JPH07179465A - イミダゾピリジン誘導体の製造方法 - Google Patents

イミダゾピリジン誘導体の製造方法

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JPH07179465A
JPH07179465A JP6218371A JP21837194A JPH07179465A JP H07179465 A JPH07179465 A JP H07179465A JP 6218371 A JP6218371 A JP 6218371A JP 21837194 A JP21837194 A JP 21837194A JP H07179465 A JPH07179465 A JP H07179465A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 アンギオテンシンII拮抗剤製造の中間体であ
るイミダゾピリジンの製造方法を提供する。 【構成】 一般式IIのイミデートとアミノアセトニトリ
ルおよび一般式IIIの1,3−ジカルボニル化合物とを
環化することよりなる、一般式Iで表されるイミダゾピ
リジン誘導体の製造方法。 〔式中、Rはアルキル、シクロアルキル、アリール、
アラルキル、または複素環式の基;R、Rは水素、
CN、OH、アルキル、アリール、アルカノイル等;R
は水素、アルキル、アリールまたはハロゲン;R
アルキル、アリール、アラルキル;R、Rは水素、
アルキル、アリール、アラルキル、アルコキシまたはア
ルコキシカルボニル;である〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、一般式
【0002】
【化4】
【0003】〔式中、R1 はアルキル、シクロアルキ
ル、アリールもしくはアラルキル基または複素環式の基
であり、R2およびR4は同一もしくは異なるものであっ
て、水素、ヒドロキシ、シアノ、アルキル、シクロアル
キル、アリールもしくはアラルキル基またはアルカノイ
ルもしくはアルコキシカルボニル基であり、R3は水
素、アルキル、アリールもしくはアラルキル基またはハ
ロゲン原子である。〕のイミダゾピリジン誘導体を製造
する新規な方法に関する。
【0004】これらの化合物は、アンギオテンシンII拮
抗剤を得るための中間体として使用される。〔J.Me
d.Chem. 1991,34,2919−2922〕 この引用文献には、イミダゾピリジンを、2−アミノ−
3−ニトロピリジンの還元およびそれに続く適当な脂肪
族カルボン酸との縮合により、どのようにして得ること
ができるかが述べてある。
【0005】しかし、2−アミノ−3−ニトロピリジン
の出発原料の製造は、それに対応するアミノピリジンの
ニトロ化が領域選択的に進まないので難しい。
【0006】従って、本発明の目的は、単純な経路で、
大量に使用できるイミダゾピリジンを製造する方法を開
発することにある。
【0007】この目的は、請求項1に記載の方法によっ
て達成される。
【0008】R1〜R7の個々の基に関して使われる用語
は、下記の意味をもつ。
【0009】アルキル基の語は、直鎖のまたは枝分れし
たアルキル基で、有利には1〜6の炭素原子を、好まし
くは1〜4の炭素原子をもつものを意味する。
【0010】言及すべき例は、メチル、エチル、n−プ
ロピル、i−プロピル、n−ブチルまたはt−ブチル基
である。
【0011】シクロアルキル基の語は、有利にはC3
6シクロアルキル基、たとえばシクロプロピル、シク
ロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシル基のよ
うなものを意味する。
【0012】アリール基の語は炭素環式芳香族、有利に
はフェニルまたはナフチルを含み、アラルキル基の語は
アリール置換したアルキル基、有利には、フェニル置換
したC1〜C6アルキル基、とくにベンジルを表わす。
【0013】アルカノイル基は、有利にはC1〜C6アル
カノイル基、好ましくはアセチルを意味する。
【0014】アルコキシは、有利にはC1〜C6アルコキ
シ、好ましくはメトキシまたはエトキシである。
【0015】複素環式の基は、有利には5員または6員
の環であって、ヘテロ原子として窒素および(または)
酸素および(または)イオウをもつものである。 同様
に、複素環どうしの、または複素環と炭素環との縮合環
も、特定の条件のもとでは包含される。 5員環をもつ
複素環の例は、フラン、チオフェン、ピロール、インド
ール、ピラゾール、イミダゾール、オキサゾール、イソ
