JPH07179030A - インクジェット記録シート - Google Patents
インクジェット記録シートInfo
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- JPH07179030A JPH07179030A JP5328098A JP32809893A JPH07179030A JP H07179030 A JPH07179030 A JP H07179030A JP 5328098 A JP5328098 A JP 5328098A JP 32809893 A JP32809893 A JP 32809893A JP H07179030 A JPH07179030 A JP H07179030A
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- Japan
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- ink
- receiving layer
- recording sheet
- ink receiving
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高い光沢と画像濃度を有し、色再現性、イン
ク吸収性及び耐ブロッキング性に優れたインクジェット
記録シートを提供すること。 【構成】 表面ｐＨが４．０〜８．０のゼラチンと水溶
性セルロース誘導体の混合物及びｐＨ緩衝剤を主体とす
るインク受理層を支持体上に設けたインクジェット記録
シート。好ましくは、ｐＨ緩衝剤がコロイダルシリカ、
アルミナゾル、無機塩類の群から選ばれる１種以上であ
る。
ク吸収性及び耐ブロッキング性に優れたインクジェット
記録シートを提供すること。 【構成】 表面ｐＨが４．０〜８．０のゼラチンと水溶
性セルロース誘導体の混合物及びｐＨ緩衝剤を主体とす
るインク受理層を支持体上に設けたインクジェット記録
シート。好ましくは、ｐＨ緩衝剤がコロイダルシリカ、
アルミナゾル、無機塩類の群から選ばれる１種以上であ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットプリン
ターにより画像形成されるインクジェット記録シートに
関するものである。更に詳しくは、高い光沢と画像濃度
を有し、色再現性、インク吸収性及び耐ブロッキング性
に優れたインクジェット記録シートに関するものであ
る。
ターにより画像形成されるインクジェット記録シートに
関するものである。更に詳しくは、高い光沢と画像濃度
を有し、色再現性、インク吸収性及び耐ブロッキング性
に優れたインクジェット記録シートに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、種々の作動
原理によりインクの微小液滴を飛翔させて紙等の記録シ
ートに付着させ、画像・文字等の記録を行なうものであ
る。インクジェットプリンターは、高速印字が可能であ
る、騒音が少ない、記録パターンの融通性が大きい、現
像、定着が不要である等の特長があり、複雑な画像を正
確、且つ迅速に形成することができる点で注目されてお
り、特にコンピューターで作成した文字や各種図形等の
画像情報のハードコピー作成装置として、種々の用途に
おいて、近年急速に普及している。
原理によりインクの微小液滴を飛翔させて紙等の記録シ
ートに付着させ、画像・文字等の記録を行なうものであ
る。インクジェットプリンターは、高速印字が可能であ
る、騒音が少ない、記録パターンの融通性が大きい、現
像、定着が不要である等の特長があり、複雑な画像を正
確、且つ迅速に形成することができる点で注目されてお
り、特にコンピューターで作成した文字や各種図形等の
画像情報のハードコピー作成装置として、種々の用途に
おいて、近年急速に普及している。
【０００３】又、インクジェット記録方式では、複数個
のインクノズルを使用することにより、多色記録を行う
ことも容易である。多色インクジェット記録方式では、
多色印刷物やカラー写真に比較して、遜色のない画像を
得ることが可能であり、更に作成部数が少ない用途にお
いては、印刷技術や写真技術よりも安価で済むことから
広く利用されつつある。
のインクノズルを使用することにより、多色記録を行う
ことも容易である。多色インクジェット記録方式では、
多色印刷物やカラー写真に比較して、遜色のない画像を
得ることが可能であり、更に作成部数が少ない用途にお
いては、印刷技術や写真技術よりも安価で済むことから
広く利用されつつある。
【０００４】最近、特に注目されているインクジェット
プリンターの利用分野としては、写真に近い高画質が要
求される印刷分野におけるカラープルーフの作成やデザ
イン分野におけるデザインイメージの出力等がある。更
に、コンピューターで作成した文字や画像情報をインク
ジェットプリンターを用いて透明な記録シートに出力
し、これをオーバーヘッドプロジェクターの原稿として
会議のプレゼンテーション等に利用することも一般的に
行われている。
プリンターの利用分野としては、写真に近い高画質が要
求される印刷分野におけるカラープルーフの作成やデザ
イン分野におけるデザインイメージの出力等がある。更
に、コンピューターで作成した文字や画像情報をインク
ジェットプリンターを用いて透明な記録シートに出力
し、これをオーバーヘッドプロジェクターの原稿として
会議のプレゼンテーション等に利用することも一般的に
行われている。
【０００５】このようなインクジェット記録方式で使用
される記録シートに要求される特性としては、インク受
理層表面の光沢が高いこと、画像濃度が高いこと、色再
現性が良好なこと、インク吸収性が高いこと、耐ブロッ
キング性が良好なこと等が挙げられる。
される記録シートに要求される特性としては、インク受
理層表面の光沢が高いこと、画像濃度が高いこと、色再
現性が良好なこと、インク吸収性が高いこと、耐ブロッ
キング性が良好なこと等が挙げられる。
【０００６】従来公知の技術としては、例えば、特公昭
61ー60793号公報、特開平3-215081号公報等に、シリカ、
コロイダルシリカ、アルミナゾル、炭酸カルシウム等の
無機顔料と酸化澱粉、ポリビニルアルコール、カルボキ
シメチルセルロース、ポリアクリル酸等の水溶性バイン
ダーからなるインク受理層を有するインクジェット記録
シートが開示されている。しかし、上記のインクジェッ
ト記録シートは、インク受理層表面の光沢、画像濃度、
色再現性、インク吸収性及び耐ブロッキング性が必ずし
も満足できるレベルではなかった。
61ー60793号公報、特開平3-215081号公報等に、シリカ、
コロイダルシリカ、アルミナゾル、炭酸カルシウム等の
無機顔料と酸化澱粉、ポリビニルアルコール、カルボキ
シメチルセルロース、ポリアクリル酸等の水溶性バイン
ダーからなるインク受理層を有するインクジェット記録
シートが開示されている。しかし、上記のインクジェッ
ト記録シートは、インク受理層表面の光沢、画像濃度、
色再現性、インク吸収性及び耐ブロッキング性が必ずし
も満足できるレベルではなかった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の技術では実現できなかった高い光沢と画像濃度を有
し、色再現性、インク吸収性及び耐ブロッキング性に優
れたインクジェット記録シートを提供することである。
の技術では実現できなかった高い光沢と画像濃度を有
し、色再現性、インク吸収性及び耐ブロッキング性に優
れたインクジェット記録シートを提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の問
題点を解決するために鋭意検討を重ねた結果、特定範囲
の表面ｐＨを有するゼラチンと水溶性セルロース誘導体
の混合物を主体とするインク受理層を設けると、光沢や
印画濃度が高く、色再現性、インク吸収性及び耐ブロッ
キング性に優れたインクジェット記録シートの得られる
ことを見いだし、本発明を完成するに至った。
題点を解決するために鋭意検討を重ねた結果、特定範囲
の表面ｐＨを有するゼラチンと水溶性セルロース誘導体
の混合物を主体とするインク受理層を設けると、光沢や
印画濃度が高く、色再現性、インク吸収性及び耐ブロッ
キング性に優れたインクジェット記録シートの得られる
ことを見いだし、本発明を完成するに至った。
【０００９】即ち、本発明のインクジェット記録シート
は、インク受理層が主としてゼラチンと水溶性セルロー
ス誘導体の混合物及びｐＨ緩衝剤からなり、且つ該イン
ク受理層の表面ｐＨが４．０〜８．０であることを特徴
とするものである。
は、インク受理層が主としてゼラチンと水溶性セルロー
ス誘導体の混合物及びｐＨ緩衝剤からなり、且つ該イン
ク受理層の表面ｐＨが４．０〜８．０であることを特徴
とするものである。
【００１０】また、ｐＨ緩衝剤が、コロイダルシリカ、
アルミナゾル、無機塩類から選ばれる１種以上であるこ
とを特徴とするものである。
アルミナゾル、無機塩類から選ばれる１種以上であるこ
とを特徴とするものである。
【００１１】本発明において、支持体としては、紙、フ
ィルム、金属箔、合成紙、布、不織布又はそれらの複合
体を用いることができるが、画質、光沢、平滑性等の点
から樹脂被覆紙やフィルムの使用が好ましい。支持体の
厚さについては特に制限はないが、ハンドリング性とプ
リンターの通紙適性から、５０〜３００μｍ程度のもの
が好ましい。
ィルム、金属箔、合成紙、布、不織布又はそれらの複合
体を用いることができるが、画質、光沢、平滑性等の点
から樹脂被覆紙やフィルムの使用が好ましい。支持体の
厚さについては特に制限はないが、ハンドリング性とプ
リンターの通紙適性から、５０〜３００μｍ程度のもの
が好ましい。
【００１２】そして、支持体にはインク受理層を設ける
前に、インク受理層塗液の塗布性を向上させるために下
塗層を設けることができる。このような下塗層には、顔
料、各種水溶性高分子、ラテックス、硬膜剤、界面活性
剤等を適宜組み合わせて添加することができる。
前に、インク受理層塗液の塗布性を向上させるために下
塗層を設けることができる。このような下塗層には、顔
料、各種水溶性高分子、ラテックス、硬膜剤、界面活性
剤等を適宜組み合わせて添加することができる。
【００１３】本発明において、インク受理層は、高い透
明性やインク吸収性を得るために、主としてゼラチンと
水溶性セルロース誘導体の混合物からなることが好まし
い。例えば、ゼラチンとしては、石灰処理ゼラチン、酸
処理ゼラチン、酵素処理ゼラチン、フタル化ゼラチン、
マレイン化ゼラチン、フマール化ゼラチン等、水溶性セ
ルロース誘導体としては、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ビ
スコース等が挙げられる。インク受理層中のゼラチンと
水溶性セルロース誘導体の重量比率は、１０：９０〜９
０：１０の範囲が好ましい。ゼラチンと水溶性セルロー
ス誘導体の重量比率が１０：９０より小さい場合には、
画像濃度が低下するため好ましくない。また、９０：１
０より大きい場合には、インク吸収性が低下するため好
ましくない。
