JPH07177706A - 空冷式モータ - Google Patents
空冷式モータInfo
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- JPH07177706A JPH07177706A JP5319965A JP31996593A JPH07177706A JP H07177706 A JPH07177706 A JP H07177706A JP 5319965 A JP5319965 A JP 5319965A JP 31996593 A JP31996593 A JP 31996593A JP H07177706 A JPH07177706 A JP H07177706A
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/20—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof with channels or ducts for flow of cooling medium
- H02K5/207—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof with channels or ducts for flow of cooling medium with openings in the casing specially adapted for ambient air
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/22—Rotating parts of the magnetic circuit
- H02K1/32—Rotating parts of the magnetic circuit with channels or ducts for flow of cooling medium
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K9/00—Arrangements for cooling or ventilating
- H02K9/14—Arrangements for cooling or ventilating wherein gaseous cooling medium circulates between the machine casing and a surrounding mantle
- H02K9/16—Arrangements for cooling or ventilating wherein gaseous cooling medium circulates between the machine casing and a surrounding mantle wherein the cooling medium circulates through ducts or tubes within the casing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 空冷式モータに関し、冷却風通路入口におけ
る切削粉の堆積を防止する。 【構成】 冷却風通路16は、10個の小通風路16a
から構成され、その小通風路16aの各通路は、ステー
タ20の一部分である11本のリブ160a、160i
及び160bによって形成されている。そして、その1
1本のリブ160a等のすべてに、その冷却風入口側で
前側ハウジングリブ170a、170i及び170bが
設けられている。その前側ハウジングリブ170a、1
70i及び170bの冷却風入口側端面171a、17
1i及び171bは、高さが揃っており、同一平面上に
位置している。冷却風は矢印82方向から各小通風路1
6aに流入する。この場合、各冷却風入口側端面171
a、171i及び171bを揃えるようにしたので、冷
却空気中の切削粉は、堆積層71のようにその冷却風入
口側端面171a等にのみ堆積する。したがって、風路
16aが塞がれるようなことはない。
る切削粉の堆積を防止する。 【構成】 冷却風通路16は、10個の小通風路16a
から構成され、その小通風路16aの各通路は、ステー
タ20の一部分である11本のリブ160a、160i
及び160bによって形成されている。そして、その1
1本のリブ160a等のすべてに、その冷却風入口側で
前側ハウジングリブ170a、170i及び170bが
設けられている。その前側ハウジングリブ170a、1
70i及び170bの冷却風入口側端面171a、17
1i及び171bは、高さが揃っており、同一平面上に
位置している。冷却風は矢印82方向から各小通風路1
6aに流入する。この場合、各冷却風入口側端面171
a、171i及び171bを揃えるようにしたので、冷
却空気中の切削粉は、堆積層71のようにその冷却風入
口側端面171a等にのみ堆積する。したがって、風路
16aが塞がれるようなことはない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一体に形成された前側ハ
ウジング、ステータ及び後側ハウジングに、複数の小通
風路からなる冷却風通路が貫通形成されている空冷式モ
ータに関する。
ウジング、ステータ及び後側ハウジングに、複数の小通
