JPH07185866A - レーザビーム振動装置およびそれを備えたレーザ加工装置 - Google Patents

レーザビーム振動装置およびそれを備えたレーザ加工装置

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JPH07185866A
JPH07185866A JP5336315A JP33631593A JPH07185866A JP H07185866 A JPH07185866 A JP H07185866A JP 5336315 A JP5336315 A JP 5336315A JP 33631593 A JP33631593 A JP 33631593A JP H07185866 A JPH07185866 A JP H07185866A
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彰生 佐藤
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仁志 木下
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浩司 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御が容易、小型、集光が容易、高出力レー
ザに対応可能で、ランニングコストが低い往復振動型の
レーザビーム振動装置を提供する。 【構成】 揺動軸心Bに直交する面内に位置する回転
軸心Aまわりに回転可能に設けられた回転支持部材62
により、可動反射鏡38および電磁加振器66が支持さ
れており、モータ70がその回転支持部材62を回転駆
動することにより、可動反射鏡38が回転軸心Aまわり
に回転させられる。電磁加振器66により可動反射鏡3
8が揺動軸心Bまわりに振動させられると、被加工物1
4上におけるレーザ光Lの照射点が所定の周波数で往復
移動させられるとともに、モータ70により可動反射鏡
38が回転軸心Aまわりに回転させられると、被工作物
14上におけるレーザ光Lの照射点の往復移動方向が所
望の方向へ変化させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビーム振動装
置、およびそれを備えたレーザ加工装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術】レーザビームを被加工物に照射することに
より、溶接、切断、焼き入れ、表面処理、表層除去など
の加工を行う形式のレーザ加工装置が知られている。こ
のような形式のレーザ加工装置では、高出力のレーザビ
ームを所定の被照射面に照射することにより、高エネル
ギを局部的に集中させることができるので、比較的精度
が高く微細な加工ができる利点がある。また、被照射面
が所定の幅寸法を備えたものである場合には、レーザビ
ームの照射点が所定の周波数で幅方向に往復移動或いは
円周方向に周回移動させられつつ長手方向へ移動させら
れる。この場合、照射面が曲線状、円弧状、環状である
場合には、被照射面の幅方向の方向が一定ではないた
め、レーザビームの照射点をあらゆる方向へ往復振動さ
せることが可能なレーザビーム振動装置が必要となる。
【0003】これに対し、たとえば図16に示すレーザ
ビーム振動装置200が提案されている。このレーザビ
ーム振動装置200は、一軸まわりに回動可能に支持し
た可動反射鏡202および204を電磁アクチュエータ
206および208を用いて所定の周期で振動させるX
軸方向オシレーション機構210およびY軸方向オシレ
ーション機構212を、互いの可動反射鏡202および
204の回動軸心を互いに交差させた状態で組み合わせ
ることにより構成される。また、たとえば特開平3−2
85785号公報に記載されているように、レーザビー
ムに対してずれた光軸を有する集光レンズをその光軸ま
わりに回転させることによりレーザビームの照射点を周
回させるレーザビーム振動装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決すべき課題】ところで、上記従来のレーザ