オキサゾール、チオゾールまたはトリアゾールである。
【0016】6員環をもつ複素環の例は、ピリジン、キ
ノリン、イソキノリン、アクリジン、ピリダジン、ピリ
ミジン、ピラジン、フェナジン、プリンおよびプテリジ
ンである。
【0017】ハロゲンは、フッ素、塩素、臭素またはヨ
ウ素であって、好ましいハロゲンは塩素である。
【0018】特定の基、とくに環状の基は、どの場合で
も、モノ置換されていても、ポリ置換されていてもよ
い。 適切な基は、たとえば、ハロゲン、ニトロ、アミ
ノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ヒドロキシ、
アルコキシ、アルキルまたはアルカノイルである。 上
述した語義の説明は、これらの基にもあてはまる。
【0019】本発明の方法の出発原料である、一般式
【0020】
【化5】
【0021】〔式中、R1は上に定義したとおりであ
り、R5はアルキル、アリールもしくはアラルキル基で
ある。〕のイミデートは、Brookerら〔J.Am.Che
m.Soc.1935,57,248066〕の方法によ
って、一般式 R1CN IV 〔式中、R1は上に定義したとおりである。〕のニトリ
ルを、一般式 R5OH V 〔式中、R5は上で定義したとおりである。〕のアルコ
ールと、ハロゲン化水素の存在下に反応させてイミデー
トハロゲン化水素を生成させ、続いてイミデートを塩基
を使用して遊離させることによって製造することができ
る。
【0022】使用される一般式IVのニトリルは、有利に
はアセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニトリル
またはバレロニトリルである。
【0023】一般式Vの適切な脂肪族アルコールは、メ
タノール、エタノール、n−またはi−プロパノール、
n−,i−またはt−ブタノール、好ましくはメタノー
ルである。
【0024】好ましいハロゲン化水素は塩化水素であ
る。
【0025】使用されるアルコールR5OH は、溶媒と
してはたらくことができる。 しかし、不活性溶媒、た
とえば、ジオキサンもしくはジエチルエーテルのような
エーテルまたはトルエンのような芳香族炭化水素を、こ
れに加えて使用することもできる。
【0026】生成した一般式IIのイミデートは、当業者
に既知の方法で反応混合物から単離することができる
が、前記した溶媒の中に溶解されたまま次の工程に供給
するのが有利である。
【0027】本発明においては、上記に続く工程におい
て、一般式IIのイミデートは、一般式
【0028】
【化6】
【0029】〔式中、R3 は上で定義したとおりであ
り、R6およびR7は同一もしくは異なるものであって、
水素またはアルキル、アリール、アラルキル、アルコキ
シもしくはアルコキシカルボニル基である。〕の1,3
−ジカルボニル化合物およびアミノアセトニトリルとと
もに環化され、一般式Iの最終的な生成物を与える。
【0030】R6およびR7がアルキルである適切な1,
3−ジカルボニル化合物は、アルカンジオン、たとえば
2,4−ペンタンジオン(アセチルアセトン)、3,5
−ヘプタンジオン、4,6−ノナンジオン、またはR3
がメチルの3−メチル−2,4−ペンタンジオン(2−
メチルアセチルアセトン)である。
【0031】R6がアルキルで、R7がアルコキシである
代表例は、アルカノイル酢酸エステル、たとえばアセト
酢酸メチルまたはアセト酢酸エチルである。
【0032】R6およびR7がアルコキシであるマロン酸
エステルも有利に使用することができる。 言及すべき
例は、マロン酸メチルまたはマロン酸エチルである。
【0033】R6およびR7が水素である一般式III の適
切な化合物は、マロンジアルデヒドまたは2−置換マロ
ンジアルデヒドである。
【0034】一般式III のさらに適切な代表例は、R6
およびR7がアルコキシカルボニルであるジメチル−
2,4−ジオキソペンタンジオンであり、またR6およ
びR7がメトキシカルボニルまたはエトキシカルボニル
であるジエチル−2,4−ジオキソペンタンジオンであ
る。
【0035】アミノアセトニトリルは、どの場合も、対
応するアミノアセトニトリル塩、たとえば塩酸塩または
硫酸水素塩から、塩基、たとえばアンモニアとの反応に
よって、上記の反応に先立って直接遊離させることが可
能である。
【0036】しかし、反応中にアミノアセトニトリル塩
を、たとえば懸濁液の形で、塩基とともに加えることも
可能である。 使用される塩基は、たとえばナトリウム
