JPH0717851Y2 - ねじ固定装置 - Google Patents

ねじ固定装置

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JPH0717851Y2
JPH0717851Y2 JP1990126424U JP12642490U JPH0717851Y2 JP H0717851 Y2 JPH0717851 Y2 JP H0717851Y2 JP 1990126424 U JP1990126424 U JP 1990126424U JP 12642490 U JP12642490 U JP 12642490U JP H0717851 Y2 JPH0717851 Y2 JP H0717851Y2
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bolt
screw
nut
pin
fixing device
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彦元 長野
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彦元 長野
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はねじの固定に関する。
(従来の技術) 従来,ねじの固定には,次のような様々な方法があっ
た。
溝付きナットは,その上端の側面間にピン溝を形成した
ものであり,当該ナットを適正締付けしながら,ボルト
先端部のピン穴にピン溝を1直線上に合せて割ピンを挿
着するものであった。
ナットの係止構造(公開実昭63−9511)は雄ねじ部に少
なくとも1条の縦溝を形成し,それに,ナットの外周に
係止部を有するかぎ状のキーを嵌挿する構造のものであ
った。
弛み止めボルト(公告実昭61−21607)は,その雄ねじ
の先端部に小径の逆向きの雄ねじを形成し,それに螺合
する逆ねじのナットの,締付ナットとの当接面を拡大形
成し,締付ナット1を適正締付した上から当該逆ねじの
ナットを締付けて固定するものであった。
二重ナットは,先ず3種ナットを適正締付けし,その上
から1種又は2種のナットをさらに締付けて固定するも
のであった。
(考案が解決しようとする問題点) 溝付ナットは,それが緩み回りに力を加えると,ピンを
介してボルトと当該ナット間に反発を生じ固定を保持す
る構造のものであった。しかし,ピン穴がボルトの先端
部の1点に特定しているためボルトの製作に当ってはピ
ン穴をボルトの使用位置に個別に合わせなければなら
ず,規格化と量産化に適さず使用範囲が限られていた。
ナットの係止構造は,それが上下を転倒して使用する場
合はキーがボルトの軸線方向に嵌挿してあるので脱落す
るおそれがあった。また,溝の形成は手のかかる行程を
要した。
弛み止めボルトは,締付ナットが緩み回りに力を加えて
も逆ねじのナットが締付方向に作用するので固定が可能
とするものであるが,両ナットの当接面には掛止機構が
ないため当接面の圧力が弱まれば逆ねじの効果が失われ
ること,副軸部が小径であることによってねじの摩擦力
は小さいので当接面に圧力を加える力は小さく,機械的
電動による副軸部のねじ間の摩擦力の減少によって両ナ
ット間の当接面の圧力が弱まるので確実に固定を保持す
ることは困難であった。
それらの困難を補うために,目視やハンマの音で確認し
増締めをたえず行なわなければならなかった。また,過
剰締付の傾向が強く,それがボルト及びナットのそ性変
形やひび割れ,腐食,焼け付き等の原因となった。
二重ナットは、締付ナット1の上から1種又は2種のナ
ットで締付けるものであり,両ナットの間に強く押し合
う力が生じ,ボルトとナットのねじ山が圧着して固定を
保持するものであるが,機械的震動や衝撃が長時間加わ
ると,ボルトとナットのねじ間が摩耗し,両ナット間に
間隙を生じて上側のナットから順次緩むので固定を保持
することは困難であった。
(問題点を解決するための手段) 従来のものがもつ,以上のような問題点を解決するた
め,この考案に係るねじ固定装置は次のような構成とし
ている。すなわち,締付ナット1の上部に逆ねじを形成
し,それに螺合する逆ねじを調整ナット2の下部に,そ
の軸心には当該ボルトに嵌合するボルト穴5をそれぞれ
形成し,ボルト先端部10aの中心線に直角にピン穴8又
はピン溝9を,また,それと対に調整ナット2の上部中
心線に直角にピン溝9又はピン穴8をそれぞれ形成して
いる。
ボルト10にボルト平面3を形成する構成に関しては,締
付ナット1の上部に逆ねじ11,12で調整ナット2を螺合
し,割ピン4がボルト平面3に交叉して接する調整ナッ
ト2の側面間にピン穴8を形成している。ボルト平面3
の形成は,その横断面において雄ねじ7の谷が描く円周
と割線の2交点を結ぶ中心角を60度以内とするのが好ま
しい。
ボルト平面3を雄ねじ7の谷に接線状に形成する場合,
割ピン4の最大幅即ち平面部をボルト平面3に交叉させ
るのがよい。
植込ボルト21のキー溝23は,調整丸ナット22側を軸線方
向に,下方軸心向きにテーパ状に形成している。
調整ナット2を使用する植込ボルト21は,割ピン4の挿
着位置が基礎材26の上端面より上にあるため,ボルト平
面3は上方に形成している。
パイプ16,16の接続において先端部の固定には両軸が一
直線上にあり,それに先端面が直角を保つことが好まし
い。継手本体17及びユニオン18の締付面は,それぞれの
上端面及び下端面の筒孔の径がスリーブ20のそれと同じ
であるため,いずれもスリーブのフランジ19d,19dとの
圧接面である。調整ナット2のピン穴8の位置はユニオ
ン18の1外側面に交叉して接する範囲内である。
調整ナット2を用いない本構成では,継手本体17の外側
が6面体であるため,割ピン4が各外側面に交叉して接
する条件は締・緩回り60度毎であり,適正締付には,ば
ね座金を使用する。その位置は,スリーブのフランジ19
d,19dと継手本体17又はユニオン18との圧接面間であ
る。
(作用) 被締付材25にボルト10を嵌挿し,その上から締付ナット
1を螺合し適正締付を行う。締付ナット1の逆ねじに調
整ナット2を螺合し,ピン穴8とピン溝9を平行な位置
で合わせ,割ピン4を挿着する。
締付ナット1が緩み回りに力を加えると,締付ナット1
と調整ナット2との逆ねじ11,12間及び割ピン4とピン
穴8及びピン溝9の接触部で反発し締付ナット1は固定
を保持する。
ボルト平面3を形成したボルト10では,締付ナット1を
適正締付けし,それに調整ナット2を螺合しボルト平面
3とピン穴8が平行な位置で割ピン4を挿着する。締付
ナット1が緩み回りに力を加えると,調整ナット2との
逆ねじ11,12間及び割ピン4とボルト平面3及びピン穴
8の接触部で反発し締付ナット1は固定を保持する。
植込ボルト21の固定は,調整丸ナット22又は調整ナット
2を基礎材26の逆雌ねじ11に螺合し,その上から植込ボ
ルト21を嵌挿し,基礎材26の雌ねじ6に螺合し適正締付
けを行なう。キー24の使用は,ボルト平面3に調整丸ナ
ット22のキー溝23が平行な位置でキー24を挿着する。植
込ボルト21が緩み回りに力を加えると,基礎材26と調整
丸ナット22の逆ねじ11,12間及びキー24とキー溝23の接
触部で反発し植込ボルト21は固定を保持する。
調整ナット2の使用においては,その側面間にピン穴8
を有するので割ピン4の挿着操作及び固定の確実性は前
述の各作用例と同じである。
パイプ16,16の接続は,パイプ16にスリーブ20,ユニオン
18,調整ナット2の順に嵌合する。次に他方のパイプ16
にスリーブ20,継手本体17の順に嵌合し,ユニオン18に
継手本体17を螺合し適正締付を行ない,調整ナット2を
継手本体17に螺合し,ユニオン18の1外側面とピン穴8
が平行な位置で割ピン4を挿着する。ユニオン18と継手
本体17のねじ6,7間に緩み回りの力が加わると,調整ナ
ット2と継手本体17の逆ねじ11,12間及び割ピン4とユ
ニオン18の当該外側面及びピン穴8の接触部で反発し両
ねじ6,7間の固定を保持する。
ユニオン18の拡大筒18hにピン穴8を有する構成におい
ては,ユニオン18と継手本体17を螺合する操作は前述の
場合と同じであり,適正締付けの上,継手本体17の1外
側面にピン穴8が平行な位置で割ピン4を挿着する。固
定の確実性は前述の場合と同じである。
(実施例) この考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1実施例 第1図は,この考案の第1実施例を示す平面図,第2図
は同じ第1実施例を示す部分断面正面図である。
第1実施例では,締付ナット1の上部に逆雌ねじ11を形
成し,逆雄ねじ12を調整ナット2の下部に形成し,その
軸心には当該ボルト10を嵌合するボルト穴5を,その上
部の両側面間には軸線上を直交するピン溝9を,また,
当該ボルト10の先端部には,その軸線上を直交するピン
穴8をそれぞれ形成している。
以上のような締付ナット1,調整ナット2及び割ピン4を
使用して固定するには次のようにする。すなわち,被締
付材25のボルト穴5にボルト10を嵌挿して締付ナット1
を螺合して適正締付を行なう。その上から調整ナット2
を螺合し,ピン穴8にピン溝9を直線上に合せて割ピン
4を挿着する。
締付ナット1が緩み回りに力を加えると,その上部の逆
ねじ11,12間,割ピン4とピン穴8及びピン溝9の接触
部で反発し,締付ナット1は固定を保持する。
第2実施例 第3図は,この考案の第2実施例を示す部分断面側面
図,第4図は同じ第2実施例を示す部分断面正面図であ
る。
第2実施例では,締付ナット1の上部に逆雌ねじ11を,
調整ナット2の下部に逆雄ねじ12を,その軸心にボルト
穴5を,それぞれ形成している。そして,ボルト平面3
に交叉して接するピン穴8を調整ナット2の側面間に形
成している。
操作及び固定の確実性は上述の場合と同じであるが,ピ
ン溝9にかえてボルト平面3にピン穴8が平行な位置で
割ピン4を挿着する。
締付ナット1が緩み回りに力を加えると,その上部の1
1,12間及び割ピン4とボルト平面3及びピン穴8の接触
部で反発し,締付ナット1は固定を保持する。
第3実施例 第5図は,この考案の第3実施例を示す平面図,第6図
は同じ第3実施例を示す部分断面正面図である。
第3実施例では,ボルト平面3は雄ねじ7の谷に接して
形成し,割ピン4は,その片側をピン頭部14寄りで切欠
した形状に形成している。そして,締付ナット1の上部
に逆雄ねじ12を調整ナット2の下部に逆雌ねじ11を,そ
れぞれ形成している。
その他の構成,操作及び固定の確実性は第2実施例の場
合と同じである。
第4実施例 第7図は,この考案の第4実施例を示す分解部分断面正
面図,第8図は同じ第4実施例を示すA−A断面平面
図,第9図は同じ第4実施例を示す部分断面正面図であ
る。
第4実施例は,植込ボルト21の捩込み口に逆雌ねじ11を
形成し,それに螺合する調整丸ナット22の外周に逆雄ね
じ12を,軸心にボルト穴5をそれぞれ形成し,ボルト平
面3を一方の側壁とし,当該丸ナット22の内周上部を他
方の側壁とし下方へ内向きテーパ状のキー溝23を形成し
ている。
以上のような植込ボルト21,調整丸ナット22及びキー24
を使用して固定するには次のようにする。すなわち、調
整丸ナット22を逆雌ねじ11に螺合し,その上から当該ボ
ルト21を嵌挿し,雌ねじ6に螺合し適正締付を行なう。
ついでボルト平面3に調整丸ナット22のキー溝23が平行
な位置でキー24を挿着する。第4実施例においては,基
礎材26の上面に被締付材25を重置し,それがキー24の上
面に当接するものと想定している。
植込ボルト21が緩み回りに力を加えると,キー24とキー
溝23の接触部及び基礎材26と調整丸ナット22の逆ねじ1
1,12間で反発し固定を保持する。
第5実施例 第10図は,この考案の第5実施例を示す正面図,第11図
は同じ第5実施例を示す分解部分断面正面図である。
第5実施例は,第4実施例ににおける調整丸ナット22に
かえて第2実施例における調整ナット2と同構造のもの
を使用し,ボルト平面3は雄ねじ7の上部から軸部15上
へ形成している。その他の構成は上記実施例と同じであ
る。
以上のような植込ボルト21と調整ナット2及び割ピン4
を使用して固定するには次のようにする。すなわち,基
礎材26の逆雌ねじ11に調整ナット2を螺合し,その上か
ら植込ボルト21を嵌挿して雌ねじ6に螺合し適正締付を
行ない,ボルト平面3にピン穴8が平行な位置で割ピン
4を挿着する。
固定の確実性は第1実施例〜第4実施例の場合と同じで
ある。
第6実施例 第12図は,この考案の第6実施例を示す部分断面正面
図,第13図は同じ第6実施例を示す分解部分断面正面図
である。
第6実施例は,パイプ16,16の接続固定装置を示してい
る。すなわち,両パイプ16,16は先端を拡大してフラン
ジ19c,19cを,スリーブ20,20はその内径をパイプ16の外
径と同径に,かつ,その先端をパイプのフランジ19c,19
cと同径のフランジ19d,19dに形成している。そして,ユ
ニオン18はその軸心にスリーブ20を嵌合する円筒孔13
を,その上部には雌ねじ6を,かつ,同雌ねじ6の下端
部はスリーブの19dと同径の内向フランジ19eにそれぞれ
形成している。継手本体17は,その軸心にスリーブ20を
嵌合する円筒孔13を,その下部に雄ねじ7を,更に,そ
の下端面をスリーブのフランジ19dと同径の環状にそれ
ぞれ形成し,雄ねじ7の上部に大径の逆雄ねじ12を形成
している。調整ナット2の軸心にはユニオン18が回動自
在の拡大筒18hを,その上部には大径の逆雌ねじ11を,
その下部外側面間には割ピン4がユニオン18の1外側面
に交叉して接する位置にピン穴8を,それぞれ形成して
いる。
以上のようなパイプ16,16,スリーブ20,20,ユニオン18,
継手本体17及び割ピン4を使用してパイプ16,16を接続
固定するには次のようにする。すなわち,一方のパイプ
16にスリーブ20,ユニオン18,調整ナット2の順に嵌合す
る。次に,他方のパイプ16にスリーブ20,継手本体17の
順に嵌合し,ユニオン18と継手本体17を螺合し適正締付
を行なう。次に,調整ナット2を継手本体17に螺合し,
ユニオン18の外側面とピン穴8が平行な位置で割ピン4
を挿着する。固定の確実性は第1実施例〜第5実施例と
同じである。
第7実施例 第14図は,この考案の第7実施例を示す部分断面正面
図,第15図は同じ第7実施例を示す分解部分断面正面図
である。
第7実施例は,パイプ16,16の接続固定装置であり,継
手本体17には逆雄ねじ12は設けず上部の六角面を雄ねじ
7の上端まで延長し形成している。ユニオン18はその上
端部に継手本体17が回動可能の拡大筒18hを形成し,同
拡大筒18h外側面間の,継手本体17の1外側面に割ピン
4が交叉して接する位置にピン穴8を形成している。第
7実施例においては調整ナット2は使用していない。そ
の他の構成は第6実施例と同じである。
接続固定の操作はユニオン18と継手本体17を螺合し適正
締付けを行ない,継手本体17の1外側面にピン穴8が平
行な位置で割ピン4を挿着する。
固定の確実性は第6実施例の場合と同じである。この構
成においては割ピン4を挿着できる角度差が60度である
ため,締付けの程度はその範囲内で過剰又は不足になる
場合がある。そのため,両スリーブのフランジ19d,19d
と継手本体17及びユニオン18の圧接面,又はその一方の
圧接面間にばね座金が必要である。同ばね座金の図面は
省略している。
他の実施例においても,調整ナット2と締付ナット1間
を含め各部材間にばね座金を使用することを前提にして
いる。
なお,ばね座金とその使用についての記述及び図面は,
第7実施例を除く各実施例を通じ,また,割ピン4の先
端部を折曲げる操作についてのそれは各実施例を通じ省
略している。
(考案の効果) 本考案は,上述のとおり構成されているので,次に記載
する効果を奏する。
請求項1のねじ固定装置においては,従来の固定の確実
性に加え,締付ナット1を適正締付した上で調整ナット
2を自在に回して割ピン4を挿着できること,当該ボル
ト10の軸線方向における割ピン4の挿着範囲を両逆ねじ
11,12の締めしろに加え,ピン溝9の深さと割ピン4の
幅の差相当に延長し,かつ,微調整を可能にしたことで
ある。
請求項2のねじ固定装置においては,ボルト平面3を形
成したことにより,締付ナット1の固定範囲を雄ねじ7
の全長に延長し,かつ,微調整を可能にしたことであ
る。
雄ねじ7上にボルト平面3を形成し,それに割ピン4の
平面部が交叉する構成においては,割ピン4の最大幅が
雄ねじ7の2リード相当をつねに圧接しているため,そ
の固定力は十分である。
請求項3のねじ固定装置においては,割ピン4及びキー
24を植込ボルト21の基部に使用できるので当該ボルト24
の嵌脱が容易であること,調整丸ナット22を使用すれば
基礎材26の表面を平坦に保つので,被締付材25を重置す
るのに適していること,調整ナット2を使用すれば転倒
状態で重量物を吊着できることである。
請求項4の固定装置においては,パイプがその筒内に流
体を要することによる特殊な条件のもとで,ユニオン18
の1外側面に割ピン4を固定することにより,その制約
に適応している。
請求項5のねじ固定装置においては,適正締付をばね座
金に依存するものの,継手本体17が6面体を有すること
により,ユニオン18の側面間にピン穴8を1穴だけ形成
すればよい。
請求項1〜請求項5のいずれにおいても,ねじ固定装置
のねじは確実に固定を保持する。
【図面の簡単な説明】
第1図は,この考案の第1実施例を示す平面図,第2図
は,この考案の第1実施例を示す部分断面正面図,第3
図は,この考案の第2実施例を示す部分断面側面図,第
4図は,この考案の第2実施例を示す部分断面正面図,
第5図は,この考案の第3実施例を示す平面図,第6図
は,この考案の第3実施例を示す部分断面正面図,第7
図は,この考案の第4実施例を示す分解部分断面正面
図,第8図は,この考案の第4実施例を示すA−A断面
平面図,第9図は,この考案の第4実施例を示す部分断
面正面図,第10図は,この考案の第5実施例を示す正面
図,第11図は,この考案の第5実施例を示す分解部分断
面正面図,第12図は,この考案の第6実施例を示す部分
断面正面図,第13図は,この考案の第6実施例を示す分
解部分断面正面図,第14図は,この考案の第7実施例を
示す部分断面正面図,第15図は,この考案の第7実施例
を示す分解部分断面正面図である。第16図は,従来例を
示す正面図である。 1……締付ナット、17……継手本体 2……調整ナット、18……ユニオン 3……ボルト平面、18h……拡大筒 4……割ピン、19……フランジ 5……ボルト穴、19c……パイプのフランジ 6……雌ねじ、19d……スリーブのフランジ 7……雄ねじ、19e……内向フランジ 8……ピン穴、20……スリーブ 9……ピン溝、21……植込ボルト 10……ボルト、22……調整丸ナット 10a……ボルト先端部、22f……かにめスパナ孔 11……逆雌ねじ、23……基礎材 12……逆雄ねじ、24……キー 13……円筒孔、24g……キー抜鉤穴 14……ピン頭部、25……被締付材 15……軸部、26……基礎材 16……パイプ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】締付ナット1の上部に,その雌ねじ6とは
    逆向きで,かつ,大径のねじを,それに螺合する逆向き
    のねじを調整ナット2の下部に,調整ナット2の軸心に
    はボルト10を嵌合するボルト穴5をそれぞれ形成し,当
    該ボルト10の先端部に,その軸心を含むピン穴8又はピ
    ン溝9を,また,それと対に調整ナット2の上部に,そ
    の軸心を含むピン溝9又はピン穴8をそれぞれ形成して
    なるねじ固定装置。
  2. 【請求項2】雄ねじ7又は軸部15を含むボルト10の側面
    上を軸線方向にボルト平面3を形成し,調整ナット2の
    上部側面間にボルト平面3に交叉して接するピン穴8を
    形成してなる請求項1記載のねじ固定装置。
  3. 【請求項3】植込ボルト21が軸部15を含む雄ねじ7のに
    側面上にボルト平面3を有し,基礎材26の雌ねじ上端部
    に大径の逆雌ねじ11を形成し,それに螺合する調整丸ナ
    ット22の軸心にボルト穴5を形成し,その内周上部にボ
    ルト平面3を一方の側面としキー24と同形状の空間をな
    すキー溝23を形成し,又は調整ナット2の逆雄ねじ12を
    該逆雌ねじ11と同径に形成してなる請求項2記載のねじ
    固定装置。
  4. 【請求項4】パイプ16,16の接続において,継手本体17
    の軸心にスリーブ20と同径の円筒孔13を,その下部に雄
    ねじ7を,その下端面をスリーブのフランジ19dと同径
    の環状に,雄ねじ7の上部に大径の逆雄ねじ12を形し,
    ユニオン18はその軸心にスリーブ20と同径の円筒孔13
    を,かつ,その上部に雌ねじ6を,その下端部にスリー
    ブのフランジ19dと同径の内向フランジ19eをそれぞれ形
    成し,調整ナット2の軸心にユニット18が回動可能の拡
    大筒18hを,その上端部には逆雌ねじ11を,かつ,下部
    外側面間にはユニオン18の1外側面に交叉して接するピ
    ン穴8をそれぞれ形成してなる請求項2記載のねじ固定
    装置。
  5. 【請求項5】ユニオン18の上端部に継手本体17が回動可
    能の拡大筒18hを形成し,継手本体17の1外側面に割ピ
    ン4が交叉して接するピン穴8を該拡大筒18hの側面間
    に形成してなる請求項4記載のねじ固定装置。
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