主部11aは、装置本体
1が図2に実線で示したように底部Fの上方を開放した
状態(以下、後退位置という)への装置本体1の移動を
段差なしのまま行えるようにするために形成されたもの
である。
1が図2に実線で示したように底部Fの上方を開放した
状態(以下、後退位置という)への装置本体1の移動を
段差なしのまま行えるようにするために形成されたもの
である。
【0026】したがって、前記ピット11内に据え置か
れた装置本体1は、図1に実線で示す位置と仮想線で示
す位置との間を矢印のように容易に前後に移動する事が
できるようになっている。
れた装置本体1は、図1に実線で示す位置と仮想線で示
す位置との間を矢印のように容易に前後に移動する事が
できるようになっている。
【0027】そして、図1において、このように前進位
置に設置された装置本体1の前端部1bの直前には、鏡
板部2が立設されている。
置に設置された装置本体1の前端部1bの直前には、鏡
板部2が立設されている。
【0028】この鏡板部2は、前記一端部1bより少し
大きな半円状の板材であって、前記断熱層4と同様の発
泡コンクリート等で形成されている(図3参照)。
大きな半円状の板材であって、前記断熱層4と同様の発
泡コンクリート等で形成されている(図3参照)。
【0029】そして、この鏡板部2には、バーナ12の
取付孔13と、煙突14a,14bの取付孔15a,1
5bとが形成されており、取付孔13にはバーナ12が
装着され、取付孔15aには炭焼き処理用の煙突14a
が、また取付孔15bには焼却処理用の煙突14bが着
脱可能に設置される。
取付孔13と、煙突14a,14bの取付孔15a,1
5bとが形成されており、取付孔13にはバーナ12が
装着され、取付孔15aには炭焼き処理用の煙突14a
が、また取付孔15bには焼却処理用の煙突14bが着
脱可能に設置される。
【0030】なお、この鏡板部2は、地面Gにその下部
を少し埋め込んで自立させて立設しても良いが、前記装
置本体1の一端部1b側にもたれ掛けさせて立設させる
こととしてもよい。
を少し埋め込んで自立させて立設しても良いが、前記装
置本体1の一端部1b側にもたれ掛けさせて立設させる
こととしてもよい。
【0031】このように構成された燃焼処理装置Sは、
例えば次のようにして使用される。
例えば次のようにして使用される。
【0032】まず、装置本体1を後退位置として、底部
Fの上方を開放状態とし、鏡板部2を撤去した状態で、
廃棄木材Wを搭載した台車Cを底部F上に位置させる。
Fの上方を開放状態とし、鏡板部2を撤去した状態で、
廃棄木材Wを搭載した台車Cを底部F上に位置させる。
【0033】この後、後退位置にあった装置本体1を前
進位置に移動させ、台車Cの上方を装置本体1で覆い、
その装置本体1の前端部1bの直前に取付孔15bを閉
塞し取付孔15aに炭焼き処理用の煙突14aのみを設
置した鏡板部2を立設させる。
進位置に移動させ、台車Cの上方を装置本体1で覆い、
その装置本体1の前端部1bの直前に取付孔15bを閉
塞し取付孔15aに炭焼き処理用の煙突14aのみを設
置した鏡板部2を立設させる。
【0034】これにより、廃棄木材Wは、台車のまま燃
焼処理装置Sの内部に収納されることになる。
焼処理装置Sの内部に収納されることになる。
【0035】そして、装置本体1の段部5にホース6を
配置し、その後、このホース6中に不図示のポンプで加
圧された水7を充填することにより、前記装置本体1の
一端部1bと鏡板部2との間の気密性を高める。
配置し、その後、このホース6中に不図示のポンプで加
圧された水7を充填することにより、前記装置本体1の
一端部1bと鏡板部2との間の気密性を高める。
【0036】この後、鏡板部2に装着されている,バー
ナ12で燃焼処理装置S内の廃棄木材Wに着火させ、空
気ダンパ1dを経て小量の空気を供給して蒸焼き状態と
する。
ナ12で燃焼処理装置S内の廃棄木材Wに着火させ、空
気ダンパ1dを経て小量の空気を供給して蒸焼き状態と
する。
【0037】所定時間の燃焼により前記廃棄木材Wが炭
焼き処理された後、装置本体1を後退位置に移動させ、
鏡板部2を撤去し、台車Cごと木炭を回収する。
焼き処理された後、装置本体1を後退位置に移動させ、
鏡板部2を撤去し、台車Cごと木炭を回収する。
【0038】なお、台車Cを用いず,例えばダンプトラ
ックやフォークリフト等によって、廃棄木材を直接底部
F上に積み上げて、前記と同様に燃焼処理装置Sで蒸焼
きすることとしてもよい。
ックやフォークリフト等によって、廃棄木材を直接底部
F上に積み上げて、前記と同様に燃焼処理装置Sで蒸焼
きすることとしてもよい。
【0039】この場合、炭焼き処理に要する手間は、従
来行なわれていた廃棄木材の焼却処理とほぼ同様であり
ながら、木炭を得ることができる。
来行なわれていた廃棄木材の焼却処理とほぼ同様であり
ながら、木炭を得ることができる。
【0040】さらに、この燃焼処理装置Sにおいては、
前記ピット11中から水7を除去し、装置本体1の縁部
1aと設置面との間に適当な間隙を形成するように、装
置本体1を据え置くとともに、空気ダンパ1dを大きく
開くことにより、この装置本体1の内部での廃棄木材W
の燃焼に十分な空気を確保することができる。
前記ピット11中から水7を除去し、装置本体1の縁部
1aと設置面との間に適当な間隙を形成するように、装
置本体1を据え置くとともに、空気ダンパ1dを大きく
開くことにより、この装置本体1の内部での廃棄木材W
の燃焼に十分な空気を確保することができる。
【0041】そして、前記炭焼き処理用の煙突14aに
代えて、取付孔15bに焼却処理用の煙突14bを装着