ビーム振動装置においては、以下に述べる種々の不都合
があった。すなわち、前者のレーザビーム振動装置で
は、複数のオシレーション機構の作動を組み合わせるこ
とにより往復振動方向が決まるので制御が複雑となる
点、複数のオシレーション機構を立体的に組み合わせる
ことにより構成されるので、大きな占有空間が必要とな
る点、集光レンズの後に複数のオシレーション機構を配
置する必要があるので、長焦点の凸レンズが必要とな
り、集光性が充分に得られない点があった。また、後者
のレーザビーム振動装置では、照射点が周回してもよい
用途に限定される点、高速回転部分に配置されたレンズ
の冷却が困難であるので、高出力レーザには適しない
点、および集光装置がレンズに限定されるので、金属面
鏡により集光する場合に比較して寿命が短く、ランニン
グコストが高い点があった。
【0005】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、制御が容易、小
型、集光が容易、高出力レーザに対応可能で、ランニン
グコストが低い往復振動型のレーザビーム振動装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための第1の手段】かかる目的を達成
するための本発明の要旨とするところは、第1軸心まわ
りに揺動可能に設けられた可動反射鏡と、その可動反射
鏡に所定周波数の往復揺動を付与する振動駆動装置とを
有し、レーザ光源から出力されたレーザビームをその可
動反射鏡において所定の方向へ反射させることによりそ
のレーザビームの照射点を所定の方向に往復振動させる
レーザビーム振動装置であって、(a) 前記第1軸心に直
交する面内に位置する第2軸心まわりに回転可能に設け
られて前記可動反射鏡および振動駆動装置を支持する回
転支持部材と、(b) その回転支持部材を回転駆動するこ
とにより前記可動反射鏡を前記第2軸心まわりに回転さ
せる回転駆動装置とを、含むことにある。
【0007】
【作用】このようにすれば、前記第1軸心に直交する面
内に位置する第2軸心まわりに回転可能に設けられた回
転支持部材により、前記可動反射鏡および振動駆動装置
が支持されており、回転駆動装置がその回転支持部材を
回転駆動することにより、可動反射鏡が前記第2軸心ま
わりに回転させられる。このため、振動駆動装置により
可動反射鏡が第1軸心まわりに振動させられると、被照
射部材上におけるレーザビームの照射点が所定の周波数
で往復移動させられるとともに、回転駆動装置により可
動反射鏡が第2軸心まわりに回転させられると、被照射
部材上におけるレーザビームの照射点の往復移動方向が
所望の方向へ変化させられる。
【0008】
【発明の効果】したがって、本発明のレーザビーム振動
装置によれば、振動方向の制御が容易となるだけでな
く、単一の可動反射鏡を用いるので小型となるとともに
短焦点の集光用光学素子を用いることが可能となるので
集光が容易となる。また、レーザビーム振動用凸レンズ
を用いることがないので、高出力レーザに対応可能であ
り、集光用光学素子として凹面鏡を用いることが可能と
なって、ランニングコストが低い利点がある。
【0009】ここで、上記第1発明のレーザビーム振動
装置が備えられたレーザ加工装置には、好適には、(c)
被加工物上に設けられた所定幅の線状被照射面を照射す
るために、前記レーザビームの照射点がその線状被照射
面に沿って移動するようにその被加工物を前記レーザビ
ーム振動装置に対して相対的に平行移動させる被加工物
相対移動装置と、(d) その相対移動装置による被加工物
の相対的平行移動に関連して、前記可動反射鏡の前記第
2軸心まわりの回転角を変化させることにより、前記レ
ーザビームの照射点をその被照射面の幅方向に往復振動
させる回転制御手段とが設けられる。このようにすれ
ば、比較的単純な制御により、被照射面のいずれの場所
でもその幅全体に照射点が往復移動させられる。
【0010】また、上記第1発明のレーザビーム振動装
置が備えられたレーザ加工装置には、好適には、(e) 被
加工物上に設けられた所定幅の線状被照射面を照射する
ために、前記可動反射鏡の前記第2軸心まわりの回転角
に関連して、前記レーザビームの照射点がその線状被照
