JPH07181912A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH07181912A
JPH07181912A JP5324922A JP32492293A JPH07181912A JP H07181912 A JPH07181912 A JP H07181912A JP 5324922 A JP5324922 A JP 5324922A JP 32492293 A JP32492293 A JP 32492293A JP H07181912 A JPH07181912 A JP H07181912A
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JP
Japan
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screen
signal
electron beam
osd
image display
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Application number
JP5324922A
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English (en)
Inventor
Toyoaki Unemura
豊明 畝村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明では、表示素子の画素と1:1に対応
するドットクロックを発生するパルス発生装置とA/D
変換器からのRGB信号とOSDからのRGB信号を切
替てサンプリングすることでより精細で見やすいオンス
クリーン表示機能を有する画像表示装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 本発明の画像表示装置は、図1に示すように
画素に対応したサンプリングクロックで読み出されるオ
ンスクリーン文字・図形を発生するOSD54、同期信
号よりPLL等により任意クロック信号を発生させるク
ロック再生部52、デジタル化されたRGB各映像信号
とOSD54からのオンスクリーンRGB信号を切り換
えるための切替器55、等を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の画像を同時に映
出し得る薄型表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像表示装置に用いられる画像表
示素子9の基本的な構造を図5に示して説明する。
【0003】この表示素子9は後方からアノ−ド側に向
かって順に背面電極1、電子ビーム源としての線陰極
2、電子ビーム引き出し電極3、電子ビーム流制御電極
4、集束電極5、水平偏向電極6、垂直偏向電極7、ス
クリ−ン板8、等々が配置されて構成されており、これ
らが真空容器の内部に収納されている。
【0004】電子ビーム源としての線陰極2は水平方向
に線状に分布する電子ビームを発生するように水平方向
に張られており、線陰極2はさらに垂直方向に間隔をも
って複数本(本説明では2イ〜2トの7本のみ示してい
る)設けられている。本構成では線陰極の間隔は4.4
mm、本数は19本設けられているものとして、前記線陰
極を2イ〜2ツとする。前記線陰極の間隔は自由に大き
くとることはできず、後述する垂直偏向電極7とスクリ
−ン8の間隔により規制されている。これらの線陰極2
の構成として10〜30μmφのタングステン棒の表面
に酸化物陰極材料を塗布している。前記の線陰極は後述
するように、上方の線陰極2イから下方の2ツまで順番
に一定時間ずつ電子ビームを放出するように制御され
る。
【0005】背面電極1は該当する線陰極以外の線陰極
からの電子ビームの発生を抑止すると共に、電子ビーム
をアノ−ド方向のみに押し出す作用もしている。図5で
は真空容器は記してないが、背面電極1を利用して真空
容器と一体となす構造をとることも可能である。電子ビ
ーム引き出し電極3は線陰極2イ〜2ツのそれぞれと対
向する水平方向に一定間隔で多数個並べて設けられた貫
通孔10を有する導電板11であり、線陰極2から放出
された電子ビームをその貫通孔10を通して取り出す。
【0006】次に制御電極4は線陰極2イ〜2ツのそれ
ぞれと対向する位置に貫通孔14を有する垂直方向に長
い導電板15で構成されており、所定間隔を介して水平
方向に複数個並設されている。本構成では114本の制
御電極用導電板15a〜15nが設けられている(図5
では8本のみ図示している)。制御電極4は前記電子ビ
ーム引き出し電極3により水平方向に区分された電子ビ
ームのそれぞれの通過量を、映像信号の絵素に対応し
て、しかも後述する水平偏向のタイミングに同期させて
