JP2568909Y2 - 地下式焼却炉における灰出し装置 - Google Patents

地下式焼却炉における灰出し装置

Info

Publication number
JP2568909Y2
JP2568909Y2 JP11338691U JP11338691U JP2568909Y2 JP 2568909 Y2 JP2568909 Y2 JP 2568909Y2 JP 11338691 U JP11338691 U JP 11338691U JP 11338691 U JP11338691 U JP 11338691U JP 2568909 Y2 JP2568909 Y2 JP 2568909Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
incinerator
ash
underground
lid
suction pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11338691U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0646147U (ja
Inventor
孝良 木村
吉弘 新井
豊治 熊安
卓二 岡屋
之清 江田
友厚 玉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP11338691U priority Critical patent/JP2568909Y2/ja
Publication of JPH0646147U publication Critical patent/JPH0646147U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2568909Y2 publication Critical patent/JP2568909Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、事業場等から出る木
材・紙等の雑芥や廃プラスチック、比較的水分の少ない
含水廃棄物、ゴルフ場刈芝等の廃棄物等の被焼却物を焼
却して処理する地下式焼却炉において、焼却後の残灰
を、作業員が炉内に入ることなく排出することが可能な
地下式焼却炉における灰出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びこの考案が解決しようとする課題】従
来、一般に廃棄物等の被焼却物を焼却して処理するに
は、地上に設けられた焼却炉によって行われていた。
【0003】この焼却炉内には、事業場等から出る木材
・紙等の雑芥や廃プラスチック、比較的水分の少ない含
水廃棄物、ゴルフ場刈芝等の廃棄物等が投入されて、焼
却される。
【0004】そして、この焼却炉内に残る被焼却物の焼
却後の残灰を処理するには、作業員が焼却後の予熱の残
る焼却炉内に入ってシャベル等を用いて残灰を炉外に排
出していた。
【0005】ところが、これらの作業には、多くの労力
を必要とするといった問題があった。
【0006】そこで、近来、炉内の残灰を自動的に炉外
に排出する装置が種々提供されるようになってきてい
る。
【0007】この装置として例えば、特開昭57−73
319号公報、特開昭48−98680号公報、特開平
2−203109号公報等に開示されたものがある。
【0008】特開昭57−73319号公報に開示され
たものは、焼却炉における焼却後の残灰を、炉内への圧
縮空気の吹き込みにより炉床より舞い上がらせ、これを
吸引して集塵器に補集するものである。
【0009】ところが、これにおいては、炉内に圧縮空
気を吹き込むのに、大量のエアーが必要であり、しか
も、焼却炉の運転中にこの圧縮空気の吹き込みを行うと
炉内における焼却温度を下げてしまって、被焼却物を焼
却するときに、この被焼却物がよく燃えないといった問
題があった。
【0010】また、圧縮空気を炉内に吹き込んで残灰を
炉床より舞い上がらせて、これを吸引することは、焼却
直後の残灰には有効なものであるが、焼却後に一定時間
以上炉内に放置されて固まった状態の残灰は、圧縮空気
を炉内に吹き込んでも炉床より舞い上がらすことはでき
ないので無効なものであるといった問題があった。
【0011】特開昭48−98680号公報に開示され
たものは、炉体内に階段状の火床を設けて、多段の燃焼
面を形成するとともに、これら燃焼面の上部燃焼面の前
端と、下部燃焼面の後端を結ぶ密閉壁には、その裾部に
下部燃焼面上に堆積する燃焼物を噴射攪拌作用により高
能率完全燃焼させ、また、残灰を前方に向けて吹き落と
すべき圧力空気の噴出孔を横列開口したものである。
【0012】ところが、これにおいては、上記のものと
同様に噴出孔から炉内に吹き込まれる圧力空気を吹き込
むのに、大量のエアーを必要とし、また、密閉壁の裾部
に圧力空気の噴出孔を形成しなければならないので、焼
却炉の構造が複雑になるといった問題があった。