射面の長さ方向へ移動し且つその線状被照射面の幅と一
致するように前記振動駆動装置を制御する振幅制御手段
が設けられる。このようにすれば、被加工物相対移動装
置やオフセット装置を用いることなく、被照射面のいず
れの場所でもその幅全体に照射点が往復移動させられ
る。
【0011】また、上記第1発明のレーザビーム振動装
置が備えられたレーザ加工装置には、好適には、(f) 前
記レーザビーム振動装置と被加工物との間に設けられ、
そのレーザビーム振動装置から出力されるレーザビーム
を入射させ、そのレーザビームの光軸と直角方向へ所定
のオフセット量だけずらした出力位置からそのレーザビ
ームの光軸に平行なレーザビームを出力させるととも
に、そのレーザビームの出力位置を入射位置まわりに回
転させるオフセット装置と、(g) 被加工物上に設けられ
た所定幅の線状被照射面を照射するために、前記オフセ
ット装置の回転位置に関連して、前記可動反射鏡の前記
第2軸心まわりの回転角を変化させることにより、前記
レーザビームの照射点をその線状被照射面の幅方向に往
復振動させる回転制御手段とが設けられる。このように
すれば、比較的単純な制御により、被照射面のいずれの
場所でもその幅全体に照射点が往復移動させられる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例である肉盛溶接
用レーザ加工装置10の構成を示す図である。図におい
て、フレーム12には、被加工物14をX方向およびY
方向に移動させるX−Yテーブル装置16が固定される
一方、レーザヘッド18がそのX−Yテーブル装置16
の上方に位置して固定されている。
【0014】X−Yテーブル装置16は、Y軸駆動モー
タ20によりY方向に位置決めされるY軸テーブル22
と、そのY軸テーブル22に支持され、X軸駆動モータ
24によりX方向に位置決めされるX軸テーブル26と
から構成されている。このX軸テーブル26上には、位
置決め治具28を介して前記被加工物14が固定されて
いる。
【0015】上記レーザヘッド18は、ハウジング30
に固定されたレーザ光源32、レーザ光源32から出力
されたレーザ光Lを反射する固定反射鏡34、固定反射
鏡34から出射されたレーザ光Lをレーザビーム振動装
置36の可動反射鏡38に向かって反射する集光用凹面
鏡40を備えている。この可動反射鏡38により反射さ
れたレーザ光Lはハウジング30の射出筒42を通して
被加工物14に照射される。この射出筒42には、環状
部材44が垂直な軸まわりに回転可能に軸受46を介し
て支持されており、その環状部材44には、不活性ガス
供給筒48と、粉末定量供給装置50により肉盛り用溶
接金属粉末が導かれる溶接金属粉末供給筒52とが設け
られている。上記環状部材44は、ベルト54を介して
モータ56と連結されており、溶接過程において上記不
活性ガス供給筒48および溶接金属粉末供給筒52がレ
ーザ光Lの照射点と共に移動させられるようになってい
る。
【0016】上記レーザビーム振動装置36は、軸受6
0を介してハウジング30に設けられることにより垂直
線に対して約45度傾斜した回転軸心Aまわりに回転可
能に支持された回転支持部材62と、この回転支持部材
62において回転軸心Aと直交する揺動軸心Bまわりに
回動可能に設けられて前記可動反射鏡38が固定された
ミラーホルダ64と、回転支持部材62に設けられてミ
ラーホルダ64に振動を加える振動駆動装置として機能
する一対の電磁加振器66と、ベルト68を介して上記
回転支持部材62と連結されることにより可動反射鏡3
8を回転軸心Aまわりに回転させるモータ70と、回転
支持部材62と連結されることによりその回転軸心Aま
わりの角度を検出する回転角センサ72とを備えてい
る。
【0017】上記ミラーホルダ64および電磁加振器6
6は、特開平4−170511号公報に記載されたオシ
レートミラー装置と同様に構成されており、図2に示す
ように、一対の電磁加振器66を縦通するシャフト74
の先端がミラーホルダ64にそれぞれ連結されていると
ともに、一対の電磁加振器66とミラーホルダ64との
間には上記シャフト74を取り囲む状態でスプリング7
6が介挿されている。