することにより、廃棄木材Wを焼却することができる。
代えて、取付孔15bに焼却処理用の煙突14bを装着
することにより、廃棄木材Wを焼却することができる。
【0042】かかる焼却処理の場合は、廃棄木材に限ら
ず、可燃性の廃棄物に一般的に適用することができる。
ず、可燃性の廃棄物に一般的に適用することができる。
【0043】なお、以上説明した実施例においては装置
本体1は半割りの円筒状であったが、角筒状であっても
概ね同様に実施でき、また装置本体1を大型に構成する
場合等には半割りの円筒状に形成した複数のセグメント
を円筒の軸方向に配列して互いに連結することで装置本
体1を形成することとすれば装置本体1を各セグメント
に分解することも可能となるので、装置本体1の運搬が
一層容易となる。
本体1は半割りの円筒状であったが、角筒状であっても
概ね同様に実施でき、また装置本体1を大型に構成する
場合等には半割りの円筒状に形成した複数のセグメント
を円筒の軸方向に配列して互いに連結することで装置本
体1を形成することとすれば装置本体1を各セグメント
に分解することも可能となるので、装置本体1の運搬が
一層容易となる。
【0044】さらに、以上説明した実施例においては、
鏡板部2にバーナ12を設置することとしたが、バーナ
12を装置本体1の後端部1cに空気ダンパ1dと並べ
て設置してもよく、この場合装置本体1の内部での空気
の流れが円滑となり、良好な燃焼が行なわれる利点があ
る。
鏡板部2にバーナ12を設置することとしたが、バーナ
12を装置本体1の後端部1cに空気ダンパ1dと並べ
て設置してもよく、この場合装置本体1の内部での空気
の流れが円滑となり、良好な燃焼が行なわれる利点があ
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、 請求項1記載の
発明によれば、燃焼処理装置が半割り筒状の装置本体と
別体に形成された鏡板部とで構成されているので、運搬
が容易である。
発明によれば、燃焼処理装置が半割り筒状の装置本体と
別体に形成された鏡板部とで構成されているので、運搬
が容易である。
【0046】また、大型部品である装置本体は設置面に
据え置くだけでよいので、燃焼処理装置の設置を極めて
容易に行なうことができる。
据え置くだけでよいので、燃焼処理装置の設置を極めて
容易に行なうことができる。
【0047】したがって、この燃焼処理装置は比較的簡
単に移動して設置することのできる簡易型燃焼処理装置
であって、廃棄木材等の発生場所の近傍等に随時設置す
ることも可能となる。
単に移動して設置することのできる簡易型燃焼処理装置
であって、廃棄木材等の発生場所の近傍等に随時設置す
ることも可能となる。
【0048】さらに、請求項2記載の発明によれば、こ
の燃焼処理装置の鏡板部にバーナ用の取付孔と煙突用の
取付孔とが設けられているので、この燃焼処理装置の内
部が気密となるように設置することによって内部を蒸焼
き状態にすることができ、炭焼き処理を行なうことがで
きる。
の燃焼処理装置の鏡板部にバーナ用の取付孔と煙突用の
取付孔とが設けられているので、この燃焼処理装置の内
部が気密となるように設置することによって内部を蒸焼
き状態にすることができ、炭焼き処理を行なうことがで
きる。
【図1】実施例の燃焼処理装置の断面図である。
【図2】燃焼処理装置の上面図である。
【図3】燃焼処理装置の概略斜視図である。
【図4】図1のA部の拡大図である。
【図5】図1のB部の断面図である。
S 燃焼処理装置 1 装置本体 1a 縁部 1b 一端部(前端部) 1c 他端部(後端部) 1d 空気ダンパ 2 鏡板部 12 バーナ 13 (バーナ用)取付孔 14a,14b 煙突 15a,15b (煙突用)取付孔
Claims (2)
- 【請求項1】 半割り筒状で,その軸方向の一端側が開
放され他端側が閉塞された装置本体と、この装置本体の
前記一端側を閉塞する鏡板部とを別体に形成し、前記装
置本体の半割り面側の縁部を設置面に臨ませて装置本体
を据え置き、この装置本体の前記一端側に面して前記鏡
板部を設置したことを特徴とする簡易型燃焼処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の簡易型燃焼処理装置にお
いて、前記鏡板部に、バーナ用取付孔と煙突用取付孔と
を形成したことを特徴とする簡易型燃焼処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3316096A JP2730816B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 炭焼兼焼却燃焼処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3316096A JP2730816B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 炭焼兼焼却燃焼処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07190622A true JPH07190622A (ja) | 1995-07-28 |