風路からなる冷却風通路が貫通形成されている空冷式モ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ステータの両側に前側ハウジング
と後側ハウジングとが一体に形成されると共に、その前
側ハウジング、ステータ及び後側ハウジングに複数の小
通風路からなる冷却風通路が貫通形成された空冷式モー
タが知られている。このタイプの空冷式モータの冷却風
通路の構成について図5及び図6を用いて説明する。
と後側ハウジングとが一体に形成されると共に、その前
側ハウジング、ステータ及び後側ハウジングに複数の小
通風路からなる冷却風通路が貫通形成された空冷式モー
タが知られている。このタイプの空冷式モータの冷却風
通路の構成について図5及び図6を用いて説明する。
【0003】図5は上記従来の空冷式モータの前面側を
示す図である。図において、空冷式モータの前面側に
は、前側ハウジング50が設けられ、その後段側にはこ
こでは図示されていないステータ及び後側ハウジングが
一体に接続して設けられている。前側ハウジング50の
前面には、相手機械へのモータ取付け端面を形成する取
付けフランジ部51が設けられる。この取付けフランジ
部51はその環状の突出部52において、相手機械側の
装着開口に嵌合するようになっている。突出部52は図
に示すように、多数の放射状リブ52aによって補強さ
れている。また、取付けフランジ部51の四隅に相手機
械への取付け用ボルト穴53が設けられる。このモータ
前面側には、ステータの中央に設けられた軸600が突
き出して設けられ、その軸600の回りには突出部52
との間に軸カバー54が設けられている。
示す図である。図において、空冷式モータの前面側に
は、前側ハウジング50が設けられ、その後段側にはこ
こでは図示されていないステータ及び後側ハウジングが
一体に接続して設けられている。前側ハウジング50の
前面には、相手機械へのモータ取付け端面を形成する取
付けフランジ部51が設けられる。この取付けフランジ
部51はその環状の突出部52において、相手機械側の
装着開口に嵌合するようになっている。突出部52は図
に示すように、多数の放射状リブ52aによって補強さ
れている。また、取付けフランジ部51の四隅に相手機
械への取付け用ボルト穴53が設けられる。このモータ
前面側には、ステータの中央に設けられた軸600が突
き出して設けられ、その軸600の回りには突出部52
との間に軸カバー54が設けられている。
【0004】前側ハウジング50にはその四隅を切り欠
いて冷却風取入れ口55が形成されている。前側ハウジ
ング50は、その冷却風取入れ口55の前段側が取付け
フランジ部51となり、後段側がステータとの接合部分
である接合フランジ部57となる。この冷却風取入れ口
55の各々には、冷却風通路56が設けられている。冷
却風通路56は、ステータを冷却するためのものであ
り、前側ハウジング50の接合フランジ部57、ステー
タ及び後側ハウジングを貫通している。この冷却風通路
56の構成を図6を用いて説明する。
いて冷却風取入れ口55が形成されている。前側ハウジ
ング50は、その冷却風取入れ口55の前段側が取付け
フランジ部51となり、後段側がステータとの接合部分
である接合フランジ部57となる。この冷却風取入れ口
55の各々には、冷却風通路56が設けられている。冷
却風通路56は、ステータを冷却するためのものであ
り、前側ハウジング50の接合フランジ部57、ステー
タ及び後側ハウジングを貫通している。この冷却風通路
56の構成を図6を用いて説明する。
【0005】図6は図5のB−B断面を示す図である。
図において、冷却風通路56は、複数(ここでは6個)
の小通風路56aから構成される。その小通風路56a
の各通路は、ステータの一部分である7本のリブ61
1,612,613,614,615,616及び61
7によって形成されている。なお、このリブ611等
は、電磁鋼板(積層板)62のリブ状部分が積層して形
成されたものである。そして、その7本のリブ611等
のうち、1本おきのリブ611,613,615及び6
17には、その冷却風入口側で前側ハウジングリブ50
1,502,503及び504がさらに設けられてい
る。このため、冷却風通路56の冷却風入口側には、広
幅入口56bが3つ設けられ、その広幅入口56bの各
々は、小通風路56aによって形成された2つの狭幅入
口56cに枝分かれするようになっている。なお、この
前側ハウジング501等は、接合フランジ部57の一部
分を成している。
図において、冷却風通路56は、複数(ここでは6個)
の小通風路56aから構成される。その小通風路56a
の各通路は、ステータの一部分である7本のリブ61
1,612,613,614,615,616及び61
7によって形成されている。なお、このリブ611等
は、電磁鋼板(積層板)62のリブ状部分が積層して形
成されたものである。そして、その7本のリブ611等
のうち、1本おきのリブ611,613,615及び6
17には、その冷却風入口側で前側ハウジングリブ50
1,502,503及び504がさらに設けられてい
る。このため、冷却風通路56の冷却風入口側には、広
幅入口56bが3つ設けられ、その広幅入口56bの各
々は、小通風路56aによって形成された2つの狭幅入
口56cに枝分かれするようになっている。なお、この
