JPH07187549A - エレベータ - Google Patents

エレベータ

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JPH07187549A
JPH07187549A JP5347257A JP34725793A JPH07187549A JP H07187549 A JPH07187549 A JP H07187549A JP 5347257 A JP5347257 A JP 5347257A JP 34725793 A JP34725793 A JP 34725793A JP H07187549 A JPH07187549 A JP H07187549A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】安価で簡便な手法により、走行時にかご室内に
発生する横振動を低減でき、これにより乗心地を向上さ
せることができるエレベータを得る。 【構成】上下方向に配設された少なくとも2本のガイド
レール1と、このガイドレール1に沿って移動しかご枠
14に固定されたかご室15からなる乗りかごと、前記
かご室と前記かご枠14間に設けられ、弾性定数を可変
にできる弾性定数可変装置17とを備え、この弾性定数
可変装置17の弾性定数を変えることで前記乗りかごの
固有振動数を可変としたエレベータ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の昇降路に設置さ
れるエレベータに係り、特に乗りかごに発生する振動を
低減させたエレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のエレベータの乗りかごの概
略構成を示す図であり、建物の昇降路にはガイドレール
1が地面に対して垂直に設置され、ブラケット2により
建物に固定されている。その際、ガイドレール1には取
り付け時の初期撓みが存在する。
【0003】また、乗りかご(かご枠4とかご室5から
なるもの)がガイドレール1に沿って走行する時、かご
枠4に取付けられているローラガイド3の押し付け力に
よってもガイドレール1に撓み(以下、走行撓みと称す
る)が生じる。特に、かご室5内の偏荷重等により乗り
かごの左右のバランスが崩れた場合、左右方向を支持す
る4つのローラガイド3(3a,3b,3c,3d)に
は、均等に荷重がかからず、左側のローラガイド3a,
3cと右側のローラガイド3b,3dとにかかる荷重が
偏るため、ガイドレール1に走行撓み量は増加する。
【0004】このガイドレール1の初期撓みと走行撓み
が、ローラガイド3に振動を発生させ、かご枠4とかご
室5に伝達される。
【0005】その為、ローラガイド3とかご枠4の間に
は、適当な定数をもつ弾性体10を設け、ガイドレール
1の撓みにより、ローラガイド3からかご枠4へ伝わる
横方向の振動をある程度吸収している。さらに、かご室
5とかご枠4の間には防振ゴム6を設け、かご枠4にま
で伝達した振動が、かご室5にまで伝達されるのをある
程度防止している。
【0006】この様な構造のエレベータで現状よりさら
に高速化を行った場合、ガイドレール1から伝わる振動
を十分に抑制できないため、かご室5には依然として乗
心地に影響する様な振動が発生する。
【0007】ガイドレール1は、ブラケット2により昇
降路に固定されているため、走行撓み量は場所によって
異なる。すなわち、ブラケット2の支持されている位置
で撓みが零、ガイドレール1毎に設けられている上下の
ブラケット2間の中間点で最大撓みとなる。このため、
ブラケット2を両端支持とする撓みが生じ、ブラケット
2の間隔を1波長とする様な外力がガイドレール1から
の入力周波数成分の中に含まれてくる。ガイドレール1
はブラケット2によりほぼ一定間隔で取り付けられるの
で、ブラケット2の間隔を1波長とする様な走行撓み
は、走行速度が一定であると、ある一定の周波数で乗り
かごを加振することになる。
【0008】この走行撓みによる外力の周波数は、エレ
ベータの走行速度が大きくなるにつれ高くなっていく。
この外力の周波数F(Hz)は、ブラケット間隔をL
(m)、走行速度をV(m/sec)とすると F(Hz)=V(m/sec)/L(m) …(1) で求められる。乗りかごの1次の固有振動数をF′(H