明性やインク吸収性を得るために、主としてゼラチンと
水溶性セルロース誘導体の混合物からなることが好まし
い。例えば、ゼラチンとしては、石灰処理ゼラチン、酸
処理ゼラチン、酵素処理ゼラチン、フタル化ゼラチン、
マレイン化ゼラチン、フマール化ゼラチン等、水溶性セ
ルロース誘導体としては、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ビ
スコース等が挙げられる。インク受理層中のゼラチンと
水溶性セルロース誘導体の重量比率は、１０：９０〜９
０：１０の範囲が好ましい。ゼラチンと水溶性セルロー
ス誘導体の重量比率が１０：９０より小さい場合には、
画像濃度が低下するため好ましくない。また、９０：１
０より大きい場合には、インク吸収性が低下するため好
ましくない。
【００１４】そして、インク受理層にはゼラチンと水溶
性セルロース誘導体のほかに、シリカ、コロイダルシリ
カ、アルミナゾル、シリコン樹脂微粒子、ポリスチレン
樹脂微粒子、澱粉粒等の透明顔料、ポリビニルアルコー
ル、澱粉、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピリジニ
ウムハライド、ポリアクリル酸ソーダ、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリビニルエー
テル、アルキルビニルエーテル・マレイン酸共重合体、
スチレン・マレイン酸共重合体、ポリアクリルアミド、
ポリエチレンイミン、メラミン樹脂、尿素樹脂、ポリア
ミド樹脂等の水溶性樹脂、アニオン性、カチオン性、ノ
ニオン性、両性等の界面活性剤、活性ハロゲン化合物、
ビニルスルフォン化合物、アジリジン化合物、エポキシ
化合物、アクリロイル化合物、イソシアネート化合物等
の硬膜剤、防腐剤、染料、蛍光剤、紫外線吸収剤、酸化
防止剤、耐ブロッキング剤、消泡剤等を適宜組み合わせ
て添加することができる。
性セルロース誘導体のほかに、シリカ、コロイダルシリ
カ、アルミナゾル、シリコン樹脂微粒子、ポリスチレン
樹脂微粒子、澱粉粒等の透明顔料、ポリビニルアルコー
ル、澱粉、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピリジニ
ウムハライド、ポリアクリル酸ソーダ、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリビニルエー
テル、アルキルビニルエーテル・マレイン酸共重合体、
スチレン・マレイン酸共重合体、ポリアクリルアミド、
ポリエチレンイミン、メラミン樹脂、尿素樹脂、ポリア
ミド樹脂等の水溶性樹脂、アニオン性、カチオン性、ノ
ニオン性、両性等の界面活性剤、活性ハロゲン化合物、
ビニルスルフォン化合物、アジリジン化合物、エポキシ
化合物、アクリロイル化合物、イソシアネート化合物等
の硬膜剤、防腐剤、染料、蛍光剤、紫外線吸収剤、酸化
防止剤、耐ブロッキング剤、消泡剤等を適宜組み合わせ
て添加することができる。
【００１５】本発明において、インク受理層の表面ｐＨ
は４．０〜８．０であることが好ましい。インク受理層
の表面ｐＨは、インク受理層に純水を滴下し、一定時間
経過後に表面ｐＨ計やｐＨ指示薬を用いて滴下した純水
のｐＨを測定することにより求められる。インク受理層
の表面ｐＨが４．０よりも低い場合には、インクの色相
が変化するため好ましくない。また、表面ｐＨが８．０
よりも高い場合には、ゼラチンの耐水化が困難になり、
インク受理層の耐水性が低下するため好ましくない。
は４．０〜８．０であることが好ましい。インク受理層
の表面ｐＨは、インク受理層に純水を滴下し、一定時間
経過後に表面ｐＨ計やｐＨ指示薬を用いて滴下した純水
のｐＨを測定することにより求められる。インク受理層
の表面ｐＨが４．０よりも低い場合には、インクの色相
が変化するため好ましくない。また、表面ｐＨが８．０
よりも高い場合には、ゼラチンの耐水化が困難になり、
インク受理層の耐水性が低下するため好ましくない。
【００１６】そして、インク受理層の表面ｐＨは、イン
ク受理層に含まれる酸性素材と塩基性素材の量を加減し
たり、塩酸、硫酸、硝酸、酢酸等の酸や水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、アンモニア、トリエタノールアミ
ン等の塩基を添加することにより調整できる。
ク受理層に含まれる酸性素材と塩基性素材の量を加減し
たり、塩酸、硫酸、硝酸、酢酸等の酸や水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、アンモニア、トリエタノールアミ
ン等の塩基を添加することにより調整できる。
【００１７】また、インク受理層にｐＨ緩衝作用を有す
る素材を添加することにより、経時によるｐＨ変化や高
ｐＨインクで印画した際のｐＨ変化を抑制することがで
きるため、本発明の効果を更に高めることができる。
る素材を添加することにより、経時によるｐＨ変化や高
ｐＨインクで印画した際のｐＨ変化を抑制することがで
きるため、本発明の効果を更に高めることができる。
【００１８】ｐＨ緩衝剤として、コロイダルシリカ、ア
ルミナゾル、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、燐
酸カリウム、燐酸二水素カリウム、燐酸水素二カリウ
ム、燐酸ナトリウム、燐酸二水素ナトリウム、燐酸水素
二ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、塩化アンモニウム等
の無機塩類を挙げることができる。
ルミナゾル、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、燐
酸カリウム、燐酸二水素カリウム、燐酸水素二カリウ
ム、燐酸ナトリウム、燐酸二水素ナトリウム、燐酸水素
二ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、塩化アンモニウム等
の無機塩類を挙げることができる。
【００１９】そして、インク受理層の乾燥塗布量は、１
〜５０ｇ／ｍ2 であることが好ましい。インク受理層の
塗布量が１ｇ／ｍ2 未満の場合には、インク吸収性が劣
るため、印字後インクがインク受理層から溢れ、画像の
色混じりや擦れによる汚染が発生しやすくなる。又、５
０ｇ／ｍ2 を超える場合には、インク受理層の着色や記
録シートのカール等の問題が発生する。
〜５０ｇ／ｍ2 であることが好ましい。インク受理層の
塗布量が１ｇ／ｍ2 未満の場合には、インク吸収性が劣
るため、印字後インクがインク受理層から溢れ、画像の
色混じりや擦れによる汚染が発生しやすくなる。又、５
０ｇ／ｍ2 を超える場合には、インク受理層の着色や記
録シートのカール等の問題が発生する。
【００２０】本発明において、インク受理層は、ロッ
ド、ワイヤーバー、スライドホッパー、カーテン、エク
ストルージョンダイ、エアーナイフ、ロール、ブレード
等の一般的な塗工装置により支持体上に塗布されるが、
鏡の様に非常に平滑な塗布面が得られるため、スライド
ホッパーの使用が好ましい。
ド、ワイヤーバー、スライドホッパー、カーテン、エク
ストルージョンダイ、エアーナイフ、ロール、ブレード
等の一般的な塗工装置により支持体上に塗布されるが、
鏡の様に非常に平滑な塗布面が得られるため、スライド
ホッパーの使用が好ましい。
【００２１】そして、インク受理層は、単層又は２層以
上の多層のいずれであっても良い。多層の場合、各層を
互いに異なる組成とすることも同一の組成とすることも
できる。また、多層を形成する場合、２層以上を一度に
塗工しても、１層ずつ逐次塗工しても良い。
上の多層のいずれであっても良い。多層の場合、各層を
互いに異なる組成とすることも同一の組成とすることも
できる。また、多層を形成する場合、２層以上を一度に
塗工しても、１層ずつ逐次塗工しても良い。
【００２２】また、インク受理層は、支持体の少なくと
も片面に設けられるが、両面印字を行う、或はカールを
防止する等の目的で、支持体の両面に設けても良い。
も片面に設けられるが、両面印字を行う、或はカールを
防止する等の目的で、支持体の両面に設けても良い。
【００２３】本発明において、帯電防止性、搬送性、カ
ール防止性等を付与するために、支持体のインク受理層
と反対側に裏塗層を設けることができる。このような裏
塗層には、無機又は有機の帯電防止剤、水溶性バインダ
ー、合成樹脂ラテックス、硬膜剤、顔料、界面活性剤等
を適宜組み合わせて添加することができる。
ール防止性等を付与するために、支持体のインク受理層
と反対側に裏塗層を設けることができる。このような裏
塗層には、無機又は有機の帯電防止剤、水溶性バインダ
ー、合成樹脂ラテックス、硬膜剤、顔料、界面活性剤等
を適宜組み合わせて添加することができる。
【００２４】この様な裏塗層は、ロッド、ワイヤーバ
ー、スライドホッパー、カーテン、エクストルージョン
ダイ、エアーナイフ、ロール、ブレード等の一般的な塗
工装置により支持体上に塗布される。
ー、スライドホッパー、カーテン、エクストルージョン
ダイ、エアーナイフ、ロール、ブレード等の一般的な塗
工装置により支持体上に塗布される。
【００２５】
【作用】本発明によれば、表面ｐＨが４．０〜８．０の
主としてゼラチンと水溶性セルロース誘導体の混合物か
らなるインク受理層を設けることにより、高い光沢が得
られるほか、インク受理層の透明性が高いため、印画濃
度が高く、インクの色相変化が無いため、色再現性が良
好であり、インク吸収性と耐水性が良好なインクジェッ
ト記録シートが得られる。
主としてゼラチンと水溶性セルロース誘導体の混合物か
らなるインク受理層を設けることにより、高い光沢が得
られるほか、インク受理層の透明性が高いため、印画濃
度が高く、インクの色相変化が無いため、色再現性が良
好であり、インク吸収性と耐水性が良好なインクジェッ
ト記録シートが得られる。
【００２６】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明の内容はこれら実施例に限定されるものでは
ない。
が、本発明の内容はこれら実施例に限定されるものでは
ない。
【００２７】実施例１ ＬＢＫＰからなる坪量１００ｇ／ｍ2 の上質紙の表面に
コロナ放電処理を施した後、溶融押出法により低密度ポ
リエチレン８５重量部と二酸化チタン１５重量部からな
る樹脂組成物を１６ｇ／ｍ2 塗布し、裏面にもコロナ放
電処理を施した後、高密度ポリエチレン６０重量部と低
密度ポリエチレン４０重量部からなる樹脂組成物を１６
ｇ／ｍ2 塗布して、樹脂被覆紙支持体を作製した。
コロナ放電処理を施した後、溶融押出法により低密度ポ
リエチレン８５重量部と二酸化チタン１５重量部からな
る樹脂組成物を１６ｇ／ｍ2 塗布し、裏面にもコロナ放
電処理を施した後、高密度ポリエチレン６０重量部と低
密度ポリエチレン４０重量部からなる樹脂組成物を１６
ｇ／ｍ2 塗布して、樹脂被覆紙支持体を作製した。
【００２８】この樹脂被覆紙の表面にコロナ放電処理を
施した後、スライドホッパーを用いて下記配合の固形分
濃度１０％のインク受理層塗液を乾燥塗布量が７ｇ／ｍ
2 になるように塗布、乾燥してインクジェット記録シー
トを作製した。このインク受理シートを８×１５ｍｍに
裁断し、堀場製作所製Ｃ−１ ＣＡＲＤＹ ＣＯＭＰＡ
ＣＴ ｐＨ ＭＥＴＥＲによりインク受理層の表面ｐＨ
を測定したところ、７．８であった。 ＜インク受理層層塗液配合１＞ ゼラチン ５重量部 カルボキシメチルセルロース ９５重量部 コロイダルシリカ １０重量部 スルホコハク酸オクチルエステル ０．１重量部 炭酸水素ナトリウム １重量部
施した後、スライドホッパーを用いて下記配合の固形分
濃度１０％のインク受理層塗液を乾燥塗布量が７ｇ／ｍ
2 になるように塗布、乾燥してインクジェット記録シー
トを作製した。このインク受理シートを８×１５ｍｍに
裁断し、堀場製作所製Ｃ−１ ＣＡＲＤＹ ＣＯＭＰＡ
ＣＴ ｐＨ ＭＥＴＥＲによりインク受理層の表面ｐＨ
を測定したところ、７．８であった。 ＜インク受理層層塗液配合１＞ ゼラチン ５重量部 カルボキシメチルセルロース ９５重量部 コロイダルシリカ １０重量部 スルホコハク酸オクチルエステル ０．１重量部 炭酸水素ナトリウム １重量部
【００２９】実施例２ 実施例１の支持体上に実施例１と同様にして下記配合の
固形分濃度１０％のインク受理層塗液を乾燥塗布量が７
ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾燥してインクジェット記
録シートを作製した。このインク受理層の表面ｐＨを実
施例１と同様にして測定したところ、６．２であった。 ＜インク受理層塗液配合２＞ ゼラチン １５重量部 カルボキシメチルセルロース ８５重量部 コロイダルシリカ １０重量部 スルホコハク酸オクチルエステル ０．１重量部
固形分濃度１０％のインク受理層塗液を乾燥塗布量が７
ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾燥してインクジェット記
録シートを作製した。このインク受理層の表面ｐＨを実
施例１と同様にして測定したところ、６．２であった。 ＜インク受理層塗液配合２＞ ゼラチン １５重量部 カルボキシメチルセルロース ８５重量部 コロイダルシリカ １０重量部 スルホコハク酸オクチルエステル ０．１重量部
【００３０】実施例３ 実施例１の支持体上に実施例１と同様にして下記配合の
固形分濃度１０％のインク受理層塗液を乾燥塗布量が７
ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾燥してインクジェット記
録シートを作製した。このインク受理層の表面ｐＨを実
施例１と同様にして測定したところ、５．７であった。 ＜インク受理層塗液配合３＞ ゼラチン ５０重量部 カルボキシメチルセルロース ５０重量部 コロイダルシリカ １０重量部 スルホコハク酸オクチルエステル ０．１重量部
固形分濃度１０％のインク受理層塗液を乾燥塗布量が７
ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾燥してインクジェット記
録シートを作製した。このインク受理層の表面ｐＨを実
施例１と同様にして測定したところ、５．７であった。 ＜インク受理層塗液配合３＞ ゼラチン ５０重量部 カルボキシメチルセルロース ５０重量部 コロイダルシリカ １０重量部 スルホコハク酸オクチルエステル ０．１重量部
【００３１】実施例４ 実施例１の支持体上に実施例１と同様にして下記配合の
固形分濃度１０％のインク受理層塗液を乾燥塗布量が７
ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾燥してインクジェット記
録シートを作製した。このインク受理層の表面ｐＨを実
施例１と同様にして測定したところ、５．１であった。 ＜インク受理層塗液配合４＞ ゼラチン ８５重量部 カルボキシメチルセルロース １５重量部 コロイダルシリカ １０重量部 スルホコハク酸オクチルエステル ０．１重量部
固形分濃度１０％のインク受理層塗液を乾燥塗布量が７
ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾燥してインクジェット記
録シートを作製した。このインク受理層の表面ｐＨを実
施例１と同様にして測定したところ、５．１であった。 ＜インク受理層塗液配合４＞ ゼラチン ８５重量部 カルボキシメチルセルロース １５重量部 コロイダルシリカ １０重量部 スルホコハク酸オクチルエステル ０．１重量部
【００３２】実施例５ 実施例１の支持体上に実施例１と同様にして下記配合の
固形分濃度１０％のインク受理層塗液を乾燥塗布量が７
ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾燥してインクジェット記
録シートを作製した。このインク受理層の表面ｐＨを実
施例１と同様にして測定したところ、４．８であった。 ＜インク受理層塗液配合５＞ ゼラチン ９５重量部 カルボキシメチルセルロース ５重量部 コロイダルシリカ １０重量部 スルホコハク酸オクチルエステル ０．１重量部
固形分濃度１０％のインク受理層塗液を乾燥塗布量が７
ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾燥してインクジェット記
録シートを作製した。このインク受理層の表面ｐＨを実
施例１と同様にして測定したところ、４．８であった。 ＜インク受理層塗液配合５＞ ゼラチン ９５重量部 カルボキシメチルセルロース ５重量部 コロイダルシリカ １０重量部 スルホコハク酸オクチルエステル ０．１重量部
【００３３】実施例６ 実施例１の支持体上に実施例１と同様にして下記配合の
固形分濃度１０％のインク受理層塗液を乾燥塗布量が７
ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾燥してインクジェット記
録シートを作製した。このインク受理層の表面ｐＨを実
施例１と同様にして測定したところ、４．２であった。 ＜インク受理層塗液配合６＞ ゼラチン ５０重量部 ヒドロキシエチルセルロース ５０重量部 コロイダルシリカ １０重量部 スルホコハク酸オクチルエステル ０．１重量部 塩化アンモニウム ０．２重量部
固形分濃度１０％のインク受理層塗液を乾燥塗布量が７
ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾燥してインクジェット記
録シートを作製した。このインク受理層の表面ｐＨを実
施例１と同様にして測定したところ、４．２であった。 ＜インク受理層塗液配合６＞ ゼラチン ５０重量部 ヒドロキシエチルセルロース ５０重量部 コロイダルシリカ １０重量部 スルホコハク酸オクチルエステル ０．１重量部 塩化アンモニウム ０．２重量部
【００３４】実施例７ 実施例１の支持体の表面にコロナ放電処理を施した後、
リバースロールコーターを用いて実施例３のインク受理
層塗液を乾燥塗布量が７ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾
燥してインクジェット記録シートを作製した。このイン
ク受理層の表面ｐＨを実施例１と同様にして測定したと
ころ、５．６であった。
リバースロールコーターを用いて実施例３のインク受理
層塗液を乾燥塗布量が７ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾
燥してインクジェット記録シートを作製した。このイン
ク受理層の表面ｐＨを実施例１と同様にして測定したと
ころ、５．６であった。
【００３５】実施例８ 厚さ１００μｍの白色ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムの表面にコロナ放電処理を施した後、スライドホッ
パーを用いて実施例３のインク受理層塗液を乾燥塗布量
が７ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾燥した。次に、裏面
にも同様にして実施例３のインク受理層塗液を乾燥塗布
量７ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾燥してインクジェッ
ト記録シートを作製した。このインク受理層の表面ｐＨ
を実施例１と同様にして測定したところ、いずれも５．
６であった。
ルムの表面にコロナ放電処理を施した後、スライドホッ
パーを用いて実施例３のインク受理層塗液を乾燥塗布量
が７ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾燥した。次に、裏面
にも同様にして実施例３のインク受理層塗液を乾燥塗布
量７ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾燥してインクジェッ
ト記録シートを作製した。このインク受理層の表面ｐＨ
を実施例１と同様にして測定したところ、いずれも５．
６であった。
【００３６】比較例１ 実施例１の支持体上に実施例１と同様にして下記配合の
固形分濃度１０％のインク受理層塗液を乾燥塗布量が７
ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾燥してインクジェット記
録シートを作製した。このインク受理層の表面ｐＨを実
施例１と同様にして測定したところ、３．７であった。 ＜インク受理層塗液配合７＞ ゼラチン ５０重量部 カルボキシメチルセルロース ５０重量部 スルホコハク酸オクチルエステル ０．１重量部 塩酸 ０．１重量部
固形分濃度１０％のインク受理層塗液を乾燥塗布量が７
ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾燥してインクジェット記
録シートを作製した。このインク受理層の表面ｐＨを実
施例１と同様にして測定したところ、３．７であった。 ＜インク受理層塗液配合７＞ ゼラチン ５０重量部 カルボキシメチルセルロース ５０重量部 スルホコハク酸オクチルエステル ０．１重量部 塩酸 ０．１重量部
【００３７】比較例２ 実施例１の支持体上に実施例１と同様にして下記配合の
固形分濃度１０％のインク受理層塗液を乾燥塗布量が７
ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾燥してインクジェット記
録シートを作製した。このインク受理層の表面ｐＨを実
施例１と同様にして測定したところ、８．３であった。 ＜インク受理層塗液配合８＞ ゼラチン ５０重量部 カルボキシメチルセルロース ５０重量部 スルホコハク酸オクチルエステル ０．１重量部 水酸化ナトリウム ０．１重量部
固形分濃度１０％のインク受理層塗液を乾燥塗布量が７
ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾燥してインクジェット記
録シートを作製した。このインク受理層の表面ｐＨを実
施例１と同様にして測定したところ、８．３であった。 ＜インク受理層塗液配合８＞ ゼラチン ５０重量部 カルボキシメチルセルロース ５０重量部 スルホコハク酸オクチルエステル ０．１重量部 水酸化ナトリウム ０．１重量部
【００３８】比較例３ 実施例１の支持体上に実施例１と同様にして下記配合の
固形分濃度１０％のインク受理層塗液を乾燥塗布量が７
ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾燥してインクジェット記
録シートを作製した。このインク受理層の表面ｐＨを実
施例１と同様にして測定したところ、６．８であった。 ＜インク受理層塗液配合９＞ カルボキシメチルセルロース １００重量部 スルホコハク酸オクチルエステル ０．１重量部
固形分濃度１０％のインク受理層塗液を乾燥塗布量が７
ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾燥してインクジェット記
録シートを作製した。このインク受理層の表面ｐＨを実
施例１と同様にして測定したところ、６．８であった。 ＜インク受理層塗液配合９＞ カルボキシメチルセルロース １００重量部 スルホコハク酸オクチルエステル ０．１重量部
【００３９】比較例４ 実施例１の支持体上に実施例１と同様にして下記配合の
固形分濃度１０％のインク受理層塗液を乾燥塗布量が７
ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾燥してインクジェット記
録シートを作製した。このインク受理層の表面ｐＨを実
施例１と同様にして測定したところ、４．７であった。 ＜インク受理層塗液配合１０＞ ゼラチン １００重量部 スルホコハク酸オクチルエステル ０．１重量部
固形分濃度１０％のインク受理層塗液を乾燥塗布量が７
ｇ／ｍ2 になるように塗布、乾燥してインクジェット記
録シートを作製した。このインク受理層の表面ｐＨを実
施例１と同様にして測定したところ、４．７であった。 ＜インク受理層塗液配合１０＞ ゼラチン １００重量部 スルホコハク酸オクチルエステル ０．１重量部
【００４０】これらのインクジェット記録シートは、下
記項目について評価を行い、結果を表１にまとめて示し
た。
記項目について評価を行い、結果を表１にまとめて示し
た。
【００４１】［光沢度］ＪＩＳ−Ｐ８１４２に規定され
た方法に従い、インクジェット記録シート表面の光沢度
を測定した。
た方法に従い、インクジェット記録シート表面の光沢度
を測定した。
【００４２】［画像濃度］ＨＥＷＬＥＴＴ ＰＡＣＫＡ
ＲＤ社製Ｄｅｓｋ Ｗｒｉｔｅｒ ５５０Ｃプリンター
を用いて印画し、マゼンタの１００％印画部分の光学濃
度をＭａｃｂｅｔｈ社製ＲＤ−９１４反射濃度計により
測定した。
ＲＤ社製Ｄｅｓｋ Ｗｒｉｔｅｒ ５５０Ｃプリンター
を用いて印画し、マゼンタの１００％印画部分の光学濃
度をＭａｃｂｅｔｈ社製ＲＤ−９１４反射濃度計により
測定した。
【００４３】［色再現性］ＨＥＷＬＥＴＴ ＰＡＣＫＡ
ＲＤ社製Ｄｅｓｋ Ｗｒｉｔｅｒ ５５０Ｃプリンター
を用いて人物の画像を印画し、肌色の再現性を目視によ
り観察し、○：色再現性が良好、△：色再現性が若干悪
いが、実用限度である、×：色再現性が悪く、実用に耐
えない、の３段階で評価した。
ＲＤ社製Ｄｅｓｋ Ｗｒｉｔｅｒ ５５０Ｃプリンター
を用いて人物の画像を印画し、肌色の再現性を目視によ
り観察し、○：色再現性が良好、△：色再現性が若干悪
いが、実用限度である、×：色再現性が悪く、実用に耐
えない、の３段階で評価した。
【００４４】［インク吸収性］ＨＥＷＬＥＴＴ ＰＡＣ
ＫＡＲＤ社製Ｄｅｓｋ Ｗｒｉｔｅｒ ５５０Ｃプリン
ターを用いて印画し、マゼンタの１００％印画部分のイ
ンク溢れの状態を目視で観察し、○：インク溢れが認め
られない、△：インク溢れが若干認められるが、実用限
度である、×：インク溢れがひどく、実用に耐えない、
の３段階で評価した。
ＫＡＲＤ社製Ｄｅｓｋ Ｗｒｉｔｅｒ ５５０Ｃプリン
ターを用いて印画し、マゼンタの１００％印画部分のイ
ンク溢れの状態を目視で観察し、○：インク溢れが認め
られない、△：インク溢れが若干認められるが、実用限
度である、×：インク溢れがひどく、実用に耐えない、
の３段階で評価した。
【００４５】［耐ブロッキング性］３０℃、８５％ＲＨ
の条件においてインクジェット受像紙の表面を指で触る
ことにより耐ブロッキング性（耐ベタつき性）を測定
し、○：ブロッキングが認められない、△：ブロッキン
グが若干認められるが、実用限度である、×：ブロッキ
ングが著しく、実用に耐えない、の３段階で評価した。
の条件においてインクジェット受像紙の表面を指で触る
ことにより耐ブロッキング性（耐ベタつき性）を測定
し、○：ブロッキングが認められない、△：ブロッキン
グが若干認められるが、実用限度である、×：ブロッキ
ングが著しく、実用に耐えない、の３段階で評価した。
【００４６】
【表１】
【００４７】表１の結果から明らかな様に、本発明によ
る実施例１〜８のインクジェット記録シートは、いずれ
も光沢、画像濃度が高く、優れた色再現性、インク吸収
性及び耐ブロッキング性を示した。しかし、比較例１の
インクジェット記録シートでは、インク受理層の表面ｐ
Ｈが４．０よりも低かったため、色再現性が悪かった。
比較例２のインクジェット記録シートでは、表面ｐＨが
８．０よりも高かったため、インク受理層の耐水性が低
下し、耐ブロッキング性が低下した。比較例３のインク
ジェット記録シートでは、インク受理層の組成がカルボ
キシメチルセルロース単独であったため、画像濃度が低
下した。比較例４のインクジェット記録シートでは、イ
ンク受理層の組成がゼラチン単独であったため、インク
吸収性が低下した。
る実施例１〜８のインクジェット記録シートは、いずれ
も光沢、画像濃度が高く、優れた色再現性、インク吸収
性及び耐ブロッキング性を示した。しかし、比較例１の
インクジェット記録シートでは、インク受理層の表面ｐ
Ｈが４．０よりも低かったため、色再現性が悪かった。
比較例２のインクジェット記録シートでは、表面ｐＨが
８．０よりも高かったため、インク受理層の耐水性が低
下し、耐ブロッキング性が低下した。比較例３のインク
ジェット記録シートでは、インク受理層の組成がカルボ
キシメチルセルロース単独であったため、画像濃度が低
下した。比較例４のインクジェット記録シートでは、イ
ンク受理層の組成がゼラチン単独であったため、インク
吸収性が低下した。
【００４８】
【発明の効果】本発明によれば、高い光沢と画像濃度を
有し、色再現性、インク吸収性及び耐ブロッキング性に
優れたインクジェット記録シートが得られる。
有し、色再現性、インク吸収性及び耐ブロッキング性に
優れたインクジェット記録シートが得られる。
Claims (2)
- 【請求項１】 支持体上にインク受理層を設けたインク
ジェット記録シートにおいて、該インク受理層が主とし
てゼラチンと水溶性セルロース誘導体の混合物及びｐＨ
緩衝剤からなり、且つ該インク受理層の表面ｐＨが４．
０〜８．０であることを特徴とするインクジェット記録
シート。 - 【請求項２】 ｐＨ緩衝剤が、コロイダルシリカ、アル
ミナゾル、無機塩類から選ばれる１種以上であることを
特徴とする請求項１記載のインクジェット記録シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32809893A JP3349803B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | インクジェット記録シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32809893A JP3349803B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | インクジェット記録シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07179030A true JPH07179030A (ja) | 1995-07-18 |
| JP3349803B2 JP3349803B2 (ja) | 2002-11-25 |
Family
ID=18206492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32809893A Expired - Fee Related JP3349803B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | インクジェット記録シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3349803B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997035730A1 (fr) * | 1996-03-27 | 1997-10-02 | Mitsubishi Paper Mills Limited | Materiau d'impression pour impression par jets d'encre |
| EP1080934B1 (en) * | 1999-09-03 | 2003-10-29 | FERRANIA S.p.A. | Ink-jet printing receiving sheet comprising gelatin and a metal salt |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8096651B2 (en) | 2007-03-19 | 2012-01-17 | Ricoh Company, Ltd. | Ink-jet recording method, ink, ink cartridge, recording apparatus, and recorded matter |
| JP2009056615A (ja) | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Ricoh Co Ltd | インクジェット記録方法 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP32809893A patent/JP3349803B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997035730A1 (fr) * | 1996-03-27 | 1997-10-02 | Mitsubishi Paper Mills Limited | Materiau d'impression pour impression par jets d'encre |
| EP1080934B1 (en) * | 1999-09-03 | 2003-10-29 | FERRANIA S.p.A. | Ink-jet printing receiving sheet comprising gelatin and a metal salt |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3349803B2 (ja) | 2002-11-25 |
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