JPH09192868A - レーザ加工方法および装置 - Google Patents
レーザ加工方法および装置Info
- Publication number
- JPH09192868A JPH09192868A JP8007768A JP776896A JPH09192868A JP H09192868 A JPH09192868 A JP H09192868A JP 8007768 A JP8007768 A JP 8007768A JP 776896 A JP776896 A JP 776896A JP H09192868 A JPH09192868 A JP H09192868A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- laser processing
- laser beam
- processing head
- processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
効率的に加工を行うことができ、汎用性に優れたレーザ
加工方法および装置を提供する。 【解決手段】直交座標系3軸方向に移動自在な第1ロボ
ット14と、この第1ロボット14の先端部に装着され
る第1レーザ加工ヘッド18と、この第1レーザ加工ヘ
ッド18内に設置され、光路長を変更して第1集束光学
系22の走査位置を広範囲に調整可能な第1焦点位置調
整手段26とを備える。
Description
出力されたレーザビームをレーザ加工ヘッドに導入し、
加工部位に前記レーザビームを走査させて加工を行うレ
ーザ加工方法および装置に関する。
被加工物を蒸発あるいは溶融させることにより、切断や
溶接等の加工を行うレーザ加工装置が知られている。こ
の種のレーザ加工装置は、一般に、レーザ発振器から出
力されたレーザビームを加工ヘッドに導入し、この加工
ヘッドに内設されている集束光学系を介して被加工物に
前記レーザビームを集束させるように構成されている。
えば、自動車車体を構成する金属板等のワークを溶接す
る際には、加工ヘッドを前記ワークの形状に対応して上
下および/または左右等に移動させ、この加工ヘッドか
ら該ワークの溶接面までの焦点距離を常に一定に維持し
ながら所定間隔毎にレーザビームを集束させている。
工の度に加工ヘッドを上下等に移動させるため、この加
工ヘッドとレーザ発振器との間で信号の送受が必要にな
り、制御が煩雑なものとなっている。しかも、加工ヘッ
ドの移動に時間がかかるために、加工効率が低下すると
いう不具合がある。
示されているように、各溶接位置に対応して溶接ヘッド
が配置され、レーザ発振器から出力されるレーザビーム
を平面鏡で反射させて各溶接ヘッドに入射させることに
より、前記溶接ヘッドに設けられているレンズによって
前記レーザビームが各溶接部位に集束されるように構成
された多点溶接装置が知られている。
従来技術では、各溶接部位毎にレーザビーム集束用の溶
接ヘッドが配設されている。このため、ワークの形状や
寸法等によっては、相当多数の溶接ヘッドを用意しなけ
ればならず、設備全体が複雑かつ高価なものになるとい
う問題が指摘されている。
あり、形状および寸法の異なる種々の加工部位に対し効
率的に加工を行うことができ、構成が簡素化するととも
に汎用性に優れたレーザ加工方法および装置を提供する
ことを目的とする。
めに、本発明は、レーザ加工ヘッドが所定の位置に移動
されるとともに、予め設定された加工条件に基づいてこ
のレーザ加工ヘッド内に設置された焦点位置調整手段に
より集束光学系の焦点位置が調整される。このため、レ
ーザ加工ヘッドを一旦位置決めした状態で、種々の加工
部位に対しレーザビームを走査させることができる。特
に、レーザ加工ヘッド内での集束光学系の光路長を変更
するため、この集束光学系の焦点位置が前記光路長の変
化の数倍の変化となって調整される。
(焦点距離F)と光軸上の点P1との距離をS1、この
レンズLと光軸上の焦点位置P2との距離をS2とする
と、 1/S1+1/S2=1/F …(1) の関係式が得られる。このため、レンズLと焦点位置P
2との距離S2が大きく設定されていれば、距離S1が
僅かに変更されるだけで、距離S2(焦点位置P2)が
大きく変更されることになる。
第1および第2ロボットを備え、この第1ロボットに設
けられた第1レーザ加工ヘッドによるレーザ加工中に、
前記第2ロボットに設けられた第2レーザ加工ヘッドが
次の加工位置まで移動され、かつその焦点位置調整が行
われる。次いで、第1レーザ加工ヘッドによるレーザ加
工終了直後に、レーザ発振器からのレーザビームを第2
レーザ加工ヘッドに切り換えて、該第2レーザ加工ヘッ
ドによるレーザ加工が開始される。
ッドに交互にレーザビームを導入することにより、レー
ザ発振器を有効に活用することが可能になる。
を行う際には、所定の加工が行われた後にこのレーザ加
工ヘッドが次なる加工部位に対応して移動され、さらに
この次なる加工部位における加工が開始される間、レー
ザビームの出力がOFFされて、レーザ発振しないレベ
ルまで電流が下げられる。このため、レーザ発振器の有