JP2730816B2 JP2730816B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=18073198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3316096A Expired - Lifetime JP2730816B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 炭焼兼焼却燃焼処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2730816B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007117780A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-05-17 | Keiichi Kotaka | 資源リサイクル炉 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5577145A (en) * | 1978-12-05 | 1980-06-10 | Ushio Inc | Annealing furnace |
JPS59149957U (ja) * | 1983-03-25 | 1984-10-06 | 三建産業株式会社 | ド−ム型炉体移動式熱処理炉 |
JPS63137113A (ja) * | 1986-11-29 | 1988-06-09 | Nippon Steel Corp | 溶融還元方法及び装置 |
JPH01298002A (ja) * | 1988-05-25 | 1989-12-01 | Osaka Titanium Co Ltd | 塩化物反応炉 |
JPH0245091A (ja) * | 1988-08-04 | 1990-02-15 | Mitsubishi Electric Corp | ドラム式洗濯機 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP3316096A patent/JP2730816B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5577145A (en) * | 1978-12-05 | 1980-06-10 | Ushio Inc | Annealing furnace |
JPS59149957U (ja) * | 1983-03-25 | 1984-10-06 | 三建産業株式会社 | ド−ム型炉体移動式熱処理炉 |
JPS63137113A (ja) * | 1986-11-29 | 1988-06-09 | Nippon Steel Corp | 溶融還元方法及び装置 |
JPH01298002A (ja) * | 1988-05-25 | 1989-12-01 | Osaka Titanium Co Ltd | 塩化物反応炉 |
JPH0245091A (ja) * | 1988-08-04 | 1990-02-15 | Mitsubishi Electric Corp | ドラム式洗濯機 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007117780A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-05-17 | Keiichi Kotaka | 資源リサイクル炉 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2730816B2 (ja) | 1998-03-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5415113A (en) | Portable incineration apparatus | |
KR20220014253A (ko) | 소각겸용 스팀보일러 | |
JPH07190622A (ja) | 簡易型燃焼処理装置 | |
WO2005047771A1 (en) | Mobile solid waste gasification unit | |
JP2543673Y2 (ja) | 小型焼却炉 | |
JPH11182829A (ja) | 廃棄物焼却炉 | |
JP2568909Y2 (ja) | 地下式焼却炉における灰出し装置 | |
JPH06341626A (ja) | ゴミ焼却炉 | |
JPH02157508A (ja) | 古タイヤ等の焼却炉 | |
JP3122844B1 (ja) | 焼却炉 | |
KR0130108Y1 (ko) | 강제송풍식 연소기 | |
JPH07243625A (ja) | 焼却炉 | |
JPH0734902B2 (ja) | 遠赤外線分解装置 | |
JP3018372U (ja) | 焼却炉 | |
US4776286A (en) | Portable air curtain blower | |
JPH07280229A (ja) | 大型焼却炉及びそれに用いる煙突 | |
JPH1054527A (ja) | 焼却炉装置及びこの装置に用いるエアー拡散部材並びにこの装置を搭載した焼却船 | |
JP3048968U (ja) | 廃油焼却装置 | |
JPH0525499U (ja) | 可搬型エンジンコンプレツサ用現場組立式防音ボツクス | |
JP3027741U (ja) | 産業廃棄物の乾留処理装置 | |
JPS589055Y2 (ja) | 燃焼装置 | |
JPS6347698Y2 (ja) | ||
JPH09303739A (ja) | 廃棄物焼却処理装置 | |
KR200239679Y1 (ko) | 일괄투입교호방식 소각처리장치 | |
JP3069972U (ja) | 焼却炉装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |