JP3122844B1 - 焼却炉 - Google Patents

焼却炉

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JP3122844B1 JP11223909A JP22390999A JP3122844B1 JP 3122844 B1 JP3122844 B1 JP 3122844B1 JP 11223909 A JP11223909 A JP 11223909A JP 22390999 A JP22390999 A JP 22390999A JP 3122844 B1 JP3122844 B1 JP 3122844B1
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Abstract

【要約】 【課題】 ダイオキシン発生の極力抑制された状態の下
で効率的に焼却する。 【解決手段】 燃焼室1に空気噴出口21を有する縦向
き空気供給管20、20を設け、燃焼室1内下部には、
空気噴出孔を形成した下部環状空気供給管22を設ける
と共に、燃焼室1内の底部中央部には、空気噴出孔を有
する底部中央空気供給管15を設け、縦向き空気供給管
20の特定の空気噴出孔21から噴出された空気は、燃
焼室1内を旋回しつつその隅々まで供給されると共に他
の特定の空気噴出孔21から噴出された空気は燃焼室1
の外周壁の内面に沿って周方向へ流れるように供給さ
れ、また下部環状空気供給管22及び底部中央空気供給
管25から噴出された空気は主に、燃焼室1内底部に存
在する焼却物に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縦向き略円筒形の
燃焼室を備えた焼却炉に関する。
【0002】
【従来の技術】縦向き円筒形の燃焼室を備えたものであ
って、燃焼室の頂面に煙突及び焼却物投入用開閉口を、
そして周面下部に下部開閉口を設け、底面のロストル部
から自然対流で外気が供給されるようになされた焼却炉
は存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構造の焼
却炉は、廃タイヤとか、ウレタン、プラスチック又は発
泡スチロール等の廃材を、ダイオキシン発生の抑制され
た効率的な燃焼状態の下で焼却するには不向きである。
本発明は、上記のような廃材であっても、ダイオキシン
発生の極力抑制された状態の下で効率的に焼却し得るも
のとした焼却炉を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するもの
とした本発明の焼却炉では、請求項1に記載したよう
に、縦向き略円筒形の燃焼室を備えたものであって、こ
の燃焼室の外周壁の内面近傍の周方向適当間隔の縦方向
個所に、送風機から外気を供給される縦向き空気供給管
を燃焼室の底部から高さ中央部を超える個所に渡って設
け、各空気供給管はこれの高さ方向に至る全周管壁に多
数の空気噴出孔を適当間隔に穿設し、一部は円筒壁面を
冷却し他は燃焼室内の中心寄りに向けて空気を噴出する
ものとなし、また燃焼室内下部にはこれの外周壁に沿っ
た環状となされた管部材の管壁に多数の空気噴出孔を形
成されて送風機から外気を供給されるものとした下部環
状空気供給管を設けると共に、燃焼室内の底部中央部に
は起立された管部材の管壁に多数の空気噴出孔を形成さ
れて送風機から外気を供給されるものとした底部中央空
気供給管を設け、縦向き空気供給管の空気噴出孔から噴
出された空気が燃焼室内を旋回しつつ且つ燃焼室の外周
壁の内面を冷却するように流れ、また下部環状空気供給
管及び底部中央空気供給管の空気噴出孔から噴出された
空気は燃焼室内底部に存在する焼却物に供給される構成
とする。
【0005】この発明の焼却炉によれば、縦向き空気供
給管の空気噴出孔が燃焼室内の底部から必要高さ位置ま
での範囲に外気を上向きの渦巻き流として積極的に供給
する。また下部環状空気供給管及び底部中央空気供給管
の空気噴出孔は、燃焼室内の底部に堆積し燃焼し難い状
態となっている未焼却物中に外気を積極的に供給するも
のとなる。これにより、廃タイヤとかウレタン、プラス
チック又は発泡スチロール等の廃材が800℃以上の高
温下で効率的に燃焼し、ダイオキシンの発生は抑制され
る。
【0006】この際、請求項2に記載したように、燃焼
室の外周壁は断面10角形〜30角形の筒体となすのが
よいのであり、これによれば高温燃焼中に於ける燃焼室
の外周壁の膨れ曲がり損傷が防止される。
【0007】また、請求項3に記載したように、燃焼室
を形成している外周壁と底面との結合箇所の全周囲に逆