効ビーム照射が30〜50%しか行われず、不経済なも
のになる。これに対し、本発明では、第1および第2レ
ーザ加工ヘッドを交互に切り換えて使用することによ
り、レーザ発振器の有効利用が可能になり、加工コスト
の大幅な削減が図られることになる。
レーザ加工装置10の概略構成図であり、図3は、この
レーザ加工装置10の概略側面図である。
と、直交座標系3軸方向(X軸、Y軸およびZ軸)に移
動自在な第1および第2ロボット14、16と、前記第
1および第2ロボット14、16の先端部に装着される
第1および第2レーザ加工ヘッド18、20と、前記第
1および第2レーザ加工ヘッド18、20内に設置さ
れ、第1および第2集束光学系22、24の光路長を変
更することにより、この第1および第2集束光学系2
2、24の焦点位置を調整可能な第1および第2焦点位
置調整手段26、28と、前記レーザ発振器12からの
レーザビームを前記第1および第2レーザ加工ヘッド1
8、20側に導入するためのシャッター(レーザビーム
導入手段)30とを備える。
ように、レーザビーム12aの広がり角が相当に小さく
規制できるものが使用される。具体的には、レーザ発振
器12として、特公平6−71108号公報に開示され
ている「磁気的に高められた放電を利用するレーザ装
置」等を用いることが好ましい。
軸方向に延在する同一のレール32に沿ってそれぞれ個
別に進退自在に構成されており、この第1および第2ロ
ボット14、16の手首部(先端部)34、36に装着
された第1および第2レーザ加工ヘッド18、20は、
X軸、Y軸およびZ軸方向に移動自在である。
から出力されるレーザビーム12aの光路変更を行っ
て、このレーザビーム12aを第1レーザ加工ヘッド1
8と第2レーザ加工ヘッド20に選択的に導入させる光
路切換手段38が設けられる。光路切換手段38は、レ
ーザ発振器12から導出されるレーザビーム12aの光
路上に配置可能な可動ミラー40を備え、この可動ミラ
ー40は、水平方向に対し45°傾斜することにより水
平方向に導入されるレーザビーム12aを鉛直上方向に
反射させる。この可動ミラー40は、シリンダ42から
Y軸方向に延在するロッド44に係着され、レーザビー
ム12aの光路上と光路外とに配置可能である。第1ロ
ボット14内には、可動ミラー40によって鉛直上方向
に反射されたレーザビームを水平方向に反射させて第1
ミラー群45に導く第1反射鏡46が配設される。
18内には、第1ミラー群45で反射されたレーザビー
ム12aの光路上に配置される放物面鏡48と、第1焦
点位置調整手段26を構成する第1および第2平面鏡5
0、52と、第1集束光学系22を構成する楕円面鏡5
4と、X軸走査ミラー56と、Y軸走査ミラー58とが
配設される。
に所定の角度を維持して枠体60に保持されており、こ
の枠体60に連結されるステッピングモータ62を介し
て矢印A方向に進退自在である。X軸走査ミラー56お
よびY軸走査ミラー58は、それぞれ図示しないサーボ
モータによってX軸方向およびY軸方向に所定の角度範
囲で回動自在である。
2から出力されて水平方向に導入されるレーザビーム1
2aを鉛直上方向に反射させる固定ミラー64と、この
固定ミラー64で反射された前記レーザビーム12aを
水平方向に反射させて第2ミラー群66に導く第2反射
鏡68とが配設される。
られている第2集束光学系24および第2焦点位置調整
手段28は、上記した第1集束光学系22および第1焦
点位置調整手段26と同様に構成されており、同一の構
成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は
省略する。
体を制御するためのシステムコントローラ70には、レ
ーザ発振器制御部72、第1ロボット用コントロール部
74、第2ロボット用コントロール部76および加工ヘ
ッド制御部78が接続されている。
響を及ぼす諸条件に対応して第1および第2レーザ加工
ヘッド18、20を制御する機能を有しており、前記諸
条件であるワークWの厚さ、材質、溶接枚数、および加
工部位までの距離等を記憶するメモリ80と、該諸条件
に基づいて第1および第2焦点位置調整手段26、2
8、X軸走査ミラー56、Y軸走査ミラー58、および
光路切換手段38に関する加工条件を演算する演算処理
部82とを備える。
の動作について、本実施形態に係るレーザ加工方法との
関連で説明する。
8、20自体の加工可能範囲、ワークWの加工範囲、並
びに第1および第2ロボット14、16の作動範囲等に
基づいて、前記第1および第2レーザ加工ヘッド18、
20による加工領域が予め設定される。
82では、入熱量に影響を及ぼす諸条件であるワークW
の厚さ、材質、溶接枚数、および加工部位までの距離等
に基づいて、第1および第2焦点位置調整手段26、2
8、X軸走査ミラー56、Y軸走査ミラー58、および
光路切換手段38に関する加工条件が予め演算され、メ
モリ80に記憶されている。
1ロボット用コントロール部74に信号が供給される
と、第1ロボット14を構成する手首部34に装着され
ている第1レーザ加工ヘッド18がX軸、Y軸およびZ
軸方向に選択的に移動され、この第1レーザ加工ヘッド