z)とすると、 F(Hz)=F′(Hz) …(2) となる走行速度Vが存在し、この速度で乗りかごは共振
し振動の増大により乗り心地が低下するという問題が発
生する場合もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上、述べた問題を解
決する1つの方法として共振点を回避する手法がある。
【0010】すなわち、乗りかごの共振点を走行撓みに
よる外力の周波数よりも高くする方法である。
【0011】かご室5の重量をMとし、かご室5を支持
する防振ゴム6の弾性定数をKとすると、かご室5の1
次の固有振動数F′は次式により近似することができ
る。
【0012】 F′=(K/M)1/2 …(3) 式(3)より、乗りかごの固有振動数を変えることは、
かご室5とかご枠4の間に設けられている防振ゴムの弾
性定数を変えることにより得ることができる。
【0013】しかし、超高速エレベータのような超高速
で走行する場合、共振を避けるためには、従来に対しか
なり弾性定数を高くすることが求められる。
【0014】ところが、かご室とかご枠を支持する弾性
体の弾性定数が高いと、かご枠から伝わる高周波の振動
の抑制効率は悪くなり、かえって乗心地は低下してしま
うことになる。
【0015】この様な理由により、弾性定数をある程度
低い防振ゴムで支持する必要があり、超高速走行時に
は、この走行撓みによるガイドレール1からの周波数が
乗りかごの1次の固有振動数に等しくなり、共振により
横振動が大きくなる速度が存在する。
【0016】乗りかごの振動低減のもう1つの手法とし
て、乗りかごにアクチュエータを搭載し、かご振動を打
ち消すようにアクチュエータでかごに力を加えるアクテ
ィブ制振が考えられるが、非常に複雑な制御であるこ
と、かごの振動を抑制するために十分な慣性重量が必要
なこと、それを動かすアクチュエータが誤動作した際に
かえって振動が大きくなってしまう等の問題があり信頼
性が低い。また、コストも高くなるため、安価で信頼性
の高い振動抑制方法が求められている。
【0017】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、安価で簡便な手法により、走行時にかご室内に発生
する横振動を低減でき、これにより乗心地を向上させる
ことができるエレベータを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、ガイドレールに沿って
乗りかごが上下動可能に構成され、前記乗りかごがかご
枠と、かご枠に支持されたかご室により構成され、前記
かご枠と前記かご室間に、弾性定数を可変する弾性定数
可変装置を設けて前記乗りかごの固有振動数を可変する
ようにしたエレベータである。
【0019】前記目的を達成するため、請求項2に対応
する発明は、前記弾性定数可変装置は、前記かご枠と前
記かご室間に配置され、その一端部が前記かご室の側壁
に固定された少なくとも1個の弾性体と、前記かご枠と
前記かご室間に配置され、このかご室の側壁にその一端
部が固定されたケーシングと、このケーシングと対向す
る前記かご室の側壁の間に、前記かご室方向に移動自在
に支持され支持体と、前記かご枠に固定され、前記支持
体を前記かご室方向に移動させて前記弾性体をかご室方
向に押圧する駆動装置と、から構成したことを特徴とす
る請求項1記載のエレベータである。
【0020】前記目的を達成するため、請求項3に対応
する発明は、前記弾性定数可変装置は、前記かご室の両
側面に設け、かご室の横揺れを防止するようにしたこと
を特徴とする請求項1記載のエレベータである。
【0021】前記目的を達成するため、請求項4に対応
する発明は、前記乗りかごの走行速度を検出する速度検
出手段と、この速度検出手段により検出された走行速度
に応じて前記弾性定数可変装置の弾性定数を可変するこ
とを特徴とする請求項1記載のエレベータである。
【0022】前記目的を達成するため、請求項5に対応
する発明は、前記乗りかごの走行速度を検出する速度検
出手段と、かご室の荷重を検出する荷重検出手段と、こ
の荷重検出手段により検出された検出荷重および前記速
度検出手段により検出された走行速度に応じて前記弾性
定数可変装置の弾性定数を可変することを特徴とする請
