JPH07183770A - プログラマブル論理装置の「積和項」出力の「和」を実現するための論理ゲート、およびプログラマブルアレイ論理装置 - Google Patents

プログラマブル論理装置の「積和項」出力の「和」を実現するための論理ゲート、およびプログラマブルアレイ論理装置

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JPH07183770A
JPH07183770A JP6212315A JP21231594A JPH07183770A JP H07183770 A JPH07183770 A JP H07183770A JP 6212315 A JP6212315 A JP 6212315A JP 21231594 A JP21231594 A JP 21231594A JP H07183770 A JPH07183770 A JP H07183770A
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Bradley A Sharpe-Geisler
ブラッドレー・エイ・シャープ−ガイスラー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プログラマブル論理装置(PLD)において
「積和項」の「和」を実現するためのゼロパワーワイド
ORゲート500を提供する。 【構成】 このワイドORゲートはセンスアンプからの
「積項」入力が加えられるごとに1つずつ加えられる入
力トランジスタ502を含む。さらに、使用電力を制限
するために、スリープモードの間、電源をオンになった
センスアンプから分離する回路を含む。動作速度を増す
ために、センスアンプがすべてオフになると内部回路を
迅速にプルアップするために強い電流源504を用い、
オンになるときより簡単に電源に打ち勝つように弱い電
流源506を用いる。速度をさらに増すために、センス
アンプのすべてがオフになるときのために出力インバー
タのプルダウンしきい値をシフトし、センスアンプがオ
ンに遷移するときにはしきい値を戻すようにシフトする
しきい値シフトトランジスタ514を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】この発明は、プログラマブル論理装置
(PLD)において「積和項」の「和」を実現するのに
使用されるワイドすなわち多入力ORゲートに関する。
より特定的には、この発明は、電力消費を低減するスリ
ープモード信号に応答し、かつスリープモードからの回
復時間を短縮することを可能にする回路を有する、ゼロ
パワーワイドORゲートのための回路に関する。
【0002】
【関連技術の説明】ワイドORゲートを利用する先行技術のPLD 図1は「積和項」出力を生成するための「和」を実現す
るのに多入力ORゲートを用いるタイプのPLDであ
る、典型的な先行技術のプログラマブルアレイ論理(P
AL)装置のアレイ構造を示す。
【0003】図1のPALは6つの入力I0-5 および4
つの出力O0-3 を有する。入力I0- 5 の各々は、真の出
力104および補数出力106を有し、これらは複数の
プログラマブルアレイセル108のプログラマブルアレ
イセル110等のプログラマブルアレイセルに接続され
る行を形成する。セル110等のアレイセルは、AND
アレイ100内のANDゲートに接続されるようにも接
続を絶たれるようにもプログラムされ得る。ANDアレ
イ100内のANDゲートに接続されるようにプログラ
ムされるアレイセルのグループは、「積和項」出力の
「積項」を形成する。ANDアレイ100にORアレイ
102が続く。ORアレイ102におけるORゲートの
各々は、ANDアレイ100における1つ以上のAND
ゲートに接続されて、「積和項」出力の「和」を与え
る。
【0004】ORアレイ102におけるORゲートはA
NDアレイ100におけるいくつかのANDゲートに固
定されて接続されるように示されているが、PALの回
路構成の中には、ORアレイ102内の各ORゲートが
ANDアレイ100内のいかなるANDゲート出力にも
プログラム可能に接続されることを可能にするものもあ
る。ORアレイ102内のORゲートの出力は、レジス
タを有するようにも組合わせ型であるようにもプログラ
ム可能である出力論理マクロセル114に接続されても
よい。出力論理マクロセル114を含む、図1に示され
るものと類似した回路は、アドバンスト・マイクロ・デ
ィバイシズ・インコーポレイテッド(Advanced Micro D
evices, Inc.)が製造する装置である、AmPALCE
22V10で用いられる。
【0005】ORゲートアレイ102におけるORゲー
トに十分な電圧が高速で確実に与えられるように、製造
業者はANDアレイ110におけるANDゲートを実現
するのにセンスアンプを用いている。センスアンプは積
項からの小さな電圧を、ORゲートを駆動するためによ
り大きい十分な幅を有する電圧に高速で変換する。PA
L装置の「積和項」の「積項」部分を生成するためにA
NDゲートを実現するのに用いられるセンスアンプの回
路は、「カスコードを備えたゼロパワーセンスアンプの
ラッチング」(Latching Zero-power Sense Amplifier
With Cascode)と題される、同時係属中の米国出願連続
番号第 号に示され、ここに引用によって援用され
る。
【0006】先行技術のワイドORゲート 図2(A)は、先行技術のCMOSワイドORゲート2
00の回路を示す。ワイドORゲート200はいくつか
の入力NORゲート202を含み、NORゲート202
内の各NORゲートは、入力信号SA1−SA16から
2つの信号を受取る。入力信号SA1−SA16は、図
1に関して上述したようにANDゲートを実現するため
に用いられるセンスアンプによって与えられる。NOR
ゲート202の出力はNANDゲート204の入力に対
で与えられる。NANDゲート204の出力は、NOR
ゲート206に入力として与えられる。NORゲート2
06の出力は,NANDゲート208に入力として与え
られる。NORゲート202、NANDゲート204、
NORゲート206、およびNANDゲート208をカ
スケードすると、2分木が形成され、そのためNAND
ゲート208がワイドORゲート200のOR出力を与
えることができる。NANDゲート208の出力にはイ
ンバータ210がさらに接続され、ワイドORゲート2
00のNOR出力を与える。
【0007】NORゲート202および206の個々の
NORゲートの回路は、図2(B)に示される。図2
(B)のNORゲートは、2つのpチャネルトランジス
タ220および222、および2つのnチャネルトラン
ジスタ224および226を含む。トランジスタ220
および222等のトランジスタに付された円はpチャネ
ルトランジスタを示し、一方、円がないものはnチャネ
ルトランジスタを示す。pチャネルトランジスタ220
のドレインはVDDに接続され、そのソースはpチャネル
トランジスタ222のドレインに接続される。pチャネ
ルトランジスタ222のソースは、nチャネルトランジ
スタ224および226のドレインに接続され、NOR
ゲート出力を与える。トランジスタ224および226
のソースは、VSSに接続される。NORゲートの2つの
入力は、それぞれpチャネルトランジスタ220および
222のうちの1つと、nチャネルトランジスタ224
および226のうちの1つとに結合される。
【0008】NANDゲート204および208の個々
のNANDゲートの回路は、図2(C)に示される。図
2(C)のNANDゲートは、2つのpチャネルトラン
ジスタ230および232と、2つのnチャネルトラン
ジスタ234および236とを含む。pチャネルトラン
ジスタ230および232のドレインは、VDDに結合さ
れ、それらのソースはともに結合され、さらにnチャネ
ルトランジスタ234のドレインに結合されて、NAN
Dゲート出力を形成する。nチャネルトランジスタ23
4のソースは、nチャネルトランジスタ236のドレイ
ンに結合され、トランジスタ236のソースはVSSに結
合される。NANDゲートの2つの入力は、それぞれ、
pチャネルトランジスタ230および232のうちの1
つと、nチャネルトランジスタ234および236のう
ちの1つとに結合される。
【0009】図2(A)の回路は、比較的狭いNORゲ
ートを実現するには理想的である。しかしながら、図2
(A)のワイドORゲート200には欠点がある。第1
に、ワイドORゲート200は、トランジスタの数が比
較的多いので、入力が9以上の場合にはあまり適してい
ない。2入力ゲートの各々は4つのトランジスタからな
り、そのため、2分木で用いられるカスケードのために
最終的には各入力が概ね4つのトランジスタを加えるこ
とになる。第2に、ワイドORゲート200には、他の
回路と比較して速度の面で欠点がある。
【0010】図3(A)は、図2(A)のワイドORゲ
ート200よりもトランジスタの数が少ない、先行技術
のCMOS ORゲート300の回路を示す。ワイドO
Rゲート300は入力NORゲート302を含み、NO
Rゲート302のNORゲートの各々は、入力信号SA
1−SA16のうちの4つを受取る。NORゲート30
2の出力は、単一のNANDゲート304に与えられ
る。NANDゲート304の出力は、ワイドORゲート
300のOR出力を形成する。NANDゲート304の
出力にはさらにインバータ306が接続されて、ワイド
ORゲート300のNOR出力となる。
【0011】NORゲート302の個々のNORゲート
の回路は、図3(B)に示される。図3(B)のNOR
ゲートは、4つのpチャネルトランジスタ311−31
4と、4つのnチャネルトランジスタ321−324と
を含む。pチャネルトランジスタ311−314は、V
DDとNORゲートの出力との間に直列に接続されたそれ
らのソースとドレインとの間に電流路を有する。nチャ
ネルトランジスタ321−324のドレインは、NOR
ゲートの出力に結合され、ソースはVSSに結合される。
NORゲートの4つの入力の各々はそれぞれ、pチャネ
ルトランジスタ311−314の1つと、nチャネルト
ランジスタ321−324の1つとに結合される。
【0012】4入力NANDゲート304の回路は、図
3(C)に示される。図3(C)のNANDゲートは、
4つのpチャネルトランジスタ331−334と、4つ
のnチャネルトランジスタ341−344とを含む。n
チャネルトランジスタ341−344は、NANDゲー
トの出力とVSSとの間に直列に接続されたそれらのソー
スとドレインとの間に電流路を有する。pチャネルトラ
ンジスタ331−334のドレインはVDDに結合され、
ソースはNANDゲートの出力に結合される。NAND
ゲートの4つの入力の各々は、それぞれ、pチャネルト
ランジスタ331−334の1つと、nチャネルトラン
ジスタ341−344の1つとに結合される。
【0013】図3(A)のワイドORゲート300は、
図2(A)のワイドORゲート200よりもトランジス
タの数は少ないが、図3(A)のより広いORゲート3
00には、図2(A)のORゲート200よりも速度の
点でさらに大きな欠点がある。
【0014】先行技術のゼロパワー素子 電池の電力を用いるノートブック型コンピュータおよび
他の装置の導入によって、これらの装置内の電子回路
は、電池をより長期にわたって長持ちさせるために、で
きるだけ少ない電力を使用することが要求される。電池
で電力を供給されない装置でも、エネルギを節約して動
作コストを削減するために、できるだけ少ない電力消費
で動作する電子回路を有することが望ましい。
【0015】ノートブック型コンピュータ等の、電池で
電力を供給される装置で用いるための、ゼロパワー部品
と呼ばれる特殊な電子部品が製造業者らによって開発さ
れた。ゼロパワー部品は、スリープモードとも呼ばれる
低電力消費モードを有し、ある時間期間にわたってゼロ
パワー部品がアクセスされなかったならばこのモードに
入る。スリープモードを生成するために、スリープモー
ド信号がゼロパワー部品内の回路によって発生され、あ
る時間期間にわたって入力信号が受取られなかったなら
ば真の状態で伝送されて、ゼロパワー部品の内部構成要
素をオフにする。ゼロパワー部品への別の入力信号が受
取られれば、スリープモード信号は補数の状態で伝送さ
れて、ゼロパワー部品の内部構成要素をスリープモード
からパワーアップする、または立上がらせる。
【0016】上述のAmPALCE22V10に関して
は、ゼロパワーバージョンであるAmPALCE22V
10Z−25もまた、アドバンスト・マイクロ・ディバ
イシズ・インコーポレイテッドから入手可能である。A
mPALCE22V10Z−25はスリープモードから
パワーアップするのに時間を要するので、ゼロパワーで
ないバージョンよりも低速で動作する。
【0017】ゼロパワー素子で用いられる先行技術のワ
イドORゲート AmPALCE22V10Z−25においてANDゲー
トを実現するのに用いられるゼロパワーセンスアンプの
設計のために、使用されるワイドORゲートは両立する
ように特殊に設計される。AmPALCE22V10Z
−25のゼロパワーセンスアンプの出力はスリープモー
ドの間、電力を節約するようにロウ状態におかれる。ゼ
ロパワー構成要素をスリープモードからパワーアップさ
せる入力遷移が検出されると、ゼロパワーセンスアンプ
は、必要であればハイ状態に戻るための回復時間期間を
必要とする。
【0018】スリープモードの間、ゼロパワーセンスア
ンプはロウ状態に進むので、図2(A)および図3
(A)のORゲートとは異なり、AmPALCE22V
10Z−25のORゲートは、スリープモードの間にそ
の出力を以前のウェイクモードの状態にラッチしてOR
ゲート出力が影響されないようにするための回路を含
む。さらに、センスアンプがパワーアップするための時
間遅延のために、AmPALCE22V10Z−25の
ORゲートは、誤った信号を出力するのを避けるよう
に、センスアンプが回復してしまうまでパワーアップを
遅延する回路を含む。
【0019】AmPALCE22V10Z−25で使用
されるゼロパワーワイドORゲート400は、図4に示
される。センスアンプ入力を受取るために、ワイドOR
ゲート400は、そのゲートでセンスアンプからの入力
信号SA1−SAnを受取るnチャネルトランジスタ4
021 −402n を含む。トランジスタ4021 −40
n のソースはVSSに結合され、そのドレインはノード
401で電流源トランジスタ404に結合される。
【0020】スリープモードの間にORゲートの以前の
状態をラッチするために、ORゲート400はさらに、
インバータ406および408によって形成されるラッ
チを含む。インバータ406と408との間の接続は4
11と符号を付される。ラッチ406、408はノード
411で、トランジスタ410のソースとドレインとの
間で形成される電流路を介してノード401に接続され
る。1対のトランジスタ412および414は、ノード
411とインバータ408との間で並列に接続される電
流路を有する。トランジスタ410および414のゲー
トはラインPHIに結合され、トランジスタ412はラ
インPHIBに結合される。ラインPHIは、スリープ
モードをロウ状態で示すスリープモード信号を伝送し、
一方ラインPHIBは、スリープモードをハイ状態で示
すスリープモード信号を伝送する。
【0021】ワイドORゲート400のOR出力を与え
るために、インバータ416がノード411に接続さ
れ、その出力としてワイドORゲート400のOR出力
を与える。さらに、ノード411へのさらなる接続がワ
イドORゲート400のNOR出力を与える。
【0022】動作において、まず、スリープモード信号
が、PHIがハイでありかつPHIBがロウであるアウ
ェイク状態を示し、どのセンスアンプの出力もハイでは
ない、第1の状態にあると仮定する。どのセンスアンプ
もハイでないので、トランジスタ4021 −402n
どれも導通せず、電流源トランジスタ404はノード4
01をハイに引く。PHIがハイなので、トランジスタ
410はさらに導通して、ノード411をハイにする。
【0023】ノード411がハイなので、NOR出力は
ハイになり、インバータ416を介したOR出力はロウ
になる。PHIがハイであり、かつPHIBがロウなの
で、トランジスタ412および414はオフとなり、イ
ンバータ408の出力を分離する。ノード411がハイ
なので、インバータ406の出力はロウになり、一方イ
ンバータ408の出力はハイになる。
【0024】センスアンプの出力SA1−SAnのいず
れかがハイになると、その関連のトランジスタ4021
−402n は導通し、トランジスタ404からの電流に
打ち勝って、ノード401をロウに引く。PHIがまだ
ハイなので、トランジスタ410は導通して、ノード4
11をロウに引き、さらにNOR出力をハイに、かつO
R出力をロウに引く。PHIBがロウのままなので、ト
ランジスタ412および414はオフのままであり、イ
ンバータ408の出力を分離する。ノード411がロウ
なので、インバータ406の出力はハイになり、一方イ
ンバータ408の出力はロウになる。
【0025】次に、スリープモード信号が、PHIがロ
ウでありかつPHIBがハイであるスリープ状態を示
し、どのセンスアンプ出力もハイではない状態にあると
仮定する。PHIがロウであり、かつPHIBがハイな
ので、トランジスタ412および414はオンであり、
トランジスタ410はオフであり、インバータ408の
出力をノード411に接続し、ノード401を分離し
て、そのためインバータ406および408は、NOR
出力をスリープモード以前のその最後の状態にラッチす
るのを可能にする。OR出力も同様にスリープモード前
の状態を保持する。
【0026】センスアンプ出力SA1−SAnのすべて
がスリープモードの間はセンスアンプ内の電力を節約す
るためにロウになるので、トランジスタ4021 −40
nのすべてはオフになって、トランジスタ404はノ
ード401をハイに引くことができる。ノード401は
したがって、それ以前のウェイクモードの間の状態にか
かわらず、スリープモードにおいては常にハイである。
スリープモード前にはハイ状態にあったセンスアンプが
次のウェイクモードの間にパワーアップし、かつロウ状
態からハイ状態に戻るのに必要な時間遅延のために、ワ
イドORゲート400は短期間、誤った出力を生成しか
ねない。ORゲート400が誤った出力を生成するのを
防ぐために、センスアンプがスリープモードから回復し
てしまうまでNORゲートへのPHIおよびPHIBを
遅延するために回路(図示せず)が設けられる。
【0027】上述のように、その以前の状態をラッチし
ないAmPALCE22V10Z−25のセンスアンプ
と両立させるために、ワイドORゲート400はスリー
プモードの間にその出力をラッチし、センスアンプがス
リープモードから回復するまでパワーアップを遅延させ
るための回路(図示せず)を含む。さらに、ワイドOR
ゲート400はそのデータ経路の一部をラッチするの
で、ORゲート400がスリープモードから回復するの
を可能にするさらなる時間遅延が設けられる。しかしな
がら、同時に、ワイドORゲート400の設計は、典型
的には、速度面の利点を提供し、センスアンプ入力を1
つ加えるのに、追加する必要のあるトランジスタは1つ
だけなので、図2(A)および図3(A)のORゲート
の双方よりもシリコンチップ上で必要とする面積が小さ
い。
【0028】しかしながら、AmPALCE22V10
Z−25で使用されるセンスアンプとは異なり、より最
近のセンスアンプは、無視できる程度の電力を消費しな
がら、スリープモードにおいてその以前の状態をラッチ
するように設計される。このようなゼロパワーセンスア
ンプは、「カスコードを備えたゼロパワーセンスアンプ
のラッチング」(Latching Zero-power Sense Amplifie
r With Cascode)と題される、同時係属中の米国出願連
続番号第 号に開示され、先に引用によって援用し
た。
【0029】
【発明の概要】この発明は、その以前の状態をラッチす
る、より最近のセンスアンプとともに用いるように設計
されるワイドORゲートを提供する。
【0030】この発明はさらに、図2(A)、図3
(A)、および図4に示される先行技術のワイドORゲ
ートよりも速い動作速度を提供する回路を備えたワイド
ORゲートを提供する。
【0031】この発明はさらに、図2(A)および図3
(A)のORゲートと比較して、センスアンプ入力を1
つ加えるのに必要とするシリコンチップ上の面積が小さ
いワイドORゲートを提供する。
【0032】この発明はさらに、図2(A)および図3
(A)に見られるようなCMOS論理を用いないが、ス
リープモードの間は電力を消費しないORゲートを提供
する。
【0033】本発明のワイドORゲートは、複数の入力
トランジスタを含み、各入力トランジスタのゲートは複
数のセンスアンプ入力からセンスアンプ入力を1つ受取
るように接続され、複数の入力トランジスタの各々のソ
ースおよびドレインは、電流供給ノードとVSSとの間に
結合され、電流供給ノードは論理ゲート出力に結合され
る。本発明のワイドORゲートはさらに、スリープモー
ド信号が非活性であるときには電流源を電流供給ノード
に結合し、かつスリープモード信号が活性であるときに
は電流源を電流供給ノードから分離する電流源結合手段
を含む。
【0034】図4のワイドORゲートと同様、センスア
ンプ入力接続を1つ加えるのに単一の入力トランジスタ
が加えられるので、本発明は、図2(A)および図3
(A)のワイドORゲートほどシリコンの面積を必要と
しない。さらに、本発明は図2(A)および図3(A)
の回路よりも動作が速い。
【0035】図4の構成では、その以前の状態をラッチ
するセンスアンプに接続されると、センスアンプがオン
であれば、スリープモードでも電力を消費するが、それ
とは異なり、本発明ではスリープモードの間は電流を分
離する電流源結合手段のために、万一センスアンプがオ
ンであっても、スリープモードでは限られた電力しか消
費しない。
【0036】本発明のワイドORゲートの電流源はさら
に、弱い電流源と強い電流源とを含み、電流源結合手段
はさらに、(a)電流供給ノードがハイの値を有すると
きには、弱い電流源を電流供給ノードに結合し、かつ強
い電流源を電流供給ノードから分離し、(b)電流供給
ノードがローの値を有するときには、強い電流源を電流
供給ノードに結合し、かつ弱い電流源を電流供給ノード
から分離する。
【0037】電流供給ノードのロウからハイへの遷移の
際に弱い電流源を与えることによって、オンになるセン
スアンプは、強い電流供給源からの電流にセンスアンプ
が打ち勝たなくてはならない場合よりもはるかに速く電
流供給ノードを遷移させ、図4の回路と比較して、本発
明のワイドORゲートの全体的な速度を高める。同様
に、電流供給ノードのロウからハイへの遷移の際に強い
電流源を与えることによって、より迅速な遷移のために
電流が利用可能であり、本発明の全体的な速度をさらに
高める。
【0038】本発明はさらに、そのインバータ入力が電
流供給ノードに結合され、インバータ出力が論理ゲート
出力ノードに結合されるインバータと、電流供給ノード
のロウからハイへの遷移の間の短い時間、インバータ出
力をVSSに結合するためのしきい値シフトトランジスタ
とを含む。
【0039】インバータは大きなプルアップトランジス
タおよび小さなプルダウントランジスタを有するので、
ロウからハイへの遷移の間、大きなプルアップトランジ
スタは、しきい値シフトトランジスタと組合わせること
でインバータの小さなプルダウントランジスタでもより
簡単に打ち勝つことができる。このようなしきい値シフ
トトランジスタを用いることで、本発明の全体的な速度
はさらに高められる。
【0040】本発明のさらなる詳細は、添付の図面を参
照して説明する。
【0041】
【詳細な説明】図5は、本発明のゼロパワーワイドOR
ゲート500を示す。センスアンプ入力を受取るため
に、図4のワイドORゲートと同様に、ワイドORゲー
ト500はnチャネルトランジスタ5021 −502n
を含み、これらはそのゲートでセンスアンプからの入力
信号SA1−SAnを受取る。トランジスタ5021
502n のソースはVSSに結合され、ドレインは電流供
給ノード501に結合される。
【0042】電流供給ノード501に電流を与えるため
に、ワイドORゲート500は、強い電流源pチャネル
トランジスタ504と弱い電流源pチャネルトランジス
タ506とを含む。強い電流源トランジスタ504のド
レインは、VDDに接続され、ゲートは電圧基準VNOR
EFに接続される。弱い電流源トランジスタ506のソ
ースは、VDDに接続され、ドレインは電流供給ノード5
01に接続される。電流結合pチャネルトランジスタ5
08は、ソースを強い電流源トランジスタ504のドレ
インに接続し、かつドレインを電流供給ノード501に
接続させることによって、強い電流源トランジスタ50
6を電流供給ノード501に結合する。
【0043】強いおよび弱い電流源トランジスタ504
および506の電流供給ノード501への結合を制御す
るために、ワイドORゲート500の出力ノード511
からフィードバックが与えられる。インバータ512は
電流供給ノード501をワイドORゲート出力ノード5
11に結合する。フィードバックはワイドORゲート出
力ノード511を、弱い電流源トランジスタ506のゲ
ートと2入力NANDゲート510の第1の入力とに結
合する。NANDゲート510の第2の入力はラインP
HIに接続される。ラインPHIは、ロウ状態でスリー
プモードを示すスリープモード信号を伝送する。NAN
Dゲート510の出力は、電流結合トランジスタ508
のゲートに接続される。
【0044】電流供給ノード501のロウからハイへの
遷移の間に、より簡単にインバータ512の入力しきい
値に打ち勝つために、ワイドORゲート500にさらな
る回路が設けられる。インバータ512は、大きなプル
アップpチャネルトランジスタおよび小さなプルダウン
nチャネルトランジスタを有するCMOS論理を含む。
電流供給ノード501のロウからハイへの遷移の間にイ
ンバータ512のしきい値を下げるために、しきい値シ
フトnチャネルトランジスタ514が設けられ、そのゲ
ートは電流供給ノード501に接続され、かつドレイン
はワイドORゲート出力ノード511に接続される。し
きい値結合nチャネルトランジスタ520のドレイン
は、トランジスタ514のソースに結合され、ソースは
SSに接続される。2つの直列インバータ516および
518の入力はワイドORゲート出力ノード511に接
続され、出力はトランジスタ520のゲートに接続され
て、電流供給ノード501のロウからハイへの遷移の際
のみにノード511を迅速にプルダウンするための時間
遅延を与える。
【0045】ワイドORゲート500のOR出力は、ワ
イドORゲート出力ノード511から直接供給される。
ワイドORゲート500のNOR出力は、直列トランジ
スタ516および518の間の接続によって与えられ
る。
【0046】ワイドORゲート500はスリープモード
の間にその以前の状態をラッチしないので、ワイドOR
ゲート500は、その以前の状態をラッチするセンスア
ンプとともに使用するように意図される。
【0047】ワイドORゲート500の動作は以下のよ
うに説明される。1.ウェイク状態、センスアンプの1つがハイ 動作において、まず、PHIがハイであってスリープモ
ード信号がアウェイク状態を示し、センスアンプの1つ
がオンであって、そのそれぞれの出力SA1−SAnが
ハイになる第1の状態を仮定する。
【0048】センスアンプ出力SA1−SAnがハイな
ので、その関連の入力トランジスタ5021 −502n
は導通し、ノード501をロウに引く。インバータ51
2はノード511をハイに引き、したがってワイドOR
ゲート500のOR出力をハイに引く。ノード511が
ハイなので、弱い電流源トランジスタ506はオフにな
り、インバータ516の動作によって、ワイドORゲー
ト500のNOR出力はロウになる。NOR出力がロウ
なので、インバータ518の動作によってしきい値結合
トランジスタ520がオンになり、しきい値シフトトラ
ンジスタ514を可能化する。しきい値シフトトランジ
スタ514はここではインバータ512とともに、ノー
ド501の後のロウからハイへの遷移のために、ノード
501に関してインバータ512の実効的な入力遷移し
きい値を下げるように動作する。PHIおよびノード5
11の双方がハイなので、NANDゲート510の出力
はロウになり、電流結合トランジスタ508をオンにす
る。VNOREFは、強い電流源トランジスタ504に
よって供給される電流が、オンであるトランジスタ50
1 −502n の入力トランジスタに打ち勝つことがで
きないように、したがって電流供給ノード501がロウ
のままであるように設定される。すべてのセンスアンプ
がオフになるときにノード501のロウからハイへの後
の遷移を速めるように、強い電流源トランジスタ504
によって電流が供給される。
【0049】2.スリープモードへの遷移、センスアン
プの1つがハイ 次に、PHIがロウに切換わってスリープモードへの遷
移が行なわれ、1つまたはそれ以上のセンスアンプがオ
ンのままである第2の状態に入ると仮定する。
【0050】PHIがロウになるので、NANDゲート
510の出力はハイになり、電流結合トランジスタ50
8をオフにする。弱い電流結合トランジスタ506がオ
フのままなので、ノード501はロウのままであり、す
べての電流の流れが止まる。ノード501がロウのまま
なので、ワイドORゲート500のORおよびNOR出
力はその以前の状態を保持する。
【0051】3.ウェイクモードへの遷移、センスアン
プの1つがハイ 次に、PHIがハイに戻り、第1のアウェイク状態への
遷移が行なわれ、1つまたはそれ以上のセンスアンプが
オンのままである状態を仮定する。
【0052】1つまたはそれ以上のセンスアンプがハイ
のままであり、PHIがハイに戻るので、NANDゲー
ト510はロウになり、電流結合トランジスタ508が
再びオンとなって、電流供給ノード501に電流を供給
する。センスアンプがオンなので、その対応するトラン
ジスタ5021 −502n は強い電流源504に打ち勝
ち、ノード501はロウのままである。ノード501が
ロウのままなので、ワイドORゲート500のORおよ
びNOR出力はそれらの以前の状態を保持し、上述した
第1の状態を維持する。
【0053】4.ウェイクモード、どのセンスアンプも
ハイでない状態への遷移 次に、PHIがハイのままでウェイクモードが維持さ
れ、一方センスアンプのすべてがオフとなって、出力S
A1−SAnのすべてをロウにし、すべてのトランジス
タ5021 −502n をオフにする、第3の状態に入る
と仮定する。
【0054】NANDゲート510の出力がロウであ
り、トランジスタ5021 −502nのすべてがオフに
なるので、電流結合トランジスタ508は導通し、その
ため強い電流源トランジスタ504は電流供給ノード5
01をハイに引くことができる。しきい値シフトトラン
ジスタ514は、インバータ512がOR出力をロウに
引く動作を速める。OR出力がロウになると、インバー
タ516はNOR出力をハイに引き、このことがインバ
ータ518を出力をロウにして、しきい値結合トランジ
スタ520をオフにし、それによってしきい値シフトト
ランジスタ514を不能化する。しきい値シフトトラン
ジスタ514はもはやインバータ512とともには動作
せず、電流供給ノード501の後のハイからロウへの迅
速な遷移のために所望される、より高い入力遷移しきい
値をもたらす。OR出力がロウなので弱い電流源トラン
ジスタ506はオンになる。PHIがハイであるか、ま
たはロウであるかにかかわらず、OR出力がロウなの
で、NANDゲート510の出力はハイになり、電流結
合トランジスタ508はオフとなり、強い電流源トラン
ジスタ504から電流供給ノード501を分離する。電
流供給ノード501は、弱い電流源トランジスタ506
によって引続きハイに保持される。センスアンプの1つ
がオンになるときの電流供給ノード501の後のハイか
らロウへの遷移を速めるために、弱い電流源トランジス
タ506によって電流が供給される。
【0055】5.スリープモードへの遷移、どのセンス
アンプもハイでない状態 次に、PHIがロウに切換わって、スリープモードへの
遷移が行なわれ、すべてのセンスアンプがオフのままで
ある、第4の状態に入ると仮定する。
【0056】PHIがロウになっても変化は起こらな
い。ノード501がハイなので、NANDゲート510
の出力はハイのままであり、電流結合トランジスタ50
8をオフのままにする。弱い電流源トランジスタ506
は、引続き電流供給ノード501をハイに保持する。
【0057】6.ウェイクモードへの遷移、どのセンス
アンプもハイでない状態 次に、PHIが再びハイに切換わり、第3のアウェイク
状態への遷移が行なわれ、センスアンプのすべてがオフ
のままである状態を仮定する。
【0058】PHIがハイになると、ノード501がハ
イのままなので、NANDゲート510の出力はハイの
ままであり、その他の変化は起こらない。
【0059】7.ウェイクモード、センスアンプの1つ
がハイである状態への遷移 次に、PHIがアウェイクモードでハイのままである、
第1の状態に遷移が行なわれ、1つまたはそれ以上のセ
ンスアンプがオンに遷移する状態を仮定する。
【0060】センスアンプがオンになると、関連の入力
SA1−SAnがハイになり、その関連の入力トランジ
スタ5021 −502n をオンにする。関連の入力トラ
ンジスタ5021 −502n は弱い電流源トランジスタ
506に打ち勝ち、電流供給ノード501をロウに引
く。インバータ512の比較的高い入力遷移しきい値
が、迅速にOR出力をハイに引く。これをもって上述し
た第1の状態に戻る。
【0061】8.結論 本発明のワイドORゲート500は、先行技術のワイド
ORゲートと比較していくつもの利点を提供する。ま
ず、図4のワイドORゲートと同様、センスアンプ入力
接続の各々についてトランジスタ5021 −502n
単一の入力トランジスタが加えられるので、この発明で
は図2(A)および図3(A)のワイドORゲートほど
シリコンの面積を必要としない。さらに、図4に類似し
た回路を有することで、本発明でも同様に図2(A)お
よび図3(A)の回路よりも動作が速い。
【0062】NANDゲート510がスリープモードの
間は電流を分離するように構成されるので、その以前の
状態をラッチしたセンスアンプに接続されるとセンスア
ンプがオンであればスリープモードで電力を消費する図
4の構成とは異なり、センスアンプが万一オンであって
も、スリープモードでは限られた電力しか消費しない。
【0063】電流供給ノード501のロウからハイへの
遷移の間に弱い電流源506を与えることで、オンにな
るセンスアンプは、強い電流源からの電流に打ち勝たな
くてはならない場合よりもかなり速く遷移し、したがっ
て図4の回路と比較して本発明のワイドORゲートの全
体的な速度を高める。同様に、電流供給ノード501の
ハイからロウへの遷移の間に強い電流供給源506を与
えることで、より迅速な遷移のための電流が利用可能と
なり、本発明の全体的な速度をさらに高める。
【0064】インバータ512が大きなプルアップトラ
ンジスタおよび小さなプルダウントランジスタを有する
ので、ロウからハイへの遷移の間、大きなプルアップト
ランジスタは、しきい値シフトトランジスタ514と組
合わせることで、インバータの小さなプルダウントラン
ジスタでも容易に打ち勝つことができる。しきい値シフ
トトランジスタ514を用いることによって、本発明の
全体的な速度はさらに高まる。
【0065】この発明が特定的に説明されたが、これは
単に当業者にこの発明をいかに実現し、利用するかを教
示するためのものである。前掲の特許請求の範囲によっ
て規定される本発明の範囲内に多くの変更が含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】「積和項」出力を生成するために「和」を実現
するのにワイドORゲートを用いる典型的な先行技術の
PAL装置のアレイ構造を示す図である。
【図2】(A)は先行技術のCMOSワイドORゲート
の回路を示し、(B)は、(A)の回路で用いられるN
ORゲートの回路を示し、(C)は、(A)の回路で用
いられるNANDゲートの回路を示す図である。
【図3】図2(A)のワイドORゲートよりもトランジ
スタの数が少ない、先行技術のCMOSワイドORゲー
ト300の回路を示す図であり、(B)は(A)の回路
で用いられるNORゲートの回路を示し、(C)は
(A)の回路で用いられるNANDゲートの回路を示す
図である。
【図4】スリープモードの間は出力がロウ状態に移行す
るセンスアンプとともに利用されるゼロパワーワイドO
Rゲートを示す図である。
【図5】本発明のゼロパワーワイドORゲートを示す図
である。
【符号の説明】
500 ワイドORゲート 501 電流供給ノード 502 入力トランジスタ 508 電流結合トランジスタ 511 ワイドOR出力ノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブラッドレー・エイ・シャープ−ガイスラ ー アメリカ合衆国、95120 カリフォルニア 州、サン・ホーゼイ、ドット・コート、 1416

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラマブル論理装置の「積和項」出
    力の「和」を実現するための論理ゲートであって、前記
    論理ゲートは複数のセンスアンプ入力と、活性であると
    きに低い電力が用いられるべきであることを示すスリー
    プモード信号とを受取り、前記論理ゲートは論理ゲート
    出力ノードで出力信号を与え、前記論理ゲートは複数の
    入力トランジスタを含み、各入力トランジスタは前記複
    数のセンスアンプ入力から1つのセンスアンプ入力を受
    取るように接続されるゲートを有し、前記複数の入力ト
    ランジスタの各々は、電流供給ノードと第1の電位との
    間に結合されるソースおよびドレインを有し、前記電流
    供給ノードは前記論理ゲート出力ノードに結合され、さ
    らに電流供給源と、 前記スリープモード信号が非活性のときに前記電流供給
    ノードに前記電流源を結合し、かつ前記スリープモード
    が活性であるときに前記電流供給ノードから前記電流源
    を分離するための電流源結合手段とを含む、論理ゲー
    ト。
  2. 【請求項2】 前記電流源が、 弱い電流源と、 強い電流源とを含み、 前記電流源結合手段がさらに、 (a) 前記電流供給ノードがハイの値を有するときに
    は前記弱い電流源を前記電流供給ノードに結合し、かつ
    前記強い電流源を前記電流供給ノードから分離し、 (b) 前記電流供給ノードがロウの値を有するときに
    は、前記強い電流源を前記電流供給ノードに結合し、か
    つ前記弱い電流源を前記電流供給ノードから分離する、
    請求項1に記載の論理ゲート。
  3. 【請求項3】 前記電流供給ノードに結合されるインバ
    ータ入力と、前記論理ゲート出力ノードに結合されるイ
    ンバータ出力とを有するインバータと、 前記電流供給ノードのロウからハイへの遷移の間の予め
    定められた時間にわたって、前記インバータ出力を前記
    第1の電位に結合するためのインバータしきい値シフト
    手段とをさらに含む、請求項1に記載の論理ゲート。
  4. 【請求項4】 プログラマブル論理装置の「積和項」出
    力の「和」を実現するための論理ゲートであって、前記
    論理ゲートは複数のセンスアンプ入力を受取り、かつ論
    理ゲート出力ノードにおいて出力信号を与え、前記論理
    ゲートは複数の入力トランジスタを含み、各入力トラン
    ジスタは、前記複数のセンスアンプ入力から1つのセン
    スアンプ入力を受取るように接続されるゲートを有し、
    前記複数の入力トランジスタの各々は、電流供給ノード
    と第1の電位との間に結合されるソースおよびドレイン
    を有し、前記電流供給ノードは前記論理ゲート出力ノー
    ドに結合され、さらに弱い電流源と、 強い電流源と、 (a) 前記電流供給ノードがハイの値を有するときに
    は、前記弱い電流源を前記電流供給ノードに結合し、か
    つ前記強い電流源を前記電流供給ノードから分離し、 (b) 前記電流供給ノードがロウの値を有するときに
    は、前記強い電流源を前記電流供給ノードに結合し、か
    つ前記弱い電流源を前記電流供給ノードから分離する、
    電流源結合手段とを含む、論理ゲート。
  5. 【請求項5】 前記電流供給ノードに結合されるインバ
    ータ入力と、前記論理ゲート出力ノードに結合されるイ
    ンバータ出力とを有するインバータと、 前記電流供給ノードのロウからハイへの遷移の間の予め
    定められた時間にわたって、前記インバータ出力を前記
    第1の電位に結合するためのインバータしきい値シフト
    手段とをさらに含む、請求項4に記載の論理ゲート。
  6. 【請求項6】 前記電流源結合手段が、 前記強い電流源と前記電流供給ノードとの間に結合され
    るソースおよびドレインを有する電流結合トランジスタ
    と、 前記スリープモード信号を受取るように結合される第1
    の入力と、前記電流結合トランジスタのゲートに結合さ
    れる出力とを有するNANDゲートと、 前記電流供給ノードと、前記弱い電流源の制御ゲート
    と、前記NANDゲートの第2の入力とに結合されるフ
    ィードバックラインとを含む、請求項5に記載の論理ゲ
    ート。
  7. 【請求項7】 プログラマブル論理装置の「積和項」出
    力の「和」を実現するための論理ゲートであって、前記
    論理ゲートは複数のセンスアンプ入力を受取り、かつ論
    理ゲート出力ノードにおいて出力信号を与え、前記論理
    ゲートは、 複数の入力トランジスタを含み、各入力トランジスタ
    は、前記複数のセンスアンプ入力から1つのセンスアン
    プ入力を受取るように接続されるゲートを有し、前記複
    数の入力トランジスタの各々は、電流供給ノードと第1
    の電位との間に結合されるソースおよびドレインを有
    し、前記電流供給ノードは前記論理ゲート出力ノードに
    結合され、さらに前記電流供給ノードに結合される電流
    源と、 前記電流供給ノードに結合されるインバータ入力と、前
    記論理ゲート出力ノードに結合されるインバータ出力と
    を有するインバータと、 前記電流供給ノードのロウからハイへの遷移の間の予め
    定められた時間にわたって、前記インバータ出力を前記
    第1の電位に結合するためのインバータしきい値シフト
    手段とを含む、論理ゲート。
  8. 【請求項8】 前記インバータしきい値シフト手段が、 前記電流供給ノードに結合されるゲートと、前記論理ゲ
    ート出力ノードに結合されるドレインと、ソースとを有
    するしきい値シフトトランジスタと、 前記論理ゲート出力ノードに結合される入力と、出力と
    を有する2つの直列インバータと、 前記しきい値シフトトランジスタの前記ソースに結合さ
    れるドレインと、前記2つの直列インバータの前記出力
    に結合されるゲートと、前記第1の電位に結合されるソ
    ースとを有するしきい値結合トランジスタとを含む、請
    求項7に記載の論理ゲート。
  9. 【請求項9】 プログラマブル論理装置の「積和項」出
    力の「和」を実現するための論理ゲートであって、前記
    論理ゲートは、複数のセンスアンプ入力と、活性である
    ときに低い電力が用いられるべきであることを示すスリ
    ープモード信号とを受取り、前記論理ゲートは論理ゲー
    ト出力ノードにおいて出力信号を与え、前記論理ゲート
    は複数のnチャネル入力トランジスタを含み、各入力ト
    ランジスタは、前記複数のセンスアンプ入力から1つの
    センスアンプ入力を受取るように接続されるゲートを有
    し、前記複数の入力トランジスタの各々は、電流供給ノ
    ードに結合されるソースと、第1の電位に結合されるド
    レインとを有し、さらに電圧基準に結合されるゲート、
    第2の電位に結合されるドレイン、およびソースを有す
    る強い電流源pチャネルトランジスタと、 前記第2の電位に結合されるドレイン、前記電流供給ノ
    ードに結合されるソース、およびゲートを有する弱い電
    流源pチャネルトランジスタと、 前記強い電流源pチャネルトランジスタの前記ソースに
    結合されるソース、および前記電流供給ノードに結合さ
    れるドレインを有する電流結合pチャネルトランジスタ
    と、 前記スリープモード信号を受取るように結合される第1
    の入力、および前記電流結合トランジスタのゲートに結
    合される出力を有するNANDゲートと、 前記電流供給ノードに結合されるインバータ入力、およ
    び前記論理ゲート出力ノードに結合されるインバータ出
    力を有するインバータと、 前記電流供給ノード、前記弱い電流源pチャネルトラン
    ジスタのゲート、および前記NANDゲートの第2の入
    力に結合されるフィードバックラインと、 前記電流供給ノードに結合されるゲート、前記論理ゲー
    ト出力ノードに結合されるドレイン、およびソースを有
    するしきい値シフトnチャネルトランジスタと、 論理ゲート出力ノードに結合される入力、および出力を
    有する2つの直列インバータと、 前記しきい値シフトトランジスタの前記ソースに結合さ
    れるドレイン、前記2つの直列インバータの前記出力に
    結合されるゲート、および前記第1の電位に結合される
    ソースを有するしきい値結合nチャネルトランジスタと
    を含む、論理ゲート。
  10. 【請求項10】 活性のときに低い電力が用いられるべ
    きであることを示すスリープモード信号を受取るプログ
    ラマブルアレイ論理装置であって、前記プログラマブル
    アレイ論理装置はより少ない複数のプログラマブルアレ
    イセルを含む複数のプログラマブルアレイセルを含み、
    前記より少ない複数の各々は積項ラインに結合される出
    力を備えたアレイセルを含み、さらに複数のセンスアン
    プを含み、前記複数のセンスアンプのうちの前記センス
    アンプの各々は、前記より少ない複数のプログラマブル
    アレイセルの1つの所与の積項ラインに結合され、さら
    に少なくとも1つの前記センスアンプからの出力を受取
    るように結合される複数のORゲートを含み、前記OR
    ゲートの各々は、 (a) 複数のnチャネル入力トランジスタを含み、各
    入力トランジスタは、前記複数のセンスアンプのうちの
    1つのセンスアンプからのセンスアンプ出力を受取るよ
    うに接続されるゲートを有し、前記複数の入力トランジ
    スタの各々は、電流供給ノードに結合されるソースと第
    1の電位に結合されるドレインとを有し、さらに (b) 電圧基準に結合されるゲート、第2の電位に結
    合されるドレイン、およびソースを有する強い電流源p
    チャネルトランジスタと、 (c) 前記第2の電位に結合されるドレイン、前記電
    流供給ノードに結合されるソース、およびゲートを有す
    る弱い電流源pチャネルトランジスタと、 (d) 前記強い電流源pチャネルトランジスタの前記
    ソースに結合されるソース、および前記電流供給ノード
    に結合されるドレインを有する結合トランジスタと、 (e) 前記スリープモード信号を受取るように結合さ
    れる第1の入力、および前記電流結合トランジスタのゲ
    ートに接続される出力を有するNANDゲートと、 (f) 前記電流供給ノードに結合されるインバータ入
    力、および前記論理ゲート出力ノードに結合されるイン
    バータ出力を有するインバータと、 (g) 前記弱い電流源pチャネルトランジスタの前記
    ゲートと前記NANDゲートの第2の入力とに結合され
    る電流結合フィードバックと、 (h) 前記電流供給ノードに結合されるゲート、前記
    論理ゲート出力ノードに結合されるドレイン、およびソ
    ースを有する第1のしきい値シフトnチャネルトランジ
    スタと、 (i) 前記論理ゲート出力ノードに結合される入力、
    および出力を有する2つの直列インバータと、 前記第1のしきい値シフトトランジスタの前記ソースに
    結合されるドレインと、前記2つの直列インバータの前
    記出力に結合されるゲートと、前記第1の電位に結合さ
    れるソースとを有する第2のしきい値シフトnチャネル
    トランジスタとを含み、前記プログラマブルアレイ論理
    装置はさらに複数の出力論理マクロセルを含み、前記出
    力論理マクロセルの各々は、前記複数のORゲートのう
    ちの1つのORゲートの前記論理ゲート出力ノードに結
    合され、前記出力論理マクロセルの各々は、その出力が
    レジスタを有するか組合わせ型であるかを選択するよう
    にプログラム可能である、プログラマブルアレイ論理装
    置。
JP6212315A 1993-09-08 1994-09-06 プログラマブル論理装置の「積和項」出力の「和」を実現するための論理ゲート、およびプログラマブルアレイ論理装置 Withdrawn JPH07183770A (ja)

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US08/118,801 US5457404A (en) 1993-09-08 1993-09-08 Zero-power OR gate
US118801 1993-09-08

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