【0018】上記のレーザビーム振動装置36によれ
ば、揺動軸心Bに直交する面内に位置する回転軸心Aま
わりに回転可能に設けられた回転支持部材62により、
可動反射鏡38および電磁加振器66が支持されてお
り、モータ70がその回転支持部材62を回転駆動する
ことにより、可動反射鏡38が回転軸心Aまわりに回転
させられる。このため、電磁加振器66により可動反射
鏡38が揺動軸心Bまわりに振動させられると、図2の
矢印に示すように、被加工物14上におけるレーザ光L
の照射点が所定の周波数で往復移動させられるととも
に、モータ70により可動反射鏡38が回転軸心Aまわ
りに回転させられると、被工作物14上におけるレーザ
光Lの照射点の往復移動方向が所望の方向へ変化させら
れる。したがって、上記のレーザビーム振動装置36に
よれば、振動方向の制御が容易となるだけでなく、単一
の可動反射鏡38を用いるので小型となるとともに短焦
点の集光用光学素子を用いることが可能となるので集光
が容易となる。また、レーザ光Lを振動させるための凸
レンズを用いることがないので、高出力レーザに対応可
能であり、集光用光学素子として集光用凹面鏡40を用
いることが可能となって、ランニングコストが低い利点
がある。
【0019】上記のように構成されたレーザヘッド18
は、図1の紙面に垂直な方向において必要に応じて複数
台配置されている。その配置間隔は、被加工物14上の
加工部位の間隔に合わせて予め設定される。その加工部
位の間隔が複数種類ある場合には、複数のレーザヘッド
18は相互の間隔を調節することができるように移動可
能に支持されるとともに、その相互間隔を設定する設定
機構が設けられる。
【0020】加工制御装置80は、図示しないCPU、
RAM、ROMなどを含む所謂マイクロコンピュータを
備えており、CPUは、RAMの一時記憶機能を利用し
つつ予めROMに記憶されたプログラムに従って入力信
号を処理し、X−Yテーブル装置16上の被加工物14
の位置を制御するとともに、レーザ光Lの照射過程にお
いてモータ56を駆動することにより不活性ガス供給筒
48および溶接金属粉末供給筒52を回転させ、レーザ
ビーム振動装置36におけるレーザ光Lの反射方向を制
御することにより、被加工物14上の所定の領域に肉盛
り溶接を施す。
【0021】前記被加工物14上に設けられた肉盛り溶
接部位は、たとえばシリンダヘッドにおける開閉弁の着
座部位であり、図3の斜線の断面形状に示すように環状
の肉盛りNが、不活性ガス雰囲気内において溶接金属粉
末が溶解されることにより形成される。このため、レー
ザ光Lが照射される被照射面84は、図4に示すよう
に、所定幅Wを備えた曲線の連なり形状すなわち環状の
形状を成しており、溶接金属粉末を溶解させるために、
レーザ光Lの照射点は、その被照射面84の幅Wたとえ
ば6乃至7mm程度だけ往復しつつ周方向へ移動させられ
る必要がある。
【0022】以下、上記加工制御装置80の作動を図5
のフローチャートを用いて説明する。図5のステップS
A1では、被加工物14が予め定められた初期位置に位
置決めされる。この初期位置は、前記射出筒42の回転
中心と被加工物14上の被照射面84の中心点Cとが一
致する位置である。次いで、ステップSA2では、レー
ザ光Lの照射が開始され且つ溶接金属粉末供給筒52か
ら上記被照射面84の上に溶接金属の粉末が供給開始さ
れる。次いで、ステップSA3では、モータ70によっ
てレーザビーム振動装置36が回転軸心A回りに所定量
すなわち極めて微小な一定の角度ΔθA だけ回転させら
れるとともに、モータ56もそれに同期して駆動され
る。
【0023】次いで、ステップSA4では、予め記憶さ
れた関係〔=fBO(θA )〕からレーザビーム振動装置
36の回転軸心A回りの実際の回転角θA に基づいて揺
動振動角θBOが算出される。この関係〔=f
BO(θA )〕は、関数またはデータマップの形態で予め
記憶されており、レーザ光Lの照射点の往復振動におい
て被照射面84の幅Wと同じ振幅が得られるように予め
求められたものである。また、続くステップSA5で
は、予め記憶された関係〔=fB (θA )〕からレーザ
ビーム振動装置36の回転軸心A回りの実際の回転角θ
A に基づいて揺動角θB が算出される。この関係〔=f
B (θA )〕は、関数またはデータマップの形態で予め
記憶されており、レーザ光Lの照射点が被照射面84の
長手方向に沿って移動するように予め求められたもので
ある。そして、ステップSA6では、上記のようにして
決定された揺動振動角θBOおよび揺動角θB が出力され
る。これにより、レーザビーム振動装置36の揺動軸心
B回りの可動反射鏡38の傾斜角が制御されるととも
に、可動反射鏡38が揺動振動角θBOだけ所定の周波数
たとえば数百Hzの振動数で振動させられる。
【0024】ステップSA7では、レーザ光Lの照射位
置が予め定められた照射完了位置、すなわち本実施例で
は元の照射開始位置に戻ったか否かが判断される。当初
はこのステップSA7の判断が否定されるので、前記ス
テップSA3以下が繰り返し実行され、レーザ光Lの照
射点が幅方向に往復させられつつ図4の被照射面84内
を順時周方向へ移動させられる。このような照射過程で
は、モータ56によりレーザ光Lの照射点の移動に同期
して環状部材44が回転駆動されることにより、不活性
ガス供給筒48および溶接金属粉末供給筒52が回転す
るので、図6に示すように、被加工物14上に設けられ
た所定幅の円環状の被照射面84のうちレーザ光Lの照
射部位LLの上流側近傍位置PFに溶接金属粉末供給筒
52から溶接金属粉末が供給されるとともに、その被照
射面84のうちレーザ光Lの照射部位LLの下流側近傍
位置からその照射部位PFに向かって不活性ガスが不活
性ガス供給筒48から放出されるようになっている。
【0025】そして、以上の作動が継続されるうち、ス
テップSA7の判断が肯定されると、ステップSA8に
おいてレーザ光源32からのレーザ光Lの出力が停止さ
れるとともに、溶接金属粉末供給筒52からの溶接金属
粉末の供給が中止され、1サイクルの肉盛り溶接が完了
する。図7は、上記作動におけるレーザ光Lの照射状態
を示している。すなわち、本実施例では、可動反射鏡3
8が回転軸心Aまわりに回転させられる過程で、その揺
動角θB および揺動振動角θBOが制御されることによ
り、レーザ光Lの照射点が被照射面84内を幅方向に振
動させられつつ周方向に順次移動させられるのである。
【0026】上述のように、本実施例によれば、レーザ
加工中に被加工物14を移動させる装置やレーザ光Lを
オフセットさせる装置を用いることなく、被照射面84
のいずれの場所でもその幅全体にレーザ光Lの照射点が
往復移動させられる利点がある。
【0027】また、本実施例によれば、加工中において
被加工物14は静止状態が維持されるので、たとえば図
8に示すように、被加工物14の上面に複数の環状の被
照射面84が配列されている場合には、前記レーザヘッ
ド18を複数配置することにより、複数個所の加工が同
時に行われ得る。このようにすれば、高い加工能率が得
られる利点がある。
【0028】次に、本発明の他の実施例を説明する。な
お、以下の説明において前述の実施例と共通する部分に
は同一の符号を付して説明を省略する。
【0029】図9および図10に示す実施例において、
レーザビーム振動装置36の可動反射鏡38は、回転軸
心Aに垂直な面に対して所定角度θA1だけ予め傾斜させ
られている。この所定角度θA1は、前記スプリング76
などの機構的な要素により設定されており、可動反射鏡
38から反射されたレーザ光Lが被照射面84と同様な
円を描くように決定されている。
【0030】本実施例の加工制御装置80は図10のフ
ローチャートに示すように作動するが、その図10のフ
ローチャートは前述の図5に示すフローチャートからス
テップSA5が除かれたものと同様に構成されている。
すなわち、本実施例では、可動反射鏡38の揺動角θB
の算出および出力が行われない点が特徴であり、それ以
外の点は図5に示すものと同じ作動である。本実施例に
おいても、レーザ光Lの照射点は環状の被照射面84の
幅方向に振動させられつつその環状の被照射面84の周
方向へ順次移動させられることにより、肉盛り溶接が実
行される。本実施例においても前述の実施例と同様の効
果が得られるとともに、可動反射鏡38の揺動角θB