18がワークWの所定の加工部位に対応して移動され
る。第1レーザ加工ヘッド18の移動中または移動後
に、加工ヘッド制御部78を介してこの第1レーザ加工
ヘッド18内に設置された第1焦点位置調整手段26に
よる調整作業が行われる。
ータ62が駆動され、枠体60を介して第1および第2
平面鏡50、52が矢印A方向に変位され、点Pから楕
円面鏡54までの距離S1が変更される。このため、楕
円面鏡54から焦点位置P′までの距離S2が前述の
(1)式に基づいて調整される。
Fが設定されることにより、第1および第2平面鏡5
0、52が矢印A方向に50mmの範囲内で変位する
(距離S1が100mmの範囲内で変位する)ことによ
り、Y軸走査ミラー58から焦点位置P′までの距離
が、500mm〜1300mmの範囲内で調整される
(距離S2が800mmの範囲内で変位する)ように構
成されている。
レーザ発振器12から出力されたレーザビーム12a
は、第1ロボット14に設けられている可動ミラー40
に導入され、この可動ミラー40から鉛直上方向に導か
れた後、第1反射鏡46および第1ミラー群45を介し
て第1レーザ加工ヘッド18に導入される。
ーザビーム12aは、放物面鏡48で反射された後、第
1および第2平面鏡50、52を介して楕円面鏡54に
導かれ、さらにX軸走査ミラー56およびY軸走査ミラ
ー58で反射されてワークWの所定の加工部位に走査さ
れる。その際、X軸走査ミラー56およびY軸走査ミラ
ー58は、図示しないサーボモータを介して回動されて
いる。
調整手段26により第1レーザ加工ヘッド18内での光
路長が変更されることにより、レーザビーム12aの焦
点位置P′が調整される。このため、第1および第2平
面鏡50、52を矢印A方向に僅かに移動させるだけ
で、焦点位置P′が大幅に変更されることになる。具体
的には、第1および第2平面鏡50、52が、矢印A方
向に50mmの範囲内で変位されるだけで、焦点位置
P′が800mmの範囲内で変位可能となる。
1レーザ加工ヘッド18をワークWの形状に応じて上下
動、あるいは左右動させる必要がなく、レーザ加工装置
10による加工効率が有効に向上するという効果が得ら
れる。しかも、第1レーザ加工ヘッド18によりワーク
Wに対して広範囲に加工を行うことができ、レーザ加工
装置10全体の構造が簡素化するという利点がある。ま
た、焦点位置P′が第1レーザ加工ヘッド18から相当
に離間しているため、ワークWの加工時に異物がこの第
1レーザ加工ヘッド18に飛散し、第1集束光学系22
に該異物が付着する等の不具合がない。
及ぼす諸条件であるワークWの厚さ、材質、溶接枚数、
および加工部位までの距離等に基づいて、第1および第
2焦点位置調整手段26、28、X軸走査ミラー56、
Y軸走査ミラー58、および光路切換手段38に関する
加工条件が予め設定されている。これにより、形状や材
質の異なる、または切断、溶接、表面処理等の加工態様
の異なる種々のワークWに対して、所望の加工処理が効
率的かつ高精度に遂行されるという利点が得られる。
ヘッド18によりワークWに対して所定のレーザ加工が
行われている間、第2ロボット16に装着されている第
2レーザ加工ヘッド20をワークWの所定の位置に移動
させるとともに、この第2レーザ加工ヘッド20に設け
られている第2焦点位置調整手段28の調整作業が行わ
れる。なお、この調整作業は、第1レーザ加工ヘッド1
8と同様であり、その詳細な説明は省略する。
ーザ加工が終了すると、光路切換手段38を構成するシ
リンダ42が駆動され、可動ミラー40がレーザビーム
12aの光路上から退避される。これにより、レーザ発
振器12から出力されたレーザビーム12aは、第2ロ
ボット16に設けられている固定ミラー64で導入さ
れ、この固定ミラー64で上方向に反射された後、第2
反射鏡68および第2ミラー群66を介して第2レーザ
加工ヘッド20に導入される(図3参照)。第2レーザ
加工ヘッド20に導入されたレーザビーム12aは、第
1レーザ加工ヘッド18と同様にワークWの所定の加工
部位に走査され、このワークWの加工作業が遂行され
る。
るレーザ加工が行われている間、第1レーザ加工ヘッド
18の位置決め作業および第1焦点位置調整手段26に
よる調整作業が行われている。
別に直交座標系3軸方向に移動自在な第1および第2ロ
ボット14、16に第1および第2レーザ加工ヘッド1
8、20が装着され、前記第1レーザ加工ヘッド18に
よる加工が行われている間に、前記第2レーザ加工ヘッ
ド20の準備作業が遂行される。そして、第1レーザ加
工ヘッド18による加工が終了した直後に光路切換手段
38が駆動されて第2レーザ加工ヘッド20による加工
作業が開始される。これにより、第1および第2レーザ
加工ヘッド18、20を交互に使用することができ、レ
ーザ発振器12の出力をOFFにする必要がない。この
ため、レーザ発振器12から出力されるレーザビーム1
2aを無駄なく効率的に使用することが可能になり、加
工コストの大幅な削減が図られる。
18、20を交互に使用することにより、加工点が多
く、かつ広い範囲の加工部位に対し、加工時間を短縮し