制御している。
【0007】集束電極5は、制御電極4に設けられた各
貫通孔14と対向する位置に貫通孔16を有する導電板
17で、電子ビームを集束している。
【0008】水平偏向電極6は、前記貫通孔16のそれ
ぞれ水平方向の両サイドに沿って垂直方向に複数本配置
された導電板18、18′で構成されており、それぞれ
の導電板には水平偏向用電圧が印可されている。各絵素
ごとの電子ビームはそれぞれ水平方向に偏向され、スク
リ−ン8上でR,G,Bの各蛍光体を順次照射して発光
している。本構成では、電子ビームごとに2トリオ分偏
向している。
【0009】垂直偏向電極7は、前記貫通孔16のそれ
ぞれ垂直方向の中間の位置に水平方向に複数本配置され
た導電板19、19′で構成されており、垂直偏向用電
圧が印可され、電子ビームを垂直方向に偏向している。
本構成では、一対の電極19、19′によって1本の線
陰極から生じた電子ビームを垂直方向に12ライン分偏
向している。そして20個で構成された垂直偏向電極7
によって、19本の線陰極のそれぞれに対応する19対
の垂直偏向導電体対が構成され、スクリ−ン上8に垂直
方向に228本の水平走査ラインを描いている。前記に
説明したように本構成では水平偏向電極6、垂直偏向電
極7をそれぞれ複数本クシ状に張り巡らしている。さら
に水平、垂直の各偏向電極間の距離に比べるとスクリ−
ン8までの距離を長く設定することにより、小さな偏向
量で電子ビームをスクリ−ン8に照射させることが可能
となる。これにより水平、垂直共偏向歪みを少なくする
ことが出来る。
【0010】スクリ−ン8は図5に示すように、ガラス
板21の裏面に蛍光体20をストライプ状に塗布して構
成している。また図示していないがメタルバック、カ−
ボンも塗布されている。蛍光体20は制御電極4の1つ
の貫通孔14を通過する電子ビームを水平方向に偏向す
ることによりR,G,Bの3色の蛍光体対を2トリオ分
照射するように設けられており、垂直方向にストライプ
状に塗布している。図5において、スクリ−ン8に記入
した破線は複数本の線陰極2のそれぞれに対応して表示
される垂直方向の区分を示し、2点鎖線は複数本の制御
電極4の各々に対応して表示される水平方向の区分を示
す。破線、2点鎖線で仕切られた1つの区画の拡大図を
図6に示す。
【0011】図6に示すように、水平方向では2トリオ
分のR,G,Bの蛍光体、垂直方向では12ライン分の
幅を有している。1区画の大きさは本例では水平方向1
mm、垂直方向4.4mmである。なお図6ではR、G、B
の各々3色の蛍光体はストライプ状に図示しているが、
デルタ状に配置しても良い。ただしデルタ状に配置した
ときはそれに適合した水平偏向、垂直偏向波形を印加す
る必要がある。また図6では説明の都合で縦横の寸法比
が実際のスクリ−ンに表示したイメ−ジと異なってい
る。また本構成では、制御電極4の1つの貫通孔14に
対してR、G、Bの蛍光体が2トリオ分設けられている
が、1トリオ分あるいは3トリオ分以上で構成されてい
ても良い。ただし制御電極4には1トリオ、あるいは3
トリオ以上のR、G、B映像信号が順次加えられ、それ
に同期して水平偏向をする必要がある。
【0012】次にこの表示素子9を駆動するための駆動
回路の動作を、図7を参照して説明する。まず電子ビー
ムをスクリ−ン8に照射して表示する駆動部分の説明を
行う。電源回路22は表示素子9の各電極に所定のバイ
アス電圧を印加するための回路で、背面電極1にはV
1、電子ビーム引き出し電極3にはV3、集束電極5に
はV5、スクリ−ン8にはV8の直流電圧を印加する。
【0013】パルス発生回路39は、垂直同期信号Vと
水平同期信号Hを用いて線陰極駆動パルスを作成する。
図8にそのタイミング図を示す。各線陰極2イ〜2マは
図7(イ〜マ)に示すように、駆動パルスが高電位の間
に電流が流れて加熱されており、駆動パルス(イ〜マ)
が低電位の期間に電子を放出するように加熱状態が保持
される。
【0014】これにより19本の線陰極2イ〜2ツよ
り、それぞれ低電位の駆動パルス(イ〜ツ)が加えられ
た12水平走査期間のみ電子が放出される。1画面を構
成するには、上方の線陰極2イから下方の線陰極2ツま
で順次12走査期間ずつ電位を切り替えて行けば良い。
【0015】次に偏向部分の説明を行う。偏向電圧発生
回路40は、ダイレクトメモリアクセスコントロ−ラ
(以下DMAコントロ−ラと称す)41、偏向電圧波形
記憶用メモリ(以下偏向メモリと称す)42、水平偏向
信号発生器43h、垂直偏向信号発生器43v等によっ
て構成され、垂直偏向信号v、v’及び水平偏向信号
h、h′を発生する。本構成においては垂直偏向信号に
関して、オ−バ−スキャンを考慮して、1フィ−ルドで
228水平走査期間表示している。またそれぞれのライ
ンに対応する垂直偏向位置情報を記憶しているメモリア
