JPH07180316A - Pc階段の製造方法およびpc階段 - Google Patents

Pc階段の製造方法およびpc階段

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JPH07180316A
JPH07180316A JP5346388A JP34638893A JPH07180316A JP H07180316 A JPH07180316 A JP H07180316A JP 5346388 A JP5346388 A JP 5346388A JP 34638893 A JP34638893 A JP 34638893A JP H07180316 A JPH07180316 A JP H07180316A
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昭五 藤田
Tomizo Yoneda
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 階段用定規1を垂直方向に設定する行為を回
避して機構上スムーズな調整を行うとともに、コンクリ
−ト11の側圧による型枠のはらみをなくし、かつ空間
形成用型枠7の移動および浮上を防止して、PC階段の
軽量化を図る。 【構成】 階段用定規1の複数の踏面対応部2Aと蹴込
対応部2Bを上方にして架台1上に設置するとともに、
上側開放状態で前記階段用定規1を収容する型枠フレー
ム5を前記架台4上に設置する。また、前記踏面対応部
2Aと蹴込対応部2Bに打込型枠6を設置し、該打込型
枠6の踏面部6Aと蹴込部6Bによって形成される谷部
8に空間形成用型枠7を、両端部には側型枠9,9を設
置する。そして、打込型枠6、側型枠9,9および空間
形成用型枠7を型枠フレーム5に保持し、これらを保持
した状態で型枠フレーム5を架台1から下ろして位置変
えしたのち、打込型枠6、側型枠9,9、空間形成用型
枠7および型枠フレーム5によって囲まれる上部開口空
間10にその上側からコンクリート11を打設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定の階段用定規を用
いてプレキャストコンクリ−ト(以下、PCという)製
階段を製造するPC階段の製造方法およびPC階段に関
する。
【0002】
【従来の技術】PC階段製造時の省力化および工期の短
縮を図る手段として有効な階段用定規およびPC階段用
の段部型枠が本発明出願人によってすでに提案されてい
る(特開平4ー124373号公報)。しかし、この従
来技術では、階段用型枠に階段用定規を階段の幅方向を
天地方向(上下方向)に方向転換させた状態に取付ける
ことは機能上むつかしく、階段用定規を十分に調整させ
ることができない。また、コンクリ−トについても階段
の幅方向を深さ方向にする垂直打ちのため、コンクリ−
ト側圧が大きくなり、型枠がはらみやすい。
【0003】また、前記従来の技術では、図11に示す
ように、踏面部101と蹴込部102を一体に形成した
打込型枠100におけるコーナ部に、所定の幅寸法を有
する発泡スチロールなどの細長状の軽量材103を内設
することによって、PC階段の軽量化を図る工夫がなさ
れている。しかし、発泡スチロールなどの細長状の軽量
材103は、それ自体が強度的に比較的脆弱であるた
め、大きい(強い)固定力で所定の位置に固定するのが
困難である。しかも、前述のように垂直打ちのため細長
状の軽量材103を垂直姿勢に保持してコンクリ−ト1
04の打設がなされると、打設の進行に伴って増大する
コンクリ−ト104の重力は垂直方向の大きい負荷とし
てでなく水平方向の小さな負荷としてしか軽量材103
を階段定規側に押し付けることができない。つまり、大
きい移動抑止力で軽量材103の移動を阻止することが
できない。しかも、軽量材103の比重はコンクリ−ト
104の比重よりも相当に小さいので、両者の大きい比
