JPH07186221A - 射出成形機 - Google Patents
射出成形機Info
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- JPH07186221A JPH07186221A JP33511293A JP33511293A JPH07186221A JP H07186221 A JPH07186221 A JP H07186221A JP 33511293 A JP33511293 A JP 33511293A JP 33511293 A JP33511293 A JP 33511293A JP H07186221 A JPH07186221 A JP H07186221A
- Authority
- JP
- Japan
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- mold clamping
- oil chamber
- side oil
- mold
- molding machine
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/64—Mould opening, closing or clamping devices
- B29C45/67—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/64—Mould opening, closing or clamping devices
- B29C45/67—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic
- B29C2045/6785—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic interconnecting two cylinders to supply fluid from one cylinder to the other during movement of the pistons
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 射出装置側(移動ダイプレートと反対側)へ
突出物を設けることなく、型締開閉を少油量で高速の作
動が可能で、かつコンパクト化せしめた射出成形機を提
供することにある。 【構成】 移動ダイプレート1に取付けられた4本のタ
イバ3のに型締プランジャ11A,11Bを一体的に設
け、固定ダイプレート5と一体的に設けた型締シリンダ
7A,7B内に前記型締プランジャ11A,11Bを進
退可能に嵌挿させた射出成形機において、少なくとも1
箇所の型締シリンダ7Aのロッド側油室13Aまたはヘ
ッド側油室15Aと、残りの他の型締シリンダ7Bの少
なくとも1箇所のヘッド側油室15Bまたは/およびロ
ッド側油室13Bとを連通した差動回路を設けてなるこ
とを特徴とする。
突出物を設けることなく、型締開閉を少油量で高速の作
動が可能で、かつコンパクト化せしめた射出成形機を提
供することにある。 【構成】 移動ダイプレート1に取付けられた4本のタ
イバ3のに型締プランジャ11A,11Bを一体的に設
け、固定ダイプレート5と一体的に設けた型締シリンダ
7A,7B内に前記型締プランジャ11A,11Bを進
退可能に嵌挿させた射出成形機において、少なくとも1
箇所の型締シリンダ7Aのロッド側油室13Aまたはヘ
ッド側油室15Aと、残りの他の型締シリンダ7Bの少
なくとも1箇所のヘッド側油室15Bまたは/およびロ
ッド側油室13Bとを連通した差動回路を設けてなるこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機に関するも
のであり、特に射出成形機をコンパクト化する型締機構
を有し、少油量で高速の型開閉動作が可能な型締装置を
備えた射出成形機に関するものである。
のであり、特に射出成形機をコンパクト化する型締機構
を有し、少油量で高速の型開閉動作が可能な型締装置を
備えた射出成形機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形機で使用されている型締装置は
トグル式型締装置と直圧式型締装置とに大別され、その
うちの直圧式型締装置は、機械全長が短くできない上
に、所定の型締力を得るために必要な型締シリンダのプ
ランジャの面積が大きいため、この型締シリンダにより
金型の開閉を行うと、大量の作動油が必要であるという
問題があった。これを解決するものとして、型締シリン
ダとは別にプランジャ面積の小さいブーストシリンダで
金型の開閉を行う型締装置が一般に知られている。この
方式では、ブーストシリンダでの開閉動作により、型締
シリンダが負圧にならないよう、開閉動作中に型締シリ
ンダに大量の作動油を吸い込ませるプレフィル弁が必要
であり、構造上の部品が多いこと、プレフィル弁開閉の
ための制御回路とその動作時間が必要なこと、大量の作
動油が必要でありかつ型開閉時の流出入によるタンク油
面の変動が大きいことなどの問題があった。
トグル式型締装置と直圧式型締装置とに大別され、その
うちの直圧式型締装置は、機械全長が短くできない上
に、所定の型締力を得るために必要な型締シリンダのプ
ランジャの面積が大きいため、この型締シリンダにより
金型の開閉を行うと、大量の作動油が必要であるという
問題があった。これを解決するものとして、型締シリン
ダとは別にプランジャ面積の小さいブーストシリンダで
金型の開閉を行う型締装置が一般に知られている。この
方式では、ブーストシリンダでの開閉動作により、型締
シリンダが負圧にならないよう、開閉動作中に型締シリ
ンダに大量の作動油を吸い込ませるプレフィル弁が必要
であり、構造上の部品が多いこと、プレフィル弁開閉の
ための制御回路とその動作時間が必要なこと、大量の作
動油が必要でありかつ型開閉時の流出入によるタンク油
面の変動が大きいことなどの問題があった。
【0003】これを解決するものとして、プレフィル弁
を使用せず、型締シリンダの両油室を連通させる方式が
知られている。この方式の1例として、ドイツ特許第
2,5,44,104号明細書に示されている射出成形
機の型締装置がある。図7はその型締機構を模式的に示
したもので、移動ダイプレート101は、4本のタイバ
103の一端に取付けられ、固定ダイプレート105に
一体的に形成された型締シリンダ107内で作動する型
締プランジャ109は、前記タイバ103の移動ダイプ
レート101と反対側の一端に一体的に固着されてお
り、ロッド側油室111aに供給される高圧作動油によ
って型締めするものである。図7の射出成形機の型締装
置では、型締プランジャ109の移動ダイプレート10
1と反対側に、直径の異なったロッド113a,113
bを有しており、移動ダイプレート101を高速で開閉
する回路を構成している。ロッド113aの直径はタイ
バ103の直径より大きく、型閉じ時は油室111aと
111bを連通させて差動回路を構成し、油室111a
に供給される高圧作動油によって高速型閉じが行われ
る。一方、型開き時に作動する型締めシリンダ107の
ロッド113bの直径はタイバ103の直径より小さく
構成し、この場合も油室111aと111cを連通させ
て差動回路を構成し、111cに供給される高圧作動油
によって高速型開きが行われる。
を使用せず、型締シリンダの両油室を連通させる方式が
知られている。この方式の1例として、ドイツ特許第
2,5,44,104号明細書に示されている射出成形
機の型締装置がある。図7はその型締機構を模式的に示
したもので、移動ダイプレート101は、4本のタイバ
103の一端に取付けられ、固定ダイプレート105に
一体的に形成された型締シリンダ107内で作動する型
締プランジャ109は、前記タイバ103の移動ダイプ
レート101と反対側の一端に一体的に固着されてお
り、ロッド側油室111aに供給される高圧作動油によ
って型締めするものである。図7の射出成形機の型締装
置では、型締プランジャ109の移動ダイプレート10
1と反対側に、直径の異なったロッド113a,113
bを有しており、移動ダイプレート101を高速で開閉
する回路を構成している。ロッド113aの直径はタイ
バ103の直径より大きく、型閉じ時は油室111aと
111bを連通させて差動回路を構成し、油室111a
に供給される高圧作動油によって高速型閉じが行われ
る。一方、型開き時に作動する型締めシリンダ107の
ロッド113bの直径はタイバ103の直径より小さく
構成し、この場合も油室111aと111cを連通させ
て差動回路を構成し、111cに供給される高圧作動油
によって高速型開きが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の射出成形機における型締装置においても、型締スト
ロークと同じ長さを持つロッド113a,113bを、
型締シリンダ107から射出装置側(移動ダイプレート
101と反対側)へ突出させる必要が有り、射出装置の
配置スペースに制約を与えていた。
来の射出成形機における型締装置においても、型締スト
ロークと同じ長さを持つロッド113a,113bを、
型締シリンダ107から射出装置側(移動ダイプレート
101と反対側)へ突出させる必要が有り、射出装置の
配置スペースに制約を与えていた。
【0005】この発明の目的は、射出成形機(移動ダイ
プレートと反対側)へ突出物を設けることなく、型締開
閉を少油量で高速の作動が可能で、かつコンパクト化せ
しめた射出成形機を提供することにある。
プレートと反対側)へ突出物を設けることなく、型締開
閉を少油量で高速の作動が可能で、かつコンパクト化せ
しめた射出成形機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、移動ダイプレートに取付けられた複数
本のタイバの端部に型締プランジャを設け、固定ダイプ
レートと一体的に設けた型締シリンダ内に前記型締プラ
ンジャを進退可能に嵌挿させた射出成形機において、少
なくとも1箇所の型締シリンダのロッド側油室またはヘ
ッド側油室と、残りの他の型締シリンダの少なくとも1
箇所のヘッド側油室または/およびロッド側油室とを連
通した差動回路を設けてなることを特徴とするものであ
る。
に、この発明は、移動ダイプレートに取付けられた複数
本のタイバの端部に型締プランジャを設け、固定ダイプ
レートと一体的に設けた型締シリンダ内に前記型締プラ
ンジャを進退可能に嵌挿させた射出成形機において、少
なくとも1箇所の型締シリンダのロッド側油室またはヘ
ッド側油室と、残りの他の型締シリンダの少なくとも1
箇所のヘッド側油室または/およびロッド側油室とを連
通した差動回路を設けてなることを特徴とするものであ
る。
【0007】さらに、前記射出成形機において、少なく
とも1個の型開閉用シリンダを、固定ダイプレートと一
体的に設け、前記型開閉用シリンダのロッド側油室また
は/およびヘッド側油室を、前記差動回路に連通させる
ことを特徴とするものである。
とも1個の型開閉用シリンダを、固定ダイプレートと一
体的に設け、前記型開閉用シリンダのロッド側油室また
は/およびヘッド側油室を、前記差動回路に連通させる
ことを特徴とするものである。
【0008】前記射出成形機において、前記少なくとも
1箇所の型締シリンダの型締プランジャの直径が、残り
の他の型締シリンダの少なくとも1箇所の型締シリンダ
の型締プランジャの直径に対して異なっていること、ま
たは前記少なとも一箇所の型締シリンダのタイバの直径
が、残りの他の型締シリンダの少なくとも1箇所の型締
シリンダのタイバの直径に対して異なっていることか望
ましいものである。
1箇所の型締シリンダの型締プランジャの直径が、残り
の他の型締シリンダの少なくとも1箇所の型締シリンダ
の型締プランジャの直径に対して異なっていること、ま
たは前記少なとも一箇所の型締シリンダのタイバの直径
が、残りの他の型締シリンダの少なくとも1箇所の型締
シリンダのタイバの直径に対して異なっていることか望
ましいものである。
【0009】また、この発明は、移動ダイプレートに取
付けられた複数本のタイバの端部に型締プランジャを設
け、固定ダイプレートと一体的に設けた型締シリンダ内
に前記型締プランジャを進退可能に嵌挿させた射出成形
機において、高速移動時に前記複数個の型締シリンダの
うちの1個の型締シリンダのロッド側油室に、残りの型
締シリンダのうちの1個の型締シリンダのヘッド側油室
に作動油を供給するように構成されていることを特徴と
するものである。
付けられた複数本のタイバの端部に型締プランジャを設
け、固定ダイプレートと一体的に設けた型締シリンダ内
に前記型締プランジャを進退可能に嵌挿させた射出成形
機において、高速移動時に前記複数個の型締シリンダの
うちの1個の型締シリンダのロッド側油室に、残りの型
締シリンダのうちの1個の型締シリンダのヘッド側油室
に作動油を供給するように構成されていることを特徴と
するものである。
【0010】
【作用】この発明の射出成形機を採用することとによ
り、第1の発明では少なくとも1箇所の型締シリンダの
ロッド側油室またはヘッド側油室と、残りの他の型締シ
リンダの少なくとも1箇所のヘッド側油室または/およ
びロッド側油室とを連通した差動回路を設けることによ
って、型締め,型開きが少量の油量で行われる。
り、第1の発明では少なくとも1箇所の型締シリンダの
ロッド側油室またはヘッド側油室と、残りの他の型締シ
リンダの少なくとも1箇所のヘッド側油室または/およ
びロッド側油室とを連通した差動回路を設けることによ
って、型締め,型開きが少量の油量で行われる。
【0011】また、第2の発明では、複数個の型締シリ
ンダのうちの1個の型締シリンダのロッド側油室に作動
油を供給することにより型締めが行われ、残りの型締シ
リンダのうちの1個の型締シリンダのヘッド側油室に作
動油を供給することにより型開きが行われる。
ンダのうちの1個の型締シリンダのロッド側油室に作動
油を供給することにより型締めが行われ、残りの型締シ
リンダのうちの1個の型締シリンダのヘッド側油室に作
動油を供給することにより型開きが行われる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0013】図1および図2は本発明の射出成形機の実
施例を示す図である。同図に示すように、射出成形機の
型締装置は移動ダイプレート1を備えており、この移動
ダイプレート1の4隅付近には4本の型締力を受けるタ
イバ3の一端が取付けられている。一方、固定ダイプレ
ート5にはそれぞれの対角位置に小径,大径の型締シリ
ンダ7A,7Bが一体的に形成されている。この型締シ
リンダ7A,7Bのシリンダ本体9内で作動する進退可
能に嵌挿した型締プランジャ11A,11Bは、前記タ
イバ3の他端(移動ダイプレート1とは反対側の端部)
に一体的に形成されている。前記型締シリンダ7Aにお
いて、前記型締プランジャ11Aを境にして前記シリン
ダ本体9内にはロッド側油室である面積A11の第1室
13Aとヘッド側油室である面積A21の第2室15A
が形成されている。また、同様にして、前記型締シリン
ダ7Bにおいて、前記型締プランジャ11Bを境にして
前記シリンダ本体9内にはロッド側油室である面積A1
2の第3室13Bとヘッド側油室である面積A22の第
4室15Bが形成されている。
施例を示す図である。同図に示すように、射出成形機の
型締装置は移動ダイプレート1を備えており、この移動
ダイプレート1の4隅付近には4本の型締力を受けるタ
イバ3の一端が取付けられている。一方、固定ダイプレ
ート5にはそれぞれの対角位置に小径,大径の型締シリ
ンダ7A,7Bが一体的に形成されている。この型締シ
リンダ7A,7Bのシリンダ本体9内で作動する進退可
能に嵌挿した型締プランジャ11A,11Bは、前記タ
イバ3の他端(移動ダイプレート1とは反対側の端部)
に一体的に形成されている。前記型締シリンダ7Aにお
いて、前記型締プランジャ11Aを境にして前記シリン
ダ本体9内にはロッド側油室である面積A11の第1室
13Aとヘッド側油室である面積A21の第2室15A
が形成されている。また、同様にして、前記型締シリン
ダ7Bにおいて、前記型締プランジャ11Bを境にして
前記シリンダ本体9内にはロッド側油室である面積A1
2の第3室13Bとヘッド側油室である面積A22の第
4室15Bが形成されている。
【0014】そして、第1室13Aには連通路としての
第1配管17の一端が連通され、第1配管17の他端は
第4室15Bに連通されている。前記第1配管17の途
中には開閉弁19が設けられている。また、第2室15
Aには連通路としての第2配管21の一端が連通され、
第2配管21の他端は第3室13Bに連通されている。
前記第2配管21の途中には開閉弁23が設けられてい
る。このように、差動回路25A,25Bが構成されて
いる。
第1配管17の一端が連通され、第1配管17の他端は
第4室15Bに連通されている。前記第1配管17の途
中には開閉弁19が設けられている。また、第2室15
Aには連通路としての第2配管21の一端が連通され、
第2配管21の他端は第3室13Bに連通されている。
前記第2配管21の途中には開閉弁23が設けられてい
る。このように、差動回路25A,25Bが構成されて
いる。
【0015】図1,図2に示した実施例では型閉じが完
了した状態を示しており、第1室13A,13Bに作動
油を供給すると、型締プランジャ11A,11Bに所定
の型締力が得られる。これに先立つ型閉じの工程では、
開閉弁19を開いて差動回路25Aを構成し、2箇所の
第2室15Aをタンクに解放し、2箇所の第1室13A
と2箇所の第3室13Bに作動油を供給すると、型締プ
ランジャ11A,11Bが図1において右側へ移動す
る。すなわち、2×A11+2×A12−2×A22の
面積で作動して型閉じが行われることになる。
了した状態を示しており、第1室13A,13Bに作動
油を供給すると、型締プランジャ11A,11Bに所定
の型締力が得られる。これに先立つ型閉じの工程では、
開閉弁19を開いて差動回路25Aを構成し、2箇所の
第2室15Aをタンクに解放し、2箇所の第1室13A
と2箇所の第3室13Bに作動油を供給すると、型締プ
ランジャ11A,11Bが図1において右側へ移動す
る。すなわち、2×A11+2×A12−2×A22の
面積で作動して型閉じが行われることになる。
【0016】また、型開き時には開閉弁23を開かせ
て、第1室13A、第4室15Bをタンクへ解放する
と、型締プランジャ11A,11Bが図1において左側
へ移動する。すなわち、2×(A21−A12)の面積
に供給される作動油で型開きが行われることになる。
て、第1室13A、第4室15Bをタンクへ解放する
と、型締プランジャ11A,11Bが図1において左側
へ移動する。すなわち、2×(A21−A12)の面積
に供給される作動油で型開きが行われることになる。
【0017】このように、型締プランジャ11A,11
Bの直径が異なる型締シリンダ7A,7Bとすることに
より、従来よりも流入する圧液流量の少ない圧液装置が
構成でき、さらに型締部の移動速度を速くさせることが
できる。また、射出部の周囲に型締シリンダ7A,7B
を配置して射出部を集中配置しているので、デッドスペ
ースを小さくすることができる。さらに、型締シリンダ
7A,7Bを片側ロッド式で構成しているので、従来の
両側ロッド式シリンダのようにシリンダヘッドの後部に
ピストンロッドを突出することがないため、軸方向長さ
を小さくして設置スペースをコンパクト化させることが
できる。
Bの直径が異なる型締シリンダ7A,7Bとすることに
より、従来よりも流入する圧液流量の少ない圧液装置が
構成でき、さらに型締部の移動速度を速くさせることが
できる。また、射出部の周囲に型締シリンダ7A,7B
を配置して射出部を集中配置しているので、デッドスペ
ースを小さくすることができる。さらに、型締シリンダ
7A,7Bを片側ロッド式で構成しているので、従来の
両側ロッド式シリンダのようにシリンダヘッドの後部に
ピストンロッドを突出することがないため、軸方向長さ
を小さくして設置スペースをコンパクト化させることが
できる。
【0018】図3(A),(B)には他の実施例が示さ
れている。図3(A),(B)において、4個の型締シ
リンダ27には各タイバ3に一体化された型締プランジ
ャ11が進退可能に嵌挿されていて、型締プランジャ1
1を境にしてそれぞれ面積A1のロッド側油室29A〜
29D、面積A2のヘッド側油室31A〜31Dが形成
されている。なお、ヘッド側油室31A,31Dは大気
に開放されている。
れている。図3(A),(B)において、4個の型締シ
リンダ27には各タイバ3に一体化された型締プランジ
ャ11が進退可能に嵌挿されていて、型締プランジャ1
1を境にしてそれぞれ面積A1のロッド側油室29A〜
29D、面積A2のヘッド側油室31A〜31Dが形成
されている。なお、ヘッド側油室31A,31Dは大気
に開放されている。
【0019】図3(A)において、ロッド側油室29
A,29B、ヘッド側油室31Bを配管33Aにより連
通させる差動回路が構成されている。また、ロッド側油
室29Cとヘッド側油室31Cを配管35Aにより連通
させる差動回路が構成されている。
A,29B、ヘッド側油室31Bを配管33Aにより連
通させる差動回路が構成されている。また、ロッド側油
室29Cとヘッド側油室31Cを配管35Aにより連通
させる差動回路が構成されている。
【0020】上記構成により、ロッド側油室29Aに作
動油を供給すると共に差動回路を働かせると、2×A1
−A2の面積に供給される作動油で型閉めが行われて図
3(A)において右側へ移動される。また、ヘッド側油
室31Cに作動油を供給すると共に差動回路を働かせる
と、A2−A1の面積に供給される作動油で型開きが行
われることになる。したがって、上述した実施例と同様
の効果を奏する。
動油を供給すると共に差動回路を働かせると、2×A1
−A2の面積に供給される作動油で型閉めが行われて図
3(A)において右側へ移動される。また、ヘッド側油
室31Cに作動油を供給すると共に差動回路を働かせる
と、A2−A1の面積に供給される作動油で型開きが行
われることになる。したがって、上述した実施例と同様
の効果を奏する。
【0021】図3(B)において、ロッド側油室29A
とロッド側油室29Bを配管33Bにより連通すると共
に、ロッド側油室29B,ロッド側油室29C,ヘッド
側油室31Cを配管33Cにより連通せしめ、ヘッド側
油室31Bと前記配管33Cを配管33Dにより接続さ
せて差動回路が構成されている。また、ロッド側油室2
9Dとヘッド側油室31Dを配管35Bにより連通させ
る差動回路が構成されている。なお、ヘッド側油室31
Aは大気に開放されている。
とロッド側油室29Bを配管33Bにより連通すると共
に、ロッド側油室29B,ロッド側油室29C,ヘッド
側油室31Cを配管33Cにより連通せしめ、ヘッド側
油室31Bと前記配管33Cを配管33Dにより接続さ
せて差動回路が構成されている。また、ロッド側油室2
9Dとヘッド側油室31Dを配管35Bにより連通させ
る差動回路が構成されている。なお、ヘッド側油室31
Aは大気に開放されている。
【0022】上記構成により、ロッド側油室29Aに作
動油を供給すると共に差動回路を働かせると、3×A1
−2×A2の面積に供給される作動油で型閉めが行われ
て図3(B)において右側へ移動される。また、ヘッド
側油室31Dに作動油を供給すると共に差動回路を働か
せると、A2−A1の面積に供給される作動油で型開き
が行われることになる。したがって、上述した実施例と
同様の効果を奏する。
動油を供給すると共に差動回路を働かせると、3×A1
−2×A2の面積に供給される作動油で型閉めが行われ
て図3(B)において右側へ移動される。また、ヘッド
側油室31Dに作動油を供給すると共に差動回路を働か
せると、A2−A1の面積に供給される作動油で型開き
が行われることになる。したがって、上述した実施例と
同様の効果を奏する。
【0023】図4(A),(B)には、図3(A)に代
る他の実施例が示されている。図4(A),(B)にお
いて図3(A)における部品と同じ部品には同一の符号
を符して重複する説明は省略する。
る他の実施例が示されている。図4(A),(B)にお
いて図3(A)における部品と同じ部品には同一の符号
を符して重複する説明は省略する。
【0024】図4(A)において、型閉じ動作時は実線
で示すようにロッド側油室29A,ロッド側油室29
B,ヘッド側油室31Bを配管33Eにより連通すると
共にこの配管33Eとヘッド側油室31Aを配管33F
により連通せしめる。ロッド側油室29B,ロッド側油
室29C,ヘッド側油室31Cを配管33Gにより連通
させ、さらにロッド側油室29C,ロッド側油室29D
を配管33Hで連通せしめる。
で示すようにロッド側油室29A,ロッド側油室29
B,ヘッド側油室31Bを配管33Eにより連通すると
共にこの配管33Eとヘッド側油室31Aを配管33F
により連通せしめる。ロッド側油室29B,ロッド側油
室29C,ヘッド側油室31Cを配管33Gにより連通
させ、さらにロッド側油室29C,ロッド側油室29D
を配管33Hで連通せしめる。
【0025】さらに、型閉じ動作時は点線で示すように
ロッド側油室29Bとロッド側油室29Cを配管35C
で、ヘッド側油室31Bとヘッド側油室31Cを配管3
5Dで連通せしめる。ロッド側油室29C,ロッド側油
室29D,ヘッド側油室31Dを配管35Eで、この配
管35Eとヘッド側油室31Cを配管35Fで連通せし
める。
ロッド側油室29Bとロッド側油室29Cを配管35C
で、ヘッド側油室31Bとヘッド側油室31Cを配管3
5Dで連通せしめる。ロッド側油室29C,ロッド側油
室29D,ヘッド側油室31Dを配管35Eで、この配
管35Eとヘッド側油室31Cを配管35Fで連通せし
める。
【0026】上記構成により、実線の回路接続によって
ロッド側油室29Aに作動油を供給すると共に作動回路
を働かせると、4×A1−3×A2の面積に供給される
作動油で型閉めが行われて図4(A)において右側へ移
動される。また、点線の回路構成によってヘッド側油室
31Dに作動油を供給すると共に差動回路を働かせる
と、3×A2−3×A1の面積に供給される作動油で型
開きが行われることになる。したがって、上述した実施
例と同様の効果を奏する。
ロッド側油室29Aに作動油を供給すると共に作動回路
を働かせると、4×A1−3×A2の面積に供給される
作動油で型閉めが行われて図4(A)において右側へ移
動される。また、点線の回路構成によってヘッド側油室
31Dに作動油を供給すると共に差動回路を働かせる
と、3×A2−3×A1の面積に供給される作動油で型
開きが行われることになる。したがって、上述した実施
例と同様の効果を奏する。
【0027】図4(B)において、型閉じ動作時は実線
で示すようにロッド側油室29Aとロッド側油室29B
を配管33Iで連通せしめると共に、ロッド側油室29
B,ロッド側油室29C,ヘッド側油室31Cを配管3
3Jで連通せしめ、この配管33Jとッド側油室31B
を配管33Kで連通せしめる。ロッド側油室29Cとロ
ッド側油室29Dを配管33Lで連通せしめる。
で示すようにロッド側油室29Aとロッド側油室29B
を配管33Iで連通せしめると共に、ロッド側油室29
B,ロッド側油室29C,ヘッド側油室31Cを配管3
3Jで連通せしめ、この配管33Jとッド側油室31B
を配管33Kで連通せしめる。ロッド側油室29Cとロ
ッド側油室29Dを配管33Lで連通せしめる。
【0028】さらに、型閉じ動作時は点線で示すように
ロッド側油室29A,ロッド側油室29D,ヘッド側油
室31Dを配管35Gで連通せしめると共に、この配管
35Gとヘッド側油室31Aを配管35Hで連通せしめ
る。
ロッド側油室29A,ロッド側油室29D,ヘッド側油
室31Dを配管35Gで連通せしめると共に、この配管
35Gとヘッド側油室31Aを配管35Hで連通せしめ
る。
【0029】上記構成により、実線の回路構成によって
ロッド側油室29Aに作動油を供給すると共に差動回路
を働かせると、4×A1−2×A2の面積に供給される
作動油で型閉めが行われて図4(B)において右側へ移
動される。また、点線の回路構成によってヘッド側油室
31Dに作動油を供給すると共に作動回路を働かせる
と、2×A2−2×A1の面積に供給される作動油で型
開きが行われることになる。したがって、上述した実施
例と同様の効果を奏する。
ロッド側油室29Aに作動油を供給すると共に差動回路
を働かせると、4×A1−2×A2の面積に供給される
作動油で型閉めが行われて図4(B)において右側へ移
動される。また、点線の回路構成によってヘッド側油室
31Dに作動油を供給すると共に作動回路を働かせる
と、2×A2−2×A1の面積に供給される作動油で型
開きが行われることになる。したがって、上述した実施
例と同様の効果を奏する。
【0030】図5には図1に代る他の実施例が示されて
いる。図5において、図1における部品と同じ部品には
同一の符号を符し、重複した説明は省略する。
いる。図5において、図1における部品と同じ部品には
同一の符号を符し、重複した説明は省略する。
【0031】すなわち、図5において、前記移動ダイプ
レート1には、前記タイバ3とは別のタイバ3Aの一端
が取付けられている。一方、前記固定ダイプレート5に
は前記形締シリンダ7A,7Bとは別の型開閉シリンダ
7Cが一体的に設けられている。この形開閉シリンダ7
Cのシリンダ本体9C内で作動する進退可能に嵌挿した
型締プランジャ11Cは前記タイバ3Aの他端(移動ダ
イプレート1とは反対側の端部)に一体的に形成されて
いる。前記型開閉シリンダ7Cにおいて、型締プランジ
ャ11Cを境にして前記シリンダ本体9C内にはロッド
側油室である面積B1の第5室37とヘッド側油室であ
る面積B2の第6室39が形成されている。
レート1には、前記タイバ3とは別のタイバ3Aの一端
が取付けられている。一方、前記固定ダイプレート5に
は前記形締シリンダ7A,7Bとは別の型開閉シリンダ
7Cが一体的に設けられている。この形開閉シリンダ7
Cのシリンダ本体9C内で作動する進退可能に嵌挿した
型締プランジャ11Cは前記タイバ3Aの他端(移動ダ
イプレート1とは反対側の端部)に一体的に形成されて
いる。前記型開閉シリンダ7Cにおいて、型締プランジ
ャ11Cを境にして前記シリンダ本体9C内にはロッド
側油室である面積B1の第5室37とヘッド側油室であ
る面積B2の第6室39が形成されている。
【0032】前記第1配管17の途中には第3配管41
の一端が設けられており、第3配管41の他端は前記第
5室37に連通されている。しかも第3配管41の途中
には開閉弁43が設けられている。したがって、第3配
管41,開閉弁43によって差動回路25Cが構成され
ている。
の一端が設けられており、第3配管41の他端は前記第
5室37に連通されている。しかも第3配管41の途中
には開閉弁43が設けられている。したがって、第3配
管41,開閉弁43によって差動回路25Cが構成され
ている。
【0033】上記構成により、型閉じ時に開閉弁19に
加えて開閉弁43を開いて差動回路25A,25Cを構
成し、2箇所の第2室15Aをタンクに解放し、2箇所
の第1室13Aと2箇所の第3室13Bに作動油を供給
すると、2×A11+2×A12+B1−2×A22の
面積に供給する作動油で型閉めが行われて図5において
右側へ移動される。
加えて開閉弁43を開いて差動回路25A,25Cを構
成し、2箇所の第2室15Aをタンクに解放し、2箇所
の第1室13Aと2箇所の第3室13Bに作動油を供給
すると、2×A11+2×A12+B1−2×A22の
面積に供給する作動油で型閉めが行われて図5において
右側へ移動される。
【0034】また、型開き時には、開閉弁23を開いて
第1室13Aと第4室15Bをタンクへ解放し、第2室
15A,第3室13Bに作動油を供給すると、2(A2
1−A12)の面積に供給される作動油で型開きが行わ
れることになる。
第1室13Aと第4室15Bをタンクへ解放し、第2室
15A,第3室13Bに作動油を供給すると、2(A2
1−A12)の面積に供給される作動油で型開きが行わ
れることになる。
【0035】このように、型開閉シリンダ7Cの第5室
37または/および第6室39を設け、さらに第3配管
41と開閉弁43からなる差動回路25Cを設ければ、
型開き回路も速度選択の範囲を拡げることができる。
37または/および第6室39を設け、さらに第3配管
41と開閉弁43からなる差動回路25Cを設ければ、
型開き回路も速度選択の範囲を拡げることができる。
【0036】図6には図3(A),(B)あるいは図4
(A),(B)に代る他の実施例が示されている。図6
において図3(A)の部品と同じ部品には同一の符号を
付し、重複する説明は省略する。
(A),(B)に代る他の実施例が示されている。図6
において図3(A)の部品と同じ部品には同一の符号を
付し、重複する説明は省略する。
