JPH07187963A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JPH07187963A
JPH07187963A JP33233593A JP33233593A JPH07187963A JP H07187963 A JPH07187963 A JP H07187963A JP 33233593 A JP33233593 A JP 33233593A JP 33233593 A JP33233593 A JP 33233593A JP H07187963 A JPH07187963 A JP H07187963A
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JP
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hair
water
hair cosmetic
cosmetic composition
solvent
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JP33233593A
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Keiko Ishii
桂子 石井
Katsumi Mita
勝巳 三田
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Kao Corp
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (A)水及び/又は溶剤中に10重量%添加
したときの30℃における最大粘度が10cp未満である
水溶性又は水分散性ポリマー樹脂 0.5〜30重量
%、及び(B)フッ素系界面活性剤 0.001〜5重
量%を含有する毛髪化粧料。 【効果】 髪型をくずしたり、乾燥に時間がかかること
がなく、毛髪を自然な感じにセットすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は毛髪化粧料に関し、更に
詳細には、毛髪の感触を損ねることなく自然な感じにセ
ットすることができる毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
ヘアスタイルを作り易くしたり、ヘアスタイルを長持ち
させることを目的として、セットローション、ヘアスプ
レー、ヘアミスト、ヘアフォーム、ジェル等の毛髪化粧
料が使用されている。これらの毛髪化粧料は、毛髪固定
用高分子化合物(以下単に「高分子化合物」という)を
水、低級アルコール又はこれらの混合溶媒等の適当な溶
剤に溶解、分散または乳化させることにより製造されて
いる。近年、ヘアスタイルの多様化、個性化に伴い、毛
髪化粧料においては、高分子化合物を多量に含有させ、
より強固に毛髪をセットさせるハードタイプのものが求
められている。
【0003】一方、環境保護の観点からフロン系化合物
はオゾン層を破壊するものとして国際的に規制される方
向にあり、すでにフロン系噴射剤の使用も制限されてい
る。米国では更に環境問題及びそのような問題を扱った
法律により製品中の揮発性有機化合物に対する規制が開
始されており、これらの課題に合致した製品組成が要求
されている。このため、有機溶媒を基剤とする毛髪化粧
料は、少なくとも1部は水などの低揮発性物質に置き換
えなくてはならず、その際には、プロパン、ブタン、イ
ソブタン、ジメチルエーテル、イソペンタン等の有機噴
射剤も比較的低く処方する必要がある。
【0004】しかしながら、ハードセットタイプの毛髪
化粧料においては、その一部を水などの低揮発性物質に
置き換えると、髪をぬらして髪型をくずしたり、乾燥に
時間がかかり、ヘアスタイルがまとまりにくいなどの問
題が生じる。また、ハードセットタイプの毛髪化粧料に
使用されている高分子化合物は、水系では急激に粘度が
上昇するため、噴射不良を起こしやすく、粒子径が大き
くなることから毛髪のスタイリングも困難になる。
【0005】従って、揮発性有機化合物の少ない系にお
いても、毛髪を自然な感じにセットすることができ、噴
射特性に優れた毛髪化粧料が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意研究を行った結果、特定の水溶性又は水
分散性のポリマー樹脂と、フッ素系界面活性剤を組合わ
せて用いれば、低揮発性溶媒系でも髪型をくずしたり、