制御が不要となる利点がある。なお、本実施例のレーザ
光Lの照射点の軌跡は、円環状の被照射面84のように
真円とはならず、僅かに楕円となるが、加工上問題とは
ならない範囲で実用価値がある。
【0031】図11および図12に示す実施例では、X
−Yテーブル装置16によって被加工物14を平行移動
させつつレーザ光Lが被照射面84に照射される。すな
わち、図12のステップSC1およびSC2では、前記
ステップSA1およびSA2と同様に、被加工物14の
初期位置が位置決めされた後、レーザ光Lの照射が開始
されるとともに溶接金属粉末の供給が開始される。この
とき、可動反射鏡38には所定の揺動振動角θBO1 が付
与されており、レーザ光Lの照射点は被照射面84の幅
寸法となるように所定の周波数で往復振動させられてい
る。次いで、ステップSC3では、X軸駆動モータ24
およびY軸駆動モータ20により被加工物14が予め定
められた軌跡に沿って所定量平行移動させられる。すな
わち、レーザ光Lの照射点が被照射面84の長手方向に
沿って移動するように被加工物14が円弧補完等により
求められた次のX−Y座標点まで微小変位させられる。
【0032】続くステップSC4では、予め記憶された
関係〔θA =fA (PXY)〕から被加工物14の実際の
移動位置PXYに基づいて可動反射鏡38の回転軸心Aま
わりの回転角度θA が算出される。この関係〔θA =f
A (PXY)〕は、関数またはデータマップの形態で予め
記憶されており、レーザ光Lの照射点の振動方向が被照
射面84の幅方向となるようにその被照射面84に対す
る照射位置に応じて変更するために予め求められたもの
である。
【0033】次いで、ステップSC5では、上記ステッ
プSC4にて決定された可動反射鏡38の回転軸心Aま
わりの回転角度θA が出力されて可動反射鏡38が回転
させられた後、ステップSC6では、レーザ光Lの照射
位置が予め定められた照射完了位置、すなわち本実施例
では元の照射開始位置に戻ったか否かが判断される。当
初はこのステップSC6の判断が否定されるので、前記
ステップSC3以下が繰り返し実行され、レーザ光Lの
照射点が幅方向に往復させられつつ図11の被照射面8
4内を順時周方向へ移動させられる。このような照射過
程では、モータ56によりレーザ光Lの照射点の移動に
同期して環状部材44が回転駆動されることにより、被
加工物14上に設けられた所定幅の円環状の被照射面8
4のうちレーザ光Lの照射部位LLの上流側近傍位置P
Fに溶接金属粉末供給筒52から溶接金属粉末が供給さ
れるとともに、その被照射面84のうちレーザ光Lの照
射部位LLの下流側近傍位置からその照射部位PFに向
かって不活性ガスが不活性ガス供給筒48から放出され
るようになっている。
【0034】そして、以上の作動が継続されるうち、ス
テップSC6の判断が肯定されると、ステップSC7に
おいてレーザ光源32からのレーザ光Lの出力が停止さ
れるとともに、溶接金属粉末供給筒52からの溶接金属
粉末の供給が中止され、1サイクルの肉盛り溶接が完了
する。本実施例では、被加工物14がそれに照射される
レーザ光Lを中心とし且つ環状の被照射面84の平均半
径Dを有する円に沿って平行移動させられる過程で、そ
の回転角θA が制御されることにより、レーザ光Lの照
射点が被照射面84内を幅方向に振動させられつつ周方
向に順次移動させられるのである。
【0035】上述のように、本実施例によれば、レーザ
加工中にX−Yテーブル装置16により被加工物14を
移動させることによって、レーザ光Lの照射点を環状の
被照射面84の長手方向に移動させるので、可動反射鏡
38は専らその回転軸心Aまわりの回転角θA が被加工
物14の移動位置PXYに応じて制御されるだけでよい。
したがって、前述の図5の実施例と比較して制御が簡単
となる利点がある。
【0036】また、本実施例においては、加工中におい
て被加工物14が平行移動させられるので、たとえば図
13に示すように、被加工物14の上面に複数の環状の
被照射面84が配列されている場合には、前記レーザヘ
ッド18を複数配置することにより、複数個所の加工が
同時に行われ得る。このようにすれば、高い加工能率が
得られる利点がある。
【0037】図14には、被加工物14に向かうレーザ
光Lを所定量Eだけ水平方向へオフセットさせるための
オフセット装置90が用いられた例が示されている。す
なわち、オフセット装置90は、レーザビーム振動装置
36から被加工物14に向かうレーザ光Lと略一致する
垂直な軸心Fまわりに回転可能に設けられた回転ハウジ
ング92と、この回転ハウジング92内に固定された第
1反射板94、第2反射板96、第3反射板98、およ
び第4反射板100とを備えている。第1反射板94
は、レーザビーム振動装置36から被加工物14に向か
うレーザ光Lを水平方向へ反射し、第2反射板96はそ
のレーザ光Lを下方へ反射し、第3反射板98はそのレ
ーザ光Lを回転軸心Fに向かって反射し、第4反射板1
00はそのレーザ光Lを回転軸心Fに平行であり且つそ
の回転軸心F或いはレーザビーム振動装置36から被加
工物14に向かうレーザ光Lから前記所定量Eだけ水平
方向へオフセットしたレーザ光Lを被加工物14に向か
って反射する。
【0038】本実施例によれば、上記回転ハウジング9
2を環状の被照射面84の中心Cと一致するように被加
工物14を配置し、上記オフセット量Eが環状の被照射
面84の平均半径Dと一致するように設定することによ
り、前記図12と同様の作動により肉盛り溶接を施すこ
とができる。本実施例においても、前記図12の実施例
と同様の効果を得ることができる。
【0039】図15のオフセット装置102は、垂直な
レーザ光Lと略一致する垂直な軸心Gまわりに回転可能
に設けられた回転ハウジング104と、この回転ハウジ
ング104内に固定された集光用凹面鏡106と、この
回転ハウジング104内に固定された第1反射板108
および第2反射板110と、回転ハウジング104内に
固定されたレーザビーム振動装置36とを備えている。
本実施例においても、前記図14の実施例と同様の効果
を得ることができる。
【0040】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。
【0041】たとえば、前述の実施例のレーザビーム振
動装置36では、回転軸心Aと直交する揺動軸心Bまわ
りにミラーホルダ64が回動可能に設けられていたが、
完全に直角でなくてもよいし、前記可動反射鏡38の反
射面上に揺動軸心Bが位置するようにミラーホルダ64
が支持されていてもよい。
【0042】また、前述の実施例では、レーザ加工中な
どにおいて被加工物14をレーザヘッド18に対して移
動させるX−Yテーブル装置16が用いられていたが、
それに替えて、被加工物14に対してレーザヘッド18
をX−Y方向に移動させて位置決めする装置が設けられ
てもよい。要するに、被加工物14とレーザヘッド18
とが相対的に位置決めされるようにする装置であればよ
いのである。
【0043】また、前述の実施例の被照射面84は所定
幅Wを有する円環状の線であったが、円弧状の線、直
線、ジグザグ線であっても差支えない。
【0044】また、前述の実施例では集光用凹面鏡40
が用いられていたが、それに替えて、集光用凸レンズが
設けられてもよい。
【0045】その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範
囲において種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のレーザビーム振動装置を備
えたレーザ加工装置の構成を説明するブロック線図であ
る。
【図2】図1のレーザビーム振動装置を拡大して示すと
ともにその作動を説明する図である。
【図3】図1の被加工物に施される肉盛り溶接形状を説
明する図である。
【図4】図1のレーザ加工装置によるレーザ光の照射点
の軌跡とそのレーザ光の被照射面を説明する図である。
【図5】図1のレーザ加工装置の作動を説明するフロー
チャートである。
【図6】図1のレーザ加工装置による肉盛り溶接過程に
おける溶接粉末供給位置および不活性ガス供給位置を説
明する図である。
【図7】図5に示す実施例において図1の加工制御装置
により制御されるレーザビーム振動装置の作動を説明す
る図である。
【図8】図5の実施例により得られる効果の一部を説明
する図である。
