JPH07184783A - 食物加熱処理装置およびその方法 - Google Patents

食物加熱処理装置およびその方法

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JPH07184783A
JPH07184783A JP6279012A JP27901294A JPH07184783A JP H07184783 A JPH07184783 A JP H07184783A JP 6279012 A JP6279012 A JP 6279012A JP 27901294 A JP27901294 A JP 27901294A JP H07184783 A JPH07184783 A JP H07184783A
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JP
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auger
housing
food
oven
grain
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JP6279012A
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David G Greer
ジー.グリアー ダビッド
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Biochem Industrial Ltd
Biochem Inc
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Biochem Industrial Ltd
Biochem Inc
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L7/00Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
    • A23L7/10Cereal-derived products
    • A23L7/197Treatment of whole grains not provided for in groups A23L7/117 - A23L7/196
    • A23L7/1975Cooking or roasting
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
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    • A23N17/00Apparatus specially adapted for preparing animal feeding-stuffs
    • A23N17/004Apparatus specially adapted for preparing animal feeding-stuffs for treating by application of heat, e.g. by means of potato cookers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
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    • A23L5/00Preparation or treatment of foods or foodstuffs, in general; Food or foodstuffs obtained thereby; Materials therefor
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 質の高い、均一な、省エネルギー型の、食品
加熱処理装置およびそのプロセスを提供すること。 【構成】 本装置は、材料入口と材料出口を有するオー
ブン室を成すオーブンハウジング、調理プロセス中の食
物を運搬するための材料入口と材料出口間に延びた管式
手段、オーブンハウジングに加熱ガスを提供するための
オーブンハウジングの流体入口と流体出口間に設けられ
た流体導管システム、ガス移動のために流体導管に接続
されたブローワ、加熱ガスを流体導管に提供しガスの温
度制御を行うために流体導管に接続されたヒータモジュ
ールを含み、さらに、供給食品の含水量制御に利用する
ためにオーブンハウジングの材料入口に接続された水分
調整装置を含むこともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人間の食品や動物の飼
料を製造する際の、例えば穀粒のような食物材料の加熱
処理方法つまり「調理」方法に関する。食物材料は加熱
処理を施して、それらの食品/飼料の価値を高めるのが
普通である。味を良くしたり、消化を高めたり、食品/
飼料の殺菌を行うというのが加熱処理の目的である。こ
のような食物材料の加熱処理において、3つのプロセス
変数がある。つまり、食物の含水量、プロセス温度そし
て食物材料の加熱時間である。これらのプロセス変数の
制御が適切に行われれば行われるほど、質の高い、より
均一な、しかも必要エネルギーを抑さえた、加熱処理プ
ロセスが達成される。
【0002】
【従来の技術】食物の加熱処理の通常の装置および方法
として、供給穀粒の加熱処理がある。この処理では、蒸
気室や調整(コンディショニング)室内で、大量の穀粒
に生蒸気を噴出させる。この蒸気は、必須的に大気圧下