円錐面体の一部をなす板部材を固着する。これによれ
ば、燃焼室内の底部の周囲に堆積する未焼却物の全体に
空気が円滑に供給され、その燃焼が促進される。また燃
焼室内の底部の周囲に堆積した灰分の取り出しが容易に
行えるものとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る焼却炉を斜め
前方から見た図、図2は前記焼却炉を斜め後方から見た
図、図3は前記焼却炉を製品化したものを示す図、図4
は前記焼却炉内部の状態を示し、Aは斜視図で、Bは平
面図である。
【0009】これらの図に於いて、1aは縦向き円柱形
の燃焼室1の周壁をなす略円筒壁体であり、この円筒壁
体1aは直径を凡そ800〜2000mm程度に、そし
て高さを凡そ1500〜2500mm程度となされ、鋼
板により断面形状を凡そ15角形程度となされている。
【0010】燃焼室1の頂面には煙突2の立設された頂
面壁1bと、前記頂面の半分大きさ以上を占める焼却物
投入用開閉口3とが設けてある。そして焼却物投入用開
閉口3は燃焼室1頂面の開口3aと、この開口3aを閉
鎖するための蓋装置4とからなる。
【0011】上記蓋装置4は次のようになすのであっ
て、即ち、蓋体5を頂面壁1bにヒンジ6を介して装着
し、この蓋体5の上面から後方へ支持部材6a、6aを
張り出させ、これの先端にバランスウエイト7、7を装
着すると共に、一方の支持部材6aの長さ途中に下向き
のアーム部材8の上端を固着し、この部材8の下端に細
長棒状の操作ハンドル9を斜状に固着したものとなす。
【0012】10は燃焼室1の周面下部に設けた下部開
閉口で、円筒壁体1aの周面に設けた開口10aと、こ
の開口10aを閉鎖するための蓋体11を備えてなり、
この蓋体11は円筒壁体1aの周面にヒンジ12を介し
て装着される。開閉口10には蓋体11を閉鎖状態にロ
ックするためのロック装置13が設けてあり、このロッ
ク装置13は蓋体11に固定された係止具13aと、円
筒壁体1aの周面箇所に装着され前記係止具13aに掛
け止められる操作ハンドル付ボルトナット具13bとか
らなっている。
【0013】14は円筒壁体1aを起立状に支持した基
礎台で、台板15とこの台板15を支持する脚部材14
aからなり、この際、台板15の一部は燃焼室1の底面
として機能するものである。
【0014】燃焼室1を形成した円筒壁体1aと、燃焼
室底面1cとの結合箇所の全周囲には逆円錐面体の一部
をなす板部材16を固着し、底面周囲を空気の供給され
易い形状になし、しかも底面周囲1cに堆積するものと
なる灰分の取り出しを行い易いものとなす。
【0015】台板15の上面で円筒壁体1aの外方には
箱形台17を介して比較的大きい送風機18、18を設
けるほか、円筒壁体1aに於ける下部開閉口10の反対
側に比較的小さい送風機19を設けている。この際、送
風機18の容量は凡そ7〜9m 程度となし、他方の
送風機19のそれは凡そ2〜3m 程度となす。
【0016】20は燃焼室1の円筒壁体の縦方向個所に
設けた縦向き空気供給管で、前記送風機18に対応させ
て燃焼室1の特定直径線上で対向した二個所に直径凡そ
100〜150mm程度のものを設け、それぞれの供給
管20にその対応した送風機18から外気を供給するも
のとなしてある。
【0017】各縦向き空気供給管20は燃焼室1の底部
から高さ中央部を超える個所に渡って設けると共に先端
を閉鎖したものとなすのであり、またこの空気供給管2
0の全長個所に多数の空気噴出孔21を適当間隔、特定
向き及び配置に形成したものとなす。この際、空気噴出
孔21のうちの一部のものは円筒壁体1aの内面に沿っ
て空気を噴出して主にこの円筒壁体1aを冷却するもの
となし、またその他の空気噴出孔21は燃焼室1内の中
心寄りに向け空気を噴出して燃焼室1内に燃焼用空気を
供給し且つこの空気に特定方向の渦流れを生じさせるも
のとなす。
【0018】上記多数の空気噴出孔21は、例えば一つ
の空気供給管20について言えば、直径が14mmのも
のを2個、直径が13mmのもの3個、直径が10mm
のもの2個及び、直径が9mmのもの3個を管壁周方向
の特定位置に於ける縦方向部分上の特定間隔に設け、且
つ、直径が9mmのもの8個及び、直径が8mmのもの
1個を管壁周方向の異なる2個所のそれぞれの縦方向部
分上の特定間隔に設け、且つ、直径が6mmのもの10
個を管壁周方向上の異なる二箇所の縦方向部分上の特定
間隔に設け、且つ、直径が6mmのもの8個及び、直径
が5mmのもの2個を周方向上の異なる2個所のそれぞ
れの縦方向部分上の特定間隔に設ける。この際、各空気
供給管20の下端からその1/3長さ範囲に存在する特
