JPS6325214Y2 - - Google Patents

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JPS6325214Y2
JPS6325214Y2 JP16768081U JP16768081U JPS6325214Y2 JP S6325214 Y2 JPS6325214 Y2 JP S6325214Y2 JP 16768081 U JP16768081 U JP 16768081U JP 16768081 U JP16768081 U JP 16768081U JP S6325214 Y2 JPS6325214 Y2 JP S6325214Y2
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JP
Japan
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switch
ignition
load
relay
engine
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JP16768081U
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JPS5873023U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、車両用フユエルリツドの遠隔開閉
装置の改良に関するものである。
従来から、この種の遠隔開閉装置には、室内の
ドライバーシート側方に設けられた操作部材を、
その操作部材の復帰付勢方向に抗する方向に操作
することにより、車室内側から給油口に設けられ
たフユエルリツドを開けて、ガソリンスタンドの
サービスマンに給油を行なわせるようにしたもの
がある。
この給油の際に、エンジンがかかつていると引
火等が生じて危険であるので、そこで、この種の
従来の遠隔開閉装置では、車室内側からのフユエ
ルリツドの開操作に伴つてエンジンを停止させて
火災等の発生を未然に防止するようにした車両用
フユエルリツドの遠隔操作装置が提案されている
(たとえば、実開昭55−92522号公報参照)。
しかしながら、この従来の車両用フユエルリツ
ドの遠隔操作装置は、電装負荷への通電を絶つ構
成とはなつていないために、給油の際のガソリン
への引火の危険性を回避するという観点に鑑みる
と、必ずしも充分ではない。
また、この種の従来の遠隔開閉装置は、エンジ
ンが回転慣性力で回つているときに操作部材の操
作を解除すると、イグニツシヨン負荷に通電され
て、エンジンが再びかかる可能性があり、好まし
くない。
この考案は、上記の事情を考慮して為されたも
ので、その目的とするところは、より一層給油時
の安全性の向上を図ることのできる車両用フユエ
ルリツドの遠隔操作装置を提供することにある。
この考案に係る車両用車両用フユエルリツドの
遠隔操作装置の特徴は、 フユエルリツドを開閉させる操作部材をその復
帰付勢方向に抗する方向に操作することによりオ
ンオフされるオンオフスイツチと、 前記オンオフスイツチのオンに伴つて閉成状態
を自保持し、前記イグニツシヨンスイツチがエン
ジンオン側にあるときに前記電装負荷と前記イグ
ニツシヨン負荷とへの通電を絶つホールドリレー
と、 前記スタータ位置に向かつてのイグニツシヨン
スイツチのオン操作により前記ホールドリレーの
自己保持を解除するホールドリレー解除用リレー
とを備えてなるところにある。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図はこの考案の一実施例を示
す図である。まず構成を説明すると、図中1は操
作部材としてのレバーで、一端部に把持部1a、
他端部にスイツチ押圧突片1bが形成された略L
字状を呈しており、図示省略の車体に取り付けら
れたブラケツト2にリターンスプリング3を介し
て回動自在に装着されている。
一方、車体に設けられた給油口4を覆うフユエ
ルリツド5がヒンジ6を介して開閉自在に、さら
に閉状態で開方向にスプリング13で付勢されて
車体に取り付けられている。このフユエルリツド
5には、ヒンジ6と反対側にロツク爪7を固定し
たキーシリンダ8が設けられている。ロツク爪7
と係脱自在のロツクピン9は、L字状のリンク1
0に連結され、リターンスプリング11によつて