で排出され、処理温度はほぼ210oF(100oC)に限
定されている。これはいくつかの問題点をもたらす。つ
まり、ボイラーは普通のものであっても、危険を伴い、
定期的な安全検査、さらに適切な資格をもったオペレー
タ、蒸気生成用に適切に処理された水の供給、そしてボ
イラーの保守を行うための特別なサービス要員などが必
要となる。また、加熱処理効率と穀粒の食品調理速度
は、熱源と穀粒との温度差による影響を大きく受けるた
め、蒸気のオペレーション温度によって厳密に限定され
る。さらに、器具の制御は大部分が人手によってなされ
るということから、この処理は手間がかかり出来上がっ
た製品の品質もオペレータに依存するところが非常に大
となる。典型的な蒸気室としては、数平方フィートの断
面積を有し、混合には限定された手段を用い、垂直な重
力流れを形成している。そこで温度勾配と蒸気の「チャ
ネリング」が生じて、調理された穀粒の均一性にマイナ
スの影響を及ぼす。またスタートアップとシャットダウ
ンの時間は、エネルギーの無駄である。しかも、ボイラ
ー水の化学物質の飼料への混入は、それを与えられた動
物に未知の反応を引き起こす外的要因になってしまう。
さらにこの処理において、3つの食品調理変数は分離不
可能で、個々に制御することは無理であり、新式のプロ
セスコントローラーが利用できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題、解決手段】本発明は、
人間の食品や動物の飼料となる食物の価値を高めるため
に、その食物を加熱処理すなわち調理するための装置に
関する。この装置は食物の調理における通常のプロセス
変数、含水量、処理すなわち調理温度そして所要時間
を、注意深く監視制御し、最適で均一な調理を達成せん
とするものである。処理される食物には全粒大豆、クラ
ッシュしたり粉挽きした穀粒や大豆、飼料含有物の混合
物などがある。処理用供給食物の含水量を、食物の加熱
成分に導入される水分が最適な目標値となるまで上昇さ
せるために、食物の調整装置を設けてもよい。この装置
により、調理プロセスにおいて含水量を制御不能な変数
として扱う必要がなくなる。この処理装置は、オーブン
室を形成するオーブンハウジングを含む。食物は、調理
目的のために高温にされた閉鎖運搬手段内のオーブン室
を通過する。この運搬手段は、相互接続された一体の混
合オーガを有していてもよい。この混合オーガの回転速
度によって、調理所要時間が制御できる。
【0004】本装置は熱源、熱伝導流体、調理室、流体
ポンプあるいはブロワー、調理室への流体入口、調理室
からの流体出口、そして熱伝導流体加熱室を含む。熱
は、熱源から伝導流体加熱室内の熱伝導流体に、伝導さ
れる。加熱された流体は、ポンプあるいはブロワーによ
って、流体入口を通って調理室に移動され、そこでこの
流体が材料運搬手段内を循環し、流体出口から出る。そ
うして、この流体は熱伝導加熱室に戻り、このサイクル
を再び始める。熱伝導流体の温度は、これを監視し熱源
を調節することによって、適切に制御される。 穀粒用
の加熱処理装置は、本発明装置の好適な一実施態様であ
る。ここで加熱伝導流体は空気でも、空気と燃焼ガスと
の混合気体でもよい。
【0005】
【実施例】図面を参照すると、図1から4に、総体的に
符号10で指示された本発明の穀粒用の加熱処理装置が
示されている。本装置10はここでは穀粒用の加熱処理
装置として説明されている。ただし前述のように、わず
かな修正あるいは全く修正なしに、他の食物の加熱処理
を行うことも可能である。装置10は、水分調整装置1
1および加熱構成部12をサブシステムを成す構成部分
として有している。水分調整装置11は、供給穀粒ある
いは他の供給食物に対して、それが全粒であってもクラ
ッシュされたものであっても、その含水量を加熱処理プ
ロセスに最適な目標含水量となるまで正確に上昇させる
ためのものである。水分調整装置11は、本願に引例と
して添付した、1990年2月6日発行で、発明の名称
が”FEED GRAIN CONDITIONING APPARATUS ”という米国
特許4、898、092号で示され説明されているよう
なものでよい。調理装置や調理プロセスに供給される
際、穀粒の含水量は、この食物調理プロセスにおける容
易かつ自動的に制御できる変数となる。
【0006】水分調整装置11は、運搬/混合オーガ1
4を含み、このオーガ14はオーガフライト17を備え
る回転シャフト18を内含するオーガハウジング15を
有する。穀粒入口導管16は、オーガ14の上流側の端
部に設置され、穀粒出口導管19は、下流側の端部に設
置されている。電動モーター20が電源21によって作
動し、オーガシャフト18を駆動する。エレクトリック
ロードセンサ23が、シャフト18を作動するための、
モータ20の所要ロードを感知する。このロードは運ば
れる穀粒の重量流量によって変化する。ロードセンサ2
3は、例えば本願に引例として添付した1993年3月
16日発行の米国特許5、194、275号に教唆され
たように、オペレーション用の制御パネル24に接続さ
れる。ロードセンサ23は、他の場所、例えば混合オー
ガ14に穀粒を送り出すエレベータ脚部などに設置する
ことも可能である。
【0007】噴霧装置25が、オーガハウジング15を
通過する穀粒に水分を与えるためにオーガハウジング1
5に接続されている。水分は、外部の水分供給部(図示
せず)に接続された水分供給ライン27から誘導され
る。水分センサ31がオーガハウジング15に接続さ
れ、噴霧装置25の上流側で供給される穀粒のサンプル
に対してその水分を測定するように位置づけられてい