乾燥に時間がかかることがなく、毛髪を自然な感じにセ
ットすることができ、しかも噴射特性に優れた毛髪化粧
料が得られることを見出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、次の成分(A)及び
(B): (A)水及び/又は溶剤中に10重量%添加したときの30℃における最大粘度 が10cp未満である水溶性又は水分散性ポリマー樹脂 0.5〜30重量%、 (B)フッ素系界面活性剤 0.001〜5重量% を含有する毛髪化粧料を提供するものである。
【0008】本発明で用いられる成分(A)のポリマー
樹脂は、洗髪により洗い落とせることが重要であること
から、水溶性又は水分散性のものであることが必要であ
り、また水及び/又は溶剤中に10重量%(以下、単に
%で示す)添加したときの30℃における最大粘度が1
0cp未満、好ましくは3〜9cpであることが必要であ
る。この粘度が10cp以上になるものでは、均一に塗布
しにくく、噴射不良をおこしやすい。ここで最大粘度と
は、水及び/又は溶剤中に10%添加したときの粘度の
最大値をいう。なお、ここでポリマー樹脂が添加される
水及び/又は溶剤としては、水又はエタノール、プロパ
ノール、イソプロパノール等の溶剤又は水とこれらの溶
剤の混合物が挙げられる。また、本発明において用いら
れる粘度は、B型粘度計(東京計器社製)を用い、BL
アダプターを使用することにより測定した値のものであ
る。
【0009】かかるポリマー樹脂のうち、水溶性ポリマ
ーとしては、例えばオクチルアクリルアミド/アクリル
酸共重合体(例えば特公昭58−46482号公報に記
載のもの)、メタクリル酸エステル/N,N′−ジメチ
ルアミノエチルメタクリレートのモノクロル酢酸4級化
物等が挙げられ、これらの市販品として、例えばLOV
OCRYL−47(ナショナル・スターチ社製)、ユカ
フォーマー(三菱油化社製)等を使用することができ
る。
【0010】また、水分散性ポリマーとしては、例えば
ポリエステルの水分散に十分な量のスルホ(SO3 -)基
で官能化されたポリエステル、好ましくはエチレンジグ
リコール/シクロヘキサンジメタノール/イソフタレー
ト/スルホイソフタレート樹脂(特表平4−50128
0号公報、WO93/06149等)などが挙げられ、
これらの市販品として、例えばEastman AQ
(イーストマン・ケミカルプロダクツ社製)等を使用す
ることができる。
【0011】これらのポリマー樹脂は、1種又は2種以
上を組合わせて用いることができ、全組成中に0.5〜
30%、好ましくは1〜10%配合される。0.5%未
満ではセット力を充分発揮することができず、30%を
超えると、洗髪により洗い落とし難くなり好ましくな
い。
【0012】また、これらのポリマー樹脂のうち、その
ままでは水溶性の悪いものを使用する場合には、幾つか
の酸基を中和して溶解/分散することが好ましい。好ま
しい中和剤としては、例えばナトリウム、カリウム等の
アルカリ金属塩又はアンモニウム塩;2−アミノ−2−
メチル−1,3−プロパンジオール(AMPD);2−
アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール(AE
PD);2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール
(AMP);2−アミノ−1−ブタノール(AB);モ
ノエタノールアミン(MEA);ジエタノールアミン
(DEA);トリエタノールアミン(TEA);モノイ
ソプロパノールアミン(MIPA);ジイソプロパノー
ルアミン(DIPA);トリイソプロパノールアミン
(TIPA);ジメチルステアラミン(DMS)等が挙
げられる。これらの中和剤は、ポリマー樹脂の種類や配
合量に応じて、全組成中に0.001〜10%配合する
のが好ましい。
【0013】本発明に用いられる成分(B)のフッ素系
界面活性剤としては、特に制限されず、カチオン性、ア
ニオン性、ノニオン性、両性のいずれであってもよい。
これらのうち、カチオン性フッ素系界面活性剤として
は、例えばパーフルオロアルキルトリメチルアンモニウ
ム、パーフルオロアルキル4級アンモニウムヨード塩、
次式: F(CF2CF2)nCH2CH2SCH2CH2N+(CH3)3[CH3SO4]- (式中、nは3〜8の数を示す)で表わされるもの等が
挙げられ、これらの市販品として、例えばサーフロンS