重差によって軽量材103が浮上する現象を生じ、軽量
材103が位置ずれする虞れを有しているとともに、コ
ンクリ−ト104の打設密度を均等にするための加振作
業時の振動によっても、軽量材103に位置ずれが起こ
る難点を有している。すなわち、軽量材103の内設位
置にバラツキが生じ易くPC階段の製造精度を低下させ
る原因になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、階段用定規を縦に固定することは機構上スムーズ
な調整が困難で手間がかかる点、コンクリ−トの側圧で
型枠がはらみやすい点および軽量材の固定が困難で浮き
上がる点などの諸点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、階段
の踏面に対応する踏面対応部と階段の蹴込に対応する蹴
込対応部を連設した複数のL形定規単体と、複数のX字
状リンク単体とを備え、前記X字状リンク単体が短寸の
第1リンクおよび長寸の第2リンクによってなり、長手
方向に隣り合うL形定規単体同士が前記短寸の第1リン
クにより互いに連結されているとともに、前記隣り合う
L形定規単体同士および1つのL形定規単体を隔てて配
置されるL形定規単体が前記長寸の第2リンクによって
互いに連結され、かつ所定の幅寸法に設定された階段用
定規を、その踏面対応部と蹴込対応部を上方に指向させ
て架台上に設置する工程と、上側開放状態で前記階段用
定規を収容する型枠フレームを前記架台上に設置する工
程と、前記踏面対応部と蹴込対応部に踏面部と蹴込部を
有する打込型枠もしくは踏面部と蹴込部を有する段部型
枠のいずれか一方を添接設置する工程と、前記踏面部と
蹴込部によって形成される谷部に空間形成用型枠を設置
する工程と、前記型枠フレームにより前記打込型枠もし
くは段部型枠のいずれか一方および空間形成用型枠を保
持する工程と、前記打込型枠もしくは段部型枠と空間形
成用型枠および型枠フレームによって囲まれる上部開口
空間に上側からコンクリートを打設する工程と、によっ
て踏面と蹴込によって形成されるコーナ部に所定幅寸法
の空間部を有する階段を形成することを特徴とし、いわ
ゆる平打ちのため階段用定規を垂直方向に設定する行為
を回避して機構上スムーズな調整を行うことができると
ともに、コンクリ−トの側圧による型枠のはらみをなく
し、かつ空間形成用型枠の移動および浮上を防止し、P
C階段の製造精度を低下させることなく、軽量化を図る
目的を達成した。請求項2の発明は、踏面と蹴込によっ
て形成されるコーナ部に所定幅寸法の空間部が形成され
ていることを特徴とし、PC階段の軽量化を図る目的を
達成した。
【0006】
【作用】請求項1の発明によれば、複数のL形定規単体
における踏面対応部と蹴込対応部を上方に指向させた状
態で、架台上に階段用定規を設置するとともに、上側開
放状態で前記階段用定規を収容する型枠フレームを前記
架台上に設置し、この階段用定規に打込型枠もしくは段
部型枠のいずれか一方を添接設置し、前記いずれか一方
の踏面部と蹴込部によって形成される谷部に空間形成用
型枠を設置したのちに、型枠フレームにより前記打込型
枠もしくは段部型枠のいずれか一方および空間形成用型
枠を保持した状態で、打込型枠もしくは段部型枠と空間
形成用型枠および型枠フレームによって囲まれる上部開
口空間に上側からコンクリートを打設することにより、
階段を形成するようにしているので、階段用定規を縦に
固定する必要がなく機能的であり、調整する手間を短縮
することができる。また、横姿勢のままで上部開口空間
にその上側からコンクリートを打設する平打ちのため、
打設の進行に伴って増大するコンクリ−トの重力を上か
ら空間形成用型枠に作用させて、該空間形成用型枠を打
込型枠もしくは段部型枠のいずれか一方の踏面部と蹴込
部側に押圧する。つまり、コンクリ−トの側圧による型
枠のはらみをなくし、大きい移動抑止力で空間形成用型
枠の移動および浮上を防止できる。その結果、コンクリ
−トの打設密度を均等にするための加振作業時の振動に
よる空間形成用型枠の位置ずれも確実に防止できる。請
求項2の発明によれば、踏面と蹴込によって形成される
コーナ部に空間部が形成されることにより、空間部の体
積に相当する体積のコンクリ−ト重量分だけ軽量化する
ことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係るPC階段の製造方法の実
施例を図面に基づいて工程順に説明する。図1および図
2において、1は階段用定規で、複数のL形定規単体
2,2……と、複数のX字状リンク単体3,3……とを
備え、L形定規単体2,2……は、階段の踏面に対応す
る踏面対応部2Aと階段の蹴込に対応する蹴込対応部2
Bを連設したL字状に形成されており、X字状リンク単
体3,3……は、短寸の第1リンク3Aおよび長寸の第
2リンク3Bによってなり、その交差部が枢着されてい
る。そして、長手方向に隣り合うL形定規単体2、2同
志が短寸の第1リンク3Aにより互いに連結されている
とともに、前記隣り合うL形定規単体2,2同志および
1つのL形定規単体2を隔てて配置されるL形定規単体
2が長寸の第2リンク3Aによって互いに連結され、か
つ所定の幅寸法を有している。
【0008】前記階段用定規1は、踏面対応部2Aと蹴
込対応部2Bを上方に指向させて架台4上に設置し、か
つ周知の手段で踏面寸法Tと蹴上寸法Rをそれぞれ調整
して設定する。
【0009】ついで、図3に示すように、上側開放状態
で前記階段用定規1を収容する型枠フレーム5を、階段
定規1の周囲の所定高さに設置する。そして、踏面部6
Aと蹴込部6Bが一体に形成された複数の打込型枠6,
6……を、階段用定規1におけるL形定規単体2,2…
…の踏面対応部2Aと蹴込対応部2Bに添接し、かつ型
枠フレーム5の間に設置する。
【0010】一方、図4(a)に示すような、所定の幅
寸法W、つまり階段の全幅よりも少し小さい幅寸法Wを
有する空間形成用型枠7を複数個用意し、これら空間形
成用型枠7,7……を、図3に示す打込型枠6,6……
の踏面部6Aと蹴込部6Bによって形成される谷部8に
対して図5のように設置し、かつ製造する階段の長手方
向の両端部に相当する位置に側型枠9,9を設置する。
【0011】そして、打込型枠6、側型枠9,9および
空間形成用型枠7が型枠フレーム5内に上側開放状態で
収容され、型枠フレーム5に付設されているセパレータ
ー等の保持手段により、打込型枠6、側型枠9,9およ
び空間形成用型枠7を保持する。つまり、保持手段を介
して型枠フレーム5により打込型枠6、側型枠9,9お
よび空間形成用型枠7を保持する。
【0012】つぎに、打込型枠6、側型枠9,9および
空間形成用型枠7を保持した状態で、型枠フレーム5を
架台4から下ろして図6,図7のように位置変えする。
この場合、階段用定規1は架台4上に残存することにな
る。つづいて、打込型枠6,6……、側型枠9,9、空
間形成用型枠7,7……および型枠フレーム5によって
囲まれる上部開口空間10に対して、図8のように、上
側からコンクリート11を打設し、所用の養生工程を経
たのち型枠フレーム5および側型枠9,9をそれぞれ除
去することによって、図9に示すように、踏面12Aと
蹴込12Bによって形成されるコーナ部12Cに所定幅
寸法(前記Wに相当する)の空間部7Aを有するPC階
段12を形成することができる。なお、打込型枠6とコ
ンクリート11との結合方法や打込型枠6における踏面
部6Aや蹴込部6Bの寸法調整、あるいはこれら寸法調
整によって隙間を生じた場合に、この隙間を塞ぎ板によ
り塞ぐ等の手法については、特開平4ー124373号
公報に記載されているので、それらの説明は省略する。
【0013】このように、複数のL形定規単体2,2…
…における踏面対応部2Aと蹴込対応部2Bを上方に指