る。水分センサ31はまた、制御ライン32によって制
御パネル24に接続されている。
【0008】自動バルブすなわち比例流量制御バルブ2
8は、水分供給ライン27に接続され、水分の体積流量
を制御する。水分バルブ制御ライン29は、制御バルブ
28と制御パネル24との間に接続されている。また添
加物コンテナ35はスケール36上に設置されその減少
分が測定され、さらに添加物供給ポンプ39に接続され
ている。添加物供給ライン37は、制御バルブ28の下
流側の位置に、添加物供給ポンプ39を介して、添加物
コンテナ35を水分供給ライン27に接続するものであ
る。コンテナ35は普通、穀粒に関して水分によるウエ
ッティング特性を高めるために、水へ添加する界面活性
剤を含有することになっている。添加物供給ポンプ39
は、添加物ポンプ制御ラインによって、制御パネル24
に接続されている。
【0009】水分調整装置11の利用については、先に
引用した特許に説明されているが、例えば全粒穀粒、全
粒大豆、クラッシュされたあるいは粉挽きされた穀粒や
大豆、あるいは他の含有物との混合物などのような食物
を、オーガハウジング15の入口導管16に導入するの
が普通である。供給穀粒の含水量はかなり変化するもの
であり、調理プロセスに導入するのに先だって、その穀
粒の目標含水量にほぼ達成するまで上昇させることが、
水分調整装置の目的である。調整される穀粒の種類に応
じてこのシステムが規準化される。
【0010】穀粒は導管16を通ってオーガハウジング
15に導入され、そこでオーガフライト17によって下
流方向に移動する。水分センサ31は、供給される穀粒
の水分を感知し、電気信号を生成し、これはまた制御パ
ネル24に伝達される。電荷センサは電気信号を生成
し、これもまた制御パネル24に伝達される。制御パネ
ル24が、これら2つの電気信号から適切な水分添加率
を計算するものである。計算処理された信号により、噴
霧装置25が配置されたウエッティングステーションで
穀粒に適用される含水量あるいは水−界面活性剤溶液量
が規制される。出口導管19を通過して結果的に得られ
た穀粒は、制御されてかなり適性となった含水量で、調
理プロセスに導入される。
【0011】加熱構成部12は、加熱処理すなわち調理
準備のために、水分調整装置11と協働し、目標含水量
を有する穀粒を受容するものである。加熱構成部12
は、オーブン室を形成するオーブンハウジング43;L
字型再循環ダクト44を含む流体導管;流体入口ダクト
49;そしてプリナム室を形成するプリナムハウジング
45を含む。加熱構成部はさらにまた、ヒータモジュー
ル47やブローワユニット48も含む。
【0012】ヒータモジュール47は、燃焼室52を有
する燃焼ハウジング51を含む。ガスバーナ53として
示されている加熱器が、燃焼室52に設置され、バーナ
制御器55によってモデュレートされる。バーナ制御器
55は、制御ライン56によって加熱構成部の制御パネ
ル57(図1)に接続されている。油だきや電気のよう
な他の加熱を行うことも可能である。本発明の実施態様
では、熱伝導媒体として、空気や燃焼ガスを伴った空気
を想定しているが、別の流体媒体を用いることも可能で
ある。
【0013】空気吸い込み部59によって、空気が燃焼
のために燃焼室52に取り込まれる。燃焼室52は、プ
リナムハウジング45のプリナム室60に接続されてい
る。さらにプリナム室60の出口は、運搬ダクト61を
通ってブローワユニット48に接続されている。
【0014】ブローワユニット48は、ファン64を内
含するブローワハウジング63を含んでおり、ファン6
4は図2において符号67で示された電動モータに接続
されたシャフト65によって駆動する。ここで「ブロー
ワ」という語は一般的な意味で使用され、容積式装置あ
るいは機器を意図しようとするものである。
【0015】ブローワユニット48は、加熱されたガス
をオーブンハウジング43に方向づけるための、出口ノ
ズル66を有している。このノズル66は、流体入口ダ
クト49に接続する。さらに図1に示したように、この
流体入口ダクト49は、その下部において、オーブンハ
ウジング43にむかって開口している。再循環ダクト4
4への入口はオーブンハウジング43に接続しており、
この上部から斜めの位置で入口ダクト49に接続してい
る。再循環ダクト44は、1番目の脚部44Aとしてオ
ーブンハウジング43から水平に延び、それから垂直脚
部44B としてプリナムハウジング45にむかって垂直
に延びている。
【0016】オーブンハウジング43は、キャビネット
型の構造になっており、天井壁69、底壁70、第1横
端壁71、第2横端壁72から成る側壁、および前面壁
74と背面壁75でオーブン室76を形成している。換
気口46が過剰な燃焼ガスを排出するために設けられて
いる。入口ダクト49は、前面側壁74の下部における
入口開口部を介して、オーブン室76と連通している。
再循環ダクト44の水平脚部44A は、前面側壁74の
上部に位置する出口開口部から延びている。
【0017】オーブンハウジング43は、加熱処理を行
う材料用の入口、処理済みの材料を排出する出口を有
し、さらに、入口と出口間のオーブン室を通って制御時
間内に材料を運搬するための閉鎖運搬手段を有し、その
材料を処理するために加熱を行う。
【0018】材料入口ダクト78は、オーブンハウジン
グ43の天井壁69に収められている。材料入口ダクト
78は、穀粒調整装置11からの穀粒を受容するが、図
1に示されたように穀粒調整装置11の出口導管19に
直接接続させることによって直接受容することもできる
し、あるいは一般的な例では、図5に示されたようなサ