【0013】特開平2−203109号公報に開示され
たものは、焼却炉の下方に焼却後の残灰を取り出すため
の回転円盤を設けたものである。
【0014】ところが、これにおいては、焼却炉が小さ
いものについては有効なものであるが、焼却炉が大きい
ものには、対応することができないといった問題があっ
た。
【0015】一方、近来、被焼却物の投入作業を中心と
する省力化、作業性等を向上させるために、地下式焼却
炉が提供されるようになってきている。
【0016】ところが、この地下式焼却炉においては、
焼却炉が地下に位置するために、被焼却物の焼却後の残
灰処理が行い難いといった問題があった。
【0017】すなわち、この灰出し作業は、予熱の残る
炉内に作業員が炉内に入り、シャベル等を用いて灰出し
口まで炉内の残灰を掻き出し、バッカン及びチェーンブ
ロック等でこの残灰を炉外へ排出しており、これらの作
業には、多くの労力を必要とし、しかも残灰を掻き出す
ときに塵灰が舞い上がるので、炉内で作業している作業
員がこの塵灰を吸い込むことがあって、人体に悪い影響
を与える等の問題があった。
【0018】しかも、大きい地下式焼却炉においては、
この灰出し作業に多数の灰出し作業員を必要とするとい
った問題があった。
【0019】また、前記した各公報に開示された自動的
に炉内の残灰を炉外へ排出する装置は、主に地上に位置
する焼却炉に摘要されるものであって、地下式焼却炉に
は摘要し難く、もし、摘要したとしても、上記したよう
な各問題があり、炉内の残灰の排出処理装置としては充
分なものではなかった。
【0020】そこで、地下式焼却炉における作業性の良
い便利な灰出し装置の出現が待望されていた。
【0021】この考案は、上記した従来の各種の問題を
解決し、地下式焼却炉における被焼却物の焼却後の残灰
を自動的に炉外に排出することができ、しかも、この灰
出し作業に必要とする作業員が一人で済み、この作業員
が予熱のある炉内に入る必要がなく、灰だし時に塵灰が
舞い上がることがなくて、灰出し作業が行い易く、更
に、炉底の固くなった残灰も効率良く灰だしすることが
でき、しかも灰出し作業後の灰の後処理を容易に行うこ
とができる地下式焼却炉における灰出し装置を提供する
ことを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記目的を
達成するために、地下式焼却炉の上部開口部を覆う蓋が
前後方向にスライド開閉可能に設けられ、この蓋の前端
部に、下端が地下式焼却炉の底部付近まで届く吸引パイ
プが支持部材を介して前記蓋の前端部に対して左右移動
可能に取付けられているとともに、前記吸引パイプの下
部に焼却炉底部の残灰を掻きほぐす掻き部材が回動可能
に設けられているものとした。
【0023】更に、前記支持部材が前記蓋の前端部に自
動移動手段によって、自動的に左右移動可能に取付けら
れているものとした。
【0024】また、前記吸引パイプの下部に設けられた
掻き部材周壁に、焼却炉の底部に存する残灰を側方から
吸引するための吸引孔あるいは吸引溝が設けられている
ものとした。
【0025】
【作用】上記したように、地下式焼却炉の上部開口部を
覆う蓋が前後方向にスライド開閉可能に設けられ、この
蓋の前端部に、下端が地下式焼却炉の底部付近まで届く
吸引パイプが支持部材を介して前記蓋の前端部に対して
左右移動可能に取付けられているので、この吸引パイプ
は、地下室焼却炉の前後左右いずれの位置でも移動させ
ることが可能であり、この吸引パイプによって、地下室
焼却炉の全体に渡って、被焼却物の焼却後の残灰が吸引
排出される。
【0026】しかも、この吸引パイプの下部に焼却炉底
部の灰を掻きほぐす掻き部材が回動可能に設けられてい
るので、焼却炉底部の固くなった残灰も効率良く吸引排
出される。
【0027】更に、前記した支持部材が前記蓋の前端部
に自動移動手段によって、自動的に左右移動可能に取付
けられているものでは、吸引パイプの地下式焼却炉内に
おける移動をリモコン操作等によって自動的に行うこと
が可能である。
【0028】また、前記した吸引パイプの下部に設けら
れた掻き部材周壁に、焼却炉の底部に存する残灰を側方
から吸引するための吸引孔あるいは吸引溝が設けられて
いるものでは、焼却炉の底部に存する残灰が吸引パイプ
の下端からだけでなく、吸引パイプの側方からも吸引さ
れるので、残灰の吸引排出灰出し作業が効率良く行われ
る。
【0029】
【実施例】以下、この考案に係る地下式焼却炉における
灰出し装置の実施例について、図面に基づいて説明す
る。
【0030】図1はこの考案に係る灰出し装置を備えた
地下式焼却炉の一例を示す部分破断した概略斜視図、図
2はこの考案に係る灰出し装置を備えた他の例の地下式
焼却炉を示す縦断面図、図3はこの考案に係る灰出し装
置における掻き部材の部分斜視図、図4は図3の掻き部
材の横断面図である。
【0031】この考案に係る地下式焼却炉1における灰