−121(旭硝子社製)、メガファックF−150(大
日本インキ社製)、フロラードFC−135(3M社
製)、ZONYLFSC(デュポン社製)等を使用する
ことができる。
【0014】また、アニオン性フッ素系界面活性剤とし
ては、例えばパーフルオロアルキルカルボン酸塩、パー
フルオロアルキルリン酸エステル、パーフルオロアルキ
ルスルホン酸塩等が挙げられ、これらの市販品として、
例えばサーフロンS−111、113(旭硝子社製)、
ZONYL FSA(デュポン社製)、メガファックF
−120(大日本インキ社製)、サーフロンS−11
2、アサヒガードAG530(以上、旭硝子社製)、Z
ONYL FSP、FSE、UR、FSJ(以上、デュ
ポン社製)、メガファックF−191(大日本インキ社
製)、フロラードFC−93、95、98、129(以
上、3M社製)、ZONYL TBS(デュポン社
製)、メガファックF−110(大日本インキ社製)等
を使用することができる。
【0015】ノニオン性フッ素系界面活性剤としては、
例えばパーフルオロアルキルエチレンオキサイド(E
O)付加物、パーフルオロアルキルアミンオキサイド、
パーフルオロアルキルポリオキシエチレンエタノール、
パーフルオロアルキルアルコキシレート、フッ素化アル
キルエステル等が挙げられ、これらの市販品として、例
えばサーフロンS−145(旭硝子社製)、ZONYL
FSN、FSN100、FSO、FSO100(以
上、デュポン社製)、メガファックF−142D(大日
本インキ社製)、フロラードFC−170C、フロラー
ドFC−171、フロラードFC−430(以上、3M
社製)等を使用することができる。
【0016】両性フッ素系界面活性剤としては、例えば
パーフルオロアルキルベタイン、次式: F(CF2CF2)mCH2CH(OCOCH3)CH2N+(CH3)2[CH2CO2]- (式中、mは3〜8の数を示す)で表わされるもの等が
挙げられ、これらの市販品として、例えばサーフロンS
−131、132(以上、旭硝子社製)、ZONYL
FSK(デュポン社製)等を使用することができる。
【0017】これらのフッ素系界面活性剤は、1種又は
2種以上を組合わせて用いることができ、全組成中に
0.001〜5%、好ましくは0.01〜3%配合され
る。0.001%未満では充分な効果を得ることができ
ず、5%を超えると仕上り時にべたつき等の感触を与え
好ましくない。
【0018】本発明の毛髪化粧料には、前記必須成分の
ほか、通常毛髪化粧料に用いられる成分、例えばポリオ
キシエチレンラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチ
レンラウリル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエ
チレンラウリルスルホコハク酸二ナトリウム等のアニオ
ン性界面活性剤;塩化ジアルキルジメチルアンモニウ
ム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ラウ
リルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルア
ンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム等
のカチオン性界面活性剤;ポリオキシエチレンアルキル
エーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エス
テル、ポリエーテル変性シリコーン、アルキルグリセリ
ルエーテル変性シリコーン等のノニオン性界面活性剤;
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチ
ルアミンオキサイド等の両性の界面活性剤;グリセリ
ン、ジグリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコー
ル、ジエチレングリコールエチルエーテル、1,3−ブ
チレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビト
ール、マルチトール、マンニトール等の多価アルコー
ル;ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルシロキサ
ン、アミノ変性シリコーン、ポリアルキレン変性シリコ
ーン等のシリコーン類;ヒマシ油、カカオ油、ミンク
油、アボガド油、オリーブ油等のグリセライド類;ミツ