ージビンのような仲介構造物を介して、出口に接続させ
ることによって受容することもできる。材料出口ダクト
79は、オーブンハウジング43の底壁70に収められ
ている。材料出口ダクト79は、調理済みの穀粒をフレ
ーカー、ローラミルあるいはペレットミルなど適当な場
所に排出するものである。
【0019】穀粒は、材料入口ダクト78と材料出口ダ
クト79との間の閉鎖運搬手段によって、制御時間内に
運搬され、正確な穀粒調理を行うようにする。この閉鎖
運搬手段には、ハウジング43に内含され、ほぼ水平方
向に向いて相互接続されたオーガの一体セットを形成す
る混合オーガ装置が含まれている。つまり複数のオーガ
80から88が、ハウジング43の側壁71と側壁72
の間に収められているということである。1番目から9
番目のオーガ80から88は、垂直方向に間隔をおい
て、なおかつ水平方向に互い違いに並んでいる。
【0020】運搬/混合オーガ数個は、構造的に同様で
ある。例えば2番目のオーガ81に注目すると、ハウジ
ング43の側壁71、72の内側表面間に水平に延びた
閉鎖オーガハウジング90を有する。オーガシャフト9
1はハウジング90の中央を通って延び、オーブンハウ
ジング43の側壁71、72からそれぞれ外側に延びる
端部92、93を有している。ベアリング装置95、9
6は、オーガシャフト91の端部92、93に設置さ
れ、そして端壁71、72に固定され、シャフト91を
回転運動させる。オーガフライト97は、適当な方法で
オーガシャフト91に固定される。オーガシャフト91
が回転するとき、穀粒はオーガハウジング90を下流方
向に移動する。
【0021】オーガ80から88のオーガハウジング数
個は、加熱処理プロセスの間に、穀粒を次のハウジング
に連続的に運搬できるように、相互接続されている。入
口ダクト78は、1番目すなわち最上位のオーガ80の
ハウジングの上流側端部に向かって開口している。次に
続く各オーガハウジングの上流側端部は、その垂直方向
上部に隣接したオーガハウジングの下流側端部に接続さ
れている。1番目の管式コネクタ99は、1番目のオー
ガ80のオーガハウジングの内部を、2番目のオーガ8
1のオーガハウジングの内部に接続している。2番目の
管式コネクタ101は、2番目と3番目のオーガ81、
82間に接続され、2番目のオーガ81のオーガハウジ
ングの下流側端部を、3番目のオーガ82のオーガハウ
ジングの上流側端部に接続している。接続はこのように
して、垂直方向に隣接するオーガ間でつぎつぎと行われ
る。最後の管式コネクタ103は、8番目のオーガ87
のハウジングの下流側端部を、9番目のオーガ88のハ
ウジングの上流側端部に接続している。出口ダクト79
は、9番目のオーガ88のオーガハウジングにその下流
側端部において接続し、穀粒の排出を行っている。材料
入口ダクト78に入ってきた穀粒は、各オーガの全長を
移動し、オーガ端部で管式コネクタを通って、次の低位
オーガハウジングに運搬される。同時に、穀粒は均一加
熱されるように、タンブルされる。オーガハウジング
は、スチールやステンレススチールのように、熱伝導率
の高い材質のものが好ましい。まわりのオーブンキャビ
ネットからの熱は、穀粒を加熱処理したり調理するため
に、オーガハウジングの表層を通って、通過中の穀粒に
伝導される。オーガフライトの速度により、種々のオー
ガハウジングを通過する穀粒の速度が決まり、そのこと
から調理時間も決まる。
【0022】各オーガシャフトの一端93は、側壁71
とベアリング装置96からから外側に延び、駆動手段と
係合するようになっている。また各オーガシャフトの一
端93は、スプロケット105(図4)を備えている。
スプロケットチェーン106は、スプロケット105
と、ハウジング43に固着されたアイドラースプロケッ
ト107に、さらにパワースプロケット109に巻きか
けられている。パワースプロケット109は、伝導装置
110に接続され、伝導装置は変速電動モータ111に
接続している。モータ111のオペレーションにより、
パワースプロケット109を駆動させチェーン106を
動かすことができる。こうして駆動スプロケット105
を作動させいろいろなオーガシャフトを回転させる。こ
こに示されたように、スプロケットチェーン106は、
互い違いのオーガシャフトを反対方向に回転させるよう
にして、駆動スプロケットに互い違いに巻きかけられて
いる。オーガシャフトのそれぞれのオーガフライトは、
スプロケットチェーン106によるオーガシャフトの回
転の際に、予め選択された下流方向に穀粒を動かせるよ
うになっている。電動モータ111は制御パネル57に
接続している。
【0023】この加熱処理装置のオペレーションにおい
ては、前述したように、目標含水量まで上昇した穀粒
を、穀粒加熱構成部12にその入口78から導入する。
入ってくる穀粒の含水量に対する正確な制御を行い、加
熱処理すなわち調理プロセスにおける変数のひとつが規
制できる。十分に水分を含んだ全粒の場合は、さらに効
率的な内部熱伝導がおこり、澱粉のノリ化も可能とな
る。
【0024】バーナ53とブローワ64をオペレーショ
ンすると、ガスが加熱され、そのガスはオーブンハウジ
ング43を通って、流体入口ダクト49の通過経路に沿
って、またオーブンハウジング43のオーブン室76と
再循環ダクト44を通って、プリナム45まで移動す
る。バッフルがオーブン室76に備えられていると、ガ
スの循環が促進される。温度センサ58は、再循環ダク
ト44内のガス温度を測定し、その結果を制御パネル5
7に提供する。制御パネル57はそれに応じて、バーナ
53を規制し、高温ガスをプリナム45に導入し、オー