ドレスエリアを第1フィ−ルド及び第2フィ−ルドに分
けそれぞれ1組のメモリ容量を有している。表示する際
は該当の偏向メモリ42からデ−タを読みだして垂直偏
向信号発生器43vでアナログ信号に変換して、垂直偏
向電極7に加えている。
【0016】前記の偏向メモリ42に記憶された垂直偏
向位置情報は12水平走査期間毎にほぼ規則性のあるデ
−タで構成されており、偏向信号に変換された波形もほ
ぼ12段階の垂直偏向信号となっているが前記のように
2フィ−ルド分のメモリ容量を有して、各水平走査線毎
に位置を微調整できるようにしている。また水平偏向信
号に対しては、1水平走査期間に6段階に電子ビームを
水平偏向させる必要性と水平走査毎に偏向位置を微調整
可能なようにメモリを持っている。従って1フレ−ム間
に456水平走査期間表示するとして、456×6=2
736バイトのメモリが必要であるが、第1フィ−ルド
と第2フィ−ルドのデ−タを共用しているために、実際
には1368バイトのメモリを使用している。表示の際
は各水平走査ラインに対応した偏向情報を前記偏向メモ
リ42から読み出して、水平偏向信号発生器43hでア
ナログ信号に変換して、水平偏向電極6に加えている。
【0017】要約すると、垂直周期のうちの垂直帰線期
間を除いた表示期間に、線陰極2イ〜2ツのうちの低電
位の駆動パルスが印加されている線陰極から放出された
電子ビームは、電子ビーム引出し電極3によって水平方
向に114区分に分割され、114本の電子ビーム列を
構成している。この電子ビームは、後述するように各区
分毎に制御電極4によって電子ビームの通過量が制御さ
れ、集束電極5によって集束された後、図8に示すよう
にほぼ6段階に変化する一対の水平偏向信号h、h′を
加えられた水平偏向電極18、18′等により、各水平
表示期間にスクリ−ン8のR1、G1、B1およびR
2、G2、B2等の蛍光体に順次、水平表示期間/6ず
つ照射される。かくして、各水平ラインのラスタ−は1
14個の各区分毎に電子ビームをR1、G1、B1およ
びR2、G2、B2に該当する映像信号によって変調す
ることにより、スクリ−ン8の上にカラ−画像を表示す
る事ができる。
【0018】次に電子ビームの変調制御部30について
説明する。まず図7において、信号入力端子23R、2
3G、23Bに加えられたR、G、Bの各映像信号は、
114組のサンプルホ−ルド回路組、31a〜31nに
加えられる。各サンプルホ−ルド組31a〜31nはそ
れぞれR1用、G1用、B1用、およびR2用、G2
用、B2用の6個のサンプルホ−ルド回路で構成されて
いる。サンプリングパルス発生回路34は、水平周期(6
3.5μsec) のうちの水平表示期間(約 50μsec)に、前
記114組のサンプルホ−ルド回路31a〜31nの各
々R1用、G1用、B1用、およびR2用、G2用、B
2用のサンプルホ−ルド回路に対応する684個(11
4×6)のサンプリングパルスRa1〜Rn2を順次発
生する。
【0019】前記684個のサンプリングパルスがそれ
ぞれ114組のサンプルホ−ルド回路組31a〜31n
に6個ずつ加えられ、これによって各サンプルホ−ルド
回路組には、1ラインを114個に区分したときのそれ
ぞれの2絵素分のR1、G1、B1、R2、G2、B2
の各映像信号が個別にサンプリングされホ−ルドされ
る。サンプルホ−ルドされた114組のR1、G1、B
1、R2、G2、B2の映像信号は1ライン分のサンプ
ルホ−ルド終了後に114組のメモリ32a〜32nに
転送パルスtによって一斉に転送され、ここで次の1水
平走査期間保持される。この保持されたR1、G1、B
1、R2、G2、B2の信号は114個のスイッチング
回路35a〜35nに加えられる。スイッチング回路3
5a〜35nは、それぞれがR1、G1、B1、R2、
G2、B2の個別入力端子とそれらを順次切り替えて出
力する共通出力端子とを有する回路により構成されたも
ので、スイッチングパルス発生回路36から加えられる
スイッチングパルスr1、g1、b1、r2、g2、b
2によって同時に切り替え制御される。
【0020】前記スイッチングパルスr1、g1、b
1、r2、g2、b2は、各水平表示期間を6分割し
て、水平表示期間/6ずつスイッチング回路35a〜3
5nを切り替えR1、G1、B1、R2、G2、B2の
各映像信号を時分割して順次出力し、パルス幅変調回路
37a〜37nに供給している。各スイッチング回路3
5a〜35nの出力は、114組のパルス幅変調(以下
PWMと称す)回路37a〜37nに加えられ、R1、
G1、B1、R2、G2、B2の各映像信号の大きさに
応じてパルス幅変調され出力される。このパルス幅変調
回路37a〜37nの出力は電子ビームを変調するため
の制御信号として表示素子9の制御電極4の114本の