出し装置2は、地下式焼却炉1の上部開口部1aを覆う
蓋3が前後方向にスライド開閉可能に設けられ、この蓋
3の前端部に、下端が地下式焼却炉1の底部1b付近ま
で届く吸引パイプ4が支持部材5を介して蓋3の前端部
3aに対して左右移動可能に取付けられているととも
に、吸引パイプ4の下部に焼却炉1の底部1bの残灰H
を掻きほぐす掻き部材6が回動可能に設けられているも
のである。
【0032】更に、前記した支持部材5が蓋3の前端部
に自動移動手段7によって、自動的に左右移動可能に取
付けられている。
【0033】また、図3、図4に明示するように、吸引
パイプ4の下部に設けられた掻き部材6の周壁に、焼却
炉1の底部に存する残灰Hを側方から吸引するための吸
引溝6aが設けられている。
【0034】尚、この吸引溝6aの代わりに、掻き部材
6の周壁に複数の吸引孔を設けてもよい。
【0035】また、掻き部材6の周壁外周に複数の掻き
爪片6bが外方に向けて突設されている。
【0036】蓋3は地下室焼却炉1の上部開口部1aに
対して炉蓋開閉用動力源(図示せず)によって、リモコ
ン操作で自動的に前後に開閉されるように構成されてい
る。
【0037】吸引パイプ4は平板形状の支持部材5に対
して軸8によって回転可能且つ脱着可能に取付けられて
おり、この支持部材5は蓋3に対して前記したように自
動移動手段7によって、自動的に左右前後移動可能に取
付けられている。
【0038】この実施例では、図1に示すように、自動
移動手段7が、支持部材5の背部突出部5aに設けられ
た雌ねじ孔7aと、この雌ねじ孔7aに螺合され、蓋3
の上面に立設された支持枠3bに支持されて蓋3の前端
部3a上方の左右方向に配された長ボルト部材7bと、
この長ボルト部材7bの一端部に設けられた大ギア7c
と、蓋3の上面に設置された駆動モータ7dと、この駆
動モータ7dの回転軸に設けられ前記した大ギア7cに
噛み合って前記した長ボルト部材7bを回転させる小ギ
ア7eとから構成されている。
【0039】尚、この自動移動手段7は、図示したもの
に限らず、例えば、ピニオン、ラック等を用いたもので
あってもよい。
【0040】吸引パイプ4は、フレキシブルパイプ9で
集塵分離タンク10に接続され、更に、ブロワー等の吸
引装置11に接続されている。
【0041】この吸引パイプ4の上パイプ4aには、垂
直方向に向けてモータ12が取付けられ、このモータ1
2の回転軸が長ボルト部材13に形成されている。
【0042】そして、前記した掻き部材6を備えた吸引
パイプ4の下パイプ4bが上パイプ4aに対して上下移
動可能に挿入されており、この下パイプ4bに、前記し
た長ボルト部材13に螺合される雌ねじ部材14が輪状
取付部材15を介して取付けられている。
【0043】したがって、モータ12を駆動することに
よって、回転軸である長ボルト部材13を正逆両方向に
回転させると、下パイプ4bに輪状取付部材15を介し
て設けられた雌ねじ部材14が長ボルト部材13に対し
て螺進螺退するので、下パイプ4bは上パイプ4aに対
して上下移動される。
【0044】このことによって、下パイプ4b下端の掻
き部材6の位置を、焼却炉1の底部1bに存する残灰H
の溜まった奥行き方向(残灰Hの深さ方向)のいずれの
位置にでも移動させて配することができるので、焼却炉
1の底部1bに存する残灰Hを残すことなく全て吸引排
出することができる。
【0045】尚、下パイプ4bは上パイプ4aに対して
輪状弾性ゴムからなるシール材等によって密封状態に挿
入されている。
【0046】また、下パイプ4bは輪状取付部材14に
対して、例えば周溝付きベアリング等を介して回転可能
且つ上下移動阻止状態に取付けられており、この輪状取
付部材14には回転軸下端に回転ギア16を有するモー
タ17が取付けられ、一方、下パイプ4bの外周に輪状
ギア18が設けられていて、この輪状ギア18とモータ
17の回転軸下端の回転ギア16とが噛み合わされてい
る。
【0047】したがって、このモータ17を駆動して回
転軸を回転させることによって、回転ギア16と輪状ギ
ア18を介して下パイプ4bが回転されるようになって
いる。
【0048】また、この下パイプ4bは、モータ17の
簡欠的な正逆回転によって、正転反転繰り返し作動され
る。 このことによって、この下パイプ4b下端の掻き
部材6で、炉底に固まった残灰Hが掘り起こされて吸引
パイプ4による吸引排出能力が向上される。
【0049】上記したように、地下式焼却炉1の上部開
口部1aを覆う蓋3が前後方向にスライド開閉可能に設
けられ、この蓋3の前端部3aに、下端が地下式焼却炉
1の底部付近まで届く吸引パイプ4が支持部材5を介し
て蓋3の前端部3aに対して左右移動可能に取付けられ
ているので、この吸引パイプ4は、地下式焼却炉1の前
後左右いずれの位置でも移動させることが可能であり、
この吸引パイプ4によって、地下式焼却炉1の全体に渡
って、被焼却物の焼却後の残灰Hが吸引排出される。