ブンハウジング43を循環するガスの温度を詳細に規制
する。オーブン室内の温度は、バーナ53をモデュレー
トして高温燃焼ガスを再循環させることにより、正確に
制御される。この温度規制は調理プロセスにおけるもう
一つの変数も正確に制御することになる。
【0025】オーブンハウジング43の材料入口ダクト
78に導入された穀粒は、ハウジング内に設けられた加
熱処理オーガの層を通って移動する。穀粒はオーガハウ
ジングを通過しながら、加熱され調理される。調理時間
は、オーガのオペレーション速度によって決められる。
オーガのオペレーション速度の制御により、調理プロセ
スにおける3つ目の変数が規制される。
【0026】本発明に基づいた穀粒の調理システムにお
いては、穀粒の加熱処理において発生する3つのプロセ
ス変数、含水量、プロセス温度、そして穀粒の加熱され
る時間は分離して取り扱えることができ、連続監視さ
れ、正確に制御される。全粒を予め含水させておくと、
さらに効率的な熱伝導がおこり、澱粉のノリ化も可能と
なる。蒸気を生成し穀粒を調理するための熱を使用する
中間ステップを取り除くことによって、15から20%
の省エネルギができた。また、大気圧下での蒸気噴出に
伴って処理温度が212oF(100oC)に限定されると
いうこともなく、これによる省エネルギにより顕著に優
位性を高めることができる。均一に含水された全粒に対
する効率的熱伝導によって、さらなる省エネルギが確実
になる。
【0027】本発明による穀粒加熱処理装置の別の実施
態様が図5に示されており、この装置は符号115で指
示されている。この装置は、穀粒調整構成部116と調
理構成部117を含んでいる。穀粒調整構成部116
は、電動モータ120によって作動される運搬オーガ1
19を備えている。水あるいは水と界面活性剤の結合物
が、水分ライン121を通って穀粒に適用される。水の
流れは、制御パネル124に接続された比例流体制御バ
ルブ122によって、制御される。界面活性剤は、界面
活性剤供給体125から、界面活性剤ポンプ126を使
用することによって、水分ラインに導入される。運搬/
混合オーガ119のディスチャージ128はすべて、サ
ージビン130に移る。サージビン130に入った穀粒
はその含水量について詳細に制御される。
【0028】オーブンハウジング134は、キャビネッ
ト型の構造になっており、天井壁、底壁、および側壁な
どを有しており、図1のオーブンハウジング43に関し
て前述したのと同様である。オーブンハウジング134
は、材料入口ダクト133を備えており、このダクトは
さらにサージビン130の出口131に接続されてい
る。オーブンハウジング134は、穀粒出口136を有
している。これらの入口と出口は閉鎖管式穀粒運搬手段
によって接続されている。この手段はまた、水平方向に
延びた穀粒運搬オーガ137から145という、オーガ
の層を形成する運搬オーガ装置を含むものである。これ
らのオーガは、垂直方向に並び、図1から4に示された
ような本発明の第1実施態様に関して示されたのと同様
のものである。オーガのオーガシャフトは相互接続さ
れ、共通の電動モータ147によって駆動される。
【0029】蒸気入口パイプ150が、オーブンハウジ
ング134に接続され、ハウジングに対してその上部で
開口している。蒸気出口パイプ151は、ハウジング1
34の下部から延び、蒸気が排出される。穀粒が、サー
ジビン130と入口133を通って、オーブンハウジン
グに入るとき、穀粒は、運搬オーガ137から145の
種々の閉鎖オーガハウジングを通って、移動する。適当
な供給源(図示せず)からの蒸気152は、蒸気入口パ
イプ150を通って噴出され、ハウジング134内を循
環して、蒸気出口パイプ151から出る。蒸気により、
オーガのハウジングを加熱することによって、熱がハウ
ジングを介して、そのオーガを通って移動する穀粒に伝
導されるので、穀粒が調理される。
【0030】蒸気は、適用しやすく汚染もないので加熱
媒体として望ましいガスである。接触する装置構成部を
腐食させることもない。本発明の2つの実施態様が示さ
れ説明されているが、本発明の範囲と精神から離れるこ
となく種々の変更を成しうることが、明らかである。
【0031】
【発明の効果】上記から明らかなように、本発明の穀粒
加熱処理方法および装置によって、加熱処理において発
生する3つのプロセス変数、含水量、プロセス温度、加
熱所要時間が、個別に制御でき、従来の中間ステップを
省略するため15から20%の省エネルギが可能とな
り、処理温度が212oF(100oC)に限定されないた
め、これに対応する省エネルギ面での進歩性が高まっ
た。さらにまた、全粒を予め含水させておくと、効率的
な熱伝導がおこり、より優位な省エネルギが確実とな
り、澱粉のノリ化も可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】穀粒調理装置を伴う、穀粒調整装置を含んだ、
本発明の好適な一実施態様である自動化穀粒加熱処理装
置の側面図。
【図2】説明のために一部を切り欠いた、図1の穀粒加
熱処理装置の線2−2についての拡大部分平面図。
【図3】図1の穀粒加熱処理装置内のオーブンハウジン
グの線3−3についての拡大断面図。
【図4】図3の穀粒加熱処理装置の線4−4についての
拡大一部断面図。
【図5】穀粒加熱処理装置の別の実施態様を示した、図
1と類似の側面図。
【符合の説明】
10 穀粒用の加熱処理装置 11 水分調整装置 12 加熱構成部 14 オーガ 15 オーガハ
