JPH0718438Y2 - フィードバー駆動機構の過負荷安全装置 - Google Patents

フィードバー駆動機構の過負荷安全装置

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JPH0718438Y2
JPH0718438Y2 JP1988168761U JP16876188U JPH0718438Y2 JP H0718438 Y2 JPH0718438 Y2 JP H0718438Y2 JP 1988168761 U JP1988168761 U JP 1988168761U JP 16876188 U JP16876188 U JP 16876188U JP H0718438 Y2 JPH0718438 Y2 JP H0718438Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トランスファプレスのフィードバーをアドバ
ンス・リターン方向に移動させるフィードバー駆動機構
の過負荷安全装置並びに、中点出しに係り、詳しくは、
アドバンス・リターン時にフィードバー等の構成部材に
過負荷がかかった際、当該構成部材の損傷を防止するた
めの過負荷安全装置並びに、金型交換時にムービングボ
ルスタにより、フィードバーを持ち出すときに、フィー
ドバーとプレス機械のフレームとが干渉しないようにフ
ィードバーの位置を調整する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、トランスファプレスは、駆動源からの駆動力を
クランクシャフトを介してフィードバーのアドバンス・
リターン運動として伝達するフィードバー駆動機構を備
えている。このフィードバー駆動機構には、クランクシ
ャフトにより昇降されるスライダに駆動ロッドを連結
し、この駆動ロッドの昇降を連動機構を介してフィード
バーのアドバンス・リターン方向の往復移動として伝達
する構造のものがある。
このフィードバー駆動機構においては、フィードバーが
アドバンス方向に移動する際、このフィードバーに取り
付けられたフィンガとボルスタ上の金型とが干渉してフ
ィードバーの移動が妨げられ、フィードバー、連動機構
等を構成する部材に過負荷がかかることがある。この過
負荷が大きい時は当該構成部材が損傷するという不都合
が生じる。そこで、フィードバー駆動機構には、過負荷
による構成部材の損傷を防止するために、過負荷安全装
置が備えられている。
この過負荷安全装置として、従来には、特開昭51-70573
号公報に記載のものがある。この公報記載の過負荷安全
装置は、それぞれのフィードバーに連結されている連結
部材を2個に分割するとともにこれらの連結部材にフィ
ードバーの両側部に形成された切欠を嵌合する突起を形
成し、このうち一方の連結部材に連結軸の一端を固定す
るとともに他方の連結部材に連結軸の他端を貫通し、2
個の連結部材の間にこれらの連結部材を互いに離隔する
方向に付勢するばねを介装し、連結軸の他端にピストン
を連結し、このピストンが収納されるシリンダ室を前記
他方の連結部材に形成し、このシリンダ室に空気を封入
してピストン及び連結軸を介して2個の連結部材をばね
の付勢力に抗して近接させ、フィードバーの移動が阻止
されてフィードバーに過負荷がかかった時はシリンダ室
から空気を排出してばねの付勢力により2個の連結部材
を互いに離隔させ、連結部材の駆動がフィードバーに伝
達されない構造とされている。
ところで、従来より、ボルスタを可動にしたムービング
ボルスタを有するトランスファプレスがある。このトラ
ンスファプレスでは、金型交換、フィンガ交換等のため
にムービングボルスタをプレスのコラム間から引き出す
が、そのためには、フィードバーとコラムとの干渉を防
止するため、フィードバーをコラム側の持ち残しバーと
ムービングボルスタ部の持ち出しバーとに分割可能と
し、かつ、持ち出しバーをアドバンス・リターン方向の
中止に位置合わせする中点出しをする必要がある。
この中点出しをするための装置としては、駆動源と併設
されるマイクロインチング用モータが一般的に用いられ
ているが、このモータでは、中点移動時間が長くなると
いう不都合がある。そこで、フィードバー駆動機構中に
介在された油圧式シリンダによって駆動ロッドを昇降さ
せてフィードバーの中点出しを行うものが提案されてい
る(実願昭63-106667号)。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述の特開昭51-70573号公報記載の過負荷安全装置で
は、連結部材と連結されるフィードバーの一端近傍に
は、フィードバーにクランプ・アンクランプ動作、リフ
ト・ダウン動作を行わせる駆動ユニットが配置されてい
るので、この駆動ユニットと連結部材との間にワーク等
が落下し、連結部材自体に過負荷がかかった場合には、
過負荷安全装置が作動しないという問題点がある。
また、前述の実願昭63-106667号の通り、過負荷安全装
置のほかに、フィードバーの中点出しのための油圧式シ
リンダをフィードバー駆動機構に介在することは、トラ
ンスファプレスの構造が複雑なものになるので、従来よ
り、フィードバーの中点出しも行える過負荷安全装置の
開発が望まれている。
ここに本考案の目的は、フィードバーを連結する部材に
過負荷がかかっても装置を作動させることができるとと
もに、フィードバーの中点出しも可能なフィードバー駆
動機構の過負荷安全装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のフィードバー駆動機構の過負荷安全装置は、ト
ランスファプレスのクランクシャフトにより昇降される
スライダと、昇降することによりフィードバーを連動機
構を介してアドバンス・リターン方向に往復移動させる
駆動ロッドとを有するフィードバー駆動機構の過負荷安
全装置であって、前記スライダと駆動ロッドとの間に介
装される油圧シリンダを備え、この油圧シリンダは、前
記スライダ及び駆動ロッドのいずれか一方に連結される
シリンダケースと他方に連結されるピストンとを有する
とともに、シリンダケースに対するピストンの移動によ
りフィードバーをアドバンス・リターン方向の中点に移
動する構造とされ、前記油圧シリンダには、フィードバ
ーがアドバンス・リターン方向に移動した際に過負荷が
かかってシリンダケースとピストンとの間に収納された
油が所定値以上の圧力となった時にシリンダケース内の
油を逃がす油逃がし回路が接続されていることを特徴と
する。
〔作用〕
このように構成された本考案では、クランクシャフトに
よりスライダが昇降すると、このスライダとともに油圧
シリンダ及び駆動ロッドも昇降する。駆動ロッドの昇降
運動は連動機構を介してフィードバーのアドバンス・リ
ターン方向の移動として伝達され、これにより、プレス
加工の際のワークの搬送が行われる。
ここで、フィードバーがアドバンス・リターン方向に移
動する際、このフィードバーを連結する連結部材の移動
が阻止されて、この部材等に過負荷がかかることがあ
る。この場合には、下降し続けるスライダに対して駆動
ロッドは静止状態にあり、これらの間に設けられた油圧
シリンダのシリンダケースとピストンとの間に所定値以
上の圧力が生じる。すると、油逃がし回路によって油圧
シリンダから油が逃がされ、以後のスライダの下降が駆
動ロッドに伝達されず、過負荷による連結部材等の破損
が防止される。
また、所定のプレス加工が終了してフィードバーの中点
出しをする時には、まず、クランクシャフトの駆動を中
止し、その後、油圧シリンダを作動させる。すると、油
圧シリンダのシリンダケースとピストンとが相対的に移
動して駆動ロッドが移動し、連動機構を介してフィード
バーも移動する。
〔実施例〕
以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
トランスファプレスの全体構成が示される第1図におい
て、4本のコラム1(図中前側の2本のみ示す)の頂部
にはクラウン2が配置されている。このクラウン2の内
部にはクランクシャフト3が回転自在に支持され、この
クランクシャフト3にはコンロッド4を介してスライド
5が連結されている。このスライド5の下方にはムービ
ングボルスタ6が対向配置され、このムービングボルス
タ6の上面には、スライド5の下面に固設された上型7A
とともにワークをプレス加工する下型7Bが固設されてい
る。
第1図中、クランクシャフト3の左端にはフィードバー
駆動機構8が連結され、このフィードバー駆動機構8に
は前記ムービングボルスタ6上に配置された2本のフィ
ードバー9(図中、前側の1本のみ示す)の左端が連結
されている。これらのフィードバー9は、その両端部の
持ち残しバー10と、その中央部の持ち出しバー11とに分
割可能とされ、これらは連結状態でバー受部材12に支持
されている。このバー受部材12はコラム1に固定された
駆動ユニット13に連結され、この駆動ユニット13は、フ
ィードバー9にリフト・ダウン動作、クランプ・アンク
ランプ動作をさせるようになっている。
前記フィードバー駆動機構8の詳細は第2図ないし第4
図に示されている。フィードバー駆動機構8の上部が示
される第2図において、クラウン2内には2本のガイド
ロッド14が上下に延びて固定され、これらのガイドロッ
ド14にはスライダ15が昇降可能に案内されている。この
スライダ15にはガイドロッド14と直交する方向に往復移
動自在な滑り子16が支持され、この滑り子16には偏心板
17の偏心軸17Aが係合されている。この偏心板17にはク
ランクシャフト3の端部が固定され、このクランクシャ
フト3の回転により偏心板17、滑り子16を介してスライ
ダ15が昇降するようになっている。
前記スライダ15の両側には、それぞれ油圧シリンダ18を
介して駆動ロッド19が設けられ、これらの駆動ロッド19
は、それぞれ連動機構20に連結されている。
この連動機構20は、第3図の通り、コラム1の内側に固
定されたケーシング21を備え、このケーシング21内に
は、前記駆動ロッド19の下端部に形成されたラック19A
と噛合するピニオン22が回動自在に取り付けられてい
る。このピニオン22は回転体23のギア部と噛合され、こ
の回転体23の下部にはレバー24の上端が回動自在に取り
付けられている。このレバー24の中央部には長孔24Aが
形成され、この長孔24Aには、ケーシング21に固定され
た軸24Bの支点部材24Cが係合されている。
レバー24の下端には滑走部材25が連結され、この滑走部
材25は、コラム1に取り付けられた案内部材25Cにアド
バンス・リターン方向に摺動自在に案内されている。前
記滑走部材25の上部には移動体26がクランプ・アンクラ
ンプ方向に移動自在に支持され、この移動体26の上面の
ピン27が前記フィードバー9の左端部に摺動自在に挿入
されている。このように構成された連動機構20において
は、駆動ロッド19が下降するとピニオン22、回転体23、
レバー24、滑走部材25及び移動体26を介してフィードバ
ー9がアドバンス方向(第1,3図中右方向)に移動し、
駆動ロッド19が上昇するとフィードバー9がリターン方
向(第1,3図中左方向)に移動する。また、2個の連動
機構20の回転体23どうしは同期軸28で連結され、この同
期軸28により2本のフィードバー9がアドバンス・リタ
ーン方向に同期して移動するようになっている。
前記2本の油圧シリンダ18は、スライダ15の端部に上下
方向に延びて連結されたシリンダケース29と、このシリ
ンダケース29内で昇降自在に設けられかつ駆動ロッド19
の上端に連結されたピストン30とをそれぞれ備え、シリ
ンダケース29内のピストン30より上方の第1室29Aには
油が収納されている。
前記油圧シリンダ18は、第4図に示される油圧回路によ
り油が給排出されるようになっている。この第4図にお
いて、前記シリンダケース29の第1室29Aには第1配管3
1が、シリンダケース29内のピストン30より下方の第2
室29Bには第2配管32がそれぞれ接続され、これらの第
1,第2配管31,32は図示しない油圧源から油が送られる
給油管33,タンクに連通された排油管34と接続されるよ
うになっている。
これらの第1,2配管31,32にはスピードコントローラ36及
び電磁切換弁37が配置され、この切換弁37は、第1室29
Aに給油する位置37A、第2室29Bに給油する位置37B及び
第1,2室29A,29Bいずれも給油しない中立位置37Cの3位
置に切り換え可能とされている。また、第1配管31にお
いてスピードコントローラ36と電磁切換弁37との間には
パイロット操作逆止弁38が配置され、この逆止弁38は、
常時は電磁弁37から第1室29Aへのみ油の流れを許容す
るが、第2配管32が給油管33と接続されて第2配管32内
の油圧が一定以上となる時には第1室29Aから切換弁38
側への油の流通を許容するようになっている。ここにお
いて、前記第1,2配管31,32、給油管33、排油管34、スピ
ードコントローラ36、電磁切換弁37及び逆止弁38により
油圧シリンダ18に油を供給してピストン30を昇降させる
油供給手段35が構成されている。
前記第1配管31には、タンク39に先端が開口された分岐
管40が接続され、この分岐管40には電磁弁付リリーフ弁
41が配置されている。このリリーフ弁41はリリールバル
ブ44及び電磁開閉弁45を備え、第1室29A内の油の圧力
が小さい時には、リリーフバルブ44がスプリング44Aと
パイロット管44B内の油圧とによって分岐管40を閉塞
し、第1室29A内の油圧が過負荷の作用により所定値以
上に大きくなった時には、これを圧力スイッチ42が検知
して前記電磁開閉弁45を開放させ、パイロット管44B内
の油を排出することによりリリーフバルブ44が開放さ
れ、これにより、第1室29A内の油を逆止弁43を通して
タンク39へ急速に排出するようになっている。ここにお
いて、前記タンク39、分岐管40、電磁弁付リリーフ弁41
及び逆止弁43により油圧シリンダ18の第1室29Aから油
を逃がし油逃がし回路46が構成されている。
次に、本実施例の作用について説明する。
プレス加工をするに際し、油供給手段35の電磁弁37を位
置37Aに切り換える。すると、給油管33から油は電磁弁3
7、逆止弁38及びスピードコントローラ36を通って油圧
シリンダ18の第1室29Aに送られ、ピストン30は下降し
てシリンダケース29の下端に達し、油圧シリンダ18は第
1室29Aに供給された油圧によって伸長状態を維持す
る。この状態で、クランクシャフト3を回転すると、ス
ライダ15が昇降し、このスライダ15とともに油圧シリン
ダ18及び駆動ロッド19も昇降し、連動機構20を介してフ
ィードバー9がアドバンス・リターン方向に往復移動す
る。
即ち、この駆動ロッド19が下降すると、このロッド19の
下端部に形成されたラック19Aと噛合するピニオン22が
第3図中、反時計方向に回転し、このピニオン22とギア
部が噛合する回転体23が時計方向に回転する。すると、
この回転体23に上端が取り付けられたレバー24は軸24B
を中心に揺動し、レバー24の下端はアドバンス方向に移
動する。このレバー24とともに滑走部材25も同方向に移
動し、これにより、フィードバー支持体26及びピン27を
介してフィードバー9がアドバンス方向に移動する。一
方、駆動ロッド19が上昇すると、ピニオン22等は以上と
は逆方向に運動してフィードバー9がリターン方向に移
動する。このようにフィードバー9がアドバンス・リタ
ーン方向に往復移動すると、ワークが搬送される。
ここで、スライダ15が下降してフィードバー9がアドバ
ンス方向に移動する際、このフィードバー9を連結する
移動体26、滑走部材25等の移動が例えば異物の介入等に
よって阻止されて滑走部材25等に過負荷がかかることが
ある。この場合には、下降し続けるスライダ15に対して
駆動ロッド19は静止状態にあり、これらの間に設けられ
た油圧シリンダ18の第1室29Aに所定値以上の圧力が生
じる。すると、油逃がし回路46の圧力スイッチ2がこれ
を検知し、電磁弁付リリーフ弁41が開放操作され、第1
室29A内の油は分岐管40及び逆止弁43を通ってタンク39
へ急速に排出される。これにより、スライダ15の下降が
駆動ロッド19に伝達されないので、過負荷による滑走部
材25等の破損が防止される。
また、所定のプレス加工が終了してフィードバー9の中
点出しをする時には、まず、フィードバー9をアドバン
スエンドに位置させてクランクシャフト3の駆動を中止
し、その後、電磁弁37を位置37Bに切り換える。する
と、給油管33から送られる油は電磁弁37及びスピードコ
ントローラ36を通って第2室29Bに送られ、ピストン30
が上昇する。このピストン30の上昇によって圧力が高ま
った第1室29A内の油はスピードコントローラ36を通
り、さらに、第2配管32内からパイロット信号を受けて
開放された逆止弁38を通り、電磁弁37を通って排油管34
に送られる。この際、第2配管32内を流通する油の圧力
が大きくなるが、この圧力値は前記所定値を越えないの
で、油逃がし回路46は作動されない。
ピストン30の上昇に伴って、駆動ロッド19も上昇し、こ
れにより、連動機構20を介してフィードバー9がリター
ン方向に移動する。ピストン30が上昇限に達した時には
フィードバー9は中点に達している。
フィードバー9の中点出しが終了したら、フィードバー
9の持ち出しバー11とともにムービングボルスタ6を左
右のコラム1間から引き出し、金型交換を行う。
このような本実施例によれば、スライダ15と駆動ロッド
19との間に介装された油圧シリンダ18の第1室29A内に
所定値以上の圧力が生じた時に第1室29A内の油を逃が
すようにしたので、フィードバー9と連結される移動体
26、滑走部材25等の損傷を防止でき、しかも、油圧シリ
ンダ18に油を供給してピストン30を昇降させるようにし
たので、1本の油圧シリンダ18で過負荷安全用と中点出
し用とを兼ねることができ、トランスファプレスの構造
を容易にできる。
なお、前記実施例では、油圧シリンダ18のシリンダケー
ス29をスライダ15に、ピストン30を駆動ロッド19にそれ
ぞれ連結したが、この逆、つまりシリンダケース29を駆
動ロッド19に、ピストン30をスライダ15にそれぞれ連結
してもよい。
また、前記実施例では、油圧シリンダ18の第1室29A内
に油を供給した状態でフィードバー9がアドバンス方向
に移動した際に滑走部材25等にかかる過負荷から滑走部
材25等の損傷を防止するようにしたが、第2室29B内に
油を供給した状態でフィードバー9がリターン方向に移
動した際に滑走部材25等にかかる過負荷から滑走部材25
等の損傷を防止するようにしてもよく、さらには、油圧
シリンダ18の長さを倍にし、この油圧シリンダ18の第1,
2室29A,29Bの双方に油を供給して中点にピストン30が位
置する状態でフィードバー9がアドバンス方向またはリ
ターン方向に移動した際に滑走部材25等にかかる過負荷
から滑走部材25等の損傷を防止するようにしてもよい。
また、油逃がし回路46においては、リリーフバルブ44及
び電磁開閉弁45を備え、かつ、圧力スイッチ42の電気信
号を受けて開放操作される電磁弁付リリーフ弁41に代
え、リリーフバルブ44のみを用いてもよい。ただし、前
記実施例のように、電磁弁付リリーフ弁41を用いれば、
分岐管40内の油の急速排出が行える。
〔考案の効果〕
前述のような本考案によれば、フィードバーを連結する
部材に過負荷がかかっても、この部材等の損傷を防止で
きるとともに、フィードバーの中点出しも行えるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はトランスファプレスの全体構成を示す正面図、
第2図は第1図中II−II線に沿う矢視図、第3図は連動
機構を示す概略構成図及び第4図は油圧シリンダを駆動
するための油圧回路を示す構成図である。 3……クランクシャフト、8……フィードバー駆動機
構、9,10,11……フィードバー、15……スライダ、18…
…油圧シリンダ、19……駆動ロッド、20……連動機構、
29……シリンダケース、30……ピストン,35……油供給
手段、41……電磁弁付リリーフ弁、46……油逃がし回
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランスファプレスと連動して長手方向に
    往復動することにより、トランスファのアドバンスリタ
    ーン動作を得る装置を駆動する駆動ロッド(19)に油圧
    シリンダ(18)を連結し、該油圧シリンダ(18)は、そ
    の圧油を排出することによって駆動ロッド(18)の長手
    方向の過負荷を防止すると共に、該油圧シリンダ(18)
    をストロークさせることによってフィードバー(9)の
    中点出しをする構造になっていることを特徴とするフィ
    ードバー駆動機構の過負荷安全装置。
JP1988168761U 1988-12-26 1988-12-26 フィードバー駆動機構の過負荷安全装置 Expired - Lifetime JPH0718438Y2 (ja)

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