【0050】しかも、この吸引パイプ4の下部に焼却炉
1の底部1bの残灰Hを掻きほぐす掻き部材6が回動可
能に設けられているので、焼却炉底部の固くなった残灰
も効率良く吸引排出される。
【0051】更に、支持部材5が蓋3の前端部3aに自
動移動手段7によって、自動的に左右移動可能に取付け
られているので、吸引パイプ4の地下式焼却炉1内にお
ける左右移動をリモコン操作等によって自動的に行うこ
とが可能である。
【0052】また、吸引パイプ4の下部に設けられた掻
き部材6の周壁に、焼却炉1の底部に存する残灰Hを側
方から吸引するための吸引溝6aが設けられているの
で、焼却炉1の底部に存する残灰Hが吸引パイプ4の下
端からだけでなく、吸引パイプ4の側方からも吸引され
るので、残灰Hの吸引排出灰出し作業が効率良く行われ
る。
【0053】更に、吸引パイプ4の下パイプ4bの上下
移動の最下降点を規制することによって、炉床のぐり石
Gを吸引することを防止することができる。
【0054】尚、図2において、符号Bは炉床給気ブロ
ワーであって、この炉床給気ブロワーBから通風管Tに
給気されて、この通風管Tに設けられた複数個の給気口
から炉床上に給気されて、被焼却物H1の燃焼を効率良
く行うように構成されている。
【0055】更に、図2において、符号Kは汽水分離器
であって、地下式焼却炉1の上縁に設けられた水冷枠W
の上部に載せられて地下式焼却炉1の上部開口部1aを
覆う蓋3の内部に冷却用の水Mが溜められていて、この
汽水分離器Kによって、水Mの蒸発が促される。
【0056】また、図2において、符号Nは二次バーナ
ー、符号Dは煙道、符号Aは煙突、符号Sはサイクロ
ン、符号Bは消煙バーナー、符号Eはエゼクターファン
である。
【0057】地下式焼却炉1内で被燃焼物H1が通風管
Tからの吸気によって完全燃焼され、この燃焼ガスが二
次バーナーで更に燃焼され、煙動Dを通ってサイクロン
S内に入った燃焼ガスは消煙バーナーBで消煙された後
に、エゼクターファンEから送られたきれいな空気とと
もに煙突Aから外部に出る。
【0058】したがって、無煙無公害燃焼がなされて、
公害が発生することがない。
【0059】尚、吸引パイプ4は残灰Hを吸引排した後
は、軸8を支点として水平向きに回動される。したがっ
て、蓋3の前端部3aは障害になるものが無いので、地
下焼却炉の上部開口部1aはこの蓋3によって隙間なく
覆われることとなる。
【0060】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、地下式焼却炉における被焼却物の焼却後の残灰を吸
引パイプによる吸引排出によって自動的に炉外に排出す
ることができる。
【0061】しかも、地下焼却炉内における前後左右全
域に渡る吸引パイプの移動をリモコンで遠隔操作して行
うことが可能なので、灰出し作業に必要とする作業員が
一人で済み、この作業員が予熱のある炉内に入る必要が
ない。
【0062】したがって、灰だし時に塵灰が舞い上がる
ことがなくて、灰出し作業が行い易い。
【0063】更に、吸引パイプの下端に設けられた掻き
部材の回動によって、炉底の固くなった残灰も効率良く
灰だしすることができる。
【0064】しかも、吸引パイプで吸引した残灰はドラ
ムカン等の専用容器に容易に収容することができるの
で、灰出し作業後の灰の後処理を容易に行うことができ
る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る灰出し装置を備えた地下式焼却
炉の一例を示す部分破断した概略斜視図である。
【図2】この考案に係る灰出し装置を備えた他の例の地
下式焼却炉を示す縦断面図である。
【図3】この考案に係る灰出し装置における掻き部材の
部分斜視図である。
【図4】図3の掻き部材の横断面図である。
【符号の説明】
1 地下式焼却炉 1a 上部開口部 1b 底部 2 灰出し装置 3 蓋 3a 前端部 4 吸引パイプ 5 支持部材 6 掻き部材 6a 吸引溝 7 自動移動手段 H 残灰
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 熊安 豊治 大阪市北区中之島6丁目2番27号 積水 ハウス株式会社内 (72)考案者 岡屋 卓二 兵庫県神戸市中央区港島中町3−1−2 神戸ポートビレッジ2−519 (72)考案者 江田 之清 兵庫県神戸市灘区本庄町3−7−31メイ ゾン大和401号 (72)考案者 玉田 友厚 大阪府豊中市長興寺北3−3−7ハイツ くれない201号

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】地下式焼却炉の上部開口部を覆う蓋が前後
    方向にスライド開閉可能に設けられ、この蓋の前端部
    に、下端が地下式焼却炉の底部付近まで届く吸引パイプ
    が支持部材を介して前記蓋の前端部に対して左右移動可
    能に取付けられているとともに、前記吸引パイプの下部