ウジング 16 穀粒入口導管 17 オーガフライト 18 オーガ回転シャフト 19 穀粒出口導管 20 電動モーター 21 電源 23 エレクトリックロードセンサ 24 制御パネ
ル 25 噴霧装置 27 水分供給ライン 28 制
御バルブ 29 水分バルブ制御ライン 31 水分センサ 32 制御ライン 35 添加物コンテナ 36
スケール 37 添加物供給ライン 39 添加物供給ポンプ 43 オーブンハウジング 44 再循環ダクト 44A 水平脚部 44B 垂直脚部 45 プリ
ナムハウジング 47 ヒータモジュール 48 ブローワユニット 49 流体入口ダクト 50 バッフル 51 燃
焼ハウジング 52 燃焼室 53 ガスバーナ 55 バーナ制
御器 56 制御ライン 57 制御パネル 58 温度
センサ 59 空気吸い込み部 60 プリナム室 61
運搬ダクト 63 ブローワハウジング 64 ファン 65
シャフト 66 ノズル 67 電動モータ 69 天井壁 70 底壁 71、72 横端壁 74 前面壁 75 背面壁 76 オーブン室 78 材料入口
ダクト 79 材料出口ダクト 80〜88 オーガ 90 オーガハウジング 91 オーガシャフト 92、93 端部 96 ベアリング装置 99、101、103 コネクタ 105 スプロケ
ット 106 スプロケットチェーン 107 アイドラー
スプロケット 109 パワースプロケット 110 伝導装置 111 変速電動モータ 115 穀粒加熱処理装置 116 穀粒調整構成部 117 調理構成部 119 運搬オーガ 120 電動モータ 121
水分ライン 122 比例流体制御バルブ 124 制御パネル 125 界面活性剤供給体 126 界面活性剤ポン
プ 128 ディスチャージ 130 サージビン 13
1 出口 133 材料入口ダクト 134 オーブンハウジン
グ 136 穀粒出口 137〜145 運搬オーガ 147 電動モータ 150 蒸気入口パイプ 151 蒸気出口パイプ 152 蒸気

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オーブン室を形成する壁を有するオーブン
    ハウジング;オーブン室への材料入口とオーブン室から
    の材料出口;一端で材料入口と、他端で材料出口と接続
    された、オーブン室内の閉鎖管式手段;食物を穀粒入口
    から穀粒出口に移動させるために、管式手段と協働する
    材料運搬手段; オーブンハウジングへの流体入口;オ
    ーブンハウジングからの流体出口;管式手段を通って移
    動する穀粒を熱処理するために、オーブンハウジング内
    で加熱流体を循環させるように、オーブンハウジングの
    外部の流体入口と流体出口間に設けられた流体導管;流
    体導管内に含まれた流体を加熱するために、流体導管に
    接続されたヒータモジュール;および管式手段内を運搬
    されている食物を加熱処理するために、流体導管を通っ
    て流体を移動させ、その流体をオーブンハウジング内を
    循環させるように、流体導管に接続されているブローワ
    手段を含む食物材料加熱処理装置。
  2. 【請求項2】 前記管式手段と前記運搬手段がオーガ装
    置を含む請求項1記載の食物材料加熱処理装置。
  3. 【請求項3】 前記オーガ装置が、相互接続されたオー
    ガハウジングを有する水平方向に配置されたオーガの層
    を含んでオーガ内の食物を1つのオーガハウジングから
    次のオーガハウジングへ移動できるようになっており、
    前記オーガがオーガハウジング内に収められたオーガフ
    ライトを有し、食物の移動速度を規制するためにオーガ
    フライトの回転速度規制手段を含んでいる請求項2記載
    の食物材料加熱処理装置。
  4. 【請求項4】前記材料入口がオーブンハウジング上部に
    配置され、前記材料出口がオーブンハウジング下部に配
    置され、前記材料入口が前記オーガハウジングの1番目
    のオーガハウジングにその上流側端部で接続され、前記
    オーガハウジングは各オーガの下流側端部が管式接続を
    介して次の下流側オーガの上流側端部に接続されること
    によって相互に接続され、最後のオーガはその下流側端
    部で材料出口に接続されている請求項3記載の食物材料
    加熱処理装置。
  5. 【請求項5】オーガを作動するためのスプロケットとチ
    ェーン駆動手段を含む請求項4記載の食物材料加熱処理
    装置。
  6. 【請求項6】穀粒を加熱する装置で用いられる流体が、
    空気と燃焼ガスであり、前記ヒータモジュールが燃焼バ
    ーナとして構成されている請求項5記載の食物材料加熱
    処理装置。
  7. 【請求項7】前記ブローワ手段がブローワとして構成さ
    れている請求項6記載の食物材料加熱処理装置。
  8. 【請求項8】前記流体導管が、ブローワとオーブンハウ
    ジングの下部間に延びた流体入口ダクト、オーブンハウ
    ジングの上部から延びた再循環ダクト、およびプリナム
    ハウジングを含み、前記再循環ダクトはプリナムハウジ
    ングまで延びており、前記プリナムハウジングはブロー
    ワに接続されており、前記燃焼バーナはプリナムハウジ
    ングに接続されている請求項7記載の食物材料加熱処理
    装置。
  9. 【請求項9】加熱処理を行う食物の含水量を予め選択さ
    れた目標含水量まで上昇させるために、オーブンハウジ
    ングの外側に、オーブンハウジングの材料入口に接続さ
    れた水分調整手段を含む請求項8記載の食物材料加熱処