前側ハウジング501等は、接合フランジ部57の一部
分を成している。
【0006】上記構成の冷却風通路56において、冷却
風は矢印80方向から広幅入口56bに流入し、さら
に、枝分かれした2つの狭幅入口56aのうちのいずれ
か一方に流入してステータ内を貫通していく。
風は矢印80方向から広幅入口56bに流入し、さら
に、枝分かれした2つの狭幅入口56aのうちのいずれ
か一方に流入してステータ内を貫通していく。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成の冷却風通路56の場合、広幅入口56bと狭幅入
口56cとの間に段差が存在している。このため、冷却
風に切削粉が混入していると、その切削粉は段差部分に
引っ掛かりやすくなり、徐々に堆積していく。その結
果、堆積層70が形成され、小通風路56aがその堆積
層70によって塞がれてしまう。このように、小通風路
56aが堆積層70によって塞がれると、冷却風が通れ
なくなり、その分冷却能力も低下してしまう。
構成の冷却風通路56の場合、広幅入口56bと狭幅入
口56cとの間に段差が存在している。このため、冷却
風に切削粉が混入していると、その切削粉は段差部分に
引っ掛かりやすくなり、徐々に堆積していく。その結
果、堆積層70が形成され、小通風路56aがその堆積
層70によって塞がれてしまう。このように、小通風路
56aが堆積層70によって塞がれると、冷却風が通れ
なくなり、その分冷却能力も低下してしまう。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、冷却風通路入口における切削粉の堆積を防止
することができる空冷式モータを提供することを目的と
する。
のであり、冷却風通路入口における切削粉の堆積を防止
することができる空冷式モータを提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、ステータの両側に前側ハウジングと後側
ハウジングとが一体に形成されると共に、前記前側ハウ
ジング、前記ステータ及び前記後側ハウジングに複数の
小通風路からなる冷却風通路が貫通形成された空冷式モ
ータにおいて、前記複数の小通風路の各冷却風入口側端
面を揃えたことを特徴とする空冷式モータが、提供され
る。
決するために、ステータの両側に前側ハウジングと後側
ハウジングとが一体に形成されると共に、前記前側ハウ
ジング、前記ステータ及び前記後側ハウジングに複数の
小通風路からなる冷却風通路が貫通形成された空冷式モ
ータにおいて、前記複数の小通風路の各冷却風入口側端
面を揃えたことを特徴とする空冷式モータが、提供され
る。
【0010】
【作用】冷却風通路において、その複数の小通風路の各
冷却風入口側端面を揃えたので、段差部分は解消され
る。したがって、小通風路を塞ぐような堆積の仕方はせ
ず、切削粉はその端面部分にのみ堆積するようになる。
冷却風入口側端面を揃えたので、段差部分は解消され
る。したがって、小通風路を塞ぐような堆積の仕方はせ
ず、切削粉はその端面部分にのみ堆積するようになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は本発明の実施例による誘導モータの斜視
図、図3はその前面側を示す図である。この図2及び図
3において、誘導モータ1は、全体が主に、前側ハウジ
ング10、ステータ20、後側ハウジング30、および
ファンカバー40で形成されている。ステータ20は、
それ自体がモータの外周ハウジングを構成するように配
置されており、その前側および後側にそれぞれ前側ハウ
ジング10、後側ハウジング30が取り付けられ、これ
により、モータ内部が密閉されている。
明する。図2は本発明の実施例による誘導モータの斜視
図、図3はその前面側を示す図である。この図2及び図
3において、誘導モータ1は、全体が主に、前側ハウジ
ング10、ステータ20、後側ハウジング30、および
ファンカバー40で形成されている。ステータ20は、
それ自体がモータの外周ハウジングを構成するように配
置されており、その前側および後側にそれぞれ前側ハウ
ジング10、後側ハウジング30が取り付けられ、これ
により、モータ内部が密閉されている。
【0012】前側ハウジング10の前側部分には、図示
されていない相手機械に対する取付けフランジ部11が
形成されている。取付けフランジ部11の前面11aに
は、機械側の装着開口に嵌合する環状の突出部12が形
成されている。突出部12は図に示すように、多数の放
射状リブ12aによって補強されている。また、取付け
フランジ部11の四隅には、機械への取付け用ボルト穴
13が設けられている。突出部12の内側には軸カバー
14が取り付けられており、この軸カバー14の中心の
穴14aからは、ここでは図示されていないロータの軸
200が突き出ている。
されていない相手機械に対する取付けフランジ部11が
形成されている。取付けフランジ部11の前面11aに
は、機械側の装着開口に嵌合する環状の突出部12が形
成されている。突出部12は図に示すように、多数の放
射状リブ12aによって補強されている。また、取付け
フランジ部11の四隅には、機械への取付け用ボルト穴
13が設けられている。突出部12の内側には軸カバー
14が取り付けられており、この軸カバー14の中心の