【0037】すなわち、図6において、ロッド側油室2
9Aには配管45が連通されている。また、ヘッド側油
室31Dには配管47が連通されている。なお、ヘッド
側油室31Aは大気に開放されている。
9Aには配管45が連通されている。また、ヘッド側油
室31Dには配管47が連通されている。なお、ヘッド
側油室31Aは大気に開放されている。
【0038】上記構成により、ロッド側油室29Aに配
管45を経て作動油を供給すると、面積A1に供給され
る作動油で型閉めが行われると共に、ヘッド側油室31
Dに配管47を経て作動油を供給すると、面積A2に供
給される作動油で型開きが行われることになる。したが
って、図3(A)と同様の効果を奏する。
管45を経て作動油を供給すると、面積A1に供給され
る作動油で型閉めが行われると共に、ヘッド側油室31
Dに配管47を経て作動油を供給すると、面積A2に供
給される作動油で型開きが行われることになる。したが
って、図3(A)と同様の効果を奏する。
【0039】なお、図中に示した「高速移動時のバイパ
ス」は、型締プランジャ11の高速移動の際に連通され
るものである。3×A1=2×A2となる場合において
は油の戻りがなくなる。
ス」は、型締プランジャ11の高速移動の際に連通され
るものである。3×A1=2×A2となる場合において
は油の戻りがなくなる。
【0040】なお、本発明は前述した実施例に限定され
ることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態
様で実施し得るものである。図3(A),(B)、図4
(A),(B)および図6における実施例において、プ
ランジャ11の直径を異ならしめたり、あるいはタイバ
3の直径を異ならしめても適用可能である。また図1,
図2および図5における実施例においてタイバ3の直径
を異ならしめても適用可能である。
ることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態
様で実施し得るものである。図3(A),(B)、図4
(A),(B)および図6における実施例において、プ
ランジャ11の直径を異ならしめたり、あるいはタイバ
3の直径を異ならしめても適用可能である。また図1,
図2および図5における実施例においてタイバ3の直径
を異ならしめても適用可能である。
【0041】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、流入する圧液流量の少な
い圧液装置が構成でき、さらに型締部の移動速度を速く
させることができる。また、射出部の周囲に型締シリン
ダを配置して、射出部と型締部を集中配置しているの
で、デッドスペースを小さくすることができる。さら
に、型締シリンダを片側ロッド式で構成しているので、
従来の両側ロッド式シリンダのように、型締シリンダに
おけるシリンダヘッドの後部にピストンロッドを突出さ
せることがなくなるので、軸方向長さを小さくして設置
スペースをコンパクト化させることができる。
るように、この発明によれば、流入する圧液流量の少な
い圧液装置が構成でき、さらに型締部の移動速度を速く
させることができる。また、射出部の周囲に型締シリン
ダを配置して、射出部と型締部を集中配置しているの
で、デッドスペースを小さくすることができる。さら
に、型締シリンダを片側ロッド式で構成しているので、
従来の両側ロッド式シリンダのように、型締シリンダに
おけるシリンダヘッドの後部にピストンロッドを突出さ
せることがなくなるので、軸方向長さを小さくして設置
スペースをコンパクト化させることができる。
【図1】この発明の射出成形機の型締装置の一実施例を
示す正面断面図である。
示す正面断面図である。
【図2】図1の実施例の配管とバルブの結合状態を示す
図である。
図である。
【図3】(A),(B)図は他の実施例を示す模式図で
ある。
ある。
【図4】(A),(B)図は他の実施例を示す模式図で
ある。
ある。
【図5】図1の実施例に別の1つの型締シリンダを加え
た正面断面図である。
た正面断面図である。
【図6】図3(A)に代る他の実施例を示す模式図であ
る。
る。
【図7】従来の射出成形機の型締装置を示す正面断面図
である。
である。
1 移動ダイプレート 3 タイバ 5 固定ダイプレート 7A,7B,7C 型締シリンダ 9 シリンダ本体 11A,11B,11C 型締プランジャ 13A 第1油室 13B 第3油室 15A 第2油室 15B 第4油室 17 第1配管 19 開閉弁 21 第2配管 23 開閉弁 25A,25B,25C 差動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大輪 武司 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝研究開発センター内 (72)発明者 飯倉 省一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝研究開発センター内
Claims (5)
- 【請求項1】 移動ダイプレートに取付けられた複数本
のタイバの端部に型締プランジャを設け、固定ダイプレ
ートと一体的に設けた型締シリンダ内に前記型締プラン
ジャを進退可能に嵌挿させた射出成形機において、少な
くとも1箇所の型締シリンダのロッド側油室またはヘッ
ド側油室と、残りの他の型締シリンダの少なくとも1箇
所のヘッド側油室または/およびロッド側油室とを連通
した差動回路を設けてなることを特徴とする射出成形