導電板15a〜15nにそれぞれ個別に加えられる。
【0021】次に水平偏向と表示のタイミングについて
説明する。スイッチング回路35a〜35nにおけるR
1、G1、B1、R2、G2、B2の映像信号の切り替
えと、水平偏向信号発生器43hによる電子ビームR
1、G1、B1、R2、G2、B2の蛍光体への水平偏
向の切り替えタイミングと順序が完全に一致するように
同期制御されている。これにより電子ビームがR1蛍光
体に照射されているときには、その電子ビームの照射量
がR1制御信号によって制御され、以下G1、B1、R
2、G2、B2についても同様に制御されて、各絵素の
R1、G1、B1、R2、G2、B2各蛍光体の発光が
その絵素のR1、G1、B1、R2、G2、B2の映像
信号によってそれぞれ制御されることとなり、各絵素が
入力の映像信号にしたがって発光表示されるのである。
【0022】かかる制御が1ライン分の114組(各2
絵素ずつ)分同時に実行されて、1ライン228絵素の
映像が表示され、さらに1フィ−ルド228本のライン
について上方のラインから順次行われて、スクリ−ン8
上に画像が表示される。さらに上記の諸動作が入力映像
信号の1フィ−ルド毎に繰り返されて、テレビジョン信
号等がスクリ−ン8に表示される。
【0023】尚、本構成に必要な基本クロックは図7に
示すパルス発生回路39から供給されており、水平同期
信号H、及び垂直同期信号Vでタイミングをコントロ−
ルしている。
【0024】この表示素子9を用いたの画像表示装置の
従来例を図10に示す。以下図10を用いて従来例を説
明する。電源回路22、陰極線駆動回路26、パルス発
生回路39、偏向電圧発生回路40は省略した。
【0025】ビデオ信号処理部46は、ビデオ信号を処
理しRGB信号に変換する。OSD47は、オンスクリ
ーン表示のための文字図形を発生する。
【0026】セットマイコン48は、規約あるいはユー
ザー調整によりビデオ信号処理部46に対しビデオ信号
調整指示、あるいはOSD47に対しオンスクリーン表
示指示をおこなう。 オンスクリーン信号はビデオ信号
処理部46でアナログ信号重畳されRGB信号としてA
/D変換器49に出力される。
【0027】A/D変換器49は、RGB各アナログ信
号を任意ビットのデジタル信号に変換する。補正部50
では、デジタル信号を表示素子9の最適特性にデータ変
換した後、変調制御部30に供給し、変調制御部30で
は既に述べた処理を行い表示素子9上に任意映像が表示
される。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、オンスクリーン表示を行う場合、A/
D変換前にオンスクリーン信号が重畳されており本画像
表示装置の画素とオンスクリーン表示が一致しないとい
う問題があった。つまりオンスクリーン重畳された映像
信号はアナログ信号でサンプリング位置によりオンスク
リーンが信号が1画素分取り込まれたり取り込まれなか
ったりすると言う問題があった。(図9)本発明は、上
記課題に鑑み、薄型画像表示装置の構成を生かしオンス
クリーン信号をデジタル信号で重畳し、画像表示装置の
画素と1:1に対応し表示できる画像表示装置を提供す
るものである。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の画像表示装置は、図1に示すように画素に対
応したサンプリングクロックで読み出されるオンスクリ
ーン文字・図形を発生するOSD、同期信号よりPLL
等により任意クロック信号を発生させるクロック再生
部、デジタル化されたRGB各映像信号とOSDからの
オンスクリーンRGB信号を切り換えるための第1の切
替器、オンスクリーンの階調を任意に設定出来るように
したレジスタ及び第2の切替器の手段等を有する。
【0030】
【作用】本発明は上記に示した構成によって本発明で示
した表示素子の特徴を生かして、画素に1:1に対応し
た精細でより見やすいオンスクリーン表示を行うことが
できるという極めて優れた効果を得ることが出来る。
【0031】さらにオンスクリーンの輝度を任意に設定
することで使用目的・使用者の個性に応じた輝度を設定
できる。またメモリを用いることより説明画面毎に多様
な表示色を用いた効果的なオンスクリーン表示を行うこ
とができる。という極めて優れた効果を得ることが出来
る。
【0032】
【実施例】
(実施例1)以下に本発明の一実施例の画像表示装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0033】図1は、本発明の一実施例における画像表
示装置を示すものである。図10で示した従来例と同一
の番号を有するものは、従来例と同一の機能を有するも
のとして詳しい説明は省略する。A/D変換器49の前
段は従来例と同じ必要はないので説明の簡略化のため省
略している。
