JPH0718192U - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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Publication number
JPH0718192U
JPH0718192U JP046684U JP4668493U JPH0718192U JP H0718192 U JPH0718192 U JP H0718192U JP 046684 U JP046684 U JP 046684U JP 4668493 U JP4668493 U JP 4668493U JP H0718192 U JPH0718192 U JP H0718192U
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JP
Japan
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furnace
hot air
heated
heater
air
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Pending
Application number
JP046684U
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English (en)
Inventor
清明 吉井
俊彰 森
Original Assignee
四国計測工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 四国計測工業株式会社 filed Critical 四国計測工業株式会社
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  • Coating Apparatus (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱対象物の表面がむらなく短時間に加熱さ
れ、対象物の内部も加熱され易い加熱装置の開示 【構成】 炉1内部に近赤外線をヒータ2と、反射板3
と、ダクト4と、スチールベルト5を配設し、ヒータ2
で加熱した熱風をダクト4の噴出口10からスチールベ
ルト5に向かって噴出させることを特徴とする加熱装
置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、食品、木、紙、プラスチック等の加熱や塗装の乾燥に用い ることができる加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、食品の加熱装置としては炉内にヒータを配設したものがあるが、単にヒ ータを配設しただけでは炉内に温度むらが生じ易いので、加熱効率をあげるため に、炉内に加熱したガスを噴射して加熱を行なうもの、あるいは炉内に加熱板を 配設したものなどが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、加熱したガスを噴射して加熱を行なう場合には、ガスの温度を 高めるための時間がかかるほか、加熱したガスの熱が摂氏230度cと低いため 、加熱対象物の加熱に時間がかかり、加熱対象物の品質が劣化したり表面が乾燥 する問題がある。又、熱板への間接接触方式では材料が軟らかくて熱板に広く面 接触するもののみに限られる他、上・下面だけの加熱が主であり、内部に熱が伝 わり難い不具合がある。
【0004】 そこで、本考案は、発生する熱エネルギーが高くて加熱時間が短く、加熱対象 物の形状に左右されずに内部まで充分に加熱できる加熱装置を提供することを目 的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案の請求項1にかかる加熱装置は、加熱対象 物を内蔵して加熱する炉内に配設されて近赤外線を放射するヒータと、前記炉の 内外に設けられて炉内の加熱空気を集めて炉外に出した後に再度炉内に導いて対 象物の設置位置に向かって噴出させる熱風通路と、この熱風通路に設けられて循 環させる熱風に送風圧力を加える熱風圧送手段とを備え、炉内で発生した近赤外 線の排熱を利用することを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案にかかる加熱装置によれば、近赤外線の輻射により物質の表面に伝熱し 易くなり、熱風加熱された空気が炉内を対流するので、加熱対象物の表面がむら なく短時間に暖められ、加熱対象物の内部も加熱され易くなる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例にかかる加熱装置を図面に基づいて説明する。
【0008】 図1は本考案の実施例にかかる加熱装置の概略構成を示したものであり、符号 1は炉、符号2は近赤外線を放射するヒータ、符号3はヒータ2の反射板、符号 4は熱風を循環させる熱風通路を形成するダクト、符号5はスチールベルト、符 号6は反射板である。
【0009】 炉1の内部にはヒータ2が多数配設され、ヒータ2の下方にスチールベルト5 が循環回転するように配設されている。炉1のスチールベルト5は炉1の入口1 aから加熱対象物としての食品7を搭載搬入して炉1の出口1b側に移動するよ うに張設されている。炉1の上部には炉1内部で加熱された空気を集める空気口 1cが開口されており、この空気口1cにダクト4が接続されている。
【0010】 近赤外線の熱源となる近赤外線ヒータとしてはセラミック管内に通電により発 熱する抵抗線を内蔵させたセラミックヒータが使われている。尚、本実施例では 、ヒータ2は炉1の上部のみに配設されているが、上部を走行するスチールベル ト5を間において上下に配設しても良い。各ヒータ2の上部には放射した近赤外 線を下方に向けて反射させる湾曲した断面形状の反射板3が固定されている。ヒ ータ2の通電制御は、炉1の内部に設けた温度センサ(図示せず)で検出された 温度情報を図示しない比較回路に入力して行なわれ、比較回路において切替え可 能に設定された目標値以下の場合には通電が続けられる。目標値に達した場合に はヒータ2への通電を停止する。
【0011】 スチールベルト5は、ネット状のベルトにより構成され、ローラ8、9によっ て循環駆動される。スチールベルト5は、ゴミ、油、タレの除去や連続洗浄等を 行うように循環させるものであり、スチールベルトの下面には水を噴霧させて10 0度c以上の温度上昇によるゴミ、油、タレ等の焦げ付きを防止する。
【0012】 上下のスチールベルト5の間には反射板6が着脱可能に配設されている。反射 板6は上からのゴミ、油、タレ等の落ちが少ない場合に利用するもので、反射板 6は容易に引き出せる構造とされ、メンテナンスがしやすくなっている。
【0013】 ダクト4はヒータ2によって加熱された空気を炉1の空気口1cから吸い込み 、炉1の内部に循環させるもので、ダクト4の下端部はT字状の分岐管が設けら れ、分岐管にはスチールベルト5に向かって熱風を噴出させる噴出口10が多数 突設されている。各噴出口10は隣合うヒータ2、2の間からスチールベルト5 に向かって突出している。尚、ヒータ2がスチールベルト5を境として上下に設 けられる場合は上下のヒータ2、2のそれぞれの間に噴出口を設け、ジェット噴 射させる。
【0014】 ダクト4上部の炉1の上方に延びている部位には外気を導入可能なバルブ11 が設けられており、このバルブ11の熱風流量制御はバルブの開閉制御器12に よって行なわれる。開閉制御器12は、バルブ11を通過する炉1の熱風の供給 量と、ダクト4内に導入する外気の導入量とを制御するように、炉1の熱風量と 外気の導入量が設定可能となっており、噴出口10から噴出する熱風の温度を制 御できるようになっている。開閉制御器12は、設定値により定められた単位時 間当りの熱風供給量に基づいてバルブ11を開閉し、炉1内部の空気のみを循環 させるときにその供給量を設定値に基づいてバルブ11を通過する熱風の量を制 御する。又、炉1内の空気に外気を混ぜて炉1内部を冷却する場合には外気の導 入量を制御する。
【0015】 バルブ11の上部に設けられたファン13は、空気口1cから熱風を吸引する ように図示しないモータにより回転し、噴出口10からスチールベルト5の上の 食品7に熱風を吹き付ける。ファン13は熱風圧送手段を構成するものであり、 炉1の近傍に設けた図示しないモータスイッチのオンによる回転するが、遠隔操 作によって回転数制御を行なっても良い。
【0016】 尚、上記の実施例ではヒータ2の通電制御、バルブ11の開閉制御、ファン1 3の回転量制御を個々別々に行なったが、前述の炉1内部の温度センサからの温 度情報により、ヒータ2とバルブ11とファン13の制御を互いに関連させても 良い。例えば、炉1内部全体の温度を高くするにはヒータ2の通電を行ないつつ ファン13の回転数を上げ、外気の導入を制限して熱風の通過量が多くなるよう にバルブ11の流量を大きくする。又、温度が高温になって食品7の内部に熱を 充分に伝達する場合には、ヒータ2の通電を抑制しつつファン13の回転量を多 くし、外気の導入を停止してバルブ11の流量を大きくする。あまり炉1内部を 高温にしない場合には、ヒータ2への供給電力を低くし、外気を多く導入して炉 1内からの熱風供給量を少なくし、ファン13を回転させる。尚、ヒータ2への 通電を止めて熱風の循環のみを行なって保温する用法も考えられる。
【0017】 本実施例にかかる加熱装置では、炉1内部を高温に保持する場合には、開閉制 御器12により外気の混合量を少なくするか、外気の導入を停止するように設定 し、バルブ11を必要量に開口させてヒータ2に通電する。ヒータ2で放射され る近赤外線により炉1内の空気が充分に加熱されてから、ファン13を回して炉 1内部の空気を循環させたら、ローラ8、9を図1に示す矢印方向に回転させな がらスチールベルト5を移動させて食品7を炉1内に搬入する。
【0018】 食品7を炉1内で移動するときにヒータ2・・・が発熱して近赤外線を照射し ており、反射板3がヒータ2の近赤外線を反射してスチールベルト5側に反射す るので、食品7の表面が加熱される。また、ファン13の回転により炉1内の熱 風が循環し、スチールベルト5の近傍でジェット噴射されて炉1内部が高温に保 温されているから食品7の内部にも充分に熱が伝わってゆくこととなる。
【0019】 尚、上記実施例では加熱対象物として食品を適用したが、加熱対象物としては 他に金属製品(自動車用ホイール)、木、紙、プラスチック等があげられる。又 、本実施例では加熱装置を食品の加熱調理手段として用いたが、乾燥手段として も用いることができるほか、塗装品の塗膜の焼付け等のために使用することもで きる。
【0020】
【効果】
本考案にかかる加熱装置によれば、近赤外線の輻射により物質の表面に伝熱し 易くなり、熱風加熱された空気が炉内において対流するので、加熱対象物の表面 がむらなく短時間に暖められ、加熱対象物の内部も加熱され易くなると共に、低 温から高温まで、又、近赤外線の輻射だけから熱風噴射の併用まで幅広い加熱方 法を選択でき、幅広い加熱材料について加熱時間の短縮化、高品質化、高効率化 を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例にかかる加熱装置の概略構成を
示した図
【符号の説明】
1 炉 2 ヒータ 3 反射板 4 ダクト 5 スチールベルト 6 反射板 7 食品 8 ローラ 9 ローラ 10 噴出口 11 バルブ 12 開閉制御器 13 ファン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱対象物を内蔵して加熱する炉内に配設
    されて近赤外線を放射するヒータと、前記炉の内外に設
    けられて炉内の加熱空気を集めて炉外に出した後に再度
    炉内に導いて対象物の設置位置に向かって噴出させる熱
    風通路と、この熱風通路に設けられて循環させる熱風に
    送風圧力を加える熱風圧送手段とを備えていることを特
    徴とする加熱装置。
JP046684U 1993-08-27 1993-08-27 加熱装置 Pending JPH0718192U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP046684U JPH0718192U (ja) 1993-08-27 1993-08-27 加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP046684U JPH0718192U (ja) 1993-08-27 1993-08-27 加熱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0718192U true JPH0718192U (ja) 1995-03-31

Family

ID=12754208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP046684U Pending JPH0718192U (ja) 1993-08-27 1993-08-27 加熱装置

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