    理装置。
  10. 【請求項10】閉鎖的オーブン室を形成する壁を有する
    オーブンハウジング;オーブン室上部のオーブン室への
    材料入口;オーブン室下部のオーブン室からの材料出
    口;食物を加熱処理する目的で食物を熱にさらしなが
    ら、材料入口と材料出口間で食物を移動させるための、
    一端で材料入口と、他端で材料出口と接続された、オー
    ブン室内で閉鎖されたオーブン室の管式手段;管式手段
    と協働する材料運搬手段;オーブンハウジングに接続さ
    れてオーブン室下部に開口する流体入口ダクト、オーブ
    ン室の上部でオーブンハウジングに接続されオーブン室
    に開口する再循環ダクト、プリナム室を有するプリナム
    ハウジング、およびブローワ手段を含み、再循環ダクト
    の下流側端部がプリナムハウジングに接続され、前記プ
    リナムハウジングがブローワ手段に接続され、そして前
    記ブローワ手段が流体入口ダクトに接続されている、オ
    ーブン室を通って加熱ガスを循環させるための流体導
    管;および加熱ガスをプリナムハウジングに提供するた
    めにプリナムハウジングに接続されたヒータモジュール
    を含む食物材料加熱処理装置。
  11. 【請求項11】前記管式手段と前記運搬手段がオーガ装
    置を含む請求項10記載の食物材料加熱処理装置。
  12. 【請求項12】前記オーガ装置が、相互接続されたオー
    ガハウジングを有するオーガの層を含んで、各オーガは
    オーガシャフトを有し、オーガハウジング内部の食物を
    穀粒出口に向かって下流方向に移動するために前記各シ
    ャフトはオーガハウジング内にオーガフライトを備える
    請求項11記載の食物材料加熱処理装置。
  13. 【請求項13】前記オーガ層が、ほぼ水平方向に配置さ
    れかつ垂直方向に間隔をおいた複数のオーガを含み、各
    オーガハウジングの下流側端部が管式接続を介して次の
    下流側オーガハウジングの上流側端部に接続され、1番
    目のオーガのオーガハウジングが穀粒入口に接続され、
    最後のオーガのオーガハウジングは穀粒出口に接続され
    ている請求項12記載の食物材料加熱処理装置。
  14. 【請求項14】前記オーガシャフトが、側壁の1つから
    外側に延び、スプロケット、スプロケットを相互接続す
    るチェーン、変速駆動モータ、および、駆動モータに接
    続されチェーンに接続されてオーガシャフトの駆動スプ
    ロケットを作動させるパワースプロケットを備えた請求
    項13記載の食物材料加熱処理装置。
  15. 【請求項15】前記ヒータモジュールがバーナとして構
    成され、バーナ規制手段を含む請求項13記載の食物材
    料加熱処理装置。
  16. 【請求項16】前記バーナ規制手段が、前記流体導管内
    に配置された温度センサを含み、流体導管内のガス温度
    を感知し、それに応じてバーナを規制する請求項15記
    載の食物材料加熱処理装置。
  17. 【請求項17】前記管式手段と前記材料運搬手段が、相
    互接続されたオーガハウジングを有するオーガの一体の
    層を含み、各オーガハウジングはオーガシャフトを有
    し、オーガハウジング内の食物を材料出口に向かって下
    流方向に移動するように前記シャフトがオーガハウジン
    グ内にオーガフライトを備え;オーガシャフトを同時に
    作動する作動手段が設けられ;前記ヒータモジュールが
    バーナとして構成され、バーナ規制手段を含む請求項1
    0記載の食物材料加熱処理装置。
  18. 【請求項18】前記バーナ規制手段が、前記流体導管内
    に配置された温度センサを含み、流体導管内のガス温度
    を感知し、それに応じてバーナを規制する請求項17記
    載の食物材料加熱処理装置。
  19. 【請求項19】加熱処理を行う食物の含水量を予め選択
    された目標含水量まで上昇させるために、オーブンハウ
    ジングの外側に、オーブンハウジングの材料入口に接続
    された水分調整手段を含む請求項18記載の食物材料加
    熱処理装置。
  20. 【請求項20】食物が入口位置から出口位置に下流方向
    に移動する際、少なくとも一部は水供給体から誘導され
    た水分の添加を制御することによって、加熱処理を行う
    食物の含水量を予め選択された目標含水量まで上昇させ
    るために設けられ、入口位置と出口位置の間で前記下流
    方向に食物を移動させる第1材料運搬手段を含む、水分
    調整装置;通過する食物のサンプルを採取せきるように
    配置された感知ステーションに位置し、そのサンプルの
    水分をほぼ連続測定して、その測定結果を電気信号に変
    換できるようにした、食物の含水量を連続監視し、測定
    結果を第1電気信号に転換する種類の水分センサ;入口
    と出口間の材料運搬手段上の食物移動経路に沿ったウエ
    ッティングステーションに配置され、少なくとも一部は
    前記水供給体から誘導された液体を、通過する食物に分
    散させるようになっている液体適用手段;水供給体への
    接続のために、液体適用手段に接続された液体供給ライ
    ン;相対的に開放された位置と相対的に閉鎖された位置
    の間を移動可能な電気的に作動されるバルブ制御体を有
    し、通過する供給穀粒に液体を適用させるための液体適
    用手段への、液体流量を規制するために設けられた、液