ロウ、ラノリン、カルバナロウ、モクロウ等のロウ類;
セチルアルコール、オレイルアルコール、ヘキサデシル
アルコール、ラウリルアルコール、ステアリルアルコー
ル、イソステアリルアルコール等のアルコール類;ミリ
スチン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、乳酸セチ
ル、モノステアリン酸プロピレングリコール、オレイン
酸オレイル、2−エチルヘキサン酸ヘキサデシル等のエ
ステル類;流動パラフィン、イソパラフィン、マイクロ
クリスタリンワックス等の炭化水素;更に酸化防止剤、
防腐剤、紫外線吸収剤、消泡剤、香料、色素等を、本発
明の効果を損わない範囲で適宜配合することができる。
【0019】本発明の毛髪化粧料は、上記成分(A)及
び(B)を溶媒に溶解又は分散させ、通常の方法に従っ
て製造することができる。ここで用いられる溶媒として
は、水又はエタノール、プロパノール、イソプロパノー
ル等の溶剤又は水とこれらの溶剤の混合物等が挙げら
れ、特に水−エタノールの混合溶媒が好ましい。これら
の溶媒は、本発明の毛髪化粧料の剤型等により適宜選択
することができ、例えばセットローション、ポンプスプ
レー式のヘアミスト等とする場合には水−炭素数2又は
3の1価アルコールの混合溶媒が好ましく、ヘアスプレ
ーとする場合には、炭素数2又は3の1価アルコール、
特にエタノールが好ましい。このような溶媒は、全組成
中に70〜99%、特に80〜95%配合されるのが好
ましい。なお、本発明の毛髪化粧料は、水などの低揮発
性物質を多く含む系のものとすることができ、全組成中
に水が10〜99%、特に30〜90%含まれているの
が好ましい。また、水と他の溶剤の混合物を用いる場合
には、全溶媒中の水の割合が30〜70%であるのが好
ましい。
【0020】また、本発明の毛髪化粧料は、噴射剤と混
合して耐圧容器に充填してエアゾール型とすることがで
きる。ここで用いられる噴射剤としては、通常用いられ
る任意の液体ガスが挙げられ、例えば、ジメチルエーテ
ル(DME)、液化石油ガス(LPG)、炭酸ガス、窒
素ガスなどを、単独又は混合して使用することができ
る。これらのうち、特にLPG、DME、LPG/DM
Eの混合物が好ましく、これら噴射剤の充填後のエアゾ
ール缶の内圧が2.0〜4.5kg/cm2Gとなるよう調製
するのが好ましい。また、噴射剤を使用する場合には、
通常、全組成中に3〜70%、特に5〜50%配合する
のが好ましい。
【0021】更に、本発明の毛髪化粧料は、有機噴射剤
を一切用いずに操作されるポンプ式、ピストン蓄圧型な
どの噴射容器及びフォーム用容器に充填することも可能
である。
【0022】本発明の毛髪化粧料は、例えばヘアスプレ
ー、セットフォーム、セットローション、ジェル、シャ
ンプー、リンス等とすることができ、水溶液もしくは分
散液、水性アルコール溶液もくしは分散液、乳濁液、ク
リーム、ゲル等の各種剤型で用いることできる。そし
て、特にエアゾール型とした場合には、毛髪化粧料を噴
射させたときに粒径が60μm以下、好ましくは40μ
m以下の小さく均一な粒子として噴射され、噴射不良を
起こすこともない。
【0023】
【発明の効果】本発明の毛髪化粧料は、有機揮発性化合
物の少ない系である場合であっても、毛髪に適用したと
きに髪型をくずしたり、乾燥に時間がかかることもな
く、毛髪を自然な感じにセットすることができ、しかも
エアゾール型とした場合には均一で小さな粒子として噴
射され、噴射特性にも優れたものである。
【0024】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。なお、以下の実施例において、30℃における1
0%溶液の最大粘度は、水/エタノール=50/50
(重量比)の混合溶媒にポリマーを10%添加した溶液
の粘度を測定したものである。
【0025】実施例1 表1に示す組成の毛髪化粧料(ヘアミスト)を常法によ
り製造し、これを使用したときの毛束のつき方、毛束に
なりにくさ、セット効果及び噴射粒子径を評価した。結
果を表1に示す。
【0026】(評価方法) (1)毛束へのつき方、毛束になりにくさ:長さ18c
m、幅5cm、重さ20gの毛束に各毛髪化粧料を噴射
し、自然乾燥したのち、専門女性パネルにより毛髪化粧
料を適用しない毛束(対照)との比較を目視により、以
下の基準で官能評価した。 ◎:対照と比べて同等。 ○:対照と比べてほぼ同等。 △:対照と比べてやや悪い。 ×:対照と比べて悪い。