て効率的な加工作業が容易に遂行されるという効果が得
られる。さらに、レーザ加工装置10全体の構造が簡素
化され、小型でしかも汎用性に優れるという利点があ
る。
では、予め設定された加工条件に基づいてレーザ加工ヘ
ッド内に設置された焦点位置調整手段により光路長を変
更してレーザビームの焦点位置が調整されるため、僅か
な光路長の変更で前記焦点位置を大幅に調整することが
できる。これにより、レーザ加工ヘッド全体を容易に小
型化することができるとともに、レーザ加工作業全体の
効率化が可能になる。
ボットにそれぞれ第1および第2レーザ加工ヘッドを設
け、この第1および第2レーザ加工ヘッドを交互に使用
してレーザ加工が行われる。その際、第1レーザ加工ヘ
ッドによるレーザ加工中に、第2レーザ加工ヘッドの準
備作業が行われるため、前記第1および第2レーザ加工
ヘッドによって効率的なレーザ加工作業が遂行される。
を有効に活用することができ、加工コストの削減が可能
になる。さらに、第1および第2レーザ加工ヘッドを用
いることにより、比較的広くかつ加工点の多い加工部位
にも効率的にレーザ加工を施すことができる。
ドの内部詳細説明図である。
発振器 14、16…ロボット 18、20…
レーザ加工ヘッド 22、24…集束光学系 26、28…
焦点位置調整手段 30…シャッター 38…光路切
換手段 40…可動ミラー 48…放物面
鏡 50、52…平面鏡 54…楕円面
鏡 56…X軸走査ミラー 58…Y軸走
査ミラー 62…ステッピングモータ 64…固定ミ
ラー 70…システムコントローラ 72…レーザ
発振器制御部 74、76…ロボット用コントロール部 78…加工ヘ
ッド制御部 80…メモリ 82…演算処
理部
Claims (4)
- 【請求項1】ロボットの先端部に装着されたレーザ加工
ヘッドを所定の位置に移動させる工程と、 前記レーザ加工ヘッドの移動中または移動後に、予め設
定された加工条件に基づいて前記レーザ加工ヘッド内に
設置された焦点位置調整手段により該レーザ加工ヘッド
内での集束光学系の光路長を変更し、これにより加工部
位との距離に応じて前記集束光学系の焦点位置を調整す
る工程と、 レーザ発振器から出力されたレーザビームを前記レーザ
加工ヘッドに導入し、前記加工部位に前記予め設定され
た加工条件に基づいて前記レーザビームを走査させる工
程と、 を有することを特徴とするレーザ加工方法。 - 【請求項2】請求項1記載のレーザ加工方法において、
第1ロボットに設けられた第1レーザ加工ヘッドによる
加工領域と第2ロボットに設けられた第2レーザ加工ヘ
ッドによる加工領域とを予め設定する工程と、 前記第1レーザ加工ヘッドからのレーザビームの走査に
よるレーザ加工終了前に、前記第2レーザ加工ヘッドの
移動および焦点位置調整を行う工程と、 前記第1レーザ加工ヘッドからのレーザビームの走査に
よるレーザ加工終了後に、前記レーザ発振器から出力さ
れたレーザビームの光路変更を行って前記第2レーザ加
工ヘッドに前記レーザビームを導入する工程と、 を有することを特徴とするレーザ加工方法。 - 【請求項3】所定の位置に移動自在なロボットと、 前記ロボットの先端部に装着されるレーザ加工ヘッド
と、 前記レーザ加工ヘッド内に設置され、予め設定された加
工条件に基づき加工部位との距離に応じて該レーザ加工
ヘッド内での集束光学系の光路長を変更することによ
り、前記集束光学系の焦点位置を調整可能な焦点位置調
整手段と、 前記レーザ加工ヘッドを介して前記予め設定された加工
条件に基づき前記加工部位にレーザビームを走査させる
ために、レーザ発振器から出力された前記レーザビーム
を前記レーザ加工ヘッドに導入するレーザビーム導入手
段と、 を備えることを特徴とするレーザ加工装置。 - 【請求項4】請求項3記載のレーザ加工装置において、
前記ロボットは、それぞれ個別に移動自在な第1および
第2ロボットを有するとともに、 前記レーザ加工ヘッドは、前記第1および第2ロボット
の先端部に装着される第1および第2レーザ加工ヘッド
を有しており、 予め設定された加工領域に基づいて前記レーザ発振器か
ら出力されるレーザビームの光路変更を行い、前記レー
ザビームを前記第1レーザ加工ヘッドと前記第2レーザ
加工ヘッドに選択的に導入させる光路切換手段を備える
ことを特徴とするレーザ加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00776896A JP3745810B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | レーザ加工方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00776896A JP3745810B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | レーザ加工方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09192868A true JPH09192868A (ja) | 1997-07-29 |
JP3745810B2 JP3745810B2 (ja) | 2006-02-15 |
Family
ID=11674867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00776896A Expired - Fee Related JP3745810B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | レーザ加工方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3745810B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003290961A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-14 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | レーザ加工装置 |
JP2006102788A (ja) * | 2004-10-07 | 2006-04-20 | Murata Mfg Co Ltd | レーザ加工装置 |
JP2007175773A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-12 | Foxsemicon Intergated Technology Inc | レーザー切断装置 |
US7402772B2 (en) | 2002-08-30 | 2008-07-22 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Laser processing method and processing device |
JP2011056520A (ja) * | 2009-09-07 | 2011-03-24 | Hitachi Zosen Corp | レーザ半田付け方法とその装置 |
US7964820B2 (en) * | 2006-06-14 | 2011-06-21 | Oerlikon Solar Ag, Truebbach | Process for laser scribing |
CN108115268A (zh) * | 2016-11-28 | 2018-06-05 | 发那科株式会社 | 激光加工系统 |
JP2019053036A (ja) * | 2017-07-06 | 2019-04-04 | セントレ ナショナル デテュッド スパティアレCentre National D‘Etudes Spatiales | 広帯域ハイパースペクトル分光光度計 |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP00776896A patent/JP3745810B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003290961A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-14 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | レーザ加工装置 |
US7402772B2 (en) | 2002-08-30 | 2008-07-22 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Laser processing method and processing device |
JP2006102788A (ja) * | 2004-10-07 | 2006-04-20 | Murata Mfg Co Ltd | レーザ加工装置 |
JP4505854B2 (ja) * | 2004-10-07 | 2010-07-21 | 株式会社村田製作所 | レーザ加工装置 |
JP2007175773A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-12 | Foxsemicon Intergated Technology Inc | レーザー切断装置 |
US7964820B2 (en) * | 2006-06-14 | 2011-06-21 | Oerlikon Solar Ag, Truebbach | Process for laser scribing |
JP2011056520A (ja) * | 2009-09-07 | 2011-03-24 | Hitachi Zosen Corp | レーザ半田付け方法とその装置 |
CN108115268A (zh) * | 2016-11-28 | 2018-06-05 | 发那科株式会社 | 激光加工系统 |
US10987756B2 (en) | 2016-11-28 | 2021-04-27 | Fanuc Corporation | Laser processing system |