求項1記載のエレベータである。
【0023】
【作用】請求項1〜請求項5に対応する発明によれば、
弾性定数可変装置の弾性定数を可変することができるの
で、高速化に伴う、ガイドレールの取り付け時の撓みや
積載物の偏荷重によるガイドレールの撓みに起因する振
動が発生しても、かご室の振動を低減することができ、
この結果、安価で簡便な手法によりエレベータの乗心地
を向上させることができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明によるエレベータの概略構成
を示すもので、かご枠14とかご室15により構成され
る乗りかごの走行速度を検出する速度センサ19と、か
ご室15の荷重を検出する荷重センサ20と、かご枠1
4とかご室15の間であって、例えば2個の長さの異な
るコイルバネ11,12が同心状に配設され、螺進可能
に構成された支持板9の移動により弾性定数を可変にで
きる複数の弾性定数可変装置17と、この各弾性定数可
変装置17の支持板9をその回転軸13の回転により軸
方向に移動させるためのモータ8と、速度センサ19で
検出された走行速度及び荷重センサ20に検出された検
出荷重を入力し、これらの値に応じてモータ8に対して
回転指令を与える制御装置例えばCPU(中央処理演算
装置)18から構成されている。
【0025】このように構成されているので、弾性定数
可変装置17の弾性定数を可変することができるので、
高速化に伴う、ガイドレールの取り付け時の撓みや積載
物の偏荷重によるガイドレールの撓みに起因する振動が
発生しても、かご室の振動を低減することができる。
【0026】図2は、図1の具体的な実施例を説明する
ための正面図であり、かご枠14には、ローラガイド3
が取り付けられている。ローラガイド3は、ガイドレー
ル1に押し付けられており、かご枠14とかご室15か
らなる乗りかごは、ガイドレール1に沿って昇降する。
かご室15は防振ゴム6を介してかご枠14に取り付け
られており、かご室15の上下方向を支持している。更
に、かご枠14とかご室15の側壁間には、それぞれ複
数の弾性定数可変装置17が固定され、これによりかご
室15とかご枠14の横方向が固定支持されている。
【0027】また、CPU18は、かご枠14の上面に
固定され、昇降路の最上部の制御盤(図示せず)から走
行速度データをテールコードを介して受信すると共に、
図1の速度センサ19及び荷重センサ20の出力を入力
し、これらの信号に応じて弾性定数可変装置17に対し
て動作指令、すなわちモータ8に対して正転、逆転の回
転指令を出力するようになっている。以上述べた構成以
外の点は、図8の従来例と同一である。
【0028】前述の各弾性定数可変装置17は、いずれ
も同一構成であるので、これについて図3および図4を
参照して説明する。モータ8は、かご枠14に固定さ
れ、この回転軸13が一端側がかご室15側に突出し、
回転軸突出端の外周面には、ねじ部13aが形成され、
この回転軸13の突出部はかご枠14に形成されている
穴14aを通してかご室15側に延出している。
【0029】かご室15のかご枠14と対向する側面に
は、ケーシング7が固定され、このケーシング7の底面
には、モータ8の回転軸13の突出端部が挿通されるよ
うに穴7aが形成されている。また、ケーシング7の内
部には、棒状のガイド16が複数本固定され、この各ガ
イド16には支持板9が軸方向に移動可能に支持されて
いる。さらに、支持板9の中央部には、図示しないねじ
穴が形成され、このねじ穴にモータ8の回転軸13に螺
合され、モータ8の回転軸13の回転により支持板9が
軸方向に移動可能になっている。
【0030】そして、支持板9とかご室15の間であっ
て回転軸13の外周には、同心状にコイルバネ11が配
置され、この一端部が支持板9に固定され、かつ他端部
がかご室15の側壁に固定されている。また、コイルバ
ネ11の外周側に、これに対して同心状にコイルバネ1
2が配置され、このコイルバネ12の一端部がかご室1
5の側壁に固定されている。
【0031】コイルバネ11は、コイルバネ12に比べ
て自然長長さが長く、かつその直径が小さくなってい
る。
【0032】図3の状態は、支持板9がかご室15の壁
面から最も離れた位置にある場合を示しており、かご室