    体供給ライン内に接続された比例流体制御バルブ;バル
    ブ制御体が、水分センサによって感知された穀粒サンプ
    ルの含水量と目標含水量との差異に応じて、水分センサ
    によって生成された電気信号に対応して、オペレーショ
    ンできるように、水分センサをバルブ制御体に接続する
    手段;閉鎖オーブン室を形成する壁を有するオーブンハ
    ウジング;含水量を予め選択された目標含水量まで上昇
    させるべく水分調整装置で調整された食物を受容するた
    めの、水分調整装置の出口位置と接続した、オーブン室
    上部のオーブン室への材料入口;オーブン室下部のオー
    ブン室からの材料出口;食物を加熱処理する目的で食物
    を熱にさらしながら、材料入口と材料出口間で食物を移
    動させるための、一端で材料入口と他端で材料出口と接
    続された、オーブン室内で閉鎖された、オーブン室の管
    式手段;管式手段と協働する第2材料運搬手段;オーブ
    ンハウジングに接続されてオーブン室の下部に開口する
    流体入口ダクト、オーブン室を通って加熱ガスを循環さ
    せるための流体導管、上部でオーブンハウジングに接続
    されオーブン室に開口する再循環ダクト、プリナム室を
    有するプリナムハウジング、およびブローワを含み、再
    循環ダクトの下流側端部がプリナムハウジングに接続さ
    れ、前記プリナムハウジングがブローワに接続され、前
    記ブローワが流体入口ダクトに接続される、オーブン室
    を通って加熱ガスを循環させるための流体導管;および
    加熱ガスをプリナムハウジングに提供するためにプリナ
    ムハウジングに接続されたヒータモジュールを含む食物
    材料加熱処理装置。
  21. 【請求項21】前記管式手段と前記第2材料運搬手段が
    加熱処理オーガ装置を含む請求項20記載の食物材料加
    熱処理装置。
  22. 【請求項22】前記加熱処理オーガ装置が、相互接続さ
    れたオーガハウジングを有する加熱処理オーガの層を含
    んで、各オーガはオーガシャフトも有し、内部の食物を
    オーブンハウジングの材料出口に向かって下流方向に移
    動させるために、前記シャフトがオーガハウジング内に
    オーガフライトを備える請求項21記載の食物材料加熱
    処理装置。
  23. 【請求項23】前記ヒータモジュールがバーナを含み、
    バーナを規制する制御手段を有し、前記制御手段が、流
    体導管内のガス温度を感知しそれに応じてバーナを規制
    するために、前記流体導管内に配置された温度センサを
    含む請求項22記載の食物材料加熱処理装置。
  24. 【請求項24】供給穀粒に適用するための水との混合用
    の液体添加物を供給する添加物供給手段、および、穀粒
    に適用する準備のために、添加物と水の混合用に液体供
    給ラインに添加物供給手段を接続する手段を含む請求項
    20記載の食物材料加熱処理装置。
  25. 【請求項25】水分調整装置の前記感知ステーションが
    ウエッティングステーションの上流側に配置されている
    請求項20記載の食物材料加熱処理装置。
  26. 【請求項26】a .穀粒に水分を加えて、穀粒の含水量
    を予め選択された目標含水量にすること; b .穀粒入口と穀粒出口を備えたオーブン室、および、
    穀粒移動のための穀粒入口と穀粒出口間に配置された管
    式穀粒運搬手段を有するオーブンハウジングを提供する
    こと; c .穀粒運搬手段による穀粒入口と穀粒出口間での穀粒
    移動速度を制御すること; d .穀粒調理目的のために、管式手段のまわりを循環す
    るようにオーブン室内に加熱ガスを導入すること; e .オーブン室に入るガス温度を制御することを含む食
    物加熱処理方法。
  27. 【請求項27】オーブン室を形成する側壁を有するオー
    ブンハウジング;オーブン室への材料入口とオーブン室
    からの材料出口;オーブン室内の食物を、オーブンハウ
    ジングを通って移動する加熱流体からの熱にさらすよう
    に、食物を運搬するための、一端で材料入口と他端で材
    料出口と接続され、オーブン室を通って延びるオーブン
    室の閉鎖管式手段;前記閉鎖管式手段が、食物がひとつ
    のオーガハウジングから次のオーガハウジングに移動で
    きるように、相互接続されたオーガハウジングを有す
    る、ほぼ水平方向に配置されたオーガの層を含み、前記
    オーガがオーガハウジング内に収められたオーガフライ
    トを有し、さらに、食物の移動速度を規制するためにオ
    ーガフライトの回転速度規制手段を含んで;前記閉鎖管
    式手段を通って運搬される穀粒に対する熱伝導のため
    に、加熱流体がオーブン室を通って循環するように、加
    熱流体を収容し開放するためのオーブンハウジングへの
    流体入口とオーブンハウジングからの流体出口を含む食
    物材料加熱処理装置のオーブン。
  28. 【請求項28】前記流体入口が蒸気パイプ入口を構成
    し、前記流体出口が蒸気パイプ出口を構成する請求項2
    7記載の穀粒加熱処理オーブン。
JP6279012A 1993-11-19 1994-11-14 食物加熱処理装置およびその方法 Pending JPH07184783A (ja)

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