定の空気噴出孔21(直径が14mmのもの1個及び、
直径が13mmのもの1個)は斜め下方へ向けたものと
なす。
【0019】22は燃焼室1下部の円筒壁体1aに沿っ
た環状の管部材の管壁に多数の空気噴出孔23を形成さ
れた下部環状空気供給管であり、この供給管22は脚部
材24を介して燃焼室底面1cから凡そ250mmの高
さに固定されている。この際、空気噴出孔23のうち外
側のものは燃焼室下部の円筒壁体1aを冷却するために
形成したもので、管壁に直径が6mmのもの15個を特
定間隔に形成されており、また空気噴出孔23のうち内
側のものは燃焼室1の中心寄りに向け燃焼用空気を供給
するために形成したもので、管壁に直径が10mmのも
の29個を特定間隔に形成されている。
【0020】25は燃焼室1内の底部中央部に設けた底
部中央空気供給管で、底面に起立された管部材の管壁に
多数の空気噴出孔26を形成したものとなされている。
この供給管25は直径凡そ100mm〜130mm程度
のステンレス管を主体とし、高さを凡そ200mm〜2
50mm程度となされ、管壁には直径9mmの空気噴射
孔26と直径10mmの空気噴射孔26が合わせて28
個散点状に形成されたものとなされている。この際、こ
の供給管25の頂部は焼却物の堆積を阻止するため傾斜
状となされる。27は煙突2の入り口部内に開口させた
空気噴出管で、煙突2内に空気を燃焼ガス流出側へ向け
て噴射させるためのものである。
【0021】上記した下部環状空気供給管22、底部中
央空気供給管25及び空気噴出管27には送風機19か
ら管路28を通じて外気を供給するように構成してあ
る。この際、29は空気噴出管27への空気の供給を制
御するために設けた空気流量調整弁である。
【0022】上記の如く構成した本発明品の使用例及び
その作動を説明する。操作ハンドル9を揺動操作して、
焼却物投入用開閉口3を一時開放して焼却物を燃焼室1
内に供給し、一方では下部開閉口10を開放し、新聞紙
等を焚き付けとして供給し、焼却物に着火させた後、こ
の開閉口10を閉鎖し、ロック装置13で蓋体11をロ
ックすると共に、3つの送風機18、18、19を運転
状態とする。なお、通常運転中は空気流量調整弁26は
完全な閉鎖状態とする。
【0023】送風機18、18、19から供給された外
気は縦向き空気供給管20、20等から燃焼室1内に噴
出されるのであり、これにより焼却物は燃焼を持続す
る。この際、縦向き空気供給管20、20から噴出され
た空気は、矢印方向f1へ多く噴出される傾向となるた
め、燃焼室1内を適度な速度で矢印方向f1へ旋回しな
がら燃焼室底部1cから上部へ向けて流動しつつ隅々ま
で供給される。
【0024】また下部環状空気供給管22の内側の空気
噴出孔23から燃焼室1中心側へ噴出された空気や、底
部中央空気供給管25の空気噴出孔26から噴出された
空気は燃焼室1の最下部のほぼ全域に十分に供給された
後、縦向き空気供給管20、20から供給された空気と
一緒になって上方へ流動する。この空気の流動は、燃焼
室1内の焼却物の燃焼に十分な酸素を供給し、これを効
率的に燃焼させるものとなるのであり、この際に発生し
た燃焼ガスは煙突2から排出される。
【0025】燃焼室1内の焼却物が燃焼を開始すると、
僅か30秒から1分程度で燃焼温度が800℃以上に上
昇するものとなり、ダイオキシンの発生は効果的に抑制
される。
【0026】また縦向き空気供給管20、20の空気噴
出孔21のうち燃焼室1の外周側のものから噴出された
空気や、下部環状空気供給管22の外周側の空気噴出孔
23から燃焼室1内へ噴出された空気は円筒壁体1aを
効果的に冷却するものとなる。これにより、円筒壁体1
aは燃焼中にも過度に温度上昇せず、その強度が維持さ
れるのである。
【0027】焼却物の供給時には火炎が焼却物投入用開
閉口3から立ち上がるが、焼却物は機械的に投入される
ため、熱気が作業を妨げることはない。なお、比較的小
さい少量の焼却物を投入する場合は、下部開閉口10か
ら行うこともできるのであり、この場合は火炎は外方へ
流れ出ないので手作業でも行うことができる。
【0028】上記のようにして焼却物の焼却を続ける
と、燃焼室底面1cには灰や小片の未燃物が堆積する
が、このようになっても下部環状空気供給管22や底部
中央空気供給管25がこの堆積物の内方まで積極的に空
気を供給するため、この堆積物は完全に燃焼し、最終的
には大幅に体積が減少し完全な流動性を有する灰となっ
てしまうのである。
【0029】焼却物の燃焼中、燃焼室1内の焼却物の量
が多い等のために空気が十分に供給されないようなとき
は、空気流量調整弁29を開放して空気噴出管27から
空気を噴出させるのである。
【0030】これにより、煙突2の入り口部はエゼクタ
ーとして機能し、燃焼室1内の燃焼ガスを積極的に外方
へ排出するものとなり、この作用により燃焼室1内の気
圧が下がるため、縦向き空気供給管20、20及び下部
環状空気供給管22からの空気の供給が促進され、燃焼
室1内の空気不足が解消される。また、このときの空気
不足による不完全燃焼のため燃焼室1内で発生した黒煙
は焼却物投入用開閉口3や下部開閉口10から漏れ出る
のを抑制され、速やかに煙突2から排出されるのであ
る。
【0031】上記実施例に於いて、縦向き空気供給管2
0、20は3本或いはそれ以上設けてよいものであり、
この際、これら供給管20、20は燃焼室1の周方向上
に等角配置に設けるのがよい。本発明品を実際に製作し
て廃タイヤやウレタンを燃焼させたところ、ダイオキシ
ンの排出量は0.0048ng(ナノグラム)程度で、
国の暫定基準値である80ngと比較して極めて小さい
ものであった。
【0032】
【発明の効果】以上の如く構成した本発明によれば、廃
タイヤとか、ウレタン、プラスチック又は発泡スチロー
ル等の廃材を、ダイオキシン発生の抑制された効率的な
燃焼状態の下で迅速に焼却することができるものとな
る。本発明の焼却炉を製作して上記廃材を焼却したとこ
ろ、30秒〜1分程度で燃焼温度は800℃を超えるの
であり、ダイオキシンの発生量は基準値に較べ極めて少
ないものである。
【0033】請求項2に記載のものによれば、燃焼室の
外周壁である円筒壁体の断面形状が完全な円形の場合に
較べて円筒壁体の過熱による膨れ曲がりに対する強度が
向上するものとなる。
【0034】請求項3に記載のものによれば、燃焼室底
面の外周部上に堆積した焼却物に燃焼用空気が円滑に供
給されるものとなり、また燃焼室底面上に堆積した灰分
を燃焼室外へ取り出す作業が容易に行えるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る焼却炉を斜め前方から見た図であ
る。
【図2】前記焼却炉を斜め後方から見た図である。
【図3】前記焼却炉を製品化したものを示す図である。
【図4】前記焼却炉内部の状態を示し、Aは斜視図で、
Bは平面図である。
【符号の説明】
1 燃焼室 1a 円筒壁体(燃焼室の外周壁) 16 逆円錐面体の一部をなす板部材 18 送風機 19 送風機 20 縦向き空気供給管 21 空気噴出孔 22 下部環状空気供給管 23 空気噴出孔 25 底部中央空気供給管 26 空気噴出孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23G 5/44 F23G 5/24 F23G 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦向き略円筒形の燃焼室を備えたもので
    あって、この燃焼室の外周壁の内面近傍の周方向適当間
    隔の縦方向個所に、送風機から外気を供給される縦向き
    空気供給管を燃焼室の底部から高さ中央部を超える個所
    に渡って設け、各空気供給管はこれの高さ方向に至る全
    周管壁に多数の空気噴出孔を適当間隔に穿設し、一部は
    円筒壁面を冷却し他は燃焼室内の中心寄りに向けて空気
    を噴出するものとなし、また燃焼室内下部にはこれの外
    周壁に沿った環状となされた管部材の管壁に多数の空気
    噴出孔を形成されて送風機から外気を供給されるものと
    した下部環状空気供給管を設けると共に、燃焼室内の底
    部中央部には起立された管部材の管壁に多数の空気噴出
    孔を形成されて送風機から外気を供給されるものとした
    底部中央空気供給管を設け、縦向き空気供給管の空気噴
    出孔から噴出された空気が燃焼室内を旋回しつつ且つ燃
    焼室の外周壁の内面を冷却するように流れ、また下部環
    状空気供給管及び底部中央空気供給管の空気噴出孔から
    噴出された空気は燃焼室内底部に存在する焼却物に供給
    されることを特徴とする焼却炉。
  2. 【請求項2】 燃焼室の外周壁が断面10角形〜30角
    形の筒体であることを特徴とする請求項1記載の焼却
    炉。
  3. 【請求項3】 燃焼室を形成した外周壁と底面との結合
    箇所の全周囲に逆円錐面体の一部をなす板部材を固着し
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の焼却炉。
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