【0034】51は、各種制御を行うCPU、52は、
水平同期信号より基準クロックを発生するPLLクロッ
ク再生部、53は、PLLクロック再生部52からの基
準クロックより、CPU動作クロック、ドットクロッ
ク、サンプリングクロック等の信号を発生させるパルス
発生回路、54は、水平同期信号およびドットクロック
に同期したオンスクリーン用RGB信号およびオンスク
リーン切替信号Ysを発生するOSD、55は、補正部
50からのRGB信号とOSDからのRGB信号とをY
s信号によりきりかえるための切替器、56は、切替器
55からのRGB信号を再サンプリングしのディレイ分
のタイミング合わせをするためのラッチである。
【0035】電源投入時、あるいは処理要求内容に伴い
CPU51はOSD54に任意のオンスクリーン設定を
行う。一方PLLクロック再生部52は、CPU51よ
り分周比を設定され水平同期信号より基準クロック信号
を発生する。この信号はパルス発生回路53に供給され
CPU動作クロック、ドットクロック、サンプリングク
ロック、変調制御用各種パルス信号を発生させる。OS
D54に水平同期信号およびドットクロック信号DCL
Kが供給され、OSD54は、CPU51の設定に基い
き前記信号に同期したRGB信号を発生する。このRG
B信号とA/D変換器49でSCLKでサンプリングさ
れ補正部50で処理されたRGB信号は、Ys信号によ
って切替器55で切り換えられる。切り換えられたRG
B信号は表示素子9の画素に対応したサンプリングクロ
ックSCLKでサンプリングされ変調制御部30で処理
され表示素子9に表示される。
【0036】図2に実施例のタイミングチャートを示
す。上段よりA/D変換器49に入力されるアナログ映
像信号(R)、A/D変換器49のR信号のMSB出
力、OSD54の読み出しタイミングクロックであるド
ットクロックDCLK、OSDのR出力、サンプリング
クロックSCLK、切替器55出力(R信号:MS
B)、ラッチ56出力(R信号:MSB)、最下段に1
画素相当分の幅を示す。ラッチ出力では映像信号分とオ
ンスクリーン信号分を分けて記述した。図2からも明ら
かなように個々のオンスクリーン幅は、同一となり図9
で示したタイミングチャートより改善されていることが
明確である。
【0037】図3に第2の実施例の画像表示装置を示
す。図3で図1で示した第1の実施例と同じ番号を有す
るものは同じ機能を有するもので詳細な説明を省略す
る。
【0038】57は、レジスタでCPU51よりRGB
の各信号に対し輝度設定するためのデータ書き込みがで
きる。
【0039】レジスタ57は、補正部50から出力され
るRGB信号と同じビット数のレジスタを有し、CPU
54よりRGB各レジスタに任意ビットにデータ設定で
きる。OSD54のRGB出力により読み出しが出来
る。読み出し内容は第1の実施例と同様に切替信号Ys
によって切替器55で切替られラッチ56でサンプリン
グクロックSCLKでサンプリングされ変調制御部30
で処理され、表示素子9で表示される。
【0040】(実施例3)図4に第3の実施例の画像表
示装置を示す。
【0041】図4で図1で示した第1の実施例と同じ番
号を有するものは同じ機能を有するもので詳細な説明を
省略する。
【0042】58は、ルックアップテーブル機能を有す
るメモリで、A/D変換器49の各RGB出力ビット数
の3乗で表示色を設定できる。この場合、OSD54の
RGB出力をR:MSB、G:中間ビット、B:LSB
と重み付けをすることでその組み合わせで表示色より8
種の表示色を選択することができる。
【0043】以上より上記の実施例と同様にルックアッ
プテーブル58は、補正部50から出力されるRGB信
号と同じビット数の3乗分のメモリを有し、CPU54
よりルックアップテーブル58に任意色にデータ設定で
きる。OSD54のRGB出力に8色の読み出しが出来
る。読み出し内容は第1、第2の実施例と同様に切替信
号Ysによって切替器55で切替られラッチ56でサン
プリングクロックSCLKでサンプリングされ変調制御
部30で処理され、表示素子9で表示される。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、本発明で
示した表示素子を用いた構成による特徴を生かして、画
素に1:1に対応した精細でより見やすいオンスクリー
ン表示を行うことができるという極めて優れた効果を得
ることが出来る。
【0045】さらにオンスクリーンの輝度を任意に設定
することで使用目的・使用者の個性に応じた輝度を設定
できる。またメモリを用いることより説明画面毎に多様
な表示色を用いた効果的なオンスクリーン表示を行うこ
とができる。という極めて優れた効果を得ることが出来
る。
【0046】なお本発明の一実施例では、レジスタをR