【図9】本発明の他の実施例におけるレーザビーム振動
装置およびその作動を説明する図である。
【図10】図9の実施例における作動を説明するフロー
チャートである。
【図11】本発明の他の実施例における図9に相当する
図である。
【図12】本発明の他の実施例における図10に相当す
る図である。
【図13】本発明の他の実施例における図8に相当する
図である。
【図14】本発明の他の実施例におけるレーザヘッドの
構成を説明する図である。
【図15】本発明の他の実施例における図14に相当す
る図である。
【図16】従来のレーザビーム振動装置の構成を説明す
る概略図である。
【符号の説明】
10:レーザ加工装置 14:被加工物 32:レーザ光源 36:レーザビーム振動装置 38:可動反射鏡 62:回転支持部材 66:電磁加振器(振動駆動装置) 70:モータ(回転駆動装置) 80:加工制御装置(回転制御手段、振動制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 浩司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1軸心まわりに揺動可能に設けられた
    可動反射鏡と、該可動反射鏡に所定周波数の往復揺動を
    付与する振動駆動装置とを有し、レーザ光源から出力さ
    れたレーザビームを該可動反射鏡において反射させるこ
    とにより該レーザビームの照射点を所定の方向に往復振
    動させるレーザビーム振動装置であって、 前記第1軸心に直交する面内に位置する第2軸心まわり
    に回転可能に設けられて前記可動反射鏡および振動駆動
    装置を支持する回転支持部材と、 該回転支持部材を回転駆動することにより前記可動反射
    鏡を前記第2軸心まわりに回転させる回転駆動装置とを
    含むことを特徴とするレーザビーム振動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のレーザビーム振動装置を備え
    たレーザ加工装置であって、 被加工物上に設けられた所定幅の線状被照射面を照射す
    るために、前記レーザビームの照射点が該線状被照射面
    に沿って移動するように該被加工物を前記レーザビーム
    振動装置に対して相対的に平行移動させる被加工物相対
    移動装置と、 該相対移動装置による被加工物の相対的平行移動に関連
    して、前記可動反射鏡の前記第2軸心まわりの回転角を
    変化させることにより、前記レーザビームの照射点を該
    被照射面の幅方向に往復振動させる回転制御手段とを含
    むものであるレーザ加工装置。
  3. 【請求項3】 請求項1のレーザビーム振動装置を備え
    たレーザ加工装置であって、 被加工物上に設けられた所定幅の線状被照射面を照射す
    るために、前記可動反射鏡の前記第2軸心まわり回転角
    に関連して、前記レーザビームの照射点が該線状被照射
    面の長さ方向へ移動し且つ該線状被照射面の幅と一致す
    るように前記振動駆動装置を制御する振幅制御手段を含
    むものであるレーザ加工装置。
  4. 【請求項4】 請求項1のレーザビーム振動装置を備え
    たレーザ加工装置であって、 前記レーザビーム振動装置と被加工物との間に設けら
    れ、該レーザビーム振動装置から出力されるレーザビー
    ムを入射させ、該レーザビームの光軸と直角方向へ所定
    のオフセット量だけずらした出力位置から該レーザビー
    ムの光軸に平行なレーザビームを出力させるとともに、
    該レーザビームの出力位置を入射位置まわりに回転させ
    るオフセット装置と、 被加工物上に設けられた所定幅の線状被照射面を照射す
    るために、前記オフセット装置の回転位置に関連して、
    前記可動反射鏡の前記第2軸心まわりの回転角を変化さ
    せることにより、前記レーザビームの照射点を該線状被
    照射面の幅方向に往復振動させる回転制御手段とを含む
    ものであるレーザ加工装置。
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