JPH07187321A - スタッカクレーンのブレーキ装置 - Google Patents

スタッカクレーンのブレーキ装置

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Publication number
JPH07187321A
JPH07187321A JP33450893A JP33450893A JPH07187321A JP H07187321 A JPH07187321 A JP H07187321A JP 33450893 A JP33450893 A JP 33450893A JP 33450893 A JP33450893 A JP 33450893A JP H07187321 A JPH07187321 A JP H07187321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
type brake
stacker crane
exciting
nonexciting
Prior art date
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Pending
Application number
JP33450893A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hattori
博 服部
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Komatsu Forklift KK
Original Assignee
Komatsu Forklift KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Forklift KK filed Critical Komatsu Forklift KK
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  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 スタッカクレーンにおいて、台車2の駆動輪
8にブレーキトルクを大に設定した励磁式ブレーキ17
を設けると共に、台車2の従動輪10にブレーキトルク
を小に設定した無励磁式ブレーキ18を設け、通常時に
前記励磁式ブレーキ17のみを用いるようにすると共に
緊急停止時や停電時に前記無励磁式ブレーキ18のみを
用いるようにする。 【効果】 通常時においてはブレーキトルクが大となる
励磁式ブレーキを用いてスタッカクレーンを所定の位置
に誤差無く停止させることができ、また、緊急停止時や
停電時においてはブレーキトルクが小となる無励磁式ブ
レーキを用いて急ブレーキの発生を防止しながら停止さ
せることで荷の荷崩れやスタッカクレーンの転倒などを
なくすことができ、用途によって励磁式ブレーキと無励
磁式ブレーキとを区別して使用することで、常にそれぞ
れの状況にあった制動を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動倉庫のスタッカク
レーンのブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動倉庫のスタッカクレーンは、
図1に示すように、床面上に左右方向に敷設されたレー
ル1に沿って走行する台車2が設けられ、該台車2の上
部に左右一対のガイド柱3が立設され、該ガイド柱3に
沿って昇降動自在となり荷を載置可能とするキャリッジ
4が設けられ、該キャリッジ4が昇降装置5により巻き
取り・繰り出しされるリフトチェーン6によって昇降動
されるようになっていると共に、前記台車2の走行移動
とキャリッジ4の昇降移動とを制御するCPU7が設け
られている。そして、前記台車2には、左右一方側に駆
動輪8と該駆動輪8を駆動する走行モータ9とが設けら
れると共に、左右他方側に従動輪10が設けられてお
り、前記走行モータ9により駆動輪8が駆動されて、台
車2およびスタッカクレーンが走行移動されるようにな
っている。
【0003】また、前記スタッカクレーンにおいては、
台車2に設けた駆動輪8にブレーキ11が設けられてお
り、このブレーキ11としては無励磁式ブレーキが用い
られていた。これは、無励磁式ブレーキが通電時に制動
が解放されると共に通電しない時に制動するようになっ
ており、停電時において制動させることができるように
するためである。そして、前記ブレーキ11において
は、通常の制動を行う際に所定の位置に誤差無く停止さ
せる必要があったためブレーキ力は強くすなわちブレー
キトルクが大となるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のスタッカクレー
ンにおいては、ブレーキとしてブレーキトルクが大とな
る無励磁式ブレーキが用いられていたため、緊急停止時
や停電時には急ブレーキが発生して大きな慣性力により
積載した荷の荷崩れやスタッカクレーンの転倒といった
問題が生じる恐れがあった。本発明は、これらの問題を
解消することを、その課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題を解
消するため、スタッカクレーンにおいて、台車の駆動輪
と従動輪とにブレーキトルクを小に設定した無励磁式ブ
レーキとブレーキトルクを大に設定した励磁式ブレーキ
とを設ける。
【0006】
【作用】本発明は、ブレーキトルクを小に設定した無励
磁式ブレーキとブレーキトルクを大に設定した励磁式ブ
レーキとを設けたことで、緊急停止時や停電時に無励磁
式ブレーキを用いて急ブレーキの発生を防止しながら停
止させることで荷の荷崩れやスタッカクレーンの転倒な
どをなくすことができる。
【0007】
【実施例】スタッカクレーンは、図2に示すように、床
面上に左右方向に敷設したレール1に沿って走行する台
車2と、該台車2の上部に立設した左右一対のガイド柱
3と、該ガイド柱3に沿って昇降動自在となり荷を載置
可能とするキャリッジ4と、該キャリッジ4を巻き取り
・繰り出しされるリフトチェーン6によって昇降動する
昇降装置5と、前記台車2の走行移動とキャリッジ4の
昇降移動とを制御するCPU7とからなっており、前記
台車2には、下部右側に駆動輪8を設けると共に走行モ
ータ9を設け、下部左側に従動輪10を設けている。前
記左右一対のガイド柱3には上端に天材12を架設して
いる。そして、前記キャリッジ4にはガイド柱3を転動
するローラ13を有しており、また、前記昇降装置5は
昇降モータ14を有し該昇降モータ14の出力軸15に
リフトチェーン6の一端側を固着するようになってお
り、該リフトチェーン6は昇降装置5の出力軸15より
上方に向かい前記天材12に設けたプーリ16を経て下
方に向かってキャリッジ4に連結するようになってい
る。なお、前記リフトチェーン6は前後両側にそれぞれ
設けている。
【0008】そして、このように構成したスタッカクレ
ーンにおいては、台車2に設けた駆動輪8に励磁式ブレ
ーキ17を設け、従動輪10に無励磁式ブレーキ18を
設けている。前記励磁式ブレーキ17は、通電によって
磁束を発生させこの磁束による磁力で静止部と回転部と
を密着して摩擦により回転部を制動するようにしている
と共に、通電していないと解放ばねにより静止部と回転
部との密着を外して回転部をフリーとして制動を解放す
るようになるものである。また、前記無励磁式ブレーキ
18は、通電していない状態で内部に有した永久磁石に
よって磁束を発生させこの磁束による磁力で静止部と回
転部とを密着して摩擦により回転部を制動するようにし
ていると共に、通電すると前記永久磁石の磁束と逆方向
の磁束を発生させ永久磁石の磁束を相殺し、静止部と回
転部との密着を外して回転部をフリーとして制動を解放
するようになるものである。
【0009】そして、前記励磁式ブレーキ17と無励磁
式ブレーキ18とにおいては、励磁式ブレーキ17のブ
レーキトルクを大としすなわちブレーキ力を強くすると
共に、無励磁式ブレーキ18のブレーキトルクを小とし
すなわちブレーキ力を弱くするように設定する。また、
前記励磁式ブレーキ17は通常時のみに作動するように
すると共に前記無励磁式ブレーキ18は緊急停止時と停
電時のみに作動するようにしている。
【0010】このようにスタッカクレーンに通常時に用
いるブレーキトルクを大に設定した励磁式ブレーキ17
と緊急停止時や停電時に用いるブレーキトルクを小に設
定した無励磁式ブレーキ18とを設けたことで、通常時
においてはブレーキトルクが大となる励磁式ブレーキ1
7を用いてスタッカクレーンを所定の位置に誤差無く停
止させることができ、また、緊急停止時や停電時におい
てはブレーキトルクが小となる無励磁式ブレーキ18を
用いて急ブレーキの発生を防止しながら停止させること
で荷の荷崩れやスタッカクレーンの転倒などをなくすこ
とができる。このようにブレーキトルクの異なる励磁式
ブレーキ17と無励磁式ブレーキ18とを設けて用途に
よって励磁式ブレーキ17と無励磁式ブレーキ18とを
区別して使用することで、常にそれぞれの状況にあった
制動を行うことができるようになる。
【0011】なお、通常時に前記励磁式ブレーキ17を
用いて制動を行う際は急ブレーキすることなくゆっくり
と力強く行うように制御している。
【0012】
【発明の効果】本発明は、ブレーキトルクの異なる励磁
式ブレーキと無励磁式ブレーキとを設けたことで、用途
によって励磁式ブレーキと無励磁式ブレーキとを区別し
て使用することで、常にそれぞれの状況にあった制動を
行うことができる。また、通常時に励磁式ブレーキのみ
を用いるようにし、緊急停止時や停電時に無励磁式ブレ
ーキのみを用いるようにしたことで、通常時においては
ブレーキトルクが大となる励磁式ブレーキを用いてスタ
ッカクレーンを所定の位置に誤差無く停止させることが
でき、また、緊急停止時や停電時においてはブレーキト
ルクが小となる無励磁式ブレーキを用いて急ブレーキの
発生を防止しながら停止させることで荷の荷崩れやスタ
ッカクレーンの転倒などをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスタッカクレーンの側面図である。
【図2】本発明におけるスタッカクレーンの側面図であ
る。
【符号の説明】
1…レール、2…台車、3…ガイド柱、4…キャリッ
ジ、5…昇降装置、6…リフトチェーン、7…CPU、
8…駆動輪、9…走行モータ、10…従動輪、11…ブ
レーキ、12…天材、13…ローラ、14…昇降モー
タ、15…出力軸、16…プーリ、17…励磁式ブレー
キ、18…無励磁式ブレーキ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動輪8と従動輪10とを有してレール
    1に沿って走行移動する台車2を設け、該台車2の上部
    に一対のガイド柱3を立設し、該ガイド柱3に沿って昇
    降動自在となり荷を載置可能とするキャリッジ4を設け
    てなるスタッカクレーンにおいて、 前記台車2の駆動輪8と従動輪10とにブレーキトルク
    を大に設定した励磁式ブレーキ17とブレーキトルクを
    小に設定した無励磁式ブレーキ18とを設けたことを特
    徴とするスタッカクレーンのブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 前記励磁式ブレーキ17は通常時のみに
    作動するようにすると共に前記無励磁式ブレーキ18は
    緊急停止時と停電時のみに作動するようにすることを特
    徴とする請求項1記載のスタッカクレーンのブレーキ装
    置。
JP33450893A 1993-12-28 1993-12-28 スタッカクレーンのブレーキ装置 Pending JPH07187321A (ja)

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JP33450893A JPH07187321A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 スタッカクレーンのブレーキ装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007169051A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Daifuku Co Ltd 物品搬送設備
CN106219116A (zh) * 2016-07-29 2016-12-14 国信机器人无锡股份有限公司 移动式堆垛机及其堆垛方法
WO2019180843A1 (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 日立建機株式会社 作業車両

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