機。 - 【請求項2】 少なくとも1個の型開閉用シリンダを、
固定ダイプレートと一体的に設け、前記型開閉用シリン
ダのロッド側油室または/およびヘッド側油室を、前記
差動回路に連通させることを特徴とする請求項1記載の
射出成形機。 - 【請求項3】 前記少なくとも1箇所の型締シリンダの
型締プランジャの直径が、残りの他の型締シリンダの少
なくとも1箇所の型締シリンダの型締プランジャの直径
に対して異なっていることを特徴とする請求項1または
2記載の射出成形機。 - 【請求項4】 前記少なくとも一箇所の型締シリンダの
タイバの直径が、残りの他の型締シリンダの少なくとも
1箇所の型締シリンダのタイバの直径に対して異なって
いることを特徴とする請求項1または2記載の射出成形
機。 - 【請求項5】 移動ダイプレートに取付けられた複数本
のタイバの端部に型締プランジャを設け、固定ダイプレ
ートと一体的に設けた型締シリンダ内に前記型締プラン
ジャを進退可能に嵌挿させた射出成形機において、高速
移動時に前記複数個の型締シリンダのうちの1個の型締
シリンダのロッド側油室に、残りの型締シリンダのうち
の1個の型締シリンダのヘッド側油室に作動油を供給す
るように構成されていることを特徴とする射出成形機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33511293A JPH07186221A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 射出成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33511293A JPH07186221A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 射出成形機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07186221A true JPH07186221A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18284909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33511293A Pending JPH07186221A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 射出成形機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07186221A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1059155A1 (en) * | 1999-05-31 | 2000-12-13 | A.K. Technical Laboratory, Inc., | Mold clamping apparatus |
KR100641345B1 (ko) * | 2005-03-19 | 2006-11-06 | 엘에스전선 주식회사 | 유압식 사출 성형기의 타이바 체결 방법 및 장치 |
EP1785257A2 (de) * | 2005-11-11 | 2007-05-16 | Demag Ergotech GmbH | Schließvorrichtung für eine Spritzgießmaschine |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP33511293A patent/JPH07186221A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1059155A1 (en) * | 1999-05-31 | 2000-12-13 | A.K. Technical Laboratory, Inc., | Mold clamping apparatus |
SG80098A1 (en) * | 1999-05-31 | 2001-04-17 | A K Tech Lab Inc | Mold clamping apparatus |
US6394787B1 (en) | 1999-05-31 | 2002-05-28 | A. K. Technical Laboratory, Inc. | Mold clamping apparatus |
KR100636607B1 (ko) * | 1999-05-31 | 2006-10-20 | 가부시키가이샤 아오키가타시겐큐쇼 | 몰드 클램핑 장치 |
KR100641345B1 (ko) * | 2005-03-19 | 2006-11-06 | 엘에스전선 주식회사 | 유압식 사출 성형기의 타이바 체결 방법 및 장치 |
EP1785257A2 (de) * | 2005-11-11 | 2007-05-16 | Demag Ergotech GmbH | Schließvorrichtung für eine Spritzgießmaschine |
EP1785257A3 (de) * | 2005-11-11 | 2008-03-05 | Demag Ergotech GmbH | Schließvorrichtung für eine Spritzgießmaschine |
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