向させた状態で、架台4上に階段用定規1を設置し、こ
の階段用定規1の踏面対応部2Aと蹴込対応部2Bに打
込型枠6および側型枠9,9を添接設置したのちに、打
込型枠6の踏面部6Aと蹴込部6Bによって形成される
谷部8に空間形成用型枠7を設置し、前記型枠フレーム
5によって打込型枠6、側型枠9,9および空間形成用
型枠7を保持し、これら打込型枠6、側型枠9,9およ
び空間形成用型枠7の保持状態で型枠フレーム5を架台
4から下ろして位置変えしたのち、打込型枠6,6…
…、側型枠9,9、空間形成用型枠7,7……および型
枠フレーム5によって囲まれる上部開口空間10に対し
て、上側からコンクリート11を打設することにより、
PC階段12を形成するようにしているので、階段用定
規1を縦に固定する必要がなく機能的であり、調整手間
を短縮することができる。
【0014】また、いわゆる平打ちのため空間形成用型
枠7を横姿勢に保持して、上部開口空間10にその上側
からコンクリート11を打設することで、打設の進行に
伴って増大するコンクリ−ト11の重力を上から空間形
成用型枠7に作用させて、空間形成用型枠7を打込型枠
6の踏面部6Aと蹴込部6B側に押圧する。つまり、コ
ンクリ−トの側圧による型枠のはらみをなくし、かつ大
きい移動抑止力で空間形成用型枠7の移動および浮上を
防止できる。したがって、空間形成用型枠7の内設位置
のバラツキがなくなるとともに、コンクリ−ト11の打
設密度を均等にするための加振作業時の振動によって
も、空間形成用中空型枠7に位置ずれが起らなくなるの
で、PC階段の製造精度が向上する。勿論、踏面12A
と蹴込12Bによって形成されるコーナ部12Cに空間
部7Aが形成されることにより、空間部7Aの体積に相
当する体積のコンクリ−ト重量分だけ軽量化することが
できる。
【0015】前記実施例では、階段用定規1のL形定規
単体2における踏面対応部2Aと蹴込対応部2Bに、踏
面部6Aと蹴込部6Bを一体に形成した打込型枠6を添
接設置する方法で説明しているが、この打込型枠6を踏
面部6Aと蹴込部6Bとに分割し、この分割した踏面部
6Aと蹴込部6Bとを予め接着して一体としたもの、も
しくは各々踏面部6Aと蹴込部6Bとを別体とした打込
型枠6として階段用定規1のL形定規単体2における踏
面対応部2Aと蹴込対応部2Bに添接設置してもよい。
また、図10に示すように、踏面部13Aと蹴込部13
Bを有する複数の段部型枠13,13……を使用してL
形定規単体2における踏面対応部2Aと蹴込対応部2B
に添接設置してもよい。この場合、空間形成用型枠7
は、段部型枠13,13……における踏部13Aと蹴込
部13Bから若干離れた位置に少し浮かせた状態で設置
すればよい。
【0016】前記実施例は前記図4(a)で説明した密
閉された中空部を有する空間形成用型枠7を使用して説
明したが、階段用定規1のL形定規単体2における踏面
対応部2Aと蹴込対応部2Bに、打込型枠6を添接設置
するする場合に限り、図4(a)に示す空間形成用型枠
7に代えて、図4(b)で示す空間形成用型枠7を使用
してもよい。なお、前記打込型枠6は、通常のセメント
板の他、ガラス繊維、スチール繊維、ビニロン等の化学
繊維などをセメントに混入した繊維補強セメント板で形
成してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、打込型枠もしくは段部型枠と空間形成用型枠および
型枠フレームによって囲まれる上部開口空間に上側から
コンクリートをいわゆる平打ちで打設することにより、
階段を形成するようにしているので、階段用定規を縦に
固定する必要がなく機能的であり、調整手間を短縮する
ことができる。しかも、横姿勢のままで上部開口空間に
その上側からコンクリートを打設するので、打設の進行
に伴って増大するコンクリ−トの重力を上から空間形成
用型枠に作用させて、該空間形成用型枠を打込型枠もし
くは段部型枠のいずれか一方の踏面部と蹴込部側に押圧