常態でロツク爪7と係止状態に付勢されている。
リンク10の一端とレバー1の一端とはワイヤ
ケーブル12で連結されている。スイツチ14
は、レバー1の操作に関連してオン、オフするよ
うにスイツチ押圧突片1bに対応して設けられて
いる。なお、スイツチ14の取り付け位置は、こ
れに限定されることなく、レバー1の操作に関連
してオン,オフするような位置、例えばリンク1
0、ロツクピン9等の移動に関連した位置であつ
てもよい。
第2図は、この考案の回路の一例を示してい
る。
イグニツシヨンスイツチ15の負荷側には、電
装負荷16、イグニツシヨン負荷17およびスタ
ータ負荷18が電源Eに対して並列に接続されて
いる。電装負荷16を有するアクセサリー回路と
イグニツシヨン負荷17を有するイグニツシヨン
回路とに両回路をオン,オフするリレー19が設
けられている。リレー19は、後述する機能を有
するホールドリレー20と直列に接続されてい
る。ホールドリレー20は、スタータ負荷18を
有するスタータ回路に設けられたホールドリレー
解除用リレー21と直列に接続されている。
スタータ負荷18にはスタータリレー18aお
よびスタータモータMが設けられている。リレー
19はアクセサリー回路の常閉接点19a、イグ
ニツシヨン回路の常閉接点19bを、さらにコイ
ル19cを有している。ホールドリレー20はコ
イル19cに接続された常開接点20aとコイル
20bとを有している。この常開接点20aとコ
イル20bとは並列で、常開接点20aの下流側
接点20cとコイル20bの電源E側接点20d
とが短絡されている。また、スイツチ14は、コ
イル20bに直列で常開接点20aに並列に、ホ
ールドリレー20の電源E側に接続されている。
ホールドリレー解除用リレー21はコイル20b
に接続された常閉接点21aとスタータ負荷18
に接続されたコイル21bを有している。
次に作用を説明する。
給油に際しては、エンジンキーをイグニツシヨ
ンスイツチ15のOFF位置にしてアクセサリー
回路およびイグニツシヨン回路をオフにしてエン
ジンを停止し、次に抜いたエンジンキーでキーシ
リンダ8のロツク爪7を回動させるか、あるいは
レバー1を操作するかしてフユエルリツド5を開
ける。このような順序のフユエルリツド5の開操
作は従来通り危険なく行うことができるのは勿論
である。
この考案の遠隔開閉装置は、万一エンジンを停
止することなくレバー1を操作した場合にあつて
もエンジンをレバー1の操作に連動して停止させ
るとともにフユエルリツド5を開くものである。
すなわち、レバー1の把持部1aを持つて引き
上げると、スイツチ14はオンしてホールドリレ
ー20のコイル20bを励磁し常開接点20aを
閉じ、リレー19のコイル19cを励磁して常閉
接点19a,19bを開いてアクセサリー回路お
よびイグニツシヨン回路をオフする。
一方、常開接点20aを通つた電流は接続点2
0cから接続点20dを介してコイル20bに流
れ、ホールドリレー20は、レバー1から手を離
してすぐにオンオフスイツチとしてのスイツチ1
4がオフされたとしてもそのスイツチ14のオン
に伴つて常開接点20aを閉成状態に自己保持
し、イグニシヨンスイツチ15がエンジンオン位
置にある状態で電装負荷16とイグニツシヨン負
荷17とへの通電を絶つ機能を有する。したがつ
て、エンジンが慣性力で回転していてもアクセサ
リー回路およびイグニツシヨン回路はオン状態に
ならないので、エンジンは自然に停止し給油を安
全に行うことができる。
給油後、エンジンを再始動するには、エンジン
キーをイグニツシヨンスイツチ15のスタータ位
置Sにすると、スタータリレー18aが働いてス
タータモータMが回転しエンジンに回転起動力を
与える。このときホールドリレー解除用リレー2
1のコイル21bが励磁され常閉接点21aを開
き、ホールドリレー20のコイル20bの電流を
断ち常開接点20aを開く。よつて、ホールドリ
レー解除用リレー21はスタータ位置に向かつて
のイグニツシヨンスイツチのオン操作によりホー
ルドリレー20の自己保持を解除する。そして、
リレー19のコイル19cの電流が絶たれ、常閉
接点19a,19bが閉じてアクセサリー回路お
よびイグニツシヨン回路をオン状態としている。
したがつて、回転起動力を受けたエンジンは、エ
ンジンキーがイグニツシヨンスイツチ15のスタ