GB各色で有するように記述したが、共有化し1個とし
RGB同一の値とし設定できるようにした場合も本発明
に含まれる事は言うまでもない。またラッチを変調制御
部と共有化した場合も本発明に含まれるのは言うまでも
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における画像表示装置の
構成を示すブロック図
【図2】同画像表示装置のタイミングチャート図
【図3】本発明の第2の実施例における画像表示装置の
構成を示すブロック図
【図4】本発明の第3の実施例における画像表示装置の
構成を示すブロック図
【図5】従来例である画像表示装置のデバイスの分解斜
視図
【図6】従来例である画像表示装置のデバイスの蛍光面
の部分拡大図
【図7】従来例である画像表示装置の駆動回路の構成を
示すブロック図
【図8】従来例の画像表示装置の動作説明のための波形
【図9】従来例の画像表示装置のタイミングチャート
【図10】従来例の画像表示装置の駆動部の概略を示す
ブロック図
【符号の説明】
49 A/D変換器 50 補正部 51 CPU 52 PLLクロック再生部 53 パルス発生回路 54 OSD 55 切替器 56 ラッチ 57 レジスタ 58 ルックアップテーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェイスプレートと背面電極とを有する
    真空容器と、該真空容器内に配置され電子ビームを発生
    する複数の線陰極、線陰極からの電子ビーム引出電極、
    電子ビーム流制御電極、集束電極、水平偏向電極、垂直
    偏向電極の各種電極と、 前記フェイスプレート内面に形成され電子ビームの突入
    により発光する蛍光膜を有する画像表示有効領域を有す
    る表示素子と、 オンスクリーン文字・図形を発生するOSD(On S
    creen Display)と、 水平同期信号等よりPLL等により任意基準クロック信
    号を発生させるクロック再生部と、 上記基準クロック信号よりデータサンプリング信号、O
    SD読み出しのドットクロック信号等を各種信号を発生
    するパルス発生回路と、 デジタル化されたRGB各映像信号と前記OSDからの
    オンスクリーンRGB信号を切り換えるための切替器
    と、 前記OSDに読み出し文字・図形及び表示位置を設定す
    るマイコン等からなるCPU(Central Pro
    sessing Unit)を有し画像表示素子の任意
    表示位置に画素に対応させたオンスクリーン表示を行う
    事を特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 レジスタを有しオンスクリーンの輝度を
    任意に設定出来るようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 メモリを有し、メモリ設定とオンスクリ
    ーン出力と組み合わせにより階調を任意に設定出来るよ
    うにしオンスクリーンを任意色で表示出来ることを特徴
    とする請求項1記載の画像表示装置。
JP5324922A 1993-12-22 1993-12-22 画像表示装置 Pending JPH07181912A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005029851A1 (ja) * 2003-09-19 2005-03-31 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Osd挿入回路
JP2009103907A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Sharp Corp 画像表示装置及びその画像表示方法

Cited By (3)

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WO2005029851A1 (ja) * 2003-09-19 2005-03-31 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Osd挿入回路
US7432982B2 (en) 2003-09-19 2008-10-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. OSD insert circuit
JP2009103907A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Sharp Corp 画像表示装置及びその画像表示方法

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