もしくはカリウムのエトキシドのようなアルカリ金属ア
ルコキシド、または対応するアルコール中のナトリウム
/カリウムメトキシドもしくはカリウム−t−ブトキシ
ド、またはトリエチルアミンもしくはエチルジイソプロ
ピルアミンのようなトリアルキルアミン、または低級脂
肪族アルコールまたは水の中のNaOHまたはKOHの
ようなアルカリ金属水酸化物であってもよく、さもなけ
れば、水の中のアルカリ金属またはアルカリ土類金属の
炭酸塩であってもよい。
【0037】所望であれば、1,3−ジカルボニル化合
物を溶媒として利用することができ、追加の溶媒を使用
する必要は原則的にはない。 溶媒の選択は、使用でき
る場合、決定的ではない。 よい結果は、メタノールも
しくはエタノールのような低級脂肪族アルコール、また
はメチレンクロライドのようなハロゲン化炭化水素、ま
たはジオキサンのようなエーテル、さもなければトルエ
ンもしくはキシレンのような芳香族炭化水素を使用した
ときに得られる。
【0038】反応は、有利には室温からそれぞれの溶媒
の還流温度の間で実施し、とくに50℃〜(溶媒の還流
温度)の間で実施することが有利である。 反応が完了
した後、イミダゾピリジンは慣用の方法で反応混合物か
ら分離することができる。
【0039】〔実施例1〕 a〕 メチルプロピオンイミデートの製造方法 HClガス220g(6モル)を、0℃で、ジエチルエ
ーテル400ml中のプロピオニトリル220g(4モ
ル)およびメタノール128.4g(4モル)の溶液の
中に通した。 追加が完了した後、その反応混合物を、
0℃でさらに16時間撹拌した。 結晶性の固体を濾過
し、エーテルで2回洗浄した。 高真空下で乾燥した後
には、塩酸塩として標題生成物(93%)460gが残
った。
【0040】1 H−NMR(DMSO,300MHz)δ 1.15(t,3H) 2.71(q,2H) 4.1 (s,3H) 11.2(broad s,1H) 12.2(broad s,1H)。
【0041】標題生成物を遊離するために、反応混合物
を2N−K2CO3溶液に注いだ。相分離およびエーテル
の蒸留除去の後、遊離したイミデートが無色の液体とし
て残った。
【0042】 沸点:88〜92℃1 H−NMR(CD3OD,400MHz)δ 1.1 (t,3H) 2.3 (q,2H) 3.65(s,3H) 4.85(s,1H)。
【0043】b〕 2−エチル−5,7−ジメチル−3
H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリジンの製造方法 1aで得た生成物4.36g(50ミリモル)およびア
セチルアセトン50g(500ミリモル;10当量)のト
ルエン50ml中の溶液を70℃に加熱し、アミノアセト
ニトリル塩酸塩4.72g(50ミリモル)およびNa
OH2g(50ミリモル)をメタノール30ml中に溶解
し濾過した溶液と混合した。 その混合物を70℃で4
時間撹拌し、続いてゆっくりと110℃に加熱して、メ
タノールおよび水を蒸留除去した。 還流温度にさらに
1時間おいた後、その混合物を室温まで冷却するにまか
せ、溶媒を回転蒸発器で蒸発濃縮した。 その固体の残
渣を少量の熱い酢酸エチルに溶解し、熱いうちに濾過
し、続いて室温に冷却した。結晶化した固体を濾過し、
少量の冷い酢酸エチルで洗い、真空下で乾燥した。こう
して淡黄色の標題生成物(52%)4.61gを得た。
【0044】 融点:148.8〜150.4℃1 H−NMR(CD3OD,400MHz)δ 1.4 (t,3H) 2.55(s,6H) 2.9 (q,2H) 6.9 (s,1H)。
【0045】〔実施例2〕 2−エチル−5,6,7−トリメチル−3H−イミダゾ
〔4,5−b〕ピリジンの製造方法 メチルプロピオンイミデート13.3g(0.15モ
ル)および3−メチル−2,4−ペンタンジオン33.
57g(0.285モル)のトルエン150ml中の溶液
を65℃に加熱し、アミノアセトニトリル塩酸塩13.
9g(0.15モル)およびNaOH6g(0.15モ
ル)のメタノール80ml中の懸濁液と混合した。 その
混合物を65℃〜70℃で2時間撹拌し、続いてメタノ
ールを蒸留除去した。 その混合物を室温に冷却し、水
50mlと混合し、濃HClでpHを1.3に調節した。
二相を分離し、水相をNaOH溶液で再びpH8.4
にした。 水相を酢酸エチルで何度も抽出し、一体にし
た有機相をMgSO4上で乾燥し、回転蒸発器で蒸発濃
縮した。 粗製の生成物をアセトンから再結晶すること
によって精製した。 こうして純生成物(13%)3.
75gを得た。
【0046】 融点:183.5〜184.4℃1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δ 1.45(t,3H) 2.3 (s,3H) 2.63(s,3H) 2.68(s,3H) 3.05(q,2H) 12.7−13.1(br,1H)。
【0047】〔実施例3〕 2−シクロプロピル−5,7−ジメチル−3H−イミダ
ゾ〔4,5−b〕ピリジンの製造方法 ナトリウムメトキシド(メタノール中の濃度30%の溶
液)36.0g(0.2モル)を、0℃で、メチルシク
ロプロピルイミデート塩酸塩30.13g(0.2モ
ル)のメタノール20ml中の溶液にゆっくりと滴状で加
えた。 得られた混合物を、続いて同じ温度でアセチル
アセトン100.1g(1モル)と混合し、それから50
℃に加熱した。 生成した懸濁液にアミノアセトニトリ
ル塩酸塩18.5g(0.2モル)およびNaOH8g
(0.2モル)のメタノール50ml中の懸濁液を加え
た。 その混合物を65℃〜70℃で16時間撹拌し、
続いてメタノールを蒸留除去した。 温度は次第に11
0℃に上昇した。 その混合物をこの温度でさらに3時
間放置し、続いて室温に冷却した。 水150mlを加
え、濃HClでpHを1.3に調節し、続いてその混合
物をNaOHで再び中和した。 生成物を酢酸エチルで
何度も抽出し、一体にした有機相をMgSO4 上で乾燥
し、回転蒸発器で蒸発濃縮した。 粗製の生成物をエー
テル200mlにとり、撹拌し、続いて再度濾過した。
その濾別された固体を水200mlの中に入れてスラリー
化し、4時間後に再び濾過した。 生成物17.75g
を得た。 この生成物をトルエンから再結晶し、黄色み
がかった結晶として純生成物を得た。
【0048】 融点:171.7〜172.6℃1 H−NMR(CD3OD,300MHz)δ 1.1−1.3 (m,4H) 2.1−2.25(m,1H) 2.5 (s,3H) 2.55(s,3H) 6.9 (s,1H)。
【0049】〔実施例4〕 2−エチル−5−メチル−7−フェニル−3H−イミダ
ゾ〔4,5−b〕ピリジンおよび2−エチル−7−メチ
ル−5−フェニル−3H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリ
ジンの製造方法 メチルプロピオンイミデート(実施例1aから得た生成
物)3.6g(40ミリモル)およびベンゾイルアセト
ン14.6g(90ミリモル)のキシレン50ml中の溶
液を70℃に加熱し、アミノアセトニトリル塩酸塩3.
7g(40ミリモル)およびNaOH1.6g(40ミ
リモル)のメタノール40ml中の懸濁液と混合した。
その混合物を65℃〜70℃で4時間撹拌し、続いてメ
タノールを蒸留除去した。 温度は次第に130℃に上
昇した。 その混合物を室温に冷却し、水150mlと混
合し、濃HClでpHを1.3に調節した。 酢酸エチ
ル100mlを加え、二相を分離し、水相をNaOHで再
びpH7.2にした。 その水相を酢酸エチルで何度も
抽出し、一体にした有機相をMgSO4 上で乾燥し、回
転蒸発器で蒸発濃縮した。 こうして粗製の生成物5.
05gを得た。 これは、標題化合物の異性体をおよそ
4:1の割合(1H−NMRスペクトルによる)で含んで
いた。 5−メチル−7−フェニル誘導体を主要な異性
体として、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘ
キサン5:1)によって単離した。 こうして主要分画
0.73gおよび混合分画1.26gを得た。
【0050】 融点:187.4〜190.4℃1 H−NMR(DMSO,400MHz) (5−メチル−7−フェニル異性体の):δ 1.4(t,3H) 2.6(s,3H) 2.7(q,2H) 7.34−7.52(m,3H) 7.6(s,1H) 8.06−8.12(m,2H)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 471:04 473:00) (C07D 519/00 471:04 475:00)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 〔式中、R1はアルキル、シクロアルキル、アリールも
    しくはアラルキル基または複素環式の基であり、R2
    よびR4は同一もしくは異なるものであって、水素、ヒ
    ドロキシ、シアノ、アルキル、シクロアルキル、アリー
    ルもしくはアラルキル基またはアルカノイルもしくはア
    ルコキシカルボニル基であり、R3は水素、アルキル、
    アリールもしくはアラルキル基またはハロゲン原子であ
    る。〕のイミダゾピリジン誘導体を製造する方法におい
    て、一般式 【化2】 〔式中、R1は上で定義したとおりであり、R5はアルキ
    ル、アリールまたはアラルキル基である。〕のイミデー
    トを、一般式 【化3】 〔式中、R3 は上で定義したとおりであり、R6および
    7は同一または異なるものであって、水素、アルキ
    ル、アリール、アラルキル、アルコキシまたはアルコキ
    シカルボニル基である。〕の1,3−ジカルボニル化合
    物およびアミノアセトニトリルとともに環化し、一般式
    Iの最終的な生成物を得ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 アミノアセトニトリルとして、塩基を用
    いてアミノアセトニトリルの塩から遊離したものを使用
    することを特徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 環化を、室温から反応混合物の還流温度
    の間の温度で、追加の溶媒の存在または不存在において
    実施することを特徴とする請求項1または2のいずれか
    の方法。
  4. 【請求項4】 一般式IIのイミデートとして、一般式 R1CN IV 〔式中、R1は上で定義したとおりである。〕のニトリ
    ルと、一般式 R5OH V 〔式中、R5は上で定義したとおりである。〕のアルコ
    ールとをハロゲン化水素の存在下に反応させて得たもの
    を使用することを特徴とする請求項1の方法。
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