する。つまり、コンクリ−トの側圧による型枠のはらみ
をなくし、大きい移動抑止力で空間形成用型枠の移動お
よび浮上を防止できる。その結果、コンクリ−トの打設
密度を均等にするための加振作業時の振動による空間形
成用型枠の位置ずれも確実に防止でき、PC階段の製造
精度が向上する。請求項2の発明は、PC階段の踏面と
蹴込によって形成されるコーナ部に空間部が形成される
ので、該空間部の体積に相当する体積のコンクリ−ト重
量分だけPC階段を軽量化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】架台上に階段用定規を設置した状態の側面図で
ある。
【図2】図1の部分拡大側面図である。
【図3】打込型枠と側型枠を設置した状態の拡大側面図
である。
【図4】(a)空間形成用型枠の一例を示す斜視図であ
る。(b)空間形成用型枠の他の例を示す斜視図であ
る。
【図5】空間形成用型枠を設置した状態の拡大縦断側面
図である。
【図6】型枠フレームを位置変えした状態の全体斜視図
である。
【図7】型枠フレームを位置変えした状態の拡大縦断側
面図である。
【図8】コンクリートの打設状態を示す拡大縦断側面図
である。
【図9】本発明に係るPC階段の一例を示す側面図であ
る。
【図10】打込型枠に代えて段部型枠を使用した状態の
拡大縦断側面図である。
【図11】従来のPC階段を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 階段用定規 2 L形定規単体 2A 踏面対応部 2B 蹴込対応部 3 X字状リンク単体 4 架台 5 型枠フレーム 6 打込型枠 6A 打込型枠の踏面部 6B 打込型枠の蹴込部 7 空間形成用型枠 7A 空間部 8 谷部 9 側型枠 10 上部開口空間 12 PC階段 12A 階段の踏面 12B 階段の蹴込 13 段部形枠 13A 段部型枠の踏面部 13B 段部型枠の蹴込部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階段の踏面に対応する踏面対応部と階段
    の蹴込に対応する蹴込対応部を連設した複数のL形定規
    単体と、複数のX字状リンク単体とを備え、前記X字状
    リンク単体が短寸の第1リンクおよび長寸の第2リンク
    によってなり、長手方向に隣り合うL形定規単体同士が
    前記短寸の第1リンクにより互いに連結されているとと
    もに、前記隣り合うL形定規単体同士および1つのL形
    定規単体を隔てて配置されるL形定規単体が前記長寸の
    第2リンクによって互いに連結され、かつ所定の幅寸法
    に設定された階段用定規を、その踏面対応部と蹴込対応
    部を上方に指向させて架台上に設置する工程と、 上側開放状態で前記階段用定規を収容する型枠フレーム
    を前記架台上に設置する工程と、 前記踏面対応部と蹴込対応部に踏面部と蹴込部を有する
    打込型枠もしくは踏面部と蹴込部を有する段部型枠のい
    ずれか一方を添接設置する工程と、 前記踏面部と蹴込部によって形成される谷部に空間形成
    用型枠を設置する工程と、 前記型枠フレームにより前記打込型枠もしくは段部型枠
    のいずれか一方および空間形成用型枠を保持する工程
    と、 前記打込型枠もしくは段部型枠と空間形成用型枠および
    型枠フレームによって囲まれる上部開口空間に上側から
    コンクリートを打設する工程と、 によって踏面と蹴込によって形成されるコーナ部に所定
    幅寸法の空間部を有する階段を形成することを特徴とす
    るPC階段の製造方法。
  2. 【請求項2】 踏面と蹴込によって形成されるコーナ部
    に所定幅寸法の空間部が形成されていることを特徴とす
    るPC階段。
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