穴14aからは、ここでは図示されていないロータの軸
200が突き出ている。
【0013】前側ハウジング10にはその四隅を切り欠
いて冷却風取入れ口15が形成されている。なお、前側
ハウジング10は、その冷却風取入れ口15の前段側が
取付けフランジ部11となり、後段側がステータ20と
の接合部分である接合フランジ部17となる。この冷却
風取入れ口15の各々には、冷却風通路16が設けられ
ている。この冷却風通路16は、誘導モータ1内部を冷
却するためのものであり、前側ハウジング10の接合フ
ランジ部17、ステータ20及び後側ハウジング30を
貫通している。このように、本実施例における誘導モー
タ1は、空冷式タイプのものである。冷却風通路16の
詳細は後述する。
いて冷却風取入れ口15が形成されている。なお、前側
ハウジング10は、その冷却風取入れ口15の前段側が
取付けフランジ部11となり、後段側がステータ20と
の接合部分である接合フランジ部17となる。この冷却
風取入れ口15の各々には、冷却風通路16が設けられ
ている。この冷却風通路16は、誘導モータ1内部を冷
却するためのものであり、前側ハウジング10の接合フ
ランジ部17、ステータ20及び後側ハウジング30を
貫通している。このように、本実施例における誘導モー
タ1は、空冷式タイプのものである。冷却風通路16の
詳細は後述する。
【0014】ステータ20は、多数の薄型の電磁鋼板2
1が積層されることにより構成されている。各電磁鋼板
21には、上記の各冷却風通路16と対応するように、
図示されていない通風用穴が形成されており、各電磁鋼
板21が積層されたときに、ステータ20内に冷却風通
路16が形成される。
1が積層されることにより構成されている。各電磁鋼板
21には、上記の各冷却風通路16と対応するように、
図示されていない通風用穴が形成されており、各電磁鋼
板21が積層されたときに、ステータ20内に冷却風通
路16が形成される。
【0015】後側ハウジング30の後段側には、ファン
カバー40が設けられ、内部に収納されたファン41
(図3)を覆って保護している。次に、このファン41
による冷却空気の流れについて説明する。
カバー40が設けられ、内部に収納されたファン41
(図3)を覆って保護している。次に、このファン41
による冷却空気の流れについて説明する。
【0016】図4は冷却風通路及び冷却空気の流れを説
明するための図であり、図2の平面図である。図におい
て、ファンカバー40内のファン41が駆動すると、そ
の吸引力によって冷却風取入れ口15から冷却空気が吸
引される。そして、この冷却空気は、図中矢印81で示
すように、前側ハウジング10の接合フランジ部17、
ステータ20及び後側ハウジング30を貫通している冷
却風通路16を通過しながら誘導モータ1内の熱を吸収
し、後側ハウジング30の後側部分41aから排出され
る。
明するための図であり、図2の平面図である。図におい
て、ファンカバー40内のファン41が駆動すると、そ
の吸引力によって冷却風取入れ口15から冷却空気が吸
引される。そして、この冷却空気は、図中矢印81で示
すように、前側ハウジング10の接合フランジ部17、
ステータ20及び後側ハウジング30を貫通している冷
却風通路16を通過しながら誘導モータ1内の熱を吸収
し、後側ハウジング30の後側部分41aから排出され
る。
【0017】次に、図1を用いて冷却風通路16の入口
側の構成について説明する。図1は冷却風通路の入口側
の構成を示す図であり、図3のA−A断面を示してい
る。図において、冷却風通路16は、複数(ここでは1
0個)の小通風路16aから構成される。その小通風路
16aの各通路は、ステータ20の一部分である11本
のリブ160a、160i(i=1〜9)及び160b
によって形成されている。なお、このリブ160a、1
60i及び160bは、電磁鋼板(積層板)21のリブ
状部分が積層して形成されたものである。リブ160a
及び160bは、ステータの外側部分に該当している。
側の構成について説明する。図1は冷却風通路の入口側
の構成を示す図であり、図3のA−A断面を示してい
る。図において、冷却風通路16は、複数(ここでは1
0個)の小通風路16aから構成される。その小通風路
16aの各通路は、ステータ20の一部分である11本
のリブ160a、160i(i=1〜9)及び160b
によって形成されている。なお、このリブ160a、1
60i及び160bは、電磁鋼板(積層板)21のリブ
状部分が積層して形成されたものである。リブ160a
及び160bは、ステータの外側部分に該当している。
【0018】そして、その11本のリブ160a等のす
べてに、その冷却風入口側で前側ハウジングリブ170
a、170i(i=1〜9)及び170bが設けられて
いる。この前側ハウジングリブ170a等は、接合フラ
ンジ部17の一部分を成しており、前側ハウジングリブ
170a及び170bは、前側ハウジング10の外側部
分に該当している。その前側ハウジングリブ170a、
170i及び170bの冷却風入口側端面171a、1
71i及び171bは、高さが揃っており、同一平面上
に位置している。この前側ハウジングリブ170a等
は、接合フランジ部17の一部分を成している。
べてに、その冷却風入口側で前側ハウジングリブ170
a、170i(i=1〜9)及び170bが設けられて