    に焼却炉底部の残灰を掻きほぐす掻き部材が回動可能に
    設けられていることを特徴とする地下式焼却炉における
    灰出し装置。
  2. 【請求項2】前記支持部材が前記蓋の前端部に自動移動
    手段によって、自動的に左右移動可能に取付けられてい
    る請求項1に記載の地下式焼却炉における灰出し装置。
  3. 【請求項3】前記吸引パイプの下部に設けられた掻き部
    材周壁に、焼却炉の底部に存する残灰を側方から吸引す
    るための吸引孔あるいは吸引溝が設けられている請求項
    1乃至請求項2に記載の地下式焼却炉における灰出し装
    置。
JP11338691U 1991-12-26 1991-12-26 地下式焼却炉における灰出し装置 Expired - Lifetime JP2568909Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11338691U JP2568909Y2 (ja) 1991-12-26 1991-12-26 地下式焼却炉における灰出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11338691U JP2568909Y2 (ja) 1991-12-26 1991-12-26 地下式焼却炉における灰出し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0646147U JPH0646147U (ja) 1994-06-24
JP2568909Y2 true JP2568909Y2 (ja) 1998-04-22

Family

ID=14610994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11338691U Expired - Lifetime JP2568909Y2 (ja) 1991-12-26 1991-12-26 地下式焼却炉における灰出し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2568909Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107816723B (zh) * 2017-12-07 2024-01-16 德清华得环保设备有限公司 一种智能环保无排放垃圾融化桶
CN109570206B (zh) * 2019-02-12 2024-03-15 德清华得环保设备有限公司 一种花园式地下消融垃圾转型发电设备
CN112960896B (zh) * 2021-04-25 2022-09-16 王娟 一种防侧壁粘灰的飞灰熔融炉

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0646147U (ja) 1994-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111237778A (zh) 一种垃圾焚烧用清灰机器人以及方法
JP2568909Y2 (ja) 地下式焼却炉における灰出し装置
JP4496560B1 (ja) 箱型焼却炉内の煙ガスと空気の巡回焼却装置と焼却炉内の灰ガス巡回灰吸い取り装置
CN114893777B (zh) 一种用于医疗垃圾热解炉的渣灰环保处理装置及其处理方法
KR200259498Y1 (ko) 쓰레기 소각장치의 소각로구조
CN112228878A (zh) 一种环保用垃圾焚烧装置
CN219674236U (zh) 一种防臭防尘式污泥焚烧发电炉上料设备
JP3134129B2 (ja) 地下式焼却炉の灰処理方法と装置
JP2007147265A (ja) 焼却装置及びそれに使用する回転羽根軸装置
CN220750128U (zh) 一种垃圾焚烧用焚烧炉
US4986196A (en) Solid waste incinerator system
JP3120229B2 (ja) 焼却炉の被焼却物投入装置
CN212057300U (zh) 一种垃圾处理充分的垃圾处理炉
CN113175670A (zh) 一种危险废物燃烧炉
CN220397526U (zh) 一种固体废弃物环保处理设备
CN110454790B (zh) 一种防堵塞的垃圾焚烧炉
CN212565801U (zh) 一种移动式的焚烧炉
CN217356894U (zh) 一种具有蓄能清灰功能的垃圾焚烧装置
CN220453674U (zh) 一种垃圾焚烧炉内壁除渣装置
JP3041618B1 (ja) 焼却炉の煤塵回収装置
JP2580583Y2 (ja) 焼却炉における燃焼残滓処理装置
JP2729920B2 (ja) 焼却炉装置
JP3057364B2 (ja) 焼却装置
CN112283718A (zh) 一种移动式危险废物固体焚烧掩埋消毒全自动化一体机
CN112325297A (zh) 一种垃圾处理用燃烧装置