15の支持に寄与するのはコイルバネ11のみであり、
かご室15を支持する弾性定数は小さい値をとることに
なり、かご室15の横方向を支持する構造が柔支持とな
る。この状態からモータ8を回転させ、支持板9をかご
室15方向に移動させると支持板9がコイルバネ12に
も当たるようになる。この状態を示したのが図4であ
り、弾性定数が大きい値となり、かご室15の横方向を
支持する構造が剛支持となる。
【0033】この様にモータ8を駆動し支持板9を移動
させることにより、柔支持と剛支持の2つの状態に切り
替えることができる。
【0034】ここで、柔支持状態と剛支持状態のそれぞ
れについて、走行速度とかご室15の振動との関係を説
明する。
【0035】図5は走行速度と横振動の関係を示してお
り、剛支持と、柔支持の時の振動特性を示している。図
5において、横振動の値が急峻に大きくなっている部分
は共振点であり、剛支持では走行速度VA 、柔支持では
走行速度VB で共振することを意味している。図5より
分かるように走行速度V1 における横振動は剛支持と柔
支持とで一致する。
【0036】図6はCPU18により弾性定数可変装置
17が制御される動作を説明するためのフローチャート
を示しており、弾性定数が2段切り替えできる場合であ
る。
【0037】以下、図5と図6を用いて弾性定数可変装
置17の動作について説明する。
【0038】エレベータの静止状態においては、乗りか
ご(かご枠14とかご室15)が剛支持で支持されてい
る(S1)。この時、弾性定数可変装置17は図4のよ
うにコイルバネ11、12が共に支持板9に当接支持さ
れている。
【0039】エレベータが走行を始め、走行速度が高速
になるにつれ、横振動は図5のa点からb点へ移動し、
横振動が大きくなっていくことが分かる。さらにエレベ
ータが高速になり、走行速度がV1 に達すると(S
2)、モータ8に対して駆動指令が与えられる、支持板
9を移動させ弾性定数Aを剛支持から柔支持へ切り替え
る(S3)。この時の弾性定数可変装置17は図3の状
態、すなわちコイルバネ11のみが支持板9に当接支持
されている。以後、走行速度がV1 から最高速度V2
では弾性定数Bでかご室を支持するようにする(S
4)。この時の横振動はd→f→gではなくd→eの振
動特性を持つため、振動は減少していく。
【0040】この様に、弾性定数を切り替えることによ
り、共振を回避することができ、各走行速度において、
横振動は増加せず、乗り心地は低下しない。
【0041】図7は、本発明の第2実施例の弾性定数可
変装置17の制御を説明するためのフローチャートを示
している。
【0042】本実施例の構成は、図1に示すようにかご
室15の荷重を検出する荷重センサ20、乗りかごの走
行速度を検出する速度センサ19、モータ8を駆動し支
持板9の位置を制御するための制御装置、モータ8から
なる。
【0043】乗りかごの固有振動数は、かご室15内の
積載荷重により変化する。このため、剛支持状態(S1
1)において、かご室15の積載荷重WがW1 が大きく
なるかどうかを判断し(S12)、積載荷重WがW1
上となると、かご室15の質量は増加し、それにより固
有振動数が低下する。そのため、かご室15内の質量の
増加により固有振動が変化することを考慮し、弾性定数
の切り替えを行う時期を設定する。走行速度がV1 以下
となるとき判断し(S13)、V1 以下となったとき、
前述の実施例と同様に柔支持に切替えられ(S14)、
この状態は走行速度VがV1 とV2 の範囲を外れたと
き、前述の実施例と同様に剛支持となる。
【0044】一方、S12において積載荷重WがW1
満のときは、前述の実施例と同様に動作する(S16,
S17,S18)。
【0045】以上述べたように構成することにより、か
ご室15の荷重条件が変わった場合でも横振動の抑制の
効果に変化は無く、エレベータの乗心地を改善すること
ができる。
【0046】前述の実施例では、弾性定数可変装置17
として、2個のコイルバネ11,12を用いる場合につ
いて説明したが、これ以外の構成でも、弾性定数を可変
できる構成ならばどんな構成でもよい。弾性体として、
例えば、コイルバネ11,12を、板バネや弾性ゴムや
としたり、コイルバネ11,12として線形バネを用い
たり、非線形バネを用いたりしてもよい。また、弾性体