JP2019053036A (ja) * | 2017-07-06 | 2019-04-04 | セントレ ナショナル デテュッド スパティアレCentre National D‘Etudes Spatiales | 広帯域ハイパースペクトル分光光度計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3745810B2 (ja) | 2006-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2225265C (en) | Laser beam welding apparatus | |
KR101296938B1 (ko) | 레이저 용접 장치 | |
EP1228835B1 (en) | System and method for remote laser welding | |
US8168918B2 (en) | Laser welding system and laser welding control method | |
JP3060813B2 (ja) | レーザ加工装置 | |
CN101269442B (zh) | 激光焊接装置及其方法 | |
JP2004514053A (ja) | 電磁放射線束によって焼結、物質除去および/またはラベリングを行う装置およびその装置を操作する方法 | |
CA2228837C (en) | Laser beam welding apparatus | |
JPH04228283A (ja) | 被加工物を突合せ溶接する溶接装置を自動的に位置合わせする装置および方法 | |
EP1710040A2 (en) | Laser welding method and laser welding robot | |
JP2000317660A (ja) | レーザ光を利用したバリ取り方法及びバリ取り装置 | |
JP3745810B2 (ja) | レーザ加工方法および装置 | |
US7696452B2 (en) | Process for the laser beam machining, especially laser beam welding, of components | |
JP2005254618A (ja) | 樹脂溶着装置 | |
JPH10180471A (ja) | レーザ溶接装置 | |
WO2014203489A1 (ja) | 外装缶封口方法及び外装缶封口装置 | |
KR20180131917A (ko) | 레이저 가공 모듈 및 레이저 가공 장치 | |
CN116390828A (zh) | 激光加工系统和控制方法 | |
CN112846506A (zh) | 一种高速振镜激光焊接机及其焊接方法 | |
JPH10180472A (ja) | レーザ溶接装置 | |
JPH09192866A (ja) | レーザ加工装置 | |
JP3860948B2 (ja) | レーザ加工装置 | |
JP2740002B2 (ja) | レーザ溶接方法およびその方法に用いるレーザ加工機 | |
JPS60240396A (ja) | パルス発振レ−ザ溶接装置 | |
CN118081070A (zh) | 激光加工系统及其加工方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050104 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050307 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050823 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051024 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20051027 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051115 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051118 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081202 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091202 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091202 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101202 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101202 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111202 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |