JPH0717796Y2 - 車両のエンジン停止装置 - Google Patents
車両のエンジン停止装置Info
- Publication number
- JPH0717796Y2 JPH0717796Y2 JP1988055991U JP5599188U JPH0717796Y2 JP H0717796 Y2 JPH0717796 Y2 JP H0717796Y2 JP 1988055991 U JP1988055991 U JP 1988055991U JP 5599188 U JP5599188 U JP 5599188U JP H0717796 Y2 JPH0717796 Y2 JP H0717796Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- stop
- lever
- cab
- cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両火災時にエンジンを停止させる装置に関
する。
する。
エンジンあるいはエンジン以外の場所で火災が発生した
場合には、エンジン、ファン、ポンプ等の回転部分を速
やかに停止させる事が消火の効果、消火後の再燃防止に
必要である。
場合には、エンジン、ファン、ポンプ等の回転部分を速
やかに停止させる事が消火の効果、消火後の再燃防止に
必要である。
また、ディーゼル式のエンジンは始動スイッチによりセ
ルモータを駆動してエンジンを始動させるが、点火プラ
グ等の電気機器を用いていないので、始動後に始動スイ
ッチをOFFしてもエンジンを停止させることができず、
エンジン燃焼室への燃料供給を中止するか、燃焼室内の
圧縮圧力を低下したりしてエンジンを停止している。
ルモータを駆動してエンジンを始動させるが、点火プラ
グ等の電気機器を用いていないので、始動後に始動スイ
ッチをOFFしてもエンジンを停止させることができず、
エンジン燃焼室への燃料供給を中止するか、燃焼室内の
圧縮圧力を低下したりしてエンジンを停止している。
例えば、エンジンの燃料系統に電磁開閉弁を設け、この
電磁開閉弁を運転室内に設けたスイッチで開、閉制御す
るようにしている。
電磁開閉弁を運転室内に設けたスイッチで開、閉制御す
るようにしている。
このように、電気的にエンジンを停止させる装置である
と車両火災時に、その電気回路が焼損するとエンジンを
停止できないことがある。
と車両火災時に、その電気回路が焼損するとエンジンを
停止できないことがある。
そこで、本考案は車両火災時に確実にエンジンを停止で
きるようにしたエンジンの停止装置を提供することを目
的とする。
きるようにしたエンジンの停止装置を提供することを目
的とする。
本考案の車両のエンジン停止装置は、車体1に取付けた
エンジン4と、その車体1に取付けた運転室3を備えた
車両において、前記運転室3内に設けられてエンジン4
を始動・停止する始動スイッチ17と、エンジン4を停止
するエンジン停止位置とエンジン4を駆動できるエンジ
ン駆動位置とに亘って移動可能なるストップレバー10
と、このストップレバー10をエンジン駆動位置に移動付
勢するリターンスプリング11と、前記運転室3内に設け
られてエンジン4を停止する第1操作レバー23と、この
第1操作レバー23と前記ストップレバー10を連結する第
1ケーブル21と、前記車体1における地上より手が届く
場所に取付けた第2操作レバー24と、この第2操作レバ
ー24と前記ストップレバー10を連結する第2ケーブル22
より構成したものである。
エンジン4と、その車体1に取付けた運転室3を備えた
車両において、前記運転室3内に設けられてエンジン4
を始動・停止する始動スイッチ17と、エンジン4を停止
するエンジン停止位置とエンジン4を駆動できるエンジ
ン駆動位置とに亘って移動可能なるストップレバー10
と、このストップレバー10をエンジン駆動位置に移動付
勢するリターンスプリング11と、前記運転室3内に設け
られてエンジン4を停止する第1操作レバー23と、この
第1操作レバー23と前記ストップレバー10を連結する第
1ケーブル21と、前記車体1における地上より手が届く
場所に取付けた第2操作レバー24と、この第2操作レバ
ー24と前記ストップレバー10を連結する第2ケーブル22
より構成したものである。
これにより、運転室3内のオペレータによって第1操作
レバー23を操作することで車両火災時にエンジン4を確
実に停止でき、地上の人によって第2操作レバー24を操
作することで車両火災時にエンジン4を確実に停止でき
る。
レバー23を操作することで車両火災時にエンジン4を確
実に停止でき、地上の人によって第2操作レバー24を操
作することで車両火災時にエンジン4を確実に停止でき
る。
大型ダンプトラックは第2図に示すように、車体1の後
部にベッセル2を起伏自在に設けると共に、車体1の前
部に運転室3を設け、エンジン4はボンネット5等でカ
バーされている。
部にベッセル2を起伏自在に設けると共に、車体1の前
部に運転室3を設け、エンジン4はボンネット5等でカ
バーされている。
この様な大型ダンプトラックは最低地上高さが大きいの
で運転室3が高い所に位置し、オペレータは梯子6でス
テップ板7に乗り、そのステップ板7より運転室3内に
出入りしているから、運転室3内への乗降が大変面倒で
ある。
で運転室3が高い所に位置し、オペレータは梯子6でス
テップ板7に乗り、そのステップ板7より運転室3内に
出入りしているから、運転室3内への乗降が大変面倒で
ある。
第3図に示すように、エンジン4は燃料噴射ポンプ8よ
り高圧燃料が図示しない燃料室内に噴射されるようにな
っていると共に、燃料噴射ポンプ8は噴射燃料の量をコ
ントロールするガバナ9を備え、そのガバナ9には噴射
燃料をゼロとしてエンジン4を停止するストップレバー
10が設けてある。
り高圧燃料が図示しない燃料室内に噴射されるようにな
っていると共に、燃料噴射ポンプ8は噴射燃料の量をコ
ントロールするガバナ9を備え、そのガバナ9には噴射
燃料をゼロとしてエンジン4を停止するストップレバー
10が設けてある。
該ストップレバー10はリターンスプリング11でエンジン
駆動位置に回動付勢されていると共に、モータ12により
巻き取り、繰り出しされるケーブル13が連結してある。
駆動位置に回動付勢されていると共に、モータ12により
巻き取り、繰り出しされるケーブル13が連結してある。
前記モータ12は第4図に示すように、コネクタ14、第
1、第2リレー15,16を介して始動スイッチ17、バッテ
リリレースイッチ18、バッテリ19に接続され、始動スイ
ッチ17をONしてBR端子とB端子を接続するとモータ12は
ケーブル13を繰り出す方向に回転してストップレバー10
をエンジン駆動位置とし、始動スイッチ17をOFFしてBR
端子とB端子を遮断するとモータ12はケーブル13を巻き
取る方向に回転してストップレバー10がリターンスプリ
ング11に抗してエンジン停止位置となるように構成して
ある。
1、第2リレー15,16を介して始動スイッチ17、バッテ
リリレースイッチ18、バッテリ19に接続され、始動スイ
ッチ17をONしてBR端子とB端子を接続するとモータ12は
ケーブル13を繰り出す方向に回転してストップレバー10
をエンジン駆動位置とし、始動スイッチ17をOFFしてBR
端子とB端子を遮断するとモータ12はケーブル13を巻き
取る方向に回転してストップレバー10がリターンスプリ
ング11に抗してエンジン停止位置となるように構成して
ある。
前記始動スイッチ17は第2図に示すように運転室3内に
設けられ、運転室3内でオペレータが始動スイッチ17を
ON、OFFすることでエンジンを駆動したり、停止したり
できるようにしてある。
設けられ、運転室3内でオペレータが始動スイッチ17を
ON、OFFすることでエンジンを駆動したり、停止したり
できるようにしてある。
しかしながら、このようにすると車両火炎時にモータ12
の電気回路が焼損して始動スイッチ17をOFFしてもエン
ジンを停止できないことがある。
の電気回路が焼損して始動スイッチ17をOFFしてもエン
ジンを停止できないことがある。
そこで、第1図に示すようにストップレバー10にケーブ
ル20を連結し、このケーブル20を第1、第2ケーブル2
1,22に分岐すると共に、第1ケーブル21を第1操作レバ
ー23に連結し、第2ケーブル22を第2操作レバー24に連
結している。
ル20を連結し、このケーブル20を第1、第2ケーブル2
1,22に分岐すると共に、第1ケーブル21を第1操作レバ
ー23に連結し、第2ケーブル22を第2操作レバー24に連
結している。
前記第1操作レバー23は第2図に示すように運転室3内
に設けられ、第2操作レバー24は第2図に示すように車
体における地上より手が届く場所、例えばバンパ1aに設
けてある。
に設けられ、第2操作レバー24は第2図に示すように車
体における地上より手が届く場所、例えばバンパ1aに設
けてある。
なお、第1図に示すようにカバナ9には第1、第2スト
ッパ25,26が進退自在に設けられ、ストップレバー10を
エンジン停止位置、エンジン駆動位置に位置決めできる
ようにしてある。
ッパ25,26が進退自在に設けられ、ストップレバー10を
エンジン停止位置、エンジン駆動位置に位置決めできる
ようにしてある。
このようであるから、始動スイッチ17に関係なく第1操
作レバー23又は第2操作レバー24を操作して第1、第2
ケーブル21,22を介してケーブル20を引張れば、ストッ
プレバー11がリターンスプリング11に抗してエンジン停
止位置に移動するので、エンジンを停止できる。
作レバー23又は第2操作レバー24を操作して第1、第2
ケーブル21,22を介してケーブル20を引張れば、ストッ
プレバー11がリターンスプリング11に抗してエンジン停
止位置に移動するので、エンジンを停止できる。
したがって、車両火災時に運転室3内、又は地上よりエ
ンジンを停止できる。
ンジンを停止できる。
この時、各ケーブルはフレキシブルとなり、いずれか1
本のケーブルが引張られても他のケーブルはたわんでス
トップレバー10の動作に何ら障害がない。また、第1、
第2操作レバー23,24はレバー比と動作角度で1度操作
するとその位置で保持されるようにしてあるが、ストッ
パを設けても良い。
本のケーブルが引張られても他のケーブルはたわんでス
トップレバー10の動作に何ら障害がない。また、第1、
第2操作レバー23,24はレバー比と動作角度で1度操作
するとその位置で保持されるようにしてあるが、ストッ
パを設けても良い。
以上の実施例ではストップレバー10で燃料を供給しない
ようにしてエンジンを停止したが、ストッパレバー10で
燃焼室内の圧縮圧力を減じたり、燃焼室内への空気供給
を中止したりしてエンジンを停止しても良い。
ようにしてエンジンを停止したが、ストッパレバー10で
燃焼室内の圧縮圧力を減じたり、燃焼室内への空気供給
を中止したりしてエンジンを停止しても良い。
ストップレバー10を第1・第2操作レバー23,24に第1
・第2ケーブル21,22で機械的に連結したので、第1・
第2操作レバー23,24により第1・第2ケーブル21,22を
介してストップレバー10をエンジン停止位置に移動して
エンジンを停止できる。
・第2ケーブル21,22で機械的に連結したので、第1・
第2操作レバー23,24により第1・第2ケーブル21,22を
介してストップレバー10をエンジン停止位置に移動して
エンジンを停止できる。
したがって、車両火災時にストップレバー10と第1・第
2操作レバー23,24が不連続となってストップレバー10
を操作できなくなることがないので、車両火災時にエン
ジン4を確実に停止することができる。
2操作レバー23,24が不連続となってストップレバー10
を操作できなくなることがないので、車両火災時にエン
ジン4を確実に停止することができる。
しかも、第1操作レバー23は運転室3内に設けてあるか
ら、運転室3内のオペレータによって車両火災時にエン
ジン4を確実に停止でき、第2操作レバー24は車体1の
地上から手の届く場所に取付けてあるから地上の人によ
って車両火災時にエンジン4を確実に停止できる。
ら、運転室3内のオペレータによって車両火災時にエン
ジン4を確実に停止でき、第2操作レバー24は車体1の
地上から手の届く場所に取付けてあるから地上の人によ
って車両火災時にエンジン4を確実に停止できる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図はストップレバー
部分の正面図、第2図は大型ダンプトラックの正面図、
第3図はエンジンの正面図、第4図はモータの電気回路
図である。 4はエンジン、10はストップレバー、11はリターンスプ
リング。
部分の正面図、第2図は大型ダンプトラックの正面図、
第3図はエンジンの正面図、第4図はモータの電気回路
図である。 4はエンジン、10はストップレバー、11はリターンスプ
リング。
Claims (1)
- 【請求項1】車体1に取付けたエンジン4と、その車体
1に取付けた運転室3を備えた車両において、 前記運転室3内に設けられてエンジン4を始動・停止す
る始動スイッチ17と、エンジン4を停止するエンジン停
止位置とエンジン4を駆動できるエンジン駆動位置とに
亘って移動可能なるストップレバー10と、このストップ
レバー10をエンジン駆動位置に移動付勢するリターンス
プリング11と、前記運転室3内に設けられてエンジン4
を停止する第1操作レバー23と、この第1操作レバー23
と前記ストップレバー10を連結する第1ケーブル21と、
前記車体1における地上より手が届く場所に取付けた第
2操作レバー24と、この第2操作レバー24と前記ストッ
プレバー10を連結する第2ケーブル22より構成したこと
を特徴とする車両のエンジン停止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988055991U JPH0717796Y2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 車両のエンジン停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988055991U JPH0717796Y2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 車両のエンジン停止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01160137U JPH01160137U (ja) | 1989-11-07 |
JPH0717796Y2 true JPH0717796Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=31281877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988055991U Expired - Lifetime JPH0717796Y2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 車両のエンジン停止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0717796Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55158242U (ja) * | 1979-04-27 | 1980-11-13 | ||
JPS5617699U (ja) * | 1979-07-18 | 1981-02-16 |
-
1988
- 1988-04-27 JP JP1988055991U patent/JPH0717796Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01160137U (ja) | 1989-11-07 |
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