【0027】(2)セット効果:長さ18cm、重さ2g
の毛束を水でぬらし、ロット(2cmφ)に巻いて自然乾
燥させた後、カールのついた毛束からロットをはずし、
カールのついた毛髪に各毛髪化粧料をそれぞれ塗布し、
自然乾燥させたときのカールの伸びを観察し、セット効
果を判定した。判定は、カールのついた毛髪のロットを
はずした直後の長さをセット効果100%、カールのな
い元の毛髪の長さ(18cm)をセット効果0%とし、以
下の基準で評価した。 ◎:81%以上。 ○:61〜80%。 △:21〜60%。 ×: 0〜20%。
【0028】(3)粒子径 200mmレンズをつけたHELOS&RODOSレーザ
解析式粒度分布測定装置(日本電子株式会社製)によ
り、各毛髪化粧料の粒子径を測定し、以下の基準で評価
した。 ◎:40μm以下。 ○:41〜60μm。 △:61〜80μm。 ×:81μm以上;噴射不良。
【0029】
【表1】
【0030】実施例2 以下に示す組成のフォーム剤を常法により製造した。
【表2】 (成分) (%) ポリマー樹脂*6 5.0 フッ素系界面活性剤*7 0.5 ミリスチン酸イソプロピル 0.1 香料 0.1 エタノール 20.0 精製水 バランス 噴射剤(LPG) 10.0 100.0 *6;ユカフォーマーAM−75/520(三菱油化社
製;30℃における10%溶液の最大粘度8.7cp) *7;フロラード FC−135(3M社製)
【0031】実施例3 以下に示す組成のエアゾールスプレー剤を常法により製
造した。
【表3】 (成分) (%) ポリマー樹脂*8 4.0 フッ素系界面活性剤*9 0.1 塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 0.1 香料 0.1 エタノール バランス 精製水 15.0 噴射剤(LPG) 12.0 (DME) 28.0 100.0 *8;ユカフォーマーR−402(三菱油化社製;30
℃における10%溶液の最大粘度6.6cp) *9;メガファックF−142D(大日本インキ社製)
【0032】実施例4 以下に示す組成のブロー剤を常法により製造した。
【表4】 (成分) (%) ポリマー樹脂*10 10.0 フッ素系界面活性剤*11 0.3 ソルビトール 5.0 ポリオキシエチレンセチルエーテル*12 0.5 香料 0.1 エタノール 20.0 精製水 バランス 100.0 *10;Eastman AQ 55S(イーストマン・
コスメティック社製;30℃における10%溶液の最大
粘度5.1cp) *11;サーフロンS−131(旭硝子社製) *12;エマルゲン220(花王社製)
【0033】実施例2〜4で得られた毛髪化粧料は、い
ずれも毛髪を自然な感じにセットすることができ、しか
も噴射特性に優れたものであった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)及び(B): (A)水及び/又は溶剤中に10重量%添加したときの30℃における最大粘度 が10cp未満である水溶性又は水分散性ポリマー樹脂 0.5〜30重量%、 (B)フッ素系界面活性剤 0.001〜5重量% を含有する毛髪化粧料。
  2. 【請求項2】 成分(A)のポリマー樹脂が、メタクリ
    ル酸エステル/N,N′−ジメチルアミノエチルメタク
    リレートのモノクロル酢酸4級化物である請求項1記載
    の毛髪化粧料。
  3. 【請求項3】 成分(A)のポリマー樹脂が、オクチル
    アクリルアミド/アクリル酸共重合体である請求項1記
    載の毛髪化粧料。
  4. 【請求項4】 成分(A)のポリマー樹脂が、エチレン
    ジグリコール/シクロヘキサンジメタノール/イソフタ
    レート/スルホイソフタレートエステル樹脂である請求
    項1記載の毛髪化粧料。
JP33233593A 1993-12-27 1993-12-27 毛髪化粧料 Pending JPH07187963A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011081138A1 (ja) * 2009-12-28 2011-07-07 花王株式会社 水性化粧料
JP2015017055A (ja) * 2013-07-10 2015-01-29 花王株式会社 水溶性ポリマー組成物

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