いる。この前側ハウジングリブ170a等は、接合フラ
ンジ部17の一部分を成しており、前側ハウジングリブ
170a及び170bは、前側ハウジング10の外側部
分に該当している。その前側ハウジングリブ170a、
170i及び170bの冷却風入口側端面171a、1
71i及び171bは、高さが揃っており、同一平面上
に位置している。この前側ハウジングリブ170a等
は、接合フランジ部17の一部分を成している。
【0019】上記構成の冷却風通路16において、冷却
風は矢印82方向から各小通風路16aに流入する。こ
の場合、冷却風通路16を構成する複数の小通風路16
aの各冷却風入口側端面171a、171i及び171
bを揃えるようにしたので、段差部分は解消されてい
る。このため、冷却空気中に切削粉が混入していても、
その切削粉は、その冷却風入口側端面171a、171
i及び171bにのみ堆積し、堆積層71のようにな
る。したがって、切削粉の堆積によって小通風路16a
が塞がれるようなことはなく、冷却能力が低下するよう
なこともない。
風は矢印82方向から各小通風路16aに流入する。こ
の場合、冷却風通路16を構成する複数の小通風路16
aの各冷却風入口側端面171a、171i及び171
bを揃えるようにしたので、段差部分は解消されてい
る。このため、冷却空気中に切削粉が混入していても、
その切削粉は、その冷却風入口側端面171a、171
i及び171bにのみ堆積し、堆積層71のようにな
る。したがって、切削粉の堆積によって小通風路16a
が塞がれるようなことはなく、冷却能力が低下するよう
なこともない。
【0020】また、小通風路16aを塞ぐような堆積の
仕方はしないので、隣接する小通風路16a間同士の距
離を小さくとることもできる。したがって、多くの小通
風路16aを設けることが可能となり、その分冷却能力
を向上させることができる。
仕方はしないので、隣接する小通風路16a間同士の距
離を小さくとることもできる。したがって、多くの小通
風路16aを設けることが可能となり、その分冷却能力
を向上させることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、冷却風
通路を構成する複数の小通風路の各冷却風入口側端面を
揃えるようにした。このため、冷却空気中に切削粉が混
入していても、その切削粉は、その冷却風入口側端面に
のみ堆積する。したがって、切削粉の堆積によって小通
風路が塞がれることを防止することができる。
通路を構成する複数の小通風路の各冷却風入口側端面を
揃えるようにした。このため、冷却空気中に切削粉が混
入していても、その切削粉は、その冷却風入口側端面に
のみ堆積する。したがって、切削粉の堆積によって小通
風路が塞がれることを防止することができる。
【0022】また、小通風路が塞がれることによって生
じる冷却能力の低下を防止することができる。
じる冷却能力の低下を防止することができる。
【図1】冷却風通路の入口側の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例による誘導モータの斜視図であ
る。
る。
【図3】誘導モータの前面側を示す図である。
【図4】冷却風通路及び冷却空気の流れを説明するため
の図である。
の図である。
【図5】従来の空冷式モータの前面側を示す図である。
【図6】図5のB−B断面を示す図である。
1 誘導モータ 10 前側ハウジング 11 取付けフランジ部 15 冷却風取入れ口 16 冷却風通路 16a 小通風路 17 接合フランジ部 20 ステータ 21 電磁鋼板 30 後側ハウジング 40 ファンカバー 71 堆積層 160a,160b,160i リブ 170a,171b,171i 前側ハウジングリブ
Claims (3)
- 【請求項1】 ステータの両側に前側ハウジングと後側
ハウジングとが一体に形成されると共に、前記前側ハウ
ジング、前記ステータ及び前記後側ハウジングに複数の
小通風路からなる冷却風通路が貫通形成された空冷式モ
ータにおいて、 前記複数の小通風路の各冷却風入口側端面を揃えたこと
を特徴とする空冷式モータ。 - 【請求項2】 前記小通風路の冷却風入口側端面は、ス
テータ側リブに接続された前側ハウジング側リブの端面
であることを特徴とする請求項1記載の空冷式モータ。 - 【請求項3】 前記冷却風は、前記後側ハウジング側に
設けられた冷却用ファンによって吸引されていることを
特徴とする請求項1記載の空冷式モータ。
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JP5319965A JPH07177706A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 空冷式モータ |
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JPH07177706A true JPH07177706A (ja) | 1995-07-14 |
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Family Applications (1)
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