ータ位置Sからイグニツシヨン位置IGNに戻さ
れてもイグニツシヨン回路がオンとなつており回
転する。
また、2点鎖線で第2図に示すようにホールド
リレー解除用リレー21を設け、配線することも
できる。この場合にはエンジンキーをイグニツシ
ヨンスイツチ15のスタータ位置Sに位置させる
前のS1の位置でホールドリレー解除用リレー21
を働らかせてホールドリレー20を解除し、次に
スタータ位置Sにしてエンジンを始動させる。
本考案に係る車両用フユエルリツドの遠隔操作
装置は、以上説明したように、そのフユエルリツ
ドを開閉する操作部材によりフユエルリツドを開
成する際に、イグニツシヨン負荷への通電を絶つ
だけでなく、電装負荷への通電をも絶つように構
成すると共に、フユエルリツドを開閉させる操作
部材を復帰付勢方向に抗する方向に操作すること
によりオンオフされるオンオフスイツチのオンに
伴つて閉成状態を自己保持し、イグニツシヨンス
イツチがエンジンオン位置にあるときに電装負荷
とイグニツシヨン負荷とへの通電を絶つホールド
リレーと、スタータ位置に向かつてのイグニツシ
ヨンスイツチのオン操作によりホールドリレーの
自己保持を解除するホールドリレー解除用リレー
とを設ける構成としているので、イグニツシヨン
スイツチがIGN位置(エンジンオン位置)にあ
る状態で、操作部材の復帰付勢方向に抗する方向
に操作部材を操作して、すぐに操作部材から手を
離して元の位置に操作部材を復帰させたとして
も、スタータ位置に向かつてイグニツシヨンスイ
ツチを操作しないかぎり、イグニツシヨン負荷へ
は通電されず、したがつて、エンジンが回転慣性
で回つているときであつても、エンジンがかかる
ことを防止でき、給油の際の安全性が従来に較べ
てより一層向上する。
この実施例においては、フユエルリツドすなわ
ち給油口近くにスイツチを設けていないので一層
安全であり、またリツドの振動によるチヤタリン
グも発生せず安定した作動が行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の装置全体を示す斜視図、
第2図はこの考案に適用する回路の一例を示す回
路図である。 1……レバー(操作部材)、5……フユエルリ
ツド、14……スイツチ、15……イグニツシヨ
ンスイツチ、16……電装負荷、17……イグニ
ツシヨン負荷、18……スタータ負荷、19……
リレー、20……ホールドリレー、21……ホー
ルドリレー解除用リレー、E……電源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電装負荷とイグニツシヨン負荷とが接続された
    イグニツシヨンスイツチに接続されかつ該イグニ
    ツシヨンスイツチのスタータ位置でエンジンを始
    動させるスタータ負荷と、 フユエルリツドを開閉させる操作部材をその復
    帰付勢方向に抗する方向に操作することによりオ
    ンオフされるオンオフスイツチと、 前記オンオフスイツチのオンに伴つて閉成状態
    を自己保持し、前記イグニツシヨンスイツチがエ
    ンジンオン側にあるときに前記電装負荷と前記イ
    グニツシヨン負荷とへの通電を絶つホールドリレ
    ーと、 前記スタータ位置に向かつてのイグニツシヨン
    スイツチのオン操作により前記ホールドリレーの
    自己保持を解除するホールドリレー解除用リレー
    とを備えてなることを特徴とする車両用フユエル
    リツドの遠隔操作装置。
JP16768081U 1981-11-12 1981-11-12 車両用フユエルリツドの遠隔開閉装置 Granted JPS5873023U (ja)

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JP16768081U JPS5873023U (ja) 1981-11-12 1981-11-12 車両用フユエルリツドの遠隔開閉装置

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JPS5873023U JPS5873023U (ja) 1983-05-17
JPS6325214Y2 true JPS6325214Y2 (ja) 1988-07-11

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