が1個あるいは3個以上であっても同様に実施できる。
さらに、前述の実施例では支持板9を駆動させる駆動装
置としてモータ8を使用したが、ピストンシリンダ等の
駆動装置を使用してもよい。前述の実施例では、コイル
バネ11の両端部をかご室15の側壁および支持板9に
それぞれ固定したが、一端部のみをかご室15の側壁に
固定し、かつ他端部を支持板9に接触させるようにして
もよい。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、高速化に伴う、ガイド
レールの取り付け時の撓みや積載物の偏荷重によるガイ
ドレールの撓みに起因する振動が発生しても、かご室の
振動を低減することができ、この結果、安価で簡便な手
法によりエレベータの乗心地を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータの概略構成を示すブロック
図。
【図2】本発明のエレベータの第1実施例を説明するた
めの図。
【図3】図1,図2の弾性定数可変装置の具体例を示す
図。
【図4】図1,図2の弾性定数可変装置の具体例を示す
図。
【図5】エレベータの走行速度と横振動の関係を示す
図。
【図6】本発明の第1実施例の制御のフローチャート。
【図7】本発明の第2実施例の制御のフローチャート。
【図8】従来のエレベータの概略構成を示す図。
【符号の説明】
1…ガイドレール、2…ブラケット、3…ローラガイ
ド、4…かご枠、5…かご室、6…防振ゴム、7…ケー
シング、8…モータ、9…支持板、10…弾性体、11
…弾性体、12…弾性体、13…回転軸、14…かご
室、15…かご枠、16…ガイド、17…弾性定数可変
装置、18…制御装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドレールに沿って乗りかごが上下動
    可能に構成され、前記乗りかごがかご枠と、かご枠に支
    持されたかご室により構成され、前記かご枠と前記かご
    室間に、弾性定数を可変する弾性定数可変装置を設けて
    前記乗りかごの固有振動数を可変するようにしたエレベ
    ータ。
  2. 【請求項2】 前記弾性定数可変装置は、前記かご枠と
    前記かご室間に配置され、その一端部が前記かご室の側
    壁に固定された少なくとも1個の弾性体と、 前記かご枠と前記かご室間に配置され、このかご室の側
    壁にその一端部が固定されたケーシングと、 このケーシングと対向する前記かご室の側壁の間に、前
    記かご室方向に移動自在に支持され支持体と、 前記かご枠に固定され、前記支持体を前記かご室方向に
    移動させて前記弾性体をかご室方向に押圧する駆動装置
    と、 から構成したことを特徴とする請求項1記載のエレベー
    タ。
  3. 【請求項3】 前記弾性定数可変装置は、前記かご室の
    両側面に設け、かご室の横揺れを防止するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載のエレベータ。
  4. 【請求項4】 前記乗りかごの走行速度を検出する速度
    検出手段と、この速度検出手段に検出された走行速度に
    応じて前記弾性定数可変装置の弾性定数を可変すること
    を特徴とする請求項1記載のエレベータ。
  5. 【請求項5】 前記乗りかごの走行速度を検出する速度
    検出手段と、 かご室の荷重を検出する荷重検出手段と、 この荷重検出手段に検出された検出荷重および前記速度
    検出手段により検出された走行速度に応じて前記弾性定
    数可変装置の弾性定数を可変することを特徴とする請求
    項1記載のエレベータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006137113A1 (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータの制振装置
JP2017013958A (ja) * 2015-07-01 2017-01-19 株式会社日立製作所 エレベータ及びエレベータの制振方法

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